Cornhill Managementと言えば、えらく偏った日本人の間では、オフショアラップ口座の会社だと思われているようですが、これは間違い、あくまでもエマージング国、フロンティア国向けの株式ファンド群の運用が本業です。
昔はパキスタンファンドもあって、かなりディープなイメージでしたが、そういったファンドはサイズ縮小で次々と閉鎖され、今は比較的ジェネリックなとことに落ち着いてきています。
World Investment Opportunities Funds SICAV India Performance Fundを取り上げるのは、1年ぶりくらいでしょうか。2018年の-37.17%という散々な結果から、約1年が経過し、2019年は11月末時点での年初来、-6.46%と低迷しています。
モーニング・スター社の格付けも星一つとなっていることから、同じインド株ファンドどうしで比較しても、正直、ほぼビリで周回遅れの状態です。
ファンドの名誉のために、付け加えておくと2017年においてはベンチマークであるMSCI India NR USDが+5%に対して、ファンドは+63.84%で、突き抜けてダントツでした。つまりボラティリティの高いインド株ファンドということなんです。
それもそのはず、投資銘柄数はわずか22社ですから、5千もあるインド株の銘柄から考えると、相当な集中投資になっています。
なお、ボラティリティは22%です。
直接投資は可能ではありそうですが相当に面倒なので、生保系フル機能付きラップ口座を経由して購入するのがよいでしょう。
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