これからの時代グローバル投資は必須 ひたすらオフショアファンド!規制や英語にめげずに海外投資、不動産、FX 調査と経験の全記録

タグ:アフリカ

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ジンバブエの首都、ハラレに本拠地を置く運用会社Imara Group。ジンバブエの株式ファンドについては、常々ブログの記事にしていますので、読者の方はきっと親しみをもって接していられることでしょう。

ただ、イマラのファンドはすべて最低投資額がUSD100kの設定となっているので、個人投資家レベルではそうそうジンバブエ単品はおろかアフリカ分散投資と言われても、この金額を突っ込むことができないというのが難点になっています。

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今日はImara African Opportunitiesの Class Aというこれもまた、USD100kが最低投資額となっているファンドを取り上げます。ファンドマネージャーが顕名にてボトムアップ・アプローチにて銘柄を選定しています。特徴的なビジネスモデルをもち、それが他社の参入を許さないほど強いもので、かつ株価に値ごろ感があることが条件です。

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そして、驚くべきは、投資している対象国がモロッコと、エジプトという北アフリカに偏っているということだけではなく、そのセクター(業種)がフィンテックに4割も入っていることです。アフリカらしい、資源関連というのは一つも入っていません。


ISINはVGG471891082。 モーニングスター社の格付けはAfrica Equityカテゴリで星三つ。





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ブログの記事更新、投資家仲間の方からのご指摘でわかったのですが、移動中に中途半端に記事にしていたため、完璧に怠ってました。あと2日分も未処理でたまってます。 

ダウンロードGlobal Growth Fundなどという、ごくごく一般的なファンド名で検索しても、まずこのファンドが上位にでてくることもないでしょう。Sands Capital Managementは1992年にバージニア州のアーリントンという町に設立された、完全な独立系のブティックファンド会社です。投資アプローチも徹底していて、 Independent, Bottom-up, Research-drivenの決め打ちになっています。

キャプチャ1128


バージニア州VAと聞くとずいぶん都会からは外れている気がしますが、このアーリントンはワシントンDCの真向かいで、平均世帯年収も
$93,906と、かなりアッパーな町になっています。ちなみに、アメリカにはアーリントンという町の名前はそこらじゅうにあります。

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このファンドをとりあげるのにちょっと困るのは、ファクトシートが6月末のものしかないということです。これはちょっと古いですよね。

キャプチャ1130直接投資は可能だとしても、アイルランド籍のオフショアファンドのタイプのものは、最低投資金額はUSD500kと記載されています。これは事実上、モーメンタム経由でないと買えないファンドということになりそうですね。
















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腕が痛いときに限って、荷物持ちの仕事が舞い込みます。もちろん仕事は断らないのが主義です。

map-africa-red2ジンバブエの首都、ハラレに本拠地を置く運用会社Imara Group ジンバブエってだけでもすごいのですが、アフリカ全土に拠点をもち、アンゴラ、ボツワナ、南ア、さらにはマラウィ、モーリシャス、ザンビアに自前の拠点をもち、ナイジェリアとケニアは業務提携先がカバー、ナミビアでは株式市場へ直接アクセスできるブローカーになっています。

イマラのファンドは全て最低投資金額がUSD100kと、アフリカへ投資するにしては敷居が高い(ジンバブエに1千1百万円をポンと投資する日本人はなかなかいませんよね)ため、実際の投資にはなかなか至らず、いつもアフリカのことの勉強材料にさせてもらっているだけでなんだか恐縮です。


でもこうやって日本語で残しておくことで、数年後の読者の方がこぞって投資に走るかもしれませんしね。ってそんな時代がくるまでじっと辛抱しなきゃいけないのが、アフリカ各国の株式相場の状況です。

キャプチャ1126

ところで、今、イマラのファンドは不遇な環境にあります。というのも、米株は高水準、債券もかなりたかいところまできているにもかかわらず、なかなか資金がアフリカにまで回ってこないのです。期待していたナイジェリアの株式ファンドも運用終了してしまいました。

今は、ジンバブエの除き、シングルカントリー、つまり単品の株式ファンドは全てなくなって、このImara African Opportunities Fundに期待を託すしかない状態です。

キャプチャ1127 - コピー


直接投資は可能のようですが、いずれにしても、最低投資金額はUSD100kです。



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今日の勉強会はガラガラなので、もはやグループ相談会です。それもゆっくりでいいですね。

J.P. Morgan Asset Managementが運用するルクセンブルク籍のオフショアファンドシリーズ、 JPMorgan Fundsを使って今日は、アフリカを見直してみましょう。

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Africa Equity Fundはその名の通りロングオンリーレバレッジなしで、アフリカ株に投資する純粋な株式ファンドです。このブログでも度々記事にしているとおり、アフリカ株ファンドをチョイスするにあたって、最も大事なことは国別ウエイトです。

もっと言えば、南アフリカへの投資割合がどれくらいになっているか? それが自身の相場観に合っているかということの検証に尽きると言ってもよいでしょう。

極論を言えば、パフォーマンスですら二の次になるくらいです。

では、このファンドの国別ウエイトはどうなっているでしょうか?

最下図によると、南アフリカへの投資ウエイトは約36%となっており、ベンチマークである、Dow Jones Africa Titans 50 Index (Total Return Net)というごく一般的なアフリカでは大型株に絞ったインデックスに比べて、+10%もオーバーウエイトになっています。


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つまり、それだけ南ア志向が強い、というふうに受け止めることもできますが、逆にいうと、南アより先に踏み込み辛い相場観を持っているのかもしれないということを伺わせます。

アフリカでは圧倒的に南アフリカの時価総額のウエイトが高いので、南アに置く意味は、南アに対してポジティブというだけでなく、南ア以外に対してネガティブという見方もあるということが、今日のブログで言いたかったことの一つです。




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2008年5月スタート、ファンドサイズはUSD174Mとやや小ぶり。モーニングスター社格付けは星四つです。

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ヤフーブログからの引越し先はどこがいいんでしょうか?

ジンバブエの首都、ハラレに本拠地を置く運用会社Imara Group。ジンバブエの株式ファンドについては、常々ブログの記事にしていますので、読者の方はきっと親しみをもって接していられることでしょう。

ただ、最低投資額がUSD100kなので、なかなかジンバブエ単品にこの金額を突っ込むことができないのが難点ですよね。

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今日は珍しく、Imara Africa Fundの Class Aというこれもまた、USD100kが最低投資額となっているファンドを取り上げます。

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このアフリカファンドの最大の特徴は、アフリカでは時価総額が一番高く、アフリカ連合AUの雄でもある、南アフリカが一つも入っていないことでしょう。

ただ、その南アフリカは、通貨も含めてコモディティの要素が強く、資源・鉱山関係が多いので、外的要因に左右されることが多くなります。その南アフリカを除くことによって、本当のフロンティア、アフリカが見えてくるという側面もでてくることでしょう。

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特に、このファンドでは、上表のように、各国の株式市場の動向もファクトシートに記載されていますので、アットグランス(パッと見のこと)だけでもとても参考になると思います。

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一度、ある場所へ遠出すると、なぜかその近辺にまたすぐ別の用事ができてしまうようなことってないですか?

Imara Asset Managementを日本語で検索してもこのブログ以外1件もヒットしません。どうやら、ジンバブエ、ファンド、投資とかで検索すると、昔、ハイパーインフレで有名になったので、いろいろと下らない亡国論リンケージやコピペ便乗記事はでてきますが、調査能力はゼロの記事ばかりでで、それでもなおこのブログが一番上にでてきます。ジンバブエが何たるか誰も知ろうとしないからなのでしょうね。

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それくらい、日本では全く無名なファンド会社です。それもものはず、何しろイマラの本社はジンバブエの首都、ハラレ(Harare, Zimbabwe)にあるのですから、そうそう日本人が知っているわけもありません。

その、イマラの旗艦ファンド?かどうか聞いてませんが、とにかくお膝元ですし、2007年2月から運用開始している株式ファンドですし、きっと少なくともImara Zimbabwe Fundは旗艦ファンドの一つなのでしょう。ただし、ファンドサイズはわかりません。

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Imara Zimbabwe Fundの2018年のパフォーマンスがでました。年間で-43%という成績です。そもそもロングオンリーの株式ファンドにしてボラティリティが57%もあるので、1年間で半分になる、倍になるなんてくらいは日常のことことです。

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でもよく見てください、アメリカドル建てでみると(ドル建てのファンドなので当然ですが)、4割ダウンしているのですが、ジンバブエの通貨である、ジンバブエ・ドルを建値とすると5割アップしています。

つまり、通貨が下がっていても、Zimbabwe Stock Exchangeの株価は1.5倍になっていて、それでもなお通貨の下げがキツくパフォーマンスが低下しているという話です。

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では、どうしてこんなことになっているのでしょうか? 毎月、USD200Mもの資金を燃料の輸入に使っているジンバブエでは大統領がガソリンと軽油の値上げ令のようなものを発令して、ガソリンはリッター330円を超える価格に跳ね上がり、おそらく世界一ガソリンが高い国になってしまいました。そんなことをすると市民生活は大混乱。治安が悪化するだけでなく、クルマが必要な仕事の人たちはこれまで貯蓄していたアメリカドルやイギリスポンドを吐き出してガソリンを買わざるを得ません。たちまち、通貨は下がり、2008年のハイパーインフレ以来、久しぶり?に為替市場は崩壊しました。

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で、これをチャンスとみて、買いに入るかどうかは政治的な要素が強いので、何とも判断がつきません。最低投資額がUSD100kなので、資産があったとしても慎重にならざるを得ません。

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来週は月、火、金で都内にて個別相談可能です。時間は極力合わせますが、場所は指定させてください。

南アフリカを発祥とする運用会社のサンラム、Sanlam Investments。ファンドの籍はアイルランドのオフショアですが、南アつながりもあってモーメンタムのラップ口座からもUSD7.5kから買えるようになっています。ちなみに、直接投資だと最低投資金額はUSD100kですからとても手がでません(機関投資家向けクラス)。

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多くのアフリカ株式ファンドがナイジェリアから手を引いたのですが、わずかにこのファンドとアラングレイくらいがしつこく投資を続けていました。その甲斐あって、2017年には+45%というとんでもない数字で回復していたのですが、さすがに2018年は失速してしまいました。年初来で-4%程度で推移中です。

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もっとも、最新の数字では10月のパフォーマンスは水平線をキープしているようなので、ほっと一息という感じですね。

産油国のナイジェリアに投資している割合が多いですが、資源関連株はほとんどありません。ナイジェリアに関しては、このブログでも数年前から期待して追いかけている通り、あくまで人口が多いことを期待した、金融関連や消費関連が多くなっています。

ただ、アフリカの場合、消費関連というと、トップテン銘柄でもEastern Tobaccoがでてくるように、エシカル的にはまだ買いにいけない部分もあります(シャリア準拠的にはタバコは全く問題なく、イランなどでも子供がタバコを吸っても合法です(実際吸わせる親はいませんが))。





イメージ 32010年3月スタートでファンドサイズはUSD95Mとブリ級でアフリカファンドがゆえに大き過ぎず心地よいサイズ、モーニングスター社は三つ星キープ中です。

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大阪勉強会。暗くなっているので気をつけてお越しください。

南アフリカのヨハネスブルグに拠点を構えるWisian Capitalも20年続くブティック運用会社の一つです。このファンド会社も、オフショア化させるのに、サンラム(Sanlam Asset Management (Ireland) Ltd)の手を借りて、アメリカドル建てのアイルランド籍に持ってきています。

最低投資金額もUSD1という実質的に足きりなしという敷居の低さなのですが、機関投資家向けのクラスBはさすがにUSD100kという線引をしています。

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で、このWisian Capitalの公式サイトを訪問してみても、運用しているファンドはこれ一つしかありません。そこで、ファクトシートにある、ファンドマネージャーのFirst Avenue Investment Management (Pty) Ltdという会社を訪問してみると、こちらには2つの南アオンショアファンドを運用していることがわかりました。

Wisian Capital South African Equity FundのファンドサイズはUSD7Mというサンマ級ですし、このファンド一つで会社が成り立つとも思えませんので、伸びるファンドか、という以前に存続できるファンドかどうかの裏は取っておく必要があります。

2018年3月にスタートしたばかりのファンドなので、まだその実力を測ることはできませんが、トルコのトラブルの煽りをくらう形で下がってきてますし、ゴールド価格の急回復は期待できないものの、対アメリカではある意味無風地帯の南アフリカを安値で拾えるなら、それはそれで楽しみの一つになりますね。

ローンチしたてのファンドなので、ISINはありますが、まだ、どこから買えるか検証ができていません。

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ちなみに外務省は駐車場が広く、クルマでもバイクでも、チャリでも来庁できますが、駐めたまま他に行こうとしたものなら、即爆弾テロの疑いがかかるのでくれぐれもご注意を。

Franklin Templeton Investmentsは、サンフランシスコ国際空港SFOからほど近い、San Mateoを本社に構え1947年創業の大手運用会社です。フランクリン・テンプルトンをお相手にして会社の説明はおこがましくて私がするまでもないでしょう。

Franklin Templeton Investment Fundsの中でもTempleton Africa Fundは、ファンドマネージャーがドバイから運用の指示を出す、アフリカ株式にまっすぐなロングオンリーレバレッジなしのアクティブファンドです。ユーロ建てのクラスもあって、通貨ウエイトの調整にも便利です。

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運用開始は2012年5月、ファンドサイズはUSD90M、モーニングスター社二つ星ですが、アフリカの株式に投資していると、どのファンドもまだ陽の昇らぬ夜明けの大地を彷徨っていた期間が長く、このファンドベンチマークであるDow Jones Africa Titans 50 Indexに対して2,3年アンダーパフォームしていたこともあり、これから乞うご期待ファンドです。

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アフリカの株式ファンドで一番大事なのは国別ウエイトです。これによって、パフォーマンスに大きな開きがでてきますし、自分の投資したいエリアとは全く違ったなんてことにもなります。

その点、このファンドは南アフリカに3割入れで、あとは、エジプトケニア、ジンバブエ、ナイジェリアあたりに散りばめていく、そしてセクター別も資源関連ではなく、生活必需品、金融に入れていきますので、アフリカ全体の経済成長とともに緩やかに上昇を期待できるという、アフリカ株式ファンドのスタンダードなファンドだと言えます。

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あまり色はつけなくないが、アフリカには応援する意味も含めて投資しておきたいという方にはこういったファンドから取っ掛かりをつけるのがよいでしょう。

フレンズプロビデント・リザーブなどラップ口座経由で投資できます。

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J.P. Morgan Global Aggregate Bond Indexの動きが気になりますよね、という話題を先週末の勉強会でしていましたが、こういったインデックスっていざ調べようとするとなかなか出てこないんですよね。ネットで検索すると、World Market Indexというおそらく中華サイトがでてきてなんかものすごく数のインデックスが一覧で見れるようになっています。まぁ便利なので、適当に利用することにしておきます。

ジンバブエの首都、ハラレに本拠地を置く運用会社Imara Group。何しろ去年の後半、アフリカで話題をさらったのはジンバブエですよ。先月のブログ記事でもホットなジンバブエの株式ファンドの動向についてお知らせしていました。

そのジンバブエファンドは12月にさらに+17.2の伸びを示して、2017年は+22.9のパフォーマンスになったことだけ、先にお伝えしておきましょう。

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さて、今日の記事のメインディッシュはナイジェリアです。イマラのファンドはジンバブエとナイジェリアだけ、国別の専門ファンドがあって、あとはImara African Opportunities Fundというアフリカのフロンティア国(といっても、エマージング国の南アフリカ以外全部フロンティア国ですけど)全体ファンドに投資するものになってしまいます。

ですから、イマラのファンドを教材にとりあげるなら、どうしてもジンバブエとこのナイジェリアが中心になるというわけです。

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とにかく2017年のパフォーマンスだけでも見ておきましょう。ナイジェリアの株価指数であるNSEがドル建て換算で年間+24.5%(現地通貨建てなら+42.3%とかなり良い数字を出しています)の上昇に対して、ファンドは+30.0%ですから、大きくアウトパフォームしており、頑張ってる感が伝わってきます。

セクター別をみても、金融関連かコンシュマー(一般消費財)関連ばかりで、資源関連株は含まれていません。産油国とはいえ、アフリカ最大の人口を抱えるナイジェリアへの投資としては、まさに王道ファンドと言えるでしょう。アフリカの王道がゆえ、日の出がなかなかこないですね。

直接投資はできるかもしれませんが、最低投資額がUSD100kとなっていますので、その金額をナイジェリアに突っ込める理由がなく、なかなか手が届きませんよね。

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イギリスポンドとアメリカドルの為替相場のことを単にケーブル(Cable)と呼ぶそうです。一説によるとニューヨークとロンドンが19世紀の終わりに海底ケーブルで繋がって、双方のマーケットでGBPUSDの為替相場が取引できるようになったから、だとのこと。さすが、世界で最初の近代的な為替の通貨ペアだけあって、重みがありますよね。

Imara Asset Managementを日本語で検索してもこのブログ以外1件もヒットしません(ジンバブエ、ファンド、投資とかで検索すると、ハイパーインフレで有名になったので、いろいろ下らない便乗記事はでてきます)。

それくらい、日本では全く無名なファンド会社です。それもものはず、何しろイマラの本社はジンバブエの首都、ハラレ(Harare, Zimbabwe)にあるのですから、そうそう日本人が知っているわけもありません。

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その、イマラの旗艦ファンド?かどうか聞いてませんが、とにかくお膝元ですし、2007年2月から運用開始している株式ファンドですし、きっと少なくとも旗艦ファンドの一つなのでしょう。

Imara Zimbabwe Fundが前月比+91.6%のパフォーマンスを見せています。これにより、ボラティリティも急上昇して、ロングオンリーの株式ファンドにして年率換算55.2%とIQSも裸足で逃げ出しそうな激しさになっています。

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でもよく見てください、それでも過去3ヶ月では-32.%のマイナスなんですよ。そして過去12ヶ月では+13.7%でそこそこ上手くいっています。

ただ、最低投資額がUSD100kというファンドでこれだけ乱高下されたら、私達のような一般の投資家は心臓がもちませんね。年に1回、1割程度の上下があったという結果だけみたらなんてことないのでしょうけど。

いつか、こういったファンドに分散投資の一助だ~なんて感覚で投資できるような資産家になりたいものです。か、ジンバブエに行ってこりゃ行けると確信をもって全部突っ込めるようになれるかです。

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焼津に行ってはじめて、金山寺みそと金山寺が全く別の食べ物だということを知りました。


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社会貢献活動付きのアフリカファンドでお馴染みのAlquity Investment Management Limitedが運用する旗艦ファンド、ALQUITY AFRICA FUND。果たしてパフォーマンスはどうなっているでしょうか。

他のファンドと異なり、縦軸が月、横軸に年がきていて、ちょっと見づらいかもしれませんが、とにかく左表の通り、2014年と2015年のマイナスを取り返せてはいないものの、少しはカッコがついた形になってきています。



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アルキティはナイジェリアが沈んだ時に、安パイとってそのほとんどを南アフリカに退避させていますから、その後、ゴールド価格がパットせず、結果金鉱山関連の回復が大きく遅れている、南アフリカに資金を退避させたことが裏目にでています。

名誉のために書き添えておきますが、ナイジェリアと南アフリカには大きな差があり、このブログでも南アフリカはエマージング国ですが、ナイジェリアはフロンティア国とハッキリ区別しています。

アフリカの株式ファンドがリスク回避のために、AU(携帯会社じゃありません、アフリカユニオンのことです)の雄である、南アフリカに資金をリパトリエーション(資金回帰)させることは至極当然のことです。当然の回避行動を取って、往復ビンタになったのなら、それはそれで仕方のないことです。

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直接投資も不可能ではありませんが、ルクセンブルク籍なので、その後の厄介な事務処理を考えると、やはりラップ口座を経由して投資したほうが無難でしょう。















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冬の青春18きっぷはドアが開くたびに凍えることが難点です。

コロネーションは1993年、南アフリカのケープタウンで創業した、ヨハネスブルグ上場の運用会社です。南アフリカで最初のファンドオブヘッジファンズ運用を始めた会社でもあります。

今では、インターナショナル投資家、つまり私達のような日本からのオフショア投資家のために、イギリスだけでなくアイルランドにも進出して、オフショアファンドも多数組成するようになりました。ちなみに、アフリカにはナミビア共和国だけに本格進出しています。

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さて、Coronation Fund Managers南アフリカのケープタウンの会社ですから、もちろんモーメンタム経由の話で、そのモーメンタムのファンドリストからファンドを選ぶかと思ったのですが、敢えて、リスト外から行きますよ~。

CORONATION AFRICA FRONTIERS STRATEGYは、2008年10月スタートという1百年に一度と言われる不遇なタイミングでスタートしたのにもかかわらず、ファンドサイズUSD589Mを維持しているある意味、とても偉いというかもの凄いファンドなんです。

パフォーマンスを先に見ておきましょう。リーマン・ショックというのは2008年の夏のことですが、金融マーケットとしては、そのあとの10月が最悪の月でした。ですから、ファンドスタート以来のチャートを見たところで、大して下がってはいません。

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だって、下がりきったところでスタートしているわけですから。でもそれでファンドの評価が上がってイケイケとはならないのです。だって、世界中どこを探しても誰も投資する人がいないのですから。そういう意味での不遇であって、パフォーマンス的に不遇だったのは、エジプトにナイジェリアと立て続けに問題発生した、2015年前後のことでした。

なにしろ、アフリカのフロンティア株式市場にのみ投資し、その主要投資先は、エジプト、ケニア、ナイジェリア、ジンバブエと続きます。

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フロンティアというのは南アの人たちにとっての未開の地への投資という意味ですから、このファンドには南アは入りませんので、誤解なきよう。

直接投資はムリですし、モーメンタムにもファンドリストにないので、フレンズプロビデントリザーブなど生保系フル機能付きのラップ口座を経由して購入することになります。

それから、最低投資金額がわかっていませんので、注文は出してみての出たとこ勝負になるでしょう。


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今日は絶好の肉体労働日和でした。金沢区方面まで遠征。腕が痛いわ~。

今、流行りの「異次元」なんて程度のもんじゃない、こちらは天文学的なハイパーインフレの記録を持つジンバブエ。一時は、公的債務が異次元を超えて天文学的数字に達したとき、日本もジンバブエの二の舞いだという亡国論が盛んでしたね。でも最近、すっかり聞かなくなったと思いません? それもそのはず、そのジンバブエドルは、2015年には完全に廃止となり、今はアメリカドルや南アフリカランド、人民元などを中心に外貨を正式に流通させていて、自国通貨を持たない国として、再出発しています。

実は自国通貨が無いって、そんなに珍しいわけでも一人前じゃないわけでもないんです。ヨーロッパにはたくさんありますし、小国がいちいち通貨を持って紙幣や硬貨を発行するだけコストがかかってもったいないと思いません?。困るのは、金融政策によって景気をコントロールできないってことくらいです。

じゃあ日本がジンバブエの二の舞いなるというのは経済レベルが違いすぎてデタラメな話しなのかと言えば、確かにそうですが、それでも一理ありとは言えます。もし、このまま日本の公的債務が「異次元」から「天文学的」な数字にまで到達した場合、さっさと日本円を捨ててしまえば、この問題は綺麗さっぱり解決できます。もちろん経済規模が違うので大変な作業になりますが、やることは一緒です。ですから、ジンバブエにひっかけた亡国論はあながちデタラメでもなく、自国通貨を廃止して再出発した今こそ、この亡国論が機能していることを高らかに謳った方がいいとおもうんですけどねぇ。

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余談はさておき(ちゅうか今日は全部余談の軽い読み物になっています)、自国通貨を廃止してから、中央銀行Reserve Bank of Zimbabweは、自分の国のお札を印刷しなくなった代わりに、bond notesなるものを発行しています。これは中央銀行がコツコツ集めた外貨準備、要するにアメリカドルの国債の券面を担保とした銀行小切手を国民に売りつけているようなものです。イザとなれば国民は中央銀行の金庫に保管してあるアメリカ国債に交換できるのですから、なんの保証も担保もない自国通貨のお札よりもより安心というわけです。この仕組みは香港ドルの発行に似ています。

そんな波乱に満ちたジンバブエにも株式市場はしっかり、その歴史はイギリスが宗主国だったこともあって1896年に遡ります。今の、Zimbabwe Stock Exchange Limited、通称ZSEは1993年に正式スタートしており、上場銘柄数は62、もともとアメリカドルドル建てなので、前述の話は直接的に影響はありません。

いや、もっと言えば、市民生活もとっくにアメリカドルドルなどの外貨で現金取引主体の経済で生きてましたから、廃止されたことすら知らない人も多かったようです。ちなみに、銀行預金もケータイの支払いも、とっくにアメリカドルか南アフリカランド建てが定着してました。

そのジンバブエの株価が今年に入って年初来1.4倍の上昇で、毎営業日5%から10%づつ上昇するというハイパーインフレの最貧国のイメージとは似ても似つかない活況を呈しているのです。

もともと、マーケット全体の時価総額がUSD12Bしかありません。日本の企業と比較すると、ざっくりトヨタ自動車の20分の1です。ちょうど三菱自動車と同じくらいです。それでもジンバブエって意外と大きい国なんだなぁ~とは思いますけど。

で、これが2,3ヶ月前はUSD8Bしかなかったのですから、そりゃ吹き上がるはずです。Imara Zimbabwe Fundも年初来1.5倍のパフォーマンスを見せていますし、こういった時価総額の少ないマーケットに資金が流入を始めると、材料はそっちのけでもうとまらないなんて状況も頻繁に起こります。

そういった資金を使って、うまく最貧国の汚名返上ができればいいですよね。投資した甲斐があったというものです。ま、日本も人の国を救ってる場合じゃなくなる日も近いのでしょうけど。

ところで、なんで海外から資金が流入して、株価が吹き上がっているかって? まだよくわかってません。

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最近の自動車税はコンビニで何かのついでに支払うこともおおくなり、よって納税証明書がしばらく財布に入れっぱなしだったりで、いざというとき見つからないんですよね。

Sanlam Investmentsがアフリカのマーケットを十八番としていることは間違いありません。そして、去年はアフリカのマーケット全体がどん底にまで沈んでいたことも間違いありません。多くのアフリカ株式ファンドがナイジェリアから手を引いたのですが、いやいやじっくりとフロンティア国に投資を続けたのはこのファンドとアラングレイくらいではないでしょうか。


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サンラムのオフショアファンドはアイルランド籍が多く、このSanlam African Frontier Markets FundもIrish Stock Exchangeに上場している投資信託です。


ファンドサイズはUSD72Mで、去年から殆ど増えていません。株式を投資対象としている上場投資信託に中では小ぶりなほうです。それもそのはず、名前の通り、アフリカのしかもフロンティアマーケットにしか投資しないのですから、このファンドを主軸にそえて投資する人はいないでしょう。しかも去年から今年にかけてのパフォーマンスを見たらなおさらです。

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私達、投資家仲間の間でも、投資してもモーメンタムの最低投資金額USD7,500.あたりからせいぜい10,000.程度かな~といったお声が大半、いや全てです。

ですが、来ましたね~。見事に復活です。もちろん、米株の上り調子をみたら、安値放置されていたアフリカに、多少なりとも再投資する資金が回ってくるのは当たり前のことです。まだまだ楽観視はできません。しかし、失礼ながら、とにかく先に資本流入がないと、経済発展することができないアフリカ諸国に、程よく資金が入ってくるのは歓迎すべきことなのです。

直接投資は難しいと思うので、モーメンタム経由が一番いいでしょう。各ラップ口座経由ももちろん可能です。

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作業用のブルーシートがびしょびしょですが、これを晴れた日にしっかり干しておくかどうかで寿命がかわってきますよね。

1973年に南アフリカのケープタウンで創業、今でも独立系専門店ファンド会社ののれんを守りつつ、ボツワナ、ナミビア、ナイジェリアとディープなアフリカ各国へはもちろん、同じ南半球のオーストラリアにも進出している、Allan Gray Investment Management。  機関投資家向け(モーメンタム経由なら個人でもUSD7,500から買えます)Orbis Investment Managementの運用母体でもあります。

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その中でも南アAllan Gray Africa Equity Fundのパフォーマンス回復が凄いことになっています。1年間で+51.7%の上昇、過去3年間でも-7.2%まで戻し、もうすぐ水面に浮上しそうな勢いとなっています。

この2,3年、アフリカの株式ファンドで期待の星といえば、ズバリ、ナイジェリアでした。とにかく人口が多いので、皆がスマホ持ったら世界は一体どうなるの? という感じで、コンシュマー系の成長期待でナイジェリアへの投資が続いていました。

しかし、原油安のショック以降、政治的な問題に加え、治安が悪化したり、インフラ設備が次々と破壊されたりと思うように経済回復が進まず、株価も下落の一途。アフリカファンドは軒並み損切って資金を南アフリカに逃がすという投資行動を取りました。

しかし、アラングレイのファンドは、他に南アフリカ専門のファンドがあり、このファンドは南アの人が、南ア以外のアフリカ諸国の株式に投資するためのファンドという位置づけだったために、ナイジェリアからの回帰は行わず、しつこく(というより仕方なく)投資を継続したのが奏功したようです。

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左表の国別ウエイトを見てもわかるように、ベンチマークである、MSCI EFM Africa Indexとはおおよそ、似ても似つかないポートフォリオの割り付けになっていることがわかります。

まぁ、でもここまでくると、ベンチマークの割り振りの方が極端すぎる気もしますけど。

ということで、石の上にも三年でなんとか浮上できそうな勢いのアフリカファンド。ウォッチ対象からは外せませんね。

直接投資はできません。モーメンタムなどラップ口座を経由して購入することになります。

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8月31日13時15分から静岡駅で個別相談の枠1つ空いてます。

ジンバブエの首都、ハラレに本拠地を置く運用会社Imara Group 今日は約半年ぶりにナイジェリアのファンドを取り上げます。というのも、ジンバブエもそうですが、アフリカ各国ともジリジリと上昇しはじめているからです。

前にも記事にしましたが、他のアフリカファンドがのきなみナイジェリアをアンダーウエイトにし、南アなどに逃避させているのに対して、このファンドだけはかたくなにナイジェリア株オンリー、しかも生粋のロングオンリーレバレッジなし株式ファンドを貫いています。ですから、このファンドのパフォーマンスをみることでナイジェリアのことを再認識できるというわけです。

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それは半年前に習って、Central Bank of Nigeria (CBN)の公式サイトを訪問してみました。とにかくナイジェリアの金利水準と為替相場をみておきましょう。インフレ率は16%から18%程度をうろうろしていていわゆるハイパーインフレの水準ですが、あまり収束の兆しはみられません。一方で為替はナイジェリアナイラの通貨を昨年5月に対ドルで大幅に切り下げ、1ドルあたり200ナイラ近辺でペッグされていたものを、一気に300近辺までディスカウントしてからは、比較的冷静さを保っています。

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しかしその裏で、ペッグを維持するために、ナイラの需給状況によって金利をめちゃめちゃ大きくブレさせており、ナイラが買われそうなは地合いならオーバナイトコールレートは4%とか5%に抑えるも、ナイラが売られそうな地合いでは、金利をその日は40%とか50%に設定して、ドル売りナイラ買いを誘っています。

これじゃインフレバスターのための金利設定という本来の金融政策は成り立ちません。先のロシアのようにペッグ制を捨てて為替を自由にし、インフレをコントロールするほうを取るか、産油国としてのちからが蘇るまで、このまましばらく時間稼ぎをするか、難しい舵取りを迫られています。

この先の展望は? って半年前と変わっていませんので省略しますが、半年前より株価が回復していることが、救いとなっています。いずれにしても、私達のようにオフショア投資しながらもなんとかアフリカを応援したいと思っている、個人投資家にとっては、まだまだ忍耐の時期が続きますが、それでもしつこく、根気よく、粘り強く投資を続けたいと思います。

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直接投資は可能かもしれませんが、いずれにしても、最低投資金額はUSD100kです。

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またも9月中に香港へ行かなければならなくなりました。香港エクスプレス航空のキャンペーンでないかな〜。

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このブログではすっかりお馴染み、社会貢献活動付きアフリカ株式ファンドを運用するAlquity Investment Management Limited。ALQUITY AFRICA FUNDについて状況を軽くアップデートしておきましょう。

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まずパフォーマンスですが、なんとか底打ち感がでてきました。アフリカ諸国は、経済的にアメリカはもちろん、イギリス、フランスの影響を大きく受けますから、先ずもってこれらのマーケットが安定してくれないと、アフリカへの投資を呼びこむことができません。

そういう意味では、月曜日の勉強会でも話題にあげたように、波乱すると予想された市場がのきなみおとなしく推移していることから、ジワジワを資金が戻ってきている、という状態です。

また、いっときは期待の星だった(私はまだまだ復活できると思ってますが、なにぶん行ったことがないので説得力ないのですが)ナイジェリアへの投資をほぼ諦めて、半分以上を南アフリカに戻しています。

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アフリカ株式ファンドで、南アフリカに資金を入れるということは、相対的な感覚ですが、それはもはや超コンサバということになります。そのコンサバであるべき、南アフリカも、米英の安定化、ゴールド価格の持ち直し、だけでは、特に為替の面で不安要素は拭い去れません。

実需筋からの要因はこうです。今の南アの重要な輸出先、つまり南アにとっての大事なお客様は紛れもなく中国であり、お客様の景気がよくなければ、お店の売上ものびず、南アランドは下落、ある程度下落したところで、再び通貨安による輸出競争力が回復して、また売れ始めるということの繰り返しになります。

投機筋はどうでしょう。南アには今でも高い金利があるため、ドル円相場では死語になりつつある、キャリートレードが健在です。がキャリートレードの資金のあしは非常に速く、すぐに引き上げたり、戻ってきたりするので、キャリートレードの主戦場になった為替相場のボラティリティは上がります。アメリカドル対南アランド(USDZAR)のインプライドボラティリティは3ヶ月ものでも17%内外もあります。

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このファンドに投資している人は、長期投資を粛々と継続しているわけで、となると為替相場のボラティリティの高さは邪魔以外の何者でもありません。

南アにしても他のアフリカ諸国にしても、自国要因でマーケットが動くようなるようになれば、一人前、このファンドに投資していてよかったということになります。まだまだ先は長そうですが、じっくりホールドしていきましょう。

最低投資金額はわずかUSD2kですが、直接投資はやめた方がいいです。ハンサードUPP、アスパイアなどラップ口座を経由して投資するのが無難です。

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仙台は殊の外、盛り上がってしまいましたね〜。それにしても仙台青葉祭りと被ってしまったのは失策です。どこも大混雑で密談ができないじゃないですか。

日本にも進出している、ニューヨークの大手運用会社、パインブリッジPINEBRIDGE INVESTMENTS。直接投資はできませんが、生保系ラップ口座を使えば購入できるアイルランド籍のオフショアファンドもたくさんあります。

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その中に、不思議なファンドを見つけましたので、今日の記事にしてみます。通貨が南アフリカランド建てなんです。そもそも、RL360 PIMSなどでZARを扱えるのかが不明なので、発注してみないと実際に買えるかどうかわかりませんが、ファクトシート上ではZAR10k以上でOKとなっていますので、もはや自分の投資対象備忘録代わりに記事にしておく次第です。

PineBridge Global Emerging Markets Local Currency Bond Fundは、エマージング国向けの現地通貨建て適格債に直接投資する債券ファンドです。

ベンチマークはJP Morgan GBI-EM Global Diversified Indexとなっていますが、過激とは言えない程度にファンドマネージャーの相場観に従って、オーバーウエイト、アンダーウエイトを決める、要するにアクティブ・ファンドです。

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で、エマージングの債券って? という答えを得るには上表の国別ウエイトを見るのが一番の早道です。中国とインドは顔を出していませんが、それ以外は現地通貨建て債券を発行している常連さんばかりです。

で、南アフリカを見てみると、ブラジルについで2番めに多いものの、1割しか組み入れられてはいません。

で、南アフリカランド建てなんです。ってどういう理屈なのでしょう?

本来、これが10割ないしは、ほとんどが南アフリカランド建ての債券に投資するというなら話は簡単です。アメリカ人が日本国債に投資するのに先ずは円転しなければならないのと同じで、現地通貨建ての債券を買うならヘッジをかけるかどうかは別としても現地通貨のリスクは取って当たり前です。

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ということは、このファンドはメインのクラスは、アメリカドル建てで運用されていますから、ブラジルレアル1割、メキシコペソ1割、、、というふうに各通貨のリスクをちょこまかと取っていることになります。

で、南アランド建ては、さらにUSDZARの為替リスクを被せて取っているわけですから、一つの資金でエマージング債券ファンドの価格変動+為替リスクに加えて、USDZARの為替リスクも取ってしまうという欲張りファンドだということになります。

南アランド預金をやってる投資家はこのファンドに投資すると、1つの資金でダブルリスクを取れるようになりますから、既存の外貨預金は解約して他の投資に回してもよい、ということになるわけです。

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なんか、こう両膝が痛いんですよね。ヒアルロン酸の年代かしら。

Alquity Investment Managementが設立当初から運用する旗艦ファンド Alquity Africa Fund。一昨年まではアルキティに限らず、どこのファンド会社もサブサハラのアフリカと言えば、ナイジェリアに期待していたのですが、今では、その夢もすっかり遠のき、とりあえずは南アフリカに一旦退避、というのが順当な戦略となっています。

ファンドサイズはUSD34M程度とこの半年で、1割ほど落としてしまいました。パフォーマンスは6ヶ月で-5.7%を記録していますので、これはこの半年で1億円相当額を超える解約があったということを意味しています。

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たしかに、去年後半のアフリカ株の状況を見れば、短期的な資金はみなアメリカ株へ還流するわな、という状況でしたが、この程度の解約で済んだということは、言い換えればまだまだファン(というより、ミラーファンド経由の積立だから気にしてないか、アフリカが故に塩漬け覚悟ですね)が大多数を占めているのが救いです。


そうです、アフリカに投資する限りは、2年や3年で決着つけようなんて思ってはいけません。5年いや10年はじっくり行きたいところです。


もっとも、ナイジェリアからはほぼ撤退してからは、パフォーマンスは落ち着いています。ただ、個人的にはまだまだナイジェリアには期待を寄せてはいるんですけどね。政治的要因や治安の問題が落ち着いてきたら、また復活させてほしいものです。

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直接投資は可能ですが、事務処理の煩雑さを勘案すると、やめたほうがいいです。とにかくハンサードUPPなどのラップ口座経由で購入することをオススメします。







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ポンドドル(GBPUSD)相場のボラティリティ(10日間ヒストリカルボラティリティ)が今年最低レベルまで落ち着いてきました。本来この相場はドル円相場よりもボラティリティが低く5%内外と一般的な債券市場程度の値動きしかありません。しかしBrexit voteのときはもうすぐ50%に到達するという、これまで見たこともない勢いでした。その後はメイさんのスピーチのときでも20%まで、そのあと通常の状態に戻っています。

ジンバブエの首都、ハラレに本拠地を置く運用会社Imara Group ジンバブエってだけでもすごいのですが、アフリカ全土に拠点をもち、アンゴラ、ボツワナ、南ア、さらにはマラウィ、モーリシャス、ザンビアに自前の拠点をもち、ナイジェリアとケニアは業務提携先がカバー、ナミビアでは株式市場へ直接アクセスできるブローカーになっています。

イマラのファンドは全て最低投資金額がUSD100kと、アフリカへ投資するにしては敷居が高い(ジンバブエに1千1百万円をポンと投資する日本人はなかなかいませんよね)ため、実際の投資にはなかなか至らず、いつもアフリカのことの勉強材料にさせてもらっているだけでなんだか恐縮です。

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でもこうやって日本語で残しておくことで、数年後の読者の方がこぞって投資に走るかもしれませんしね。ってそんな時代がくるまでじっと辛抱しなきゃいけないのが、アフリカ各国の株式相場の状況です。

ところで、イマラのファンドのなかでもナイジェリアを選んだのは理由があります。他のアフリカファンドがのきなみナイジェリアをアンダーウエイトにし、南アなどに逃避させているのに対して、このファンドだけはかたくなにナイジェリア株オンリーを貫いています。

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ってナイジェリア株ファンドなのですから当たり前ですけどね。しかもキャッシュポジションも1割程度に抑えて、9割は株式購入にあてている、生粋のロングオンリーレバレッジなし株式ファンドだからです。つまり、イマラのファンドのパフォーマンスを見れば、純粋なナイジェリア株の動向が伺えるという寸法です。

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それはそうと、ナイジェリアって金利水準とか為替ってどうなってるの? という基本的な質問をいただきそうですよね。そりゃそうです。日本人がそんなことに詳しいわけありません。ということでCentral Bank of Nigeria (CBN)の公式サイトを訪問してみました。

まずは、金利。ナイジェリアでここ3,4年の融資金利はだいたい25~27%程度で、預金金利は1ヶ月もの定期預金で7%前後と安定しています。しかし、インターバンク市場のコールレートは0.77%のときもあれば36.42%の時もあり、それこそ日銀さんが見たら、桁間違ってんのちゃう?と疑いそうな派手さ加減です。一体、どんな金融調節の仕方してるのか、それを見に行くだけでも旅行する価値がありそうです。

方、為替は、ドルに対してペッグ制になっており、実質的に完全な管理相場で中央銀行がレートを公表しています。去年の6月には一気に、3割も切り下げて、その後7月にはさらに1割切り下げています。その後も売り圧力が止まらなかったので、先の金利水準のブラックホール的引き締めによって、なんとか半年間、この為替水準を維持しているというのが現状です。

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インフレが17%程度まで上昇してまさにハイバーな状態になっており、これじゃ株価が4割下落したことが、4割で済んだってことはむしろ傷が浅かったのかもとも思えます。

この先の展望はというと、もちろん自力再生は厳しいですから、IMFの力を借りざるを得ません。IMFの言うことをちゃんと聞いて実行できるかどうか、というニュースに注目です。さらには為替の管理。金利政策の柔軟性を犠牲にした為替の管理相場制の維持は、セオリー的にどうしたって無理でしょう。

為替は変動相場制に以降して、金利のコントロールを優先したほうがいい、というのはロシアでもトルコでも南アでも経験済の話で特に不自然ではありません。

じゃあ為替を自由にしたら、どこまでも底なし沼のようにナイジェリア・ナイラ(NGN)が下落するかというと、実はそうでもありません。というのも、ナイジェリアにはしっかりブラックマーケットが存在していて、むしろそちらの方が実態を正確に反映させており、ブラックマーケットの為替相場よりもオフィシャル相場は下がらないという安心感があります。この仕組みって中国でもつい20年前まであった話で、ナイジェリアにそれがあっても何の違和感もありません。

変動相場制にすると、オフィシャルなマーケットがブラックマーケットを飲み込んで成長するというメリットもあります。

いずれにしても、私達のようにオフショア投資しながらもなんとかアフリカを応援したいと思っている、個人投資家にとっては、まだまだ忍耐の時期が続きますが、それでもしつこく、根気よく、粘り強く投資を続けたいと思います。

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今日は比較的暖かくなるという天気予報を見ずにヒートテックを着て外出、駅まで小走りに向かったものですから、電車の中では地獄でした。

Sanlam Investmentsがアフリカのマーケットを十八番としていることは間違いありません。が、アフリカのマーケット全体が沈んでいることも間違いありません。サンラムのオフショアファンドはアイルランド籍が多く、このSanlam African Frontier Markets FundもIrish Stock Exchangeに上場している投資信託です。

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ファンドサイズはUSD67Mで株式を投資対象としている上場投資信託に中では小ぶりなほうです。それもそのはず、名前の通り、アフリカのしかもフロンティアマーケットにしか投資しないのですから、このファンドを主軸にそえて投資する人はいません。

一応の目処としては、投資してもやはりモーメンタムの最低投資金額USD7,500.から10,000.と言ったところに抑えておくべきものです。


それは、上表の国別アロケーションを見ればすぐにわかります。最低投資金額に抑えておくべきと行ったのは、投資妙味がないからではなく、アフリカの株式ファンドの中でもひときわハイリスクハイリターン型で
あるからです。なにしろ、ナイジェリアとエジプトで半分、それにケニアとモロッコを出せば8割ですからね。

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となると、問題は結局、ナイジェリアってことになってきますね。ここの経済基盤をしっかり立てなおしてもらえないと、除く南アのアフリカファンドはこのファンドだけでなく、どうにもこうにも浮かばれません。

原油価格が回復したのに、どうしてナイジェリアは中近東など産油国なみに回復できないのでしょうか?普通の油田ならどこでも、原油価格が下落したりして赤字になったりしたら、稼働を休止します。赤字だしてまでプラント動かすわけにはいきませんからね。しかし、プラントを止めたときでも来るべき日に備えて、いつでも再稼働できるようにメンテは怠らないものです。

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まさにイランがそうで、制裁解除されたとたんにナンボでも売りまっせ、となっています。それは、イランに膨大な原油が眠っているからではなく、いつでも再稼働レディにしていたイランの戦略勝ちと言えるでしょう。

ところが、ナイジェリアはその基本動作を怠りました。というより、原油が取れるのは、それこそ無法地帯の内陸部ですから、下手に従業員をクビにしたりすると、暴れだして設備を壊したり、時々殺したりとめちゃめちゃな状態になるようです。

すると、(生産サイドにとって)最悪の原油安相場は、思い起こせばわずか数ヶ月のことでしたから、すぐに再稼働できればよいものの、この期に及んでもなお、政府の石油の売上は減少している始末です。

この流れを数ヶ月で変えることは難しいかもしれませんが、慌てず焦らずじっくりと回復を期待したいところです。とにかく、ポテンシャルはすごいんですから。

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ついぞ1000ルピー札(二千円札くらいの価値)はインドでも見たことなかったので心配はしてませんでしたが、ひょっとしたらと思い、あわてて500ルピー紙幣(千円札くらいの価値)がないか確認してみました。しかし、家の金庫からでてきたのは、全部100ルピー(百円玉2枚の価値)の札束でした。

Allan Gray Proprietary Limitedの運用する除く南アフリカのアフリカ株式ファンド、Allan Gray Africa ex-SA Equity Fund。

なんでアフリカ大陸で一番発展している株式市場を持つを除くのかって? そりゃ南アフリカの人たちをターゲット層にしているからです。南アフリカの人は、自国の株式は自分で買う人が多いですよね。日本人でもそうです。で、外国の株式はようわからんからファンドに任せるわ~というわけです。

アフリカを二つにわけるとしたら、MENAとサブサハラというように地理的に、あるいは産油国か否かを基準にわけることができます。MENAとは中近東北アフリカのこと、サブサハラとはサハラ砂漠の南側ということで、サブサハラで産油国はナイジェリアくらいです。

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が、株式市場の時価総額とか制度の確立度合いというか、要するにすでにある程度成熟しているマーケットはアフリカでは南アしかありません。南アだけはBRICに近い、エマージング国のカテゴリに入りますが、それ以外は、エマージング前のフロンティアとカテゴライズされることが殆どです。

先月行われた、第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)が初めてアフリカ大陸で開催されるにあたり、南アでもエジプトやモロッコでもなく、ケニアのナイロビが選ばれたのも、なんとなくわかる気がします。北アフリカはすでにヨーロッパ諸国の影響を大きく受けてますし、南アフリカもそれなりに自分でやっていける体力があること、宗主国イギリスに目が向いていること、金融制度に至っては日本より進んでいること、などから選ばれなかったのでしょう。

日本としていも、如何に低予算で高い影響力を与えるかが大事ですからね。ケニアでの開催は当然の帰結となるわけです。

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で、肝心のパフォーマンスですが、そりゃもう夜明け前というより、まさにケニアのサファリにふさわしい、新月で満天の星空という感じです。

唯一の兆しは今年2月に一旦は底打ちしたことでしょう。これは大きなサポート材料になります。

あとは、それこそ人口の多いナイジェリアの景気回復頼みの面はありますが。

仕込んでじっくり忍耐強く待つ。投資の世界でもアフリカらしさを体感できるなんて、それはそれで楽しむべきなのかもしれませんね。

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ハイレゾには興味津々なのですが、ポンド円が戻ってからのお楽しみです。

Imara Asset Managementを日本語で検索しても1件もヒットしません。それくらい、日本では無名なファンド会社です。それもものはず、何しろイマラの本社はジンバブエの首都、ハラレ(Harare, Zimbabwe)にあるのですから、そうそう日本人が知っているわけもありません。

じゃあ、あんたは知ってたの? って言われると、ええ名前だけは知ってました。ナイジェリアの株式ファンドなら他にも探せば見つかりますが、さすがにジンバブエ株式ファンドを運用しているのは、このイマラくらいですから。

でもジンバブエファンドはブログ転載していいのかわからないので、これまでは個人的にメールをいただいた方に転送をしているのみの調査レベルでした。

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でも、そのことをどこかでブログに残しておかないと、自分も忘れてしまいそうです。なので、今日は当たり障りのない、Imara International Managed Fund (USD)を取り上げて、実はジンバブエファンドや、ナイジェリアファンド、東アフリカファンド(ケニア、ウガンダ、ルワンダ、モーリシャス等)なんてのもやってる会社だよ、と紹介しておくことにします。

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なにせ、事務所が本社のジンバブエ以外に、イギリス、南アはもちろんのこと、アンゴラ、ボツワナ、ケニア、マラウイ、モーリシャス、ナミビア、ナイジェリア、ザンビアにあるというのですから、こりゃアフリカに本気中の本気な運用会社です。アフリカの生の情報を得るためにはなんか絡んでおいたほうが良さそうな会社であることは間違いありません。

直接投資できるルートはわかりませんが、できたとしても最低投資金額がUSD100kになります。モーメンタムからUSD7,500でそろっと投資するのがよいでしょう。ジンバブエファンドはRL360 PIMSなら行けるような気はしますが、最低投資金額がUSD100kのままになります。ジンバブエにUSD100k入れるって、、、実際に行ってみないと無理ですよね。

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毎年、8月は勉強会はお休み月にしているのですが、積立投資については、非常にリクエストが多いので、1回くらいは東京で開催しようかなと考えてます。平日の昼、夜、土曜日の午前中、日曜日の午前中でメールいただければ、最初にいただいた方からのリクエストにお応えします。

Alquity Investment Managementが設立当初から運用する旗艦ファンド Alquity Africa Fund。尤も、旗艦ファンドだと言っても、それは専門店のファンド会社ですから、サイズはUSD38M程度のものです。やはり、こういう会社は、それだけに特化して長くやってくれることが信頼の証になりますよね。

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2015年は、原油安の影響を最も受けることになったナイジェリアに力を入れていたこともあって、散々なパフォーマンスでした。しかし、左図のように、そのナイジェリアからはほぼ撤退してからは、パフォーマンスは落ち着いています。ドル建てですし、宗主国だといっても経済的に即ダメージを受けるわけではないので、イギリスの件は無関係です。

ただ、アフリカファンドにとって、産油国であるというよりも、人口が多くてコンシュマー関連、ケイタイ関連で発展が期待されているナイジェリアのウエイトを減らすのも、それはそれで、また難しい判断になります。

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というのも、じゃあナイジェリアを減らしたところで、結局、南アに戻るしかないのか、という話になります。AUのリーダーは南アであり金融関連は日本よりも制度が充実し発展していますが、それでもしょせんは資源関連株が大きなウエイトを占める国です。こうなるとエジプトやケニア、モロッコあたりがもうちょっとしっかりして欲しいという気がします。

しばらく、イギリスからの観光客の伸びは期待できませんし、体内投資も中国ばかりに頼っていたら後でひどい目に遭います。ここらで、観光もインフラ投資もアメリカや日本などからの呼びこみに力を入れて、外貨獲得を頑張って欲しいものです。
ところで、一般の日本人には全く知られていませんが、8月27日、28日にケニアの首都、ナイロビにてTokyo International Conference on African Development (TICAD)という国際会議が開催されます。日本語では
アフリカ開発会議(TICAD)と呼ばれ、外務省も推しまくる、首脳レベルの会議で、今回で6回目になります。

それこそ、一般の日本人にとって、お役所や政治家がやってること、みたいな感じで全く関心がないのかもしれませんが、少なくとも私達のような個人オフショア投資家にとっては、他人事ではありません。

我が国が一生懸命手助けしたことで、アフリカ諸国が健全に発展し、健全な会社の株価が上昇し、そしてそのメリットを私達が受ける、ことになるのですから。

一般人が一緒にケニアで参加して話を聞きに行ったところで、飛行機代の元はとれません。決して我々が私費で行く必要はありませんが、せめてどんな活動をして、どんな効果が期待できるのかくらいは、このブログでもおさえておきたいと思います。

オフショア投資家というのは、周りからみたら変なヤツですが、真の国際情勢に詳しく、これは無視、これは本気で手を差し伸べないと、というのがわかるヤツなることができる人たちでもあります。

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ハンディブレンダーって使えば使うほど、便利な利用方法を思いつきます。これは手放せなくなります。

1991年創業、発祥は南アフリカですが、ヨハネスブルグはもちろんロンドンにも上場している大手運用会社Investec Asset Management。そのインベステック・プレミアファンドシリーズの中でも地元アフリカに投資するファンドとして、このブログでも3年以上追いかけてきた、ガンジー島籍のInvestec Africa Fundから運用を終了し、ファンドは精算される旨の連絡がきました。

今年に入って、原油価格が下げ止まったこともあり、エマージング、フロンティア株式市場にも安堵感がでてきているにもかかわらず、アフリカだけは厳しい局面が続いていることは承知しています。そんなマーケットを織り込んだとしてもインベステックのオフショア(南ア居住者が購入できるオンショアファンドはもちろん残ります)から姿を消すなんて、その厳しいパフォーマンス以上に本当に残念だとしか言いようがありません。

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ちなみに、このファンドは南アの投資家が、南ア以外にアフリカ諸国に投資できるよう、南ア株は含まれていません。アフリカの中でも最も時価総額の大きい南アを除いた、フロンティアマーケットに投資するファンドです。よって、ナイジェリア、エジプトなどが筆頭格にでくるため、金鉱山関係というよりは、人口が多いことに着目した、一般消費財、金融機関(マイクロファイナンスが主力)、ケータイ関係の銘柄多くなっています。


さて、厳しいパフォーマンスとはどの程度だったのか? 本当に厳しいです。下図の紺色の線がファンドのパフォーマンス、オレンジ色のインデックスはMSCI EM (Emerging Markets) NR USDです。これからみても、エマージング全体の動きに比べて、2015年以降はついて行けてないことがわかります。


主に投資しているセクターがセクターなゆえ、原油価格の戻りのメリットを受けることは大してありませんから、ある意味、短期的な動きについていくことを期待しても無駄で、このファンドやアラングレイなどex南アのアフリカ株式ファンドに投資する限りは、アフリカ全体の底上げをじっくり期待する必要があります。

じっくり期待しなければならないのに、運用終了とは残念でならない。となるわけです。

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ただ、ファンドサイズは、ピーク時にはUSD144Mあったものが、今ではもはやUSD2.1Mしかありません。そもそもこのファンドは最低投資金額がUSD1Mという機関投資家向けのファンドです。ファンドの保有者は2名? と思うでしょうけど、うち1名はモーメンタム1社でカウントされますので、ラップ口座経由で何名の個人投資家が保有しているかはわかりません(それがわからないから、これからの時代、ラップ口座が良いんですけど)。これは大手運用会社にとって1つのファンドを維持するにはあまりにも小さい数字です。

ファンドサイズが小さいというのは、商売を営む者としてひとつの大きな本音ではあります。しかし、地元インベステックのことですから、維持しようと思えばなんとかならないこともないでしょう。

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では、何が原因なのでしょうか? それは、南ア以外のアフリカ諸国に投資しているということがカギとなります。ゼロからのスタートという状態だった南ア以外のアフリカの株式市場が漸く一人前になったのは2000年以降のことです。それまでは殆ど投資対象にならなかったと言ってもよいくらいです。というのもいくら株式市場が整備されたところで、売り手と買い手が両方居なければ話になりません。その成熟度を表す一つの指標ともなるのが出来高です。

出来高が大きいということは流動性リスクが少ないということです。出来高が小さいということは、買いたいと思ったら、注文入れただけで値が上がってしまうばかりが、いざ売りたい時に下がるだけでなく、全く売れないということも起こりえます。

投資信託の運用担当者は、毎営業日売買可能と看板を上げている以上、いくら目論見書に流動性リスクは内在しますと明記したところで、嫌なものはイヤなんです。ですから、運用方針に従って、あまり出来高の小さい銘柄は避けるようにしています。

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ここの銘柄で出来高を選別するのは簡単ですが、これが、ナイジェリア全体とかエジプト全体で起こったらどうなるでしょう? しかも為替市場でも同じことが起こったら?

ロングオンリーレバレッジなしの株式ファンドがどの銘柄も買えないとなると、キャッシュポジションばかりになって、目論見書記載の運用方針から逸脱してしまいます。

もっと大事なのは、ファンドの建値はアメリカドルだけど、株式市場は地元の通貨で売買されているというこです。ファンドというのは常にドル対地元通貨の交換が発生しており、ここに流動性リスクや決済遅延、または外貨規制が発動されたとしたら、株式市場が良くても、ファンドの運用継続としては致命傷になるのです。

今回は、ファンドサイズが小さいという本音がありつつも、アフリカの通貨決済の処理スピードに懸念があることが主たる理由になっています。これは、このファンドの既存投資家でなくても、グローバルに分散投資を進めているオフショア個人投資家なら誰でも知っておかなえればならない、マーケットの仕組みの一つです。

既存投資家は処理や手続は不要です。直接投資している方はいない(なにせ最低投資金額USD1,000,000.-ですからね)でしょうから、全てラップ口座におまかせで心配ありません。善後策は個別に相談しましょう。

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Bremain優勢の話は、もうちょっと後からでるのかと思ってましたが、やはりマーケットは気が早いです。ベストな時期にファインワインの勉強会ができて(今のところ)最高です。もちろん、目的は長期投資なので、この最近のGBPを中心とした為替市場の動きで一喜一憂することはありません。

アラングレイのインターナショナル向けブランド、オービスのファンドは昨年の乱高下の局面においても、かなりがんぱっているとブログでも報告していました。一方で、本体ブランド名Allan Gray Proprietary Limitedが運用するAllan Gray Africa Equity Fundは苦戦が続いています。


この状態で、アフリカ株は誰がやってもうまく行かんでしょ、で割りきってしまってもよいのでしょう。でもせめてアフリカ株にまた陽は上るのか? くらいは検証しておくべきです。

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まずは、パフォーマンスを見ることにします。とにかく、アラングレイのアフリカファンドは歴史が長いので、灰色線のベンチマークとあわせて見ると、アフリカ株全体の推移が通しで見ることができます。

こうやって見ると、アラングレイに先見の明があったことを横に置いておいたとしても、アメリカ経済が9.11から立ち直ってから、サブプライムローン問題発生までの、全体的にカネ余り現象があった時期まで、アフリカ株というもの自体、ほぼ未開の地だったことがわかります。

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それは、アラングレイの国別ポートフォリオをザッとみてみても感じることです。昔から金鉱山関連銘柄があった南ア、比較的中近東に近いエジプトはともかく、ナイジェリアだの、ケニアだのにちゃんとした株式市場があったとも思えません。

ジンバブエなんて、日本のGDP債務比率が上昇している時に、日本を超える悲惨な国として、バカにされたように取り上げられてました(個人資産はみんなポンドかドルで保有されているという事実も知らずに)。

そんな、南アを除くアフリカ株にも初めて本格的に資金が回りはじめたのは、リーマン・ショックの後だということがわかります。リーマン・ショックの大きな下げの後に、アラングレイのパフォーマンスがベンチマークから乖離しています。これはアラングレイの腕が良いだけではなく、ベンチマークの組み入れ比率も大きく関係していると私は見ています。

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ベンチマークというものは、その国や銘柄の将来性でウエイト付けするものではなく、ほぼ単純に時価総額だけで按分させるものです。ですから、アフリカ株のベンチマークというのは、バカでかい金鉱山会社やミラーなどのビール会社がある南アフリカに集中してしまいます。AfricaとAfrica(xe-SA)に分けて考える投資家も多くいます。


これは東南アジア株を全体でまとめてしまうと、日本株だけが突出していまうので、ex-Japanという表現を使うのと同じ考え方です。

ですから、リーマン・ショック後のパフォーマンスの乖離は、アラングレイの腕とともに、ex-SAが脚光を浴びた時期たったと言うことができます。現にナイジェリアはフィーバーしましたもんね。私も実際に渡航したかったのですが、一度も行く機会を持てないまま、すっかりイランに目を奪われてしまいました。

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そして、セクター(業界)別の組み入れ比率をみても、今は一番厳しいじきだということがよくわかります。とにかく、資源関連株が多いんです。これらは、もっとも単純化して言えば、原油価格とゴールド価格が回復したら、株価も回復するというものです。

今、パフォーマンスはほぼ10年前の水準に逆戻りしてしまっています。まだまだ長丁場となりますが、じっくり二度目(設立直後のロケットスタートを含めると三度目)の日の出を待つことは決して間違いではないと考えています。

ケープタウンまで行って聞いてきましたが、絶対直接投資はできませんので、モーメンタムなどラップ口座を経由して購入することになります。

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来月の家賃の振り込み。今日だとまだ早すぎる気もするし、でも月末近くなるとATMも混んでくるし、軽くジレンマです。

アフリカ、ケニア南部、タンザニアに隣接するトサボ・ウェスト国立公園のフィンチ ハットンス。ケニアはイギリス連邦のメンバーだったこともあって英語圏ですので、特にアフリカでサファリを満喫したいというイギリス人から絶大な人気を得ています。

数ある国立公園の中でも最も古く、最も広いのがトサボ・ウェストで、当然ながら営業歴の長い、キャンプ場が点在します。もちろん、キャンプ場と言っても長瀞や秋川のバンガロークラスではありません。どこのキャンプ場でも1泊一人7万円からというのが相場です。

内に置するキャンプ場です。

そんな世界最高水準のサファリキャンプの中でもひときわ輝いているのが、Finch Hattons Campです。言うまでもありませんが、ここでの、いや日本からここへ行くまでの、治安や衛生の面で心配する必要はありません。それは当然ながら、織り込み済みの価格です。

でも、このキャンプ場まで一体どうやっていくの? ですよね。

このクラスになると、世界中から本当の富裕層しか集まりません。よもや日本人ツアーなんかで行くところじゃないんです。でも家族だけでは道中不安だわ。というのが悩みになるでしょう。

でもご安心を、キャンプ場がセットしたパックがあります。これに申しこめば、あとはナイロビの空港まで飛行機に乗るだけ。到着ロビーにはお迎えがあり、そのまま国内線に乗り継いで現地に向かうだけです。

パックの集合、解散がナイロビのKenyatta空港というのがありがたいですよね。つまり料金には国内線の飛行機代とNairobi Wilson 空港からの移動、セスナ小型機での移動、現地の宿泊費(基本3食付)、現地での4WDでのサファリドライブ(運転手付き)が全てセットになっています。

あとは、チップ、お酒、おみやげ、電話、国立公園の入場料、オプションでのナイロビ日帰りツアー、カジノでの負けなどが自費になります。

http://finchhattons.com/wp-content/plugins/uber-grid/timthumb.php?src=http%3A%2F%2Ffinchhattons.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F10%2FStar-gazing-Terrace3.jpg&w=240&h=410&zc=1
1日目
Jomo Kenyatta International Airportにて集合。約18km離れた国内線用の空港Nairobi Wilson Airport までクルマで移動
さらに、Finch Hattons が保有する自社滑走路までセスナ小型機で移動
キャンプ場の説明とラクジュアリーテントへチェックイン
テラスでのコースランチ(泉から湧き出る天然水つき)
プールや泉へのお散歩などで自由にリラックスタイム
赤い象を見に公園内をドライブし、アフタヌーンティー
キリマンジャロ山を遠くにみながらリラックス
コースディナー
ラクジュアリーテント泊




http://finchhattons.com/wp-content/plugins/uber-grid/timthumb.php?src=http%3A%2F%2Ffinchhattons.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F10%2FLookout-Tower.jpg&w=490&h=200&zc=1
2日目
早朝の4WDドライブでサファリ観察
ブレックファースト
ヨガなどで自由にリラックスタイム
テラスでのランチ
リラックスタイム
ガイド付きでサファリを歩いて探検
満天の星空を仰ぎながらのディナー
ラクジュアリーテント泊

3日目
早朝のドライブでサファリ観察
いつもより贅沢なブレックファースト
プールなどで自由にリラックスタイム
テラスでのランチ
ハンマームでのリラックスセッション
満天の星空を仰ぎながらのディナー
ラクジュアリーテント泊

4日目
ブレックファースト
マサイマラ国立保護区のFinch Hattons滑走路までへ小型機で移動
Mahali Mzuriのラクジュアリーテントにチェックイン
木陰デッキでのランチ
プールなどでリラックスタイム
手付かずの自然保護区内をドライブ
ラウンジでアフタヌーンティー
森の中でのディナー
ラグジュアリーテント泊

5日目
Olare Motorogiまで早朝ドライブ
ブレックファースト
Aitongの地元市場までドライブ、村々を見学
ランチ
サファリをドライブ
他の旅行客とのコミュニケーションタイム
テントでのディナー
ラグジュアリーテント泊

6日目
ブレックファースト
半日かけてMasai Maraの遠くまでサファリドライブ
途中、出先でランチ
午後にキャンプ場に戻り、プールやスパなどで疲れをいやす
テントでのディナー
ラグジュアリーテント泊

7日目
未明から活動開始、軽く朝食をとったあと、熱気球ツアー(別料金)へ参加
マサイマラ国立保護区全体を地平線まで上から眺める
ブレックファースト
リラックスタイム
ランチ
リラックスタイム
他のゲストとの交流会
最後のサファリ野外ディナー

8日目
ブレックファースト
Nairobi Wilsonまで小型機で移動
Jomo Kenyatta International Airportまで国内線で移動
解散

これが全てパック。5月31日までの参加ならローシーズン扱いとなり、割引適用でおひとり様USD5.977.-で参加できます。

投資家紹介にて、パックに申し込むことができます。紹介で料金の割引があるかどうかはわかりませんが、私はここの経営者の友人の友人(ケニアには行ったことないけど友達はいますし、仕事ではケニア・シリングという通貨と日本人を一番近いところにまで繋げた功績あります)ですから、少なくとも現地でちょっとだけVIP扱い(って元々これ以上ないVIP扱いなので)してくれると思います。

予約したら、エミレーツなどでナイロビまで往復の手配はしてください。投資家紹介にて、旅行代理店は紹介もできますが、公式サイトから直接予約したほうがおそらく安くなるでしょう。

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3月23日の勉強会も内容てんこ盛りなので、その準備に時間をしっかりかけています。が、全然終わりません。



Alquity Investment Management Limitedの旗艦ファンドAlquity Africa Fundも言わずもがな、苦戦が続き、モーニングスター社も三ツ星まで☆を落とし、ファンドサイズもUSD40.3Mまで減らしてしまいました。が、それも言わずもがな、悠久の大地、アフリカへの投資って、1年や2年で決着できるものでもないんですよね。アフリカの成長のスパンよりオレの寿命の方が短いって? う~んそれは言えてるかも。 アフリカのボラティリティより、明らかに自分の人生のボラティリティの方が高そうですから。

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なんだか、今日は精神論が先に立っていて、国際検定テクニカルアナリストとしての、いつもの冷静さはどうした? と言われそうですが、とはいえ、ここは個人の資産を子どもや孫の代までしっかり残しておきたい、という目標の方が集まる投資家仲間のブログです。 数十年、いや、本当に子どもや孫に受け継ぐなら1世紀以上に亘って運用を継続させるのが究極の理想なわけです。となれば、年単位のテクニカル分析、ファンダメンタルズ分析にて、分散投資のアロケーションを決めていくのも大事ですが、投資をただの自己のための利殖とだけに留まらず、投資自体にその存在意義を確認するべく歩きまわるという行動も、それはそれで大切なのではないかと思います。

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思い起こせば、このブログでも2000年頃までは直接投資で手数料を1セントでも安くオフショア投資できないか、ということにフォーカスしてました。しかし、最近の3,4年は徐々にラップ口座経由で投資したほうが最終的には効率的ではないか、と考えを変えてきています。

もちろん、その理由はOECDだのマイナンバーだの、オフショア投資家にとって面倒を被せてくる、その手間を避けたいという思惑もありますが、ラップ口座も有象無象に意味なく払っている年率1%の一任勘定手数料なるものさえ、無視できれば、十分元が取れるぞ、ということもまた事実であることもわかっています(ちゅうかイギリスでは数十年前からわかっていることですが、未だに日本人がわかってないだけのことです。わかってない日本人は今から香港へ行き、わかってるブログの読者は今、香港から帰ってくる、というのがトレンドなんですけど、言ってもわからんだろうねぇ~)。

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少し本題に戻しましょう。アフリカファンドは、一般的にMENAファンドとサブサハラファンドに別れます。
MENAとはミドル・イースト、ノース・アフリカの略です。簡単に言うと、産油国ですね。多少例外があるとしたらエジプトとかモロッコあたりでしょう。一方、サブサハラとは、サハラ砂漠の南側全部ってこと。こちらは、ゴールドなどのコモディティだったり、比較的優等生の南アやケニアの経済などの影響を受けます。例外はナイジェリアでしょう。ここは人口が多いので、基本的には、南ア、ケニア、ナイジェリアの三本柱と考えてよいのですが、ナイジェリアだけは産油国としての影響を大きく受けます。

アルキティのアフリカファンドは、この地理的な区分けではなく、アフリカ大陸全土から、投資先をチョイスしていきます。原油安トレンドになるまでは、確かに私もかなり注目していて、思い切り予想を外してしまったナイジェリアに対する期待は、今ではすっかり薄れてしまい、アルキティはバック・トゥ・ベーシックということで南ア、エジプト、ケニアにウエイトを戻しています。これは彼らなりに、守りに入っていることを意味します。

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最後に、アフリカに投資する、より具体的な根拠を一つ。それは分散投資として有効だということです。超長期で分散投資を確行するために、気にしておかなければならないことは、メイン投資との相関性です。具体的に分散投資の実行とは、主要国株式をメインの投資先とし、それに全額放り込むのはボラティリティも激しすぎて疲れるので、なるべくこれとの相関性の低いマーケットを選んでアロケーションを埋めていくという手法を取ります。

となると、アフリカの株式市場は主要国株式と相関性が高いが低いかということが問題になりますよね。そうなると、やはり気が利くアルキティのこと、上表のように、相関係数のマトリクスを提示してくれています。これによると、アジア株やラテンアメリカ株に比べて、いかにアフリカ株の相関性が低いか、つまり別世界かということがわかります。

実は、この別世界であること。それだけでも十分分散投資の一助になる、つまり自身の資産の一部だけを入れておく、という意義があったりするのです。

直接投資は書類が面倒すぎて、絶対やめたほうがよいでしょう。ハンサードUPPなど各ラップ口座経由で投資した方がマジで無難です。

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昨年、痛い思いをしたのはどれ? と言われると真っ先に、資源関連コモディティ、原油関連銘柄、そしてロシアや中近東向けエマージングファンドが思い出されますが、意外にも米ドル建てハイイールド債ファンドあたりも軒並みマイナスです。元々債券ファンドという括りでの期待感がありますから、MENAファンドが3割さがるより、ハイイールド債ファンドが1割下がったほうが精神的には痛かったりしますよね。


ファンド会社設立当初は、そりゃもうアフリカだけを専門に、得た信託報酬のうちの一定額をアフリカの社会貢献活動に回すと宣言しているAlquity Investment Management。その投資方針に感銘を受けたこともあって、このブログでもファンド運用開始直後から定期的に追いかけていました。

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その後、ハンサードがミラーファンドリストに載せたことから一気にメジャー化し、このブログの読者の方以外の日本人にも知れ渡るようになりました。

ずっと注目していたファンドがメジャー化するのは、それこそアイドル発掘の感覚で楽しいものではあるのですが、一方で少し遠く感じてしまうのも事実です。同じく社会貢献活動のチャンスがあるとはいえ、一つの会社がインドやら、東南アジアやら、南米やらとちょっと色々手を広げすぎちゃうの?と思っていたことも事実です。

しかし、ここにきて、やはりアフリカをホームグラウンドとしているファンド会社なんだなぁ~と見直すような活動を発表たのですから、このブログでも紹介しない手はありません。

それはアルキティが主宰するUBUNTU PEOPLEという社会貢献活動の中でのAlquity Ambassadorという企画です。私も愛用しているLinux OSのUbuntuとは名前が同じなだけで関係ありません。

この企画に応募すると、面接の上、数名が選ばれます。アンバサダーは2週間ガーナに滞在し、首都だけでなく、地方の村まで乗り込んで行って、現地のAfrikidsConcern Universalという慈善団体のサポートの下、学校などを巡ります。

ただし、訪問するのは、いわゆる貧困層などではなく、比較的優秀な青少年たちだけを集めたエリート学校です。アンバサダーは全額団体持ちで滞在できる代わりに、訪問先で学生さんたちへ未来に向かって頑張れ的な意識づけをしつつ、その交流の様子は逐一フェイスブックにアップしなければなりません。

ちょっと違和感ありますか? ありますよね。でもこれでいいんです。だって、ファンド会社の行う社会貢献活動は単なる寄付活動ではありません。未来のリーダーを育て、そのリーダーが法整備や社会資本整備を行い、健全な経済発展とともに、貧困層も救い上げるというのが目的です。

となるとどうなるか? 将来、アルキティのアフリカ株式ファンドのNAVが上昇する。ということです。

応募フォームは誰でもダウンロードできます。応募フォームの採点基準も明記されています。もっとも日本人にとってはガーナの子どもたちの前でコミュニケーションを取るだけでなく、スピーチもしてあげないといけませんので、英語的にハードルが高いかもしれませんが、トライする価値はありそうです。

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かぼちゃ。元来、欧米で生産されて消費(というか廃棄?)されているものですが、今やインドと中国で世界の半分以上生産されています。

http://www.alquity.com/wp-content/themes/alquity/cammoy/img/logo-grey.pngAlquity Investment Management LimitedAlquity Africa Fundは2012年の運用開始当初から、このブログは投資対象としてウォッチしており、ルクセンブルク籍がゆえに、投資家紹介ルート開拓とその直接投資の手続きに随分苦労したりした思い出深いファンドです。 それが今では各ラップ口座口座経由で簡単に購入できるばかりか、ハンサードなどではミラーファンドリストに入り、積立型でも気軽にリダイレクションできるようになっています。

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でもファンドサイズはUSD66Mとまだ中堅というよりは少々小粒なんですよ。USD1Bを超える大型ファンドは、それそれで大船に乗った気持ちで安心なのですが、ことアフリカという時価総額の小さい(市場規模の小さい)フロンティア国に投資している場合、ファンドサイズが大きすぎると、それが売買注文を出すだけで値が動いてしまうので、必ずしも好ましいとは言えません。そういう意味では頃合いのよいファンドサイズだと言えます。

さて、パフォーマンスですが、サブサハラ、北アフリカを含めたアフリカ全般のファンドですから、最近はパッとしません。 インド、そしてチャイナにすっかり水を開けられた感があります。

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また、一番の変化はナイジェリアからの半撤退でしょう。 ISの勢力拡大や原油安とみれば、一旦はナイジェリアに対して弱気になるのも仕方のないことです。 となると、必然的に、経済基盤の一番しっかりしている南アフリカに回帰することになるのですが、当の南アフリカランドが対ドルに対して、2年で2割下げており、USD建てのパフォーマンスでは足を引っ張る結果となっています。

ということで、アフリカ、特にサブサハラ(サハラ砂漠の南側、ナイジェリアを除くと産油国が少ない)に対しては、人口増加に伴う、携帯電話の売上増など、コツコツと実体経済の積み上げ、つまり長期的なスパンで投資していかないと、過度な期待をよせすぎてしまうことになります。

その点では、ハンサードアスパイアの積立にアルキティアフリカをリダイレクションしておくのは正解なのかもしれませんね。

海外渡航不要の投資家紹介にて、書類のやりとりが大変ですが、直接投資はUSD2,000から販売手数料5%でできます。各ラップ口座からの購入可能、そのときは販売手数料全免です。

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成田空港第二ターミナルのだれでもクレジットカードラウンジは、1杯だけアルコール類が無料です。でターミナルには2つのラウンジがあります。一体、一日何人がハシゴしてるんでしょうねぇ。


アフリカファンド専業としてスタートした当初からウォッチを続けてきたAlquity Investment Management Limitedもハンサードのミラーファンドリストに載ったりと、運用会社としてブレイクし、いまでは、インドやアジアなどにも範囲を広げて合計5つのファンドを運用するようになっています。ずっとウォッチしていた会社が大きくなるのは大変うれしいことですが、ロゴも変わってファンドを紹介してくれるアプローチも変わって、ちょっと寂しい気もします。まぁ、このブログはアイドル発掘サイトではないので、そんな感傷は全く必要ありません。要は、建付けをしっかり健全な投資判断にて運用を継続しれくれればそれでいいのですから。

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アフリカ、ラテンアメリカ、そしてアジアのフロンティア国に対し、万遍なく攻めていくという方針のAlquity Future World Fund。アルキティお決まりのルクセンブルク籍の新ファンドといっても昨年5月のスタートですから、なんだかんだでもう半年くらい経っています。

このファンドはBRICsファンドのオルタナティブ的な意味合いもあるようで、ラテンアメリカやアジアに投資すると言っても、大国のブラジル、チャイナ、インドがメインでははありません。マックスでメキシコ、南アです。

ですから、昨年ブレイクしたインドや、年末に向けて追い上げてきたチャイナの恩恵はありなかったと言わざるをえないでしょう。

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ま、それも分散投資ということですね。

コメントに情報をいただきましたように、昨年、もっともホットだった相場はエジプトで31.6%上昇しています。もしろんこのファンドにもエジプトは入っています。しかし、このファンドでは左図の通り、分散投資確行のため、エジプトには6%しか組み入れしていませんし、それよりもあまり元気のなかった南アやナイジェリアなどが足を引っ張る形となって、みての通りの結果と相成ったわけです。

もちろん、最低投資金額USD10kのファンドを幾つも購入できる読者の方なら、このファンドよりも、個別に投資先が決まっているものを買い足していくほうがよいでしょう。しかしBRICsのその先に入れる資金がUSD10k程度しかないという方には、これ一つでフロンティア国投資が完結するという点がメリットです。

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このように、ファンドというのは、オフショアの世界では最低でも3万ファンドありますし、私のところに常に情報がはいってくるものだけでも5千くらいあります。ところが、投資家の資産背景や投資適合性などと突き合わせて検証していくと、案外絞り込まれるものです。ブログでは「自身の資産を本人の事として真剣に向き合っている人」をターゲットとして記事を書いていますから、年齢、性別、家族構成、お仕事の内容、資産額、目標などを絞り込んで書いているわけではありません。勉強会参加と個別相談が両輪だというのはそこにあります。

渡航不要の投資家紹介にて最低投資金額USD10kから直接投資が可能。販売手数料は5%です。各ラップ口座経由は、審査部の承認がおりているかどうか各社に確認する必要があります。もっともこのようなユニークなファンドに対して先見の明があるハンサードUPPはきっといけるでしょう。

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サーバのSSD化に躊躇してます。費用がかかることもさることながら、うまく移行できなかったらどうしようという不安が現状維持でもいいか、という気にさせますよね。

http://www.allangrayorbis.org/wp-content/uploads/2014/03/Investing-in-Greatness-logo-small-hd.jpg南アフリカを中心に教育などの社会貢献活動をしっかり行う、ケープタウン本社のAllan Grayでは、主に南アフリカ居住者向けのオンショアファンドにアラングレイのブランド名をオフショアファンドにオルビスのブランド名を使用していますが、アラングレイの名前のついたファンドでも3つだけ私達のような(南アから見た)ガイジンが購入できるファンドがあります。

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そのうち、2つは、アラングレイのオーストラリアが運用している、豪ドル建ての株式ファンドとバランス型ファンドです。外貨定期預金が満期を迎えて余資となっているオーストラリアドルの運用先としてはぴったりなのでしょうけど、豪ドルの運用ニーズは読者の方のニーズも少なくなってきているので、それは個別の相談に任せ、今日はドル建てのAllan Gray Africa ex-SA Equity Fundにしてみたいと思います。

名前の通り、投資先は南アフリカを除くアフリカ諸国の株式ファンドです。もちろん、ロングオンリーのレバレッジなし。もともとは南アの株式には十分投資しているよという人が、分散投資目的で組み込んでいくものです。が、私達のような日本人にとっても、南アはフロンティアというより、立派なエマージングだし、他のアフリカ諸国とは分けて考えておきたいという方も多い(私もそう)でしょうから、このような南アを除くアフリカファンドというのは、日本を除く東南アジアファンドみたいに使い勝手がよさそうです。

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そんなニーズは昔からありそうなのですが、意外にもファンドの運用開始の日は浅く、2012年1月のスタートです。ファンドサイズはUSD235Mで南アを除くフロンティアなアフリカに投資するファンドとしては大きい方でしょう。ただし、パフォーマンスは去年から元気はありません。南アを除くとどうしてもナイジェリアが中心とならざるを得ませんし、そのナイジェリアの動向は先月あたりにお伝えした通りです。もちろん、去年はインドあたりにまさにお株を奪われて、アフリカ全体がボチボチ止まりでしたから、1年間で-7.7%はよく踏みとどまったほうだと思います。

最低投資金額はUSD50kから、現地確認によって、オフショア投資家への直接投資のルートはないということがわかっています。渡航不要の投資家紹介にてオフショア生保ラップ口座を開設して、投資するのが早道でしょう。

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2014年以降、ロシアルーブル(対ドル)と原油価格の相関性が極めて高くなっています。どちらもほぼ同じ動きをしているにもかかわらず、ロシアルーブルは暴落だ破綻だと言われ、原油は安くなってよかったねくらいの言われ方です。下落率もほぼ同じなのに変な話ですよね。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/thumb/e/e1/Sanlam_Logo.png/220px-Sanlam_Logo.png1918年ケープタウンで創業し、今ではヨハネスブルグとナミビアに二重上場している金融機関であるSanlam Limited。預かり総額もZAR54Bまで成長しており、最近ではインドとマレーシアにも進出したという話でこれからますます知名度はアップしていくことでしょう。サンラムでは下表の通り、毎年、(南アフリカの人から見て)どのエリアがホットだったのか色分けしてくれていますから、とても参考になるので引用させてもらいました。

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さて、そんなサンラムについては、以前からウォッチしていて、私も少しづつでも記事にしてきていましたので、今日は敢えてそのなかでも一番ツウ好みのものを選んでみました。

それがSanlam Africa Floating Rate Credit Fundです。何がツウかって?ます、左図の投資先の国をみてみてください。ナイジェリアはともかく、その次にくるのはアンゴラでっせ。続いてガーナにタンザニア、そしてモザンビーク。ちなみにsupranationalというのは多国籍という意味です。

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次に投資先のセクターをみてみましょう。業界は分散投資されているように見えますが、よくみるといわゆるインフラ系が多いような気がします。もっとも、上述のような究極のフロンティア国では、ナイジェリアはともかく、せいぜいインフラ整備しか投資できるような場所がないのかもしれません。

ここで、読者の皆さんは要注意です。国別、セクター別とくれば、株式ファンドだと先入観を持ってしまっていませんか? 実はコレ、債券ファンドなんです。セクターがあるということは国債だけでなく社債が多く混ざっているのでしょうけど。ヒントに円グラフにを見てみてください。なにげなくSovereignと書かれていることから債券が混ざっとるな〜ということがわかります。

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次にパフォーマンスをみてみましょう。ファクトシートにはグラフもなにもなく、殺風景な左表があるだけです。これを見ると、年率換算で、せいぜい3%から4%程度ってことでしょう。ドル建てでこのパフォーマンスということは、やっぱり建付けは普通の債券ファンドです。ではこれに投資する意義はなにか?

アフリカのフロンティア国の中で、レーティングの格上げが期待できる国の公社債を予め仕込んでおいて、実際に格上げ、またはそのニュースが出た時には、債券というのは格上げに呼応して、ほぼ忠実に買い増しされるものですから、一段上昇したところで、その益をいただきましょうというものです。

なんだか息の長い話ですが、どうせ債券ファンドに投資するなら、このようなクジ付きのファンドにしておいても、楽しみが増えますよね。知らない国の経済情勢について、興味も増します。

渡航不要の投資家紹介でも相手は大手運用会社なので、直接投資は無理のような気がしますが、どなたかトライしてみてもいいでしょう。なにしろ、このファンド、販売手数料、解約手数料がないノーロードファンドでしかも信託報酬は年率0.85%という格安ファンドなんです。もちろん事務的には各ラップ口座会社経由が簡単です。

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また確定申告の季節がやってくると思うと、気が重いですよね。

四半世紀の間エマージング株、フロンティア株専門で運用していきたFMG FundsのFMG Africa Fund。一昨年、去年からのアフリカ株式高止まりでブームは過ぎ去ったかとお思いの方もいらっしゃることでしょう。ただ、経済のレベルが失礼ながらゼロからのスタートで立ち上がってきている、フロンティア国の株式ファンドなんてものはブームで買うものではありません。つねに将来に向けての仕込み、仕込み、仕込み、ひたすらそれだけです。
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ところで、サブサハラというカテゴリを聞いたことはありますか? 
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ブログでも度々解説していますが、復習しておきましょう。サブサハラとは、サハラ砂漠より南に位置するアフリカ諸国のことを言います。ただし、南アはすでにフロンティアからエマージング国へ発展済で、サブサハラという括りから除くこともあります。サブサハラに対して地中海側の北アフリカと中近東を合わせてMENA(ミドル・イースト&ノース・アフリカ)と言い、この区分けはざっくりOPEC産油国か否かという括りでもあります。

では、このサブサハラで一番ホットな国はどこでしょうか?それは紛れもなくナイジェリアです。

FMGアフリカファンド(このファンドはサブサハラファンドではなく、アフリカ大陸ファンドです)でも実にポートフォリオの半分を占める(比較的)巨大なマーケットになっています。では、ナイジェリアのどこが凄いのでしょうか?サブサハラでは珍しく産油国であり、また金属資源も多いことが挙げられますが、ただ、FMGやアルキティをはじめとした各アフリカファンドがナイジェリアを狙ってくる理由は、ズバリ人口の多さです。

人口が多いと、何が潤うか想像できます?答えは簡単、携帯電話屋さんです。富める人もそうでない人もお金ができたらまっさきに買うもの。それが携帯電話です。単価は低くてもキャリアの契約数も抜群に多くなりますし、基地局などのインフラも投資が進みます。アルキティもレポートで宣言してましたが、アフリカ経済で一番集金できる業界が携帯電話関連なのだそうです。

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そんなことくらい知っとるわい? じゃあ、次に狙える業界はどこでしょうか。

これが銀行、しかもリテール銀行なんです。アフリカの人たち(除く南ア)って大方が口座持ってないんですよ。この理由も単純明快で、ただ、ただ預けるだけのお金がないから、それだけのことです。

でも、このめざましい経済発展と共に、最近ではノキアの携帯電話を買って地元のプリペイドSIMを買ってもなお、現金が手許に残る人たちが増えてきました。現金ができたら、今どき壺に隠すわけないし誰だって銀行口座くらい開設しますよね。上図を見てもおわかりのように、ナイジェリアの大人は実に2割しか銀行口座を持ってないという統計になってます。これが、徐々に先行している南アの方向に向かうわけですが、丸が大きいほど人口が多いことを表していることからも、ナイジェリアを中心に、ケニアやタンザニアあたりを押さえておけば、リテール銀行はイケイケなんてことになります。

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日本ではゼロ金利政策下ですから、個人の預金口座なんて集めても、これっぽっちも銀行の収益につながりませんが、これらの国では、3%から5%の金利が当たり前についてきます。しかも預金口座さえ開設しておけば、次のステップであるローンカードやクレジットカードの潜在顧客にもなるわけです。左図はナイジェリアでのクレジットカード決済件数と金額ですが、この伸びを見れば一目瞭然でしょう。

それは、一朝一夕で起こるムーブメントではありませんが、仕込んでおいて損はないという意味もまたおわかりいただけると思います。

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12月の勉強会は12日13日あたりでTNKをやります。

今回はヨハネスブルグからケープタウンへの移動です。飛行機に乗ると、それ自体高いばかりか、宿泊費も1泊増えます。これに比べて夜行バスなら片道7千円程度でしかも宿泊費も節約できます。早速、実践してみました。

バス会社にとってもこの路線は東京ー大阪のようなもので稼ぎ頭ですから熾烈な価格・サービス競争がありよりどりみどりです。が、さすがに45歳のビジネスパーソンですから、バックパッカーの選ぶ青春ドリーム系ではなく、ゴージャスなビジネスクラスのあるグレイハウンドを予約しました。日程が決まっていれば日本からネットで予約しておくといいでしょう。このようなバス会社チョイスのコツは価格設定が高めのところを選ぶことです。10ランドでも安いところをと、各社を比較購入したりしてケチったりすると、結果、えらい混雑したりして車内のトイレのタンクが満タンで使えなくなったりひどい目にあいます。こういうときは1千2千円の違いならわざと高い会社を選ぶといいでしょう。空席率も高く、設備も新しいので快適に過ごせます。損して得取れとはこのことです。

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今回、私はヨハネスブルグ18時30分発、ケープタウン翌日12時30分着のバスに乗りました。片道20時間の長旅です。

つぎに問題は治安です。ヨハネスブルグだけでなく、ケープタウンの駅周辺は間違って足を踏み入れると二度と戻れなくなります。これは本気です。とにかく人気のないところには行ってはいけません。また少々バス待ちの時間が長くなっても日暮れ前にはバス会社の改札まで行きましょう。バス会社のロビーは安全です。

逆に昼間はごちゃごちゃしていて怖いようですが問題はありません。命を落とさないようにするコツはだたひとつ。夜は論外。昼でも人気のないエリアにいかないということです。そういう意味では、20時間は長いようですが、ヨハネスブルグパーク駅に夜に行くというリスクがなくなります。

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パーク駅は鉄道の駅ですが、バス乗り場の方が繁盛しています。レンタカー各社は2階でクルマを返却できますので、そのまま1階に降りるだけでバスに乗れます。ヨハネスブルグやプレトリアの客先をレンタカーで訪問し、そのまま夜行バスでケープタウンにスマートに移動できます。

バス乗り場は各社でわかれており、自身の予約したバス会社のカウンターで受付を済ませるとあとは裏側にバスが到着するのを待つだけです。

表には椅子もあってみんな並んでいますが、一番注意したいのは警官です。普段はソマリア等からの不法入国者を見張っているのですが、私達のような旅行者を見ると、荷物検査を要求してきます。実際に荷物なんて興味なく、財布の中身ばかりチェックしてきたら最大注意です。

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たったUSD30でも大金を所持して不審者だと難癖をつけ、警察署まで来いと連れだそうとします。この時、絶対に付いて行ってはいけません。何を言われても決してバス乗り場から離れてはいけません。ボスを呼べと連呼し、相手が根負けするまで頑張りましょう。人気のないところまでいってしまうと助けを求める相手がいなくなります。そういう意味では強盗の方がよっぽどマシです。

一番の安全策はバス会社のロビーの中に入ってしまうことです。ここは警官も治外法権らしく立ち入ってはきません。こういう国では誰が信用できて誰が信用できないのか着ている服では判断できないということです。

なお、ヨハネスブルグもケープタウンも駅のトイレは日本と同じく無料なで、チップ不要です。


ボルボの2階建てバスは30分前から改札が始まります。ビジネスクラスは1階で、しかもシングルシート。そして車内に扉もあって、快適です。リクライニングも問題なく、なにしろシートピッチが広く日本の夜行バスからしたらビジネスクラスどころかファーストクラス仕様です。普段、横浜と大阪を夜行バスで移動している私にとって、このバスで20時間なんて楽勝です。

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出発すると、すぐにアテンダントさんからコーヒーのサービスがあり、DVDで映画も上映されます。イヤホンは10ランドで売ってくれますが、手持ちのものがあればそのまま使えます。

車内にもトイレはありますが狭いので、休憩時に用は足したほうがいいでしょう。ほぼきっちり2時間おきにシェルのガソリンスタンドで休憩があり、コンビニ、ファーストフード店も利用できます。夕食を買いそびれても大丈夫です。

大きな荷物は、牽引トレーラーに放り込まれてしまうので、到着まで出し入れできません。車内で必要なものは出発までに手荷物に入れておきましょう。

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シェルでの休憩はたいてい15分です。場所によってはグレイハウンドのバスだらけになり、しかも給油などで頻繁にバスは勝手に動きますから、置いてきぼりにならないように注意が必要です。ちなみに、点呼なんて取っているようで数えてる感じしません。

いよいよ、ケープタウンに到着です。南アワインに興味ある人は、1時間手前のステレンボッシュ(Stellenbosch)で途中下車してもいいでしょう。ここが南アワインの最高峰産地です。もっともステレンボッシュのワインはケープタウンのスーパー、[クリックインペイ]で200ランドくらいで買えます。持って帰ったらきっと上代5千円くらいかしら。ワインは3本まで免税ですから、お試しあれ。

ケープタウンにも昼間に着くところが助かります。写真の広場は、地元のヤバそうな兄ちゃんですら、オレもここでは一晩命はもたないと言っていました。ヨハネスブルグに比べて、ケープタウンは観光地であり安全に見えますが、だからこそ気を抜いてはいけません。

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ケープタウンで観光するにもビジネスするにもきっとウォーターフロントまでの移動が必須になります。タクシーはボラレたりと気分が悪く、市バスは30分に1本です。そこで活躍するのはトヨタハイエースバンを使ったミニバスです。グレイハウンドのバスを降りたらまっすぐ駅の表まででると、ウォーターフロント行き専用のミニバスが列をなしてます。必ず先頭のバスにのりましょう。満員になったら出発する仕組みです。出発したら料金5ランドを乗客が順々にリレー方式で手渡ししていきます。10ランド札しかもってなければ隣から手渡しできた合計額から勝手にお釣りを取って次に手渡しすればいいだけです。車掌さんは最後に合計額を受け取ります。

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ミニバスはたとえ20セントでもお釣りはしっかりきっちり返してくれますし絶対にボラレたりしません。しかも社内は安全です。ミニバスの路線体系は完全に中央集権型で、ケープタウン駅から各方面、各方面からケープタウン駅という仕組みです。行きは目的地行きのバスを探すのに苦労しますが、帰りは楽勝です。これをうまく活用しましょう。ケープタウン駅とウォーターフロントだけは乗り場も別でシャトル便になってますから、初心者でもこの路線だけはマスターしてみたいものです。

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訴訟対策ファンドの投資家紹介は今日で終わりです。今回は時に既存投資家優遇措置があったのと、オーストラリアへの急ぎの大型投資案件があったことで、利回りが高くなってました。初回の利払は来年の年末です。きっと来年は美味しい年末を過ごせそうですね。

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