1995年にオーストリアのウィーンで創業した、Superfund group。完全に機械によるプログラム売買が信条で、マネージドフューチャーズの老舗のうちの一つです。ファンドの名前は、ブルー、グリーン、レッドというなんだか戦隊モノのような色分けがされています。
が、実はそれもここ数年のことで、いくつかのファンドの名前を変えたり合併させたりを繰り返した結果のようです。それに、ゴールドとシルバーへの投資をミックスしてバリエーションを広げています。
が、実はそれもここ数年のことで、いくつかのファンドの名前を変えたり合併させたりを繰り返した結果のようです。それに、ゴールドとシルバーへの投資をミックスしてバリエーションを広げています。
今日は1年ぶりに、ルクセンブルク籍のオフショアファンド、Superfund Greenを取り上げてみます。プログラムは1996年から続いており、株式、債券、為替やコモディティをメインに約150種類の分野でプログラム売買をしています。マルチストラテジーのマネージドフューチャーズというわけです。
そしてトレンドフォロー戦略。と、聞くと、あれ〜どっかで似たようなファンドがあったかな? となる読者の方も多いと思います。そうです。例えば、MAN AHL Diversified と同じです。
つまり、スーパーファンドにとって、MAN AHLは長年のライバルだったということですね。そういえば、有象無象業者もこのファンドとMANやチューリップを盛んに宣伝して取次してましたから、その時代からファンドを持っているという投資家も多いと思います。
スーパーファンドグリーンの3年間の年率換算ボラティリティも13.04%で、MAN AHLとほぼ同じです。
スーパーファンドグリーンの3年間の年率換算ボラティリティも13.04%で、MAN AHLとほぼ同じです。
直接投資はスーパーファンドの国内販社から購入することができますが。過去から有象無象業者経由で保有している投資家は、そのまま保有もできますがもちろん解約の相談も受け付けています(解約コストはせいぜい3万円程度、それ以上はボッタクリか詐欺です)。モーニングスター社格付けはCategory Systematic Trend USDで星四つ。ファンドサイズがわかりませんでした。が、ヘッジファンドで物色している投資家なら、このファンドも十分に投資対象となるでしょう。
運用開始:2014年11月
運用コスト:0.4 % p.m.
最低投資額:USD5k
ISIN:USDクラスでLU1084751459。
モーニングスター社格付:Category Systematic Trend USD 星一つ運用開始:2014年11月
運用コスト:0.4 % p.m.
最低投資額:USD5k
ISIN:USDクラスでLU1084751459。