1997年創業で、GBP25.3Bの預かり資産を持つ独立系の運用会社、Artemis Investment Management 。The Profit Hunterと自己紹介しているところがなんだかカッコいいじゃないですか。また、この会社はArtemis VCT plcというベンチャー・キャピタル・トラストも運用していることでも知られており、この話は過去の記事でも出したことがあります。
ここで、2021年6月にローンチしたばかりの真新しいファンド、Artemis Funds (Lux) – Positive Futureを取り上げておきます。もちろん、まだスタートしたばかりですからパフォーマンスはファクトシートに記載されません。というのもこのファンドはルクセンブルク籍のオフショアファンドですが、それだけではなく、EU各国のファンドは1年間の運用実績がないと、ファクトシートにパフォーマンスを表示してはいけないことになっています。
さて、何がポジティブなのでしょうか? ポジティブ・インパクトのある会社に投資しようというものですが、環境問題などの「変化」とか「変革」というものに対応力があるかという観点から銘柄を選定しようというものです。もっと簡単に言えばSDGsにどれくらい無理なく対応できるか、むしろそれで儲かるのかということです。
個人投資家向けのアメリカドル建てクラスBでISINはLU2342621906。ファンドサイズはまだUSD18Mとイワシ級ですが、そりゃそのはずですよね。もちろん直接投資はできたいと思ったほうが良いので、ハンサードやRL360、カストディアンライフなどの生保系オフショアラップ口座を経由して購入することになります。
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