iPath創業三百年の歴史を持つイギリスのバークレイズ銀行Barclays Bank PLC 。ここにも秀逸なファンドがありました。iPath Exchange Traded NotesというETFのシリーズです。

バークレイズはイギリスの銀行ですが、このアイパスシリーズはアメリカ籍のオンショア債券として発行、運用されおり、ざっと数えたところ80種類くらいありそうです。

ETFはファンドですが、ETNは債券の体裁で発行されているだけで、個人投資家にとってはその違いをいちいち何時間もかけて勉強しなければならないほどではありません。ただし、2点だけ大きな違いがあるので、そこだけは押さえておきましょう。

1点めは簡単。債券なので満期日があるということです。ファンドには満期日はありません。満期日になっても運用を続けたい場合、適宜同じ種類の債券に乗り換えければなりません。

2点めは発行体のデフォルトリスクです。ファンドは投資先の価格変動リスクや信用リスクはあるものの、ファンドそのものが口を発行している信用リスクを考える必要はありませんでした。しかし債券では必ず発行体の信用リスクがついて回ります。尤も、その発行体がBarclays Bank PLCなわけですから、その信用リスクについて懸念する人もいないでしょうけど。

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それでは、CBOE上場のiPath Series B US Treasury 10-year Bear ETNパフォーマンスをみてみましょう。この債券はUS Treasury 10-year、つまり世界で一番一般的な債券である10年もの米国債の価格に正反対の動きをするように設計されています。

ISINはUS06747F1194。2020年2月4日スタートで2050年2月4日が満期での30年債で、時価でいつでも売買ができます。BTYS:BTQ:USDで検索すればどこでも価格はチェックできます。

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米国債の史上最高値更新しましたし、これは仕込みのチャンスです。

最低投資額などはまだ調べがついてません。アメリカ籍ですがたいていの一括投資型のオフショアラップ口座経由なら買えるような気もします。




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レバノン国債がUSD1.2B分の償還期限に間に合わず、デフォルトすることが確実視されてますね。
分散投資がうまくできている方はパニックにならなくても大丈夫ですよ。