オーストラリアのシドニーに拠点を構える、Maple-Brown Abbott Limitedは南半球からの目でアジア株を手掛ける、1984年創業、従業員数がわずか60名ながら預かり資産はこの数年間で約3倍、金額では約AUD35Bで成長している専門店な運用会社です。久しぶりに取り上げるファンド会社なので、フィナンシャルタイムズなどを見ながらファンドを選んでみました。
Maple-Brown Abbott Global Infrastructure Fund Institutional USD Acc。インフラ関連を取り上げるのも久しぶりですから。
Maple-Brown Abbott Global Infrastructure Fund Institutional USD Acc。インフラ関連を取り上げるのも久しぶりですから。
アクティブ運用でESGも意識しながら時価総額USD500M以上の銘柄を選択していく、インフラ関連テーマ株ファンドです。ファンドサイズはUSD596Mでイルカ級、2015年6月スタートです。最低投資額はUSD20kで微妙に高いので、RL360 PIMSなどを経由して注文入れるときに気を付けないといけません。
それにしても法域別のアロケーションを見ると、ベンチマークに対して、香港と台湾だけえらい振れように見えますよね。でもこれ、よく見るとせいぜい上下4%つづなので、投資上位銘柄を大きく入れ替えると、これくらいのブレが起こってしまうこともよくあります。よって、他のアグレッシブなアクティブファンドに比べたら、わりあいとベンチマークに沿ったファンドだと言えるかもしれませんね。
30の銘柄に比較的集中投資をしていきます。配当利回りは4.0%です。