Redwheelという名で知られる2000年にロンドンで創業した独立系の運用会社、RWC Partners Limited。マイアミにも進出を果たし、預かり資産はUSD17.9Bもあるというのですから侮れません。ただ、ブティック独立系とはいえ、その資本にはシュローダーが入り、大株主にもなっているようなので、当然ながらバックグラウンドもしっかりしているファンド会社です。
人の手によるアクティブなファンドを10ほど運用していますが、その中でも一番気になりますし、定期的にアップデートしておきたいのは、やはりRWC Asia Convertibles Fund ではないでしょうか。
題名からしてもう目をひきますよね。直訳すると、アジアの転換社債に投資するファンド、となるのですから。で、目論見書などをチェックしてみると、その名の通りで、日本もわずかに含むアジア各国の転換社債にロングオンリーレバレッジなし(ただし、現物だけでなく先物にも投資します)で投資するファンドです。
特徴
アジア各国の転換社債にロングオンリーレバレッジなしで投資
アクティブ運用による高利回り
アジアの成長企業への投資
プロが厳選した47銘柄に投資
モメンタムや生保系ラップ口座で購入可能
運用会社:RWC Partners Limited
運用開始日:2011年6月
ファンドサイズ:USD69M
ISIN:LU0539371368
モーニングスター社格付け:未取得
ベンチマーク:Thomson Reuters Asia ex Japan Hedged
投資対象地域:アジア(日本を含む)
投資対象銘柄数:47
平均イールド:0.8%
過去3年間のパフォーマンス:年率10%
お勧めできるポイント
アクティブ運用で高利回りを目指せる
アジアの成長企業に投資できる
プロが厳選した47銘柄に投資できる
モメンタムや生保系ラップ口座で購入できる
注意事項
株式市場の価格変動リスクがある
為替変動リスクがある
新興国への投資リスクがある
転換社債の価格変動リスクがある
過去のパフォーマンスは将来の成果を保証するものではない
RWC Asia Convertibles Fundは、アクティブ運用で高利回りを目指せるファンドです。アジアの成長企業に投資したい投資家におすすめです。ただし、株式市場の価格変動リスク、為替変動リスク、新興国への投資リスク、転換社債の価格変動リスクがあることを理解した上で投資を行う必要があります。
2月の勉強会の開催、1回になりそうです。