ニューヨークにAllianceBernstein Investment Management Australia Limitedという運用会社があります。というより、22カ国どこにでもありその預かり資産たるやUSD555Bという巨大さ。AXAグループだから当然といえば当然なのですが、そのサイズは想像もつかない大きさです。でもリーマンショック前はUSD800Bもあったそうですよ。
それでいて、デュレーションは4.41年とちょっと短めでリスクヘッジがなされています。
いづれにせよ、昨年までは債券ファンドの中でもかなりハイリスクハイリターン志向であり、コロナで中央銀行が国債を買い入れするようになってからは、勉強会でも度々要注意だとしていました。
要するに、コロナ中のゼロ金利政策と中央銀行による国債買い入れ策から誘導された、債券価格が非常に高い時期にこのようなデュレーションの長いファンドを保有するのはセオリー無視の判断ミスだといえるでしょう。逆にこれまで見送って投資家には、むしろここからがこういったファンドの買い時です。
ルクセンブルク籍のファンドには直接投資はできませんから、フル機能付き生保系ラップ口座を使って海外投資するか、日本からならしょぼいベビーファンドに投資してください。最低投資額はUSD2kです。
AB Global High Yield Portfolioは、その名の通り、ドル建てのグローバル・ハイイールド債券に投資するオフショアファンドということになります。
ハイイールド債中心ですが、全部が全部ハイイールド債というわけでもなく、適格債券、それもAAAクラス、要するに米国債も1割も混ぜているという、ポートフォリオとしてはちょっと興味深い内容のブレンドです。
1997年9月スタートでUSD16.7Bというこれまたクジラではカウントできない超巨大ファンド。ISINはA USDでLU0081336892。モーニングスター社格付けはCategory Global High Yield Bondで二つ星。
2,098もの銘柄に分散投資されており、かつトップテン銘柄だけで4%しかウエイトがありません。
2,098もの銘柄に分散投資されており、かつトップテン銘柄だけで4%しかウエイトがありません。
それでいて、デュレーションは4.41年とちょっと短めでリスクヘッジがなされています。
いづれにせよ、昨年までは債券ファンドの中でもかなりハイリスクハイリターン志向であり、コロナで中央銀行が国債を買い入れするようになってからは、勉強会でも度々要注意だとしていました。
要するに、コロナ中のゼロ金利政策と中央銀行による国債買い入れ策から誘導された、債券価格が非常に高い時期にこのようなデュレーションの長いファンドを保有するのはセオリー無視の判断ミスだといえるでしょう。逆にこれまで見送って投資家には、むしろここからがこういったファンドの買い時です。
ルクセンブルク籍のファンドには直接投資はできませんから、フル機能付き生保系ラップ口座を使って海外投資するか、日本からならしょぼいベビーファンドに投資してください。最低投資額はUSD2kです。
勉強会の日程は明日にはきめます。