これからの時代グローバル投資は必須 ひたすらオフショアファンド!規制や英語にめげずに海外投資、不動産、FX 調査と経験の全記録

カテゴリ:オフショア投資信託・ファンド(ロングオンリー) > 商社・金融系ビジネスファンド

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Katch Investment Group (KIG) は、2014年にロンドンで設立された、プライベートデット市場に特化した資産運用会社です。設立以来、KIGは経験豊富な投資チームと独自の投資戦略によって、投資家に対して安定的なリターンを提供し続けているようです。

業務内容

KIGは、主に以下の3つの分野に焦点を当てて投資活動を行っているとしています。

  • ファクタリング: 企業の売掛金を購入することで、企業の運転資金を改善
  • 貿易金融: 国際貿易における輸出入業者への融資
  • 不動産ブリッジローン: 不動産売買の決済までの短期的な融資

これらの分野は、比較的高い利回りが期待できる一方で、市場規模が小さく、参入障壁が高いという特徴があります。KIGは、長年の経験と専門知識を活かして、これらの市場における投資機会を見つけ出し、投資家に対して魅力的な投資商品を提供しているとのこと。

会社情報

  • 設立: 2014年
  • 所在地: イギリス ロンドン
  • 従業員数: 約50名
  • 投資対象: プライベートデット
  • 運用資産残高: 約8億5000万米ドル

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Katch European Secured Lending Fund

Katch European Secured Lending Fundは、Katch Investment Groupが運用するルクセンブルク籍の投資信託です。欧州の企業や個人向けに、主にモーゲージ、つまり不動産担保ローンに投資しています。

投資方針

  • 投資対象:欧州の企業や個人向けに、不動産担保ローンや貿易金融などのプライベートデット
  • 投資地域:イギリス、ドイツ、フランスを中心に欧州主要国に限定
  • 投資期間:四半期ごとにロールオーバー
  • 目標利回り:年利12%

リスク

  • モーゲージ、プライベートデット市場は流動性が低いため、投資の売却が難しい場合がある
  • 金利上昇の影響を受けやすい
  • 貸し倒れリスクがある

メリット

  • 伝統的な資産クラスとは相関関係が低いため、ポートフォリオの分散効果が期待できる
  • 比較的高利回りが期待できる

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  • ISIN:LU2383815680
  • 運用開始日:2021年8月
  • 最低投資額:EUR250k
  • モーニングスター社カテゴリ:なし
  • モーニングスター社格付け:なし
  • ベンチマーク:なし



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みなさんの取り上げてほしいファンドリクエストよろしくお願い申し上げます。
 

Prestige Asset Management、すっかりおなじみのプレステージが運用するユニークなビジネス系のファンド、Prestige Alternative Finance、Alternative Fixed Income Opportunitiesについては、11 年もウォッチを続けています。

これは、低金利の時代では、なかなか思ったようなパフォーマンスが出ないのが宿命とはいうものの、ビジネス自体は順調で、ながく続くノンバンク系ビジネスファンドのお手本のような存在だからです。

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農業経営の自由化が進んでいるイギリスでのオルタナティブファイナンスだから機能していたわけですが、Prime Alternative Finance Alternative Fixed Income Opportunitiesでは、バイオマス発電などニューエナジー分野への融資を増やしています。

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特にウクライナ情勢が悪化していることを背景にエネルギー価格が高騰してるため、ますますこういったファンドが注目されることでしょう。


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直接投資だと最低投資金額がUSD100k相当額からになるのが、分散投資を進めたい個人投資家にとってはハードルを上げている要因です。モーメンタム経由だと低額からできるのですが、それでもある程度の額が集まらないとモーメンタム自体も動くことができません。この金額をもう少し刻めるとエントリーしやすいのですけど。 ISINはUSDクラスでLU1781277303。

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他にもUSD / EUR / GBP / CHF / SEKで投資ができます。ファンドサイズはUSD265Mでイルカ級。




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それにしてもウクライナ情勢とか入れておけばアクセス数が上がるだろうという考えはもう誰でも思っているようで、世の中そううまくはいかないということです。

Rj90isfi7OOsmlWPVaKSKKwgIOl1605412074205_200x200EEA Fund Management (Guernsey) Limitedの運用するライフセトルメントファンド、EEA Life Settlements Fund PCC Limited。怪しげなライフセトルメントファンドが乱立した結果、EEAもまさにトラブルに巻き込まれて解約停止になったわけですが、それでもこのファンドは透明性高く情報発信を続けてくれるので、まだ先が見えない戦いが続いているとはいえ、本当に安心して待っていられます。

それでも、待っていられないというパニックに陥っていた投資家は、かれこれ5年以上前にはなりますが、Run-Off Cellというクラスに切り分けられましたので、このまま商売を続けたいという思惑でContinuing Cellに残った投資家は一枚岩になれたことも不幸中の幸いでした。

このまま行くと、同じ通貨クラス、同じ後払い制手数料のクラスでの比較においても、Run-Off CellよりもContinuing Cellの方が多くの精算配当を受け取ることができそうで、実際にそのシナリオで動いています。


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このブログでは引き続きRun-Off Cellの投資家は無視。頑張ってるContinuing Cellの投資家のみサポートしていきます。

ここ最近、どのクラスの投資家であっても、解約には応じることとなり、NAVは下がっていますが、資金化したいという投資家は、解約の申し込みのサポートもさせていただいています。

新規申し込みは不可(というより今から投資する人はいないでそう)ですが、解約の申し込みは可能です。さらにラップ口座経由であれ、直接投資であれ、代理店移管や、住所変更、メールアドレス変更の手続きなどは可能です。

最新の正式レポートなどは↓にアップされています。
https://www.eeafmg.com/eea-life-settlements-fund/




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今日は立ち仕事だったので、ほんと腰が壊れそうです

 

Prestige Asset Management、すっかりおなじみのプレステージが運用するユニークなビジネス系のファンド、Prestige Alternative Finance、Alternative Fixed Income Opportunities。このファンドを追いかけるのももう何年経ったでしょうか。ファクトシートを見るとかれこれ11 年も経っていることがわかります。

低金利の時代では、なかなか思ったようなパフォーマンスが出ないのが宿命とはいうものの、ビジネス自体は順調で、ながく続くノンバンク系ビジネスファンドのお手本のような存在です。

農業経営の自由化が進んでいるイギリスでは、いわゆる農協のような組織がしっかり根付いてはいるものの、農家としても資金や資材の調達手段は多様化しており、ファンドで集めた資金をリースやファイナンスに回すというのがプレステージの特徴です。



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そして、コロナで話題が遠のいていることが良かったのか悪かったのか、とにかくBrexit と為替の影響は為替にでていますが、ポンド安はイギリスの農業にとってはむしろ追い風です。


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直接投資だと最低投資金額がSDU100k相当額からになるのが、分散投資を進めたい個人投資家にとってはハードルを上げている要因です。モーメンタム経由だと低額からできるのですが、それでもある程度の額が集まらないとモーメンタム自体も動くことができません。この金額をもう少し刻めるとエントリーしやすいのですけど。 ISINはGBPクラスでKYG722711283。






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勉強会のご予約を管理して、集合場所の案内やコピーの準備がなくなったので、かなり楽させてもらってます。でも質問はたくさん用意しておいてくださいね。

logo-v1Regional REIT Limitedは2015年11月にローンチしLSE Main Market (RGL)に上場している上場不動産投資信託です。ただし、ガンジー島籍のオフショアの建付けになっており、ISINもGGからはじまるGG00BYV2ZQ34です。

REITは、日本語でもリート、Real Estate Investment Trust の意味です。

このファンドはLondon & Scottish Investments (“LSI”) と Toscafund Asset Management (“Toscafund”)によってマネージメントされています。


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ファンドの目的はいたってシンプルです。中古のビルを購入してこれを主にオフィスビルとして賃貸経営をしています。

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ファンドとしては153もの物件に分散投資されていますが、その中でも大きい建物だと30億円を超える物件で、延べ床面積も14千平米ともなりますから、かなり大型のものが主力になっています。

オフィスビル中心ですから、当然にコロナショックで半減しています。そして、過去最高値にはまだ追いついていませんので、これを買い時とみるかどうかは相場観次第です。



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アップルマジックマウス調子悪いのでヤフオクなどで探していたのですが、状態が見えないので、結局、少々お高くてもブックオフで手をうちました。時間かけて探すのも時間の無駄ですもんね。  

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scottish-mortgage-investment-trust1909年から続く、Scottish Mortgageは今では、かの有名なベイリーギフォード、Baillie Giffordのフラッグシップファンドとなり、スコットランドの人たちからだけでなくグローバルから資金を集め、ベンチマークであるFTSE All-World Indexより上回ることを目指して株式投資しています。

ファンドサイズは実にGBP19.37Bととんでもなく大きな資金を2名のファンドマネージャーが顕名で投資判断をくだしています。Morningstar Ratingはもちろん、星五つ。ISINはGB00BLDYK618

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それにしても、これだけの資金を、動かす判断を下すなんて、想像するだけでも胃が痛くなる話ですが、それをさらにアグレッシブなアクティブ運用しているというのですから、その重圧はいかなるものか想像もつきません。

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それでも、投資している銘柄はさほど特殊なものではなく、むしろイマドキの流行り銘柄が揃っているイメージです。しかも、短期的な株価の上下動、つまりノイズは一切無視して、その会社の真の競争力だけを信じて長期投資を継続するという方針からの銘柄選択です。

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そんななかでの、上図のような、ベンチマークに対しておおむね+20%以上のアウトパフォーム、過去1年に絞ってみると+60%ものアウトパフォームです。こりゃ、五つ星は当たり前、とんでもなく上をいくファンドだということがわかります。

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ちなみに、ロンドン証券取引所上場投資信託で、建値はイギリス・ポンドです。







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えきねっとの操作方法の難しいことといったら。 

ABS (asset-backed financing securities)というのは売掛金の割引を証券化したもののことをいいます。日本の金融では手形割引がメジャーです。一方、アメリカでは小切手は一般的ですが、手形はあまり発行しないため、アメリカの銀行では割手という融資体系が一般的ではありません。そのかわり、売掛金を担保に銀行から融資を受けるケースが多いのですが、それを銀行融資のかわりに投資家から資金を募れるよう、証券化したものをABSというのです。

住宅ローンを債券化して玉石混交にし、投資家から資金を募れるようにしたのが、かの有名なサブプライムローンです。基本的に両者は同じ仕組みですが、ざっくり言えば、ABSのうち、中身のわからないものが、サブプライムローンだったと区分けして間違いはないでしょう。

ABSが必要な仕組みの例を説明しましょう。

例えば、クレジットカード。私たちは買い物や食事でクレジットカード決済をよく使います。特にアメリカ人は、クレジットカード決済のできないお店に行くのを面倒くさがります。日本人でも、忘年会の幹事だったりするといちいち現金決済なんて大変です。クレジットカードが使えないのに行くお店は大衆酒場ちどりあしのように、よっぽどの値打ちがないと好んでは行きません。

さて、私たちがレストランで食事をしてその支払をクレジットカードで行ったとします。レストランにしてみたら客の払った食事代は当日現金で手許には入りません。クレジットカード会社が加盟店料を差し引いた決済資金を振り込んでくれるまで待たなければならないのです。それは加盟店との力関係にもよりますが、通常1ヶ月から2ヶ月以上かかります。その間もレストランは家賃やバイト代を支払わなければなりませんので、クレジットカード会社が倒産することもないだろうという信用を前提に、言わば前借りするわけです。日本ではそんな時、ノンバンクがお金を貸してくれますが、アメリカでは証券化して広く投資家を募ろうという発想になるのです。



とすれば、誰相手の売掛金かによって信用力も金利も大きく変わってくるでしょう。やはり金利よりも信用力を優先したいところですよね。もっとも信用力のある相手は誰でしょうか。例えば、国が建設するダムの請負業者が、売掛金をもっていたとします。売り先は国ですから100%回収が見込めます。そんな売掛金が担保なら安心です。支払期限までの期間にもよりますが、このファンドでは売掛金の80%から85%の割引率で買い取ってきたものを分散投資してファンド化しているのです。

となると、この種ファンドのリスクは、貸出先が焦げ付いた時、となるわけですが、しかしこれはさほど心配はありません。なぜなら、売掛金をしっかり担保として徴求しているので、融資先の破綻よりも、売掛金を払ってくれる会社の心配をしたほうがよいからです。


しかし、極めて重要な問題があります。それは、その売掛金が実在していたのか? という投資にあたって基本中の基本の問題です。私達投資家仲間でも、はるか6,7年前にこのファンド、つまりARGYLE FUNDS SPC INC.については投資妙味があるかどうかよく吟味したものですが、その結果、投資には至らないと判断し、どなたも買わなかったという経緯があります。

現在ではGrand Court of the Cayman Islandsの監督の下、管財人である、FTI Consultingが精算の活動にあたっていますが、レポートを見ても明らかに債務超過であり、精算配当があるとは思えません。



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オンライン勉強会はなれたらもっと色々な時間帯で複数回開催してみたいと思います。

Sequoia-Economic-Infrastructure-Income-Fund-LimitedSequoia Economic Infrastructure Income Fund Limitedはロンドン証券取引所(LSE)に上場するファンドで、ティッカーコードをSEQIで検索すればだれでも株価を見ることができますし、売買取引することも可能です。上場している会社型投資信託の形を取っていますが、要するに、非上場のeconomic infrastructure debt、つまりインフラ関連の建設資金、設備資金の融資を組んでいる、主にシンジケートローン屋さん(単独融資もあると思いますので)と思って誤解はないでしょう。

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0156ファンドサイズ、というよりここは時価総額と言った方がよいでしょうか、Total net assetsはGBP1.6Bとクジラ級*2の大きさで、ここから74に分けて融資先があり、最大額はGBP62M、平均融資額はGBP21M、悠危機感の平均は6.8年ですから、設備資金ですから、10年、20年かと思ったらそれほど長期というほどでもありません。

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Engelberg Global Fundも投資している機関投資家の投資対象ともなっています。

ただし、建値は全てイギリスポンドになっていますので、通貨のポートフォリオだけは考慮に入れておかなければなりません。




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9月は6日日曜日の朝からやります。会議室おさえます。

0 (2)Katch Investment Groupは2018年創業の若い非上場の運用会社で、主に不動産担保つなぎ融資やファクタリング資金融資などノンバンク系のファンドを組成しており、イギリスだけでなく、スイス、ルクセンブルグ、そしてブラジルに展開し、USD150Mの預かり資産を有しています。

Katch Fund Solutions シリーズの Real Estate Lending Fundは、ロンドンを中心としたイギリスの不動産を担保にしたローンの原資になるファンドです。

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0119ということは必然的に右肩上がりのパフォーマンスを形成します。29の債権に分散投資しており、その期間は平均9.7ヶ月。

最も大切な指標であるLTVは59%でかなり堅めに設定されています。

ISINはUSDクラスのRで分配金再投資型のタイプでLU2035471619です。最低投資額はリテールクラスでもUSD100kですから、ちょっとハードルは高めです。





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次は腰が痛い~運動不足か、勉強会開催数不足か

Prestige Asset Management、すっかりおなじみのプレステージが運用するユニークなビジネス系のファンド、Prestige Alternative Finance、Alternative Fixed Income Opportunities。このファンドを追いかけるのももう何年経ったでしょうか。ファクトシートを見るとかれこれ10年も経っていることがわかります。

低金利の時代では、なかなか思ったようなパフォーマンスが出ないのが宿命とはいうものの、ビジネス自体は順調で、ながく続くノンバンク系ビジネスファンドのお手本のような存在です。

農業経営の自由化が進んでいるイギリスでは、いわゆる農協のような組織がしっかり根付いてはいるものの、農家としても資金や資材の調達手段は多様化しており、ファンドで集めた資金をリースやファイナンスに回すというのがプレステージの特徴です。

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そして、コロナで話題が遠のいていることが良かったのか悪かったのか、とにかくBrexit と為替の影響は為替にでていますが、ポンド安はイギリスの農業にとってはむしろ追い風です。

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直接投資だと最低投資金額がSDU100k相当額からになるのが、分散投資を進めたい個人投資家にとってはハードルを上げている要因です。モーメンタム経由だと低額からできるのですが、それでもある程度の額が集まらないとモーメンタム自体も動くことができません。この金額をもう少し刻めるとエントリーしやすいのですけど。 ISINはGBPクラスでKYG722711283。






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勉強会のご予約は3名様、もうちょっとお越しいただいても問題なさそうです。

logo (2)Axiom Legal Financing Fund(公式サイトは廃止済、管財人の管理下にあって、その状況を報告するサイトが開設されている)については、元来流動性リスクが必ず伴う訴訟対策ビジネスであるにもかかわらず、毎営業日売買が可能であることを謳っていたため、メルマガではやや厳し目にみておくべきとの見解を持っていたファンドです。実際、残念なことに2012年9月に流動性リスクは顕在化してしまっています。

ただ、、流動性リスクだけなら良かったのですが、融資先からキックバックを得ていたのではないかという不正取引リスクまでもが顕在化したため、世界的にも一流の総合法律事務所であるグラントソントンが管財人として指定されて、詳細レポートを読んでビックリという感じです。

ただ、不正取引に関しては、経営者が袖の下からもらっていたとかなんとかと、オフショアアラートなどの怪しいブログ(って自分も怪しいブログ書いているので人のことは言えませんが)で書き立てられていますが、こういった場合、噂や煽りが先行することが多く、ネット上の情報全てを鵜呑みにすることはできません(って言うまでもなく当たり前のことやけどね)。

ちなみに、このオフショアアラートというのは、マスコミではなく単なるブログであり、ネガティブな話しを殊更に誇張して実投資家に不安心理を煽り、情報がほしいなら金よこせという、貧困ビジネスにも劣る、汚いビジネスを展開している連中です。

ま、不正があればあったで、そんなことは後記の裁判で決着してもらえばよいことなですが、アクシオムの問題点の中で私の注目は、むしろその投資家の偏った構成にありました。それはグラントソントンの投資家へ配信される詳細レポートを読んでようやくわかったことなのですが、一番大口の投資家、二番目に大きい投資家、そのいずれかが、その持ち分の半分でも解約申込するだけで、即座に流動性リスクが顕在化してしまうくらいの大口偏重ウエイトだったのです(上場している株式会社なら大株主は公開されますが、投資信託にはその開示義務はありませんので、知らされなくても合法です)。

ビジネ系ファンドには流動性リスクはつきものとはいえ、知らないうちに、毎営業日、このリスクに晒されてのでは私達のような小口のオフショア投資家にとってはたまったものではありません。Brandeauxのような学生寮ファンドなら、他社の倒産によって風評被害的に解約が殺到したわけですから、本業さえ順調ならそのうち解決策もでてくるわ、と高をくくっていられますが、アクシオムの場合、大口投資家の意向なんてわかりっこないですから、そもそもトレンドを掴むとか事情がわかれば安心とかいう世界ではありませんよね。

その管財人から

Axiom Legal Financing Fund – a segregated portfolio of JP SPC 1
Axiom Legal Financing Fund Master SP – a segregated portfolio of JP SPC 4 (both in Receivership)

の名前で毎年投資家に向けてレポートがでていますので、参考にしてください。

解約も新規もできません、正しい情報を得るためには代理店移管をするしかないでしょう。





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ジンバブエの中央銀行は、IMFに内緒でお札を刷っていたそうです。これって本物のお札だけど、ニセ札? 定義が難しいですね。

TCA Global Credit Master Fund LP、2010年のローンチ以来、ずっとウオッチを続けてきていましたが、残念ながら2018年2月頃に、ファクトシートやアニュアルレポートの分析結果から、撤退を決断。このブログの読者の中で日頃からご相談いただいたり、勉強会に参加いただいている投資家仲間の方々も全員が2018年中には撤退されたので、昨年は全くウオッチをしていませんでした。

ですので、一般のニュース記事になるまでは、全く知らず、かつ一般のニュースでの情報しかわかりません。

しかし、どのメディアの記事を読んでみても、U.S. Securities and Exchange Commission(米証券取引委員会)からの査察を受けていること、解約は殺到しており、解約停止措置を発動したのは事実のようです。

公式サイトから2019年11月のファクトシートを見てみましたが、ファンドサイズはUSD516Mとなっています。しかし、実際はUSD300M程度なのではないかという疑いも持たれているようです。

いずれにしても、実態が明らかになれば、投資家に精算配当される金額の目処も立ってくるかとは思いますが、通常は3,4年を要すと考えたほうがよいでしょう。





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気がつけば1月勉強会できずじまいでした。

もう数年前のことになります。いっとき、大流行したイギリスの学生寮ファンド。Mansion Student Accommodation Fundは新進気鋭のベンチャー的なファンドとしてお気に入りでしたが、後半は有象無象が強烈に売り込みをしたこともあって、ファンドサイズが急増。そのままでは現金過多でどんどんパフォーマンスが下がるため、慌てて2軒の学生寮を買収した矢先、他社の倒産をきっかけに完全なる風評被害をくらい、無意味なパニック解約が殺到。仕方なく解約停止措置が発動されると、今度はリテラシーのない投資家がパニックになり、結局存続できずに、運用終了して精算されることになっていました。

中間配当はすでに支払済で、古くからの投資家は中間配当部分でなんとかトントンが少しの損失、投資を始めたばかりだった方は、為替にもよりますが、3割から5割の損失という状況でした。

そしていよいよ、最終精算処理が確定しました。10月23日付けで、
CIRCULAR TO ALL REGISTERED SHAREHOLDERS AND INVESTORSというレター(題名:RE: The International Mutual Fund PCC Limited)が投資家のもとに届けられています。

用件はズバリ、Final Distribution of the Cell、つまり最終清算の開始です。中間配当の時に、大方の資金は投資家に返金されているため、今回は、清算のための、リーガルコストなどを除いた、余剰金の返金にとどまります。つまり金額は少ないということで、結果的には2016年1月時点の資産に対して約94%の償還率となりました。

支払いは、Apex Fund Services (IOM) Limitedの取引銀行を通じて行われ、これまでの手続きが全て完了している投資家には何ら手続は不要で、今月末に開始される予定の返金手続をまつだけになります。

入金予定額は、DISTRIBUTION ADVICEというレターにあるNet Amountという欄の金額に記載されています。

これまで、このブログを通じてご相談をうけていた方は、全ての手続が完了していますので、入金確認だけしておいてください。

手続きが必要な方byh00122@yahoo.co.jp、までマンション学生寮の件でメールいただければサポートします(今回はじめて相談される方は有料、以前からのお付き合いの方は一切無料)。



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いっとき、大流行したイギリスの学生寮ファンド。Mansion Student Accommodation Fundは新進気鋭のベンチャー的なファンドとしてお気に入りでしたが、後半は有象無象が強烈に売り込みをしたこともあって、ファンドサイズが急増。そのままでは現金過多でどんどんパフォーマンスが下がるため、慌てて2軒の学生寮を買収した矢先、他社の倒産をきっかけに完全なる風評被害をくらい、無意味な解約が殺到。仕方なく解約停止措置が発動されるとリテラシーのない投資家がパニックになり、結局存続できずに、運用終了して最終精算されることになっていました。

そしてその最終精算処理のために、2017年7月10日以降は、名義譲渡は一切受け付けてもらえませんでした。この状況は、世間一般のどんなオフショアファンドでも管財人ファンドの精算に着手すると世間一般当たり前に停止され、そんな手続きを強要したところで、ソイツがアホやね、とバカにされるだけです。

ところが、名義譲渡できないまま、最終精算してしまうと困ったことが起こります。例えば相続。元投資家の受取指定銀行口座が存在しませんので、こればっかりは譲渡しない限り精算ができません。

もちろん、例えば親子や夫婦間で損益を付け回すために譲渡を試みる不届き者も現れるでしょうが、それはCRSも整備されているので、各国の税務当局にお任せしておけばよいことで私達が関わる話ではありませんよね。

もし、このような正当な事由から名義譲渡が必要な投資家は、3月31日までに手続きが必要になります。

手続きが必要な方byh00122@yahoo.co.jp、までマンション学生寮の件でメールいただければサポートします(有料)。



<ご参考>

このファンドは破綻したわけではありません。適正な手続きを経て運用を終了しただけです。ましてや詐欺ファンドどころか、International Stock Exchange Group Limited(旧チャネル諸島証券取引所)上場している立派な上場投資信託です。
The International Stock Exchange Group Limitedで銘柄コード4713で検索すれば、精算までの過程も全て公示されています。

もちろん、投資家にはPost-Termination Reconciliation of accounts with Mansion Property Management Limited (“MPM”) and Mansion Capital Partners Epsilon Limited ("MCPEL")というレターが先に行くので、一般の閲覧者より情報は先になります。


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目黒区民の戸籍抄本、あれ、目黒区役所ってどこでしたっけ? 目黒駅は品川区だし。

Prestige Asset Managementの運用するユニークなファンドPrestige Alternative Finance。このファンドを追いかけるのももう何年経ったでしょうか。ながく順調に続くビジネスファンドのお手本のような存在です。

農業経営の自由化が進んでいるイギリスでは、いわゆる農協のような組織がしっかり根付いてはいるものの、農家としても資金や資材の調達手段は多様化しており、ファンドで集めた資金をリースやファイナンスに回すというのがプレステージの特徴です。

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そして、Brexit Voteの影響は為替にでていますが、ポンド安はイギリスの農業にとってはむしろ追い風です。

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直接投資だと最低投資金額がSDU100k相当額からになるのが、分散投資を進めたい個人投資家にとってはハードルを上げている要因です。モーメンタム経由だと低額からできるのですが、それでもある程度の額が集まらないとモーメンタム自体も動くことができません。この金額をもう少し刻めるとエントリーしやすいのですけど。

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バイクの膝が冷える季節。全体を覆う防水防風カバーを買ってみました。

Toscafund Asset Management LLPを取り上げるのは初めてかもしれません。2000年創業のLondon 本社、そして Manchester と Greenwichにも事務所を置く、イギリスの独立系ブティック運用会社です。株式運用がメインですが、ロングショート戦略のヘッジファンドも持っています。

ただ、これらのファンドはネット上ではファクトシート非公開であり、しかもFinancial TimesなどにNAVの公開も1年前に中止している(ペーパーベースでは今でも週次で紙面にでています)こともあって、非常に取り上げづらいので、これまで取り上げていなかったという事情がありました。

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やりづらいので記事にしないでいると、自分の備忘録にもなりません。それにトスカファンドのもう一つの柱は、未公開株や中小企業への直接融資スキームを持っているところです。

そこで今日は、Tosca Debt Capitalについて紹介をしておくことにします。

まずは公式サイトを訪問してみてください。色々な会社への投資実績が載っています。簡単に言えばベンチャーキャピタル。そしてその投資資金を、自社の自己資金だけでなく、皆からも集めているというしくみです。

現在までで、16社への投融資の実績があり、うち4社はすでに出口を迎えているそうです。2015年からはじめてすでに4社もイグジットしているって凄いですよね。もちろん、条件は非公開でどれくらいの利回りがあったかはわかりませんが、とにかくイグジットを見せてくれ~というのが投資家の心情でもあるので、その点は羨ましい話です。


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Sガストのごはん特盛り同料金キャンペーン。行ってみてやってなかったらショックです。100円の差は大きい。

SQN Capital Management (SQN)は、2006年にニューヨークで創業した非上場のノンバンクです。もっとも、融資先はアメリカ国内の中堅企業に限られず、イギリスをはじめ6カ国に展開しており、その融資形態も期間で言えば6ヶ月から20年、金額で言えばUSD500kからUSD50Mとバラエティに富んでいます。

さて、私達が気になるのは、その融資する資金をどこから集めているのかということです。

簡単に言えば、7つの会社型オフショアファンドを組成して、London Stock Exchange(ロンドン証券取引所)に上場させ、自由に売買できるようにしています。

と、簡単に書きましたが、上場ファンドまでもってくるのに数年かかっていますし、やはり苦労があって、ようやく合計GBP540Mという預かり資産を持つようにまで成長したようです。

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その中でもSQN Asset Finance Income Fund Limitedは、ロンドン証券取引所でSQNというティッカーシンボルも持っていて、個人投資家でも他の個別株と同様に簡単に売買することができます。そしてFTSE SmallCap Indexというインデックスにも採用されている銘柄です。

融資ビジネスファンドと言えば、右肩上がりのパフォーマンスを想像しますが、このファンドは上場しているがゆえ、そうはいきません。

それは不動産ビジネスをしているだけのREITが上場しているがゆえ、相場全体の動向にある程度左右されるのと同じです。


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22日火曜日の個別相談の場所と時間帯、枠が変更になりました。

東京 新橋

個別相談会

日時 5月22日火曜日 11時00分から12時15分まで
日時 5月22日火曜日 12時30分から13時45分まで
場所 新橋駅近辺のコーヒー店
定員 1組つづ合計2組
参加費 一組様1,000円+コーヒー代ご負担ください

ケイマン諸島籍でPwC (PricewaterhouseCoopers)が管財人となり、精算活動中の、キジャニコモディティファンド、Brighton SPC Kijani Commodity Fund。

2018年5月21日を期限として債権届の提出が求められています。

この届けを提出しないと、最悪債権放棄したものと見做されます。PwCからは厳格に守秘義務を履行するように求められていますから、これ以上は書けませんので、あとはメールで相談してください。


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欧米主要国の利上げによって、エマージングへ回っていた資金が回帰してしまうのではないかとの懸念があります。10年もの米国債の利回りも久しぶりに3%台までワンタッチしていますし、約10年ぶりに米国債あるいはアメリカドルに利回りが戻ってきたのであれば、わざわざ為替リスクをとってまでエマージング国通貨にキャリー・トレードする必要性が薄れてくるのは確かです。

ただ、よく考えてみると、利上げしてきていると言っても、ようやくゼロ金利から9.11後のレベルまで回復してきただけに過ぎません。9.11の後はサブプライム問題に至るまで3年かけて5%も上がったこと考えると、そのペースがどれだけゆっくりかということがよくわかるでしょう。

そしてIMFの統計によると、個人資産のエマージング国への資金流入もリーマン・ショック時を除けば最低ペースだった2016年から、米利上げのトレンドにもかかわらず徐々に回復してきています。それは、9.11後の利上げのときも同じです。

ということは、私の感覚では(って偉そうに言わなくても)現時点では、さほどエマージングのデッド(債券)は心配しなくてもよいのではないかと考えます。ただ、つれて利回りが上がる(債券価格は下がる)かもしれないトレンドの中で買い進め辛いのは確かです。こんな時は仕組債や転換社債を使ったファンドなどが面白そうですね。

2008年に創業し、いまでは預かり資産GBP1.5Bまでに成長した、Prestige Asset Managementの運用するユニークなファンドと言えば、イギリス農機具リースファンドのPrestige Alternative Finance。ですが、これ以外にももうひとつ、Commercial Financial Opportunitiesというノンバンク系融資ビジネスファンドがあるんです。

このファンドのメイン通貨はイギリスポンドではなく、貿易金融などにも融資しているため国際的通貨のユーロになっています。

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ストラテジーは極めてシンプル。各銀行が縮小させている、中小企業向け運転資金の融資業務、貿易金融業務を肩代わりしているだけです。よって担保は売掛金や在庫となり、もう得意になってきたLTVも60%から70%に抑えています。銀行の運転資金融資と異なるのは、仕入れや輸入の案件紐付きであるということです。銀行でも中小企業に対して紐付き案件融資はありますが、国内案件におてい、融資してしまえば、分別管理はできませんので、結局経常運転資金と混ざってしまいます。銀行における究極の紐付き融資案件と言えば、貿易金融、即ち、輸入L/Cオープンとか輸出手形の買い取りになるでしょう。

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興味深いプレステージのノンバンクビジネス系ファンドですが、やなりネックは最低投資金額の高さでしょう。このファンドも直接投資ではEUR100kからなどとなっており、なかなかお試し買いというものができません。

右肩上がりのパフォーマンスは当たり前、不慮の事故にどう備えているかに全てがかかっているノンバンクビジネス系ファンドには、そうやみくもに全力投入できませんから、手数料がたかくついても分散投資を確行できる点からもラップ口座の有用性が益々増してくると思います。


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年末年始で忙しいですが、事務処理は皆でどんどん進めちゃいましょう。

Prestige Asset Managementの運用するユニークなファンドPrestige Alternative Finance。このブログでもすっかり馴染みになったビジネスファンドです。

農業経営の自由化が進んでいるイギリスでは、いわゆる農協のような組織がしっかり根付いてはいるものの、農家としても資金や資材の調達手段は多様化しており、ファンドで集めた資金をリースやファイナンスに回すというのがプレステージの特徴です。

このファンドをウォッチしはじめてからもう数年経ちますが、昔に比べてファンドサイズもかなり成長しUSD649Mにまで達している(5年前はUSD100Mちょっとしかありませんでした)ことから、融資件数、リースの件数は2千件近くあった超小口分散化作戦から、500件程度に大口集約化されてきています。ファンドサイズが6倍になって、融資先が4分の1になったということは、1件あたりの融資額は平均して24倍になったということです。

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そして、Brexit Voteの影響もあって、メイン通貨であるポンド建てよりドル建てクラスへの投資の方が大きくなってしまいました。確かにこの1年はポンドという通貨のリスクをヘッジしておきたいという思惑があったのは確かですが、それよりも、イギリス国内の投資家ではなく、アメリカなどからの投資が増えているのが原因だと考えたほうが自然です。

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このあたりの変化はビジネスの効率化を考えるとごく自然なことです。が、その変化にともなって、投資家もどのようなリスクを取っているのかを理解しておくことが大切です。それが故に、このファンドも安泰ながらも半年に一度くらいは記事にしておこうというのが私の考えでもあります。

このプレステージは、すでに投資している人、これから投資を検討している人以外にも、取るべきリスクプレミアムが一定、つまりビジネスモデルが首尾一貫していてブレなければ、おのずと投資の目標も調整しなければならないのだということを教えてくれる、よい勉強材料になるファンドです。

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読者の方からレノボのラップトップを譲っていただきました。IBMシンクパッド時代そのままで懐かしいキーボードのタッチですが、COREi3でまだまだ現役で行けそうです。大事に使わせていただきます。ありがとうございました。

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Quadris Environmental Forestry Fund PCC PLCの運用が実質破綻し、ファンドの銀行口座は債権者による差押などの理由で取引凍結れているとのことです。

2001年にスタートしたブラジルの森林、プランテーションファンド(イギリス領マン島籍)のQuadrisは運用歴は長かったものの、昨年、USD20Mの損失を計上し、その存続が危ぶまれていました。このブログでは数年前に投資対象として検討はしたものの、2014年の時点ですでに解約資金の決済が1ヶ月から2ヶ月遅れたりしたこともあって、結局対象から外してウォッチも止めていました。

特にブログの読者の方からもこのファンドを投資したよ、というお知らせもなかったので、このファンドの旗色が悪くなってからも、特に努めてウォッチはしてませんでした。が、ボランティアな管財人も付いて、かつマン島金融当局の監査もあったりして、いよいよデフォルト宣言?となったようです。

ただし、デフォルトを宣言したと言っても、ファンドが投資家に対して、ではなく、森林を育てて維持している人たち、つまり一般債権者に対して行ったものですから、まだ、ファンド自体が破綻したとは断言できない状況です。

これもビジネスファンドの一種ですから、売上が出て初めて資金が回収できます。学生寮ファンドなら、赤字か黒字かは別としてもとにかく建てたその月から家賃収入が発生します。しかし、森林ファンドは育てた木を切りだしてみて初めて売上が立つのです。果実(民法上の果実のこと、果物のことではありません)を得るまでのスパンが長いビジネスは、その間、あらゆるトラブルに対応できるか?というリスクがあります。

しかし、無事木が育てば、それこそ収益率は何倍、何十倍にもなりますので、このトラブルをうまくまとめて、再起動できれば全損どころか十分元が取れる結果にもなります。それにはまず、ビジネスの実態を正確に把握することが投資家に求められます。


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職場で、あいつホントにできない奴だという奴ほどできない奴はいない。をサラリーマン川柳にしてみたらどうなるかしら。

LendInvest Capital Management Limitedのファンドについて取り上げるのも随分久しぶりになりました。不動産への融資を行うノンバンクファンドのパフォーマンスは右肩上がりになって当然で、それをどこまで(できれば永遠に)大過なく過ごせるかだけが問題になります。

なので、普段はブログのネタになるようなニュースもないことから、どうしても頻度は下がり、便りのないのは良い便り、状態となります。ただ、先日、ランドインベストの旗艦ファンド(になってしまった)Real Estate Opportunity FundのファンドサイズがGBP100Mを超えたとのニュースがありましたので、これをお伝えしておこうと思います。

今の、ロンドンやその近郊(グレーターロンドンと言います。さしずめグレータートウキョーという言葉を作るなら、調布市とか武蔵野市、市川市、さいたま市とかのことです。要は行政区にかかわらず、すぐにプライムエリアにアクセスできるような地域のことを指します。)のフラット(イギリスの典型的な住宅風景を醸し出す、2階ないしは3階建ての長屋形式の建物、テラスハウスとも言いますね)の市況を見ても、ますます活況になることはあっても、衰退することは考えにくいです。

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となると、モンテーロもファンド運営さえしっかりしておけば、マクロ的には当面は安泰ということになりますね。

直接投資、ラップ口座経由ともに最低投資額はGBP10k相当額のポンド、ドル、ユーロ建てで通貨ヘッジあり、は販売手数料典型的後払い方式が適用されます。ただし、解約期間は四半期に一度ですから、解約するときは前広に手続を行っておく必要があります。

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さしあたり、7月24日月曜日の11時から六本木近辺にて個別相談会開催します。

旧チャネル島証券取引所、The International Stock Exchange(TISE)に上場のイギリス学生寮ファンド、International Mutual Fund PCC Ltd - Mansion Student Accommodation Fundから、比較的重要な公告がでましたので、お知らせしておきます。

って、ここでそうきたか、って感じでしょ。昨日の記事が、ここへの伏線だったとは、さすがの常連読者の皆様でも気が付かなかったと思います。

TISEには、今日のマンション学生寮ファンドだけでなく、マネージドフューチャーズの老舗MAN AHLガンジー、ダーウィンレジャー施設ファンド、F&C Warrior Fund、EEAライフセトルメントファンド、など私の記憶にあるファンドだけでもおおよそ数えきれないくらいあります。なにしろ全部で三千近い銘柄が上場していますからね。覚えきれるわけもありません。

Moratorium on Share Transfersというニュースが6月23日にでています。そんな大事なのならメルマガ読者だけには知らせてよ〜というお声もいただきましたが、よく調査してみたら、メルマガ読者の皆さんは対応済、または対応不要でしたので、お知らせしませんでした。普段からメール、電話、勉強会などで連絡を取り合える状況にある読者の方はご安心ください。対応不要です。

しかし、投資家の中には状況次第では対応が必須の方もいるかもしれませんね。しかも期限は7月10日。please be advised that transfers will no longer be accepted after 10 July 2017.と期限過ぎたら絶対融通はききませんと、強い文調です。

ところで、対応をしっかりしてある投資家の方にとって、これは良いニュースでもあります。というのも、この手続きの締め切りは残りの資金が精算されて完全に償還される最終段階に来ていることを意味するからです。

ちなみに、マンション学生寮は学生さん募集サイトから見て取れるように順調に営業を継続しています。揉め事があると烏合の衆になってしまう、それがビジネスファンドというスキームの宿命と言えばそれまでなのですが、それでもやはり運用終了で資金償還というのは残念でなりませんね。

今まで、ブログを読んでただけ、という実投資家はこの際、少し相談してみてはいかが? 

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イラクとかシリアのテレビ番組を観る方法ってなかなか表にはでてこないですよね。私だって知ってしまえば、ネットにさらすなんてアホなことは絶対しませんし、本当のことを知っている人はみんなそうでしょうから、ネットで検索したって出てこないのは当たり前です。投資の世界も同じですよね。

オランダのハーグに本店を構える、地元密着型の大手銀行ASN Bank。この銀行は日本で言うところの、ろうきん、つまり中央労働金庫のような形態とゆうちょがミックスしたようなビジネスモデルとなっており、要するにコテコテに地元密着なんです。ですから、公式サイトのどこを見渡しても英語とかドイツ語とかフランス語とかのページはありません。完全にオランダ語オンリーで勝負しています。 

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となれば、私達も受けて立とうじゃありませんか。ギルダーに両替しつつ、ユトレヒトまでナビなし、地図なし、現金なしでバックパックしていた時代とは違い、いまはグーグルがあります。オランダ語からドイツ語なら本当に綺麗に翻訳がでますし、英語へも正確ですから、何の心配もありません。

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ファンドリストの中でも一番私が気になった、ASN-Novib Microkredietfondsなんて、翻訳すらいらないじゃないですか。ASNとNovibは社名だし、Microkredietfondsなんてなんとなくドイツ語っぽく発音してみたら、マイクロクレジットファンドだってすぐわかります。そうです、お馴染みのノンバンク系融資ビジネスファンドです。

ここで、私がわざわざオランダのファンドを取り上げた理由がおわかりいただけたことでしょう。オランダでは銀行がノンバンク系融資ビジネスファンドを取り扱っている、という事実を伝えたかったのです。ビジネスファンドは解約停止措置が発動されることがあるため、流動性リスクが存在し、よって大手の金融機関がラインナップするファンドには馴染まない、というのが定説です。

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これを打ち破った例がある、ということが言いたかったわけです。でもパフォーマンスは年率2-3%とかなりおさえ気味になっていますし、現金の保有率も11.8%もあって、解約のための準備金も潤沢に備えています。しかも1996年から運用は続いています。

融資先もジョージア(グルジア)やコスタリカだったりしますし、ローカルなファンドなににもかかわらす、非常にグローバルなスケールで運用されています。すが大英帝国と並ぶ海の覇者だけあって、侮れませんね~。

直接投資は無理でしょう。ラップ口座経由でもよくわかりませんが、少なくともオランダ籍のオンショアファンドであることを示すISINはあるので、発注してみるだけの価値があると思います。

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街でもマンモスマークのMAMMUTのザックをよく見かけるようになりました。造りが機能的でカッコいいですよんね。でも私はやっぱりkarrimor派です。

 Equity Power Fundというルクセンブルク籍の単品専門ファンドがあります。Equity Experts sarlというファンドマネージャーの社名であったりファンドの名前から、どうみても株式ファンドだろうと想像してしまいます。

実際、公式サイトの投資戦略を読み始めてみると、、、

The EPF will identify, develop and manage investments made in strategically selected companies, assets and projects. The fund provides a controlled environment for investors to benefit in the growth and development of a diversified portfolio of companies, business ventures and expansion opportunities.

という出だしになっています。まぁまぁ株式ファンドの定番的な文章となっています。ところが、次の文章でちょっと毛色が違うかもと感じることでしょう。

The EPF will take an active approach to private equity investing, seeking situations where significant value can be unlocked and created through capital investment, enhancing profits through strategic growth.

プライベートエクイティ、つまり未上場株式に投資するかのような書きぶりです。そして次の段落では、

The EPF investment objective is to provide attractive returns that apply minimal correlation in comparison to standard asset classes. The focus of the strategy will be on capital deployment into companies, acquisitions, joint venture participation and developments, aiming to maximise returns through private equity style investments whilst focusing on stable and consistent returns.

となっていて、一体どんなものに投資しているの? さっぱりわからなくなってきました。エクイティ・スタイルってなんでしょう?

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次にパフォーマンスをみてみます。メインの通貨はユーロなので、ユーロ建て個人投資家向けクラスの月次パフォーマンスを引用させてもらいました。おお、これってどう見てもビジネス系ファンドの動きですよね。綺麗な右肩上がりになっています。どうしたって、株式ファンドのものではありません。

そこでプレゼンテーション資料を読み込んでみると、Snapshot of investmentsという項目があり、そこには、

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とありました。ああ、これはまさしくノンバンク融資などビジネス系ファンドです。

最低投資額はEUR125k、各ラップ口座を経由して購入できるとのことです。販売手数料は典型的後払い方式なので、ラップ口座経由でも全免にならずに適用されます。

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今日は晴れてほんとに助かりました。洗濯物がどっさりだったもので。

EEA Fund Management (Guernsey) Limitedの運用するライフセトルメントファンド、EEA Life Settlements Fund PCC Limited。怪しげなライフセトルメントファンドが乱立した結果、EEAもまさにトラブルに巻き込まれて解約停止になったわけですが、それでもこのファンドは透明性高く情報発信を続けてくれるので、まだ先が見えない戦いが続いているとはいえ、本当に安心して待っていられます。

それに、待っていられないというパニックに陥っていた投資家はRun-Off Cellというクラスに切り分けられましたので、このまま商売を続けたいという思惑でContinuing Cellに残った投資家は一枚岩になれたことも不幸中の幸いでした。

このまま行くと、同じ通貨クラス、同じ後払い制手数料のクラスでの比較においても、Run-Off CellよりもContinuing Cellの方が多くの精算配当を受け取ることができそうな雰囲気になっており、その不幸中の幸い効果が出てきています。

2016年末現在で、ファンド全体の資産価額はUSD302Mとなっていますが、これは保険証券の時価総額の算定をもっとも厳しい方法(ゼロと算定するのが数学的にもっとも厳しい方法ではありますが、現実路線においてという意味です)をとっています。

仮に、今、保有しているのべ140名(平均年齢は99.8歳!!!)の方全員にお迎えが来たとすると、その保険金総額は実にUSD473Mとなります。このことからもかなり堅めに計算していることがおわかりになるでしょう。

この4月にも一部の保険証券が現金化されたみたいですし、この先もどんどん現金化(してほしいと書くと不謹慎と言われそうですが)されて、一部清算金の償還という日がくるのが待ち遠しいですね。

解約新規はできませんが、代理店移管や、住所変更、メールアドレス変更の手続きなどは可能です。

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私は普段から電卓よりも関数電卓を使う方が圧倒的に多いです。って、三角関数も微分・積分もついぞする機会はないのですが、とにかくカッコ付き計算式をそのままダ~と入力できるのでやめられません。

モンテーロという社名だったころの方が馴染みがあるかもしれませんね。今は、すっかり出世して会社名もLendInvest Capital Management Limitedになっています。

じゃあ何でファンド名はMontello Real Estate Opportunity Fundままかって? その真意は聞いてませんが、おそらく面倒だからです。というのもファンド名の変更は大変重要な事項に該当するので、総会で投資家の特別決議の承認が必要になるからです。これはこのファンドの属する法域、ルクセンブルクに限らずどこでもそうです。となるとカネも手間もかかるようなことしてんと本業に専念しといてや~となりますよね。

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一方、運用会社の名前はそんな制約を投資家から受けることはもちろんないので、自由に社名変更ができるというわけです。

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と、そんな話ダラダラしている時点で、このファンドは特に大過なく過ごしているけど、たまには記事にしておかないと投資対象から忘れてしまいかねない、またはこっそり投資対象から引っ込めたのかと思われてしまいますので、半年に一度くらいのペースで記事にしているという次第です。

これで、終わらせると本当に中身がなくなるので、ノンバンク系融資ビジネスファンドで一番大事な、融資金額のうち担保がどれだけカバーされているかを表す、LTV(Loan To Value)だけは見ておくことにしましょう。数字は現在62%でこのファンドがスタートした頃から殆ど変わっておらず、6割台をキープしています。

この62%という数字は不動産担保融資ビジネスとしては極めて健全なレベルです。1億円の物件を購入するのに62百万円までしか融資しない(自己資金が38百万円)ということをです。ここで第一抵当権で62百万円が付くわけですが、売買金額が100百万円した物件が目先すぐに62百万円まで価値が下落してしまうこともそうそうありません。しかも、物件は画一化されたロンドンかその西南部近郊のフラット(赤いレンガ建ての長屋の一画を想像してもらうとわかりやすいでしょう)です。値付けが大ブレすることもありません。

それがこのファンドの強みとなっている、というわけです。直接投資、RL360 PIMSなどラップ口座経由でも可能、最低投資金額はGBP10k相当額で、販売手数料は典型的後払い制、直接投資、ラップ口座ともにかかってしまいます。

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香港口座解約ツアー 二回め開催します。4月5日午後限定です。

2007年、サブプライムローン問題発生以降の銀行のいわゆる貸し渋り傾向を追い風に創業した、ノンバンクビジネスのEquityBridge Asset Management。本業は不動産担保ローンやつなぎ融資、未公開株式の譲渡、企業買収などのあっせんなどです。 

。ファンド組成は直接に資金調達できることから、本業の傍らで始めたEBAM Secured Fundでしたが、結局、運用を終了して解散するという方向で動いています。

このファンドは直接投資だけでなく、フレンズプロビデントやRL360 PIMSなど殆どの生保系オフショアラップ口座を経由しても購入することができました。各ファンド会社は、このようなビジネス系ファンドが解約停止や運用終了の公告を出すと、基準価額(NAV)を一律0.01とか0.00にセットします。

これは、実際にそのビジネスが継続しているか否か、ファンドの資産がいくら残っているのかにかかわらず、実質ゼロで表示されます。これはラップ口座会社が決めたルールなので、そのNAVを見て全損した〜と早合点してはいけません。個々のファンドの中身を検証する必要があります。

その点、EquityBridge AM Secured Fundは精算するにあたり、保有しているつなぎ融資先の物件のどれがどのように開発が進んでいて、いつが出口になるのか報告してくれるので、安心感がありますね。しかも毎月、定期的に報告書をくれます。

物件は残り二つになっていますが、報告書に明記されている物件名をブログで出してしまうと、売買や開発に影響を与えてしまうことになります(学生寮ファンドの解散の時と同様に、このファンドが精算待ちで売り急いでいると思われますからね)。

ですので、レターはbyh00122@yahoo.co.jpまでメールいただいた方へのみ個人的に転送するということにしましょう。現在は解約資金待ち、代理店移管、住所変更など諸手続だけ受け付けています

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昨年末時点でのロンドン住宅価格が発表されたようですが、Brexitの不安がありながらも、5年で平均3割以上の上昇を見せています。プライム地区の高級なものはバーゲンセールですが、一般住宅は堅調という風に地合いの差が激しくなってきているようですね。

TCA Global Credit Master Fund LPのようなノンバンク融資ビジネスファンドについては、ああ、パフォーマンスをアップデートするくらいしかもう記事にするネタがないわ~というくらいがいいんです。

アメリカを中心とした中堅企業への売掛金担保運転資金融資がビジネスですから、大きな焦げ付きなどがなければ、通常時のパフォーマンスがどうなるかなんて、投資初心者にでも部外者にでも簡単に想像できます。そうです、右肩上がりのチャートになるだけです。

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ですから、このブログでもこういったファンドを記事にするときはチャートではなく、毎月の実績表を引用させてもらうようにしています。

でも、徐々に利回り下がっているのね? ですよね。だからこそ、このファンドには安心して継続投資(もちろん今から新規投資だって)できるのです。これが、妙に上がりはじめたりしたら、即撤収です。

なにしろ、ファンドサイズがUSD426Mまで膨らんできてますからね。これじゃ借り手から定額で徴収できる融資枠設定手数料、審査手数料の上がりがすごく薄くなってしまいます。ファンドサイズがUSD200Mだった頃に比べて半分に減ったという風に考えればよいでしょう。

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次に、アメリカの実質ゼロ金利政策につられて、企業の業績回復、銀行の業績回復が伴ってきたことによる利ざやが取りづらくなったこと。

これらを勘案すると、利回り10%台はきりましたが、むしろそれくらいの方が自然な数字と言えます。

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直接投資は最低投資金額USD100k。FPIなどRL360を除くラップ口座経由ではUSD10kから可能です。販売手数料は典型的後払い制です。

ブログに出せない、詳しい情報(ノンバンク融資ビジネスファンドの分析に欠かせないアニュアルレポートなどは全て入手済)は個別相談にて質問ください。

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ニュージーランド不動産の外国人買い漁りがブームになっています。2015年までの外国人への不動産販売許可は年間10万ヘクタール内外で安定していたのですが、2016年は突如40万ヘクタールを超えました。その半分近くはアメリカ人の富裕層からで、大自然をどーんと買いなのだそうです。
米大統領選の結果判明後、ニュージーランドへの長期ビザ申請件数が突如14倍に跳ね上がったことからも、富裕層の思惑はハッキリしてますよね。
これで、ニュージーランドの不動産は良いのか~なんて思ったら素人です。アメリカからニュージーランドへの不動産購入に関しては、トラスト(信託)化のスキームがあり、うまく節税なりなんなりができるから、少々高値でも買い上げるそうです。そんなスキームがあるとも知らず、日本人が追いかけ買いすると、、、

Prestige Asset Management Limitedのイギリスの農家向け、農機具などのリースや運転資金融資を行うノンバンクビジネスファンドPrestige Alternative Finance。

このファンドのウォッチも随分ながくりましたね。ビジネス系ファンドの中でも、まるで農協さん(直売店はやってないです)の仕事をそのままイギリスでやってるようなものですから、日本人にとってもとてもわかりやすく、しかも、なにしろ農業ですから、エコだし企業倫理的にも取り組みやすいファンドです。

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もちろん、ビジネス系ファンドなので、パフォーマンスは右肩上がりになって当たり前。パフォーマンス推移から読み取れないリスクを承知しなければ投資はできません。しかも昨今の超低金利政策の影響でリース事業からの利回りも下がってきていますので、投資妙味が薄れてきていることも確かです。

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ただ、皮肉なことに、パフォーマンスが下がってることは(理由さえハッキリ分析できれいれば)、悪いことがばかりではありません。私が考える一番、良い要因はというと、右肩上がり大好き!あたかも定期預金の代わりになります的、中には複利で殖えますなんて夢物語な売り込みをする有象無象からアウトオブフォーカスされますので、ファンドとして落ち着きます。

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このブログの書き手は、ここにこだわるよねぇ、と飽きてきている読者の方もいらっしゃいますが、やはり私はここにこだわります。昔、イギリス学生寮ファンドのベンチャー企業的存在だったMansion Student Accommodation Fundの時に、真っ先に投資した当時は、順風満帆だったものを、有象無象の激しい売り込みのせいで、後から後からファンドサイズが膨らんでしまい、その結果、得た利益が薄まってしまってパフォーマンスが商売のせいでもなく、金利環境のせいでもなく下がってしまった、という痛い経験があるからです。

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このファンドはアメリカドル建てのクラスがあり、かつ為替ヘッジがなされているので、Brexitの後は、急速にUSDクラスの預かり資産が増えています。 これって的を得た美味しい戦略だと思います。ポンド安ユーロ高によって、にわかにイギリスの農業は活気づいていますし、しかし投資はポンドの先行きを考えてドルかユーロに留めておく。賢いじゃないですか。

二つの上表から分析すると、一般投資家はもちろん、地元イギリスからポンドで投資しているようですが、オフショアからやってくる投資家のサイズは比較的大きく、しかもアメリカドル建てで投資しているということがわかります。

直接投資はUSD100k相当額から、モーメンタムかフレンズプロビデント経由のみUSD10kなど低額から投資できます。しかし、典型的後払い制手数料はかかります。

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オサイフとケータイ。両方なくしたらどっちだけでも返ってきて欲しいですか? というアンケートをしたBain & Company によると、日本やドイツは半々かちょっと財布が大事という国なのに対し、中国や韓国は圧倒的に携帯が大事なんだそうです。そりゃそうですよね。財布の中身よりスマホの値段の方が高いですからねぇ。

Premier Eco Resourcesの動きが見えてきません。というのも、実際にプランテーションのビジネスを行っているEcoPlanet Bambooではなく、ファンドを組成している、The Premier Group (Isle of Man) Limitedが元凶となっているからです。

背景はこうです。イギリスのリサイクル施設を運営しているビジネスファンドのニューアースが解約停止になりました。最初は上場するためと前向きだったのですが、このIPOに失敗したことや、プラントでボヤ(というよりちょっとした爆発)騒ぎがあったり、プラントの稼働率が上がらずに引き受けたゴミをオランダの同業他社にお金払って処分もらったりと、経営者のチョンボが続いたため、投資家としてはその旧経営陣に対して争訟に持っていくしかないのが現状です。一方で、このファンドを組成していたプレミアグループも、これに端を発してマン島の金融当局から訴えられる始末となりました。

プレミアグループとしては、これらトラブルに耐えきれず、逃げるように倒産(会社法上の精算会社)となりました。

すると、えらいトバッチリを受けるファンドがあります。それが、今日のThe Eco Resources Fund PCC plcです。ファンドの組成会社が倒産したので、半自動的にファンドも精算です。ファンドはさる12月19日に特別総会(Extraordinary General Meeting)が開催され、プレミアグループ主導の投げやりにさっさと商売やめよ~的な議案は、反対が約84%と圧倒的に否認されました。

ということで、もう一回、特別総会の開催です。今度は1月17日にマン島のダグラスにて開催されます。今度の議案は、まず新役員を決めること。立候補か他薦かは詳しく書かれていませんが、役員の候補として出ているのは、まず実際にビジネスを遂行しているEcoPlanet Bambooの社長。そして、ニューアースの精算で乗り込んできたマン島の監査畑の人2名という構成です。

今後、プレミアグループに対する損害賠償請求など、争訟も発生しますから、ニューアースの監督をしている人が兼任するのもリーズナブルです。

ということで、次回の議案は賛成多数で承認されることと思いますが、直接投資の実投資家の方は積極的に投票には参加されたほうがよいと思います。投票用紙の書き方なんかは指南しますので、ご相談ください。ラップ口座経由の方は何もしなくても大丈夫です。すべて、フレンズプロビデントやRL360が代行し、常識的な方に投票してくれます。

ところで、何が見えてこないのかって? それは実業と資金繰りの部分です。というのも、ファンドとしてはカネがない、運転資金がないので、商売が続けられない、と言っていますが、EcoPlanet Bambooの方は、年末まで何事もないかのように、公式サイトのブログなどで事業報告を続けています。ビジネス系ファンドの場合、紆余曲折あっても最終的に商売がうまくいけば回収できるわけですから、投資家としては、まず事業が継続しているのか否かを確認することが大事です。

それが、何しろニカラグアなので見えて来ないというのが現状です。

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1月の勉強会の日程は現在調整中です。

ファンドとしての出だしは健全だったキジャニ・コモディティ・ファンドも、目論見書を大きくかえたり、派生したファンド名で集金しはじめたりしてからポンジー(いわゆる自転車操業のこと、Ponziと詐欺とは概念が異なります)となったことが明白になってきていますが、このキジャニファンドとその運用会社だったBrighton SPCの両方の管財人となっているPwCから、定例となる通常債権者集会を開催する旨の案内がきています。

1月6日ケイマン島時間の午前9時より、会場は設置せず、電話会議方式でのみ参加となります。しかも、関係者か債権者(投資家)しか参加は許されていません。関係者にはいわゆるIFAやブローカーは含まれませんので、実際に自身で投資をしていないアドバイザーや、問題発覚の9ヶ月前に資金を引き上げてしまった私のような旧投資家は、今は債権がないので当然参加は許されていません。

尤も、議事録は後日必ず発行されます(エコリソースなんて出来レースかいなと思うくらい素早く翌日には出てました)し、RL360などラップ口座各社は債権者を代表して必ず参加してくれますから、このブログの読者の方や、ラップ口座会社から議事録は転送してもらえると思います(というか、ぜひ読者のみなさんよろしくお願いします)。

ところで、管財人と言っても、正確には法律事務所たるPwCが法人として行っているわけではなく、ケイマン島裁判所の決定を受けて、任命をされるのは、あくまでも弁護士個人になります。それは個人で活動している弁護士でも、PwCやグラントソントンなど大手に勤務する弁護士でも同じです。しかし大手の事務所が対応するなら、休暇や病気など何かあったときのために、たいていは2名でアサインされます。

よって正式には、管財人はPwCではなく、そこに所属する弁護士先生2名が実名で執行しています。このうち1名の先生がこの度、引退となったので、別の弁護士をアサインするための決定を得たいとか、その程度の話題が大半を占めると思われます。

なお、このような裁判所への申し立ても、それに対する書面作成の費用も全て、債権者たるファンド投資家の資金から支払われます。

私はLMMPFの動きはまるで茶番だとハッキリ主張していますが、その一因は管財人がコストに見合った仕事をしているかどうか、という観点からも見てのことです。

それは余談としても、キジャニは現在、1百万ドル相当額程度の現金を持っています。これは投資元本の1%にも満たない金額ですが、確かにゼロではありません。つまり、ここから裁判費用、管財人への報酬、精算配当時の事務手数料や送金手数料が引かれますが、なおゼロを上回っていたときに、元本の一部回収が可能になるということです。

ファンドは即時精算会社になっていますので、ファンドの投資家は投資家ではなく、債権者という立場にかわっています。よって代理店移管という概念はもうありません。

債権者集会への参加には、3営業日まえに用紙の提出が必要です。また、電話会議にアクセスするにはアメリカへの国際電話をしなければなりません。書き方などの相談には乗ります。


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MAPS MEって凄いアプリですね。オフラインで地図がダウンロードできるなんて。ナビまでは要らない、地図はみたいという人にはピッタリです。私はスマホではなく、iPod touchに入れて、戸外で利用しています。

TCA Fund Management Groupが運用するノンバンク融資ビジネスファンドのTCA Global Credit Master Fundについては、安定していて書くネタがないもののそれでも半年に一度くらいはパフォーマンスのアップデートだけでもしておこうかなという感じです。

アメリカの中堅企業へクレジットラインを引く融資ビジネスですから、アメリカで利上げかも、という話を聞くたびにこのファンドのことを思い出すようになりました。もちろん、年に1回、25bpあげたところで、ホンマに利上げの局面と言えるんかいな、ですから、TCAにはなんの影響もないと言い切って問題ないでしょう。

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ファンドサイズは、USD419Mです。前回のブログが5月にUSD390Mと報告していましたので、微増ですね。これくらいが一番よい状態です。減るのもまずいですが、やたら増えるのはもっとまずいです。

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では、TCAに死角なし、かと言えばそうではありません。どんなビジネスだって弱点はあります。それはデフォルト率です。このファンドは資金需要の旺盛な中堅企業への売掛金担保付きの運転資金融資に特化したビジネスファンドです。業態の分散投資はしていません。

ファンドサイズが小さいときは、マクロ経済云々よりも、個別の審査能力で逃げ切れます。市場規模に対して、TCAという会社自体が小さいからです。が、このブログでも勉強会やったりとウォッチを始めた頃からもう4年も経ち、ファンドサイズも4倍になっています。

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すると、個社別の審査能力よりも、マクロ経済に引きずられることの方が多くなります。たくさんの会社に融資しているのですから、当然のことですよね。よって、昔はTCAのスキルに期待して投資していたものが、徐々にアメリカの景気に期待して投資するというスタンスに変化してきているということだけ頭に入れておけばよいでしょう。

だからこそ、今のようにネンイチペースの利上げならほぼ無視できますが、これが2000年代中盤のように、FOMCの度に毎回利上げとなると、話が変わってきますので、その時は遠慮なく相談してください。

直接投資はUSD100kから、手数料は典型的後払い制です。フレンズプロビデントからならUSD10kで投資できることがわかっています(販売手数料の免除は適用ならず)。

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バイク用のバッテリーYTX7A-BSタイプが未使用新品で1つ余ってます。読者の方に早いもの勝ちでプレゼント。ただし、液漏れするので送れません。手渡し限定です。

 確か春先に発表していた、BaringsによるBabson Capital Managementの買収合併手続きが完了したようです。それに伴い、ファンド数もぐーんと増えて、会社のロゴもかわりました。

いままでの、どちらかと言えば落ち着きや伝統を重んじる感じから一変して若々しい明るい感じになりましたね。ちなみに、青と緑の組み合わせはアジア人が一番好きと答えるカラーコーディネーションなんですよ。スタンダードチャータード銀行のゲノムを模した銀行のマークもこの組み合わせを意識して作成されたとの噂も、、、

となると、今までブログで何度も取り上げてきたベアリングスのファンドではなく、今日は旧バブソンのファンドを取り上げるだろうな~ってそのとおりです。

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公式サイトでバブソンのファンドを見るにはコツがあります。公式サイトに飛ぶと、まずあなたどこの国の人?と聞かれます。もちろん、ここの読者の方でJapanを選択する人はいません。みなさん、オフショア投資家ですから。ここはUKあたりを選択しておきましょう。次に、カテゴリを聞かれます。あなたは一般投資家ですか? 経験ある投資家ですか? 機関投資家ですか?という感じで。ここはProfessional Investorを選びます。するとIndividualでは見えなかったファンドが全部見えるようになります。

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ちなみに、Individualはイングランドとウェールズの国内基準であって、私たちのようなオフショア投資家は全部プロにはいるとイメージしておいてください。プロというのは、日本人が一般的に使うプロアマの意味ではなく、投資適合性を自身で検証できるか、監督官庁のご加護が必要か、という分類です。UK居住者でなく、かつマン島籍などのラップ口座を使う私たちは最初からFCA(イギリスの金融庁に相当)のご加護はありませんから、よって最初からプロに入るというわけです。

ここで、さらに問題発生です。Professionalを選ぶとバブソンのファンドは確かに見えるのですが、ファンド名が見えるだけで、まるで中身がわかりません。なんだか門戸が閉ざされているような感じです。

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そこで、カテゴリを変えて再チャレンジです。今度は機関投資家のInstitutional を選びます。するとようやくファクトシートが見えるようになりました。

さらに次の問題です。それは最低投資金額。トランチェBというデカい機関投資家が入れるクラスでは、最低投資金額はEUR40Mになってます。ま、当然ですよね。機関投資家ですから。でも機関投資家と言ってもマチマチで、たとえ1千万円でも資金運用する資格のある法人が運用すれば、それは機関投資家です。ラップ口座を経由すれば、たとえ出どころが個人の資金であっても、ファンド会社からみたら機関投資家として扱われます。

トランチェEというのが100kから入れられるのでこれなら、ファンドのリスクリターンの度合いによっては、んとか付いていけそうですね。

例えば、Babson Capital European Loan Fund。投資先は、欧州内企業への有担保貸付(一部は社債購入)です。ファンドサイズもEUR4,154Mもあって、これじゃノンバンクビジネスファンドというよりは、ほとんど商業銀行の仕事場に堂々と割って入っている感じです。

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これじゃ確かに機関投資家オンリーです、と言われてもごもっともなファンドですし、そもそもこのファンドに集中投資してリスクテイクするだけの理由が個人にはありません。こういったファンドに投資しているファンドオブファンズを見つけて、そちらに分散投資するのが、個人では身の丈にあった投資と言えるでしょう。

でも、川上の世界がこうなってるんだということを理解しておくためにも、今日のように普段は私たちが手の出ないファンドも積極的に調査していきます。

EUR100kあれば、生保系オフショアラップ口座から買えるとは思いますよ。

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次回勉強会はまず10月23日午前中に東京で確定しました。21日夜、22日に大阪、名古屋で開催できるか調整中です。

Prestige Asset Management Limitedのイギリス農機具リース、農家の方への小口融資を行う、いわば農協さんの仕事をするファンド、Prestige Alternative Financeがイギリス国民投票の結果をみても状況がかわることなく、地道にパフォーマンスを出しています。

ちなみに、シンプルな積立型の株式インデックスラップ口座とはグループ会社ですが、別に完全分別管理されていますので、同じブランド名ですが、全く別と考えてください。

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既存投資家にとって、イギリス・ポンドという通貨の大幅下落は確かに痛いですが、パニックも落ち着きましたし、これからは、ポンド安と見た特にアメリカからイギリスへの資金流入も進むことでしょうから、ここはじっくりと構えて投資を続けたいと思います。

このファンドは学生寮ファンドやリサイクル施設ファンドと異なり、ファンドの保有する固定資産の時価変動によって基準価額が動くということがありません。また、融資対象が一般の農家の方195軒(融資件数としてはのべ374件)に分散化されています。そもそも、農業なのですから、Brexitで慌てる話とはほどんど蚊帳の外で、むしろポンド安によって、フランスの小麦に対して競争力がでてくるなんて恩恵も受けています。

私達のように外からその国を見ると、なにもかもをひっくるめてイギリスは、自分で自分の資産を減らすようなアホな判断をした、と捉えがちですが、局所的に見ると、実はニンマリなんてイギリス人もいるということ。このファンドに投資していると、それがよくわかります。

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また、このファンドの面白いのは、各通貨クラスごとに、何名の投資家がいるのかを公表してくれていることです。もちろん、ラップ口座経由の場合、ファンド会社には匿名で投資されますので、名前はもちろん、日本から投資しているということすらわかりません。よって、これは必ずしも正確な数字とななりませんが、それでもトレンドを掴むためには十分な数字です。

ここの投資家仲間はイギリスでのビジネスだということで、ほとんどはポンド建てでされていると思います。モーメンタムもポンド建てしか投資できませんしね。でもちょっと気になるのは、スウェーデン・クローネ建てでやっている人が僅かながらでも存在するということです。

このファンドのようにせいぜい6%程度しかでないローリスクローリターン型のビジネス系ファンドであっても、スウェーデンはマイナス金利であるがゆえ、他の国の人よりもさらに魅力的に見えるのだと思います。

RL360 PIMSやフレンズプロビデントリザーブ、ハンサードUPPを使って、逃避先通貨して使われているスウェーデン・クローネにおきながらも、このファンドに投資することで、マイナス金利のデメリットを解消できる、という作戦が使えます。

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直接投資はUSD100k相当からになってしまうので、とりあえずラップ口座を経由して購入するのがよいでしょう。

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家庭で炭酸水をタダ同然で大量生産する方法のページのアクセス数は、全国各地の気温の変化とかなり高い相関性があるようです。

TCA Fund Management Groupが運用するノンバンク融資ビジネスファンドのTCA Global Credit Master Fund。昨年中頃には少々懸念されていた、米利上げによる、貸出動向の変化については、喉元すぎれば何とやらで、今のところなんの影響もありません。もちろん利上げのペースもごくゆっくりになるだろうことはわかっていたので、デフォルト率が上がるかも、といった懸念は、それこそ「少々」の程度に過ぎませんでした。

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ファンドサイズは、USD390Mまで膨らんできています。アメリカの中堅企業への運転資金融資の市場規模なんてそれこそ無限大です。日本の銀行でははるか昔の山一拓銀時代から、伝統的な中堅、中小企業向け融資マンをリストラしてきましたし、アメリカでもサブプライムローン以降は、自己資本比率規制などを気にして全く同じ道を辿っています。

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銀行の中でも商業銀行業務は「ヒト」、つまり技能や経験が最も大切な部門であるため、本来の機能を回復させるまで、相当な時間がかかります(断言します)。その間はTCAのようなノンバンクの独壇場になるわけです。あとは競合他社動向や、マクロ的、ミクロ的にデフォルト動向などを気にしつつ、長期投資でじっくり増やせばよいでしょう。

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渡航不要の投資家紹介にてUSD100kから直接投資は可能です。販売手数料は典型的後払い制で、フレンズプロビデントリザーブからならUSD10kから購入できることを確認しています。

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コストコで売っている、電子レンジでチンするだけのポップコーン、最高に美味しいです。これはくせになりますね。

LendInvest Capital Management Limitedの運用するReal Estate Opportunity Fund。ランドインベストと言われるよりもモンテーロと言われてたほうがしっくりくるかもしれませんね。 ロンドンのフラット(イギリス独特の長屋形式の住居)購入に資金使途を特化した、つなぎ融資を行う、ノンバンクビジネス系ファンドです。

ビジネス系ファンドにおいて、このブログで堅調だと表現するのは、その右肩上がりのパフォーマンスのことではありません。非金融投資のファンドですから、右肩上がりは当たり前です。堅調というのはそのビジネスが実体面でうまく行っているという意味です。

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ビジネス系ファンドの仕組みを知っている常連読者の方は、ひょっとしたら、上表のパフォーマンスシートすら見ないかもしれませんね。いや、見たとしてもむしろ異常に高いパフォーマンスがでてないか? という方が気になるかもしれません。が、。現在、全く問題なく、目標である年率8%内外をキープするペースで進んでいます。

公式サイトで、最も大事なベージはLendInvest statistics and trendsです。今のロンドンの住宅市況において、ポンド安トレンドも手伝って、当面、マクロ的には問題が起こるとは思えません。ですから、ミクロ的、つまり個社別に何か問題が起こってないかどうかをチェックしておく必要があるわけです。

公式サイトでは、融資実績を積み上げ式折れ線グラフで表示してくれています。つなぎ融資している出来上がりを公開しています。

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この折れ線グラフのペースがあまりに急激に上がると、貸し急いでいるのではないか? と疑うべきでしょう。 あまりに急激に緩やかになると、競合他社が現れたか、不動産市場が停滞しはじめたか? など要調査となります。

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要するに、融資ビジネスというものは、マーケットサイズには多少連動すれども、ビジネスサイズが一定のほうがうまくいきます。今のところ、担保掛け目であるLoan-To-Valuation (LTV)も57%台で日本の不動産融資よりも低い数字を堅持していますし、当面は心配なしとしてよいでしょう。

海外渡航不要の投資家紹介にて、直接投資はGBP10Kから可能。RL360など各種ラップ口座経由でも投資できます。

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若い頃から大好物のふりかけ「ゆかり」。でも最近はちょっと塩気が気になるんですよね。

LendInvest Capital Advisors Limitedという運用会社の名前がまだ馴染みがないのも仕方ありません。まだまだMontelloと言ったほうが、なんのファンドだったか思い出せそうです。ちょうど2年も前ですが、このファンドについてはしっかり3時間かけて英語で勉強会を開催してるので、建付けの理解も進んでいます。

そんな、モンテーロ Montello Real Estate Opportunity Fund(会社名は変わりましたが、ファンド名はモンテーロのままです)のファクトシートができてきました。ですが、ファクトシートに正直特質すべき情報はありません。便りのないのが元気な証拠、であるノンバンク系の融資ビジネスファンドに、度々特筆するものがあっては、それはそれで困ります。

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って、どういう意味? と疑問を持った投資家は、一度は勉強家に参加されることをオススメしますが、雪かきの季節に東京や名古屋、大阪にまで行ってられるかという方のために、少しだけ。

こういったビジネス系ファンドの利回り(モンテーロなら6%-10%)は安定している、右肩上がり、定期預金の代わりになります。という感じに見えるのですが、がそれは完璧に間違いです。

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例えば、同じ安定志向っぽいファンドに、オルタナティブのマネージドフューチャーズがあります。これなら、たとえボラティリティが13%台という比較的おとなしい、MANのようなファンドであっても、時々1年間で3割上昇した!なんてラッキーイヤーもでてきます。

しかし、ビジネス系ファンドには、そのビジネスの特性上、ラッキイヤーというものは絶対に起こりません。「絶対」にです。安定志向にこだわるあまり、あわよくば〜という夢は完全に断ち切られているのだということを認識しておかなければなりません。

そして、もっと重要なのは、パフォーマンスが安定している分だけ、数字に見えないところでリスクを踏んでいるということ、ならばどんなところでリスクを踏んでいるのかをしっかり認識しておかなければならないということです。

モンテーロは、ロンドンのフラット(典型的な長屋形式の住居、洛西ニュータウンでいうところのテラスハウス)のオークション売買を迅速に完了させるために、銀行融資よりも素晴らしく早く審査と実行をしてくれる会社です。そのスピード感がウケて、高い融資手数料を払ってでもユーザーはモンテーロからお金を借りてくれます。

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担保はもちろん、物件そのものです。ロンドンのフラットは画一的なので、場所と年数とメンテの状況に全体市況を考慮するだけですぐに値踏みができますし、債務不履行が起これば、いわゆる抵当権実行によってすぐに競売、処分ができます。

モンテーロにはプロとして、当然その処分能力がありますから、投資家として問題になるのは、借り手が不履行を起こした時点ではなく、処分してもなお、元利金が回収できなかった時です。これは他の融資ビジネス系ファンド、例えばTCAなどでも同じ仕組みです。

モーメンタムもちゃっかりしてますよ。ファクトシートだけでなく親切にも、既存投資家にはしっかりとアニュアルレポートも配布してくれています。大事なことは、アニュアルレポートから抜粋させてもらった、上表の三番目、Lifetime loan lossesです。ライフタイムというのはファンドスタート以来の、のべ金額です。過去の実績はすべて積み上げた数字ということです。ここが0%である限り、ファンドは安泰です。それはまた同時に、ロンドンの不動産市況は相変わらず底堅いんやね〜ということも示しています。

海外渡航不要の投資家紹介にて、GBP10kから直接投資が可能で、販売手数料は典型的後払い制です。RL360 PIMSからも購入できますが、後払い制の体系は制度上、免除はされません。このファンドに限っては、長く保有するなら、直接投資でもデメリットありません。まだTIN聞かれませんしね。

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価格自転車のタイヤを10年くらい換えないまま乗ってます。溝は完璧になく、本物のスリックタイヤになっているだけでなく、それすらすり減って、いよいよチューブが見えてきそうな勢いです。それでも乗り続けてます。車検がないってすごいことですよね。

AGRO CAPITAL MANAGEMENT BERHAD (“ACM”)はこれまでパーチ(中国で高級魚として重宝されている魚)やエビの養殖を拡大させる都度、運転資金を私募債で調達してきましたが、それもいよいよ6回目になりました。

不思議なことに、募集期間は11月16日月曜日のわずか1日だけです。もちろん、申込書関係の事前の添削は可能で、海外からの銀行振込でかつ、シンガポールドルですから当日に入金できるわけもなく、そのあたりの融通はききます。

それにしても、募集期間が1日だけとは、よっぽど細かく資金使途を管理しているんでしょうね。 ちなみに、条件は前回と同様で、

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  • 期間:3年
  • 最低投資額:SGD25,000.-
  • 建値:シンガポールドル、アメリカドル、マレーシアリンギ(シンガポールドル以外は為替リスクありますので、シンガポールドルでの投資が好ましい)
  • 利率:年率12%
  • 利払い:四半期ごとに銀行振込(本人名義ならどこでも)
  • 中途解約:不可
  • リスク:輸出中の保険が付保、しかし養殖中のビジネスリスクあり(よって元本確保なし、資金繰りによって償還期日延長あり)
  • 外付け手数料:なし

です。1日だけなので、いつものように数日で瞬間蒸発とかという状況ではありません。というより、瞬間蒸発すること前提で1日だけ募集しているという感じですね。

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残る、懸念はズバリ、現地を見てないということ。そこで、ついに現地見学会を実行することにしました。ビジネス系ファンドは現地を見てナンボですから。といってもイギリスに学生寮を見に行く必要は一切ありません。不動産ビジネスファンドは、そこに物件があることは誰にでもわかっているからです。本当にいくべきものは、まさにこのエビやのようなビジネスを行っているファンドです。

ついでにと言っては失礼ですが、クアランプールでも勉強会開催します。

勉強会 クアランプール市内会議室
日時 11月26日水曜日 17時30分~19時30分
場所 KLセントラル駅からバスまたはタクシー圏内、参加者には別途ご案内します
定員 10名(どなたでもご参加できます。残り席10席)
テーマ 国内で開催していた勉強会のテーマ総ざらえ
 参加費 一般の方無料、IFAの方200リンギ

マレーシア国内にお住まいの日本人ならどなたでも参加できます。
日本国内では有象無象業者の入室は一切お断りにしているのですが、
今回はマレーシア国内でIFAをされている方、IFAになってみたい方の参加も可能です。


http://www.agroequities.com/wp-content/uploads/J_07_20151028-01-01-220x180.jpg
エビ現地見学会 クアランプール郊外
日時 11月28日土曜日 早朝より、夕刻まで
集合場所 基本的にKLセントラル駅集合、参加者には別途ご案内します
定員 6名(どなたでもご参加できます。残り席6席)
かなり田舎までドライブするので、車酔いする方は酔い止め必要です。
参加費 いまのところ500リンギ+各自昼食代を考えてます。
基本的にどなたでも参加できます。



筆記用具、辞書、飲み物はご自身でご用意ください。
お子様連れも歓迎、バリアフリー会場になってますので、車椅子の方もOK
参加希望の方はbyh00122@yahoo.co.jpまで題名に「勉強会」をいれ、実名、当日の連絡先を添えてメールしてください。

お名前の自己紹介程度はしていただきますが、参加者どおしの名刺交換は強要しません。
今回は会場の都合で定員厳守です。

はじめて参加の方へ、実名とお住まいの都道府県、当日の連絡先(携帯電話など)、簡単な自己紹介をご連絡いただいた時点で参加受付とさせていただきます。
参加希望の方はbyh00122@yahoo.co.jpメールください。

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エビでマレーシアを制覇したら、次はエコリソースのためにニカラグアですね。

Kijani Commodity Fundについては先のブログの記事でお伝えしたとおり、完全公的管理下に置かれており、私のほうでは有象無象レベルの下世話な噂話は一切無視して、公的な機関、あるいは信頼に足る監査会社、法律事務所からの公表をまっている状態でした。

先日、監査会社PwCケイマン島支社からオフィシャルレターが出状され、メルマガメンバーの方で既存投資家の方には、先に正しい状況をお伝え済にはなっています。そこで今日は、私の備忘録としてブログにも掲載しておくことにしました。

6月までの経緯はこちらを御覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/byh00122/35763394.html

そんな中、ケイマン島金融当局の指定業者PwC(プライスウォーターハウスクーパースという超大手監査会社)の粗方のフルオーディット(完全監査)が一時的に完了し、その結果は、まともに運用されず自転車操業状態だった、ということで資産は殆ど残っていない。です。

この状態がほぼ確定したことで、事業を継続しても回復の見込はなく、即時解散の決定をうけることとなりました。



余談ですが、最初はまじめに運用していたものが、途中から運用されなくなり、自転車操業するだけとなる、いわゆる詐欺ファンド化するケースは、日本国内の方がよくある話です。逆に、ここまで悪意をもって行うケースは、オフショアファンドの方が非常に珍しく、長くオフショアを見てきましたが、その手のものと疑わしきファンドは、はるか昔、Managing Partners LimitedライフセトルメントファンドのTPF(Traded Policies Fund)以来ではないでしょうか?

もっとも、このTPFについては、運用がおかしくなる直前期まではしっかりとファンド決算書を公表していました。このおかげで見抜きやすく、簡単に最初から投資対象から外すことができたのも事実です。TPFに関しては、無運用かどうか、時価評価は大丈夫かどうかを議論する以前に、決算書の数字から有象無象業者へのバックマージン比率が異常に高く、どこまでが純コストでどこまでがバックマージンかはわからないものの、それはゆうに10%は超えていたことがすぐにわかりました。TPFは無運用の自転車操業といよりも、入り口で10%も有象無象業者にそれも黙って持っていかれたのでは、投資家としてはたまったもんじゃありません。という話でした。



話を少し本質に戻しましょう。でもちょっと予備知識を一つ。

即時解散が決定すると、監査会社は不要となり、次は精算管財人が必要になります。
投資家という立場はなくなり、全員が債権者という立場になります。

投資家から債権者になると何が起こるか?それは契約上、アドバイザーからの支援は受けられなくなるということです。

ファンド会社は各アドバイザーを尊重します。なぜなら必ずバックマージンを払っている、お客さんを連れて来てくれる代理店だからです。一方、精算管財人はアドバイザーを完全に無視します。というのは、それぞれの債権者が、どこの代理店で買ったのか?そのときにバックマージンを受け取ったのか?なんてことは会社の精算に一切関係のないことで、精算管財人はアドバイザーへ直接他の債権者の情報を共有することは絶対にありません。ましてや精算配当の見込みをアドバイザーやラップ口座会社へ漏らすなんてことも絶対にありません。

この記事は、検索で来た一般の読者の方もお読みでしょうから、ここで明記しておきますが、キジャニのように精算管財人が立った状態では、もはやアドバイザーは公的には何の権限も持たない立場となるのです。

アドバイザーを選ぶ際に、何が大事かって、それは本当にアドバイザー自身も個人的にそのファンドに投資をしているか?ということです。アドバイザーが個人的に投資をしていれば、立場は変わっても債権者としての情報だけは直接得ることができるので、少なくとも完全に迷子なることはありません。

私? このファンドから昨年4月には全額撤退済でしたので、正直、現在の債権者ではありません。よって、私個人にレターは来ませんが、幸いにも大勢の投資家仲間の方がいらっしゃるので、正しい情報が集まり、結果正しい判断ができるというわけです。



まず、10月6日にはPwCの担当弁護士2名が、ケイマン島裁判所の命令で正式な本ファンドの精算管財人に就任しました。即時精算管財人の仕事は、将来精算管財人とは全く異なり、現保有ししている資産(投資している案件)を殖やす、つまりということは一切しません。投資中の案件にいくら将来性があっても、そんなことはお構いなし、すぐに資産は全てファイアセール(倒産投げ売り処分)して、一刻も早く全てを現金化し、自身の報酬をいたたいた後に、債権者に精算配当金を分配することです。

この時点で債権者は全損あるいは非常に大きな滅失の覚悟をせねばなりません。

次に行われるのは債権者会議です。この会議は来る11月18日14時からロンドン郊外、ヒースロー空港の近隣にて開催されます。債権者はだれでも参加できます。参加しなくても議事録を閲覧することができます。ただ、一回目の債権者会議というものは、これまでの経緯を現行通り読み上げて、私があなた達の管財人です。という挨拶になるケースが多く、わざわざロンドンまででかけていく必要まではないのが通例です。

また、現債権者(元投資家)として提出しなければならない書類があります。それはProof of Debtと呼び、いわゆる債権者届です。当たり前のことですが、この届けを出さないと、債権者会議には出席できません。それどころか、自分の投資が全て消えてしまう可能性もあるという大事な書類です。この書類を提出する必要があるかどうかは、個別に相談しないとわかりません。

気になる方はbyh00122@yahoo.co.jpまでメールいただければ相談に乗ります。が、失礼とは思いますが、必ず事情を伺って、冷やかしかそれとも有象無象の回し者かはチェックさせていただきます。よって、電話かお会いできる方でないとサポートはできませんので悪しからず。

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フレンズプロビデントのサービス劣化などもあるので、そろそろ積立型投資復活の道勉強会も開催してみたいと思います。

ブルガリア語の本名はТНК КЕПИТЪЛ МЕНИДЖМЪНТ АД、英語名はご存知、TNK Capital Management JSC。こちらはロンドン本社のFXの一任勘定を大人の遊びバージョンで行っている会社とは、別で、ブルガリア第二の都市、プロヴディフ(Пловдив, Plovdiv)に本社を置く、フルライセンス(ブルガリア国立銀行、許認可番号:BGR00341)を持つ金融取引業です。

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TNKがブルガリアでノンバンクビジネスを始めるには相当な紆余曲折、5年という長い準備期間がありました。現在の建付けとしては、とある米系の銀行のノウハウと種銭支援(銀行が自分で進出するとリスクアセットが増えるため、自分ではやりたがらない)を受け、シンガポールのとある家族信託からのスポンサーシップでビジネス展開を行っています。

一方でブルガリアでは、TNKのようなノンバンクへの資金需要が高まってきていることも事実です。というのも、最近になって、ギリシャ系の銀行が軒並み撤退(または倒産)してしまい、銀行の数自体が減ってしまったこと(CCBやDSKなど地元の銀行にとって預金集めの観点からはフォローの風です)があります。

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しかし、主因は、ブルガリアが旧社会主義国だったことにあるようです。ブルガリアは主に内陸の寒冷地で、日本で言えば帯広地方のようなところですから、畜産、農林業がメインであり、ベルリンの壁崩壊後の制度改革によって、産業構造が劇的に変化するはずがありません。しかし、国営企業はそのままいわゆる一般法人に改組されるわけですから、いままで考えたことのなかった「資金繰り」に行き詰まることになります。

つまり、ブルガリアでは業歴の長い会社ほど、デフォルト履歴がある。というのが一般的なのです。日本でも一旦会社更生法などの適用をうけると、業績が回復してもなんだかレッテルを貼られているような苦い思いをしている経営者の方も多いでしょう。ブルガリアでも同じで、デフォルト履歴があると、とたんに銀行の融資が渋くなるのです。

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しかも、ソフィアなど一部の大都市にしか土地の担保価値はありませんし、売掛金担保融資は、日本の銀行もブルガリアの銀行も苦手分野です。

そこで、TNKが登場するというわけです。某米系銀行も、銀行として登場せずに、ノンバンクの後ろ盾をする意味もこれでおわかりのことでしょう。

ノンバンクビジネスを始めて、はや1年。そろそろこれまでのパトロンからの資金調達だけでなく、一般から直接投資をうけるステージへの昇格してきたというわけです。

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形式 ブルガリア籍私募債
募集総額 EUR500,000.-
投資額 1,000ユーロ以上1,000ユーロ単位
期間  5年
利率  年率12%固定(360日ベース)
利払い 半年ごと
担保  本資金を原資とする融資債権すべて
名義変更 第三者へ自由に譲渡可能
締め切り 11月16日までにブルガリアCCBへ着金
購入方法 直接投資のみ
TIN 不問(ブルガリアはOECD批准なし)

特に日本に住む日本人はこの時期ですからこれは救世主になりますよね。

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エストニアの銀行にネットで口座開設を依頼してみたら、返事がきました。
準備出来たのでお近くの支店までご来店ください
ですって。ネットで申し込む意味あったのかなぁ~

マレーシアの水産会社、Agro Capital Management Berhadの行う輸出用エビの養殖事業へ融資する私募債がまた細かくウリダシになりました。

この会社は、主に海水海老部門と魚部門に分かれており、その養殖場も別々です。前回と今回は、同じエビ。前々回は魚でした。まず、販売先と柔らかい合意をしておき、需要の予測を立ててから、稚魚(稚エビ?)の仕入れをします。この仕入れに合わせて運転資金を調達するので、今回のように債券は細かく募集されたり、すぐに満額集まって締め切りになったりと、情報が少々忙しくなるのが特徴です。

http://www.agrocapitalmanagement.com/wp-content/uploads/2015/07/home_1-390x537.jpg
ということで、資金使途も、融資条件も前回と同様です。

個人向け私募債(オフショアから購入可能)
最低投資額 SGD25.000.-
期間 36ヶ月
利息 年率12%
利払い 四半期ごとにどこの銀行口座にでも入金
外付け手数料 なし

TINを聞かれません。
シンガポールドルでの運用手段があまりないので、ビジネス債券としての事業リスクはありますが、通貨分散の一助になるでしょう。

ラップ口座経由での投資は不可です。全て直接投資で行う必要があります。

それにしても、たいがい現地を行って見ておかないと、話がすすまんし、読者の皆さんからもビジネス系に投資するときは、私でなくても誰でもいいから一度は見ておいてくれよ〜という話もあります。 11月下旬には別件にかこつけてKLに行ってみようと考えてます。

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今回も、得意のエアアジアXと言いたいところですが、あえてささやかでも支援させてもらうべく、マレーシア航空を使いたいと考えてます。私、世界一風評に流されない男を自負してますから。いまやWebキャンペーン使えば、荷物込みエアアジアより安くなることもありますし、常連のレンタカー屋さんはLCCターミナルではなく、KLIAに直結してます。

そういえば、仕事の関係で、最近特に生鮮食品の成田通関が得意になってきましたから、フィリピン産よりも高級なこのエビを、高級中華料理店向けにでも輸入してみようかしら。

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昨日、事務所のガスの元栓の補修工事をしたら、ガス漏れが検知されて使用できなくなりました。補修まえはもちろん何ともなかったんですけど。補修したらガス漏れ。
今日再び東京ガスさんに点検に来てもらったら、なにもしてないのに異常なし。
強風の日に点検すると強く感知することがあるそうです。
え、私、風上に立ってませんよ。

http://tcaglobalfund.com/wp-content/themes/tca-global/images/logo.pngTCA Fund Management Groupの運用するTCA Global Credit Master Fund LP、昨今の米英の企業動向からみても、融資ビジネスに対して特に懸念を持たなければならないような、環境にはありません。

金利環境の全体動向という観点から言えば、時期はともかくこれから確実にやってくるアメリカの利上げ局面の初期において、最も儲かるプレーヤーの一人です。銀行やノンバンクのような、資金の貸し手、しかも運転資金使途の当座貸越契約のような短期で契約が更新される融資案件を持つ会社が、なぜ利上げ局面で、真っ先に儲かるのか?その仕組みは先日の東京勉強会でたっぷり時間をかけて解説したところでもあります。

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TCAは売掛金担保の運転資金使途融資を半年か1年更新での当座貸越契約にて実行しているので、もう、ムフフという顔を隠せない感じです。

ところで、運転資金融資と言えば、銀行の本業ですが、BIS規制だのバーゼルIIIだのと、なにかとリスクアセット(貸し倒れの可能性がゼロではない融資資金のこと)を増やせない経営環境であることに加えて、米英の利上げの局面となると、もともとの融資の利ざやが増えて、わざわざ融資先の新規開拓し、融資業務を拡大しなくても半自動的に収益が得られるわけです。すると、あぐらをかくと言えば少々失礼ですが、銀行はこれからおこる旺盛な資金需要にいちいち応えてくれないという不思議な現象が起こります。そこで活躍するのがTCAをはじめとするノンバンクで、こういう銀行でないのに、かゆいところに手が届くような業務をこなす業界を「シャドーバンキング」と揶揄する向きもあります。が、ニーズがあるのに、銀行が応えないからこういったひずみが生じるわけで、利上げ局面が一服し、銀行の利幅が小さくなり、融資の拡大に乗り出すまでは、TCA等ノンバンクビジネスファンドへの資金需要は安定することでしょう。これから、1年程度のパフォーマンスが楽しみですよね。

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一方で個々の事情で言うと、ファンドサイズがUSD301Mと、大台を乗せてきました。このファンドなら有象無象の盲目的な売り込みがなくても、機関投資家、ファンド・オブ・ファンズ、家族信託など、しっかりとした出所の資金が集まってきますので、このファンドサイズの成長は予期できたことです。

ただ、ファンドサイズが大きくなると、いわゆる融資実行手数料とか担保評価手数料と言った、固定金額の収益が、うす~く按分されてしまい、結果、パフォーマンスは落ち着いてきてしまいます。従ってファンド運用開始してから初期の頃の年率18%なんていうパフォーマンスはこのサイズまで成長してしまった以上は望むことは絶対にできません。

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この環境下では10%から12%、利上げを織り込んで、あと1-2%上乗せくらいの感覚で投資すると、いわゆる過剰な期待や妄想を抱いて、やってしまう勘違い投資を防ぐことができます。

最低投資額はUSD100k、手数料は典型的後払い制です。ラップ口座経由でもいけますが、RL360PIMSでは最低投資額はUSD100kのままで減額措置がありません。フレンズプロビデント リザーブ経由ならUSD10kからいけます。ハンサードUPPはやってみないとわかりません。またこのファンドは融資ビジネスファンドです。ライトオフの仕組み、流動性リスクの仕組みについてしっかり個別相談してから投資判断されるべきものです。

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マキベリーが自宅に届きました。チアシード+マキベリーパウダー+水 どれくらいの割合がベストかを調整してみます。

http://www.ebam.gg/images/logo.jpgEquityBridge Asset Managementの運用する、EBAM Secured Fundについては以前からトレードセール、つまり事業買収の話がでていました。が、最近になって、その話が確実なレベルになってきましたので、ブログでも記事にしておきます。

ところで、企業買収というと丸ごと合併し、買った方の会社が存続会社、買われた方の会社が精算会社となりますが、事業買収の場合、EBAMという会社からファンドの部分だけ切り出して、他社に売ってしまうというものです。投資信託は元々分別管理が完璧になされているので、ビジネス系ファンドといえども、本体会社から切り出して、事業を売却してしまうことがさほど難しくはありません。

最近の例では、Brandeaux Student Accommodation Fundがそれに一番近い例です。トレードセールで買う方の会社は、たいてい資金余剰の会社ですから、買収されると即、投資家の資金は不要となり、ファンドとしての運用を中止して全員、強制的に償還してしまいます。

問題は、トレードセールした時の買収金額です。ビジネスとして苦境に立たされていると、どうしても足元を見られて、買い叩かれますから、Brandeauxの時のように、思っていたよりもざっくり2割減になったりします。同じ学生寮ファンドのクラブイージーのように、この地合いで足元を見られるのが嫌で、敢えて売らずに必死に事業を継続させているというようなところもあります。もちろん、逆に買い手がたくさん現れて、値段が釣り上がることもあります。

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これはあくまでも私見ですが、EBAM自体、このオフショアファンドを運用して、投資家から直接調達することが本業ではないですし、いろいろと神経を使う投資信託での調達ではなく、不動産デペロッパーなど業者間あるいは機関投資家からの融資によって運転資金を確保したほうが手っ取り早いと考えたのではないかと推測します。

事業自体は、大きな焦げ付きやトラブルはないので、このままのNAVで売却が成立するのではないかと思います。ただし、解約にかかわるコストが1%差し引かれるそうです。もちろん、後払い制販売手数料の早期解約ペナルティはかかりません。

直接投資で利益が確定してしまう前に、代理店移管をして、さらにRL360 PIMSなどのラップ口座へ組み込んでしまうのが得策ですが、それは時間的に間に合うかどうかやってみないとわかりません。ま、すぐにでも相談されたほうがよいでしょう。

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この1年間の勢力図の変化を見ると、ISISは確実にバクダットからは後退して、その分シリア方面に向かっていることがわかります。イラクファンド投資家にとっては、バクダットやティクリートのようなクウェート寄りの町の復興が命。目の上のたんこぶが消えつつあります。

http://tcaglobalfund.com/wp-content/themes/tca-global/images/logo.pngTCA Fund Management Groupの運用する、TCA Global Credit Master Fund LPはブログでコメントすることがなにもないくらい大過なく順調に運用がなされています。TCAは融資ビジネスを行うファンドの中でも平均投資額はUSD800kを超える、まさにプロ向けのファンドですから、個人投資家の比率が低いのも特徴です。ファンドサイズはUSD282Mと仮〆ラインのUSD300Mにいよいよ近づいて来ています。

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パフォーマンスは融資ビジネスファンドですから、わざわざ見る必要もないくらい、「予定通り」の数字が並んでいます。このアメリカの金融環境では、TCAのようなノンバンクはシャドーバンキングだと揶揄されつつも益々発展を続けることは間違いありません。

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では、TCAに投資する先に、気をつけておきたいリスクはどこにあるのでしょうか?やはり一つ目は、主にアメリカの中堅企業に運転資金を融資しているということでしょう。左図の通り、7割がアメリカの企業向け融資で構成されています。もちろん全ての融資で売掛金等を担保に徴求しているとはいえ、倒産すれば担保処分には時間と労力とコストがかかりますので、倒産件数など、アメリカ全体の企業動向の影響を受けることになります。

ただ、それは、アメリカの利上げするしないという金融政策上の動きや、株価の変動とは直接関係がありません。あくまでもアメリカの中堅企業が倒産しなければそれでよいのです。

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そして、TCAは融資ビジネスファンドとして、不良債権を発生させずに運用しているのかと言えば、そうではありません。むしろある程度の不良債権の発生はやむを得ないものとして、マクロ的に償却よりも高金利から生まれる収益が勝っていればそれでよし、という発想で与信行為を行っています。

日本でもローンカードやクレジットカードのキャッシングなどがそのタイプの融資ビジネスに相当しますが、利息制限法によって、高金利から生まれる収益は頭打ちとなっているために、いわゆる焦げ付き率を少なくするための努力がなされています。余談ですが、日本の場合は法律やガイドラインに沿って横並び体質が拭えませんが、この収益構造を自身で決めて、オリジナルな融資形態を創造できるような会社がでてくれば、日本のクレジットカード業界も面白くなりそうです。

というわけで、上図のオレンジ色が、いわゆる焦げ付きの償却で、薄緑色の部分が利息収益です。緑色からオレンジ色と経費の紺色を引き算すると、黄色線のパフォーマンスになります。このファンドへの投資判断する上で、ファクト・シートの中で一番大事なのは、このオレンジ色の帯が、薄緑色適正かどうか、ということになります。

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そして、最後に流動性リスクの問題。冒頭に記述したとおり、TCAの場合、プロやセミプロの投資家が多いため、イギリス学生寮ファンドに見られた他社が倒産したというだけで、その本業の状況をみることなく解約殺到なんてことは起こりません。

しかし、大口が多いということは、大口の事情で解約が入っただけで、流動性リスク顕在化となる可能性が否めません。民事系訴訟対策ファンドのアクシオムはそれで、突然の解約停止になりました。

そこでTCAでは大口偏重度合いについてきっちり公開しています。トップ3合計で約13%を占めています。アクシオムがトップ3で3割も占めていたのとは事情が異なります。これならまずまず大丈夫ではないでしょうか。もちろん、この数字が今後どんどん上昇していくようなら、投資判断にも影響がでてきますので、既存保有者はお気軽に相談してください。

海外渡航不要の投資家紹介で直接投資できることはわかっています。手数料は典型的後払い方式で最低投資額はUSD100kから。息の長い投資になるので、口座維持手数料のかかるラップ口座経由よりも直接投資のほうが有利になると思います。

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オフショアファンドについて時間をかけて探求し記事にするとアクセス数は下がる。不飽和脂肪酸なんて片手間で書けるような記事を3連休の間合いに使うと、アクセス数は上がる。
手間をかければかけるほどアクセス数は下がるという現象は、書き手にとって厳しい結果ではありますが、めげずに続けていきますので、応援、勉強会のご参加よろしくお願いします。


正常なファンドの運用会社の調査やパフォーマンス報告なら、私個人がそのファンドに投資してようとしてよまいと、ブログの記事にすることは問題ありません。それが問題なら世の中の評論家は全て問題になってしまいます。私も自称オフショアファンド評論家ですから。ええ、名乗るのは勝手です。

しかし、何かのトラブルに見舞われたファンドについて、公的な情報ソースがあるわけでもなく、ましてや自分が投資していないファンドについて、いい加減な情報を流すことは風説の流布にあたりますし、そもそもブログの質が落ちます。キジャニについては多くの読者の方から質問をいただいていましたが、私としては立場をわきまえて、キジャニ(名前は変わって今のBrighton SPC)の言い分だけでなく、信頼できる第三者からの情報を待っていたというわけです。

ここでようやくCayman Islands Monetary Authority(CIMA、さしずめケイマン島金融当局と訳す)からPublic Notice、いわゆる公告がでましたので、転載します。ちなみに公の掲示物には日本でも著作権は主張されませんので、その目的から著しく逸脱したり、恣意的に省略、部分引用しなければ自由に転載可能です。

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公告はデジタル形式ではなかったので、画像イメージで転載します。これによると、ケイマン島金融当局は投資信託法第30条に基づき、指定業者たるPwC(プライスウォーターハウスクーパースという超大手監査会社)による公的管理下に収めたとあります。

これって、多少の驚きをもって接する話ですよね。だって、その法域の法律に従っているとはいえ、金融当局が個別のファンドの全権掌握をするというのですから。

ちなみに、同法30条の全権掌握を発動する要件というのは、次の通りです。

(a) a regulated mutual fund is or is likely to become unable to meet its obligations as they fall due; 債務不履行などが発生している
(b) a regulated mutual fund is carrying on or attempting to carry on business or is winding-up its business voluntarily in a manner that is prejudicial to its investors or creditors; 破産状態・精算すべき状況にあること
(c) a regulated mutual fund, in the case of a licensed mutual fund, is carrying on or attempting to carry on business without complying with any condition of its Mutual Fund Licence contrary to section 5(5); 無免許運転や条件違反(キジャニには関係ないでしょう)
(d) the direction and management of a regulated mutual fund, has not been conducted in a fit and proper manner; or 経営者の品行に問題あり、公序良俗違反(キジャニは経営者を変えてますので、いまさらこの条項が適用されることはないでしょう) 
(e) a person holding a position as a director, manager or officer of a regulated mutual fund is not a fit and proper person to hold the respective position. 経営者に不適格な人物がいること(キジャニは経営者を変えてますので、いまさらこの条項が適用されることはないでしょう) 

で、投資家の資金について、グッドニュースかバッドニュースかと言えば、それはまだわかりません。しかし、これからは、最も信頼のできる情報源ができたことだけはグッドだと言って良いでしょう。ただし、これからは相手が公的な行政機関となります。今後、債券届を提出したり、諸手続きがかなり厳格に行われることになることが予想されます。

はやめに、byh00122@yahoo.co.jpまで相談ください。しっかりとした移管先くらいなら紹介できます(私は困っている人からおカネ取ったりしません)。ただし、これはファンドですから、自分だけ助かりたいという人はお断りです。投資信託への投資である以上、皆でどうやって回復させるかをしっかり念頭における人だけ相談ください。

なお、PwC委託による全権掌握が何を意味するのか、これからどうなるのかは、前述の信念に基づき、もちろんブログでかける話ではないので、個別相談でのオフレコ会話になります。

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インド株は頭打ちというか小幅調整モードになっています。が、インドの資金循環統計によると売っているのはガイジン(もちろん日本のマネーはガイジン)で、インド人は買いが優勢のようです。
日本の株式市場でも往々にして起こりますが、このようにガイジンと現地人で相場観が分かれている相場って読むのが楽しいですよね。

http://www.premierecoresourcesfund.com/cms/images/TS%202012-09-04%2016.35.51.jpgThe Premier Group (Isle of Man) Limitedがファンド組成している竹栽培、輸出ビジネスファンドのPremier Eco Resourcesは、イギリス学生寮ファンドのBrandeauxのように、ファンド自体が直接ビジネス展開しているわけではなく、 商売をしているEco Planet Bambooという会社へ未公開株投資をするうような建付けで資金を供給しています。

まず各通貨建てのサブファンドの資金は、The Eco Resources Fund PCC Plcというマン島籍の親ファンドに集中されて、ERF Limitedという持ち株会社に投資されます。この持ち株会社が商売を行っているEcoPlanet Bamboo IOM Limitedに対して、株式出資をしたり、融資をしたりしています。

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http://www.ecoplanetbamboo.com/images/logo.png
それ自体、表のパフォーマンスに大きな影響があるわけではありませんが、既存投資家ならちょっと知っておいたほうがよいという程度の豆知識です。でもそうなってくると、ファンド会社の公式サイトサイトだけでなく、商売をしている本体の会社の動向の方が気になってきませんか?  その気になる感覚こそがビジネス系ファンドに投資できるか否かの投資適合性を分ける最大のポイントです。

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優れたビジネスモデルであることは明白ですし、こんなに粗利の高そうな商売なら、パフォーマンスなんて良いに決まっているのですから、問題はこの会社が盛業であれば、パフォーマンスは「どれくらい」良くなっければならないのか?というところに論点は移ってきます。

そこで、このファンドではNAVを計算する仕組みをブラックボックスにせず、極力開示してくれています。

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さっと見ただけで、すぐに理解するのは難しいかもしれません。が、このような前提があるのだということさえ、知っておけば、勉強会や個別相談で、このファンドのはなしが出てきた時にも、理解が進むと思います。
ここで大事なのは、 EcoPlanet Bamboo CA IV, LLCだとかEcoPlanet Bamboo SA II, LLCという会社の業況が最も重要であることをイメージしておくことです。

次に、気になるのは、エコプラネットといっても、どこにどれだけ資金が回っているの?ということでしょう。これもしっかり開示してくれています。

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四箇所(うち三箇所がニカラグアで一箇所が南ア)にまずまず割合で分散投資がされています。それにしても従業員200名って凄い会社ですね。
ここからファンドサイズは大方USD51M程度まで膨らんでいることも想像できます(正確には一致しないはずです)。

では、まず、そもそもすぎますが、エコプラネットなんて会社が実在するのかというレベルで心配の方は、World Bank MIGA、つまり世銀の公式サイトをご覧になってください。


表彰の内容はともかく(というか私があまり環境保護とか興味なくてスミマセン)、会社の実態があることは確認できます。

これはビジネス系ファンドですから、どうしても流動性リスクに対してどうやって対策を立てているかも気になります。このファンドでは流動性リスクリスクの顕在化の可能性を承知している投資家しかいないはずではありますが、だからと言って投資家はファンドに全権委任で全てお任せ~というわけにはいきません。そこで、ファンドでは流動性リスク顕在化時の、解決手順を予め呈示しています。

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世の中、そんなにうまくいくかいな?と懐疑的な見方もありますが、それでもプランがないよりあった方がはるかにマシですし、そもそもファンドも投資家も流動性リスクについてお互いしっかり認識しているというところに好感が持てます。

あとは、どうやって現地確認するかですよね。アジアなら出張ついでに自腹で見に行くこともできるのですが、ニカラグアとなるとさすがに気合が必要です。

海外渡航不要の投資家紹介にて直接投資はUSD15kから可能、手数料は典型的後払い方式です。代理店移管も可能。ロイアルスカンディア以外の各保険会社系ラップ口座からも購入できますが、手数料体系は同じです。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

ギリスポンド建て私募債年率10%に空き枠追加募集の応募期限は4月17日、着金期限は4月25日です。

 Mansion Groupが経営するイギリス学生寮へ設備資金、運転資金を供給しているのが、Mansion Student Accommodation Fundです。本業は順調なのですが、同業他社の破綻をキッカケに解約申し込みが殺到したので、現在は新規・解約申し込みともに一時停止措置を発動しています。

同じくイギリス学生寮ファンドBrandeauxの方はこの業界で先行していたため、ファンドサイズも大きく、銀行からの当座貸越枠も殆ど使われていないようなので、ギアリングレシオは殆どセロに近いと思われます。ですから、例えば、(実際にはそんな簡単な計算ではありませんが)保有物件の価値が1割上がると、基準価額は素直に1割あがります。

しかし、マンションスチューデントの方は、投資家からファンドを集める傍ら、銀行からも土地建物を担保に長期設備資金を約弁(アモチ)付きで借り入れているため、もし、ファンドサイズと、銀行からの借入金がたまたま同額だったら、ギアリングレシオは50%となり、保有物件の価値が1割上がると、NAVは2割上がる計算になります。

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リーマン・ショックの前は、レバレッジでもなんでもアリの時代でしたから、ロンドンの不動産ファンドの中にはギアリングレシオを90%まで引き上げて、物件の価値が1%上がっただけでNAVが10%上がるというものまでありました。この仕組みは他山の石とするために、過去のブログの記事でも調査報告しています。

今日のブログの題名でめいいっぱいという表現は、不動産ビジネスとして(リーマン・ショック後の)常識の範囲内のめいいっぱいという意味で捉えてください。BrandeauxとMansionの両方を保有している方は、その基準価額の上下変動がマンションの方がちょっと激しくて、ハイリスクハイリターン型かもとお気づきになっているかもしれません。その考え方は正しいです。

なお、ギアリングレシオをあげることが悪かというとそうではありません。あくまでも適正であればよいのです。しかもイギリスの大手銀行が半分も融資に応じているということから、マンションという学生寮ビジネスにはしっかりとした実態があるのだなということも感覚的に掴めると思います。

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3月は、大きな動きはありませんでしたが、流動性リスク解消に向けた動きがでればすぐにメルマガで報告したいと思います。なお、Brandeauxに関しては、これから投資判断も迫られる場面がでてくることから、個別相談できるよう実投資家の方に個々にメールで報告をしています。正しい情報を得るためには代理店移管するしかないのが現状です。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

4月の勉強会は日程だけ19日日曜日の10時から12時に決まりました。東京と大阪の同時開催です。テーマは募集中です。

http://tcaglobalfund.com/wp-content/themes/tca-global/images/logo.pngTCA Fund Management Groupの運用するTCA Global Credit Fund。月日の流れるのは早いもので、ブログでウォッチするようになってからすでに2年以上が経過しています。その間、ロンドン本社へ表敬訪問したりと、気さくに付き合ってくれているファンド会社ではあるのですが、恥ずかしいことに自分はまだ投資できてないんです。あれほど早いもの勝ちファンドだとブログで調査報告をしておきながら、ロイアイロンドン360PIMS経由でできないかとか他のラップ口座はどうだ、と経由した投資に拘ったのが問題でした。ハンサードUPPではモンテーロが承認になったりして先を越されてますし、TCAのようにアメリカ絡みのファンドはなかなか難しいですね。

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とはいえ、投資家紹介にて直接投資でUSD100k以上投資された方は、それこそ悠々パフォーマンスを享受されてらっしゃいます。

もっとも、アメリカ、イギリスともこの企業マインドなら環境下なら、今からでも十分早いもの勝ちと言えますね。このファンドはノンバンク融資ビジネスファンドなので、北米あるいは欧州株価の動向よりも、企業業績やマインドを見るほうが大事です。具体的には景気動向指標に採用されているような指標、日本の例で言えば、中小企業売上げ見通しD.I. や営業利益(全産業)、商業販売額(卸売業)などを見ていくことになります。

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もっとも、私達は、統計の発表を材料にデイトレードする人たちではありませんから、こういった指標を事細かに毎月ウォッチしておく必要はありません。もっと大まかにアメリカに旅行したら景気よさそうねぇ~くらいの感覚を更新しておけば十分です。

さらに、TCAでは融資先の許可があれば、公式サイトのニュース欄で社名を明らかにしています。ノンバンク融資ファンドとして、その融資先がどんな相手であるかを明らかにしてくれることは、トランスペアレンシーの観点から本当にポイントが高いです。

海外渡航不要の投資家紹介にて直接投資はUSD100kから可能です。ラップ口座は引き続き苦戦しています。

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今日15時が私募債の申込締め切り日(着金期限は4月7日)ですが、再三、締め切りは厳守だと言われています。

http://tcaglobalfund.com/wp-content/themes/tca-global/images/logo.pngTCA Fund Management Groupの運用するTCA Global Credit Fund。月日の流れるのは早いもので、ブログでウォッチするようになってからすでに2年以上が経過しています。その間、ロンドン本社へ表敬訪問したりと、気さくに付き合ってくれているファンド会社ではあるのですが、恥ずかしいことに自分はまだ投資できてないんです。あれほど早いもの勝ちファンドだとブログで調査報告をしておきながら、ロイアイロンドン360PIMS経由でできないかとか他のラップ口座はどうだ、と経由した投資に拘ったのが問題でした。ハンサードUPPではモンテーロが承認になったりして先を越されてますし、TCAのようにアメリカ絡みのファンドはなかなか難しいですね。

とはいえ、投資家紹介にて直接投資でUSD100k以上投資された方は、それこそ悠々パフォーマンスを享受されてらっしゃいます。

もっとも、アメリカ、イギリスともこの企業マインドなら環境下なら、今からでも十分早いもの勝ちと言えますね。このファンドはノンバンク融資ビジネスファンドなので、北米あるいは欧州株価の動向よりも、企業業績やマインドを見るほうが大事です。具体的には景気動向指標に採用されているような指標、日本の例で言えば、中小企業売上げ見通しD.I. や営業利益(全産業)、商業販売額(卸売業)などを見ていくことになります。

もっとも、私達は、統計の発表を材料にデイトレードする人たちではありませんから、こういった指標を事細かに毎月ウォッチしておく必要はありません。もっと大まかにアメリカに旅行したら景気よさそうねぇ〜くらいの感覚を更新しておけば十分です。

さらに、TCAでは融資先の許可があれば、公式サイトのニュース欄で社名を明らかにしています。ノンバンク融資ファンドとして、その融資先がどんな相手であるかを明らかにしてくれることは、トランスペアレンシーの観点から本当にポイントが高いです。

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海外渡航不要の投資家紹介にて直接投資はUSD100kから可能です。ラップ口座は引き続き苦戦しています。


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