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カテゴリ:オフショア投資信託・ファンド(ロングショート、レバレッジ) > オフショア債券・仕組債

2002年にロンドンで仕組債の組成会社として創業した、IDAD Limited。ここの仕組債はバラエティーに富んでいますし、いつでもニーズに合わせてウリダシしているものがあるので勉強になります。

そしてなにより、RL360 PIMSやカストディアンライフ、フレンズプロビデント・リザーブなどの一括投資型ラップ口座経由で買える仕組債として重宝しとります。そこから新しくウリダシになったのが、Goldman Sachs 100% Protected FTSE Issuer Callable Growth Note November 2019 USDという仕組債です。

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Screenshot at 2019-11-04 15-56-10これまでも度々仕組債を取り上げてきており、その長ったらしい題名を見ただけで、大方の条件は把握できるものだと、このブログでも力説してきましたが、今日は比較的シンプルですね。わかることはオートコール(中途償還される可能性のある条件がついている)と元本の100%が確保されているということです。そして今回の仕組債の、発行体はGoldman Sachs Finance Corp International Ltdなのですから、デフォルトリスクについては、このブログでくどくど語る必要もないでしょいう。

その先のルールはシンプルです。アンダーライイングである、イギリスの主要な株式指標である、、FTSE100の1.75倍の比率で、元本の償還率(最低でも100%)が変化します。

ここで、夢を育ませないようにする存在がオートコールです。中途償還のタイミングが四半期(ただし、Quarterly (First Observation at 12 months)となっていますから、初回の観察日は1年後です)ごとに訪れますので、7年満期であって、株価が上昇したときには、最初に黒字になった段階で、中途償還されてしまうのです。上方向に向いてきたとたんに中途償還とキャップがかかっています。

そのかわり、下は100%でフロアは敷かれていますので、仕組債の中でもローリスクローリターンな感じのものになり、初心者には手がけやすいことでしょう。


















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Investec Bank plcの元本確保型仕組債、EVEN 30 5.5 Year 100% Capital Protected Credit Linked Note シリーズのブローカーで知られる、ロンドンの独立系組成会社、Causeway Securities

このところ、ブログの記事から遠ざかっていましたね。というのも、なかなか元本の100%を確保できる仕組債の組成が難しい時期だったからです。

4今日の記事に取り上げるのも、元本の95%までしか確保ができません。その代わり、バリアはなく、満期日のアンダーライイングの価格がどうなっていようとも、95%は確保されます。

さて、この仕組債についている、いわゆるバリアってなんでしょうか? 発行体であるMorgan Stanley B.V.破綻しない限り、満期時に、イギリスの株価がどうなっていても元本は95%確保されます。

このブログでは、バリア(期中、または満期時に元本確保が外れてしまうことがあるものの、その条件のこと)がついているものは、例え、ファトシートに Capital Protectedと明記してあっても、決して元本確保型とは訳しません。金融業界には文化の違いがあり、イギリスではこの表記で問題ないとしても、日本では、バリアのついているものを元本確保と直訳するのは、誤り、というよりもはや違法です。有象無象の中にはそのことを知っているのに、「直訳しただけだから」、としてバリアがあるのに元本確保型と銘打つ者がいるので注意が必要です。

5ただし、いくら元本確保型と銘打っていても、その発行体が破綻すれば、債券が噛み紙くずになるというのは、日本でもイギリスでも、個人投資家であろうと素人であろうと、知っていて当たり前のことで、あとから投資家が知らなかったとか聞いてなかったとか、騙されたなどと、いくらゴネても、全くの時間の無駄になるだけすから、この違いはよく知っておく必要があります(だからこそ、銀行預金は元本保証と銘打ちますが、債券は元本確保と表記するのです)。

では、なぜ、普通の国債や社債は元本確保型と銘打たないのでしょうか? あたりまえですが、全てが元本確保型なので、わざわざ言う必要もないからです。対して、組債には、1.元本確保型のものと、2.元本確保されないもの、それに、3.条件によっては元本確保が外れるもの、の3種類があり、このブログでは日本の金融商慣習に合わせて、普通の債券と1.のものだけが元本確保型だとしています。

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2002年にロンドンで仕組債の組成会社として創業した、IDAD Limited。仕組債ファンドは度々とりあげていますが、今日は、仕組債そのものを取り上げたいと思います。

とにかく、たまには取り上げないと勉強にならないですし、勉強しておかないと、投資にも進めませんから。

BBVA Quarterly Memory Income Autocall May 2019 という名前の仕組債です。仕組債の中身を知るにはこの長ったらしい題名を紐解いていくことが重要です。

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まず、BBVA。日本では聞き慣れないスペインの銀行の名前です。正式な銀行名は、 Banco Bilbao Vizcaya Argentaria SAといい、日本名ではビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行。東京に支店もあります。つまり、発行体としては全く問題がありません。

Quarterly Memory Income Autocall ですが、四半期ごとに利払いがされるという意味です。しかし、アメリカドル建てで年率換算8.1%の利払いが必ずなされるとは限りません。

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利払いの判定日に、アンダーライイングである、4つの株価指標である、China: HSCEI HSCEI、US: NASDAQ 100 NDX、Sweden: OMX 30 OMX、Australia: ASX 200のすべてがスタート時の8割レベルをキープしていなければ、利払いは行われません。

ただし、仮に利払いが行われなくても、未払いのクーポンはMemory、つまり記録されており、次回、実際に利払いがあったときには、過去の分もすべて追っかけで支払われることになります。これをスノーボール型と呼んでいます。

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そして、6年後の満期には元本は確保されません。60% Final level (European style)つまり、4つの指標のうち一つでもスタート時より4割以上割り込んでいたら、元本確保ははずれ、その割り込んだ割合でしか元本は償還されないことになります。

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そして、オートコール(中途償還)の条件があります。スタートしてから1年後は、四半期ごとにオートコールの判定があり、すべての指標がスタートじより上昇していると、中途償還されて終わりになります。一方で中途解約はできません。

仕組債はすべて、ラップ口座経由になります。

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今日は移動が多いので相談電話でれません、すみません。

昨日の記事の続きのようなものです。すると、ファニーメイやフレディマックの住宅ローン担保債券だけに投資すると、どのような投資効果が得られるか? というのが気になるところです。

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もちろん、あるんですよ。ブラックロックのETF、iShares MBSは原文ママで引用すると、投資先はU.S. mortgage-backed bonds, including those issued by government sponsored enterprises such as Ginnie Mae, Fannie Mae, and Freddie Macとなっており、政府機関であるジニーメイも含めた、ファニーメイ、フレディマックのご存知3社が発行するMBSに投資するというものです。

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となると、投資効果はほとんど、米国債を買うようなもので、米国債ファンドを買うのとこれまたほとんど差はなくなります。

注意すべき点は、クレジットリスクではなく、デュレーションでしょう。国債と言えば、アメリカでも日本でも基本的に10年満期のことです。国債でも30年ものは超長期国債と言って区別します。

固定利率の債券は、デュレーションがながければ長い分だけ、価格変動リスクがあります。

価格変動リスクからこそ、超長期国債とわざわざ区別しているのです。

しかし、フレディマックもファニーメイも住宅ローンをベースに証券化しているため、10年なんて短すぎ、30年が当たり前という世界で、30年ものにわざわざ超長期国債なんて説明はしません。

つまり、デュレーションの感覚が違うので、普通の米国債ファンドよりパフォーマンスが良いように見えてもそれは、すなわちハイリスク・ハイリターンになっているだけだと、認識しておく必要があります。

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この辺りの知識って日本人は知っているようでわからない世界です。でもそれは恥ずかしいことではありません。日本は間接金融がメジャーな文化だからです。

昨日の記事で、RMBS(Residential Mortgage-Backed Security)ってなんだっけ~? という話になりましたので、その辺に転がっているネット情報のコピペで恐縮ですが、RMBSについて整理しておきましょう。

アメリカとイギリス、そして大陸欧州で仕組みが違うところがありますので、まずはRMBS王国のアメリカから。アメリカでまともな条件で定型の住宅ローンを取り組むと、ほぼ全て証券化されてしまうと言っても過言ではありません。

ここで出てくるのが、格付けAAAで有名な二つの政府系保証機関です。

Fannie Mae ファニーメイ
Federal National Mortgage Association (FNMA)の略で、日本語では連邦住宅抵当公庫などと称されることが多い。

こちらは、戦前の1938年に設立されたに政府系金融機関の老舗です。金融恐慌の時でもファニーメイが保証を出すことで、銀行が住宅ローンを出しやすくし、住宅着工件数の冷え込みを防ぐという役割を担っていました。その後、1968年には民営化され、ニューヨーク証券取引所に上場もしています。住宅建築不況から脱却する目的で設立された組織が、サブプライムローン問題を起こして住宅建築不況に落とし込んだというのは、なんとも皮肉なものです。


Freddie Mac フレディマック
Federal Home Loan Mortgage Corporation (FHLMC)の略で、日本語では連邦住宅金融抵当公庫などと称されることが多い。

1970年に設立された、民営化後ファニーメイのライバル会社。サブプライムローン問題で実質経営破たん状態となり、政府介入、そして2010年には一旦、上場廃止しています。余談ですが、最高値73ドルだった株価が今では2~3ドルです。イベントドリブンなファンドマネージャーが狙いを定めて仕込む気持ちもよくわかりますよね。

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で、唐突にこの話題になった理由とは、、、レゲアルティスで勝負です。

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