iPath創業三百年の歴史を持つイギリスのバークレイズ銀行Barclays Bank PLC 。ここにも秀逸なファンドがありました。iPath Exchange Traded NotesというETFのシリーズです。

バークレイズはイギリスの銀行ですが、このアイパスシリーズはアメリカ籍のオンショア債券として発行、運用されおり、ざっと数えたところ80種類くらいありそうです。

ETFはファンドですが、ETNは債券の体裁で発行されているだけで、個人投資家にとってはその違いをいちいち何時間もかけて勉強しなければならないほどではありません。ただし、2点だけ大きな違いがあるので、そこだけは押さえておきましょう。

1点めは簡単。債券なので満期日があるということです。ファンドには満期日はありません。満期日になっても運用を続けたい場合、適宜同じ種類の債券に乗り換えければなりません。

2点めは発行体のデフォルトリスクです。ファンドは投資先の価格変動リスクや信用リスクはあるものの、ファンドそのものが口を発行している信用リスクを考える必要はありませんでした。しかし債券では必ず発行体の信用リスクがついて回ります。尤も、その発行体がBarclays Bank PLCなわけですから、その信用リスクについて懸念する人もいないでしょうけど。

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それでは、CBOE上場のiPath S&P 500 Dynamic VIX ETNパフォーマンスをみてみましょう。この債券はVIX、つまり世界で一番一般的な株式指数、S&P500のボラティリティの上下に連動するように設計されています。

ISINはUS06741L6092。2021年8月17日スタートで、債券の時価総額(ファンドサイズと考え方は同じです)はUSD12Mで、いつでも売買ができます。ティッカーシンボルのXVZ:BTQ:USDで検索すればどこでも価格はチェックできます。

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最低投資額などはまだ調べがついてません。アメリカ籍ですがたいていの一括投資型のオフショアラップ口座経由なら買えるような気もします。




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