
Royal Bank of Scotlandと提携してETNなどを販売していましたが、2015年になっていよいよETFを組成しPacer ETFsやOur Strategy Driven ETFsといったブランド名でラインナップを整えてきています。


ティッカーシンボルはSRVR、正式名称はPacer Benchmark Data & Infrastructure Real Estate SCTR ETFです。ファンド名から投資対象がいまいち想像できないところが気に入りました。
ファクトシートをみると、
- Publicly Traded REITs have traditionally been good sources of income for investors and may be capital appreciation vehicles as well.
- Dividends1 are a source of income to investors.
- REITs are not directly correlated to traditional equity markets and may offer portfolio diversification and reduce volatility.
と書いてあります。正直、さっぱりわかりません。
そこで、投資戦略の段階別の進め方をみてみることにします。まずはじめに、何しろETFですからトラッキングするはずのベンチマークは何かをチェックします。
つまり、Benchmark Data & Infrastructure Real Estate SCTR Indexという指標を理解する必要があります。
これはナスダックの公式サイトでも公開されていますが、その計算方法によると、不動産業者とreal estate investment trusts つまりREITsの両方から、特定の保有不動産やテナントの種別だけを選別して銘柄を採用しているものです。
要するに、不動産といっても戸建てやアパートだけではなく、オフィスビルやホテル、レジャー施設、ショッピングモールに至るまで、様々なセクターがありますが、このファンドの場合、データセンターやインフラ施設の不動産ビジネスのみに投資して収益をNAVに反映させようというものです。
話としては大層に思われますが、今は、コロナ渦で不動産もセクターによっては非常に厳しい状況に追い込まれている反面、戸建てやデータセンター、インフラ施設は堅調という二極化が生じており、いままでのように一般できなグローバルリートでは分散投資しすぎてしまうという欠点を克服しようというものです。
NYSE 上場のETFで2014年5月スタート、USD84Mというファンドサイズです。

つまり、Benchmark Data & Infrastructure Real Estate SCTR Indexという指標を理解する必要があります。
これはナスダックの公式サイトでも公開されていますが、その計算方法によると、不動産業者とreal estate investment trusts つまりREITsの両方から、特定の保有不動産やテナントの種別だけを選別して銘柄を採用しているものです。
要するに、不動産といっても戸建てやアパートだけではなく、オフィスビルやホテル、レジャー施設、ショッピングモールに至るまで、様々なセクターがありますが、このファンドの場合、データセンターやインフラ施設の不動産ビジネスのみに投資して収益をNAVに反映させようというものです。

NYSE 上場のETFで2014年5月スタート、USD84Mというファンドサイズです。


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