Northern Trust Corporationは1889年にシカゴで創業した、ナスダック上場の伝統ある運用会社です。そのノーザン・トラストが組成しているETFのラインナップがFlexSharesであり、28ものファンドにまで、そして昨年末時点でUSD16.5Bの預かり資産を持つまでに成長しています。
一方、ETFに関しては、このブロクの書き始め、つまり初期段階では、しょせんETFはパッシブファンドであり、ブログで分析するまでもなく、インデックスを見てたらそれだけで投資判断できる。だからブログで解説するまでもない、ということであまり記事にすることもありませんでした。しかし、今は、そのインデックス自体がが一捻りも二捻りもしたユニークなものやレバレッジの聞いたハイリスク・ハイリターンなものまで出回ってきていますので、このブログでも解説の必要が十分でていきています。
ETFといえばヴァンガードを始めとして運用会社がどうしても米系に集中していますよね。一方でフレンズプロビデントやRL360、カストディアンライフ、ハンサード、モーメンタムなどといった一括投資型のオフショア保険会社系のラップ口座を経由したら、別にアメリカでもどこでもオフショア扱いにできることになります。
そしてなにより、今まで「なんでアメリカの言いなりにならなあかんねん」という主旨で、どうしても出したくなかったW-8BENフォームも、出そうが出そまいが、Individual Self-Certificationに記載する自分のマイナンバーで情報がカバーされてしまうので、嫌がる意味がなくなってしまいました。
という背景もあって、最近米系のファンドは変化球タイプのETFの記事がおおくなってきているのです。
FlexShares STOXX ESG Impact Index Fund (ESGG)は文字通りのグリーン関連テーマ株ETFです。2016年7月スタートで、ファンドサイズはUSD77MBでマダイ級。モーニング・スター社はWorld Large Stock部門で星四つ。
ESGとは環境(Environment)、社会(Social)、統治(Governance)のイマドキ三点セットが整っている企業のことです。
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