この手の記事を書くと、焦った有象無象がどっとブログを見に来るのですが、私としてはアクセス数増やしてTポイント欲しいだけなので、何方様でも来ていただければ願ったり叶ったりというわけです。これでアクセス数600越え目指します。といっても、アクセス数と記事の内容ってあんまり関係ないんです。アクセス数はたとえその日の記事をまだ書いてなくても、月曜日が多めで、週末が少なめです。ですから、今日みたいにヒットしそうなキーワードを並べても当日は急にアクセス数って伸びないものなのです。まぁ、SEO対策話はどうでもいいとして、本題は全てのオフショア投資家にとっても値打ちのある内容なので、さっさと先に進みましょう。



有象無象の寿命よりも自身の投資期間の方が長いわけですから、オフショア金融商品への投資家がたとえ今でなくでも将来的には必ずといっていいほど経験するのが、代理店の移管です。

イギリスを発祥とするIFAをはさんでのファンドやラップ口座などの購入は、日本では言えばさしずめ相乗りの保険代理店と同じ仕組みです。イギリスのIFA制度はある部分ではそっくり日本でもコピーされているのです。例えば、日本ではスーパーやショッピングモールの一角によくみかけるようになった、保険見直し某とか保険料比較サイト運営者のような独立系の保険代理店で契約した生命保険は、いちいち保険契約を解約することなく、基本的にいつでもどこにでも代理店移管をすることができます、懇意にしている保険外交員が転職するたびに付き合いで移管しているという人も多いでしょう。独立系保険代理店は見積もり比較やフィナンシャルプランニングをして被保険者に最も適当と思われる、または代理店に最もバックマージンが厚い商品を提案します。

海外でも日本でも投資信託と言われる金融商品の仕組みは全く同じであることと同様に、金融商品販売のプロセスにおいても日英でさほど違いはありません。とはいえ、それはそれ、やはり別の国ですから法令上の差異があるため、ピッタリ当てはまるものはないかもしれません。しかし、オフショア金融商品と似たものやイメージするための参考になるものは日本にも数多く存在します。こうやって考えると、オフショア投資もさほど怖くない気がしてきませんか?

オフショア金融の場合、島国とは異なり、さらにスケールが大きくなります。IFAともブローカーとも呼ばれるいわゆる代理店は旧イギリス連邦諸国を中心に星の数ほど散らばっており、なんと、ごく例外を除いて、基本的にはどこにでも国をまたいで移管することができるのです。例えば、香港で飲茶しながら乗せられて契約したフレンズプロビデント・プレミアの積立投資を、いきなりジンバブエのIFAに移管することだってできるのです。ジンバブエなんて大丈夫?と思ってはいけません。投資先の信用力は全てフレンズプロビデントに由来しており、IFAが一人で自営であろうと150名のアドバイザーを抱える大手であろうと、どこの国に所在していようとも信用リスクには全く影響はありません。

ただし、ここで「あらゆる国」としている場合でも全てアメリカは除きます。この国だけはレーガン大統領時代以来、オフショアとは別世界になっています。また、イギリス内外やオーストラリア、ニュージーランド内外を挟んでの移管は可能ですが、事務的に少々厄介なことも起こりえます。さらに、この話は日本国籍の方が前提です。

では、これまでの投資家仲間の皆さんの移管経験やノウハウを踏まえて、よく相談があるファンドやラップ口座について移管の可否を検証してみましょう。なお、移管自体に費用は一切かかりません。無料で(常識の範囲で)何度でも代理店移管できるということは、ファンド会社やラップ口座会社が投資家に与えた当然の権利だと考えてください。


ケース1(ほぼ100%簡単に移管可能なもの)

用紙一枚二枚で簡単に代理店移管ができるものです。基本的には投資家が書いた手紙形式の依頼書で受け入れてくれます。ハンサードや、チューリップ、エーデルワイスなどしっかりとした帳票が整備されている会社もあります。専用帳票が制定されていない会社のものでも、とりあえず、新しい代理店に相談したら、適宜の用紙をアドバイスしてくれます。新しい代理店の所在国は基本的に問われません。

生命保険会社のラップ口座(積立投資型・一括投資型とも)
  • フレンズプロビデント
  • ロイアルロンドン360
  • ハンサード
  • ロイアルスカンディア
  • スタンダードライフ (インターナショナル、つまり香港で契約したもの以外)
  • ジェネラリ(utmost)
  • AXA
  • チューリッヒ
  • モーメンタム
  • インベスターズトラスト




ケース2(特定の地域内ならほぼ100%簡単に移管可能なもの)

香港の中でしか移管できないもの
スタンダードライフ香港現法
サンライフ
FT LIFE

ケース3(移管が極めて難しい、またはできないもの)

そもそも移管という発想もないもの
Winton Futures Fund(そもそも個人投資家とはサヨナラモード)
各オフショア銀行口座


特にフレンズプロビデントやハンサードなどで、投資契約に加え一任勘定契約をしていた場合、移管することによって自動的に一任勘定契約(といってもだたの包括代理人届)は解除され、無駄なコストは移管完了以降かからなくなります。




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大阪の投資家さんと個別相談しましたが、さすがにGWも移動できないから、と電話にしました。