ARK Investment Management LLCは、2014年にニューヨークで創業した比較的新しい、ETFの運用会社で、特にテーマ株を得意としています。そのテーマも、次世代インターネット技術、フィンテック、さらに革新的なゲノム関連、ロボット、といった、ニューテクノロジー系に絞られているようです。
現在、アクティブなARK Active ETFsとしては5つ、パッシブなARK Index ETFsとしては2つの合計7つが組成されています。
四半期に一度、誰でも参加できるビデオ会議に参加できて、ファンドマネージャーからのプレゼンテーションを聴くことができるのもいいですね。
ARK Autonomous Technology & Robotics ETFを選びました、ティッカーシンボルはARKQです。クルマの自動運転技術のステージがどんどん上がっていくというニュースをよく目にするようになりましたから、こういったファンドへの投資を連想させるのでしょう。
2014年10月スタートでファンドサイズは、USD173M。モーニング・スター社は二つ星ですが、Lipper Leader Scorecardのトータルリターンは5つ丸です。
そしてパフォーマンスですが、当然といえば、それまでですが、2019年は+25%となっています。25%も上がってイマイチ満足できないのは、S&P 500 Indexが31%上がっているという事実があるからなのです。
テーマ株の宿命かもしれませんが、普通に株を買ってたほうが良かった、というのは、やはりちょっとさみしいものがあります。ただ、ロボティクスというテーマが特に注目されてきたのは、イメージ的に昨年でも後半あたりからでしょうから、その分S&P500より出遅れて上がってきても、さほど不自然ではありません。
組入れ銘柄のトップは、もちろんTeslaです。Artificial Intelligence (AI)だけでなく、Autonomous Vehicles (AV)という英単語もこれから日本で一般化してきそうですね。
ただし、この業界は常にデュアルユース、つまり軍民両用のニーズがついてまわります。エシカルな投資を心がけている読者の方は、組入れ銘柄のチェックが必要になってきます。
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