2001年にスペインのマドリードで創業した独立系の運用会社、アバンテAbante Asesores。10ほどのファンド運用があるのですが、いかんせん英語のサイトがなく全部スペイン語だけで案内がされています。これは調査に時間がかかりますわ。
NAVなどの数字は見ればわかりますが、どんな運用方針なのかさっぱりわからないので、ブログで報告しづらかったのですが、そろそろまぁいいや、わからんまま記事にしとこ。ってことで。とにかく載せてみます。ファンド自体はルクセンブルク籍ですし、個人投資家向けクラスCは最低投資金額の設定がないようですし、しかもBloombergのティッカーシンボルもあるのでRL360 PIMSからでも行けそうです。
アバンテはマルチアセットの分散投資完結ファンドが得意のようです。そこで、Abante Pangeaというファンドを取り上げてみることにしました。
ユーロ建てだけかと思ったらなんとアメリカ・ドル建ても用意されています。
このファンドで一番気になるのは上図のパフォーマンスチャートの中で、直近の動きです。なんかえらく上げてませんか?
この1ヶ月で+8%以上も上昇しています。10月に入ってからのパフォーマンスなんて、それこそ原油価格に連動するETFくらいしか上げてないというイメージでいたのですが、こんなファンドがあるなんて驚きです。
これはどういうことかと調べてみたものの、公式サイトからではどうにもわかりません。そこで、ファンド名検索で各社情報プロバイダーにアクセスしてみたところ、わかりました。
思い切りショートポジションかけまくるヘッジファンドだったのです。現在のポジションはロング+24%nい対して、ショート-85%、つまりネットポジションは-61%という超ベア向けです。
しかも、これは硬直的ではなく、ダイナミックにポジションを変えていくというのですから、これは否応なしに吸い込まれていくファンドです。
最低投資金額の記載が不明なので、とにかく10kくらい発注してみるという実験が必要ですね。
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Mac OS Mojave 10.14ではどこでもMyMacの機能が廃止されていました。これは痛いです。