こんな時代だからグローバル投資は必須 ひたすらオフショアファンド!規制や英語にめげずに海外投資、不動産、FX 調査と経験の全記録

2017年02月

モーメンタムのファンドリストにラインナップされている、大手運用会社Schroder Investment Management (Luxembourg) S.A. の中でもひときわユニークなのは、やはりこのアグリカルチャーファンドではないでしょうか。と言っても、このファンドは農業関連銘柄の株式テーマファンドではありません。株式ファンドや債券ファンドが主流のシュローダーにしては随分と珍しいファンドなんですよ。

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先物取引やデリバティブを使った、コッテコテのコモディティファンドです。さらに、これは機械売買のCTAではありません。シュローダーが自前で持つSchroders Commodities Teamという部署の人たちが、自らの脳みそを使って、タップダウン&ボトムアップの両方向戦略を用いて売買をしています。

となると、小麦やコーンといった分野別のアロケーションがアクティブに変化していくものの、基本路線はロング、すわなち買い持ちです。となると、さすがにソフトコモデティはもう数年間下がりっぱなしですから、このファンドのパフォーマンスも徐々に右肩下がりにならざるを得ません。

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問題は、どのあたりが仕込みどきとなるのか? そして、仕込んだあとは、2010年のように一年間で3割アップのような劇的な上昇が期待できるのか? ということです。
地球の人口増加に加えて、生活水準の向上だけでなく、地球温暖化やによって、食物の値段が上がるのは、誰でも知っていることです。しかし、誰でも知っていることではマーケットでは材料視されることはありません。

問題は、誰もが予想しなかったことが起こるのか? ということですよね。ただ、もっと詳しく言うと、その誰もが予想しなかった出来事というのは、一体どれくらいのスパンで発生し、材料視されるのか? ということです。
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この読みこそがコモデティの難しいところです。逆に言えば、株式や債券市場にない面白さを持ちあわせているのがコモデティ市場なのでしょう。

かといって、実際、アグリカルチャー分野のコモデティ価格がいつ吹き上がるかを私が予想するのは、私のバックグラウンドからすると、バリバリ本業でやってるトレーダー達に失礼な感じもしますので、ここではやめときますが、少なくとも言えるのは、安いうちに仕込んでおけ、ってことでしょう。

直接投資はもちろんできませんので、モーメンタムなどのラップ口座経由で投資することになります。

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名古屋勉強会は3月18日土曜日早朝ミーティングになりそうです。

今日のファンド会社の名前を知っている日本人もまずいないことでしょう。ロンドンに本拠を置く専門店ファンド会社、Peterhouse Asset Management Limitedです。私も、モーメンタムのファンドリストにHume Cautious Multi-Asset Fundが入っていなければ、おそらく調べることもなかったでしょう。

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もちろん、最初はこのファンドの近況をアップデートしようかとおも思いました。しかしどうせこのファンドは日本人では私くらいしか保有してないでしょうし、それではファクトシートを見れば済むだけの話になってしまいます。そこで今日は、いままで記事にしたことのない、目新しいファンド、SF Peterhouse Smaller Companies Gold Fundを取り上げたいと思います。

何が目をひくって、そりゃもう題名の通り、そのパフォーマンスですよね。1年間で2倍になっているファンドなのですから。でもこれがさらに凄いのはこの6ヶ月では+1.6%しか上がってないことです。つまり2016年前半に大当たりしたファンドだということなのです。

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さらにさらに凄いのは、その過去5年間のパフォーマンス。その直近1年で倍に上がったというパフォーマンスを込めても、-69.8%の下落、つまり7割おちて資産は3割になっているということです。既存の投資家は去年はじめの地獄絵図の時には、4年間で8割5分下がってたということになりますね。

という、ロングオンリーレバレッジなしの株式ファンドとして、それこそこのブログで取り上げる中では最もハイリスクハイリターンなレベルのものになるわけですが、それもそのはず、ゴールド鉱山関連銘柄のしかも小型株に8割、残りの2割はシルバーなどその他金属鉱山関連に投資するというのですから、その株価も殆ど一獲千金となるわけです。

それでもカナダを中心に62の銘柄に分けて投資しているのですから、日本で知られてない、銘柄が本当に多く埋もれているんでしょうね。 レポートによると、最近組みれた銘柄にBrio Goldという会社があるそうです。 トロント上場で、ブラジルに鉱山を展開しているそうなのですが、もちろん、私も知りませんでした。こういうファンドの中身を見るだけでも世界が広がる気がします。

イギリス籍のファンドなので、直接投資は無理でしょう。各生保系ラップ口座を経由して買うのが得策です。


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ロンドンのファンドマネージャーのうち、6割が自分の仕事に飽きているそうですよ。なーんだいくらでも代わってあげるのに。

Ashmore Group plcの名前も日本ではあまり知られていませんが、預かり資産USD67Bを有するロンドン上場運用会社です。イギリスではインドをはじめとするエマージング国の債券に強いファンド会社として知られていますが、実は、New Zealand Banking Group つまりANZ銀行のエマージング運用担当の部門子会社が独立したもので、その血統もよいため、このブログの読者の方なら名前くらいは知っとこくらいの感じで読んでいただければと思います。

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で、今日の調査対象にするファンドも、インドまで行ってしまうと、またちょっと的を絞りすぎになりますし、敢えてアッシュモアーの旗艦ファンドで、もう少しジェネリック(一般的)なファンドとして、Ashmore SICAV Emerging Markets Debt Fund (SICAV EMDF)を取り上げたいと思います。

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2003年の年初にスタートし、ファンドサイズもUSD1,087Mとクジラ級の大きさで、モーニングスター社も四つ星、エマージング国の国債、公社債を買って、先物市場で通貨をヘッジするという典型的なエマージングソブリン債ファンドです。

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ただし、これはいわゆる適格債だけに投資するわけではなく、格付け的にはBクラスのハイイールド(ジャンク)債にもどんどん投資していきます。そのリスクを取った成果が、債券ファンドでありながら1年で+22%というリターンになって返ってきていると考えてください。

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そしてもう一つのリスクテイクは、デュレーションです。主要国に比べて先行きの見えないエマージング国の債券に投資するにしては、満期まで5年以上ある長期債に重きをおいて投資しています。デュレーションが長くなればなるほど、価格変動リスクは高まりますが、その分得られるものがあります。

それこそがクーポンです。このファンドは寝ていても保有している債券がデフォルトにでもならない限り、7.24%の利回りを得ることができるのです。ベンチマークであるJPMorgan EMBI Global Diversified Indexが5.23%の利回りになっていることからも、このファンドの狙っているところが見てとれます。

こんな面白いファンドがモーメンタムなどから手数料全免で買えたらラップ口座の値打ちも上がりますよね。

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本日は所用でまる一日電話には出れませんので、電話相談の方は明日以降でお願い致します。

預かり資産GBP2.9Bという中堅どころの独立系運用会社、Miton Asset Management Limitedのファンドを取り上げるのが久しぶりになってしまいました。久しぶりですから、ミトンの十八番でもあるマルチアセット、つまりこれ一つで分散投資を完結させてしまおうというワンストップ型のファンド、CF Miton Cautious Multi Asset Fundを取り上げます。

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ただ、これはワンストップ型といっても、それはあくまでもイギリスに住むイギリス人がローカルな観点からみて、分散投資が完結するというタイプのものです。Brexitの投票結果をみてもわかるように、いくら金融制度が日本より20年は進んでいる、英語を母国語とする、自国の産業は金融と不動産が中心、と言ったところで、イギリス人全員の金融リテラシー(知見)が高いわけでも、全員が国際派ってわけでもありません。

正直、「まるでわかってない」人も(日本よりはるかに少ないものの)たくさんいるのです。そのまるでわかってないレベルから脱却して、いよいよ投資はしとかないかんね〜と思い始めたドメスティック(インターナショナルの反対の意味)なイギリス人が取りあえず、ミトンに任しとこ、と言う感じで始めるファンドなんです。このファンドはGBP381Mというそこそこのサイズを持っていますが、このうちほぼ全員がイギリス国内の個人投資家であることからもそれが伺えるでしょう。

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ですから、上表の投資ウエイトをみても、コーシャス、つまり慎重派のワンストップ(それでもアクティブでグロースです。日本人感覚の守りオンリーではありません)ですから、債券へのウエイトが先にきますし、ドメスティックなファンドなので、UKへの投資が先にきます。

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よって、日本人から見ると、このファンドに投資すれば分散投資が完結するってものでもないんです。
じゃあなんでブログで取り上げるん、って? そりゃ実績があるからですよ。1998年の年初からスタートしたこのファンド、紆余曲折ありながらも、20年で資産を3倍に殖やしていれば、そりゃ一般投資家も文句は言いませんわ。

じゃあ、日本人が実績重視で、勝馬に乗っかれ的に投資するのもアリ? その答えはYes and No です。まず、Yesと思える日本人は誰か? イギリス・ポンドで長期的に利益を得たいと考えている人です。上図の実績はイギリス・ポンド建てですから、自国通貨建てでしか自身の資産の増減を考えていないドメスティックなイギリス人からの見た実績は、「イギリス・ポンド建ての資産構築も面白いよね」、と考えるインターナショナルな日本人に合うこともある、という論法です。

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Noの理由はこうです。インターナショナルな日本人は自身の投資で基軸通貨をアメリカドルにセットします(もちろん私もそうです)。すると、GBPUSDのポジションを取りたい時、去年からの塩漬けになっているポンド建ての資産の間合い運用にしたい時、など以外はアメリカドル建てを選ぶことでしょう。

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すると、通貨クラスの違いによる、パフォーマンスの違いにぶつかることになります。このファンドは為替ヘッジはしていませんので、GBPUSDによるパフォーマンスの差異が如実にでてしまいます。

イギリス・ポンド建てならあんなに魅力的に見えたパフォーマンスも、ドル建てでは見る影もありません。ね、これでYes and Noのカラクリがおわかりになったことでしょう。

ミトンのイギリス国内ファンドは直接投資ができません。生保系の各ラップ口座を利用することになります。

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3月にあらたな勉強会を追加する予定で動いてます。

Castlestone Management Incと言えば、十八番はゴールドファンドでしょう。ゴールドの現物保有をするファンドは、ETFと違って、たとえ天変地異で取引が停止しても、ファンドが現物資産として金の延べ棒を保有し続けてくれますから、ETFとの比較においては取引コストは高いが、市場がパニックになるような何かが起こっても安心、という特徴があります。一方で、ゴールドを仏壇の裏に隠している人との比較においては、ファンドの方が取引コストと盗難などの安全性は高いが、いわゆる悪趣味は満たせないという欠点があります。
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が、いくらゴールドがこの1年で底打ちモードだからと言って、大きな再上昇がくるかどうかというのは読者の皆さんの中でも相場観が分かれるところです。

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底打ちに異論はないにせよ、急上昇までは期待できないという投資家に、向いているのがALIQUOT PRECIOUS METALSです。投資内容はごく簡単で、ゴールド全部ではなく、仲良くシルバーとプラチナの三分の計になっているだけです。それぞれで、現物を保有しているので、もしこれらのコモディティ相場の価格が一切変化なかったとしたら、ファンドの信託報酬の分だけ少しづつ負けていくことになります。

そして気になるのは、このファンドのパフォーマンスです。この半年で3割近く下がってます。それぞれの相場をみても、ここ半年でそんなに負けてましたっけ、って感じじゃないですか? ゴールドはBrexitの上昇から一服して昨年のから1~2割下げたとしても、3割はないです。シルバーが年末に一旦4割ちかく下げてから、年初に回復し、今はピークから2割くらいの下げです。プラチナも4割下げましたが、今は2割下げくらいまで急速に回復してます。

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ってことは、このファンドのファクトシートが1月末現在なので、今月を含めたパフォーマンスをみたら、結構回復している可能性ありそうですね。ということで、来月、もう一度このファンドを取り上げてみることにしましょう。

直接投資は可能で、USD10k相当額から、ラップ口座経由ではモーメンタムなどほぼ何でもいけます。

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マイナス金利先進国のスウェーデン。今の流行りは税金の前払い、過払い?です。これは法人(日本でも予め所得税を支払っておける制度がありますよね)だけでなく個人でも浸透してきており、その額実に1兆円レベルだそうです。預金超過の個人法人は将来払うべき税金を預金で置いておくだけでどんどん目減りしていくわけですから、どうせ払うでしょ、という金額を数年分無理矢理過払いしておき、将来の税額と相殺させようというものです。
実質デフレが続きながらゼロ金利程度で抑えて問題を先送りしている日本とはかくも違うものかと感心させられますね。

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