こんな時代だからグローバル投資は必須 ひたすらオフショアファンド!規制や英語にめげずに海外投資、不動産、FX 調査と経験の全記録

2015年10月

ロンドン市内なら、シマウマラッピングタクシーがそこら中を闊歩しているので、もはやギョーカイでない人でも誰でも知っている運用会社ですが、こと日本ではこれほど無名な金融グループも珍しいです。

それでも本業がリテイルで口座も開設できる商業銀行ならそれでも少しは名が通るのでしょうけど、インベステックは貿易金融やホンモノのプライベート・バンク、そしてアセットマネジメント(ファンド運用)に特化していますので、一般の人が気軽に使う銀行ではないからというのも、無名にさせているのでしょう。

また、インベステックの発祥は南アフリカのヨハネスブルグ(郊外の治安のよいエリア、モーメンタムの本社からも遠くない)で、ロンドンとダブル本社になっています。もちろん、ロンドンとヨハネスブルグにダブル上場もしています。

日本には進出していませんが、香港やオーストラリアではじわじわと出てきているようですよ。南アとオーストラリアは貿易が盛ん(そもそもイギリスとオーストラリアを結ぶ航路でケープタウンやダーバンは極めて重要な中継地点)ですし、香港は言わずもがなですもんね。

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せっかくですから、インベステックの概要を英語の原文でも紹介しておきましょう。

Investec (comprising Investec Limited and Investec plc) is an international, specialist bank and asset manager which provides a diverse range of financial products and services to a niche client base in two principal markets – the United Kingdom and South Africa, as well as certain other countries. The group was established in 1974 and currently has approximately 8,200 employees. As at 31 March.

どうです?日本語で十分予習した後なら、こんな英語くらいスラスラ頭に入ってきませんか? TOEIC330点の私が、どんな大きな会議にでても通訳なしでなんとでもなるのは予習があってこそなんです。

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で、またもでてきました。インベステック銀行から自身のインデックスEVEN30をアンダーライイングとする、元本確保型バリアなしの仕組債。これで3回めです。

一回あたりで募集している玉(債券の用語でギョクと言います、募集総額のことです、今どき吉野家で並ギョクと注文すると笑われますが、こちらは使ってもカッコ悪い用語ではありません)が小さかったこと、シリーズ2が間髪入れずにでたことから、RL360 PIMS経由にして事務処理がモタついた投資家仲間の方でも、比較的安心して、どうせ次もあるからダイジョウブなんて話をしてたのですが、本当に間髪入れずにシリーズ3が出てきました。

発行体としても組成会社としても、小さくやって満額御礼になって、そして、毎月継続的にウリダシすることができれば、人件費や広告費も安くすみます。投資家も安心していつでも入れられます。ま、これも一種のWin-Winってやつですわ。

条件はいつもとおりです。渡航不要で直接投資もできます。この債券は期中の利払いがないので、直接投資でも資金のやりとりが煩雑になりません。リスクは6年間なにがあっても資金化できないということに集約されますので、非常に理解が進みやすく、仕組債初心者にはもってこいの商品ですね。

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キャリーぱみゅぱみゅさんって、名前がキャリーさん、苗字がぱみゅぱみゅさんでいいのかしら?

1985年にロンドンで創業したJupiter Asset Management Limitedも今では総預かり金額GBP34Bという立派な大手運用会社になっています。

特に東欧系のファンドなどは定評があり、ユーロ建ての投資対象を物色していると、ほぼからなずと言っていいほど、ジュピターの名前が候補にあがってきます。


ユーロもいつまで安値でいてくれるかわかりませんし、そろそろ通貨ポートフォリオを欧州通貨に傾けておきたい、でもユーロにしたら何に投資したらよいのかイマイチイメージが掴みにくいという読者の方も多いことでしょう。

そこで、今日はジュピターのワンストップ型ファンドを取り上げてみました。Jupiter Merlin Balanced Portfolioは名前にバランス型であることを銘打っているものの、実は日本人的なバランス型(株式:債券=50:50)なんてつまらない発想は論外としても、株式;その他=85:15というウエイトはかなりアグレッシブです。

驚くべきはこのファンドのサイズでGBP1,487Mという大型で、この大型ゆえのバイイングパワーを活かして、安く仕入れを行っています。

ファンドで仕入れ? このファンドはファンドオブファンズ or ETFsなんです。ファンドがファンドに投資するメリットは分散投資がさらに細分化され、フロンティアポートフォリオ理論などを応用することができます。 デメリットは手数料です。販売手数料はかからないにしても、信託報酬はどうしても二重払いになってしまいます。そこで、大事なのは信託報酬を極小化するための方策であり、その一つがファンドサイズの巨大化です。

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巨大化できないときはどうするか? とにかくローコストなファンドに投資します。ケストレルが一番最適な例でしょう。

ローコストでないファンドならどうするか? グループ内のファンドに投資します。これなら二重払いになりません。

という仕組みの下、ジュピターのワンストップ型ファンドは、巨大化でコストの二重払いを極小化しているのです。

しかし、いくら大きいファンドでも、分散投資しまくれば、一つ一つの投資先への金額は小さくなります。そこで、このファンドは左表の通り、数十もの投資対象へあまり細かく分散するのではなく、かなりざっくりと20程度に抑えています。

個別銘柄に投資する株式ファンドで、20銘柄にしか分散投資しないとすると、それはイメージ的には集中投資だと言えます。しかし、元々分散投資が完了しているファンドを買い揃えるわけですから、20程度でも十分だと言えますね。

また、ウエイトは株式がマックス85%という上限であるものの、それは極めて機動的であり、市場環境によっては実に40%までウエイトを落とす可能性があると目論見書に明記しています。

なるほど、それならこのファンドがバランス型と名乗ることにも合点がいきますよね。株式市場が好調なときにも50:50を堅持するなんて、そんなアホらしいことはありません。攻めることができる環境ならばしっかり攻める、守るべきと知れば、すぐに退避する。この機動的な投資戦略で、ブルとベアのバランスを保っているという意味なのでしょう。

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このところの、株式市場の動きによって、多少値下がりしてくれてますから、比較的新規投資しやすくなっています。

ユーロ建てEクラスのみモーメンタムから投資できます。今日、題材にしたイギリス・ポンドクラスなどはRL360やハンサードなどフル機能ラップ口座から購入することになります。

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この青い字のネタを考えている間にも、読者の方からのご相談電話をお受けしています。で、ご相談をお受けすると、もちろんそれに脳みそが全力投球になりますから、このネタ素案はすっかり消えてしまいます。

メインランドチャイナ株専門の運用会社Marco Polo Pure Asset ManagementのMarco Polo Pure China Fund。最近のパフォーマンスには目を見張るものがあります。2015年7月は-12.38%、8月は-13.05%、9月は-2.75%という実績。

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これってすごくないですか。この厳しい三ヶ月で(敢えて言い切ります)たった3割弱しか下げていません。

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もちろん、そのさらに前の三ヶ月(3月から5月)に4割上げた部分、2014年に4割上げたところから投資していた人でなければ、高値掴みだったことになりますが、とにかく、結果として、この局面でのこのパフォーマンスは、ファンドマネージャーに実力があったからだと、考えて間違いはありません。

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それは、投資先時価総額別の円グラフを見ればわかるでしょう。もともとこのファンドは、チャイナ株の中でもハイリスク・ハイリターンを狙う、ボトムアップ戦略の中小型株ファンドで、しかも一部ですが、株式だけでなく、通貨にもショートをかけることもあります。

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ですので、今月の円グラフを見ただけでは違和感ないのかもしれませんが、過去5年近く追いかけていると、いかにダイナミックにこのウエイトを変化させているかがわかるようになります。例えば、2011年のチャイナ株が全く元気を失っていた時期には、足で調査してお宝発掘するという手法を封印してまで大型株に集中させて、なんとか嵐の去るのをひたすら待っていた、という時期もありました。

それに比べると、似たような局面(と言っても、2013年は単なるだだ下がり、2015年は過剰に吹き上がった分がリセットされただけなので、長く投資している人にとっては深刻度が違います)が)でありながら、今回は思い切り中型株に振っているところが特徴的です。

これは、よほど選んだ銘柄に自信があるということなのでしょう。自信がない、もしくは本当に投資対象が見つからないなら大型株にシフト、さらに環境が最悪なら現金で逃がしておくはずですから。
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直接投資の最低投資額はUSD100kですが、香港なんて渡航不要の投資家紹介にて、最低投資額をUSD50kに優遇してもらうよう交渉ができるかもしれません。ラップ口座経由でも投資できます。

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アメリカの短期金融市場(T-Bill)は少なくともマイナス金利からは脱却しています。着々と環境が成熟してきているという感じですね。

AVI LIMITEDが運用、そしてディストリビュータともなるTHE CASTEL RESIDENTIAL PROPERTY FUND。サイトが2つに分かれているので両方みながら研究してみてください。ファンドの籍はルクセンブルクですが、投資先はすべてイングランド国内の戸建て物件です。2013年2月にスタートして以来、ファンドサイズが積み上がるにつれ、一軒一軒買い足しながら、現在では53軒まで徐々に大きくなってきているコツコツ型ビジネスです。

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投資先となる不動産は実に明快。写真のような、ロンドンとは趣を全く異にする、要するに田舎の物件ばかりです。でもそれでいいじゃないですか。値上がりは期待できなくても、買うときは安いわけですし、ビジネスのリスクは端的に言うと空室リスクに限定されます。

まず、物件ですが、既保有の投資家になれば、具体的な場所は教えてもらえますし、門の前までは訪問することもできます(ただし、周りに観光地は殆どありませんので、レンタカー借りてのついでと言っても結構キツいです。)。門の前までしか行けないのは、読者の中でも大家さんならわかりますよね。そう、借り手がついているからです。

では、誰が借り手か? ズバリ地方公共団体です。それも行政機関は社会福祉関係。リース期間は20年、賃料は物価スライド制の半固定です。では、実際に住んでいるのは誰か? 様々な事情があって、自宅がない人、あるいは自宅に戻れない、戻ると危険な目に遭う人が幾人かで住んでます。つまり、公的なシェアハウスになっているというわけです。

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なので、あまりパフォーマンスは望めません。年率6%程度です。もちろん、イギリスの金利水準が上昇局面を迎えたら、その分だけは上昇します。しかし、なにぶん、これも広義の社会貢献活動の一貫ですし、借り手はお役所ですから、競争入札もありますから、硬い分、利回りは6%となってしまいます。

あとは、流動性リスクの考慮ですね。最低投資額GBP10kから直接投資でもハンサード、スタンダードライフ(インターナショナル)、フレンズプロビデントなど、ラップ口座経由で購入ができます。ま、典型的後払い制手数料(5/4/3/2/1タイプ)がかかるので、ラップ口座経由というよりも直接投資の方が相性がよいとは思います。

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関西のテレビでは内閣改造よりも阪神タイガースのコーチ陣組閣の方がはるかに長く放映されるので、本当に安心します。

Kijani Commodity Fundについては先のブログの記事でお伝えしたとおり、完全公的管理下に置かれており、私のほうでは有象無象レベルの下世話な噂話は一切無視して、公的な機関、あるいは信頼に足る監査会社、法律事務所からの公表をまっている状態でした。

先日、監査会社PwCケイマン島支社からオフィシャルレターが出状され、メルマガメンバーの方で既存投資家の方には、先に正しい状況をお伝え済にはなっています。そこで今日は、私の備忘録としてブログにも掲載しておくことにしました。

6月までの経緯はこちらを御覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/byh00122/35763394.html

そんな中、ケイマン島金融当局の指定業者PwC(プライスウォーターハウスクーパースという超大手監査会社)の粗方のフルオーディット(完全監査)が一時的に完了し、その結果は、まともに運用されず自転車操業状態だった、ということで資産は殆ど残っていない。です。

この状態がほぼ確定したことで、事業を継続しても回復の見込はなく、即時解散の決定をうけることとなりました。



余談ですが、最初はまじめに運用していたものが、途中から運用されなくなり、自転車操業するだけとなる、いわゆる詐欺ファンド化するケースは、日本国内の方がよくある話です。逆に、ここまで悪意をもって行うケースは、オフショアファンドの方が非常に珍しく、長くオフショアを見てきましたが、その手のものと疑わしきファンドは、はるか昔、Managing Partners LimitedライフセトルメントファンドのTPF(Traded Policies Fund)以来ではないでしょうか?

もっとも、このTPFについては、運用がおかしくなる直前期まではしっかりとファンド決算書を公表していました。このおかげで見抜きやすく、簡単に最初から投資対象から外すことができたのも事実です。TPFに関しては、無運用かどうか、時価評価は大丈夫かどうかを議論する以前に、決算書の数字から有象無象業者へのバックマージン比率が異常に高く、どこまでが純コストでどこまでがバックマージンかはわからないものの、それはゆうに10%は超えていたことがすぐにわかりました。TPFは無運用の自転車操業といよりも、入り口で10%も有象無象業者にそれも黙って持っていかれたのでは、投資家としてはたまったもんじゃありません。という話でした。



話を少し本質に戻しましょう。でもちょっと予備知識を一つ。

即時解散が決定すると、監査会社は不要となり、次は精算管財人が必要になります。
投資家という立場はなくなり、全員が債権者という立場になります。

投資家から債権者になると何が起こるか?それは契約上、アドバイザーからの支援は受けられなくなるということです。

ファンド会社は各アドバイザーを尊重します。なぜなら必ずバックマージンを払っている、お客さんを連れて来てくれる代理店だからです。一方、精算管財人はアドバイザーを完全に無視します。というのは、それぞれの債権者が、どこの代理店で買ったのか?そのときにバックマージンを受け取ったのか?なんてことは会社の精算に一切関係のないことで、精算管財人はアドバイザーへ直接他の債権者の情報を共有することは絶対にありません。ましてや精算配当の見込みをアドバイザーやラップ口座会社へ漏らすなんてことも絶対にありません。

この記事は、検索で来た一般の読者の方もお読みでしょうから、ここで明記しておきますが、キジャニのように精算管財人が立った状態では、もはやアドバイザーは公的には何の権限も持たない立場となるのです。

アドバイザーを選ぶ際に、何が大事かって、それは本当にアドバイザー自身も個人的にそのファンドに投資をしているか?ということです。アドバイザーが個人的に投資をしていれば、立場は変わっても債権者としての情報だけは直接得ることができるので、少なくとも完全に迷子なることはありません。

私? このファンドから昨年4月には全額撤退済でしたので、正直、現在の債権者ではありません。よって、私個人にレターは来ませんが、幸いにも大勢の投資家仲間の方がいらっしゃるので、正しい情報が集まり、結果正しい判断ができるというわけです。



まず、10月6日にはPwCの担当弁護士2名が、ケイマン島裁判所の命令で正式な本ファンドの精算管財人に就任しました。即時精算管財人の仕事は、将来精算管財人とは全く異なり、現保有ししている資産(投資している案件)を殖やす、つまりということは一切しません。投資中の案件にいくら将来性があっても、そんなことはお構いなし、すぐに資産は全てファイアセール(倒産投げ売り処分)して、一刻も早く全てを現金化し、自身の報酬をいたたいた後に、債権者に精算配当金を分配することです。

この時点で債権者は全損あるいは非常に大きな滅失の覚悟をせねばなりません。

次に行われるのは債権者会議です。この会議は来る11月18日14時からロンドン郊外、ヒースロー空港の近隣にて開催されます。債権者はだれでも参加できます。参加しなくても議事録を閲覧することができます。ただ、一回目の債権者会議というものは、これまでの経緯を現行通り読み上げて、私があなた達の管財人です。という挨拶になるケースが多く、わざわざロンドンまででかけていく必要まではないのが通例です。

また、現債権者(元投資家)として提出しなければならない書類があります。それはProof of Debtと呼び、いわゆる債権者届です。当たり前のことですが、この届けを出さないと、債権者会議には出席できません。それどころか、自分の投資が全て消えてしまう可能性もあるという大事な書類です。この書類を提出する必要があるかどうかは、個別に相談しないとわかりません。

気になる方はbyh00122@yahoo.co.jpまでメールいただければ相談に乗ります。が、失礼とは思いますが、必ず事情を伺って、冷やかしかそれとも有象無象の回し者かはチェックさせていただきます。よって、電話かお会いできる方でないとサポートはできませんので悪しからず。

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フレンズプロビデントのサービス劣化などもあるので、そろそろ積立型投資復活の道勉強会も開催してみたいと思います。

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