これからの時代グローバル投資は必須 ひたすらオフショアファンド!規制や英語にめげずに海外投資、不動産、FX 調査と経験の全記録

2014年12月

その仕組みを忘れてしわまないくらいの頻度で記事にしている仕組債。今日は、原油安でもあるので、アンダーライイングに原油価格のインデックスが入っているものをいつものBNP Paribasからチョイスしていました。 どんな銀行が積極的に仕組債をウリダシしているかは先のブルークスマクドナルドの記事でおわかりいただいたでしょう。

このブログでは「個人向けに」ウリダシしている銀行が扱いやすいため、ちょっと傾向はかわってきて、BNPバリバ、コメルツ、野村証券(のロンドンにある銀行部門)、RBC、UBSあたりが頻繁にでてきます。が、個人にとっては信用力を議論する必要はないので、好みやタイミングで選択して全く問題ないでしょう。

さて、この仕組債では、原油価格のインデックスによくあるWTIやドバイを使わずに、S&P GSCI Crude Oil Official Close Index ERという指標を使っています。ちなみに、リンク先のオフィシャルサイトのチャートは必見です。WTIと似て非なる形をしていますよ。

http://www.standardandpoors.com/rdsm-disclosure-theme/images/logo_dj.png
これには二つの理由があると考えています。一つ目は、コモディティの価格は原油であっても産地によって価格が異なるので、いろいろな原油価格を再計算して加重平均化したようなインデックスを使ったほうが、より公平性を保てるというもの。もう一つは、指標の使用料や使用のしやすさ。仕組債をはじめ、どのような金融商品でもインデックスを使用するものは、そのインデックスを計算して公表している会社(今回ならStandard & Poor's)に使用料をはらわなければなりません。その使用料が高いか安いかは私達、個人の知るところではありませんが、使用のしやすさというのは明らかでしょう。BNPパリバグループとしてS&Pとの付き合いが深いだろうことは想像するまでもありません。

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と余談ばかりで記事を埋めてしまいましたが、そろそろ本題にいきましょう。今回の仕組債は、「原油価格は安いけど、一般的な個人投資家にとって、原油価格だけに投資する理由もないし、他のインデックスとも分散投資はしておきたいよね」、というニーズに応えてか、原油価格に加えて、欧州株、英株、そして香港株(一部チャイナ株を含む)と4つのアンダーライイングを使っています。

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中途解約不可
中途償還あり(四半期ごとのオートコール、10割条件)
年率換算利回り:最大10%
期間:最長5年
利払バリア:8割
元本確保バリア:5割
アンダーライイング EURO STOXX 50 Index, FTSE100 Index, Hang Seng China Enterprises Index, S&P GSCI Crude Oil Excess Return Index

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です。渡航不要の投資家紹介にてUSD1,000から直接投資も可能と思われますが、資金のやりとりが煩雑になるので、ハンサードUPPなどの一括投資型オフショア生保ラップ口座を経由するか、ネッドバンクなどを使ったほうがコスト割れしなくてよいでしょう。仕組債は債券ですから、販売手数料など外付け手数料はありません、すべて内包されています。

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初の台北勉強会、高雄勉強会を1月中下旬に開催できそうです。今なら、日程・場所・言語とも柔軟に対応できるので、台湾各地にお住まいの日本人、台湾人の方、byh00122@yahoo.co.jpまでどんどんリクエストメールください。

http://chiacharge.co.uk/media/Home_Slider_Img_1.jpg
オフショア個人投資家が少しでも正しい判断材料を双方向に得ていく、という主旨で続けてきたこの勉強会も満5年がすぎもう6年目となります。

毎年、新年は、各マーケットの動向や、どんなオフショアファンドが注目されているのか、さらっとおさらいしておこうという方が多く、40名を超える参加者とお会いできる機会となっています。しかし、残念ながら、貸し会議室もこれまた競争が激しく、なかなか取れないんですよね。

ということで、苦し紛れではありますが、1月がつの勉強会は同じ15日の午後と夜間(大阪は夜間のみ)の二部構成にしてみました。同じ内容ですので、ご都合のよい時間帯をご予約ください。

東京の場所は、午後と夜間で部屋が異なるのでご注意を(会場は同じです、玄関の掲示板でご確認ください)



日時 1月15日木曜日 
午後の部:14時00分より
夜間の部:18時30分より

午後の部と夜間の部の間に、初めての方向け個別相談可能です。メールで事前相談ください。

テーマ:2015年オフショアファンドアップデート(話は日本語です)

東京大崎

場所 JR大崎駅徒歩5分程度の場所
定員 22名(どなたでも参加できます。残り席、午後の部20名、夜間の部20名)

大阪梅田

場所 JR北新地駅、地下鉄西梅田駅などから徒歩圏
定員 20名(どなたでも参加できます。残り席20名)





参加費 お一人
1,000円または台湾ドルミャンマーチャットなど相当の各国外貨紙幣、期限がなく、全国で利用可能な有価証券なんでも(当日にわざわざ金券ショップで購入してもってくるという手はどうかとも)


筆記用具、辞書、飲み物はご自身でご用意ください。
お子様連れも歓迎、バリアフリー会場になってますので、車椅子の方もOK
参加希望の方はbyh00122@yahoo.co.jpまで題名に「勉強会」をいれ、実名、当日の連絡先を添えてメールしてください。

お名前の自己紹介程度はしていただきますが、参加者どおしの名刺交換は強要しません。
今回は会場の都合で定員厳守です。またいっぱいになっても広い会場に替えることができません。

はじめて参加の方へ、実名とお住まいの都道府県、当日の連絡先(携帯電話など)、簡単な自己紹介をご連絡いただいた時点で参加受付とさせていただきます。
参加希望の方はメールください。

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外国のコンビニや売店で、喉がイガイガ、つい爽快系のキャンディかなと思って買ったらガムだったなんてことありませんか?私はチューインガムが苦手なので、そんな時はがっかりです。いいかげん、(例え英語でも)いちいち字を読まずにパッケージだけで買うクセを改めなければなりません。


イメージ 1ブログに久々の登場となってしまいましたね。1991年に創業した、運用会社のBrooks Macdonald Asset Management Ltd、カタカナでルークスマクドナルドは、日本人には全くと言ってよいほど無名ですが、意外にも12のオフショアファンドを運用し、その預かり総額はGBP6Bを超える中堅どころ、つまり、キラリと光る運用会社です。

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まだ、私達にも馴染みのないファンド会社ですから、ブログでも、とりあえず素直なファンドから取り上げてみることにしましょう。これからの局面では、ディフェンシブなんて言葉がついていた方が、よいかもしれmせんね。ということで、Brooks Macdonald Defensive Capital Fundにしてみます。

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まずは、パフォーマンスを見てみましょう。大人しく、しかし右肩上がりの推移です。折れ線グラフがジグザグ形であることから多少のマーケット変動はあるものの、非常に安定的ですよね。このパフォーマンスだけみて何に投資しているか想像つきます?

主な投資先は仕組債なんです。

素人さんが、怖いこわいとおそれおののく仕組債も、他の商品とミックスしてしっかりと分散投資していけば、こんなに便利なものはないということを証明しているようなファンドですね。

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そして、プロはプロらしく、仕組債のカウンターパーティーつまり発行体までもしっかりと分散化しています。まぁ、私個人の感覚なら、どこも超一流で、最大でも7年程度ですし、一般的に5年以内の投資期間に何か問題の起こるような金融機関でもないでしょ、以上で終わってしまうリスク分析ですが、プロの機関投資家ではそうはいきません。左図のようにしっかり86もの銘柄に分散化し、それを投資家に向けて公開しています。

さらに、販売手数料、解約手数料がありません。仕組債を(間接的に)保有しながら、なおかつ流動性を確保できるという、なんだか美味しいどこ取りのオフショアファンドです。強いていうならGBP建てであることでしょうか。イギリス・ポンドも高くて、なかなか作りづらい環境ではありますよね。

渡航不要の投資家紹介にて直接投資できるかはまだ、だれも試してないので確証がつかめていません。どなたか手をあげていただけると助かります。

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来年は、お小遣いを貯めて、ファンドファクトシートなどを詰め込んだサーバ(メルマガ読者にのみ開放中)のSSD化などに取り組みます。何事もレスポンスが大事な世の中ですもんね。

http://thesynergypartnership.com/Module/CRM/Product/Detail/Handler/ProductDetailThumImg.ashx?productDetailID=260Hilltop Fund Management LLPが運用する絶対利益追求型のファンドオブヘッジファンズ、The Hilltop Decorrelated Fund。その投資方針がゆえに、毎月のパフォーマンスにさほど大きな動きはなく、取り立てて記事にするようなニュースがないのが、現状です。もっとも、それこそ、多くの日本人が志向する安心できる安定的な運用ではあるのですが、、、、

ですので、これもパフォーマンス報告程度に留まってしまいますが、クリスマスから新年にかけての時期はさすがにイギリスから面白いニュースが入ってくることもありませんので、今日あたりは安心して安定的な運用のヒルトップの出番というわけです。

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ピュアアルファと呼ばれる絶対利益追求型のこのファンドにとって、ファンドマネージャーいわく、うまく行った年のパフォーマンスは12%程度、最悪の年は3%程度でおさまるように商品設計をしているとのことで、2013年は最悪だったと本人も自嘲気味でした。で、2014年はというと、それよりもクビの差はでてきたところか、というところです。

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主要国の株式市場の動きに連動させないということが第一目標のファンドですから、イギリス学生寮ファンドのようなビジネスファンドと同様に、株式が好調なときは人気が陰ります。そりゃ株が一年で2割3割上昇するような局面では、せいぜい年率10%程度です、と謳っているようなファンドを志向しませんよね。

ヒルトップのような絶対利益追求ファンドもビジネス系ファンドも、表現が正しいかはともかく、不況型のファンドと言えるでしょう。では、ここで問題。不況型ファンドと同義語でもっとメジャーな定義はなんと呼ぶでしょうか?

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まさにそれこそが、世間でもよく言われているオルタナティブ投資なのです。

私は、来年には株式が崩れて欲しいと願って書いているわけではありませんので、誤解のないよう。

なにしろ、私もメイン投資がそれこそポートフォリオのメインを占めていますから、主要国の株式が下がってほしくはありません。が、オルタナティブをやっててよかったと実感するときは、まさにそんな場面、分散投資してて助かったと思うような場面に直面したときでしょう。長期投資って、欲を満たせるものではなく、忍耐ばかりで喜びのないものなのですよ。

渡航不要の投資家紹介にて、EUR50k相当額から直接投資やロイアルロンドンなどのラップ口座経由で投資できます。手数料は典型的後払い方式です。唯一、ネッドバンク経由ならUSD10kから投資ができますが、この場合、手続的に少しかわっていて手数料は、後払いでなく前払いで5%になります。

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近所のガソリンスタンドで何気なく、エンジンルームを見てもらったら、クーラント交換が全くされてなく、もはや水垢まででてる始末でした。オイル関係は気にかけますが、水関係がノーチェックだったとは我ながらヌケサクでした。

TCA Fund Management Groupの運用するTCA Global Credit Master Fund LPもいつもまにかUSD227Mまでファンドサイズが膨らんできています。直接投資の最低投資金額は渡航不要の投資家紹介をもってしてもUSD100kから下げることはできません。それはケイマン島での投資信託としての届け出をした時に決まった金額よりも便宜扱いすることは絶対にできないからです。それはケイマン島籍であろうと、英国ヴァージン諸島籍であろうと、ルクセンブルク籍であろうと同じです。

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ま、このファンドの既存投資家が投資している平均金額はUSD800kというのですから、そもそも数万ドルから投資しようとしている私なんかはTCAからみたらターゲット客層になっていません。私は銀行や証券会社、保険会社などの金融業者との付き合いは、分相応とともに、相思相愛であることが大事だと考えています。

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私は、これまでの職務経歴からも、たかだか2億円を握りしめて、本物のプライベート・バンクに駆け込み「端客」扱いされるよりも、余裕層をターゲットとしている敷居の低い銀行と付き合って「上客」扱いしてもらった方が、よっぽどお得なことが待っていることを知っています。


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TCAに関しても本来はその基準であるUSD100kを保有してからエントリーするものなのかもしれませんね。と、極めて常識的なことを書いてしまいましたが、TCAの敷居は高いのかというと、実際はそうでもありません。

門前払いにするヘッジファンドも多い中で(って当たり前ですが)、TCAは投資家にもなってない私からのどんな質問にも丁寧に答えてくれますし、メールのやりとりでわからんようになってきたら、夕方(つまりロンドンの朝イチ)に電話までくれて説明してくれます。こういう金融機関なら、今は手許資金がなくても、頑張って稼いでいつかは堂々とTCAお客になりたいと思いますよね。その前にファンドサイズがUSD300Mに到達してソフトクローズになってしまいそうですが、、、

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渡航不要の投資家紹介にて最低投資金額USD100kから直接またはRL360経由で投資できます。手数料は典型的後払い方式、オフショアラップ口座の中では、唯一ロイアルスカンディア(今のオールドミューチュアル)のみUSD10kから投資できることを確認しています。


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ユニクロのウルトラライトダウン、これはヤバすぎです。これだけ軽くてしかも暖かい。とにかく肩がこらなくなりました。スーツ着ての外訪にはかかせません。唯一の欠点は、人民服と化してしまったことくらい。つまり、駅や電車の中であまりにお揃いの人が多いこと。くらいでしょうか。京浜東北線のシートで見知らぬオッサンどうしでペアルックになった日には、名刺交換でもしますかね、って感じになります。

http://www.arcstonecapital.com/images/logo.jpgこのブログの読者にはおなじみとなってしまった、Arcstone Capital Limitedの激しい方、つまり集中投資のファンドPassage to India Opportunity Fund。とどまるところを知りません。ホント、このファンドの最低投資金額がUSD100kでなくもっと低いところから迷わず、投資していたでしょう。なにしろパフォーマンスは12ヶ月で315%です。つまり1年で投資した金額が3倍になっていたということ。今の私の資産から勘案して、指をくわえて傍観するしかないのが現状です。

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インド株ブームはチャイナに以降したかと思いきや、ノンノ、そんなことはありません。まぁ、もともと、ガイジンの資金が入ってないような小型株にしか投資してないわけですから、他のガイジン(インド人以外の、という意味、私達もガイジンです)のアナリストがいわゆる「買い推奨」した時点で、ぐんぐん上昇するという仕組みです。インドの山奥で修行して〜お宝発掘しているファンドと言っても間違いはないでしょう。

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では、どんな銘柄に投資しているかってことは、ファンドマネージャー兼社長が足で稼いできた23銘柄ですから、さすがにかるーい感じでブログに公開してしまうのは失礼です。しかも上場企業にのみ投資しているとはいえ、その組み入れ銘柄自体が企業秘密的な問題でもあるので、勉強会や個別相談にてお話ししていきたいと思います。

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ところで、Arcstone Capital Limitedはインド株ファンドで1年間に3倍上がったわけですが、5000もあるインドの上場企業全てがいれぐいだったわけではありません。インドの有力株式市場であるNSEのNIFTYの指標をみても、3倍どころか、最近はジリ安です。そのあたりからも企業秘密的だということがおわかりになるでしょう。

http://www.nseindia.com/common/images/logo.gif
渡航不要の投資家紹介にて直接投資は可能です。販売手数料は前払い方式の5%。ラップ口座経由でUSD10kからできるという話もありますが、調べた限りではどこのラップ口座会社でもUSD100kからしかできないようです。

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2月に再びミャンマー入りすることになりそうです。お国柄ですが、少しづつでも進めてみたいと思っています。あとはチアシードの輸入もしっかり実現させたいですね。

http://www.knightasia.com/web/sites/all/themes/knightasset/images/logo.gif元々、タイの株式が得意なKnight Asia Groupの運用するKNIGHT MEKONG FUNDについて、未公開株への投資ウエイトも高いので、どうしても通常の株式ファンドよりも定量化できないハイリスクハイリターンなファンドとして、いつもの投資対象とは一線を画します。

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そこで、私のほうでは、FMG Fundsからもこれが購入できるようになりますという告知を12月12日に受けてからも、しばらくブログに掲載するかどうか悩んでました。 しかし、ただ、後から記事にしてもグーグル検索で上位に上がってきませんので、やっぱり今のうちに記事にしておくことにします。恐ろしく不純な動機ですが、アクセスが増えると、意気投合する投資家仲間の方も増えるという好循環になりますから、宣伝目的の派手なタイトル付けにはぜひご理解のほど。

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Knight Mekong Fundの投資先は、タイ以外には、Cambodia、 Laos、 Myanmar そして Vietnamと続きます。ただ、ご存知の通り、フロンティア国の大企業やコングロマリットは、メコン川流域の企業と言ってもその本拠地でなくシンガポールや香港で上場していることが多いんです。そのほうがカントリーリスクがないので投資家としても助かりますよね。

が、左表の通り、ポートフォリオの上位はすべてフロンティア国に集中しています。ミャンマーでは2015年にヤンゴン株式市場が開設される予定ではあり、上位2社はまず上場を果たすだろうと言われている大企業グループですが、しいかんせん、今のところステータスとしてはただの非上場会社です。ただ、無事に株式市場が開設されればプノンペンの二番煎じとばかりにブームも到来するでしょうから、このおこぼれ頂戴という方には、一枚噛んでおくというのも手です。

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面白いのは、このファンド、まだ4割をキャッシュで持ったままになっています。投資先を吟味しているのでしょうか?それともタイミングを待っているのでしょうか?ファンドマネージャーに会って聞いてみたくなるポートフォリオ。非常に興味ふかいですよね。

渡航不要の投資家紹介にて直接投資はできるようになるはずです。最低投資金額はUSD25kから。販売手数料は前払いで3%(5%ではありません)です。

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ブルース・リー仕様のヌンチャクは黙って受け取ってました。ツッコミは一切なしの大人の対応で、何事もなかったことになりました。

J O Hambro Capital Management Limitedのエマージング国(一部フロンティア国)へのロングオンリー・レバレッジなし上場株式ファンドJOHCM Emerging Markets Fund。

ファンドサイズはJOHCMの中ではかなり小ぶりなGBP41.5Mですが、それでもモーニングスター社は三つ星で最低投資金額はGBP1000から(アメリカドル建てもあります)とアクティブファンドとしては非常に買いやすいオフショアファンドです。

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エマージング、フロンティア国の株式市場に、ベンチマークに沿って万遍なく投資していくというファンドは数多くありますが、このファンドはあくまでも人間のファンドマネージャーの判断によって、国・地域別の投資ウエイトを上げたり下げたり機動的に行っていくアクティブファンドです。

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ですから、上図の国別のネガティブ、ポジティブリストを見て、それが自身の志向とマッチしているかどうかが数有るエマージング株式ファンドのなかから、このファンドを選ぶという投資判断材料の一つになります。

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ただ、チャイナの例もあるので、自分の思うところと異なる場所にウエイトをかけておいてもらうというのも、アクティブファンドに自分の資金の運用を任せるという本旨に、ある意味では合っているのかもしれません。

だって、自分の相場観通りの運用をしたいだけなら、もっとインドファンドやタイファンドなどさらに個別のファンドに分散して投資したほうがよいわけですから。 

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自分の相場観通りに投資する資金と、プロに任せとけ〜という資金とに分けるのであれば、このファンドに投資する資金は後者のタイプになるのでしょう。一口に分散投資といっても、いろいろな切り口で資金を分散することができますから、オフショア投資も奥が深いですよね。

ところで、話は飛びますが、準大手の運用会社であるにもかかわらず、渡航不要の投資家紹介にて直接投資ができるという、利便性の高いファンド会社でもありますから、JOHCMを使えばUSD10k未満という投資予算が少ない若い方でもオフショアの世界に飛び込むことができます。もちろんRL360をはじめとするオフショアラップ口座経由でも購入できます。販売手数料は前払いで最大5%(投資金額によって割引有り)です。

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我が家の大掃除は、暖かいし、外出してもお金ばかりかかるので、年末でなくGWにやります。しかし、今年は台風やなんかで玄関のドアとか砂だらけなので、すこしは手抜きせずに拭き掃除くらいはやらなければなりませんね。

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ロイアルスカンディアは本邦居住者は新規開設ができないので、有象無象が売り込まず、馴染みが薄いかもしれませんが、日本人でも海外駐在中、帰国前にオフショア投資を始めておくか〜と検討しているエクスパットの皆さんには第一候補として挙がるくらい、メジャーなオフショア生保ラップ口座会社です。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/thumb/5/5c/Old_Mutual.svg/220px-Old_Mutual.svg.png
この社名変更を機に知名度は上がるかもしれませんね。だって、これでオールドミューチュアルという、ロンドン、ヨハネスブルグ二重上場(正確にはジンバブエでも上場しているので三重です)の保険を中心とした総合金融グループの名前をそのまま使用することになるのですから。

発祥は1845年のケープタウン、創業時は生保ですが、165年前のこと。今ではもちろん損保部門も充実しており、さらに運用会社やラップ口座会社も成長して、南アフリカを中心に大英帝国系のアフリカ諸国に深く浸透しています。

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オールドミューチュアルは日本人の日本居住者お断りなので、投資家紹介を使っても海外に住所確認書類が取れることが条件です。じゃあ日本の住所しかないような個人投資家には無縁かと言えばそうでもないんですよね。

オールドミューチュアルは本格的に日本に進出してきていませんので、そこに使いようがあるのです。例えば、銀行部門のNedbankとかね。詳しくは勉強会と個別相談のみでお話ししています。ちなみにNedbankはオールドミューチュアルの本流ではなく1831年創業のCape of Good Hope Bankが後にグループ統合して一緒になっていますので、ネッドバンクがオールドミューチュアルバンク等に行名変更する可能性は低いでしょう。

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私達の投資家仲間の方の中には、海外帰国組の方も多いので、既存投資家もたくさんいらっしゃいます。
オンラインのサイトが変更になったので、
にアクセスして適宜移行手続を行ってください。

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オールドミューチュアル(保険部門)からもらったたくさんの資料も、帰りのケープタウン空港で重量オーバー時に、生命保険だから利用できないし、まあいいかってことで、ゴミ箱に捨てちゃったんですよね。ごめんちゃい。

Threadneedle Investmentsもロンドンシティーを本拠地にした総預かり金額GBP92.6Bを持ち、アクティブファンドと得意とする大手の独立系運用会社です。当然、公式サイトをみてもおびただしい数のファンドやトラストがあって、正直私でも今日、どれをピックアップしたらよいのか選びきれません。

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公式サイトのファンドリストを見ると、ちょっとしたことですが、気になることがあります。それはファンドの種類がOEICとSICAVに大分別されていることです。じつはトリビア的で、主にラップ口座経由で購入している日本からの個人オフショア投資家にとっては全くといって意識する必要はないのことですが、参考まで。

OEICとはイギリス籍の Open-Ended Investment Companyのことを言います。日本語に訳すとどっちみち投資信託です。タックスヘイブンではないイギリス籍である以上、オフショア投資家から資金をいれても場合によっては源泉徴収されることがあります。

SICAVとは、ざっくりルクセンブルクの投資信託だと覚えておいてください。ざっくりだというのは、一部スイスやスペインなど他のヨーロッパ諸国でも同じ言葉でちょっと違う定義として使われているからです。で、SICAVって何の略っていうのは私には聞かないでください。私にはSociete d'investissement a Capital Variableというフランス語なのかオランダ語なのかも区別がつかない言葉です。

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ということは、RL360などラップ口座経由で投資している人にとっても、無用なUK源泉徴収の可能性をさけるためにはSICAVを選んだ方がよいかしら?ということになります。

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ということで、ルクセンブルクのサイトSICAV Factsheetsからピックアップしてみることにしましょう。といっても依然として数えきれないくらいのファンドがあるのですけど、今日は名前のユニークさで決めました。ズバリ、US Contrarian Core Equitiesです。直訳すると アメリカ逆張り大型株ファンド となり、ファンド名に思い切り逆張りなんて言葉使っているのは他に見たことも聞いたこともありません。もっとも冒頭に申し上げた通り、スレッドニードルはファンドマネージャーが人間の脳みそで投資判断することを信念としていますので、逆張りといっても、どんな理由で個々を逆張り銘柄に選んでいるのかは非公開です。そういうときは、左表のトップ10組み入れ銘柄リストをみて想像せい、ってことです。

ま、素人にはただのブルーチップ銘柄が並んでいるだけのようにしか見えませんけど、それでもモーニングスター社四つ星、ファンドサイズもUSD373M集めているわけですから、ベンチマークよりも上をいくロングオンリー、レバレッジなし株式ファンドとしての定評があるのでしょう。

渡航不要の投資家紹介でも直接投資はできませんので、RL360などのオフショアラップ口座を経由することになります。その際の前払い手数料5%は全免されます。

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出先で留守番していた6歳の三男からPHSに電話があり、郵便屋さんがきたので玄関あけてよいか?ときかれ、OKし、続いて中身を開けてよいかと聞かれて、それもOKしました。
が、中身はサンタさんからくるはずのクリスマスプレゼント、楽天で注文したブルース・リー仕様の(スポンジ)ヌンチャクだったのです。
さて、質問。みなさんならこの状況をどうやってとりなすでしょうか?

なお、現実を知らせるという路線は不可です。その現実は、彼らにとってとくダネであり、またたく間に幼稚園で伝播され、夢を壊したどうのこうのと他の親からクレームがきます。


http://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/0/0c/Gartmorelogo.png
GBP76.6Bを預かる、シドニー&ロンドン上場企業、大手運用会社のヘンダーソンHenderson Global Investorsもさまざまなファンド会社の吸収合併を繰り返して大きくなった会社です。 だた、私、個人的には、すでに吸収合併されてしまった、これまたロンドン上場だったガートモアのファンドについて、思い起こせば、ドル建ての日経225ファンド(だったかアクティブだったか記憶はもう曖昧ですが)などがとても面白そうだったこともあり、会社自体にも興味をもっていたこともあって、ガートモアはどこに行ってしもたんや~的なイメージでヘンダーソンを捉えていました。

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そこで、ヘンダーソンのファンドリストの中から、今でもガートモアの冠が残っているものという条件で抽出していみると、わずか8個が生き残っていることがわかりました。 日本株についてもHenderson Gartmore Japan Absolute Return Fundというファンドが円建てで運用されており、こちらもとりあげたいところですが、最近は円建てファンドにばかり注目してきたので、ここは冷静に第二の基軸通貨でもあるユーロのものを取り上げみます。

そこでチョイスしたのが、モーニングスター社四つ星、2000年9月の運用開始、ファンドサイズはEUR2.55Bというオシも押されぬ大型ファンドのHenderson Gartmore Continental European Fundにしてみました。これはRL360やロイアルスカンディアのミラーファンドにも採用されています。

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そもそも欧州株式ってあまりよいニュースを聞いてないよ、というイメージをお持ちの方もおおいでしょう。が、実際は上図のような右肩あがりで年初来11%の上昇という文句ないパフォーマンスなんです。見ると聞くとは大違いというほどのことではありませんが、日本語のニュースだけ見たり読んだりしていても、なんだか正確に伝わってこない部分があるという一例にはなるでしょう。 昔からロシア・ルーブルを売った資金で、買う相手はドイツ・マルクと相場は決まっているものなのです。

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ところで、このファンドは極めてソツない、ロングオンリーレバレッジなしの、大型株中心の株式ファンドです・ファンドマネージャーは人間であり、かつ合議制をとっていてさほど捻ってはきません。組み入れ銘柄リストも見てもおわかりの通り、ずらっとブルーチップが並んでいます。素直なメイン投資の長期投資に適するファンドの一つです。

渡航不要の投資家紹介でも直接投資はできません。仮にできたら、最低投資金額はEUR2,500です。前述のラップ口座やネッドバンクを経由して購入するのが一番でしょう。

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タイ語にくらべてビルマ語が厄介なのは数字までビルマ語で書かれていることです。

ヤンゴン市内では、今でも油を塗った木床の時代の神奈中バスや名古屋市営バス、阪急バスなどが頻繁に運行されており、例え用事がなくても、懐かしさで乗ってみたくなります。だって自分がかつて小学校まで通学していたあの時の阪急バス、それそのものが今も目の前で快走しているのかもしれないのですから。

が、そのバスの系統番号までがビルマ語のみで表記されているので、0から9までの数字がどの文字なのか暗記できないと、オチオチバスにも乗れません。そこで、カレンダーを買ってきました。しっかり数字とビルマ語が併記されているものです。これを毎日見比べて、10種類の文字を頭に叩きこむのが2015年の目標です。

イメージ 1先日のイラクでFMG Fundsを取り上げたので、少々頻度が詰まってしまいましたが、それでもFMGはエマージングやフロンティア国を(南米を除いて)幅広くカバーしていますし、ロシア情勢も含めて、11月までのうごきをおさらいしておくという意味で、あえて頻繁にとりあげてみました。

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それにしてもここにきて、チャイナ株が浮上してきたことについて、あまりウォッチしていなかったことは失態に近い判断ミスだったと反省しています。あまりにロシアに目を奪われていたようです。

思い起こせば、原油相場のトレンドが変調したことで、あればあるだけエネルギーを消費する中国の勢いが盛り返すことは自明だったと言えます。こんな単純な論法に気が付かず、ブログの記事にもしなかったということが反省材料ですわ。

リーマン・ショック以降、レバレッジを効かせてなんでもかんでも買いまくるというような投機資金が潤沢にあるはずもなく、時々で注目されるマーケットは上がるけど、そこから外れたマーケットは悲惨だという循環を繰り返してきました。

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端的な例では、ここ2,3年はゴールドが注目されなくなって、そして今度は原油と、コモディティ関連が順繰りに売り叩かれています。ただ、ゴールドは資産価値としての評価で売買されますので、実体経済にはさほど大きな影響を与えるということはありません。

しかし、原油となればその性格は全く異なってきます。これは12月1日の勉強会でも少々時間をかけてしっかり整理た点でもあります。するとコモディティ、特に原油や工業金属、穀物系などが安くなると実体経済面で恩恵を最大限に受ける地域の株価が上昇するというのは、本当に素直な流れです。ということはインドもまだまだ行けそうな感じもしますよね。ということは、永年温めてきた中国への資源供給地であるモンゴルもいよいよ?

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では、いつまでも原油安が続くのかといえばそんなことはありません。原油安で沈んだかのように見えるロシアやイラクの売買材料は必ずしも原油だけではありません(原油だけを材料にしたいのならノルウェー・クローネをFXで手がけるのがよいでしょう)ので、これからもウォッチは継続して商機を見出したいと考えています。

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渡航不要の投資家紹介にて直接投資はUSD10kから可能です。販売手数料は前払い方式で5%。上記の各ラップ口座経由でも買えます。

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雨でも雪でも2駅までは、東京メトロ(特に都営は高い)に乗らず、歩いてますが、これは決して健康のためではありません。節約のためだけです。

世界第二位のヘッジファンド会社であり、マネージドフューチャーズというものを、個人投資家が買えるようにした先駆者でもある、Man GroupのMAN Investments。その会社の解説を私がしても大きなお世話ってものでしょう。 今日はいかにMANが建付けの良い会社かということではなく、先駆者でもあり、しかもどんどん周辺の会社を吸収合併して大きくなった会社でもあるので、円建てのファンドもさぞかしラインナップが多かろう、という観点から見なおしてみたものです。

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急激な円安だからアメリカドルなど外貨に交換するには精神的な負担が大きい。そりゃそうです。だれでもタラレバで春先に仕込んでおけばよかったと思うものです。だから円建ての投資先を探す。残念ながらファンドの世界ではその論法は殆ど通じません。円のままでは米株は買えませんからね。ファンドに為替ヘッジされてると明記してあるって?為替ヘッジされていても過去の円高水準のレートで購入できるわけではないのであしからず。

主要国株式・債券などと使ってバランス型ファンド等でメイン投資を行ううえで、為替は絶対的に我慢しなければならない課題です。しかし、マネージドフューチャーズなどのオルタナティブでは、現状の為替を一切きにすることなく、どんな為替相場であっても同じ気持ちで投資ができます。こんな相場展開のときは特に助かりますよね。

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円建てで投資できるマネージドフューチャーズの代表格としては、トランストレンドのチューリップや昨日の記事のエーデルワイスなんかもありますが、最低投資金額が少々お高くなっているのが難点です。そなときこそ、大手運用会社、先駆者のお力をお借りしようというのが今日のファンド選択の動機というわけです。

ということで、今日のピックアップはその名もズバリ、Man AHL Yen Trustです。 上表の月別パフォーマンスを見てもおわかりの通り、まさにお宝発掘的なマルチアセットのマネージドフューチャーズですよね。これはAHLの一派で、他のAHLと素人にはどこに違いがあるのかよくわかりません。投資家としてはAHLの派生系だという認識だけで十分でしょう。

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ただ、いくらお宝発掘とはいえ、2014年初ではまださほど円安相場ではありませんでしたから、さすがに2013年までに、このファンドに注目して、かつ実際に仕込んでおいたという方もいらっしゃらないことでしょう。ファンドサイズも49億円程度に留まっています。もしいらっしゃったらぜひメールください。その相場観をお持ちであればぜひ投資家仲間に入っていただきたいものです。

渡航不要の投資家紹介があっても直接投資は絶対にできません。もし直接投資できたとしても最低投資金額は10百万円です。いずれにせよラップ口座経由しか手はありませんね。

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とにかく、今のうちに円建てで投資を実行、そして落ち着いたら為替手数料無料のラップ口座内で、ドル転する準備を整えておくというのが、これからオフショア投資をしようという個人投資家の王道です。

イメージ 1ecamos Investment AGがエンジンメーカー(正確にはCTAのこと)となり、Progressive Capital Partners Ltdがファンド化しているエーデルワイスEDELWEISS VOLATILITY FUND。 ケイマン島籍投資信託として昨年5月(実質的には6月から)に個人のオフショア投資家がこのファンドを購入できるようになってからも、ブログにでる頻度も少なく、むしろ日本人の個人がVIXというものに投資する意義が見いだせないことから、エーデルワイスボラファンドに関しては、リスクについて周知する記事は出していましたが、今まで一度たりとも買い時なるものは示唆していませんでした。

ですが、ブログでも度々掲載していた通り、CBOE(Chicago Board Options Exchange)の指標であるVIXに関して、その勉強を怠ることはなく、むしろ、VIXが上昇する=エーデルワイスの買い時を待っていたといってもよいでしょう。現に昨年からずっと勉強会ではそれを明言してきました。そしてようやくそのタイミングが訪れたと考えています。

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VIXのチャートは著作権の関係で、引用することはできません。なのでCBOEの公式サイト
を直接、ご覧ください。

どうです、これを見ると、ボラティリティは久しぶりに急上昇的に年率換算20%を超えてきてますし、エーデルワイスは2014年10月に円建てなら-11.49%下げていることろに加えて、もう一段安の気配です。となれば、普段はブログで「相場観に関しては中立」を維持している私としても、さすがにここはクラッときてしまいますよね。

分散投資型のファンドなら、投資のタイミングはない、というか、思い立ったが吉日というわけですが、このファンドはVIXだけに超集中投資しているハイリスクハイリターン型ファンドなわけですから、唯一の投資先であるVIXの動向によって売買のタイミングが生まれるはずだというのが、私の論法です。ですからエーデルワイスに関しては「相場観に関しては中立」の原則の例外だとしても問題ないと考えています。

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繰り返しになりますが、エーデルワイスはVIXという先物だけに投資する超集中投資型のマネージドフューチャーズです。よって投資の建値はUSDで買おうとJPYで買おうとパフォーマンスに大差はでません。投資元本をこの為替相場でドル転したくないよ、という投資家でもUSD25k相当の円貨、今では3百万円弱あれば、円のまま投資できるというのもメリットです。

あくまで、用のないVIXに投資する以上、個人投資家のメイン投資とはなりえませんが、商機あるなら掴んでおきたいという方にはタイミング的にはばっちりかと。

渡航不要の投資家紹介にて直接投資が可能です。購入手数料は3%、さらに解約手数料が1%かかります。他ファンドにスイッチング、他通貨に交換する際も手続きごとに1%の手数料がかかります。

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CBOEのVIXチャートが正確な折れ線でなく、やんわりと曲線化されているのがちょっと気に入りません。なんかハイリスクハイリターンなものに投資している感じがやんわりとしてしまうのはどうかと思いますが、みなさんはどのようにお感じでしょうか?

Mashreq PSCはエミレーツBNDと同様に母体はUAE(United Arab Emirates)にある1967年創業の銀行です。もっとも、UAE一番のメガバンクエミレーツにはサイズではかなわず、資産規模からすると4分の1程度でUAEでは8番目の銀行です(出所:Gulf Business)。

話はそれますが、中東最大の銀行はQatar National Bank (QNB)だそうで、これも気になりますので、ファンドの運用部門会社があるならまた次回、ブログネタにしてみたいと思います。ただ、ファンドはないうような気もしてます。

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で、本題に戻しましょう。ユニークなファンドをもってくるというよりも、昨日のファンドのライバルに値するファンドの発掘が今日の目的ですから、同じくMENAのブルーチップ株式投資のMakaseb Arab Tigers Fund (MATF)にしたいと思います。こちらはファンドサイズはUSD43Mと、やはりエミレーツよりも小ぶり。そしてファンドは私も初めて見るバーレーン籍なので、RL360などのオフショア生保ラップ口座会社が果たして購入に応じてくれるのか、やってみないとわかりません。が可能性がないわけではありません。

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なんでもかんでも、パフォーマンスだけで比較するのはよくありませんが、それでも投資先が似ているだけあって、どうしても似たような傾向をもつことがわかります。

して、投資先の内訳ですが、エミレーツに比べて、さらに中近東に傾注しており、もはや北アフリカは皆無に近い状態です。
ブルーチップしか投資しないというからには、それなりの時価総額、企業規模が揃わないと投資対象になりませんから、北アフリカ方面はエジプトやモロッコのように株式市場において長い歴史はあるにもかかわらず、どうしても最近の中近東の開発の勢いに比べると地政学的リスクもあって、ペースが弱い部分があります。

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私達としても、このようなファンドの投資先を通じて、古典的なMENAという感覚と、最近の勢いに乗ったMENAの感覚は全く違うんだというこを認識しておかなけばなりませんね。

渡航不要の投資家紹介でも直接投資は無理でしょうから、ラップ口座経由で発注してみて試すことになります。直接投資の場合、販売手数料は前払い方式5%に加えて、早期解約手数料が3ヶ月以内で3%、6ヶ月以内で2%、1年以内で1%、それ以降は無料という体系があります。ラップ口座経由の場合、前払い分は投資家紹介なら全免させることができますが、早期解約手数料体系はどうしてもすり抜けることはできないと思います。

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日本の運転免許証は本人確認書類として認められないというのがグローバルスタンダードになってしまっています。というのも個人情報保護法施行以来、本籍地の表記がなくなったので、いわゆる国籍と出生地が判断できなくなったためです。一見、日本の法律なんて関係ないようなオフショア投資でも、個人情報保護法の弊害が発生してしまっています。同じ理由で、住基カードもアウトです。

今後は、どのオフショアファンドやラップ口座を購入するにも「パスポート」が必須の時代がきてしまいました。パスポートしか、顔写真に、国籍と出生地も明記されている公的書類はありませんから。パスポートに国籍載ってないって?日本のパスポート持っていることが日本国籍を保有していることの証です。

なお、本人確認書類としての表記要件は、正確には以下の通りです。

Legal Name
Date of Birth
Place/Country of Birth
Nationality
Personal Identification Number (PIN)
Residential Address

国民総背番号制をとってない日本ではPINの代わりにパスポート番号で代用します。

残念ながら、パスポートにはResidential Addressが表記されないので、追加で住所確認書類も必要となるわけです。

http://www.emiratesnbd.com/en/includes/themes/enbd/am_img/AM_logo.jpg今日は、どのファンド会社のファンドを取り上げてくるか、大方、想像のついていた読者の方も多かったのではないでしょうか? コメントでGood Questionを頂いた限りは、なんぼ購読料無料の個人の趣味ブログとはいえ、それにお応えするのが私の責務です。

UAEに200を超える支店を構える銀行、Emirates NBDについては2007年に UAEで当時2番めのEmirates Bank International (EBI) と 4番めのNational Bank of Dubai (NBD)が合併してできた、UAEのメガバンクだと覚えておけば十分です。前身銀行を序列化して長ったらしく名前をつけるところは日本だけでなく、世界中どこでも同じ文化のようです。

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そんな銀行の運用部門会社のファンドですから、特にこのEmirates MENA Top Companies FundはMENA(中近東+北アフリカのこと)へ初めてオフショア投資してみますという方に向いていると思います。

ファンドサイズはUSD268Mで十分、モーニングスター社も四つ星であることからも、とりあえず手掛けてみるという向きにぴったりなファンドでしょう。なお、オフショアファンドですから、籍はUAEではなくガンジー島です。

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ところで、MENAってミドル・イースト アンド ノースアフリカの略だってことはわかりましたが、実際、どのへんにブルーチップが集まってんねん?と言われると、これが均等に分布しているわけでなく、まずは産油国です。 石油がなければMENAでなし、と思っても誤解はありません。そして、「買い」に値するような銘柄がある、つまり潤っている国はさらに限られてきます。上図をご覧ください。やはりサウジアラビアとUAE、そしてカタールあたりに集中しており、北アフリカはわずかにエジプトのみで、モロッコ、チュニジアあたりの他の北アフリカは投資対象にはなっていますが、実際の投資はほぼゼロです。

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今年はバンコク勉強会を成功させたので、来年にはいよいよブルガリア勉強会を企画、実行しますが、その際は、ドバイ経由にして1泊し、莫大なオイルマネーのちからに打ちのめされてみたいと思います。カタールにも興味ありますが、MENAが初めてならまずはドバイからがよいでしょう。羽田、成田、関空から飛んでますから、ドバイで関西組、関東組が合流できます。

渡航不要の投資家紹介でも直接投資は難しいので、各ラップ口座経由で投資することになります。エミレーツNBD曰く、ジェネラリ、チューリッヒ、メットライフアリコ経由ならいつでも買える体制ができているとのことですが、他のラップ口座やネッドバンク経由でも一括型ならいつでも購入できます。

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長い付き合いの友人がシンガポールから家族で日本にあそびにきているのですが、この気温でディズニーランドはさぞかし厳しいでしょうねぇ。ご苦労なこってす。

http://www.marriott.co.za/images/logos/logo2.pngMarriott International っていう何かに似ている名前のファンド運用会社があると言われても、聞いたことなくて当たり前です。さすがに今日、このブログを読んだ方が日本人で初めてマリオットを知る投資家となることでしょう。以前から知ってたという方がいらっしゃったらぜひコメントください。

http://www.marriott.co.za/images/marriott/hand.gif
2005年に大手保険会社のOld Mutualに買収されるまで、 Russell & Marriottという名前でファンド運用等を続けていたそうなのですが、その創業は1862年と、実に約150年もの歴史があり、その程度の業歴のファンド会社は、南アで探せば他にもゴロゴロ転がっているというのですから、ワールドカップや治安の悪さ、ダイヤモンドや金鉱山のイメージしか持っていない日本人にとっては、これはかなりの驚きですよね。

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日本が「銀行」という中国語(広東語というべきか)を外来語として導入したのが、香港上海銀行(HSBC)ですが、それが約150年前のことです。こと金融業界については、日本より南アの方がはるかに進んでいるというのは、今だけに言えることではなく、なんと、150年前からそうだったんですね。脱帽です。

そんなマリオットのファンドを今日は取り上げてみましょう。南アのオンショアファンドは置いておいて、タックスヘイブンであるマン島籍のものは主に、The Marriott International Growth Fund,、The Marriott
International Real Estate Fund、そしてThe Marriott First World Equity Fundがあるようです。

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その中でも、やっぱり気になるのはMarriott International Real Estate Fundでしょう。南アで収益物件として買えるものはケープタウンやプレトリアの一部など非常に少なく、南アの人にとっては、不動産がらみとなると当然、外に向かいます。逆に日本人の場合、不動産ならまず国内、その後、ようやく外に向かう人が多いでしょう。ですから、南アのように最初から外に向かうしかない人達が、どのあたりに方向を向けているのかは日本人にとっても勉強になるはずです。

上図から国別のアロケーションがわかります。 アメリがが最大なのはわかりますが、そのウエイトは比較的小さいですよね。やはり買うに値する不動産はイギリスやカナダにあるのでしょう。

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そしてパフォーマンスも過去1年間で8.8%の上昇で、まずます問題ありません。

ただし、収益物件を買う代わりに使う不動産ファンドですから、リートしかりで、株価の上昇分よりも、どれくらいのインカム(家賃収入)があるのかを把握しておくことが最も重要です。

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このファンドでもそれはしっかり明記してあり、それが上表の保有している、物件やリートのいわゆる収益物件としての利回りを開示しています。一覧表だけでは、全体的に何%の利回りを得ているのか分かりづらい?

ということで、ファンドでは左図のように、ファンド全体の利回り部分の収益をサマライズしてくれています。これによると、リートの株価としての変動部分は置いておいても年率4%程度は期待できる、インカム型のファンドであることがわかります。

渡航不要の投資家紹介でも直接投資のルート見つかっていません。モーメンタムのファンドラップ口座や同じグループ会社のロイアルスカンディアを経由して購入するのが早いでしょう。

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高い信託報酬などコストの割にパフォーマンスがでてないヘッジファンドへの投資を減らそうという機関投資家が増えているようで、Coller Capitalによると、ヒアリングした114社のうち14%がヘッジファンドへのポートフォリオを増やす予定なのに対し、34%が減らす予定なのだそうで。

イメージ 1イラクのバクダッド株式市場にとって、自称イスラム国の問題と、60ドルを割り込んできた原油安のダブルパンチだということは、いちいちブログで語るまでもなく自明です。となればおのずとFMG Iraq Fundも、去年の上昇を帳消しにしてしまう年初来-27%の下げを見せています。モンゴルとイラクだけは、果たして先走りすぎたのか、先見の明があってのことか、いつも自問自答を繰り返しながら投資をしなければならないのが辛いところです。

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原油安も気になるところなので、今日はイラクの話に集中しましょう。7月は開き直りでホールド方針でしたが、ここに来て、それでも耐え忍ぶか、それとも損切りするのか、私のような既存投資家にとって、非常に悩ましいところです。

そしてまた、今まで検討だけは重ねてきた新規投資家にとっては、絶好の購入機会と言えるかどうか、これも悩ましいところです。リーマン・ショック以降、ブラジル、インドネシア、タイなど東南アジア、中近東、インドと順繰りに投資機会が巡ってきました。

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来年はいよいよチャイナがカムバックかという雰囲気の中で、次はどこでヒトヤマ当てようかという発想においては(いつもの正統な分散投資の話ではなく、余裕資金を使って大きく狙っていく話として)、この完全なる別世界のイラクがいつ復活するのか? ロシアはいつになったら買えるのか? 一度も巡ってこない東欧は仕込む価値があるのだろうか? というところがフォーカスされると考えています。

そして、FMGからは、現地に実際渡航しての体験も踏まえて、実投資家向けにっ最近のマーケット動向についての説明資料が届けられています。

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自称イスラム国ISISについて、国土の4分の1を支配したなどという報道もあるように、たしかに危機感はあるものの、そもそもシリアへ通じる北部の砂漠地帯を占拠したところで、人道的な面はともかく、ファンド投資家の関心事である、経済的な価値は全くと言ってよいほどありません。また、今夏の政権交代後の政情は各宗派・部族のバランスは安定しており、各派は政府寄りに戻りつつあるようです。

また、イラク経済の根幹を支えているのはまさに原油であることに異論はありませんが、ことISISに関しては、産油量ベースで考えると、価値のある油田は殆どがクゥエート方面の南部に集中しており、これらはISISの影響下地域から遥かに離れており、もちろん順調に稼動しています。もともとの埋蔵量(サウジアラビアに次ぐ世界第二位)やイラク戦争後に一旦生産量がかなり落ち込んでていたことを勘案すれば、今日、イラクが世界でも最安の原価で石油を掘り出すことができる国の一つとして復活していてももなんの不思議もありませんよね。

http://www.isx-iq.net/isxportal/images/en/iraqstock-logo.gif
イラク株式市場ISXというインデックスで見た場合、その価格水準は、5年から7年まえのレベルに戻ってしまいました、これを買いどきと見るかどうかは依然として難しいところではありますが、安いというのもまた事実です。なお、FMGは石油関連銘柄に投資しているわけでなく、イラクのインフラが整い、市民生活の水準が向上することを期待して、銀行や、小売店、そしてケータイ関係セクターへの投資を重点的に行っています。実際、公式サイトから引用したインデックスであるISXのチャートを見ても、ISISの影響は大きかったものの、なんとなく原油価格との連動性は見いだせない気がします。

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バクダッドに渡航することは社会的非難もあるので、避けたいところですが、エミレーツでドバイからヨーロッパ行に乗ると、ちょうどバクダッド上空を飛びますので、空から見下ろすことはできます。意外と大きい町で町並みは整然としており、走るクルマも多くて、イメージがかわります。なお、365日(多分)晴れなので、昼間に窓際の席を取ればA380からいつでも見学できます。

http://adviser.aberdeen-asset.co.uk/static_files/image/common/aam-logo-header.png日本でも十数の投資信託が十数の金融機関で窓販されているので、ちらっと名前くらいは聞いたことがあるなという読者の方も多いでしょう。Aberdeen Asset Managementはロンドンに行けば、もちろん、超大手運用会社です。

ただ、公式サイトを見るだけなら、本拠地イギリスのサイトよりもルクセンブルクあたりにアクセスしたほうがたくさんの投資信託がヒットしてきます。またイギリスのはポンド建てのものが多いので、今の為替相場からみたら、日本人にとってはなかなか外貨に交換しずらい環境でもありますしね。

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ところが、為替を起こしたくない、つまり日本円建てのファンドでしばらく勝負したい、となると、アバディーンでは日本株ファンドしかありません。それも2種類だけです。フツーのものと、小型株のもの。そんな陳腐なもの買う人いるんかいな、と思いがちですが、いえいえ、激しい円安ということは、ガイジンからみたら、日本株は割安に買えるということで、けっこう人気があるそうです。
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円安の影響で、日本株はまだ安いと考えているようですよ。これは海外旅行での買い物の感覚と全く同じです。今年の年末、日本人は海外よりも国内で過ごす傾向があり、中国や台湾・香港、そしてビザ不要になったタイあたりの人たちは大挙して日本に買い物に来るようですが、ファンドの購入もそれと全く同じ傾向があるのです。

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もっとも、アバディーンは日本にも進出してきている大手投信会社なので、投資家紹介があっても直接投資は絶対にできません。各ラップ口座経由で購入するしかないのです。もちろん、急激な円安の揺り戻しがあれば、ラップ口座内でのドル建てファンドへの乗換は紙一枚ですから、ラップ口座の方が、このような機動性を求められる(つまりすぐに乗換ができる)ファンドの購入の場合は、圧倒的に有利になることでしょう。

ところで、Aberdeen Global Japanese Smaller Companies Fundのパフォーマンス解説を全くしてませんが、日本株のことですから、私の出る幕でもないでしょうし、思い切って全省略してしまいます。今日は横浜で大忘年会でしたし、話題はとっくにブルガリアに向かってましたからね。ただ、トップ10組入れ銘柄データだけは上表で引用しておきます。ローマ字なので、ピンと来ないかもしれませんが、よく見ると非常に興味深い銘柄が並んでいますよ。

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エカモスの2倍型円建てマネージドフューチャーズ、もうすぐ買えるようになるそうです。楽しみですね。

http://www.ebam.gg/images/logo.jpg
EBAM (EquityBridge Asset Management) Secured Fundは不動産開発案件につなぎ融資するためのノンバンクビジネス系ファンドです。ですから、融資先にトラブルがない限り、パフォーマンスは右肩あがりになります。このように年率換算で10%程度の期待リターンを「お約束」されているビジネス系ファンドについては、EBAMだけでなく、学生寮ファンドでもレジャー施設ファンドでも訴訟対策ファンドであっても同じで、金融マーケットに投資するファンドと異なり、リスクをボラティリティに置き換えることはできません。ビジネス系ファンドに投資するためには、そのビジネスに宿命的に内包するリスクをしっかりと理解しておかなければならないのです。

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どんなビジネスを行っているかを実投資家にどこまで開示できるかは、その商売の特性にもよりますが、すくなくとも投資家を投資家としてアプリシエイト(相手の尊重するという意味)しているかどうかは、重要な投資判断になります。これをトランスペアレンシー(情報の透明性)とも言います。

例えば、BrandeauxやMansion Studentのような学生寮ファンド、Darwinのようなレジャー施設ファンド、リサイクル施設ファンドのNew Earthなどではどんな物件をどれだけの数保有していて、どんな家賃(処理能力)相場で貸し出して、どれほどの空室率かということを開示しています。融資ビジネスの一種でもある、訴訟対策ファンドならば、主たる訴訟事案の内容等と今後の金銭的な展開予想を守秘義務があるので暗黙的にですが、開示してくれています(ブログ非公開、勉強会でのみ話題にできます)。

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ところが、一般的な融資ビジネス系ファンドは、TCAなど一部のファンドを除いて、融資先の情報は開示できないのが常識です。融資を受けるほうにしてみたら、そんなところから自社の社名がネット上で検索されてしまったのでは企業イメージの維持もできなくなります。

トレードファイナンス系ファンドやライフセトルメントファンドの中には、融資内容は一切非公開であることを逆手に取って、徐々に何をやっているのか中身が全く把握できなくなってきているようなファンドもでてきています。

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 では、EBAM Secured Fundというと、のファンドサイズGBP21.9Mを元手にどこにどのように有していいるか、35の案件を背番号化し、融資額、実行日、融資金利、返済期限、担保の有無(といっても35件全て有担保です)を全て実投資家には開示しています。開示していないのは融資先の実名くらいで、例えば、案件番号2,3,4,5の4つは別々の融資だが、リバプールのとある開発案件への分割融資実行であるとうことまでもしっかり開示しています。

これは非常に重要なことです。融資実行ベース別だけでなく、融資先への全体与信額も把握させてくれるということは、投資家にも適正な判断をしてもらるように努力している、つまりはファンドが投資家をアプリシエイトしていることの証拠です。逆に、融資金利などは企業秘密でもありますから、投資家としてもファンド側をアプリシエイトして、このような情報を外部に漏らさないという努力が必要になります。

下世話な掲示板等にちょろちょろ書き込むなど、投資家としての基本動作が何たるかが理解できない人は(投資家仲間の方にはそんな方は一人もいらっしゃいませんが)ビジネス系ファンドへの投資適格がないということになります。

最低投資金額はGBP10kからで直接投資(恐らく)可能。各ラップ口座からでも最低投資金額はかわりません。手数料は前払いタイプ5%と後払いタイプ最大5%があります。

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Momentumから、今後は住民票の写しを住所確認書類として認めないというお達しがでたようです。住民票は実際の居所かどうか確認できないからですって。オフショアの会社も日本の戸籍制度についてかなり勉強してきているようです。
今後は、クレジットカードの請求書、固定電話、東京電力(関電や東ガスは住所が入ってないので不可)、銀行の残高証明書などが必要になってきます。5月、6月だったら自動車税の請求書なども使えますし、住民税決定通知書などもまだ行けるとは思います。
マネロンやテロリスト対策がますます厳しい世の中になってきましたね。

http://www.generali-intl.com/media/10010/genarali-international-logo.png
Generali International Limitedと言えば、イタリア(多分)最大手の生命保険会社。もちろんオフショア投資家向けに一括投資型、積立投資型ラップ口座を提供しているのですが、日本居住者には門戸は開放されていません。投資家仲間のなかでもこの商品をお持ちの方は、全員、海外に赴任されていたご経験がある方ばかりです。ということは、海外勤務中の日本人にとって、ジェネラリでもロイアルスカンディアでも帰国前に開設がチャンスとなり、確かに、その相談も多くなってます。

その、ジェネラリのミラーファンドリストから過去5年のトップ50パフォーマーランキングの発表がありました。ジェネラリの積立投資なんかやってないって?そんなことあまり関係ありません。自身がフレンズプロビデントであってもハンサードであってもロイアルロンドン360であっても、基本はさほど違いはありません。トップパフォーマーの銘柄名をみるのではなく、どのセクターが盛り上がったのかをチェックすることが重要なのです。

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ということで、さっそく見てみると、1位に輝いた金牌は、おお、やっぱりという感じでした。JPMorgan Thailand (acc)です。このファンドは以前から押していた(ブログでの書き方はあくまで中立ですが、勉強会では私個人の相場観もガンガン話しているので)ファンドで大当たりした自慢のファンドでもあります。

ただ、残念ながら、そのあとに続くファンドはあまり紹介してませんでした。取り上げたことのあるのはAberdeen Global - Asian Smaller Companies Fund A2とか、Invesco Continental European Small Cap Equity C IncとかThe Jupiter Global Fund - Jupiter European Growth Class L EUR Accくらいでしょうか。ラストになんとかDominion Global Trends - Luxury Consumer GBP R Accが入っていることが救われましたね。ということは、このブログもまだまだ精進が必要だということです。このブログでは、5年、10年のスパンで分散投資を堅持しつつ、資産形成を実行するのが目的なのですから。

じゃあ、5年よりもっと長い10年だとどうなるか知りたくなったって? ですよね。ジェネラリの過去10年トップパフォーマーもここで転載させてもらうことにしましょう。きっと参考になるはずです。

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でした。でも最高のミラーファンドを選んでも10年だと、年率換算17%が最高。まさかJFタイに全額集中投資することはできませんから、10個のファンドに分散投資すると、ハズレも混ざりますから、平均的にはせいぜい年率換算8%から10%のパフォーマンスが限界なんですよね。

この事実は、毎月5万円で1億円が貯まるという白昼夢投資家にはお気の毒様という感じです。でも夢から醒めるのはまだまだ先のことですから、ご安心を。

一方で、このブログの読者と成りうるような、現実をしっかり見据えて積み上げている投資家にとっては、こやって超長期なスパンのパフォーマンスを見ると、案外、積立型オフショアラップ口座も決して使えない商品というわけではないな、ということがわかります。要は自身でしっかり管理して、有象無象業者にくだらない一任勘定手数料などでたんまり抜かれないようにするということだけがカギになります。

ジェネラリの商品群は渡航不要の投資家紹介でも日本居住者は投資できず、代理店移管のみ可能です。外国に住所があれば、投資家紹介があれば基本的にだれでも投資できます。

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12月12日に再建案の発表があると、勝手に予想してましたが、勝手に予想してしまった以上、その日にちが当たるかどうが別の意味でドキドキです。


The Currencies and Financial Products Performance Fund Limitedというファンド群のサブファンドであるIQS Performance Fund。CTAを使ったマネージドフューチャーズの一種ですから、上がるも下がるもマーケット次第で、パフォーマンスが右肩上がりになるかどうかはわかりません。しかし、その激しさだけはファンドが標榜している通り、今年も年率換算57%というボラティリティをキープしています。

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ボラティリティというもの自体、そして、この数字をどのように捉えたらよいのかということは、12月1日の勉強会でも時間をさきましたので、ここでは省略しますが、いずれにせよ、S&P500のボラティリティと単純比較すると、このファンドは2000年3月の運用開始以来、ずっとリーマン・ショック時と同じような激しさで乱高下を繰り返しているようなものだと考えておけばわかりやすいでしょう。

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そして、先月ももちろん、パフォーマンスは本当に目が回るくらい、めまぐるしく変化しています。こりゃ毎月、結果を見てると身体に悪い?なんてこともあるかもしれませんね。ちなみに、レポートを頼めば、毎週ベースでもNAVの状況をメールで教えてもらえます。私の場合、実投資家だとはいえ、さすがに本人のこととしても毎営業日は見てられませんから、毎月のファクト・シートだけはチェックするようにしています。

渡航不要の投資家紹介にて直接投資は可能ですが、最低投資額がUSD100k以上になります。ロイアルロンドン360PIMSからなぜかUSD10kで買えましたので、ラップ口座経由で少額からはじめるのがよいでしょう。手数料は直接投資でもラップ口座経由でも典型的後払い制になります。

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12月13日の忘年会の最終案内は明日メールします。席は空いてますので、いまからでも申込可能です。

明日の勉強会の案内が届いてなかったらご連絡ください。メールをBCCで送るので時々、自動的にブロックされてしまうときがあります。

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急に思い出したのもほかではなく、フレンズプロビデントのミラーファンドリストに入っている、Ciptadana Indonesian Growth Fund の信託報酬が年率2.00%から2.045%に値上げになりますよというレターをもらったんだけどどうしたら良い?という投資家仲間の方からの相談があったからです。答えはそのまま放置でOKです。なのですが、そもそもインドネシア株式はリーマン・ショック後の戻りが凄過ぎだったこともあって、2,3年前はちょっとしたブームにもなっていましたが、最近は資源価格の軟調傾向もあって、若干鳴りを潜めている感があります。

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今のパフォーマンスがは鳴りを潜めていて、さほど大したもんじゃないと表現していますが、それでも年初来でみた場合、+24.16%の上昇を見せてはおり、実投資家の方にとって、大きなリスクを取っただけのことはあって、しっかりとした果実を得ています。まぁ、その前の5倍、10倍というブームに比べたら大したことないってだけの話です。

ただ、このファンド、もっと凄いのは、実ははるか昔の1992年3月から運用開始しているファンドだということなんです。まさにインドネシアを知り尽くしたファンドだということになりますね。でもサイトの反応がとても悪く、とても情報を取れるようなサーバの反応ではありません。

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渡航不要の投資家紹介にて直接投資できるかはまだルート見つかっていません。各ラップ口座経由で購入するのがよいでしょう。

余談ですが、本当はジャカルタ勉強会というのを一回開催してみたいのです。これまで、バンコク、クアランプール、プノンペン、香港は勉強会の実績があり、上海やシンガポールでは個別相談は行っています。となると、次はジャカルタなんですよね。だた、実投資家のお仲間がジャカルタには誰もいらっしゃらないので、駐在の方からのご相談メールをいただいだき始めたら、来年あたりご期待ください。

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11日の勉強会、発信が最終案内メールが10日の夜になってしまいます。ギリギリになってすみません。


毎月のレポートもしっかりしてるし、ファンドマネージャーの取引方針などもビデオ会議で視聴できるし、なにより親切な運用会社、J O Hambro Capital Managementがなぜに日本では有名になってこないのか、さっぱりわかりません。 でも有名になってオンショア進出はしてほしくないんですよね。直接投資できなくなりますから。

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そんなジェーオーハンブロの日本を除くアジア株ファンド、JOHCM Asia ex Japan Fund。モーニングスター社四つ星、2011年10月からスタート、まだ3年でファンドサイズはもうUSD220M(外注分も含めるとUSD696M)まで成長してきています。

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そして、パフォーマンス。最大の投資先がインドであるがゆえ、順調です。でも、それだけではありません。インドは3割で確かに大きいのですが、ジリジリと上げてきているチャイナも2割入ってますし、その後ろは台湾、フィリピンと続きます。さらに韓国のウエイトを下げていたことも吉とでているようですね。

このファンドは基本的にベンチマークに沿った、ロングオンリーレバレッジなしの運用を行っていますが、そこにファンドマネージャーの考えを反映させるように、ウエイトをずらして運用しているのです。

パッシブとアクティブを混ぜたような株式ファンドなんですね。上表のActiveという欄で、そのファンドマネージャーの意向をどれくらい反映させているのかがわかる仕組みになってます。

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渡航不要の投資家紹介にて、GBP1000相当額から販売手数料5%で購入可能。各ラップ口座経由でも購入可能です。

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バスの時刻表とか写真に撮っておけば便利と思いがちですが、肝心なときに字が細かくて見えないとか手ブレしてたとかでガッカリなんてことも。

はじめての方も歓迎です。これまでの経緯は勉強会の冒頭でしっかり説明しますので。よって遅刻しないできてくださいね。

参加費 お一人1,000円またはミャンマーチャットなど相当の各国外貨紙幣、期限のない有価証券なんでも(当日にわざわざ金券ショップで購入してもってくるという手はどうかとも)

お子様連れも歓迎、バリアフリー会場になってますので、車椅子の方もOK



日時 12月11日木曜日 18時30分より

テーマ:TNKファンドの使い方とFXマージン取引の基本
(話しは英語と日本語です)

東京大井町

場所 JR大井町駅徒歩15分程度の場所
定員 30名(どなたでも参加できます。残り席25名)

大阪桜島

場所 JR北新地駅、地下鉄西梅田駅などから徒歩圏
定員 10名(どなたでも参加できます。残り席9名)





筆記用具、辞書、飲み物はご自身でご用意ください。
参加希望の方はbyh00122@yahoo.co.jpまで題名に「勉強会」をいれ、実名、当日の連絡先を添えてメールしてください。

お名前の自己紹介程度はしていただきますが、参加者どおしの名刺交換は強要しません。
今回は会場の都合で定員厳守です。またいっぱいになっても広い会場に替えることができません。

はじめて参加の方へ、実名とお住まいの都道府県、当日の連絡先(携帯電話など)、簡単な自己紹介をご連絡いただいた時点で参加受付とさせていただきます。
参加希望の方はメールください。

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チューインガムって苦手なんです。噛んでるとどうしても気持ち悪くなってくるのは私だけでしょうか?

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Dominion Fund Management Limitedは2004年に設立されたガンジー島籍のファンド会社です。そのファンド群の中でGlobal Trendsというファンドマネージャーのチームが運用の指示をだしているものにこのブログや勉強会でも度々取り上げているゴージャスファンドのGlobal Trends - Luxury Consumer、業界の強者は益々その業界のシェアを占めていくという論理に基づくGlobal Trends - Strategic、そして一昨年スタートした比較的新しいファンドで、水や、ヘルスケア、Eコマースなど流行りの業界へ分散投資していくDX Evolutionがあります。

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上図の投資戦略をみても、ようわからん、という話でしょう。私もこれだけみてもさっぱりわかりません。というより、他のロングオンリーレバレッジなしのアクティブな株式ファンドと比べてなにが違うの?と言われても、本当にようわからん、としか答えようがないのです。そんなときは直接聞くという作戦しかないでしょう。

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幸いにして、チーフインベストメントオフィサー(CIO)とは直接話しができる仲ではあります。が、彼らも毎営業日、80から100の個別銘柄について全てのリサーチを共有する会議を持っていたりするのもよく知ってますから、こちらも本業に集中して欲しいため、あまり無駄話をさせるわけにはいきません。しかも、直接聞いたことはブログに書けなかったりするんですよね。

とにかく、テーマ(業界)別に研究して積み上げていく手法が得意な会社ですから、市場全体が下がってしまうと、ゴージャスもこのファンドも逃げようがありませんが、同じロングオンリーレバレッジなしの王道株式ファンドに入れるのであれば、インデックス系のようなパッシブなものだけでなく、このファンドのように完全に人の頭脳で売買をしていくファンドにも分散投資してみては如何?というのがコンセプトです。

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渡航不要の投資家紹介は可能で、直接投資はUSD50kです。各ラップ口座経由は可能でしょう。
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1週間に3回もATR72に乗りました。それもすべて別の航空会社で。乗りたくて乗ったわけではないのですが、乗りはじめるとジェット機にはない、穏やかさがクセになります。

スタージョン中央アジア株式ファンドはロシアの影響もあって、2ヶ月連続で下げており、年初来のパフォーマンスは-4.4%となりました。このファンドを見つけた興奮で、私もちょっと先走ったかな、とも思いましたが、逆言えば、1割2割の変動は当たり前のフロンティア国株式市場への投資としては、むしろ落ち着いている方だとも言えます。なお、ファンドサイズはUSD17Mで安定推移しています。

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原油安や変動相場制以降、紛争の問題など、なにかと震源地となっているロシアから、当面少し距離をおくとすると、ここらあたりが、買い時かもしれませんね。ただ、下図のセクター別のアロケーションをみても、ロシア以外とはいえ、そこは旧ソ連諸国がメインですから、どうしても資源関連株が多くなります。そして資源関連株以外に大きな株といえば銀行くらいしかなくなってしまいます。モンゴル株もそうですが、他に発展した産業がすくない中央アジアへの株式投資におけるジレンマもあることはたしかです。長い歴史をもつシルクロード地域ですから、とにかくしっかり長期投資のスタンスで臨むことにしましょう(どんな説得やねんてか)。

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渡航不要の投資家紹介にて直接投資はUSD5kからできると思われます。RL360経由で購入できた実績はあります。販売手数料は前払い制で5%ではないかと思いますが、検証中です。

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12月13日12時からの横浜駅西口の忘年会はそろそろ締め切りますよ~ はやめに申し込み入れておいてくださいね。

http://gfunds.flywheelsites.com/wp-content/uploads/2013/11/gam-brandmark2.pngGuinness Asset Management は最近、RL360のミラーファンドリストに大量ラインナップされたため、有象無象が急に注目しはじめたファンド会社ですが、特にこれで評判が上がった、下がったということではなく、2003年創業の 独立系とはいえ、Investecともかなり縁の深いところにある筋の良い運用会社であることに変わりはありません。なお、ギネスといってもあのギネス家と関係はほぼありません。たまたま社長さんの苗字が同じだけのようですよ。 

http://www.gafunds.com/wp-content/uploads/2012/06/logo_GAFunds_stacked_120x60.jpg
ちなみに、ロサンゼルスに本拠をおく、Guinness Atkinson Asset Management, Inc.とは兄弟会社で、扱うファンドもほとんど同じです。どちらのサイトからファクトシートを取り寄せても同じですが、ギネス・アトキンソンの方がサイトとしては見やすいかもしれませんね。

http://www.gafunds.com/wp-content/uploads/2012/06/altenergy.jpg
ギネスでも、様々なオルタナティブ(代替案投資)のファンドをラインナップしているようですが、やはり一番目をひくのはAlternative Energy Fundではないでしょうか。日本でも太陽光発電が何かと物議を醸していますしね。なお、このファンドは、ベンチャー企業投資やプロジェクト投資ではなく、純粋なテーマファンドです。投資分野としては、風力発電関連銘柄に4割、太陽光発電関連銘柄に3割、のこりその他という感じです。

それにしても、こういったリサイクル型発電方式の銘柄ってチャイナ株になってしまうようですね。チャイナで3割、カナダ、アメリカ各1割、日本は殆どゼロのようです。そんなもんなんでしょうかねぇ。これだけ見たら、技術は今でも世界一というのが虚しい負け犬の遠吠えにも思えるようになってきます。

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ってほど、日本はまだまだ衰退してませんけどね。というのもエマージングのベンチャー的な企業は耐用年数とか故障発生率とかは後回しで花火大会だけ先に開催しますから、その後のおそうじ隊が結構儲かったりするという事実を忘れがちです。

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私は、貧しい育ちですから身の丈に合わせて落ち穂拾いをすることに何の抵抗も感じません。

宴の後に、じっくり仕込む、テーマファンドとの付き合い方、それ自体がベンチャー企業発掘の手法に似ています。

渡航不要の投資家紹介でも直接投資するルート見つかっていません。とりあえずRL360経由でやってみてください。当たり前ですが、RL360内でのスイッチングは、自分で依頼かけたら無駄なコストは一切かかりません。

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FT紙購読を1年間継続契約したらFT.comのログイン権限ももらえることになりました。円安で購読料値上げは厳しいですが、サイトでも見れるのは助かります。紙面はアジア版ですが、FT.comは世界中の記事がみれるのが利点です。特に訴訟対策ファンド業界の動向はサイトのほうが充実してます。

http://www.darwinpim.com/templates/tpl-darwin/i/logo-darwin.gifDarwin Property Investment Management Ltd の運用する、専門ファンドはDarwin Leisure Property Fundは、前にもお伝えしている通り、機関投資家からの資金が入って、調達サイドが安定しているため、オフショア個人投資家からの新規申込受付を中断している状況です(解約はいつでも可能)。これは一旦年末まで続けて、解約の動向をみて募集を開始するかの判断をするという予定でしたが、その募集は当面なさそうです。

それもそのはず、募集を打ち止めしますと発表した最終月に大量の申込があったようで、結局ファンドサイズはGBP329Mにもなっています。打ち止め予定の300Mをはるかにオーバーしてしまっているわけです。これも前からレポートしているとおり、いくら盛業でもイギリス国内に収益性を確保できるキャンプ場などのアウトドアレジャー施設をボンボン作れるわけありません。よって、この資金はそのまま預金として眠っていることでしょう。

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これでは、ここ数ヶ月、パフォーマンスに元気がなくなっても仕方ありません(といっても年率換算で10.9%でてますが)。さらなるパフォーマンス改善のためには、皮肉なことに解約資金が30Mほどでてくれることが一番です。すると、ざっくり12%くらいまでは改善してくれるような気がします。

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渡航不要の投資家紹介でも新規受付停止中なので、どうあがいても今は直接投資では購入できません。裏ワザ的ですが、モーメンタムのファンドラップ口座を保有していれば、誰か解約があったときには権利を回してちょーだいとリクエストしておくことができます。あとは運次第ですね。なお、手数料は典型的後払い方式で、ラップ口座経由でも減免されません。

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今日からネット環境が過酷になりますので、メールのお返事は最大数日間遅れます、ご容赦ください。

特に日本人の中ではなぜか知名度が高い、エーデルワイスボラティリティファンド。そのエンジンメーカーでもあるエカモスというCTA。このCTAが直接運用会社としてファンドも組成しているのがエカモスコアファンドです。本拠地はプログレッシブと同じスイスですが、ファンドの籍はケイマンです。そしてそのファンドのエンジンに相当するトレンドフォロー戦略のプログラムの名前はecamos Core Strategyと言います。2011年8月スタートの比較的若いマネージド・フューチャーズでファンドサイズもUSD28.1Mと小型です(ただし、CTAとしては他社へ卸している分も含めると総額はUSD131M)。チューリップの1/30程度のサイズで、まだまだこれからのファンドですね。

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エカモスは専門店的小型ファンドらしく特にファンドバリエーションがあるわけではありません。アメリカドル建て以外は、ユーロ建て、そして地元スイス・フラン建てがあるだけです。運用通貨は証拠金を入れているだけなので、さほどパフォーマンスに差異はありません。

ただし、レバレッジに変化をつけており、1倍タイプ(レバレッジなしという意味ではなく、このファンドとしての標準的なものという意味)と2倍タイプが用意され、それぞれボラティリティは年率換算10%と20%できっちり倍になってます。

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ところで、いくら建付けのよいマネージドフューチャーズがあったとしても、最低投資金額はUSD50KでUSD建てがメイン。となると、ファンド会社の事情でなく、私達の事情で二の足を踏むことなってしまいませんか? この円安相場では、ドルを買い進められんよ~、同じ5万ドルでも以前は」4百万だったのがいまは6百万近く必要になり、予算オーバーしてしまうやん。とお嘆きの貴兄も多いはずです。

そこで、お考えください、もし、このエカモスがJPY120万円程度から日本円のまま購入することができたら?マネージドフューチャーズは投資資金は証拠金として分別管理されるだけなので、USDでもJPYでもさほどパフォーマンスに影響はでません。

JPY建てのマネージドフューチャーズというのは円安相場が一服するまでの間合い運用としても有効なのです。もちろん、エカモスの中で1%かかりますが、円からドルへの交換も可能です。

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なお、2倍タイプの信託報酬は年率3%と1倍タイプの2%より高めなので、パフォーマンスは単純に2倍になるわけではありません。現在の最低投資金額はUSD50k。近い将来、渡航不要の投資家紹介にてUSD10k相当額から円建てでも直接投資できる可能性が高いです。もちろん、投資家紹介がないと買えません。なお、買えるようになった暁には販売手数料は3%、解約手数料が1%となるはずです(エーデルワイスと同じ)。

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12月11日、13日の勉強会、忘年会もかなり埋まってきました。予約はおはやめに

 Investecと言えば、日本で無名、海外で超有名なファンド会社の代表格がこのインベステックでしょう。南アのダーバンとイギリスのロンドンを拠点に展開しており、もちろんロンドン株式市場上場企業です。ろんどんでもシマウマのマークで市民にしっかり浸透していますよね。

ところで今日は、勉強会で、かつ満席、しかも勉強会のみのサプライズも多く用意しすぎて準備がぜんぜん間に合っていません。なので今日のブログは少々手抜きです。まぁ怒らないでください。

いつも宣言している通り、私はネット上の得体のしれない書き物を読んで右往左往しているだけの人よりも、会って話せる方、わざわざ遠方からも時間合わせて来てくれる方至上主義なんです。バーチャルなブロガーではありませんので、為念で。

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そこで、今日は超有名なファンド会社のもっともスタンダードなファンドを話題にしてみます。ブログではいつも調査してます、なんて気取った書き方してますが、さすがにGlobal Strategic Equity Fund とると調査するどころか世界中、誰でも知ってるよ、という内容なので、今日は報告という言葉をつかうことにしましょう。

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なお、インベステックなので、メインはイギリスポンド建てになりますが、もちろんほとんどのファンドでアメリカドル建てもラインナップされていますので、ご安心を。なんでもかんでもイギリスポンドというのも通貨分散の観点から厳しいですもんね。


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投資対象としてはグローバル株式ファンド、レバレッジなしのロングオンリーです。主要国株式への分散投資をセオリー通りに完結できるファンドです。
その歴史も長く、ファンドのスタートは1994年2月、そしてはファンドサイズは堂々のGBP500.9Mです。

さて、このファンドはそつなく株式にメイン分散投資するためだけのものかといえはそうでもありません。そこは左表のインデックスに対して、どのようにファンドマネージャーとして色付けしているかということを明確に示していることです。 意外にもイギリスの株式は-6.2%ものアンダーウエイトなんですね。つまりイギリスの株式に関しては、このファンドはネガティブな相場観を持っているということです。為替を考えると日本株を+3.8%もポジティブにする必要あんのかしらとも思いますが、、、

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確か日本にはまだ進出していませんが、超大手ということもあり、渡航不要の投資家紹介でも直接投資はちょっと難しい気がします。ラップ口座経由の方が早いでしょう。最低投資金額はGBP1000からです。



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今日は晴れたり雨だったりを何回も繰り返している妙な天気です。勉強会会場まで自転車で向かってよいものか悩みますね。

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