これからの時代グローバル投資は必須 ひたすらオフショアファンド!規制や英語にめげずに海外投資、不動産、FX 調査と経験の全記録

2014年10月

イメージ 1Prestige Asset Managementの運用するユニークなファンドPrestige Alternative Finance。農業経営の自由化が進んでいるイギリスでは、いわゆる農協のような組織がしっかり根付いてはいるものの、農家としても資金や資材の調達手段は多様化しており、ファンドで集めた資金をリースやファイナンスに回すというのがプレステージの特徴です。ノンバンク系融資ビジネスファンドと言えば、トレードファイナンス(貿易金融)や、不動産つなぎ融資、学生寮ファンドなど様々なものがありますが、このプレステージもノンバンク系のビジネスファンドとしてのコンセプトは秀逸です。

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融資件数、リース件数ものべ1,764件もに小口分散化されていますし、リースは動産の所有権は留保されたまま(日本でも自動車ローンを組んだことがある方はイメージしやすいと思いますが、借金返すまで車検証の所有者は自分にはなりません)ですし、案外とりっぱぐれのない商売です。

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では、このビジネスモデルの問題はなんでしょうか?ビジネス系ファンドですから流動性リスクはもちろんあります。でもそれ以外の最大の悩み、それはパフォーマンスです。パフォーマンスが年率6%を切ってくると投資している意味があるの?と思いたくもなりますが、実はコレ仕方のないことなんです。リースや小口ローンはどうしても短期金融市場の金利水準に比例しますから、イギリスではゼロ金利まで落ち込んではいないものの、昨今の低金利政策下では一昔前のように、8%、10%当たり前なんてパフォーマンスは宿命的に出すことはできません。

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このように国債などの安全資産の利回りと、プレステージのようにリスクを取った人だけが得られるパフォーマンスの差のことを、リスクプレミアムと言います。日本人の場合、どんな金利環境下でも目標利回りありき、しかも12%欲しいとかと決めつけてしまうケースが多いので、今の時代では決めつけてしまった目標を追いかけるあまり、自身の想定以上のリスクをとってしまっていたなんてこともしばしばです。

このプレステージは、すでに投資している人、これから投資を検討している人以外にも、取るべきリスクプレミアムが一定、つまりビジネスモデルが首尾一貫していてブレなければ、おのずと投資の目標も調整しなければならないのだということを教えてくれる、よい勉強材料になるファンドです。

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昨日の東京勉強会は完全満席で狭い思いをさせてしまい、申し訳ございませんでした。それにしても、全員ご出席、キャンセルなしというのは凄いことです。

また、みなさんと個々にゆっくりお話しする機会ももてなかったので、どうぞお気軽に個別相談依頼メールをいただけますと、なんぼでもお話しさせていただきます。

ただ、初めてご参加の方からもサンキューメールをたくさんいただき本当に励みになります。来月(11月の日程未確定ですが、12月は13日土曜日午前中で確定してます)もお楽しみに。

J O Hambro Capital Management Limited。略してJOHCMという運用会社。申し込み資金が集まりすぎて一部のファンドは新規受付停止中というい人気ぶりですが、モーニングスター三つ星のJOHCM UK Dynamic Fundに関しては、ファンドサイズがまだGBP274.7Mと中型であることもあってか、いまのところ正常に受け入れ可能です。

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日本人にとっては英国株式なんかようわからん?というところもありますが、それよりもなによりも、最近は余裕層として資産を通貨配分するする際に、イギリス・ポンドが重要なポジションを占めてきているような気がしてます。このブログの読者でもある垢抜けたオフショア投資を行う個人投資家にとって、史上二番目の世界基軸通貨であるあって、アメリカドルに交換して運用することにリスクを感じる人は少ないでしょう。むしろちょっと円安だからってドルで保有している資産を(長期的には)怖くて円転なんてできないというのが常識です。

ただ、アメリカに縁はなくましてやアメリカが特に好きなわけでもないのに資産の殆どをアメリカドルにしててもええんやろか? という疑問は、私にしてもいつも生じています。極論すれば、私達はアメリカの影響を受けない、アメリカドルが欲しいのです。基軸通貨としての機能だけを持つ通貨単位があったらどんなに素晴らしいことでしょう。でも残念ながらそれは私達が生きているうちには現実にはなりません。

どうしてもアメリカドル中心は仕方ないとはいえ、ある程度グローバル通貨で分散せざるを得ないのが現状です。

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日本人にとってのアメリカドルからの通貨分散と言えば、オーストラリアドルやニュージーランドドルです。これはその日本人にとってはまさに一理あって。なにしろ高金利であることです。日本人でもオンショア投資家はこれらの外貨預金どまりであることが多く、その先にはなかなか進みませんから、なおのこと通貨が意識されるのでしょう。ですがグローバルな視点からもみても、これらの通貨、特にオーストラリアドルはコモディティ通貨、グローバル景気にブルな通貨であることから意識されています。でも、これらはしょせんはローカル通貨。グローバル通貨ではありません。

では、影響力の大小はともかく、今、少なくともグローバル通貨でと呼べるものはユーロくらいしかありません。と言われたら少々ため息がでるわという人も多いことでしょう。ユーロもまたアメリカドルのそれよりもEUの影響を受けやすい通貨となっているためです。

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八方塞がり? いえいえい、まだもうひとつあるじゃないですか。ずいぶんと色あせましたが、それでも史上初の世界基軸通貨が。それこそがまさに伝統のイギリス・ポンドというわけです。

ポンドにしたら、まず考えられる投資先は債券です。ユーロ圏も含めてヨーロッパは債券王国ですから。ただ、英国国債の10年利回りも2%程度まで低下しており、リーマン・ショックでロンドン株式市場の配当利回りと逆転したものが今だに継続しています。そして、再び長期金利上昇を見せるムードは今のところ全くありません。となれば、そこそこ配当のあって、手堅い株式は仕込んで長持ちさせておけ、という発想になるわけで、となると今日のようなJOHCMの出番と相成るわけです。

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ミャンマーはヤンゴンへの初視察は11月26日から28日になりそうです。

http://tcaglobalfund.com/wp-content/themes/tca-global/images/logo.pngTCA Fund Management Groupが専門的に運用するノンバンク系融資ビジネスファンドTCA Global Credit Master Fund LP。パフォーマンスもさることながら、ファンドサイズがぐんぐん増加しており、ついにUSD224Mまで積み上がってきました。今年初めの勉強会でも披露されていたように、仕組み上、ファンドサイズが上がってくるとパフォーマンスは下がる傾向にあり、運用開始したばかりの時代のように年率18%なんて数字は、この金利環境下ではもう二度とでません。投資家は過去の数字を見て買うのではなく年率10%から12%程度を目標に投資しなければなりません。

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今の御時世、投資先である米英中堅企業に対する運転資金融資案件の数が減るなんてこともありません。投資先はいくらでもあります。小口分散投資さえ心がけてくれていれば、このパフォーマンスはこの先も維持するのはさほど難しい話ではありません。

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また学生寮運営のように固定資産化することもありませんから、流動性リスクというよりはデフォルトリスクに気をつけるべきファンドです。 では、どれくらいの勢いでデフォルト(融資先の倒産とか履行遅滞とか)が発生しているのでしょうか? これが結構な確率でデフォルトは発生しています。上図がその推移表なのですが、毎月、実にUSD1Mから2Mの不良債券が発生しているのです。なんや、そんなんで大丈夫かいな? という感じもしますが、実はこれ、すべて売掛金などの担保をフルカバー徴求しているので、意外にも例え(というより日常茶飯時で)不良債権が発生しても担保処分によって、回収までに時間は少々かかっても過去に全てを回復できたという凄技ファンドなんです。

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そのノウハウを持っているところがTCAに投資したくなる最大の理由になるますね。
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今夜は横浜から京都までさくら観光さんの夜行バス実に2,680円です。こりゃ体力削っても夜行バスはやめられませんね。

http://www.lucentgroup.co.uk/images/logos/mainlogo.pngLucent Group Holdings Ltdという不動産開発専門ファンド会社が運用するLUCENT STRATEGIC LAND FUNDは、その投資対象が住宅地開発やウォーターフロント商業地開発への投資がゆえ、計画が頓挫したりするリスクを含む(それでもランドバンキングよりは百万倍秀逸)ことから、当初はおっなびっくりという感じのつきあいかたで臨んできました。それでも蓋を開けてみると2010年9月から丸4年間大過なく運用を継続させています。

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ここまで、しっかり育ってきた要因はなんでしょうか? 一つは真面目に案件をコツコツを積み上げてきていることでしょうね。不動産開発ですから、各プロジェクトは手がけた頃にはコストばかりが持ち出しになり、苦労苦労の数年間ですが、いざ開発が終わって、分譲する段になるとそれこそボロ儲けができる。というビジネスモデルです。それは訴訟対策ファンドも全く同じ仕組みです。

ただ、訴訟対策ファンドは投資している事案を時価評価することは宿命的にできませんから、最後の最後まで、水晶かダイヤモンドかの区別がつかないというところがリスクでもあり面白みでもあります。ルーセントの場合、不動産であり、また大手のデベロッパーにぶら下がっての開発案件でもあるので、進捗に応じて時価評価が可能、よって上表のようにNAVが毎月更新されるという寸法です。

もうひとつの要因は、ファンドサイズです。ルーセントはまぁまぁ右肩上がりで、そのビジネスの特質上、パフォーマンスは順調推移になり、有象無象業者も売り込みやすいはずなのでしょうけど、ファンドサイズは劇的に膨らむことはなく、GBP20M程度(非公開につき私の推測)で安定的に推移しているようです。Mansion Student Accommodation Fundの時にずいぶん荒らされましたからね。ビジネス系ファンドについては、ある時から劇的にファンドサイズが増え始めると、早々に手をひくというのが、あの時以降の黄金律になってます。

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そもそも、たった3つの開発しかしてないわけですからオープンエンド型よりも、限定募集、限定解約受付のクローズドエンド型でもええんちゃうかとも思うのですが、ファンド会社にもいろんな事情があるのでしょうね。

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大阪と下関との間は中国道と山陽道のどっちが有利なんでしょうか? 私の乗ったロイアルバス博多から東京ゆきは山陽道でした。

http://www.montello.co.uk/lib/img/li_logo_big.pngMontello Real Estate Opportunity Fundについても今年3月に東京でしっかり勉強会も開催しましたし、ファンドのりすくリターンについての研究はかなり進んでいます。

まぁ、この市況で、ロンドン市内のフラット(長屋式のアパート住宅)で大コケする可能性も殆どありませんから、パフォーマンスは順調そのものです。

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このファンドの面白いところは、四半期に一度、NAVが上昇していれば、基準価額を一旦1.000になるまで、全てを配当として吐き出すところです。例えば今月のNAVが1.000だとして、三ヶ月後に順調に推移して、1.150にまで上昇したとします。すると、その時に0.150は配当で出してしまい、各投資家に送金。そしてNAVはまた1.000からやり直しというパターンを繰り返します。

不動産担保ローンを実行するノンバンク系ビジネスファンドではあるのですが、特に法人で投資している場合、配当だとか利益確定金が欲しいというニーズもありますので、このような措置をとっているのです。もちろん、四半期に一度、外国送金させていただのでは、コストもかかるし面倒だという個人投資家の方も多いでしょう。そんな時は、0.150の分で新たな口数を買い足す方式(手数料はかかりません)にしておけば、NAVはそんなに上昇しなくても、いや、四半期に一度スタート地点に戻ることになっても、保有口数が確実に増えていくことになります。


このファンドは決して定期預金のようなノーリスクノーリターン商品ではないので、混同しないようにしなければなりませんが、経済効果として配当を受け取るような投資手法が必要だというタイプの方には向いています。

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30日の勉強会は東京は厳にあと1席(煽ってません、ほんとに)です。大阪はまだ数席あいてます。


http://lh4.ggpht.com/J2obLOUsGtrPDn4x5yoDOkKNgqzr0aPwZZhIhfcW21wtFSbldmpRaSfRBheJtRgBH0bsApQ2pzR0yJKdrBW-cY9-=s440
ファンドラップ口座は一任勘定取引付きではなく、自己で投資判断するタイプが標準

投資一任運用商品とも言われるラップ口座。しかし、本来は、様々な運用会社のファンドを全て1つの投資口座で簡単に売買、あるいは積み立てができるように「ひとまとめ」にしてできたら便利だなぁというニーズに応えるためのもののことを言いいます。よって全てプロに任せるという一任勘定は単なるオプションで、自身の判断でリストからファンドを選び出すのが普通のことだと思った方がよいでしょう。


http://www.axawealth.co.uk/uploadedImages/Content/Images_(Unconfirmed)/axa-wealth-logo.jpg
ファンドラップ口座の優位性

直接投資でオフショアファンドを購入したことのある方なら痛感されいると思いますが、とにかく申込書の記入やら、本人確認書類・住所確認書類の準備やら、外国送金の手配やらで、ヘタするとまる一日以上費やしてしまいます。解約の時も同じで、解約書類には受け取り指定銀行口座の記入をはじめ、中継銀行の指定など、厄介な調査が山積み、そして、税務上は、1件1件の売買が確定する度に、雑所得等としての申告義務が発生します。

これを数回重ねれば、徐々に皆、音を上げてきます。そこでラップ口座が登場するのです。口座開設時は、直接投資よりもむしろ厳しい本人確認プロセスがあったりしますが、それをクリアさえすれば、あとはファンドの乗り換えは紙一枚をアドバイザーに提出するだけでスイスイです。しかも一つの金融商品としてのラップ口座ですから、いくらファンドの中身を組み替えたところで、その時点ではラップ口座内での「運用中」であり個々には申告義務は発生しない(と考ええています)。

もちろんラップ口座を経由すれば、直接投資よりは口座維持手数料などが上乗せになるためコスト増になります。しかし、くだらない一任勘定のオプションを付けなければ、それなりにリーズナブルなコストで20年、30年と口座を維持できるわけですから、いる意味こんなに便利なものはありません。


http://www.prudential.co.uk/~/media/Images/P/Prudential-Corp/logo/prudential-logo.gif?h=75&la=en&w=180
ラップ口座には大きくわけて、積立投資型と一括投資型がある

積立投資型は以前に説明しているように主に在外イギリス人などが自国の税制優遇措置、例えば生命保険料控除などを受けることができるように、自分年金として積み上げていくものです。日本人にはオフショア生保商品で積み立ててもそのような税制優遇措置は受けられませんから、イギリス人よりもメリットは半減しますが、それでも投資商品としての良さから、積み立てている人も多いでしょう。

一括投資型は、まさに前述のニーズを満たしたい、またMANやフィデリティ、HSBCなど日本に進出してきている運用会社のファンドをオフショアで購入したいというニーズを満たすためにあります。

よってファンドラップ口座と言えば、標準系は一括投資型、その発展形が積立型。そして型にかかわらず、投資判断は自身で行うものであり、一任勘定は単なるオプションということになります。

特に積立型の場合、一任勘定のオプションをつける意味はありません。最初の頃はどうせ金額も少ないし、失敗しても大差はでません。最初の5年から10年でしっかり基礎知識を身につけて、アドバイザーと相談しながら大事な後半戦に臨むには最適な商品です。むしろ最初から金融知識が必要なのは一括投資型の方でしょう。こちらは最初から最後までしっかりと方針を打ち立てて投資に臨まなければなりません。


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ラップ口座を提供しているのは主にグローバルな生命保険会社

そんなオフショア生保ラップ口座ですが、本邦居住者への開設を容認している会社が少なく、また香港では中国独自の文化があるため、大抵の日本人は以下のように数えきれないくらいの保険会社がラップ口座を提供していることを知りません。

まぁ自分が開設できないものは知らなくてもよい、なんて話もありますが、そんなローカルなレベルで落ち着くのではなく、情報だけはもっとグローバルスタンダードに追いかけておきたいですよね。なお、オフショアファンドの世界でグローバルスタンダードといえば、アメリカンスタンダードではなく、ブリティッシュスタンダードになります。この世界を牛耳っているのは良くも悪くもイギリス人です。


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主なオフショアラップ口座提供生命保険会社

正直、番付はできません。生命保険会社ですからソルベンシー・マージンや預かり資産、上場の有無などで並べ替えはできるのでしょうけど、それはあまり意味をなしません。しかし積立投資型の場合、20年、30年と長きに亘って否応なしに付き合うことになるので、あまり業況の不安定なところとは付き合いないことになりますが、リーマンショック以降はそんな保険会社もめったにありません。

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ただ、同じ名前の保険会社の同じ名前のラップ口座でも、香港子会社で契約すると、香港からは移管で出すことはできなくなります。チャイナ・リスクなどを気にする人は、そこまで検討しておく必要があります。逆にインターナショナルな契約なら、世界中どこにでも、ケニアにでもジンバブエにでも移管してもっていけます。

では順不同で超一流の有名ドコロ、総合保険会社からみていくことにしましょう。以下すべて、私の感覚では、保険会社として30年付き合っても信用力に問題のあるものはありません。

アクサ(AXA) フランス随一の保険会社にはおさまらず、もはやグローバルなインベストメント・バンクだと表現すべきでしょう。パリ上場の保険会社ですが、イギリスでもかなり浸透していて、オンショアラップ口座は一括、積立とも充実、ミラーファンド数は300を超えます。

プルデンシャル(Prudential) アメリカにも大進出を遂げているので、米系?と思っている人も多いですが、生粋のイギリス出身でロンドン上場です。インドなどアジア各国での人気が高いですよね。ミラーファンド数はざっと250以上ありますが、とても数え切れないのでわかりません。

ジェネラリ(Assicurazioni Generali) 初めて聞いても名前ですぐイタリア系だとわかります。ミラノ上場のもちろんイタリア最大の保険会社。しかしまさか本社がトリエステだとは知りませんでした。駅前のジェラート屋が美味しいだけの地方都市かと思ってたら凄い町だったんですね。ミラーファンド数は250くらいかな。

ハンサード(Hansard International) ロンドン上場ですが、本社はマン島、アイルランドが地盤で業歴は40年強と比較的新しいオフショア特化型の保険会社です。ま、ハンサードに関しては多くを語る必要もないでしょう。

カナダライフ(Canada Life) 言わずと知れた生命保険会社で親会社のCanada Life Financial Corporationがトロント上場。だがイギリスへの進出も古い。ファンド数は75に絞り込んでいる。

アイリッシュライフ(Irish Life Assurance) 名前からしてアイルランド出身とわかるが、元々はアイルランド国営保険会社が払い下げで、これまたトロント上場のGreat-West Lifecoの参加に。ファンドは独自のポートフォリオのものが多い。

アビバ(AVIVA) ロンドン上場、17世紀から続く伝統の保険会社。そのプレゼンスは旧大英帝国を中心にアフリカや中近東、アジアの方が高いかも。ファンド数は600あります。

ロイアルスカンディア(Royal Skandia) スウェーデン発祥がゆえ、海運保険に強い。親会社はロンドン上場のOld Mutualだが、むしろ投資家仲間には兄妹会社で銀行のNedbankが重要な存在。

このあたりからは会社全体としてオフショアに特化または重視している少々専門的な保険会社の部類です。

フレンズプロビデント(Friends Provident) 会社名は Friends Life。持ち株会がロンドン上場。

RL360(旧社名:ロイアルロンドン360)元々はロンドン上場のRoyal London Groupの子会社だったものが、暖簾分けされて独立したもの。バイアウトによって非上場となったものの、経営は安定化。

スタンダードライフインターナショナル(Standard Life, 香港子会社ではない本体)ロンドン上場、昔の植民地を押さえるための保険会社で、国内よりも、旧大英帝国植民地に地盤を持つ。

エージアス (Ageas香港子会社ではない本体)ベルギー出身のユーロネクスト上場保険会社。香港は100%出資子会社。

渡航不要の投資家紹介で、上記全て(香港子会社のものを除く)は世界中どこへでも無料で代理店移管ができます。

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この記事、昨日今日の予定が決まった数週間前から、前もって溜めておいたものだって、メルマガメンバーの方ならすぐ見破られそう。

HSBCプレミアは、下のグレード違って、ドラブったら何が何でも香港域内の支店に来いとは言われません。大抵のことは電話だけですみます。ただ、この英語で電話するのもちょっと苦手意識がないですか? 私?もちろんあります。

ですが、予め何を聞かれるのかわかっていたら、何も怖いものはありません。たとえ聞き取れなくても、きっとこの質問でしょ、って当てずっぽうに答えると、マートンの打率よりも高い確率でヒットになったりするものです。

そもそも、暗証番号の入力間違えたとか、ATMカード無くしたとかトラブルがなければネットバンキングだけで何の問題もないわけですが。

しかし、そんなメンテフリーの預金者でも4年に一度はかならず電話をしなければならなくなります。それはクレジットカードの更新。幸いにもクレジットカード番号は変わらないので、楽天市場やアマゾンに登録済の情報までも更新する必要はありませんが、それでも1度は香港のホットラインに電話しなければなりません。

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いつものプレミア専用熱線(ホットラインの広東語)に電話しても教えてもらえますが、やっぱり国際電話ですから1分でも2分でも短くしたいもの。ここは直接電話しましょう。

+852-31630688

です。
つながると、ネイホー(広東語のニンハオのこと)から始まりますが、いきなり2を押して英語モードにしましょう。

次に、クレジットカード番号を聞いてきますから5185から始まる16桁を入れて最後に#を押します。

次に、いきなりパスポートの下7桁を聞いてきますから予め準備しておきましょう。

次に、古い方のカードのセキュリティコード3桁を聞いてきます。サイン欄の右横にある下3桁です。

"Your Card is Now Activated"みたいな英語が聞こえたら、OK。そのまま電話を切っても大丈夫です。他にもアクティベーションしたいカードがあるなら2を押して手続を繰り返します。

http://www.mastercard.co.jp/personal/_globalAssets/img/nav/navl_logo_mastercardcom.png
それにしても、HSBCプレミアの最大のメリットであり、HSBCとしてももっともコストをかけてくれている、口座保有者無条件付帯のマスターカードのワールドというクラスについては、その存在を知らない人が殆どで、特に羽田空港国内線のゴールドカードピープル用のラウンジで提出しても、カードの色がインディゴ・ブルーなので、とりあえず断られたりします。

私は、根がバックパッカーですから、カードとかマイルとかのステイタスを気にする人ではないのですが、一日中、他人のクレジットカードばかり見ている仕事してるのなら、それくらいの研修は受けておいてもええんちゃいますか、と思う次第です。

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今日は、筆記用具をお忘れなくお集まりください。

Marco Polo Pure China Fund。だたその一つだけを運用している専門ファンド会社Marco Polo Pure Asset Management。どんな時でもメインランドチャイナのことしか考えないという信念をもって投資しています。ですから、1990年以降で最もGDP成長率が低くなろうと、そんなことは関係ありません。伸び盛りの中小型株を狙うのがこのファンドの本望なのですから。

そもそも、世界第二位のGDPを誇る国が、そうそう10%で推移し続けても困りますよね。地球の酸素があっという間になくなってしまいます。エマージング国から先進国、つまり量から質の経済構造転換へのステップを踏み出すのなら、なおさらマクロ的な数字だけでカバーすることはできなくなります。中国への投資のスタンスは、意外と明快です。だた、単に猫も杓子もチャイナ株、人民元へGO、という時代が過ぎ去っただけで、これからもキラリと光る銘柄はたくさんでてくるでしょう。そこを狙うだけのことです。

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日本人で日本株への投資を頻繁に行っている方がそのことを一番ご存知のはずです。高度成長時代の話ならともかく、今どき日経225銘柄なら何でも買えると思っている人は皆無ですよね。それと同じ時代がチャイナにもやってくる、ただそれだけのことなのです。

ところで、マルコポーロはロングオンリーですが、レバレッジがほんのちょっとだけかかってます。誤差範囲程度なのできにすることはないですが、一応レバレッジなしとは記述できないので、念の為書いておきました。

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茨城県にある木内酒造さんというところが、手作りビールを受けてくれるそうです。ビールの作り方の勉強になりますね。そういえば、醤油もお酢も味噌もどうやって作っているか正確にはわからずに生活してません?それもカッコ悪いような気がする今日このごろです。

http://www.frontierim.com/modules/gottexFrontend/images/frontier-blue.pngGottex Asset Managementという運用会社の名前を日本人で知っているという人は少ないでしょう。本社はスイスで、預かり総額もUSD8.6Bありますが、合併で大きくなった会社なので、知名度としてはこれからというところでしょう。私も、ポートフォリオ理論を駆使したその名も Frontier Investment Managementについて以前からブログでもウォッチしてきましたが、たまたまこのファンド会社が吸収合併されてFrontier Gottexになったことで知るに及んだわけです。

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Gottex本体にも面白そうなファンドもあるので、これから調査はしていきますが、今日のところは以前から追いかけているFRONTIER MAP MODERATE FUNDの状況をアップデートすることにしたいと思います。

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フロンティア理論については、ブログを書き始めた5年前に勉強会を開催したことがありますが、正直、オフショア個人投資家にとってどこまで必要なものなの?という根本的な疑問をのこしたまま終わってしまいました。数少ない失敗勉強会のうちの一つとして歴史に刻まれてます。しかし、理論上は期待収益を落とさず、リスク(ボラティリティ)を下げることができるのは歴然たる事実です。では、なぜ個人投資家に通用しないのでしょう? ズバリ、投資しているファンド数が数個から多くても十個の分散投資では数が少なすぎて正規分布などの統計学が当てはまらないことが原因です。

ということは、逆に考えると、このファンドのように、ファンドとしてある程度のまとまった金額が、ある程度の数のマーケットに分散投資なされていれば、モダンポートフォリオ理論は通用するということになります。

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良いじゃないですか。一個人ではできないことをやってもらうために投資信託を使う、そのために信託報酬などのコストはやむを得ない。という経済原則に完全に合致しています。マネージドフューチャーズあたりもそうですが、こういったファンドは株価が調整局面に入ると、急にチヤホヤされはじめます。本来はいつどんなときでもじっくり持ち続けるファンドであることを念頭に置いておけば、いつでも買えるファンドということになりますね。

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スーパーで半額シール付きお惣菜を狙って夕食後にわざわざ買い物に行くことも多いのですが、その時はお米売り場もチェックします。お米にも時々3割引きシールとか貼ってあるんですよ。お米の3割引きはめちゃ助かりますよね。

The Hilltop Decorrelated Fund、コラレーション、数学用語で相関性を意味します。それに反対語のDe-がついているので、「相関性を排除した」という意味になります。そんな難しい単語が混ざっているので、いちど全体をちゃんと訳してみましょう。
題して「ヒルさん(ええやん!)非相関ファンド」です。ここの社長兼ファンドマネージャーはロリー・ヒルさんと言います。そこにわざわざトップをつけてくるとは自画自賛的に共感しますよねぇ~。

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ヒルトップは毎月のように追いかけているファンドの一つなので、ストラテジーの解説は省略して、パフォーマンスの結果だけお伝えすることにしましょう。自ら最悪の年とがっかりだった2013年の年間上昇率3.3%をようやく超えてきたところです。絶対利益追求型のファンドにおいて最悪というのは、米国債などの安全資産に対しても、利回りが劣後してしまった時のことを言います。そういう意味でも、3.3%ではファンドマネージャー本人としても納得のいく数字から程遠かったことでしょう。

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ただ、ファンドサイズがUSD20Mを超えてきて、そろそろ本格稼働してきてもよい頃である2014年の数字の方が、投資家としてはむしろ満足のいく数字ではありません。株価にも変調の兆しが現れてきていますし、ここらあたりからは、極めつけのオルタナティブ投資として、特にヒルトップには期待を寄せたいところです。

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原油価格は半年経たずして最高値から25%ほど下落したわけです。消費国日本としては安堵感ばかりが漂ってますが、反対の立場で生産国からみたら、厳しい経営環境におかれたことになるわけです。ゴールド価格の下落で南アやその奥の鉱山がバタバタ閉鎖に追い込まれましたが、油田においても同じような現象が起こることはないのでしょうか。各国、各油田で産出にかかる原価は違ってくるでしょうしね。
アメリカやメキシコ、ロシアなど自分で掘って自分で使う国は別として、サウジアラビアやイラン、イラク、ベネズエラなど明らかに石油に依存している国の動向と景気への影響は気になるところです。

Amundiアムンディは預かり総額EUR824Bという世界でもトップ10に入る超大手運用会社で、あまり多くを語る必要はありません。もちろん、日本にも進出してきているので、本邦居住者によるオフショアファンドの直接投資は絶対にできません。

ですが、あるんですよね。おびただしい数のファンドが。とりあえず、各オフショアラップ口座会社が使いそうなルクセンブルクから買えるファンド数だけでも946ファンドという検索結果がでてきます。クラスで重複しているので、実際に選択肢が946あるわけではありませんが、正直、選びきれるものではありません。

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そこで、昨日のタイタンコモディティファンドのトップ組み入れファンドにアムンディのAmundi Agriculture Fundが入っていたことを思い出すわけです。もちろんタイタンのは機関投資家クラスなので、ラップ口座経由であっても同一のものは買えません。そこで現実的に私達の手の届くクラスとしてAmundi Funds Equity Global Agricultureを今日の題材にしましょう。これなら最低投資額USD1,000なので、すなわちラップ口座の定める最低投資額で必ず買えることになります。販売手数料4.5%もラップ口座経由なら全免されますしね。

2008年3月スタート、このファンドサイズはUSD133Mとアムンディにしては小ぶりです。もちろん、ロングオンリーレバレッジなしの、農業関連銘柄に投資するテーマファンドで、コモディティの価格と連動するわけではありませんが、MSCI World Indexという普通の株式のインデックスに比べたら、少々足を引っ張られているような感じも見受けられます。

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銘柄はアグリ関連ということで、7割近くが北米株。他に、イギリス、アジア、日本、ノルウェー、スイスあたりの銘柄がちょろちょろっと入っており、グローバルというよりも北米株ファンドに近いイメージでとらえたほうがよいでしょう。

ソフトコモディは取っ付きにくい分野ではありますが、分散投資の本質でいくならこのようなファンドを最低投資額だけ入れておくことで、意識が保てるような気もします。





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早速、ヨセミテにアップデートしてみましたが、メールやカレンダーサーバの設定など細かいところで、トレブルがボロボロでてきます。仕事でマックを使っているなら、よほど暇なときに手がけたほうがよいでしょう。

http://titanfunds.co.im/images/commoditylogo.gifQuadrant International Management の運用するTitan Commodity Fundは公式サイトは意外と秘密めいたものになっています。それもそのはず、いままでは機関投資家専用ファンドオブコモディティファンズでした。それが最近になってようやくリテール向けのRクラスを出し、そしてユニーク好きのハンサードが早速ミラーファンドに入れてきたため、一般の知名度が向上したという経緯があります。

機関投資家向けだったからと言って、決してややこしいことをしているわけではなく、ロングオンリー、レバレッジなしの、コモディティ関連ファンドに分散投資しているだけで、その投資先のファンドも比較的メジャーなものばかりです。コモディティ投資ならこれ一つでOKファンドということになるでしょう。

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ただし、パフォーマンスは推して知るべしです。というか、2010年代前半において、シンプルなロングオンリーコモディティが上昇しつづけていても気持ち悪いでしょう。「今」は、陽の目をみていないのですから仕方のないことです。じゃあ、いつ日が昇るのかといえば、それは誰にもわからいので、ハンサードアスパイアで毎月の積み立てのウエイトにコツコツ入れとけ~という説がもっとも的確な投資方法かもしれません。

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じゃあ、直接投資やラップ口座経由でも一括投資で検討している投資家はこのファンドに対してどう捉えておけばよいでしょうか?

シンプルな発想ですが、知らん顔しないということが大切です。去年のインド株の時と同じで、一体だれが一番吹き上がるマーケットだと予想していたかということです。

ファンドオブファンズなので、集中投資ではありませんから、大穴狙いで急激な上昇を期待するわけではないにせよ、原油、工業金属、貴金属、ソフト(農作物全般のこと)というこのファンドの主な投資先とする分野は、利息は生まないものの必ず実需が伴いますから、その分だけでも自身の資産をちょっと引っ掛けておく心構えだけは必要になると思います。

ところで、不動産開発ファンドのLucent Strategic Landが入ってますね。これってコモディティに入るのか疑問ですが、このファンドが投資適格だとしていることがルーセントには追い風となりますね。

渡航不要の投資家紹介でUSD10kから直接投資、またはラップ口座経由で購入できます。

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メルマガ会員限定忘年会も横浜で開催することが決定しました。

さすがはブラックロック。BlackRock Investment Managementのオフショアファンドのラインナップを見たければ、私はシンガポールのサイトが一番便利かなと思っています。もちろん、お目当てのオフショアファンドのファクトシートが取り寄せできれば、香港でもイギリスでも(日本以外なら)どこでも良いのですが。

世界最大手クラスだけあって、ラインナップもハンパではありません。ETFのiSharesを除いてもざっと300種類以上のファンドが並んでます。こうたくさん並んでいると、やっぱり好奇心というか人間の性というかパフォーマンスで並べ替えしてみたくなりますよね。

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とりあえず、過去3年年率換算で並べ替えてみたところ、トップパフォーマーは?って、これは簡単でしょう。もちろん米株関係です。テーマファンドであるヘルスサイエンス一般的な米株ファンド、そして中小型株ファンドが続き、サプライズはなく順当といったところでしょう。

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逆にワーストパフォーマーはと言えば、これも想像の通りではないでしょうか。コモディティ、しかもゴールドがらみ?ええ、残念ながらそのようです。ブービーメーカーの名はBGF World Gold Fund。1995年年初から運用が続く、伝統ある金鉱山関連銘柄に投資するグローバル株式ファンドなのですが、3年経って、年率換算-22.3%ですから、3年間我慢して保有していると-66.9%になってしまっています。

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ただ、それでも最悪期よりはかなり持ち直しており、2014年に入ってからは23.0%の上昇と一矢報いてきたかも?という感じにはなっています。

ゴールド価格の底打ち感が見えてきたとはいえ、買った値段まで回復させるのは難しい状況にきています。損切りする勇気を持てるかどうかは要相談ですね。

ブラックロックは日本に進出していますから、絶対直接投資はできません。渡航不要の投資家紹介でラップ口座を開設してその中で購入することになります。

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こう寒暖の差が激しくなるとちょっと風邪の心配もしなきゃなりませんよね。今のところ大丈夫ですが。

今回は、ブログを見て参加希望!という方が大勢いらっしゃって、いつもにもましてみなさんとお会いできるのが楽しみです。100%日本語勉強会だから参加したいという方もいらっしゃいますが、本当は英語の勉強会の方が値打ちあるんですよ。なにしろ、私の必ずスベれる話を聞かされる時間が半分で済むんですから。

ということで、東京はほぼ満席となったこともあり、急遽、スカイプを使って、大阪淀屋橋でも中継勉強会を開催できるようになりました。


取り上げてほしいオフショアファンドは引き続きリクエスト受付中です。

テーマ:オフショアファンドアップデート ラップ口座の仕組み復習編

日時 10月30日木曜日 18時30分より
はじめて参加の方は18時より自己紹介などさせていただきます。

東京大崎

場所 JR大崎駅徒歩5分程度の場所
定員 22名(どなたでも参加できます。残り席4名)

大阪淀屋橋

場所 地下鉄京阪淀屋橋駅から徒歩5分程度の場所
定員 9名(どなたでも参加できます。残り席9名)


参加費 お一人1,000円またはミャンマーチャットなど相当の各国外貨紙幣、期限のない有価証券なんでも(当日にわざわざ金券ショップで購入してもってくるという手はどうかとも)

お子様連れも歓迎、バリアフリー会場になってますので、車椅子の方もOK




筆記用具、辞書、飲み物はご自身でご用意ください。
参加希望の方はbyh00122@yahoo.co.jpまで題名に「勉強会」をいれ、実名、当日の連絡先を添えてメールしてください。

お名前の自己紹介程度はしていただきますが、参加者どおしの名刺交換は強要しません。
今回は会場の都合で定員厳守です。またいっぱいになっても広い会場に替えることができません。

はじめて参加の方へ、実名とお住まいの都道府県、当日の連絡先(携帯電話など)、簡単な自己紹介をご連絡いただいた時点で参加受付とさせていただきます。
参加希望の方はメールください。


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次の勉強会は11月29日午後の予定にしてますが、本業の出張がはいるかもなので、まだ未定のステイタスです。

http://www.mmiholdings.com/mss-theme-mmi/themes/html/mmiTheme/assets/images/mmi-logo.png
ヨハネスブルグ上場の保険業を中心とした金融コングロマリット MMI Holdings Limited。その100%子会社が、ハーモニーファンドシリーズを運用しているMomentum Global Investment Managementです。兄弟会社のMomentum Wealthはオフショアファンドラップ口座提供会社としてこのブログにもよく登場しますし、私も便利に使わせてもらってます。

モーメンタムもご多分にもれず統廃合を繰り返していますので、モーメンタムというファンドシリーズもあれば、ハーモニーという名前を残したシリーズもあるというわけです。ま、ベースがしっかりしてれば名前なんでなんでもいい?そりゃそうです。ちなみに、運用判断は南アのヨハネスブルグとプレトリアのちょうど中間にある馬鹿でかいモーメンタム本社ビルではなく、ロンドンのチームが行っています。

さらに蛇足になりますが、モーメンタムラップ口座の籍はタックスヘイブンでないと意味がないのでガンジー島に置かれてますが、事務処理部隊は全員プレトリアの本社です。

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さて、話を本題に戻して、ハーモニーのファンド群について、軽く解説してみましょう。ここは中近東ファンドとかアフリカファンドとか、高配当株ファンドとか、ヘルスケアファンドとか、マイクロ株ファンドとか、いわゆるスペシャリティなファンドは一切置かず、全て一つのファンドに投資するだけ、つまりワンストップで分散投資が完結するようなポートフォリオを構築するものばかりを置いています。

まさにワンストップ型専門運用会社と言ってもよいでしょう。なお、「ワンストップ型ファンド」で検索しても何もでてきません。このブログで勝手に名づけてそう呼んでるだけです。


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ワンストップ型ファンドという限り、普通、その建値はアメリカドルであるべきでしょう。史上二番目の世界の基軸通貨としてのその地位は、我々の世代のうちではとてもじゃないけど揺るぎそうにもありません。今日もドル建てでファンド調査をするのが常套手段なのでしょうけど、ハーモニーのUSD建ては以前から記事にしていることもあって、今日は敢えて史上三番目の基軸通貨候補?のユーロにしてみました。

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最近の対ドルでのユーロ安傾向によって、クルマやアパレル系など欧州の輸出企業も息を吹き返してきそうですし、このあたりでちょっくら押し目買いという話にもなってきてますし、折りにふれてユーロ建てのものも取り上げておかなければなりませんよね。

ところで、ハーモニーのファンドシリーズではバランス型とグロース型がありますが、それは説明するよりも上表のウエイトを見ればすぐわかるでしょう。ただ、ユーロのものはバランス型しかありません。

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ただし、ハーモニーのイギリス・ポンド建てにはしっかりバランス型とグロース型があります。しかも南アが親会社の本社とはいえ、このファンド会社の地盤はロンドンですから、どうしてもGBP建てがメジャーな存在になっているということと、大陸欧州系の株はコンサバなものが多いという事情もあって、ユーロ建てにはバランス型しかないのだと思います。

左表をみていただいてもおわかりのように、わざわざイギリス株と、イギリス以外の欧州株に区分けまでしているのはそのためです。

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日本人はEUを全部ひっくるめて捉えがちですが、こと現地の人たちは、同じEUでもイギリスとコンチネンタル(大陸側)とは全く別物、そんなこと通貨をみればわかるでしょ。という意識です。私達オフショア投資家ももそんな感覚をちょっと持ってみつつ、EURとGBPの投資配分なんかについても考えてみてもよいかもしれませんね。

って、お前はどうやねん?って言われると、正直どれもこれもドルばっかり、ブランデューやベンチャー関連でポンドがちらほらでユーロ建てはほとんどないかも。今日のファンドは自分が真っ先に買わないかんものだったりして。

ハーモニーには直接投資ができませんので、渡航不要の投資家紹介にてまずモーメンタムのラップ口座を開設し、そのなかでハーモニーファンド群を購入することになります。

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1億の日本人は日本円からアメリカドルに交換することに為替リスクを感じますが、世界59億の人はアメリカドルから日本円に交換することに為替リスクを感じているという事実をお忘れなく。

2007年、サブプライムローン問題発生以降の銀行のいわゆる貸し渋り傾向を追い風に創業した、ノンバンクビジネスのEquityBridge Asset Management。本業は不動産担保ローンやつなぎ融資、未公開株式の譲渡、企業買収などのあっせんなどです。 

日本でも、長銀や日債銀あたりが倒れた時期あたりから、傷ついた不動産の処理というビジネスは個人でも腕一つで、まさに一攫千金となっています。ただ、個人で動いていても結局、自前の資金はないわけですから、ひたすら紹介、紹介で引き合わせ、中抜きされないように自分を噛ませることだけが仕事になってしまいます。ビジネスの規模が拡大するにつれ、当然のように、自前で資金を持っていたほうが収益性が高まるよね、という発想になるでしょう。 

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そこで登場するのがEBAM Secured Fundというわけです。エクイティブリッジの人たちがファンドの資金は自分のカネだと思っているという意味ではありませんので、誤解のなきよう。運用先のネタは業界に長くいていくらでも良い材料を持っているわけですから、調達元をファンドで固めておけば、より堅調な成長モデルが描けるという寸法です。

http://lh4.ggpht.com/J2obLOUsGtrPDn4x5yoDOkKNgqzr0aPwZZhIhfcW21wtFSbldmpRaSfRBheJtRgBH0bsApQ2pzR0yJKdrBW-cY9-=s440
投資先は、日本でいうところの抵当証券が一番近いしくみでしょう。しかも6ヶ月から長くて3年という比較的足の短いものばかりで固めてます。

これなら大過なければ、イギリス・ポンド建てですから、年率10%を目標としても極めて現実的な路線だと言えるでしょう。プレステージの農機具リースファンドで目標がせいぜい6%ですから、そのあたりの相場観は合っていますね。

渡航不要の投資家紹介にて直接投資GBP10kから可能です。上記各ラップ口座経由からも購入可能とのことです。

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10月29日20時頃から富山県高岡市内でプチ勉強会、交流会を行います。ブログの読者の方どなたでも参加いただけます。ご興味あるかたはbyh00122@yahoo.co.jpメールください。
なお、18時から20時まではメルマガメンバーの方のみ集合です。

http://mansardcap.com/images/common/mansard-capital.gif
預かり資産総額GBP130Mの専門ファンド会社Mansard Capital。その旗艦ファンドであるMansard Macroに目をつけてからはや1年。最低投資額が直接投資やRL360、ハンサード経由だとEUR75k相当額からになってしまうため、投資を躊躇していた(って書くとカッコいいですが、実際は予算がなかっただけ)自分が悔やまれます。

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基本的には株式ベア対応の分散投資用ファンドです。簡単に言えばオルタナティブってことですね。チャートがないので少々わかりずらいですが、パフォーマンスはオルタナティブらしく、去年、今年のグローバル株高の局面では、MSCIの上昇に反比例するかのように下げていました。

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コレだけ見つと、確かに(たとえ予算があっても)買えない気もします。というのも、株を買わずに、マンサードマクロを買うのは、晴れの日に傘を持ち歩くようなものだからです。ところが、この1,2週間でずいぶんと雲行きが怪しくなってきたかも、と思う人も多くなってきていることでしょう。そのタイミングでマンサードの上昇を見せつけられると、やはり記事にはしておかねば、という気にさせられます。

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過去3ヶ月の上昇要因をブレイクダウンしてみると、案の定というか想像通りというか、株では少々負けて、FXで大きく勝っています。ディレクショナルな投資戦略を行っているファンドマネージャーにしてみたら、スコッチは非常に手掛けやすい材料だったのかもしれませんね。

渡航不要の投資家紹介で直接投資はEUR75k相当額からです。フレンズプロビデントリザーブ経由だとEUR5k相当額から行けるかもしれません。

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モーメンタムからJPモルガンタイファンドの購入注文だしたら、一時停止措置になっているような返事でした。変動が激しくなってくることも考えられますので、既存投資家は一旦、利食いを検討してもいいでしょう。

http://www.beachhorizon.com/wp-content/themes/beachhorizon-backup/images/logo.pngBeach Horizon LLPがCTA、Progressive Capital Partners Ltdがファンド組成をしているパームトレンドファンドはずいぶんとファンドサイズを落としてしまいました。そう、私はパフォーマンスよりも建付けを気にするタイプの投資家であり、またこのブログでもパームはしっかりとした建付けがなされていると記述しています。言ったからには、その建付けがしっかりキープできているのかに注目すべきでしょう。

ヒルトップなどでも気にしていたファンドサイズは、はっきりしたボーダーラインがあるわけではないものの、ざっくりUSD10Mを割り込んでくるとちょっと心配にはなります。それは、果たして効率よく運用できるかしら?という心配です。

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投資信託を維持するためのコストには2種類あって、信託報酬のような変動費と、監査費用などの固定費に区分けされます。中にもそのファンドの投資先の性質上、USD1M程度といくらサイズが小さくても運用に影響のないものもあります。しかし、それでも固定費部分の負担が高まってしまいます。そこで固定費削減策として、登場するのがサブファンドの形式にして、事務処理を一発で済ます方法でしょう。この方法は日本の投資信託も含めてそこら中にあります。

もう一つの方法は、ファンドの箱貸し会社を利用して、運用担当など互いが全く関係を持っていないファンドをまとめて一つにしてしまうという方法です。ブログでよくでてくるファンドとして、本来は縁もゆかりもないMansion Student Accommodation FundとClubeasy やCanadian Agricultureなどが一緒のファンド会社に同居しているのがよい例でしょう。

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逆にMANのファンドなどはたくさんあっても個々に独立していますから、人気がなくなってサイズが小さくなってしまったものははやめに撤退したほうがよいということになります。 そういえば3A Commodity なんかも、固定費高くなりすぎてスッと消えましたもんね。

では、パームのファンドサイズがひところの解約殺到によりかなり削られてしまったことでファンドの建付けは悪くなったでしょうか? 私は、パームにおいては問題ないと考えています。そもそもビーチホライゾンのプログラムを借りたCTAで運用していますし、先物取引であるがゆえ、ファンドサイズは運用の観点からみれば証拠金にしかすぎません。

レバレッジをかけず現物のヘッジファンドに投資するヒルトップなどとは根本的に仕組みが違います。外貨預金ならUSD100k用意してはじめて、ドル円相場が1ドル動けば10万円損得が発生しますが、FX証拠金取引で10倍のレバレッジをかけたとすると、USD10k用意するだけで、同じ経済効果を得られるのと同じ仕組みです。

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また、この状況においても投資を継続しているUSD9Mのマネーは、まさに地獄から蘇ってきた資金ですから、早々、資金が引き上げることもないでしょう。またこのパフォーマンスを見れば、再びエーデルワイスあたりからの復帰組もでてくるはずです。

ということで、パームも投資対象として健在だというのが私の考えです。

渡航不要の投資家紹介にて最低投資額USD25kから直接投資できます。販売手数料は3%、解約手数料1%で、エーデルワイスやチューリップ、レゲアルティスからの乗り換えは無料(解約手数料1%はかかります)です。

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10月30日の勉強会でとりあげたいオフショアファンドのリクエストが集まりはじめました。2時間でみっちりやってもせいぜい6ファンドが限界ですので、リクエストはお早めに。今のところ、

TNKの動向と計画
それでも懲りずにストラタム
出物があればベンチャー
ラップ口座の仕組みを少し復習

をやりたいと思ってます。残り席11名になりました。

http://www.premierecoresourcesfund.com/cms/images/TS%202012-09-04%2016.35.51.jpgチアシードの輸入プロジェクトを進めていたりして、あらためて船賃って高い、いや効率性が求められるものなんだとわかりました。輸入家具屋さんのご苦労もわかりますわ。空気運んでるようなものとはよく言ったものですよね。

そうです。竹も中身は空気です。チーク材などのように予め切っておけばかなりの密度を上げられる素材と異なり、竹はその最終製品の目的によってそうそう切り刻むわけにはいきません。

縦半分に切って節をとればかなり密度はあがりますが、節が要らない竹材って流しそうめんくらいしか思いつきません。
となると、安い竹材の最大生産地である中国から最大消費地であるアメリカまでの距離よりも、中米ニカラグア(一部南アなどのアフリカもあり)からの距離の方が、圧倒的に近く、特に東海岸向けならなおさらです。

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字ばかりで読みづらく恐縮ですが、よく読むと、ニカラグアに2ヶ所の竹林が完全稼働していて、残り1ヶ所も準備完了。あと、1ヶ所をニカラグアに、さらには南アに1ヶ所準備中というプランだとうことが書いてあります。

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http://www.premierecoresourcesfund.com/cms/images/437%20Seedlings.jpg
ブログではUSD2BのファンドもエコリソースのようなUSD10M程度のファンドも同列に扱ってますし、超一流のファンド会社が公募で運用しているものもあれば、零細企業や私募でなども同列に扱っています。もっと区別をつけていかなければならないのかもしれませんが、私にとっては同じ投資対象ですから、このブログではあくまでも同列に扱う方針です。もちろん文章の中に記述してありますから、そこからみなさんの投資適合性のあるファンドを各自、勉強会あるいは個別相談で見つけてみてください。

ということは、このファンドのリターンは先駆者利益があるということ、ビジネスモデルがイカしてるということですが、リスクはまだまだ零細企業が運用しているということ、流動性リスクがあるということに尽きます。このバランスをうまく利用して、適合性の判断をした後は、渡航不要の投資家紹介にて最低投資額USD15Kから、そろそろっと直接投資でやってみるのがよいでしょう。

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ハンサード、アスパイアの積み立てをクレジットカード引き落としにしていると、時々有効期限切れなどで引き落としができなくなることがあります。ハンサードの場合、アドバイザーの権限で手動引き落としができますからかなり助かります。

http://www.lyxor.com.hk/commonlyxorhk/medias/pictures/logos/en_lyxor.gifこの5年間、超一流から超ニッチなものまでまさに千差万別、様々なファンド会社のものを取り上げるように心がけてきましたが、ひょっとしたらソシエテジェネラル銀行グループのリクソーLyxor Asset Managementについて、まだ1つのファンドも取り上げてなかったような気がしてきました。

http://www.lyxor.com/typo3temp/pics/8256b1f6a6.jpg
なにしろ、預かり資産総額USD117.7Bの運用会社ですから、一度くらい、いや何度でもとりあげておかないとやっぱり失礼です。ま、向こうからみたら、個人ブログでとりあげようとなんだろうと知ったこっちゃないでしょうけど。

では、リクソーの特徴ってなんでしょうか? とりあえず、日本には進出してきていますから、直接投資は絶対不可です。

テクニック的なことは置いておいて、ファンドの特徴は?と問われると、やはりオルタナティブ系が多く、預かり資産の半分を占めていることがわかります。ってことは、こりゃよさそうなマネージドフューチャーズがあるかも?なんて期待も高まりますよね。今は、米国株式市場も高値警戒感が出てきていますし、投資家仲間のみなさんもトレンドフォローも含めたマネージドフューチャーズ回帰のムードがでてきてますが、チューリップトレンドはUSD100kからと最低投資額が高めですし、MAN AHLなどの老舗系だと、ちょっと直球すぎて、、なんて方がマネージドフューチャーズの物色に動いておられます。

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こことニーズが合致するかも。ということで、今日は、AXAの積立投資型ラップ口座のミラーファンドリストにも入っているLyxor Epsilon Managed Futuresを取り上げてみました。ファンドはMANで言うところのDiversifiedのタイプで50種類の先物市場に分散投資している、中長期的なトレンドタイプです。レバレッジはかかっており、目論見書上の上限設定はないものの、過去最大5倍、普段は最大3倍のレバがかかっています。

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パフォーマンスは左図のように、他のマネージドフューチャーズよりも持ち直しはじめた時期が早いことが特徴です。

特に今年年央からの上昇には勢いがありますね。原油ショートでもしていたのかなって想像の膨らむチャートになっています。


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直接投資なら販売手数料3.5%、最低投資額はUSD10kですが、各ラップ口座経由になるともちろん全免です。フレンズプロビデントリザーブ、ロイアルロンドン360PIMS、ハンサードUPPなど、リストで縛られていない一括投資型ラップ口座からなら買えないということはまずありえませんので、どんどん注文を出してみましょう。毎営業日取引ができるところも嬉しいですよね。


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台風の前に植木の伐採をしておかねば。

http://www.rekibun.or.jp/images/head_title.jpg今まで、現地情報として、オマーンだの、南アフリカだのとその経験談をお伝えしてきました。一生に一度行くか行かないかのお得スポットの話もいいですが、毎日生活している東京都内にもこんなにコストパフォマンスの高いチケットがあるとはあまりにも驚きです。日本国内の話ですから、私がくどくど説明するよりも、とにかく公益財団法人 東京都歴史文化財団の公式サイトを見たほうが早いでしょう。

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ね、凄いでしょ。前にもブログで記事にしたとおり、私は中学時代も高校時代も美術は一貫して(5段階の)2でしたし、本当はあんまり興味ないんです。でもこのコスパにはがぜん興味を惹かれますし、これをきっかけに美術館を回ってたら、遅咲きの才能が芽生えるかも、なんてあるわけないかも。

都内の美術館や博物館78施設の常設展に1度づつ入場し放題なんです。たった2千円で。有効期間が一つ目の入場日から2ヶ月なので、仕事もブログも放ったらかして回れば全部行けるでしょうけど、行ったら合計額は定価ならいくらなのかは計算できないくらい高額です。まぁ現実的には、定価でも行きたい(実際はJAF割引は活用)ところの国立科学博物館、科学技術館、地下鉄博物館、日本科学未来館などのお目当てを押さえて、しっかり元を取っておき、さらに休日のお出かけがてら、知らない所をちょろちょろと回って新発見気分となるのでしょう。

なお、常設展だけですから、上野の森でやってる葛飾北斎なんかには入場できません。

大量販売で割引制度もあるので、ひょっとしたらこれを新橋あたりの金券ショップでゲットできたらなお凄そうですよね。

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さてさて、ここで記事が終わったら、ついに自画自賛もネタ切れでその辺の話題のパクリに走ったかと思われてしまいます。

ええ、もっと凄いのがあるんです。

それが、東京メトロ定期券うりばだけで売っている、メトロ&ぐるっとパス(2014年度版)です。

先ほどの券に、2015年3月31日までなら、いつでも使える一日乗車券が2枚もついてきて2,800円也です。一日乗車券が1枚あたり400円ですよ。400円。都内のアポイントが2,3件重なると地下鉄なんてすぐに4回、5回とICOCA(関西人なので、例え東京に20年住んでても意地になってICOCAを使います)で乗ってしまうことも多いので、客先回りの多い日ならどても助かるビジネスツールになります。もちろん、ぐるっとパスと1日乗車券はセットで使用する必要はありません。ここぞという日にだけ使えばよいのです。

ということで、勉強会の参加費1千円はいつも現金だけでなく、シャレの効いた外貨紙幣や商品券、図書カードなどでもOKにしていますが、東京メトロ一日乗車券は400円換算とさせていただきますのでご承知おきを。

美術館ネタとは今日はえらい高尚な話題かと思ったら、オチはやっぱりこの程度に落ち着きましたね。

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原油価格がWTIで86ドル、Brentで90ドルを割り込んで4年ぶりの安値更新しています。確か7月には115ドル近辺でしたから、いくらニュースにあるようにグローバル景気先行き不透明感が漂っているとはいえ、随分な下がりっぷりです。イラク、ロシアウクライナ情勢の緊迫化が材料視されて上昇し、その緊迫感は継続しているのに、今度はそれに勝る勢いで下落とは、市場を動かす材料というのも結局「後付け」ということですよね。

それにしても、原油価格が下がった実感ない?そりゃそうです。日本人にとっては円安でオフセットされてますから。

ところでフィナンシャル・タイムズ紙は今日の記事で原油価格とロシア・ルーブルの価格推移(対ドル)に、今年に入ってからかなりの相関性があることを指摘しています。先のロシアウクライナ情勢と絡めてみてもこれは興味のそそる話です。

今年になって、特に東京では、100%日本語勉強会をするのは、本当に久しぶりです。今年は毎月やって全部英語でしたもんね。インドもそうですが、直接聞かないと絶対にわからない話ってありますから、英語の勉強会には形而上の価値があるのですが、そればかりでも(幹事役が)疲れるのでたまには日本語でやりましょう。

日本語だけだと進行が早いので、久しぶりにフィナンシャル・タイムズ紙から時事問題の読み合わせ会や、為替相場のアップデートもしてみたいですね。TNKファンドの正式投資信託化の進捗度合いも少しお話できると思います。勉強会の方のみお見せできる資料もありますので。

その他、取り上げてほしいオフショアファンドはリクエスト受付中です。

テーマ:オフショアファンドアップデート 

東京大崎

場所 JR大崎駅徒歩5分程度の場所
定員 22名(どなたでも参加できます。残り席11名)

参加費 お一人1,000円または米ドル10㌦など相当の外貨紙幣、商品券、図書券、切手など期限のない有価証券なんでも(当日にわざわざ金券ショップで購入してもってくるという手はどうかとも思いますが)
お子様連れ歓迎




筆記用具、辞書、飲み物はご自身でご用意ください。
参加希望の方はbyh00122@yahoo.co.jpまで題名に「勉強会」をいれ、実名、当日の連絡先を添えてメールしてください。

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はじめて参加の方へ、実名とお住まいの都道府県、当日の連絡先(携帯電話など)、簡単な自己紹介をご連絡いただいた時点で参加受付とさせていただきます。
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今度の台風の時は絶対個別相談のアポ入れません。相手さんにキャンセル遅刻でご迷惑かけるだけでなく、自分はびしょ濡れで多摩川渡れずとなるとほんと惨めです。

ポートフォリオトラッカーのメンテナンス完了して稼働再開してます。

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モントレーについて、イギリスの高級老人ホームファンドは、やはりこのビジネスの有望性に惹かれるものがあり、このブログでもウォッチしてきました。しかもニッチでファンドサイズも小粒だったのが幸いして、学生寮ファンドがみな流動性リスクに悩まされてた昨年においても極めて順調推移しています。そう言えばダーウィンのレジャー施設ファンドもニッチなのが幸いしてますよね。ただ、ニッチなビジネスが良いというわけではなく、事業自体の先行きは見えない部分があります。逆にイギリス学生寮ファンドについて業界的には先行き明るいですから一長一短というところでしょう。

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そのモントレーが昨年、運用を開始してMontreux Sirius Commodity Fund については、ブログでの調査は控えてきた面があります。というのも、このファンドは一昨年以降、ゴールド価格の下落傾向によってアフリカの無数有る中小鉱山の資金繰りの悪化につけこんで、買い叩くという、どこかで聞いたことのあるビジネスモデルですが、フィナンシャル・タイムズ紙あたりも指摘しているように、そもそも1200ドルを割り込んでくれば、コスト的に鉱山自体が維持できないという統計もありました。果たしてこのビジネスモデルは永続するのだろうか、という疑問から若干避けてきた経緯があります。

とはいえ、ファンドとしての建付けまで否定しているわけではなく、あくまでも様子見です。様子見ならば、その旨でもブログで整理しよまい、という投資家仲間の方も多くなってきたので、今日、ここに初掲載になったわけです。

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モントレーに関しては、ファクトシートなどの転載は極力避けてほしいと、4年前に直接お叱りをいただいたこともあり、図表は少なく文章が多くなってますが、それはファンド会社の意向を尊重するためですので、ご協力ください。メールいただければ、ファクトシートは「個人的に」転送します。

ただ、今となってはゴールドしかしませんと、宣言しているこのファンドにかえって安心感が高まっていると感じるのは私だけでしょうか?そして最も気になるファンドサイズはUSD10Mです。このあたりから先駆者利益が取っていけるかも、とも期待できますよね。

もちろん、流動性リスクと、何らかの原因による取引失敗による下落リスクもお忘れなく。

渡航不要の投資家紹介でUSD10kから直接投資は可能です。パスポートのコピー認証と英文残高証明書原本が必要です。手数料は基本的に典型的後払い方式最大5%です。ラップ口座経由でも購入できるようですが、その時は前払い方式を選んで1%まで減免措置を受けられます。

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ボタンウッドのサイトがメンテナンス中です。復帰の目処を問い合わせてます。

イギリス学生寮運営会社の中では新進気鋭、ベンチャー企業的存在のThe Mansion Groupもファンドの新規解約一時停止措置発動以降はちょっと歯車の逆回転状態が続いてます。いつもBrandeauxとの対比が気になるところですが、ある意味それは仕方のないことでしょう。なにしろMansionはBrandeauxに追いつき追い越せムードで勢いをつけてきた会社です。

例えば、あくまでラップ口座経由のみしか購入できないBに対し、Mは直接投資の門戸を開き、後には後払い方式で利便性を高めることで、資金の流入を図ってきたわけです。そして、停止措置発動直前の資金の流入ペースがMは過剰に膨らんでいたことは、停止措置発動前からブログでも指摘していた通りです。そして、学内の寮をがっちり押さえていたBに対し、外堀を攻めるような形で乗り込んできたのがMであり、それが影響してか、新年度のBの空室率は0.5%程度に対し、Mの空室率は3%程度で学生(入居者)を募集する側のオフィシャルサイトも最後の追い込みに必死の様子です。

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もっとも3%というのはそんなにネガティブな話ではなく、イギリスではインドや中近東、中国あたりからの外国人留学生も多いため、そのビザ発給の関係もあって1,2ヶ月遅れて入学するケースも多く、すなわちそんな駆け込みの学生を狙った方がかえって儲かるという話もあります。

同じG7先進国の日本からの留学生がそんなトラブルに見舞われるということはとても想像ができませんが、実はこれは日本独特の文化に救われている面があるのです。それは日本しかない苗字名前に由来します。例えば、MENAからの留学生だと、テロリストと同姓同名、しかも」誕生日まで同じなんていうケースが多々あって、結構モメます。

日本から気の狂った者のが、一人でもシリアやイラクに行くと、同じ苗字の方全員が海外渡航する度に多大な迷惑を被るって知ってました?

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そんなこんなで、このところ痛い目続きのMansion Student Accommodation Fundですが、その先も無理に売却さえ進めなければ、すなわちそこがボトムになります。

よって、このままズルズルとNAVが下落していることばかりを気にするよりも、果たして彼らが今後の経営をどのように立てなおしておくのかをしっかり把握することが、このファンドとの正しいつきあいかたになります。開き直りと言われても構いません。どうせ解約できないのですから、投資家サイドもじっくり正面から向き合っていくことが必要ですね。

渡航不要の投資家紹介でGBP10kから直接投資ができましたが、今は申し込みもできません。できることは代理店移管のみ(無料)です。モーメンタムではBもMも各投資家が保有している分の口座維持手数料はその割合に応じて一時免除されています。

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10月30日夜間の勉強会はオフショアファンドアップデートにします。取り上げてほしいファンドがありましたらメールください。

http://www.tnk.bg/EN/images/TNK_small.pngТНК Кепитъл Мениджмънт ЕООД

ってこのブルガリア語、文字化けしないで、見えるかしら。これからTNKのブルガリア語です。NはHになってますね~。ロシア語好きの方ならわかるかしら。ブルガリア語の使う文字は殆どロシア語と同じで、発音や言い回しだけが違うだけらしいので、全くロシア語教育を受けていないブルガリア人がモスクワにいっても半分くらいは通じるそうです。

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そんなTNKはお国柄、ごゆっくりなペースでプロジェクトを進めてきましたが、いよいよ、彼らが目指す本当のビジネスモデル。THE BULGARIAN NATIONAL BANKの正式許可を得てのブルガリア国内ノンバンク、モーゲージに進出しました。もちろんあるグローバル大手銀行(ブログでは書けませんが勉強会ではネタバレできる情報レベルです)の支援を受けてのことです。この銀行への「出入り業者」として働くべく、わざわざ家賃が高くて狭いカナリー・ワーフに引っ越したくらいですから、この努力も2年越しでようやく日の目を見ることになりそうですね。

その目指すノンバンクの計画は結構アグレッシブで、人口の少ないブルガリアではいわゆるローンというもの(個人とか法人とか区分けは不明)がEUR1B、GDPの2.5%しかありません。しかも、その30%が既に期限到来済、15%が1年以内に返済期限が到来する、短期借入金なのだそうです。つまり乗換、おまとめローンに商機ありってわけですね。

一方で、返済期限が5年以上先のローンは23%しかありません。日本で長い借入と言えば住宅ローンで、もちろんこれは5年以上です。よっていかにブルガリアでは住宅ローンなどの長期借入金が少ないかがわかります。住宅ローンビジネスにもやはり商機ありってことでしょう。

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ま、公式サイトをのぞいてやってみてください。英語版でもブルガリアの不思議な空間が垣間見れます。受付嬢も人でなく立て看板ってのがいいじゃないですか。この会社意外とコスト意識が高く、ロンドンとソフィアの間の出張はかならずLCCのeasyJetで往復しかも預ける荷物はなしです。

のびのびになっているブルガリア視察&勉強会、銀行口座開設ツアーも来年には晴れて実行できそうです。

で、FX証拠金の方はどうなるのかって?ケイマン島籍のファンドが登記完了し、まもなく目論見書やファクト・シートなどが出揃うようです。

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デジカメ持って出かけたら、いざ、SDカード入ってなくてガッカリ、なんてことありませんか?

本社はモーリシャスにあるVantage Investment Management Ltd.実質的な運用判断を行っているのはロンドンです。そしてVANTAGE HORIZON FUNDの籍はケイマン島です。ややこしいですが、個人のオフショア投資家にとってはそんなもんはあまり気になりません。得体のしれないファンドだったらどうしよう?でも自分、いやいやドメスティックな日本人が知らないだけなのかも、と疑ってかかったりするものです。私達は投資家ですが金融業界には素人です。

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という前提だと、このファンが少なくとも建付けのしっかりしているものか否かはオフショアファンドラップ口座に頼むのというが一つの手になるでしょう。モーメンタムなどのラップ口座会社が手持ちのファンドリストに入れているということは、ラップ口座とて相応の審査をしているということです。ただし、審査というのは上がる下がるを審査しているのではなく、組成が法律的にも人物的にもマトモであることを意味します。リスクがない、あるいは少ないわけではありません。

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ま、余計な話はおいておいて、モーニングスター社四つ星、1998年から運用が続くヴァンテージホライゾンファンドの投資戦略を見てみましょう。まずはそっくり英文の原文そのままで。

The Fund operates as a global hedge fund, seeking to profit from investments, both long and short, in global equities and other marketable securities, including commodities and derivatives. 世界株式がターゲットのロングショート、ヘッジファンドか~王道やね

The Manager of the Fund attempts to exploit both significant under and over-valuation which occurs from time to time in global investment markets. 買われすぎ、売られすぎを吟味する作戦、これも王道。

In its search, it is assisted by the Advisor who has developed computerised research systems that effectively screen the shares of over 16,000 major corporations around the world. 1万6千銘柄からコンピュータで銘柄選別するってわけね。

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These corporations represent the vast majority of companies whose market capitalisations exceed US$ 250m and whose shares trade more than US$ 1m per day on average, the potential investment universe of shares chosen by the Directors of the Fund. そこそこ大きい出来高のある銘柄しか手がけない、つまり流動性確保ってやつね。

From this screened subset of statistically attractive or unattractive securities, the Advisor conducts further in-depth research into specific companies. イケてる、イケてないの銘柄選択はトレーダーがしっかり吟味するですと。

Its advice assists the Manager in selecting a portfolio of shares. The Manager seeks to enhance the return and lower the volatility of the Fund by hedging stock market exposures when deemed appropriate. ポートフォリオ理論などを使ってリスクを下げるわけですな。

The Fund also seeks to increase returns through short sales of companies which are significantly overvalued, and which the Manager believes are particularly vulnerable, and to invest long and short of currencies and commodities with the aim of maximising absolute returns for the Fund.買われすぎ銘柄を売って、売られすぎ銘柄を買う、これヘッジファンドの発祥でもあり王道でもある。というわけです。

となると、最上図をご覧いただいておわかりのように、9.11からサブプライムローン問題発生前までのように、株式市場はなんでもかんでも右肩上がりになると、ヴァンテージはショートもかけている分弱いパフォーマンスになります。逆に、その前のITバブル崩壊から9.11までは圧倒的なパフォーマンスを見せています。このあたりに、このファンドへ投資する意義を見いだせれば、このファンドはバイ&ホールドということになりますね。

直接投資のルートわかりませんが最低投資額はUSD100kとなっています。渡航不要の投資家紹介でモーメンタムを開設し、ここを経由して購入するとUSD7500から購入できるようになります。

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ウェブを通じた債権者説明会が17日の15時からですから、とりあえずすぐに情報をとりまとめて2日後、10月19日の日曜日11時から、横浜駅西口、「割烹料理きど」で情報整理と方針検討会を行います。ここで質問等を取りまとめもします。バラバラで動くより、まずは近場でしっかり集まっておいた方が情報は整理しやすいですし、これを基に各地の方とも情報伝達がしやすくなると考えました。 会費は一人様3千円または5千円(昼食付き、飲み放題)です。

名古屋、関西、岡山、山口、福岡、高岡はその次の週末、平日に情報をまとめてから順次行います。

http://198.1.85.122/~letstest/rudolfwolff/wp-content/uploads/2014/04/sl1.jpgロンドンに本拠地を構えるRudolf Wolff Limitedが自前で運用する渾身のThe Rudolf Wolff Income Fund。このファンドについては以前から債券ファンドのカテゴリに入れてしまうとリスクのとり方を誤ります、とブログも調査報告してきたので、名前をご存知の方もおおいでしょう。また投資家仲間の方もリスクを固有の承知の上で投資した方も多いファンドです。

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まず、このファンドはイギリス・ポンド建てで投資するのに最も適しています。理由は簡単で、投資先の債券や仕組債、劣後債などはロンドンで流通しているものばかりなので、よってGBP建てで取引されているものが殆どです。USDからのものは為替ヘッジがある程度かかっているとはいえ、それもコストがかかっていることですから、ロンドンで勝負するものはその国の通貨であるイギリス・ポンドで投資するのが一番です。ブランドーのうような学生寮ファンドでも、ダーウィンのようなレジャー施設ファンドでも同じことが言えます。

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次に、債券ファンドだと決めつけてしまうと、どうしても安定した利回りを得られそうなイメージを抱いてしまいます。このファンドに関して、この考え方は通用しません。もっとハイリスクを取りたい人だけが買うツウ向けのオフショアファンドだと思ったほうがよいでしょう。

実際、渡航不要の投資家紹介で購入された方で、そのような誤解をしたまま購入された方はいらっしゃいませんが、既存投資家だという方からのメールでの相談の中には実際に話のなかで???となるケースもあります。

じゃあ実際に、私達のような個人のオフショア投資家の中で、このファンドが投資先としているPermanent Income Bearing Shares (PIBS)、日本語で言うとことの償還期限の来ない債券について正確に仕組みを知っているという方は少ないですし、そこまで理解しなくても投資できるように投資信託というものがあるのだとも言えます。

でも、読者の中には、このように想像できる方も少なからずいらっしゃることでしょう。

償還期限がない。→ ということは発行した債券は消えることがない。→ 発行体が債券を引き取ってくれることは絶対にない。→ 売りたかったら市場を通じて買い手を探して現金化する。 → でも利息はつく。

おお、それってつまり安定的な配当のある株式と同じやん、と気が付いた方はOKです。もはやこのファンドに投資適合性があると言い切っても大丈夫です。ロングオンリーレバレッジなしの「債券」ファンドであることには間違いはありませんから。

ですよね。では、折角なので、他の用語も全部解説しておきましょう。
  • Vanilla: A straight forward bond with no call features, but pays interest and repays at par value at maturity. They must pay their coupons or default. 金融用語でバニラとは一般的な商品のこと。つまりよくある普通の債券。プレーンとも言う。
  • Perpetual: Perpetual Bonds, must pay coupons but have no maturity date. 利払はあるが償還期限のない債券 日本語では永久利付債とかいろいろな名前がついているが、実際は株式を買うのと同じような感覚
  • Perp/Call: Perpetual bonds with call or conversion provisions. 利払はあるが償還期限のない転換債券 ある条件を成就すると、債券がほんまモンの株式に転換するか中途償還されるもの
  • PIBS: “Permanent Interest Bearing Shares”, issued by Building Societies to raise Core Capital and can be required to cancel interest payments if Core Capital ratios fall below a threshold. 利払はあるが償還期限のない債券のうち、イギリス特有の建築組合と呼ばれるものが発行するもののこと。建設組合はイギリス政府の許可が必要な正規の金融機関で、UK国内に48機関ある。日本で言えばオフィシャルな住専だとか昔の相互銀行のうち住宅建設に特化した部門だとかという感じで、国民には相当浸透している身近な存在。何しろイギリスでは大銀行がなかなか個人にカネを貸してくれないので、建築組合とか住宅ローン会社のようなノンバンクがしっかり根付いてます。
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どうです?カテゴリーは債券ファンドでも、リスクのとり方は、バニラな債券ファンドではないことがおわかりいただけたら、台風の最中、ブログを読んだだけの価値ありってことになります。

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ファインワインの管理料、保険料、1年延長キャンペーンは今月で終了なので、そろそろ動いた方がいいです・

http://www.hansard.com/~/media/Images/H/Hansard-Global/Images/home/hansardlogo.pngHansard Aspireなどのオフショア生命保険料が組成しているミラーファンドラップ口座を題名にもってくるとアクセス数が急増するんです。何はなくともアクセス数、それが第一目的ではあるのですが、一方で、過去の記事をみてご相談いただいた方から、マジで助かったよと、お中元いただくケースも十数件あったことからすると、これは意外とお人助けになっているのかもしれませんね。

まぁ、洗濯機の修理方法くらいならば、気軽にコメントでありがとう、を言ってももらえますが、ことハンサードのアスパイアやUPPなどに関して、みなさんはどうしても自分だけが助かる方法を探しているわけですから、コメントには入ってこない部分が殆どでしょう。

私は、積立投資の紹介で食いつなぐ隠れ業者でもその元締めの香港の自称IFAでもありませんから、手数料率などの細かいイラストレーションはしません。が、投資家として持っておくべきだいたいのイメージとして、ハンサードにしてもロイアルロンドン360にしても、フレンズプロビデントにしても、とにかくオフショア積立投資をはじめたら、積み立て開始の最初の2,3年分の積金は、最初に契約したIFAに貢ぐと考えて大方間違いはありません。もちろん、そこからバックマージンをもらっていることをしっかり告げているIFAもいれば、それを隠して顧問料や年会費を二重取りする業者もいます。そしてバックマージンはIFAに対して、すべて3年以内に前払いされるにもかかわらず、投資家から見たら、20年、30年という超長期で極めて硬直的は契約を締結しているわけで、そのタイムギャップ(金融英語でいうならデュレーションギャップが正確かしら)があるのは明らかです。

契約するまで、契約してから2,3年は飲茶したり何だりと対応がよくても、その後、なんとなく消えていくのはこのギャップがあるためです。

では、怒りにまかせて、2,3年で中途解約するとどうなるか?もちろん投資家完全ルーズ、業者完全ウインで終了です。

では、どうするか?まずは毎月の積み立て金額を見なおしてみてください。それが満期まで積み上げられるような現実的な金額であれば、答えは継続です。

もし途中で減額できるだのなんだのとそそのかされて身の丈に合ってない過剰な金額で契約しているのであれば、全て放棄して中途解約をする勇気も必要です。個別の相談の結果、150万円程度の積み立てを捨てた方もいらっしゃいます。しかし、そのあと30年も引きずったら一生の禍根を残します。私はとても勇気ありご判断をされたと思いますし、もちろん今では友人として親しくお付き合いさせていただいてます。

では、この判断に乗ってもらえる人はいるのでしょうか?これは非常に難しい質問です。ただ、この問題はフレンズプロビデントをはじめとして数年まえから問題になっており、投資家仲間の方からも相談があったため、移管先の代理店をほうぼう探した経験があります。これが結構な確率で断られます。中には移管受け入れ手数料を取るなんてところもありました。まぁ資本主義経済に照らし合わせて、バックマージンは契約時の代理店に全額、移管先の代理店には完全ボランティアか広告費等の名目でせいぜい5ドルとかの手間賃が入るだけです。

よほど投資家と長期的な関係を築いて、将来資産が増えた時は追加投資はうちにお任せ、とか評判よかったらどなたか紹介してね。という信念のあるIFAでないと代理店受け入れは無理でしょう。そういった代理店を自身で探すには少なくとも英語で本場のイギリス人と会話ができなければなりません。

移管先することの変化大きくは二つです。

  • 年会費や成功報酬は一切ない ー ただし、書類の作成やインターネットでログインして自身のポートフォリオは自身でチェックするなどできることは自分でやるという気概が必要。
  • 一任勘定は絶対にしない ー 投資判断はいくらでも相談しますが、最終判断はご自身でします。一任勘定にこだわるのは中国人か日本人くらいです。知り合いのイギリス人でそんなことさせてるなんてついぞ聞いたことありません。だからこそオフショア生保ラップ口座の一任勘定といえば香港ばかりなんでしょうね。

ちょっとハードルが高そう? そこで、寄らば大樹ではないですが、このブログを中心とした投資家仲間の方の存在や勉強会の開催、いや本当は交流会や忘年会かな? ま、これらの活動が不可欠になります。きっと誰かが同じ商品に投資していたり、同じ悩みを抱えていたりしますからね。

ま、私も相談ないのも寂しいですが殺到されても大変なので、この話はこの程度にしておきましょう。
次回は具体的な移管用紙の書き方などについて解説します。

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イラクとモンゴル、招へいして勉強会をできないか折衝中です。まぁ来年の話ですけどね。

イメージ 1エマージング、フロンティア国の株式ファンド専門で25年。オフショアファンド運用会社FMG Fundsは従来手数料は前払い方式のみで5%(ラップ口座経由では1%まで減免)のみのラインナップでした。もちろん前払い方式の良さもあるのですが、右肩上がり前提で投資する者にとっては最初から元本の100%が運用に回ったほうがそりゃ有利です。ロイアルロンドン360PIMSやフレンズプロビデントリザーブのラップ口座開設手数料を少々高くなっても7年とか10年分割後払いにするのもそのためです。それが運用先の投資判断を決定づけるわけではありません。例えば、ゴージャスファンドは前払い方式の方が有利です。しかし、細かいテクニックで少しでも差がつくのであれば、その選択肢が増えるだけ投資家にとっては有り難いことですよね。

ちなみに、ラップ口座経由であれば、1%で済むわけですから、引き続き前払いを選択するという手段が残されます。

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まぁ、イラクもそうですが、モンゴルファンドなんて、超長期投資のつもりでないと正直やってられません。だって、人口は少なく、コンシュマーには頼れない、資源は無限大だけどその殆どは眠っているだけなんですもん。理屈で考えても今すぐウランバートル株式が吹き上がるわけがありません。って言い切ったら失礼か。例えば、大手鉱山会社の参入などがあれば、今月にも吹き上がる可能性はあるわけですから。

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フロンティア国ファンドは4年間ペイシェント(忍耐)、最後の1年でエンジョイとインドの主も勉強会で披露されてましたが、まさにそのとおりなのかもしれません。

でもです。このパフォーマンス推移をみて、仕込みたいという投資家仲間の方は少なからずいらっしゃることを考えると、他の国にもコツコツと仕込んでいる投資家っているんでしょうね。4,5年待てってなんだかベンチャー企業投資みたいですが、モンゴルやイラクに投資するということは、マクロ的なベンチャー投資だと考えると確かに合点がいきます。

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インドで思い出しました。そろそろフルオーダーメイドスーツ、テーラーのニックハリの季節ですね。震災以降、スーツ、ネクタイ業界は大打撃ですが、一方でスーツが1着もない生活もありえません。その1着に魂込めるならニックハリ。しっかり宣伝させていただきます。

http://www.stanlib.com/SiteCollectionImages/generic/Logo.png治安や貧富の差には問題があるものの、金融制度は日本よりはるかに先行している南アフリカ。南ア最大の銀行と言えば、誰しも業歴150年を超えるStandard Bankを挙げることでしょう。今では殆ど資本関係はありませんが、スタンダードチャータード銀行の弟分です。もっとも日本にも駐在員事務所があったりする関係で、日本の居住者が海外で預金口座を開設させてくれたりしないので、私達のようなオフショア個人投資家にとってはあまり直接的に関係がありません。

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ただ、それだけの大銀行ですから、当然複数の運用部門子会社を保有しており、STANLIBもスタンダード銀行が過半数大株主となっているグループ会社の一つです。預かり総額もZAR561Bもあり(っていくらかって?たまに変動が激しい通貨ですが、海外旅行レベルだと1ランド10円でよいと思います。)、結局いくらって? 実に5~6兆円です。そう、運用会社としてはめちゃめちゃ大手なんですよ。

となれば、やっぱりこのブログの読者としては、投資するしないはともかくも、とりあえず知っておかねば、となりますね。ただ、ラインナップしているファンドは大手らしくあまりひと捻りしたものはありません。投資の王道というか、基本に忠実なものばかりです。

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そこで、せめて、ちょっとでも変化球をということで、今日はSTANLIB Global Property Fundを選んでみました。変化球らしくファンドサイズは小粒でZAR944M(9.4億円くらい)です。テーマファンドの一種であり、北米中心の不動産関連株に投資する、ロングオンリーレバレッジなしの投資信託です。

特徴なし?いえいえ立派にあります。株式ファンドにしては信託報酬が年率1.35%です。このファンドはラップ口座のモーメンタム経由で購入することになりますから、モーメンタムの口座管理手数料年率1.0%の負担があることもあって、この信託報酬のやすさは助かりますね。

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テーマファンドと言えば、バイオ関連株、水関連株などが大はやりですが、そのコンサバさなどを勘案すると、不動産関連株も資源関連株、そして高配当株なんかも捨てがたいものがあります。せっかく、はやりのテーマファンドに入れるなら、分散投資にこういったちょっと目立たない存在のものにもしっかり仕込んでおくと、それこそ分散投資の一助になることでしょう。



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インドでのファンドマネージャーとの帯同会社訪問企画OKでました。もちろん交通費滞在費は自腹ですが、もし行けたら、めちゃめちゃエキサイティングですよね。紛いなりにも上場企業の代取からプレゼン受けて、工場見学(メーカーなら)もできるわけですから。でも10社とか欲張ったりはできません。何ヶ月かかるかわかりません。デリーかムンバイあたりで2,3社が限界でしょう。

マネージドフューチャーズの超一流ブランド、ウイントンについて、富裕層でもないぷちな一個人投資家の私が、わざわざブログで語るつもりはありません。向こうさんにしてみたらえらいお節介ってものでしょう。ブランド物というものはそういうものです。買いたいと思った人が買う、興味ない人は買わない、それだけのことです。ただ、今では本家Winton Capital Managementでは日本の個人投資家の直接購入はお断りですから、どうしてもフィーダーファンドを経由して購入する必要があります。ウイントンのフィーダーファンドは世界中にたくさんありますが、とりあえずUSD10kから渡航不要の投資家紹介で直接投資ができるという条件で探してみると、Belmont Global Opportunity Fundがヒットしてきます。

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フィーダーファンドがゆえに、本家よりパフォーマンスは落ちます。ファンド組成はタダではありませんからね。やはり年率換算で1%から2%はダウンしてしまいます。もっともラップ口座経由で様々なファンドを仕込んでもラップ口座への口座管理手数料が年率換算1%かかるわけですから、フィーダーファンドをラップ口座の代わりに利用していると思えばよいのかもしれません。また販売手数料ですが、どうやら2%でいけそうです。なんとかここでハードルが下がってくれると、ま、フィーダーファンドでもよしとするかという気になりますね。

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パフォーマンスについては表の通りです。とやかく外野が論評はしませんので、興味あれば、投資家紹介の依頼メールください、という感じです。

渡航不要の投資家紹介で直接投資がUSD10kから可能。販売手数料は2%です。売買注文できるのは月に1回です。なお、本家に切り捨てられた投資家がこのファンドへの直接乗り換えはできません。解約新規で手続きする必要がありますが、その際は、販売手数料は全免されます。

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昨夜からご相談メールを多くいただいているので、返信おくれがちですが、順番にお応えしてますので、少々お待ち下さい。やはりブログも止めるわけにはいきませんものね。

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