これからの時代グローバル投資は必須 ひたすらオフショアファンド!規制や英語にめげずに海外投資、不動産、FX 調査と経験の全記録

2014年09月

http://www.jpmorganam.com.hk/JFAM/en/images/head_logo.gif題名の通り、以前はJFという名前だったので、なんか一流運用会社のファンドのように思えなかったのですが、さすがJPモルガンもブランド名をしっかり整備してきており、古くは1989年8月スタート、モーニングスター社四つ星のこのファンドにもしっかりJP Morganと冠がつきました。もちろん、名前でパフォーマンスがよくなるわけではないのですが、それでもベースはしっかりしているので、任せて安心、ってことでしょう。

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ファンド自体に、中身や運用戦略などの大きな変化はありませんし、もう数年前からウオッチしてきているオフショアファンドでもあるので、今日もパフォーマンスの更新程度に留めておきます。

2013年はインドしかりでエマージング全般軟調でしたが、ここのところ持ち直してきており、いよいよファンドの基準価額の最高値圏まで迫ってきています。テクニカル的にはここを抜けるとぐぐっと上抜けするでしょうから、既存投資家にとっては、ここはホールド方針継続でよいでしょう。

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ファンドサイズをよくみたら、USD437.9Mもありますよ。さすが、タイ株投資といえば、とりあえずはJF Thaiだと言われるだけのことはあります。

この国は、以前はスワランプーム空港の座り込みからはじまり、デモだのクーデターだの、いろいろ楽しませてくれますが、そのたびに観光客は遠のくものの、実体経済にはあまり変化なく、企業活動はこじっかりしてますから、イメージにながされず、コツコツと分散投資で長期投資を進めていくにはもってこいのエリアです。

JPモルガンのオフショアファンドは絶対に直接投資できませんから、渡航不要の投資家紹介にて各種ラップ口座を開設して、そこから発注することになります。

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10月17日からの各都市説明会の日程は、ちょっと全面的に組み直しさせていただくことになりそうです。もうちょっとしっかり練って日程を決めなおしていきます。平日昼間のセッションも必要だとのお声もいただいておりますので、対応できるよう頑張ります。


数々のエマージングマーケット株式ファンドを保有し、投資家仲間の間でも実投資しているしていないにかかわらず、ウオッチ必須となっているCornhill Managementのファンド群は折りに触れブログでも取り上げています。このファンド会社とは普段からメールでやりとりしているわけではないのですが、去年の10月にケープタウンで社長の講演を聴いた時に、そう言えば妙なことをスピーチしてたことを思い出しました。それはフレックスマックスとという名のBBP、つまりオフショアファンドラップ口座も提供してまっせというセリフです。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/18/Stellenbosch_Vineyard.jpg/220px-Stellenbosch_Vineyard.jpg
その前の夜は、あのステレンボッシュ(Stellenbosch)で飲みホーという究極の贅沢をしてしまい、翌昼までは限界超えてたのでうるおぼえです。しかも、その夕方に乗ったガラガラのエミレーツのカウンターで受付の女性が二人共暇そうに、、、真ん中に立って、いつもの愛想笑いすると

「あなた、どっちを選ぶつもり?」

いたた、ここで不意打ちやで。と思いながらも右手でもってたパスポートを右側に渡すと、

「ちょっと、ジャッキーチェンさん、荷物が30kgを激しく超えますわよ。(開けたトランク見て)そのパンフ捨てるか、みやげのワインを私にくれるか、ジャッキーチェンらしくビジネスにアップしてみては?」

なんて言われて、なくなく目の前のゴミ箱に、コーンヒルとロイアルスカンディア(南ア版)を捨てたところで、今度は左カウンターから、

「Bad Choice ね。私のところに来てくれれば、あと10kgまけてあげたわよ。この子はこの空港で一番意地悪な女なのよ。」

とさらにボケの援助が来たのに、ここでもノリツッコミを返せなかった自分が関西人として恥ずかしく、そこでようやく二日酔いが醒めたものです。

http://1cornhill.com/images/logo.png
よってFlex Maxに関しては、資料もなく、土曜日の勉強会まで一度たりとも(捨てたことを)思い出すこともありまえせんでした。

ですので、今、わかることは

一括投資型のオフショアファンドラップ口座
QbasisがUSD10kから買える 他の37000ファンド買えると謳っている
ラップ口座の最低投資額 USD30k
投資期間最大30年
手数料詳細はこれから調べます(思い出します)がコミコミ年率1%はかかり2%はかからない。
少なくとも渡航不要の投資家紹介で開設ができる(日本人既存投資家の代理店移管はできない)。

ということくらいです。
これからしっかり詳細を再調査していきます。

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勉強会の後は、個別相談のお約束がどうしても集中してしまうので、順番になりますが、ぜひご容赦ください。

http://www.stenham.com/i/logo.pngジンバブエあたりの貿易商を起源とする、Stenham Groupは、ケープタウンとヨハネスブルグ、そしてロンドンに拠点を移した後も、ファンド運用会社だけでなく、不動産取引や貿易金融など手広くやってます。それにしてもジンバブエって日本では全くの認識ない国ですが、どうやら今でもイギリス人にとっては相当大事なビジネスの拠点らしく、イギリス人と話していると、業界的にそうなのかもしれませんが、必ず一人や二人は行き来している人が身近にいるそうです。そいう私も、思い出してみたら本業ではロンドンが本社の会社に性懲りもなく2社も勤務していましたが、南アやケニアあたりにはもちろん、そう言えばジンバブエにもちゃんと拠点がありましたわ。

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そんなこんなで預かり資産USD2Bを超える立派なファンド会社Stenham Asset Managementの運用するファンドは不動産がらみを除くと12種類。その殆どがいわゆるファンドオブヘッジファンズです。

まぁヘッジファンドと言っても古典的な株式のヘッジファンドからマネージドフューチャーズ的なものまでそれこそ千差万別で、その分野別にどこに投資しているかによって、種類を分けていると考えてよいでしょう。


という呼び方をステハムって書いたら賞味期限切れみたいだから、ここではステハンにしときましょう。そのステハンでも1992年7月の運用スタートと一番古くて、マルチストラテジーになっていて一番分散投資を完結させているファンド、Stenham Universalから調査してみたいと思います。

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運用の年数が長いので、一番上の表が年単位のパフォーマンスになっており、次の大きな表が2005年以降、直近10年間の月別のそれになっています。これだけの、実績があり、かつ長期保有・分散投資目的で投資するわけですから、正規分布図が大事になってきます。

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これはMAN AHLやチューリップトレンドあたりのマネージドフューチャーズを保有している投資家に対しても同じことが言え、それをファンド会社も熟知している(というかそういう観点の投資家が本来の客層だと思っている)ので、上図のような正規分布図チックな図表を用意してくれています。

この図で、棒グラフが左右均等で広がっていることが重要です。これがしっかりと分散投資されている証にもなります。また、あわよくば、中心値が0%よりも右側に寄っていることが好ましいことはすぐにわかりますよね。ただ、その投資戦略からして過剰に右側に寄っていると感じたら投資はできません。感じるかどうかは直感ですが、その直感を得るコツはそれこそ勉強会や個別相談でしか伝授できませんので悪しからず。

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次に大事、というよりは、このファンドの宣伝文句なのでしょうけど、それはそれということで皆さんにも伝えておきますと、それはヘッジファンドと名乗るからには、株式の下落局面でしっかりヘッジできてるのよね?ということです。

左図の赤棒が株式が大きく下落した局面のサンプル、青棒がその時、ステハンがどのようなパフォーマンスを示したかの図です。
つまり、宣伝だと申し上げたのは、実績全部のサンプルではなく、大きく下げたときだけ抽出したものなので、これだけ見たら全勝のような気がしますが、世の中全てはそううまく行かないということだけは、投資家の立場として伝えておかなければなりません。とはいえ、話を半分に割り引いてもこれってかなり凄いことですけどね。

直接投資のルートはわかりませんので、渡航不要の投資家紹介でラップ口座を開設してからここへ投資することになります。ラップ口座ではモーメンタムが一番敷居が低くUSD25kから開設可能で、このファンドにはUSD7,500から投資できます。

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昨日の勉強会はかなり値打ちあったと自画自賛してます。今、私達勉強会の参加者が、インドの上場企業の実態を最も深く知る日本人、なんて気になりますよね。あれほど長時間腰を据えて、惜しみなく経験やノウハウを伝えてくれるCIOは珍しいです。もっとも知ったところでもはや二番煎じでも入り込めない世界ですけど。それにしても世界中で唯一インドの株式市場だけに通用する分析手法があるなんて、目からウロコです。

http://www.darwinpim.com/templates/tpl-darwin/i/logo-darwin.gifDarwin Property Investment Management Limitedの運用するイギリスのレジャー施設運営ファンドDarwin Leisure Property Fundは、機関投資家からの資金で長期安定モードへ移行、ファンドサイズがGBP300Mまで到達した今年6月に新規募集を終了しました(実際はGBP321Mまで膨らんでます)。今後は、解約のペースをみて、既存投資家にのみ追加投資を受け付けるだけとなります。

じゃあ、ブログでは数年調査せずに放っておいていいのか、ってよいわけないので、四半期から半年くらいに一度は状況をアップデートしておきたいと思います。

この夏は、相変わらず絶好調の満室御礼、既存投資家がレジャー施設に宿泊しても割引サービス一切なし、という渋いファンドですが、まぁ日本人のオフショア個人投資家が、イギリスまで行って、レジャー施設でゆっくりすることもないでしょうから、そんな割引制度よりもパフォーマンスアップの方が好まれます。

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投資家仲間の方の報告によるとほぼ全員が販売手数料後払い方式のイギリス・ポンド建てなので、この部分だけを報告しておきます。シンガポールドル建てってのもおもしろみがあったんでしょうけど、これはシンガポールの家族信託向けの商品で、日本に住む日本人投資家には面白そうだけで終わってしまったようです。これから移管されて加わる方の中にはいらっしゃるかもしれませんが、今のところ投資したよという報告はありません。

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http://www.darwinleisurepropertyfund.com/images/stories/photo-fund.png
なお、夏が絶好調でも、夏のパフォーマンスが上がるわけではなく、全て厳正な事業用管理口座に一旦入金され、冬場に荒れたキャンプ場などを手直しする修繕、メンテナンス費用を差し引いて、毎月均してファンドのパフォーマンスに反映されることになります。よってこの夏の成果は、じっくり1年かけて還元される仕組みです。上記リストの施設が稼いでくれるのをじっくり待つことにしましょう。

渡航不要の投資家紹介でGBP10kから直接投資ができましたが、そんな事情で、当面は無理でしょう。モーメンタムなどのラップ口座経由で、キャンセル待ちということはできます。つまり誰かが解約したらその口数を譲ってね。というものです。もちろんこれも運次第です。

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今日は勉強会です。交流会から参加の方は、最後に会場にいらっしゃっても、直接中華料理屋に向かっていただいてもOKです。

Man Investments Australia Limitedが運用するMan AHL Gold (AUD)の投資戦略は単純明快すぎて、よっしゃ少しは入れておくかという気に、「今でも」させられます。結婚式でよく聞くセリフじゃないですが、健やかなる時も悩める時も、保有し続けるのがものファンドの良さです。

いっとき、日本でえらく流行ったからと言って、ブログ読者みなさんだれもがしっているわけではないので、簡単に投資戦略を説明しておくと、ゴールドの現物保有半分!、マネージドフューチャーズ半分!しかもオーストリアドル建てという、半々に分散投資しつつ、資源国通貨のリスクは被せて取っていこうというものです。ゴールドもブル、オーストリアドルもブルだと、一つの投資元本で二倍のリスクを取ることができるという寸法です。しかも一昔前はゴールドもいい、マネージドフューチャーズもいい、でどちらに投資するか悩む局面もあったでしょうから、このセットはオージービーフステーキ&ハンバーグ定食みたいな欲張りなものでした。

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ですから、悩める時も保有するのが鉄則と言いましたが、さすがに一度、損切り決断の場面もあったわけです。それは2012年から2013年にかけてゴールドが大きく下落したときです。ファンドの運用開始が2010年2月ですから、当時は実際始めたばかりなんて方ばかりなので、この決断には勇気が必要だったことでしょう。まぁファンドサイズもAUD44.8Mまで落ち込んでいることからも想像ができます。

当時損切りした方への個別の相談は当時済ませてますから、それはそれでよいとして、今日まで頑張って保有してきた人はどう捉えればよいでしょうか?

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ま、基本はホールドですよね。前述の3つの要因がこのファンドの価額を左右するわけですが、豪ドルは対円ではともかく、あとの二本柱はボトムを見たばかりです。まさにこれから取り返す時期ではないでしょうか?

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代理店移管だけして、サポートを受けながら保有し続けることが可能です。ただし、MANはもう乗り換えも増額もさせてもらえないので、解約というより他ファンドへの乗り換えをしたいときは、モーメンタムなどのラップ口座へ現物をそのまま組み込んで、事務手続きが完了したら大手を振って乗り換え注文を出すようにすればよいでしょう。現物組み込みの時の手数料はわずか1%ですから、手間賃だと思えば安いものです。

渡航不要の投資家紹介でも直接投資は絶対にできません。ラップ口座を介するといくらでも購入することができます。

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昨夜は羽田空港まで、デリーからやって来た明日の講師をお迎えに行き、無事ホテルまで送り届けました。思い切りなインド英語でなくてよかったです。ネタ持ちのようで、明日はどんな話がでるか見当もつきませんから、今夜は予習会をしっかり行って明日に備えておきます。

http://www.tiburon.co.uk/images/montages/taipan-fund.jpgオフショアファンドラップ口座、モーメンタムの600もあろうかというファンドリストを見ていると、発見は尽きませんね。TIBURON TAIPAN FUNDなんてファンド、日本人は誰も知りませんよ。 Tiburon Partners LLPは香港あたりでファンドマネージャーをやってた人がスピンアウトしてロンドンで設立された個人経営的な運用会社です。ただ、こういうひっそりとして運用会社には見えないパトロンがついてたりするんですよね。きっと。

日本を除くアジア株にオーストリアとニュージーランド株を加えた、いわゆるアジパシ株ファンドのTIBURON TAIPAN FUNDは、ロングオンリーレバレッジなしでファンドサイズはUSD86Mあります。そう、知らない会社ですが、どっからともなく資金が集まってきてるんですよ。そういうファンドはこのブログで見逃してはいけません。しっかり調査しないとです。

記述されている投資戦略は、決して風変わりなことはなく、Australia, China, Hong Kong, India, Indonesia, Korea, Malaysia, New Zealand, Pakistan, Philippines, Singapore, Taiwan, そして Thailandに対し、30から60銘柄(2014年8月時点では55銘柄)にボトムアップ戦略で分散投資するとしています。

が、よく読むとちょっと変わった点が、、、。

オーストリアを入れている理由は、オーストリア期待というよりは、アジア株だけだと、流動性に乏しい面もあるので、解約対応できるよう、出来高の多い豪州銘柄を入れているようです。

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例えば、コーンヒルの東南アジア株ファンドあたりは、流動性確保のために、現金保有率を高めていますが、ティブロンではその分を豪州株で運用していると考えればよいでしょう。単にアジパシ全部投資するというのではなく、流動性確保観点からアロケーションしている点はユニークですね。

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その他は、おしなべて普通の東南アジア株で、香港が得意なんでしょう。チャイナ香港、そして韓国のウエイトが高くなっています。日本人にとっては、昨今の政治的な関係からこのあたりの投資ウエイト下がってきている傾向もあるので、ここらあたりで、最低投資額でも入れてポートフォリオの平均化を図るのも手でしょう。

渡航不要の投資家紹介でモーメンタムのラップ口座を開設してから購入することになります。総額手数料は計算がややこしいので、直接メールで相談してください。

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勉強会最終案内の題名の日付が間違っておりました。申し訳ございません。ただしくは27日土曜日の午前9時半からです。東京、大阪ともまだ2,3席あいてます。

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Brandeaux Student Accommodation Fund (Sterling) Limited
Brandeaux Student Accommodation Fund (Multi Currency) Limited

について、投資家向けレポートがでましたので、解説しておきます。このファンドの良いところは、情報統制がしっかりしていて、下世話な情報が絶対リークしてこない、ということです。外野が騒いでいることはすべていい加減な憶測だと無視できるので気が楽ですよね。でもそれは欠点でもあり、このレポート以外に正確な情報が入って来ないということもにもなります。ここにはいくら質問や励まし?のメールを送っても絶対無視です。もっともそれが商売の本質かもしれませんから、良いとか悪いの話をここでするつもりはありません。あくまでもそういう信念を持った会社だということだけ知っておいてください。

となると、いくらメールを送ってもブログ掲載の許可(お墨付き)がおりるわけもないので、ここは勝ってにロゴを使って、勝手に日本語で解説することにします。回答がないのはYesだと判断した、ということですわ。でも私も実投資家ですし、読者のみなさんも同じです。投資家の権利として情報共有しているということにいたしましょう。なお、学生寮ファンドには訴訟対策ファンドのように投資家サイドに守秘義務は課せられていませんからこの点をごっちゃにしないようにお気をつけ下さい。

では、早速、オリジナルを尊重するために英語の原文を引用しましょう。

The directors of Brandeaux Student Accommodation Fund (Sterling) Limited (the “Fund”) continue to actively focus on creating liquidity for investors currently wishing to redeem their investment, in a way that realises appropriate value for the Fund's high quality assets. They continue to monitor the public markets and consider all options to create liquidity, following the decision on 26 June 2014 not to proceed with an Initial Public Offering (“IPO”) at that time.

Since the end of June the Fund has had discussions with a significant number of credible parties who have expressed an interest in acquiring the property portfolio. The Fund and its advisers are continuing to explore these expressions of interest to ascertain whether there is a basis on which to achieve an outright sale of the portfolio at an appropriate value.

The share price of the Fund was suspended in April 2014 due to the uncertainty of the share price following the proposed IPO. Such pricing would have been based on the stock market price of the new public company, rather than on the independent property valuation which Savills carries out in accordance with the Royal Institution of Chartered Surveyors (“RICS”) Valuation Professional Standards. As the IPO did not proceed, Savills has now completed a valuation of the property portfolio as at 31 August 2014 for the Fund's financial year end. The directors consider it appropriate to issue a Fund share price which, based on this latest property valuation and the net profit of the Fund to 31 August 2014, is £2.92 per share compared with the last published share price of £3.11. Resulting share prices for Brandeaux Student Accommodation Fund (Multi Currency) Limited and the Du al Asset Funds are now shown on the Brandeaux website at www.brandeaux.com.

Savills has valued the property portfolio at £1,115.5 million as at 31 August 2014 on a 6.1% net initial yield. This compares with the Savills valuation at 31 August 2013 of £1,187.9 million. This downward movement of £72.4 million or 6.1% during the year has had an 8.2% negative effect on the net asset value of the Fund as a result of gearing. The valuation movement is mainly attributable to three factors, namely a) Savills' opinion that property operating costs assumed for valuation purposes should be increased, although actual property operating costs per bed incurred by the Fund have remained approximately the same year on year, b) an assumption that buyers' costs deducted from the valuation should be based on a sale of property rather than property being sold within a corporate entity which would save the purchaser Stamp Duty Land Tax, and c) the elimination of the portfolio premium, which was previously included to reflect the added value of the portfolio as an integrated business, on the basis that Savills does not believe that market evidence continues to support an explicit premium.

To be clear, the Savills valuation is their opinion of value of the properties determined in accordance with the RICS Valuation Professional Standards of what a willing buyer will pay a willing seller for the properties. In practice, the sale price achieved may be lower or higher than valuation.

Operationally, the portfolio has continued to perform well with currently over 99.5% of the portfolio's 16,827 rooms rented for the 2014/2015 University year at core rental rates 3.3% higher than for 2013/2014. Also summer net rental income (outside the core University year rental period) for the year to 31 August 2014 was £5.4 million against £4.1 million for the previous year, demonstrating the opportunity to continue to grow rental income during the non-core period.


となっています。

まず、ファンドを上場することによって流動性を再確保する作戦は6月26日には完全に失敗に終わってます。これは長期投資で資産構築をめざず投資家の観点からみると、グットニュースです。ヘタに上場なんかして、リテラシーの低い投資家から解約が殺到したら、それだけで株価が下がってしまいます。実に賢明な選択だったと言えるでしょう。

その後、学生寮を買いたいと各方面からアプローチを受けているようです。それもそのはず、イギリスの学生寮ビジネスがいかに美味しい商売かなんて、私達が知っているくらいですから、機関投資家なら誰でも知ってます。ブラックロックあたりも進出してきているのはそのためです。要するに足元見られてるんですよ。そんあ話には無理に飛びつかず、あまり売り急がないでいただきたいですね。

次に基準価額、つまりNAVですが、GBP3.11で上場させようと試みていた関係で、グラフが不自然になっています。そして、8月から急にまた時価評価ベースに戻しているので、グチャグチャです。もうNAVに関してはその動きについて、少し様子見した方がいいですね。

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あNAVが2.92ポンドまで一旦下がった主因としては、
  • a)投げ売りするだの上場するだのと騒いだので、独立系不動産評価会社へのコストが増大したため。 もっとも、ファンドが管理している1ベッドあたりの維持コストが増大しているわけではない。
  • b)売る方針となると不動産仲介手数料や印紙税(イギリスの不動産売買では印紙税が高いって春の勉強会でやりましたよね)、不動産取得税の支払いに備え、またこれを少しでも軽減する方策を立てるため、いわゆる引当金計上を行ったため。  
  • c) 売るつもりなら、将来のビジネスサイズアップによる効率化等による収益増強シナリオは作れないねということで、収益還元方式による時価評価をシブく見られるようになったため。
としています。ごもっとで。

とはいえ、16,827ベッド(この1年間全く減ってません、良いことです)の空室率はわずかに0.5%で家賃平均で3.3%も上がって入居できており、今年の新学期は絶好調スタートです。今夏のなんちゃって留学生からの入居でもGBP5.4M(前年度GBP4.1M)稼いでおり、超長期投資家にとっては流動性リスク解決を急ぐよりも、このまましっかり本業に邁進しててね、というのが本音、いや、はっきりとした主張です。

このファンドはもともと、直接投資はできませんでした。渡航不要の投資家紹介でラップ口座経由になりますが、新規募集も停止中です。代理店移管のみ可能ですので、超長期投資に備えて無駄なコストは省いて保有することにしましょう。

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英語の解説翻訳にはほんと疲れました。それに比べたら、こんな量の解説なんて片目つぶっても終わりますわ。って老眼鏡+1.5は絶対必要ですが。

http://www.aberdeen-asset.com/aam.nsf/image/AAMrebrandlogo/$File/AAMnewlogo.png今日は冒頭に書いておきましょう。アバディーンは日本にも進出してきていて、すでに十数個のファンドを日本の銀行や証券会社で窓販している大手の運用会社(もちろんロンドン株式市場上場会社)ですから、オフショアのファンドは直接投資ができません。すべてラップ口座経由になるという前提で記事にしますね。

Aberdeen Asset Managementはグローバルに拠点を展開していますが、中でも私達のようなオフショアで資産運用をしようとしている日本人にとって、大事な行き先はアバディーンの場合はルクセンブルクです。気になる人は、公式サイトをみてみてください。日本のサイトで扱っているファンド数の違いがわかります。もっと言うと、ざっくりわかるだけで、数えてみようという気が起こらなくなるくらい違います。でもすべてラップ口座経由でしか購入できないわけですから、読者のみなさん各人が保有しているオフショアファンドラップ口座で買えるかどうかに依存してくるわけです。正直、アバディーンクラスになると、フレンズプロビデントやRL360、ハンサード、ロイアルスカンディアあたりでは全部買えると言い切っても乱暴にはならないでしょう。手数料は前払い方式なのでネッドバングでも大抵買えます。しかし、世界で一番?敷居が低いファンドラップ口座のモーメンタムはリストがあるので、その中から買うしかありません。

ではそのリストをみてみましょう。でもリストにあるということは他国の投資家がよく買うファンド、ということですから、モーメンタム投資家以外の方も十分に参考になると思います。
  • Aberdeen Global Asia Pacific Equity Fund A2
  • Aberdeen Global Asian Smaller Companies Fund A2
  • Aberdeen Global Australasian Equity Fund A2
  • Aberdeen Global Chinese Equity Fund A2
  • Aberdeen Global Emerging Markets Equity Fund A2
  • Aberdeen Global Emerging Markets Smaller Companies Fund A2
  • Aberdeen Global European Opportunities (ex UK) Fund Acc Class D
  • Aberdeen Global Indian Equity Fund A2
  • Aberdeen Global Japanese Smaller Companies Fund Accum Class D
  • Aberdeen Global North American Equity Fund A2
  • Aberdeen Global Select Emerging Markets Bond Fund A2
  • Aberdeen Global UK Equity Fund A2
  • Aberdeen Global UK Equity Fund Income Class D
  • Aberdeen Global World Equity Fund Sterling Class D Accum
  • Aberdeen Global World Equity Fund USD Accumulating

さすが、万遍なくラインナップされてますね。ラップ口座を開設する投資家の本望である分散投資ニーズをしっかり満たせるようになってます。で、今日、気になったのはAberdeen Global Japanese Smaller Companies Fundです。日本の窓販でも実質同じのものが円建てで売っています。ですが、これはイギリス・ポンド建てなんですよね。というだけで、興味をひいた方、凄いです。

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このファンドも日本で買える日本小型株ファンドもファンドの枠組みはオンとオフで違いますが、個人投資家の観点からは実は中身は同じだと思って間違いありません。というか誤差範囲です。ではなぜ、わざわざ他の通貨で、わざわざオフショアから買うのでしょうか?

このブログは自分の資産形成にために調査したことを、同じ志をもつ投資家仲間の方にも共有しておきましょう。というのが主旨なので、とりあえず私の考え方や発想をみなさんにぶつけてみて、ご自身なりの相場観や戦略を吟味してもらいたいと思ってます。でもブログだけだと一方通行だし、言葉足らずもあるし、わざと伏せておきたい大事な情報もあるので、個別相談や電話はもちろん、特に勉強会に力をいれているわけです。

ポンドで日本株を買うというのは、日本の財政問題やオリンピック後の反動に巻き込まれたくないけど、ニッポンの技術はまだまだいけまっせという発想のもと、超長期投資で臨むものだと考えればいいでしょう。ってよくわからない?ですよね。これってなかなか書きづらいんですよ。ブログは公の媒体ですから。

直接投資ではUSD1,000相当額から購入できることになってますので、実質的な最低投資額はラップ口座の条件に依存します。販売手数料4.25%はラップ口座ならもちろん全免です。

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都内は賃貸マンションが活況ですね。東横線沿いに保有しているワンルームマンション、退去連絡があって肩を落としたのもつかのま、最終日を前に、もう入りたいという入居者候補のかたが続々と。内見もまだなのにです。しかも家賃は3千円アップ!収益物件ならやっぱり値段が高くても立地がよくて新築がいいですね。

http://tcaglobalfund.com/wp-content/themes/tca-global/images/logo.pngロンドンの銀座通り、ピカデリー・サーカスから少し裏通りに入った高級フラットに本社を構えるTCA Fund Management Groupが運用するTCA Global Credit Master Fund LP。大きな事故もなく順調に推移しています。融資先の4分の3はアメリカですが、ご存知の通りの超低金利政策の続行、大手金融機関の貸し渋り、景気は回復基調、とあれば、中堅起業の売上増や設備投資増による旺盛な資金需要は、遠く日本から見ても羨ましい限りです。え?地平線の彼方で見えない?目をつむれば想像できます。想像できん人はわざわざオフショア投資なんかに興味をもたずNISAで十分です。

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パフォーマンスは左表の通り、売掛金担保の運転資金使途ノンバンク系ビジネスファンドとしては、極めて当たり前の状況で推移しています。裏では流動性リスクが潜んでいるわけですから、右肩上がりになって当然です。

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ファンドサイズがUSD217Mと徐々に成長しているわけですが、このファンドは面白いことに投資先の内訳だけでなく、調達先、つまりどんな属性の投資家から資金を受け入れているかをファクトシートで開示するようになりました。

それが左の円グラフです。私達、オフショアの個人投資家がTCAに投資した場合、黄色のHNWIにカテゴライズされます。

日本語では「富裕層個人」と訳します。こうやってみると、機関投資家からの資金がおおく入ってますね。

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これは一般論ですが、これらは金額が大きいので、いわゆる信託報酬もお安くなっています。つまり私達のHNWIよりもパフォーマンスは実はもっと高いんです。そのかわりに毎月解約には応じることはなく、例えば5年ロックとか10年ロックとは全て個々に相対契約を交わして投資しています。全体に対する個人の割合が低いということはそれだけ流動性リスクは低くなります。

これは機関投資家からの投資を大量に受け入れて、個人の割合を半分近くにおとした、レジャー施設ファンドのダーウィンの取った行動に似ています。ダーウィンの方は満額逃げ切りで、解約できるけど新規購入ができないという逆流動性リスクが発生してますが。

ただ、流動性リスクはビジネス系ファンドに絶対的に付きものです。リスクが低くなるというのと無いというのでは全く意味合いが異なりますから、為念で。

渡航不要の投資家紹介でUSD100kから直接投資可能、ロイアルスカンディア経由だとUSD10kから投資可能です。米国非居住者でもW-8BENフォームの記入が必要になります。

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27日のインドバランス型ファンド徹底研究勉強会、東京のほうはほぼ席が埋まってます。大阪のスカイプ中継会場のほうはまだ席が残ってます。

インターネットバンキングで使用するユーザー名やパスワードを詐取しょうとする、フィッシング詐欺メールは毎日のように送られてきますが、大抵はロシアあたりから送られてくるので、Yahoo!でもGmailでも迷惑メールに引っかかってくれますし、そもそもロンドンのバークレイズ銀行などを語るものなので騙されようがありません。

しかし、最近は日本の銀行、それも自身が保有しているメガバンクあたりを語られるものもあって、一瞬、躊躇してしまいますよね。いちいち本物かどうか字面をチェックしなければならないので本当に時間の無駄です。

そこで、ブログのアクセス数アップ作戦のためにも、ここは時流に乗って最近よくくるフィッシング詐欺メールの例を紹介してみましょう。

まず、アドレスですが、

"autoinfo_jp@"@bk.mufg.jp

となっており、mufg.jpとあたかも本物を装っていますが、""を付けることによってダミー化させています。メールアドレスに@が二回来ることはないと覚えておけばよいでしょう。

次に、件名ですが、
本人認証サービス
となっているのですが、これはどうにでもなるので、真偽判別のしようがありません。

本文は、
こんにちは!
最近、利用者の個人情報が一部のネットショップサーバーに不正取得され、利用者の個人情報漏洩事件が起こりました。
お客様のアカウントの安全性を保つために、「三菱東京UFJ銀行システム」がアップグレードされましたが、お客様はアカウントが凍結されないように直ちにご登録のうえご確認ください。
以下のページより登録を続けてください。
 
――Copyright(C)2014 The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ,Ltd.All rights reserved――

と来ます。ニーハオの直訳から始まる文章でとりあえずは笑えますが、ただ、最近は日本語ネイティブが加担しているのか、文章も綺麗になってきており、しかも敵も本物から来るメールの文章を研究しているのか、これまた判別がつきにくくなってきています。

そもそも、本物の銀行から送られてくる注意喚起メールが以下ですもん。

(このメールは重要なご連絡のため「Eメールでの各種情報のご案内」を
 希望されないお客さまにも配信しております。)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 当行を装いパスワードなどを詐取する「偽Eメール」にご注意ください!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 平成26年9月22日 ━━━


現在、お客さまの情報を盗み取ろうとする不審なEメールが多数発信されています。
確認されている題名は「本人認証サービス」などです。
当行が電子メールでインターネットバンキングのパスワード等の入力を
依頼することはありませんので、絶対に入力しないでください。

本文中のリンク先URLは表面上は正しく見えますが、実際には第三者の
不正なサイトに誘導されます。
当行画面に非常に似ており、容易には見分けることが困難です。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■当行がEメールでパスワードや確認番号表(乱数表)等の入力をご依頼することは、
 絶対にありませんので、決して入力することのないようご注意ください。
 本文中のリンク先にアクセスしたり、添付ファイルを開いたりせず削除してください。

■新しい種類の不審メールが、第三者により送信される可能性もあります。
 当行を装った不審メールの例などの情報は、当行ホームページ(トップ画面)から
 最新情報を随時ご確認ください。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

※当行を装ったEメールは、第三者により不特定多数の方に送信されています。
 当行とのお取引の有無にかかわらず送信されており、当行のお客さま情報が
 流出した事実はございません。


■万一、リンク先の画面等にご契約番号やパスワード等を入力してしまった場合には、
 すみやかにお問い合わせ先までご連絡ください。

 本件のお問い合わせ先
 毎日9:00~21:00
 <三菱東京UFJ銀行 インターネットバンキングヘルプデスク>
  0120-543-555 
  または 042-311-7000(通話料有料)


※本メールは、セキュリティ強化のため、電子署名をつけてお送りしています。
 電子署名についてくわしくは当行ホームページをご確認ください。


■編集・発行:株式会社三菱東京UFJ銀行
       東京都千代田区丸の内2-7-1
       [登録金融機関]関東財務局長(登金)第5号
       [加入協会]日本証券業協会
             一般社団法人 金融先物取引業協会
             一般社団法人 第二種金融商品取引業協会

■本メールの送信アドレスは送信専用となっております。返信メールでのお問
 い合わせは承りかねますので、あらかじめご了承願います。

――Copyright(C)2014 The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ,Ltd.All rights reserved――

これは一般消費者には文章が長くてつらすぎます。ニセモノのほうがシンプルでわかりやすくしかもちょっとむずかしい言葉を使って消費者を不安にさせます。これじゃ本物の方がジャンクメール行きになってしまいそうです。

また、ニセモノのほうのリンクもリダイレクトと言って、とりあえず、mufg.jpなんていうそれらしい字面が入っているので、ひょっとしたら本物かもと思わせられます。

では、せっかくですから、このリンクにアクセスしてみましょう。良い子は決してWindowsのインターネットエクスプローラーは使わないでね。別の意味で危険です。

イメージ 1


画面構成とか作りこみを見ると、なかなかやるなぁという感じがしませんか?本物の公式サイトと見比べてみてもかなりしっかりコンテンツを盗んできており、一見してみわけがつきません。
しかも、三菱東京UFJ銀行ダイレクトのログインするのときのアドレスは

本物

偽物

と酷似しているではありませんか。よくみないとcn.comとチャイナ系のドメインだということには気が付きません。巧妙です。

そして、とりあえず、いい加減にキーボードを叩いてログインをクリックすると、しっかりエラーメッセージまででてきます。

イメージ 2

と、ここでようやく正体を表します。最後がcn.comとチャイナなドメイン名になっていることがわかりますね。


なんじゃそりゃ?となるわけです。
ちなみに、それらしい数字を入れると、

イメージ 4

これまた、それらしい画面構成のもと、乱数表の数字を全部抜き去ろうとしてきます。ただ、ソフトウェアキーボードの入力画面の作りこみは難しかったようで、出来栄えは最悪ですね。

イメージ 3

ここでアホとかボケとか入れると、これまたしっかりエラーメッセージはでてきます。
宿命的にウェブサイトというのは絶対にマネができるものですから、本物か偽物かの区別を画面上で顧客につけさせることは不可能に近いです。また、ジャンクメールやフィッシング詐欺メールを撲滅されることも不可能です。空母を建造するよりサイバー攻撃の方がはるかにコストが安く、かつ人命も奪わず戦争ができることをよく認識しておかなければなりません。

今なら、まだまだ、偽物コピーも雑な品質ですが、今後はもっと巧妙でルイ・ビトンのバックなみに本物そっくりに仕上がってくるはずです。銀行預金は個人の資産とはいえ、これは国を挙げて防衛する方法をしっかりと考えていかないといかない時期が来たなぁ、なんて秋の夜長に考えさせられる話でした。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはbyh00122@yahoo.co.jpまでメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

イギリスの新聞であるFinancial Times。トップを飾ったのは例のYesかNoかの話ではなく、なんとアリババ株開始10分でUSD230Bの大儲けの話でした。確かにグローバル的な経済的影響はスコットランド1国よりアリババ1社の方がデカイわね。

Hilltop Fund Management LLPはThe Hilltop Decorrelated Fund、たった一つのファンドを運用するためだけに約10年の仕込み期間を経て設立された運用会社です。

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このファンドも設立当初からウォッチしてきましたので、今さらあまり語ることもなく、とりあえずパフォーマンス報告に留めておきたいと思います。そのパフォーマンスもあまり動きなく、コンマ幾つの上下幅です。左図の世界株式指数とパフォーマンスの24ヶ月移動平均相関係数は、今年になってちょっと上がってきています。もっとも0.5以下は数学的には全く相関性がないと言っても差し支えないレベルです。部ブルーのバンドまで上がってきたら、気になるレベルだと考えてください。もっともそうなったらファンドマネージャーの方が気にするはずですが。何しろファンドの名前に「非相関」と謳うくらい、株式相場との連動を嫌うファンドですから。

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ところで、このファンドはファンドオブ絶対利益追求型ヘッジファンズです。そもそも投資先のヘッジファンド自体が株式相場との相関性を嫌うものばかりです。そして、その投資先のヘッジファンドの名前はもちろん企業秘密。左表のように略号で示されます。LFCというCTAがどこの誰かはわかりませんが、このファンドに投資している割合の変化だけはつかむことができます。

Headline strategyという項目がそのファンドの主たる投資戦略のことですが、英語で書いてあるのでピンと来ない部分もありますが、よく目をこらしてみると、実はブログで取り上げている個々のファンドの戦略と同じものが多くあります。ま、今日のところは、そうそう特殊なことをしているわけではないということだけわかればよしとしておきましょう。

渡航不要の投資家紹介で最低投資額EUR50k相当額のUSDで購入可能です。オフショア生保ラップ口座ではフレンズプロビデントとロイアルスカンディアがUSD10kから購入できることを確認済です。いずれも手数料は後払い方式の最大5%です。ネッドバング経由でもUSD10kから行けますが、手数料が前払い方式となり5%かかりますが、後払い方式の適用はうけません。

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もう4年くらいになりますが、ずっと使ってたiPod Shuffle がついに寿命を迎えました。イヤホンから充電する方法はコネクタ部分が弱いみたいで、本体もバッテリも元気なのですが、どうやら接触不良です。

http://www.arcstonecapital.com/images/arc.jpg講師を招へいして英語で話してもらうという機会は他ではなかなかありません。本物の話を聞けるのはこの勉強会ならでは?です。しかし、問題は、ファンドマネージャーなどのガイジンさんはやはり首都、東京にやってきます。いつも関西は割を食うんですよね。

そこで、今回もなんとか1対1のスカイプ会議を使って中継をしてみようとセットアップしました。ナマで聴けた方が良いに決まってますが、それでもナイよりマシです。ということで、大阪梅田にもどなたでも参加できるようにしましたので、お気軽にbyh00122@yahoo.co.jpまでメールください。

特に後半は、インド、しかもバランス型です。バランス型ということは、インドの債券の話が聞けるということです、インド株だけなら日本語でも聞く機会はありますが、インド国債やその債券市場の環境、インドルピーの取り扱い方など、ここでしか聞けない話が盛りだくさん。これは値打ちものですな。

会話は半分日本語、半分英語(日本語で解説します)、資料は英語です。当日配布します。

参加費 お一人1,000円または米ドル10㌦など相当の外貨紙幣、商品券、図書券、切手など期限のない有価証券なんでも
お子様連れ歓迎

テーマ
前半:マネージドフューチャーズなど最近ホットなオフショアファンドの動向アップデート
後半:インドのバランス型ファンド徹底研究

東京大井町

場所 JR大井町駅から15分、西大井から15分
日時 9月27日(土曜日)9時から12時まで 
定員 20名(どなたでも参加できます。残り席6名)

大阪梅田

場所 JR大阪駅、阪急梅田駅からすぐ
日時 9月27日(土曜日)9時から12時まで 
定員 10名(どなたでも参加できます。残り席4名)


東京では昼食交流会(完全ワリカン、会費3千円)からの参加も歓迎です。
筆記用具、辞書、飲み物はご自身でご用意ください。
参加希望の方はbyh00122@yahoo.co.jpまで題名に「勉強会」をいれ、実名、当日の連絡先を添えてメールしてください。

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ミャンマー現地調査は11月9日以降になりました。

CTA(コモディティトレーディングアドバイザー)とファンド会社の関係は、クルマに例えるなら IQS Capital Management Limitedがエンジン開発し、Rudolf Wolff Limitedが車体メーカーとして完成品を世に送り出すようなものです。CTAの業界慣習として、一旦開発したプログラムやパラメータは何十年経とうと、百年に一度のリーマン・ショックがあろうと絶対にいじらないのが鉄則です。プログラムやパラメータをいじったらその名前も変えるというのが暗黙のルール、いや立派な慣習になっているのです。しかしややこしいことに、IQSというエンジンは1995年から不変ですが、そのエンジンを載せる車体メーカーが変わるということはあり得ます。IQSもまさにその典型例で、このブログでもいつの日からか同じような名前のものが併存していることからも、そのややこしさと両方の顔をたてなきゃいかんという微妙なニュアンスをうかがい知ることができるでしょう。

しかも、投資はエンドレスです。いつの日か、たとえ私がいなくなっても、うちの子らがこれらを引き継いでくれることを考えれば、やっぱりエンドレスです。ロイアルロンドン360PIMSのようにオフショア生保ラップ口座ですからね。当然にエンドレスです。

エンドレスならば、なおさら、今月までの結果をみて、どちらのIQSが優れているかの軍配を上げることはできません。そんな資格は誰にもありません(正確には今月解約した人だけにはあると言えます)。

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ということで、屁理屈はともかく、その結果を報告いたしましょう。どちらかに軍配は上がってませんが、しかし確かに、事実上、実際問題として大差はついてます。

渡航不要の投資家紹介でUSD100kから直接投資可能です。各ラップ口座経由でも購入できますが、各ラップ口座に最低投資額がいくらなのかは要チェックです。

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今日はスーツの上着も着てみましたが、もういけそうな気候です。でもまだネクタイはちょっと苦しいですよね。って首が太っただけやろって? 借金が増えただけですわ。

http://www.vam-funds.com/imgs/logo2.jpg シカゴのカリスマトレーダーDriehausのファンドをオフショア投資家でも買えるよう一手に引き受けているVAM Funds。ただ、全部がぜんぶドライハウスの小売店ではなくて、独自のものもラインナップされています。ACCESSIBLE CLEAN ENERGY FUNDもその一つで、今どきのテーマファンドの王道を行く、クリーンエナジー関連株ファンドです。

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日本では太陽光発電の投資話が真っ盛りですが、このビジネスモデルは助成金や実質公定の買い取り価格の維持がないと成立しないため、いわば投資家ウイン、業者ウイン、政府ルーズの三つどもえ構造であることを肝に銘じておかなければなりません。今は原発大嫌いのコンセンサスで通っていますが、そのうち、電気代が5割アップ、2倍にアップして日本経済が沈没しては元も子もありません。そのあたりの理想と現実の境を行ったり来たりするのがこのビジネスのリスクだと考えるのがよいでしょう。

自身が足で場所を探して、借金もして、節税効果も得ながら全神経を尖らせて突っ込こめば20年間楽しいビジネス展開が期待できます。しかしただ、1口いくらというふうに他人の下駄に乗っかるだけというのは、今はいいけど果たし将来どうなのかと。

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となると、いつの世もゴールドマン・サックス作戦が功を奏しますね。砂金掘りのゴールドトレジャーに餞別送るよりも、シャベル屋さんやザル屋さんに投資しておけってわけです。業者に乗せられるよりも業者に投資しようってことですね。

このファンドの上位組み入れ銘柄には、ナスダック上場のCanadian SolarSunPower、華僑系ですがニューヨーク上場のTrina Solarなどがずらっと並んでいます。これらは日本にも進出しているので、実際に発電所建設を検討された読者の方なら、シャープなど日系企業との品質比較で名前くらい知ってる銘柄ばかりでしょう。

ということです。今日は、「ということです。」で記事を終わりにして、聡明な読者の方はその趣旨をわかってもらえるので楽でいいですわ。

渡航不要の投資家紹介でも直接投資はできません。かならずラップ口座経由でUSD10kから投資可能です。

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新品のプリンタに互換インクを入れるのは超ハイリスクですよね。数百円ケチって数万円の修理になるのでほとんど元がとれないと思います。

Blue Sea International Limitedというあまり聞き慣れないマン島の会社が組成しているファンドにTitan New World Fundというものがあります。というのもの、このブルーシーは枠組みを作っている言うなればファンドのハコ屋さんで、実際の売買指示はQuadrant TEAM International Managementというこれまた聞きなれないファンドアドバイザーが行っています。まぁ、ややこしい建て付けの話はおいておいて、とりあえず、公式サイトを見るのが一番でしょう。

http://titanfunds.co.im/images/newworldlogo.gif運用方針としてはシンプルで、価格変動リスク以外はほぼ無いと言っていいでしょう。ロングオンリーでレバレッジのないファンドオブエマージング株式ファンドです。

よって、パフォーマンスはエマージング株式市場なりの動きを見せます。ですから、他にもいくつか候補はありますが、メイン投資の代替案として少しはまんべんなくエマージング株式にも投資しておこうという向きに適合性がでてくると思います。また、例えば、インドに行ってまえ~とかイラクやモンゴルあたりまで行き着いた投資家が、ちょっとリスク・リターンを緩めておきたい、なんてときに使えます。

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そして、タイタン投資家でなくても美味しいところは組み入れファンドリストがその道、例えば、インドだとかタイだとかで最もイケてると思われる有力エマージングファンドに投資しており、それがしっかり左図のようにリスト化されているところです。

良い意味で、ファンドマネージジャーの手法を盗めるというわけです。JOHCMなんてこのファンドのこのリストで知ってから投資してしまいましたもんね。そこからネタ取るのが良いのか悪いのかはともかく、タイタンは絶対的にウォッチを続けたいファンドの一つです。ていうか、しっかりアルキティのラテンアメリカを入れてきてますよ。ちゃっかりしてますよね。

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渡航不要の投資家紹介の実績はありませんが、話を通せば恐らく直接投資はUSD10kから行けると思います。既にミラーファンドのリストにも入っているハンサードはもちろん、各ラップ口座経由は可能です。

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とりあえずはポートフォリオトラッカーをみてください。正味でも60ページちかくあるので、じっくり解析する必要があります。

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Retail banking in Sub-Saharan Africa is  projected to grow by 15% per annum by 2020”

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African Development Bankは言っていますが、あながち盛った数字ではないと直感できますよね。イギリスやフランスが宗主国であるため私権が確立されており、また民族、教育、治安といった問題も多く抱えていますから、一時期のチャイナのようにはいかないものの、伸びしろは十分にあるということについて議論するまでもないでしょう。

ただ、2012年に23%、2013年に13%としっかり稼いでくれたFMG Africa Fundですが、下表の通り、ここ最近は一服感が漂っています。
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今年に入って、インドなどに目が向かっているせいか、ナイジェリアだけでなくサブサハラ・アフリカ全体で株価は伸び悩んでいます。まぁ、そんなに一本調子で上昇しまくられても不気味ですから、程々に調整局面を交えながら進むのが株式市場の本来あるべき姿です。超長期投資でみた場合、はやり冒頭のようなGDP成長率に比例して株価は上昇する。すなわち、当面は年率15%程度の上昇を狙えればいいな、くらいの感覚で、じっくりと付き合うのがいいですね。

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渡航不要の投資家紹介でUSD10kから直接投資できますし、上図のように各社ラップ口座経由からの選択肢もどんどん増えているようです。

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親類に不幸があったためこれから新幹線で京都です。今日と明日はメールの送受信遅れますがご容赦ください。

http://lh4.ggpht.com/d_woin6XLQdzKrvekFp_8ygElmTg_MhscDBoYVKCef8-ZDb6CkHsv9IbOI2ItCWAggCKcqfoe6GHJyfu-sZpFEgn=s320
バミューダ籍のStriation Guaranteed Investments Limited。やっぱりでてきましね~と思いませんか?ダイヤモンドの買い付けビジネスファンド。ダイヤモンドの買い付けって華やかに見えますが意外と利幅が薄いんです。というのも、大きさはもちろん、色(ダイヤモンドって他と比較すると結構黄色いんです)、傷や混合物の量、カットの形状などで、グレードがきまり、下図のようなマトリクスによって、相場は簡単にはじき出せ、ブローカーにとってもバイヤーにとってもなかなか差別化が難しい商品です。

ちなみにグラフの左側1.50, G, VS1とは、1.5カラット、色はDが最高で順に4番目のランク、クラリティ(不純物のなさ)はFLが最高で順に5番目ランクという意味です。

ところで、ダイヤモンドのグレードの見方は、コツを掴めば簡単です。カラーは超単純で、Dが本物の透明、Mあたりで真っ黄色(Zまでありますが、無視してOK)、あとはアルファベット順です。クラリティの方は、ちょっとややこしくて覚えないといけない記号があります。まず本当に不純物のなんにもないものにFLとかILとかっていうグレードがありますが、現実問題として小売にでてくるものは殆どありませんから、素人レベルでVVS1というのが最高だと覚えておいて大丈夫でしょう。VVS2, VS1, VS2 とVの数が2つそれぞれのランクが2つと覚えておけばよいのです。そのしたはS1, S2かななと思いきやIncludedのIがついてSI1, SI2と表記します。そして最後は想像の通りでI1, I2, (I3も一応あります)と続きます。もちろんIクラスは無視してOKです。

もう一度下のグレード別利幅グラフを見てみてください。途端にその意味がわかるようになったと思いませんか? 大きくてグレードの良いダイヤモンドが必ず利幅が乗ってるとは限らないようですね。どのエリアを仕入れていくかがこのファンドマネージャーの腕の見せ所というわけです。

http://lh3.ggpht.com/PV27jfA0jCxxvxGi2eTDwBlHgSV_z8h3kMOMrgcq3k0fAN357l7UXe7oLqgTQmlkxsY8MeZ7xXwA2fldRewbaxCg=s400
利幅という点では、実は色石の方がエキサイティングです。例えば、タイやスリランカ等でザルごと買い付けて帰国し、個々に鑑定書とったら自分の意外にもグレードが高く大儲けだったりと目利きが左右する世界です。ですから、オフショアファンド投資家の私達の観点からは、ゴールド等の貴金属は当然ファンド化できるが、色石の買い付けファンドの組成は到底無理。その中間点がダイヤモンドファンドなんだという位置づけで考えるのがよいでしょう。

ちなみに、日本で銀行ではなく質屋さんの世界ですが、ダイヤモンドは入担して融資を受けることができるものです。このファンドでも一旦、現物を占有し質権の第三者対抗を確保しています。年率目標は10%程度だということですし、まずまずの現実路線ファンドだと言えるでしょう。さらに突っ込んで研究してみたいですね。ちなみに、ダイヤモンドの保管先(JP Morgan Chase N.A. (Main Vault))、販売先(企業秘密)ともにアメリカ国内で、気が付いたら金庫ごと、いや銀行の貸金庫ごと、いやいや国ごとなくなってたなんてことはありえませんのでご安心を。

渡航不要の投資家紹介で最低投資額USD25kから直接投資可能です。ラップ口座経由はローンチ直後ですから、まだむずかしいかもしれません。販売手数料は後払い方式ですが、満3ヶ月以内最大4%、以降3ヶ月ごとに1%づつ減少し、満一年で0%になります。 

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昨夜、仕事上の納品物を慌ててヤマトに持ち込んだたら、19時過ぎるとプリペイドカードが使用できず、しかもそれだけの用事だと思っていたので財布を持たずに自転車ダッシュだったので、ガッカリしながらも敢え無く持ち帰りました。すると自分のデスクに、梱包すべき大事なCD-ROM2枚が転がってるではありませんか。禍福は糾える縄の如し?

http://www.reitwayglobal.com/images/design_images/lgo-reitwayglobal.pngReitway Global という名前の通り、グローバルリート投資専門のファンド会社が南アのケープタウンにあります。ところでリートってなんでしょう? REITの本名を英語で読めば一目瞭然です。Real Estate Investment Trusts ですって。超シンプル。私の保有している都内の投資用ワンルームマンションも証券化すれば立派に(広義の)リートの仲間入りです。もっとも、都内の投資用不動産物件なんて儲けるためよりも節税目的、団信生保をかけるのが目的ですから、証券化なんてタダでできてもしませんけど。

で、J-REITでなく他の国のリートってどうなってるのか把握できている人も珍しいでしょう。ということで、まずは全体の市況のチェックから。

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上図の通り、リーマン・ショック後の数字なので、右肩上がりは当然として見ても、えらいしっかりしてるじゃありませんか。全て米ドル換算されているので、為替の弱い南アなんかは軟化しているようにも見えますが、それでも十分に興味をそそるマーケットだということがわかります。

脱線しますが、度々ロンドンなどのイギリスの不動産がらみのファンドや不動産物件そのものを調査の対象として掲載してきましたが、それもそのはずですよね。黒色線の伸びをみたら合点がいきます。

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次に、一般的なREITの利回りは従来から年率4%程度が相場ちゃうのん?と言われてきました。その目論見はほぼ当たっているそうです。じゃあファンドサイズUSD19MnのReitway Global Property Portfolioへの投資も年率4%くらいの目標で満足しなければならないのかと言えばそうでもないようです。

なーんと、同じ不動産収益物件投資でも、左図のように業種業態によってえらくリスクリターンの度合いが変わってくるそうなんです。

じゃあなんでもかんでもハイリスク狙いでよいのかといえば、もちろんそんなことしたら、ボラティリティが上昇してただの株式ファンドになってしまいます。リートで有る限り、利回りも確保したいという向きが投資するものですからね。
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そのさじ加減をうまくやってのけましょうというのがReitwayの仕事になります。パフォーマンスとして、年初来の上昇率なんかはなんの問題もありません。
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そして、これだけ業種業態を気にしているわけですから、当然、ファンドの投資アロケーションは公表されています。

上図のリスクリターンの度合いと、投資アロケーションの円グラフを比較してみると面白いし、三連休、用事の無い方の暇つぶしにもなります。

ラップ口座経由、特にモーメンタムとRL360から販売手数料は無料でUSD10kから乗り換え注文だすことができます。この切り口からの分散投資手法は、いままであまりブログにも出してこなかったので、お持ちのポートフォリオにちょっとスパイスを効かすことができそうですね。

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仕事済ませて、溝の口駅から東急の改札口を通ろうとするとゲートが閉まりました。16時を少し過ぎてしまい時差回数券が使えなかったんです。昨日のリターンは今日のリスクですなぁ。

Man Fund Management (Guernsey) Limited の管理しているMANファンド群であるMan AHL Diversified (Guernsey) USD。米ドル建て以外にも、ユーロ、ポンド、円建てはもちろん、オーストリア建て、スイスフラン建て、興味ないけど人民元建てなんてのもあります。とりあえず、今日は投資家仲間の方の情報からもっとも多く保有されていると思われるUSDを取り上げます。

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取り上げると言っても、正直あまり書くことがないんですよ。だって5年、6年保有してナンボのマネージドフューチャーズですから、毎月のパフォーマンスで一喜一憂するものではありません。それにAHLはここ数年、軒並み元気ないと言われていましたが、元気ない程度で大損はしてません。となると、その投資手法からもじっと耐えて勝つのもよし。損切ったものの、タイファンドやインドファンドでしっかりリカバーするのもよし。です。結局は、オルタナティブ投資というのは分散投資の一助にしか過ぎませんから、適正な配分によって超長期分散投資を確行した投資家がしっかりした資産形成ができるということなのでしょう。ってこれもまた話が飛躍しすぎてる部分があるので、適当に割り引いて読んでてください。

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本邦居住者は、新規に直接投資は絶対にできない上に、追加投資、MANファンド内でのスイッチングもできません。

しかし、名義譲渡は可能ですし、ファンドを保有したまま、そのままをモーメンタムなどのオフショアファンドラップ口座に組み込んでしまうことができます。組み込みが完了すればしめたもの。追加投資はもちろん、スイッチングもやり放題です。
MANの既存投資家はメールをいただければ方法は伝授します。

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昼間の電車移動は、面倒ではありますが、いちいちチケットショップで時差回数券のバラ売りを買うように心がけてます。

http://www.ebam.gg/images/logo.jpgEquityBridge Asset Managementの運用する、EBAM Secured Fは、undさほど大きくないビルの建築案件などにつなぎ融資を行っています。モンテーロがレジデンス(住居)専門なのに対し、こちらは商業施設がテナントにはいるような中小ビルを狙っています。

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このファンドの良さ(リスクでもありますが)は、なんといってもまだファンドが創成期にあるということでしょう。2012年5月に運用を開始したばかりということもあり、ファンドサイズはまだGBP18Mと、まだまだ先駆者利益を取っていけるステージです。

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もちろん、ベンチャー企業的な大ブレのリスクはその分背負っているものの、ロンドンを中心とした不動産の市況や、各案件の融資期間は最大でも18ヶ月とノンバンクビジネスの中でも比較的短いスパンで回転していること、建築途中であってもモンテーロ同様に担保設定はされていることを考慮すると、ここ数年は行けそうな感じが持てます。

ただし、たとえプライムロンドン(市内中心部の一等地エリアのこと)から離れてグレーターロンドン(郊外も含めたエリアのこと)、リバプールやアバディーンなどにまで積極的に進出したとしても、実際に投資対象が無限にあるわけではありません。そのことはEBAMが一番心得ているのでしょう。ファンドサイズはGBP100Mとなったら打ち止めにすると宣言しています。もっともまだ2合目というところですが。

モンテーロとの違いはざっくりこんな感じです。

モンテーロ EBAM
投資対象 フラット(住居) 中小ビル
物件の所在 ロンドン限定 ロンドン中心に各都市
担保 物件そのもの 物件そのものが8割、会社保証2割

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このことから勘案しても、モンテーロよりEBAMのパフォーマンスの方が少し上にでてきても不思議はありませんね。ロンドンのフラット限定にすると投資対象の画一化が図れ、デフォルト時の担保処分も容易になる分、利回りは上がりません。どちらを取るかはこのあたりを検討することで投資判断できるようになると思います。

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渡航不要の投資家紹介にて最低投資額GBP10kから直接融資可能です。各ラップ口座経由でも可能だと思います。販売手数料は前払い制5%と、典型的後払い制最大5%の両方がラインナップされていますが、直接投資なら後払い制、ラップ口座経由なら前払い制で全免を受けておくのが最善です。

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これだけ23区内、たった数キロの距離で、豪雨と晴天の差がありすぎると、オチオチ外も歩けませんね。東京アメッシュのチェック必須です。

Progressive Capital Partners Ltdというファンド会社はチューリップやパーム、そしてエーデルワイス・ボラティリティファンドをCTAからプログラムを買ってきて、機関投資家あるいは個人オフショア投資家に卸しているのが本業だろうと思われています。ところが、自前で運用しているファンドレゲ・アルティスとカルチウムという名前で2つあり、このうちルクセンブルク籍でオフショア投資家が直接投資できないカルチウムの方が社長直々の運用、しかも社長が相応の私財(さすがに金額はブログなんかで書けませんわ)もつぎ込んでの渾身の運用を行っています。

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先の3ファンドはCTAを使って、しかもレバレッジをかけたり、いち早くVIXに集中投資したりして何かの華やかで、特にチューリップトレンドファンドは5年以上の超長期投資に向いていると考えていますから、ブログでも時々記事にだしていますし、これかも調査は続けるでしょう。しかし、なんやかんや言ってもやはり、私もカルチウムには魅了されているのかもしれません。カルチウムを記事に出す回数が一番多くなってきました。

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カルチウムの投資先の半分は上場投資であり、その銘柄名はブラックボックスです。残り半分は、一般的なファンドオブヘッジファンズとなっており、非常にざっくりな考え方ですが、正味レゲ・アルティスと同じ(厳密にはご本人達は違いますと明言してますが、私達個人投資家れべるではそんなもんは誤差範囲)です。ですから、社長が直々に運用するブラックボックス部分を除いたものがレゲ・アルティスだと考えてまず間違いないでしょう。ちなみに、レゲ・アルティス部分は同じ社内のパートナー(外国の運用会社ではファンドマネージャーとしては同列だということを重視して、たとえ社長からみても部下という表現をとても嫌います)が隣のデスクで運用しているそうです。

ということで、いくら投資家紹介を得ても、オフショア投資家は直接投資ができません。RL360PIMS等のラップ口座経由でUSD25kから購入できます。ラップ口座経由であっても投資家紹介があれば販売手数料3%は全免できます。

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関空発着ならエアアジアよりマレーシア航空の方が安いという珍現象が起こってます。クアランプールでLCCターミナルでなくKLIAに降り立つ優越感付きでこの価格、行かなきゃ損ですよ。ってそんな時に限ってなかなか出張の案件ないんですよね。

http://www.orchardwealthmanagement.com/templates/orchard/images/logo.jpg2003年1月運用開始、ファンドサイズもGBP51.9Mまで成長してきているOrchard Funds PLCが、順調推移しており、今年も年初来6.44%上昇するところまで登ってきています。

このファンド、以前から度々記事にしてきたとおり、ロングオンリーレバレッジなしの株式オプションファンドです(通常の株も買い持ちします)。一般的な株式ファンドではありませんからご注意を。コールだけでなく、プットオプションも買いますが、オプションの売りはしません。つまり、ここで言う、ロングオンリーとは個別株の買い持ちをするだけではなく、個別株オプションの買い持ちもするという意味です。

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ということは、一般的な株式ファンドに比べてどのような経済効果が得られるかおわかりでしょう。オーチャードでは、普段からオプションの買っている、つまりプレミアムと呼ばれる保険料を払っているので、今年のようにブルーチップ株式の上昇局面においては、一般的なブルーチップ株式ファンドよりもパフォーマンスは低くでます。

しかし、一度、調整・下落局面に入ると、保険が効果を発揮し、ドローダウンを縮小化するのはもちろん、場合によってはプラスのパフォーマンスがでることもあります。

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ですから、最近のパフォーマンスは、プラスなのはもちろんですが、オーチャードの真骨頂は、株式の調整局面でどれだけ下落を抑えることができるか?ということにかかってきます。そのために、最も原始的で低取引コストであろう株式+預金の半々持ち、つまり日本的バランス型運用をライバルと想定し、50% MSCI World Equities + 50% Cashベンチマークにしています。

私の個人的な考えとしては、ややこしいから全額株式をベンチマークにしといてくれよ。と考えてますが、ファンドマネージャーとしては、下記リンクのビデオの通り、あくまで安パイ好みの運用を堅守したいがためのもののようです。


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このファンドはブルーチップの個別株または個別株オプションに投資するわけですから、投資対象はさほど多くなく、先月のファクトシートによると、扱った銘柄数はせいぜい36社で、8月はたまたま(と言ったら怒られるかな)35勝1敗で単月にして2.08%の上昇を見せたそうです。

渡航不要の投資家紹介で最低投資額GBP10kまたはUSD10k、EUR10k,CHF10kから直接投資が可能で、ラップ口座経由ではハンサードUPPが実績あります。他のラップ口座経由でもまず大丈夫でしょう。
株式相場には絡んでおきたい、でも安パイは取りたいというニーズがあるわけですから、折角なら通貨も安パイ取ってスイスフラン建てで置いておくというのも面白そうですよね。

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最近、仕事(このブログが私の仕事ではないですよ)で出先に向かうため、朝から南武線に乗る機会が増えたのですが、「次は久地~」という車内アナウンスがある度に、アポ時間間違えたかなとドキッとするのは私だけでしょうか?

J O Hambro Capital Management の運用するUK株式ファンドはのきなみGBP1B超えで殆どが新規受付停止状態になっています。その分、大陸側というか、ユーロ圏というか、イギリス以外のEUというか、とにかくkそんな括りの株式ファンドは、EU全体の株式市場の動向からしても、アメリカのような吹き上がりはありません。この出遅れ感を買いと見るか、期待できないと見るかは読者の方の相場観にお任せしますが、ブログでは少しでも買っておけるという選択肢の話はしておくべきでしょう。

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それにはJOHCM All Europe Dynamic Growth Fundが該当すると思います。私達のような日本人投資家にとってみると、ニューヨーク株式市場は絶対的な存在のように思え、NHKのニュースでもダウの数字は日経平均と並んで朝な夕なに報道されています。ただ、日本ほど、庶民感覚で金融に関してアメリカばかり目が向いている国民もめずらしいでしょう。G7先進国ならあとはカナダくらいなものです。そもそも隣ですし、みんな国境またいで毎日クルマで通勤してますし。

で、健全な形で欧州を見た場合、欧州でひと括り、とはいかないことがわかってきます。とは言え、ヨーロッパの国々は経済規模が小さいため、金融という切り口ではあまり神経質にこまかく分ける必要はありません。しかし、イギリスとそれ以外(特にフランス、ドイツ、イタリア)は分けて考えておいたほうがよいと思います。

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昔から、英語圏(アメリカ、カナダ、イギリス)と非英語圏(フランス、ドイツ、イタリア、日本)で景気のサイクルが似てくると言われており、それに伴って株式市場の動向もかわってきます。そのことからも経済動向をチェックするにはヨーロッパをざっくり二つのグループに分けて、できれば投資も別々にしておいた方がよくなります。

投資信託の長所は、個別銘柄選択は全部プロにお任せという点ですが、短所としてどこで上がってどこで下げたのか、詳しくチェックしないとわからないという点があります。これをUKファンドと、コンチネンタルファンドに分けて投資しておけば、パフォーマンスで一目瞭然という寸法です。

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と、いつものように理想を熱く語ったところで、現実路線に戻りましょう。今、読者の皆さんは、確かに欧州株にも分散投資は必須だけど、UKとコンチネンタルに分けていれるほど、ウエイト掛けたくないなぁ、と思っているかもしれません。となると、やっぱり2分割するのは先の話で、今は、今日のようなファンドに入れておき、将来、追加投資しつつ、同じJOHCMの中でスイッチングすればいいか、というのが妥協点になることでしょう。

渡航不要の投資家紹介にて直接投資はGBP1,000から可能です。販売手数料は前払い方式で5%。投資金額によっては減免措置が受けられることがあります(要事前相談)。もちろん、各オフショアラップ口座から購入可能です。

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連日ランキングのクリックご協力ありがとうございました。昨日も18件のクリックをいただき、これで1位になっています。自分でブログをアップする時に1件のアクセスにはなりますから、私の様に毎日ブログを書くとそれだけで、5位、6位くらいになります。さらにどなたかから数件のクリックが入ると、4位くらい。今回のように10件から20件のクリックが入ると、たった3日で1位になります。そんな程度のランキングだということがわかりました。

1位になったので実験は終了です。ご協力本当にありがとうございました。今日からは時々、灰色の部分のクリックは気まぐれ程度によろしくお願いいたします。

イメージ 4The Currencies and Financial Products Performance Fund Limited、略してCFP Fund Ltd.が運用してているファンドは実は3つあります。ボラティリティの激しいのがウリ、いや、今は裏目でにでているものに、元々、CTAであるIQSのエンジンを借りていたThe IQS Performance Fundがあります。ちなみに、IQSとCFLを半々に投資しているファンドオブファンズがSAVです。

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運用開始は2000年3月と長い実績を持つのですが、1つのマーケティングに集中投資するがゆえ
の流動性リスクを回避するために、途中から、ボラティリティの高さはそのままに、IQ-AとIQ-Cというプログラムに投資先を変更しています。ところが、投資先を変更した後も、下落が止まらず、下表の通りで、、正直なところ散々なNAV推移となっています。

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もっとも、投資家仲間のみなさんもさすがに損切りしたよ、というお声ばかりで、仲間内で今も保有しているのは私とお一人、お二人くらいなものかもしれません。まぁこれだけNAVが減てしまえば、今さら損切りもなにもないので、戦略的にというよりは、ただ、スイッチングも面倒なので、超長期保有としているだけのことになってしまいそうですね。

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散々な状況のIQS Performance Fundですが、一方で、CFPの旗艦ファンドはCFLのほうなんです。こちらはファンド・オブ・CTAs(Commodity Trading Advisors、コモディティ・トレーディング・アドバイザー、簡単に言うと主にコンピュータを使ったテクニカル分析手法の先物の投機家です。全部が全部プログラム売買とは限らず、一部の人の手で取引している会社も含みます)で、今は8つの異なる戦略を持つCTAに分散投資しています。さすが、8つのCTAに分散投資しているため、ボラティリティは20.40%と、まぁよくあるマネージド・フューチャーズなみといったところでしょう。

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ただ、こちらも今のところ、残念ながら綺麗に右肩下がりです。IQSとの分散投資という戦略はこれまた、ハズレの状況です。投資先である各CTAは組換するので、各CTAのプログラムが機能しなくなったという理由ではありません。単に選択したCTAの地合いが悪いというだけのことです。

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渡航不要の投資家紹介による直接投資はUSD50kから、各ラップ口座経由ではUSD10kからいけるところが多いです。ロイアルロンドン360もなぜかUSD10kで買えたのですが、今から買えるかどうかはやってみないとわかりません。

1997年10月から運用が継続するCFLの建付けはダテじゃないと考えれば、これらのファンドに参入することは可能です。もちろん、相当な逆張り戦法となりますけど。


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連日のクリックご協力ありがとうございました。機能はさらに増えて18件、つまり約4%の方のご協力いただき、順位は二位です。今日あと12件もあれば一位です。よって、もう少し、大々的にオフショア投資ブログのランキングにクリックをお願いしてみたいと思います。引き続き1日1回のクリックのご協力お願い致します。

一位になったら、ご協力依頼は終了です。有象無象業者がどれくらい必死で順位をキープしているのか知りたかっただけですので、

ちなみにクリックいただく部分は上記の「クリック」の部分です、マークの部分は関係ありません。

投資家仲間の方に梨をいただきました。めっちゃ甘くて大きくて美味しいです。本当にありがとうございました。

http://www.alquity.com/wp-content/themes/alquity/images/logo.png運用開始当初は、社会貢献活動付きということもあり、かなりのマニア向けアフリカのフロンティア国株式ファンドと思われたのか、日本で当初から追いかけていたのはこのブログくらいなものでした。しかし、ロンドン上場大手オフショア生保のハンサードがミラーファンドに採用された頃からメジャー化し、いまではすっかりファンドサイズUSD100M超えという、アフリカファンドと持つ会社がAlquity Investment Management Limitedです。

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知名度が上がり、投資家を呼び込みやすくなったところで、新たに出てきたのか3ファンド、。アジア、インド、ラテンアメリカです。いずれも社会貢献活動することができる地域であるというのがコンセプトです。もっともと私達オフショア投資家の目からすれば、二番煎じちゃいますか? 投資家増えたからった調子に乗りすぎてるわけやないよね? 急にアウェーに出てでちゃんと運用できるんかいな? などと、心地良い猜疑心を持って接しつつも育ててあげたいという思いがあります。

パフォーマンスもまだ3ヶ月分しかありませんし、2.8%上昇した、それだけです。よってグラフを引用するまでもないのはおろか、上がった下がったを議論することもできません。が、実績がでてきたということは、例えば、国別やセクター別のアロケーションなどが判明しますし、ファンドマネージャーのコメントがどんな量や質ででてきているのかもわかります。

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アルキティはアフリカファンドの時もそうでしたが、一部のマネージドフューチャーズのように前評判を聞いてで慌てて買っていくようなタイプのファンドではありません。彼らの地道な活動にじっくりと共感を覚えてから買うというような、いわば遅行型の投資判断を行っていけばよいでしょう。

渡航不要の投資家紹介でGBP5k相当額から直接投資は可能です。各ラップ口座からもいけるようになっていると思います。販売手数料は前払い方式5%です。

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昨日のクリックご協力ありがとうございました。13件、つまり約3%の方のご協力がありました。これで順位は1つあがり三位でが、今日あと20件もあれば一位です。よって、もう少し、大々的にオフショア投資ブログのランキングにクリックをお願いしてみたいと思います。引き続き1日1回のクリックのご協力お願い致します。
ちなみにクリックいただく部分は上記の「クリック」の部分です、マークの部分は関係ありません。

明日はまたもガッカリするようなIQS Performance Fundを取り上げます。

TNKのメールサーバを改善しようとしたら、大きなトラブルが発生してしまい、1週間メールの送受信ができない状態になってます。回復作業を徹夜でやってるようですが、実際、もう少しかかりそうです。運用には全く影響ありません。トラブルはメールサーバだけです。こんな時は、とりあえず原点回帰で連絡は電話ですね。

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今日は、試しに、読者の皆さんに、大々的にオフショア投資ブログのランキングにクリックをお願いしたら、そもそも、こんなランキングに意味があるのかわかりませんが、とりあえず、どれくらい順位があがるのか試してみたいと思います。クリックのご協力お願い致します。


仕組債や仕組預金についてたびたびブログでも取り上げてきており、実際にお試し気分であっても投資してみたという読者の方も大勢いらっしゃります。

仕組債は、
  1. 1投資家が必ず損をして発行体が必ず儲かるようにできている
  2. 時々、企業が大損したというニュースを聞いて、隠れたリスクがあって全財産をむしり取られそうで怖い

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という考え方をする人もいます。もちろんこれは、この世にお化けがいるかも、なんていい大人が言っているようなもので、このブログの読者にしたらお話しにもなりません。

ところがこのような迷信家に、お化けが実在することへの確信を持たせてしまうような、ややこしい仕組みが仕組債にあることも確かです。だって、その名の通り、仕掛けが仕組まれているのですから。

迷信家のハマりやすいツボはこうです。

  1. 個別株の売買の場合、自分が個人が買った1,000株は、たいていどこかの投資家が個人的に売った1,000株であり、まさか付き合いのある証券会社が在庫している1,000株から買ったわけではないことを知っています。もしあなたの買った株が明日下がれば、あなたの負けです。負けた人がいる限りは勝った人がいます。勝った人とは誰でしょうか? 証券会社? いいえ。昨日、売り抜けたどこかの投資家が勝者です。しかし、これが仕組債の場合、売った側の人物像が見えてこない(機関投資家のオプション、スワップディーラーだったりするので、個人投資家から見えなくて当たり前)ので、発行体と直接勝負していると誤解してしまうのです。もし、仕組債であなたが負けたとしても、勝者は発行体ではありません。どこかの機関投資家なのです。ただし、発行体は必ず儲かるという部分はある意味正解です。発行にかかわる費用、事務的な費用を除いても黒字にならなければ誰もウリダシなんてしません。なお、仕組債、仕組預金の手数料は内包されており、外払い手数料というのは発生しません(私は外払い手数料のあるものを見たことはありません)。
  2. これは残念ながら、あなたの理解が足りませんでしたね。で終わってしまう話です。ただし、十分にリスクを認識しての怖さ、つまり現実と向き合きあうことへの恐怖と、迷信家が持つお化けがいるかもいう恐怖とは全く異なります。具体的にはこうです。5割バリアーのあるものを保有しています。保有中、本当にアンダーライイングが5割下がって、償還される元本が5割に減りそうです。ということは現実的にあることであり、そうなったら怖いな、と私も思います。これはリスクと向きあううえで必要不可欠な感覚です。
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では、このような迷信家に付け入るスキがない仕組債(仕組預金)はあるでしょうか? あります。絶対的な元本確保がなされているなら、迷信家にしてもぐうのネもでないでしょう。

それが、Nomura 6 Year FTSE linked Depositです野村證券はロンドンでは銀行であり、かつ、これは厳密には債券でなく預金の形式で発売されます(投資家には債券でも預金でも全く同じ経済効果)。

発行体:Nomura Bank International plc
期間:6年
通貨:USDまたはGBP
最低投資額:USD1,000またはGBP1,000
元本償還率:常に100%

アンダーライイング:FTSE 100 Index (UKX Index)

利回り:変動で最低0%、最高32.4%(年率換算5.4%)
利回り決定要因:72ヶ月の運用期間中、最後の21ヶ月でどれだけFTSEが上昇したかで判断、上昇率の9割を利回りに反映、上昇率の上限は136%、下落すれば元本のみ確保

です。上昇率に1.36倍までという上限設定があるものの、過去のFTSEの推移(下図)が、リーマン・ショック後の立ち上がりと、ロンドン・オリンピックの成功を含めても1.7倍くらいであることを勘案すると、そんなに不利な条件だとは思えません。

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しかも当面続くデフレなどEU共通の問題や、スコットランドなどの国内問題が材料視される最初の51ヶ月間の株価推移は全く考慮に入りませんから、目先の諸問題を解決したころに参入できるというメリットがありそうです。

なお、この記事では、野村ホールディングスの信用力は絶対だという前提で、「絶対的」という用語を使っています。

ウリダシは10月7日または満額申し込みがあるまでです。直接投資もできます。

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27日の勉強会は反響が大きく、早速に席が埋まってきています。インド専門ファンドの話が直接きける、しかも大型株だけでなく債券や小型株も取り扱っていて、いままでインドルピー建てで運用していたというのです。自分で企画して自画自賛するのもなんでが、いや、いつものことですが、今回のもかなりの値打ちものになると確信しています。

http://www.arcstonecapital.com/images/logo.jpgほんと、すみません。関東圏の読者の方からは、都内の勉強会を次は日曜日で、というご希望を多数いただいておりました。ところが、なかなか良い場所が取れず、しかも9月は三連休などが2週あって、行楽シーズンに勉強会を入れるなどという空気読めないこともできずにいました。その次は10月30日に大崎にて場所は押さえてありますが、それでは間が開きすぎて、最近でてきた興味深いオフショアファンドの研究が伸び伸びになってしまいます。ということで、とにかく場所が取れることを優先して、今回も土曜日の開催になりました。

http://www.arcstonecapital.com/images/arc.jpg
テーマ:Qbasis, シンフォニー、マンサードの新しい不動産開発ビジネスファンド、など、オフショアファンド総ざらい研究を半分

残り半分、Passage to India (Mauritius) に関しては英語です。エミレーツで羽田まで来てくれるので、私がクルマで迎えに行きます。インドの株式だけでなく債券の投資環境を日本国内で聞けるなんて滅多に無い機会です。

今回は内容盛りだくさんなので、9時スタートにして時間をめいいっぱい3時間使います。

オマヌケ投資の本を入手しましたので、当日回し読みできます。

会話は日本語、資料は英語です。当日配布します。

参加費 お一人1,000円または米ドル10㌦など相当の外貨紙幣、商品券、図書券、切手など期限のない有価証券なんでも
お子様連れ歓迎


東京大井町

場所 JR大井町駅から15分、西大井から15分
日時 9月27日(土曜日)9時から12時まで 
定員 20名(どなたでも参加できます。残り席13名)

昼食交流会(完全ワリカン)からの参加も歓迎です。
筆記用具、辞書、飲み物はご自身でご用意ください。
参加希望の方はbyh00122@yahoo.co.jpまで題名に「勉強会」をいれ、実名、当日の連絡先を添えてメールしてください。

お名前の自己紹介程度はしていただきますが、参加者どおしの名刺交換は強要しません。
今回は会場の都合で定員厳守です。またいっぱいになっても広い会場に替えることができません。

はじめて参加の方へ、実名とお住まいの都道府県、当日の連絡先(携帯電話など)、簡単な自己紹介をご連絡いただいた時点で参加受付とさせていただきます。
参加希望の方はメールください。


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ドイツ10年もの長期国債の利回りは、09%前後となり、皮肉にも日本人にとってなんだかすごく馴染みのある水準まで低下しています。2年ものの短期国債はすでにマイナスで、他のユーロ圏の(金融業界的)主要国であるフランス、オランド、オーストリア、フィンランド、ベルギーあたりもほぼ同じ傾向です。

ECBは、どんな局面でも、景気回復よりもインフレを嫌い、ニューヨークではゴーストバスターズ、フランクフルトではインフレスターズが待機している言われてきました。ですが、デフレの舵取りは初めてであり、しかもお国事情がバラバラですから、信頼度はさほど高くありません。

となると、EU,とりわけユーロ圏のリスクシナリオは日本の失敗事例が最悪のケースとしてお手本となります。つまり、山一拓銀時代以降の、長期的な株安、債券高、一時的には通貨安でその後は金利差から通貨高、というシナリオが浮上しているのです。

このニュースを読むにつけ、私達、個人投資家が知っておくべき予備知識は、たった一つです。2000年に焦ってゼロ金利政策を解除して失敗し、再び更に長いゼロ金利政策に追い込まれたという歴史。それだけ。

この予備知識さえあれば、一刻も早くデフレから脱却し正常な金利体系を復活させたいECBが、いつQE(量的緩和政策)から抜け出す腹積もり(これから行われるQEは当たり前のことでその先を見据えるということ)なのかが今後の焦点になり、打ち出される政策が確固たるものと考えるか時期尚早と捉えるかでマーケットの反応が変わってきます。

http://www.worldoffinewine.com/content/images/logo.png随分、日が経ってしまいましたが、東京と大阪で開催したファインワイン勉強会、あわせて約30名の方に出席いただき、正直、これほど期待以上に得るものがあった勉強会は珍しいと評価をいただいてます。わざわざイギリス人を呼んで話してもらった甲斐がありました。

勉強会の中で、そのわざわざ来た値打ちがあったという所以の、フムフムポイントが何点かあったわけですが、ひょっとしたら、勉強会の最初の5分、たった一つの定義、それだけで全てクリアになっていたのかもしれません。

http://finewinemag.subscribeonline.co.uk/static_content/the-finewinemag/images/covers/finewine_medium.jpg
そもそもワインなんて投資対象になるのか? 現物を長期保有していてなにか意味があるのか? というファインワイン文化のない日本人には根本的なところから疑問が生じます。逆に、この疑問が解決したら、最低購入金額も高くないですし、比較的だれでも参入できるエリアです。

そして、その定義、それはまさしく

ファインワインとは?

ということに尽きます。

ファインワインとは? ー 樽から瓶に移されてコルク締めされてからも熟成が進行して、年を追うごとにワインの品質そのものが向上するもの

なのだそうです。ファインワインを扱うプロから見ると熟成しないワインは(一義的に)テーブルワインと称して、それらは決して投資対象にはしません。寝かせても投資としては意味がないからです。逆に、それを聞いて、勉強会参加者の皆さんもグッと話に引き込まれたのだと思います。

なるほど、これは日本酒文化の私達には馴染めないはずです。清酒の一升瓶は冷暗所保管したとしても極力早く飲んだ方が良い訳ですから、Fine Sakeというものはとりあえず存在しないことになります。

また、ファインワインは飲まずに投資対象として購入・保管する層と、それこそ飲むための購入・仕入する層があまりにハッキリ分かれていることも特徴の一つです。私達のような投資する層は5年で1.5倍になればいいな、くらいの感覚で購入します。しかし、ドバイあたりの飲む層は、値段が上がった方が1.5倍美味しいという感覚の人達です。ここに共通項は全く見いだせないと言い切っても過言ではありません。

どんなワインがファインワインとして別格扱いされているのでしょうか?

世には、その名もThe World of Fine Wineという雑誌まであったりして、そこにでてくるワインはみなファインワインだということは推定されます。具体的にはこんな感じです。誰でも知ってるフランスのボルドーという産地のワインがみなファインワインなのではなく、むしろ殆どがテーブルワインの類です。で、ボルドーのなかでも特に有名な村がいくつかありますが、例えばマルゴーと銘打ったワインが全てファインワインかと言えば、これまた殆どがテーブルワインです。マルゴー村で最も格式の高い醸造所(シャトー)である、その名もシャトーマルゴーの年間1.5百万本(750cl換算)だけが、ファインワインに分類されるのです。

世界で何本のファインワインが生産されているのか?

世界中の広大なぶどう畑でそれこそ無限とも思えるワインの出荷量のうち、ファインワインと呼べるのは世界総合計でもたった年間5.4百万本しか生産されません。しかも、天候による変動はあっても、新たにファインワインと呼べるシャトーがでてくるには数十年かかるため、供給量が大きく増えることはあり得ない世界なのです。なお、ファインワインのうち9割が五大シャトーをはじめとするボルドー産ですから、私達の投資対象も大方がボルドーになり、話題もボルドーが中心になりますが、バーガンディ、ローヌ、シャンパーニュだけでなく、近年はイタリアのスーパートスカーナや、カルフォルニア、オーストラリア、スペインのごく一部でも投資対象となるファインワインが生産されており、ニューワールドのファインワインとしてボルドー対比分散投資の対象になっています。

寝かせれば価格は上がるのか?

尤も、供給量の決まっているファインワインとて、そこは需給のバランスで価格形成されているものですから、需要サイド、つまり飲む層の消費量が減ると、どんなに良い銘柄、ビンテージ(年式)のファインワインを保有していても必然的に値段は下がります。

ところで、ボルドーという地方は紛れもなくフランスなのですが、実はその利権を牛耳っているのは全てイギリス人です。ファインワイン投資の歴史は古く、価格推移はなんと1755年から継続して記録されており、おそらく、現存するインデックスの中では世界で最も古いのではないかと思わいます。しかし、そのインデックスも、元来、一部のイギリス人特権階級の人達だけのものであり、私達のような個人がファインワインを保有できるようなったのは、仕入れルート、セラー、販路という3点セットを持つ業者の台頭があった1980年代以降になります。

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この1980年代以降で、ファインワインの価格が1,2割の下落を見せたのはたった3度しかありません。1998年、2008年、そして2011年から12年にかけて。それだけです。3度ともハッキリとした要因があります。1998年は銀座ショックと呼べます。山一拓銀時代の金融危機が日本の、もっと具体的には銀座や新地の消費量を激減させたためです。2008年は言うまでもないでしょう、リーマンショックです。そして2012年は中国共産党ショックとも言うべき調整です。綱紀粛正のために、表敬訪問の際の袖の下のファインワインを持参しずらくなったがために、消費量が激減しました。

ということは、現在、ファインワインの市場は、むしろ健全な価格体系を取り戻したと言えるかもしれませんね。実際、ボルドーを中心とした下落トレンドは収まりつつあり、ニューワールドとの分散投資によって、ポートフォリオ全体では上昇しているという個人投資家も増えてきています。

誰が投資対象として適格性があるか?

ファインワインはイギリスポンド建てで価格形成されています。従って、イギリスポンドとの為替リスクは当然に許容しなければなりません。その前提でいけば、個人、法人、だれでも購入し保有することができます。購入時に第三者からの送金を受け入れることも可能ですし、保有期間中は紙一枚で名義譲渡が可能です。そして、売却時にはどんな名義の口座にでも送金指示をだすことができます。また金融商品ではなく、いわゆる物販ですから、購入時の本人確認も簡便で、パスポートのコピー認証などは不要です。海外投資としては、かなりハードルの低いスキームだと言えます。

いつでも好きな時に売れるのか?

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ファインワインを自力で買うこともできなくはありませんが、それは飲む層のすることです。投資する層は一切しません。仕入れルート、セラー、販路という3点セットを持つ業者と取引するのが唯一の選択肢だと言っていいでしょう。特に保管状態が担保されていないファインワインはもはやファインワインではありません。シャトーから出てからどのような経歴を持っているケースなのかをトラッキングできなれば、投資する価値はないのです。私達の狙う販路は、安売り酒店ではなく、ドバイあたりの5つ星ホテルの最上階です。

ファインワインを購入する時に、保険料、運送料、セラーの管理料を一括前払いするのが通例です。それは5年分で購入金額の15%と決して安くはありません。ワインファンドとは異なり、自身が自身のファインワインを保有するためのコストです。

5年前払いということ、ファインワインも5年くらい保有しないとあまり値段は上がらないのが通例だとということを意味しています。いつでも売れるとはいえ、やはり5年保有くらいの感覚で投資すべきでしょう。私もそのつもりで仕込んでいます。

ただ、売りたくなったら、ほぼいつでも相場成り行きで売れることも事実です。売却に時間はかかりますから、3,4ヶ月は待たなければなりませんが、流動性リスクはかなり低い投資手法であることは確かです。

なお、投資と言っても、スキームは物品の購入ですから、投資元本の確保も利回りの確保もありません。あるのは現物の確保だけで、売却するまではコストは持ち出し一辺倒です。さすがにファインワインは、熟成はしますが、利息は生みませんからね。利回りも確保したければ、不動産ビジネスファンドの方がよいでしょう。

渡航不要の投資家紹介可能です。金融商品ではないので、ラップ口座経由という概念はありません。

この記事、無料の個人ブログのままで埋没されるのももったい気がします。雑誌のコラムにでも使ってもらえんでしょうか?趣旨にあうよう校正しますし、もちろん原稿料はいただきません。

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試しに豆腐のトレイで水栽培してみたチアシードがものの見事に発芽してます。1週間で3センチくらいまで育ち、かいわれ大根のようになってます。

http://www.10of7.com/images/logo.pngルクセンブルク籍のGlobal Distribution Partnersが運用する10 of 7 European Equity Fund。何度かブログでも調査報告していますが、その度になんやったかな~と忘れてしまうのが名前の意味です。 数字を使った名前ってインパクトありますが、その意味が記憶に刻まれにくいと思いませんか? 誰でも知っているとすれば八王子くらいなものでしょう。

7つの欧州主要株式市場の中でも(おそらく時価総額ベースで)トップ10のブルーチップ銘柄にしか投資しません。という意味です。もちろん、ロングオンリーレバレッジなしの株式ファンドです。

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で、7つの主要市場とはどこでそのベンチマークは何か、そして、その主要銘柄はどんなものかと言えば、

  • Paris, The CAC 40 (CAC) -  BNP, EDF, L'Orial
  • Zurich, The Swiss Market Index (SMI) - ABB ltd, Nestle, Novartis
  • Milan, The FTSE MIB (MIB) - Generali, ENEL, ENI
  • Stockholm, The OMX Stockholm (OMX) - ABB, Astrazeneca, Ericsson
  • Frankfurt, The DAX Index (DAX) - Alianz, BASF, Bayer
  • Madrid, The IBEX 35 (IBEX) - Banco Bibao, Banco Santander, Iberdrola
  • London, The FTSE 100 Index (FTSE) - BP, British American Tobacco, HSBC  
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となります。頭文字ばかりでイマイチ馴染みのない会社名にはリンクも貼っておきました。各公式サイトをご覧になると、ああなるほどね、とわかります。だいたい私はフランス語なんて読めませんからL'Orialって書かれてもそれが化粧品大手のロレアルだって会社のロゴを見るまではわかりません。ま、個別銘柄なんてそんな程度でいいんです。だいたい、日本株のツウだと自称している人たちでも、たいがいは知名度や新商品ニュース、さらには下世話な材料で売り買いしているだけで、財務諸表がしっかり読める個人投資家がどれくらいいることやら。だからこそ、運用をこのような投資信託に任せるのです。

となると、パフォーマンスは欧州株にほぼ連動しつつも、ブルーチップに期待して調整局面でのドローダウンを抑えつつ、立ち上がりをいち早く掴んでおくということになりますね。現に、上図のようにベンチマーク加重平均に比べてもアウトパフォームしてくれています。

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投資家仲間で、まだ誰も投資したよというお話は聞いてませんが、渡航不要の投資家紹介は可能だと思います。最低投資額はEUR100からで手数料は典型的後払い方式の最大5%です。

ロシア、ウクライナ情勢でモタツキ感のある欧州株を少しでも仕込んでおこうという投資戦略があるなら、ブルーチップ限定であることから、そろそろっと足を踏み出すにはもってこいのファンドですね。

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シルクロードファンドのSturgeon Capitalが実投資家向けに毎年視察ツアーを企画しています。今年は10月1日から5日まで、ウズベキスタンのタシケントに現地集合現地解散です。参加費無料で、国中の主要企業や工場などを連れ回してくれるそうです。タシケントまでの往復にかなりの費用はかかるでしょうけど、行ったらものすごく値打ちあるでしょうねぇ。

http://www.marlboroughinternational.gg/Portals/15/Marlborough-International-Logo.gifガンジー島籍の運用会社、総額GBP5Bもの資産を預かるMarlborough International Managementはまさにオフショア投資家のためのオフショアファンドだけを組成しています。と、いってもイメージ湧きませんよね。だって、私達のような日本に居ながらにして海外渡航不要で投資できるオフショア生保ラップ口座やオフショアファンドは星の数ほどあるわけですから、何も特化してくれなくてもという感じです。でも、これがすごく大事だと感じる人たちもいるんですよね。具体的に言えば、イギリス居住者のイギリス人です。この人たちをはじめ、EU居住者全般はいまどきオンショアとオフショアの区別を厳格にしておかないとえらいことになるので、そのためにマールバラでもこんな売り文句を出しているのです。

http://marlboroughfunds.com/Portals/6/marlborough_logo.gif
なお、イギリスオンショア用には1986年設立のMarlborough Fund Managers Ltdという運用会社があり、ファンドオブETFsなんかも充実し、預かり資産はGBP1.7Bを超えています。

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ま、そんなことは、ヨーロッパ方面にオフショア投資家である日本人には、最初から全く関係ないことですが。

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そんな背景からもMarlborough Fundのラインナップはイギリス株式が多くなっています。オフショアからでも自国、あるいは母国の経済活動にしっかり絡んでおきたいという人は多いですから。日本でも一旦オフショアに逃がしておいて、しかし日本株には(ひょっとしたらドル建てで)投資するのが日常化する日も近い(いやこの一般的なリテラシーではまだまだ)でしょう。それと同じことがイギリスでは先行していると考えればわかりやすいでしょう。

不動産バブルやデフレなどの金融危機的状況の経験は日本が最先端でイギリスよりも15年進んでますが、NISAなどの金融制度はイギリスが最先端で日本はイギリスに25年遅れているというイメージでほぼ間違いありません。

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そんな、ラインナップを見せるマールバラのファンド群ですが、いきなりUK小型株やマイクロ株ファンドの調査をしても読者の皆さんもピンとこないと思いましたので、もう少し大人しい(中でもかなり激しい)ものから取り上げてみたいと思います。

UKや欧州株式が中心の6つあるサブファンドのうちMarlborough High Yield Fixed Interestというのが唯一の債券ファンドです。

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モーニングスター社三つ星のこのファンド。パフォーマンス的にはいわゆるジャンク・ボンドファンドとして全く問題はないでしょう。今どきのハイイールド債ファンドの地を行くような上昇っぷりです。ちなみに、GBP建ての債券が多く、投資戦略としてはボトムアップ型の銘柄選択でバイ&ホールド、つまり頻繁に売り買いせずに、しっかり配当を稼いで行くというものです。

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実は先週、このファンドを発見したばかりで、まだ、購入ルート開拓はできてませんが、渡航不要の投資家紹介はなんとかできるような気がします。なにせ、オフショア投資家をウエルカムな会社ですからね。最低投資額はGBP1,000から販売手数料は前払い方式で5%です。ラップ口座からはもちろん5%は全免で行けるでしょう。





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週末のグラントソントンからのメールは、投資家仲間の方は全員、利息も含めて満期解約済であり、対象外のシリーズの話です。そのままスルーしてください。中には相続が発生したけれど、未だ分割協議が終わってないなどの理由で、満期後のシリーズに元金や未払利息などの資金が留置されているケースがあるのです。

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