これからの時代グローバル投資は必須 ひたすらオフショアファンド!規制や英語にめげずに海外投資、不動産、FX 調査と経験の全記録

2014年05月

http://www.momentumgim.co.uk/images/default-source/logos/momentum-gim.png?sfvrsn=2ヨハネスブルグ株式市場に上場している大手金融コングロマリットのMMI Holdingsに集約されるまでのMomentum Global Investment Managementの経歴は親会社の合併や買収によって複雑になっていてます。このブログを設立した当初から、敷居の低い便利なオフショアラップ口座のMomentumは活用していますが、そのファンド運用部門、つまりMomentum Wealthからみると兄弟会社として、投資可能ファンドリストにも非常に数多くラインナップされています。

ただ、他にも昔から継続している、そこそこ有名どころのブランド名でHarmony Fundsというのもあったりして、それが全てウェブサイトも分かれています。このグルーブ全容を掴むにはまたもプレトリアまで行かなければならないくらいでしょう。

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その中でもMomentum Global Balanced FundというファンドはMomentum Mutual Fund ICC Limitedというこれまたウェブサイトもない、ビーグル(建て付けに使う法人のこと)を使っていて、ファクト・シートを引っ張りだすのも至難の業です。Momentum Global Investment Managementがインベストメントアドバイザー、つまり簡単に言えばファンドマネージャーになっているのでこのドメインの中のどこかにファクト・シートが格納されているのですが、リンクはありません。

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ただ、運用は2004年9月から継続している、60% MSCI AC World, 40% Citigroup WorldBIGをベンチマークとした教科書的なグローバルバランス型ファンドで、例えば、ラップ口座の中で、USD7.5k以上の資金を短期間でも現金で遊ばせておくくらいなら、コレを買っとけ~というためにあるファンドだと位置づけてよいでしょう。当然ですがMomentum経由なら販売手数料も解約手数料もかかりません。

そしてパフォーマンスも株式6割、債券3割、そしてキャッシュで1割というポートフォリオらしい動きを見せています。

直接投資はできるかもしれませんが、実は投資家紹介ルート知りません。これはMomentumのラップ口座経由で買うためのものというイメージでよいでしょう。

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入居者さんが秋葉原で部屋のカギを紛失されたらしく、HELPコールがきましたので、速攻予備カギを届けてきました。それは管理会社を使わない大家さんの醍醐味でもあります。

http://m.c.lnkd.licdn.com/media/p/4/000/170/3df/376c08d.pngまぁ、毎日まいにち、題名にはいわゆる検索ワードばかり並べてすみません。それにしても、今年のインドは今のところ読み通りですね~。毎年、なぜか後半に失速するのでここからがインド株の本当の勝負ですが、でもまぁ、ここは読みも当たっていたわけですし、ちょっと自画自賛しておきます。

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広州や上海あたりは1年行かないともうどの地鉄に乗ったらいいのやらさっぱりわからんという勢いでインフラ整備が進んでますが、チェンナイでは中央駅からまっすぐ一本の地下鉄を作るのに100年かかりそうなペースです。しかもその上の片道3車線の目抜き通りは半分通行止めにして工事しているのですが、はかどりません。この感覚がわかるのは、世界で唯一?地下鉄を手掘りした経験のある京都人くらいでしょう。

一事が万事、こんなノリでビジネスが進んでますから、インド経済は私達が考えられないくらいゆっくりです(インドでせっかちな性格の人はきっとゴールド地金商でもやってるはずです)。

この「感じ」がチャイナ株と対極的であり、時代によってどちらがよいとは言えません。うまく波乗りすればチャイナとインドを行ったり来たりのサーフィンができますし、ここに地政学的リスクをはらんだ資源国としてのロシアも加えるとますますエキサイティングになります。

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エキサイティングにサーフィンするのが主旨に合わない場合は、FMGであればRising 3ファンドで分散投資すればよいのです。

ということで、二番煎じ候補のロシアからは目が離せません。

下表はFMG India Opportunity Fundのパフォーマンスです。

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そしてこちらがRussian Federation First Mercantile Fundのパフォーマンス。

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大騒ぎの割には下がってないことがおわかりかと思います。

イラクは相変わらずの別世界ぶりで、仕込んで数年待つというスタンスは不変です。モンゴルはチャイナへの人材と資源供給所ですから、回復まではもうちょっと腰を据えておく必要がありそうです。

直接投資はUSD10kから可能、Momentumを除く、各ラップ口座からも大抵いけます。

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Macbook Proの修理が完了したとアップルストア渋谷から連絡ありました。中1日のスピード修理で助かりました。

http://www.victus-capital.com/wp-content/themes/victus_2014/img/logo.png月日の経つのは早いもので、Victus European Student Accommodation Fundについても運用開始当初からウォッチしていましたが、投資しようかどうか迷いつつはや1年も過ぎてしまいました。その間、イギリス学生寮には台風が吹き荒れ、BrandeauxやMansion Stuedent に流動性リスクが顕在化(もちろん両者とも運用はしっかり継続しています)しました。他方、上場企業のUNITEやファンド・オブ・学生寮ファンズのCoralなどは正常な状態、ブラックロックあたりは虎視眈々とこの業界に投資を進めているとはいえ、ベンチャー企業的要素が強かったMansionはともかく、老舗で銀行借入も1割から2割しかないBrandeauxも解約停止になっていることで、今でも学生寮ファンド全体に懐疑的な見方で捉える雰囲気があります。

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その点、ヴィクタスは後発すぎて、激震が走ったときは、まだファンドが立ち上がったばかりで、私や投資家仲間の方も全員様子見していたくらい、個人投資家からの資金は集まっておらず、パトロンからの種銭だけだったようです。種銭だけなら、パニック解約することもありません。ヴィクタスにとっては後発だったことが案外幸いしているようです。

そんな環境ですから、学生寮保有を進めるペースは非常にゆっくりです。スコットランドに128ベッドで1棟、ドイツに179ベッドと310ベッドの2棟とまだまだこれからというところです。また、ギアリングレシオは最大50%まではやると言っていますので、Mansionのようなベンチャー企業的要素があると考えていいでしょう。

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http://www.victus-capital.com/wp-content/uploads/2012/11/HermannEhlersHausOldenburg.jpg
学生寮ファンドと言えば、イギリス・ポンド建てが常識になっていましたが、このファンドはドイツでも商売しているので、ユーロで買っても良さそうです。

直接投資はいけるとは思いますが、まだ経験がありません。最低投資額はEUR10kから、手数料は典型的後払い方式です。解約時60日のホールド期間があります。

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いよいよTNKが正式なオフショア投資信託として再デビューできる日が近づいてきました。なにしろおっとりした国柄ですから、既に半年かかって、それでもまだ1ヶ月以上はかかりそうです。夏までには投資家紹介できるかな?という感じです。それでもどんなファンドに仕上がるのか楽しみですね。

GLG Japan CoreAlpha EquityってMAN Investmentsにとっては外様でしょ。なんて言わないでくださいね。そりゃMANは江戸時代中期1783年に創業した金融業界では老舗中の老舗です。片やGLGはリーマン・ブラザーズの一部門として1995年に運用開始、途中ソジェンの傘下に入ったりと流浪の民のようにも見えてなんだかフビンな感じもします。そして、今日の記事にしたGLG Japan CoreAlpha Equityに至っては、わずか4年前、2010年運用開始というまだまだ若いファンドとなっています。ところがどっこい、このファンドマネージャーは、ソシエテジェネラルの時代から、一貫して投資銘柄の対象を絞り込んでそれを徹底的に掘り下げてタイプのThe Japan CoreAlpha strategyという名の戦略で運用は連続しています(さすがに他社系列傘下での運用でしたから連続したパフォーマンス表はありません。しかもパフォーマンスといってもしょせん日本株なので、推して知るべしです)。

そんなファンドの預かり資産は、やはり、たった4年の実績では集めきれないでしょう。驚きのUSD3.8Bです。日本株を買うガイジンマネーって、なんやかんや言ってもこういったファンドを経由して流出入しているんですね。

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そして、2013年の単年パフォーマンスはリテイル向けのDクラスで63.4%というMANのファンドシリーズでも最高級の数字をたたき出しています。ただ、ファンドマネージャーのコメントは意外にも謙虚で、インデックスである日経225が連続している1972年以来、最高の年だったから、としています。要は誰がやっても勝てる入れ食い状態の時に自慢するのは素人だけで、百戦錬磨のプロがそんな時にはいちいち自慢しないということのようです。ただ、株価純資産倍率(PBR: Price Book-Value Ratio)は依然として低いレベルにあるので、しっかり銘柄選択さえすればまだまだ勝負ができるとしています。

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MANのオフショアファンドですからもちろん直接投資はできません。ロイアルロンドン360PIMS、フレンズプロビデントリザーブなど各ラップ口座経由で最低投資額はJPY50kからです。

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PowerBook ProはVRAM基盤交換で修理期間は約1週間、修理代金はざっとJPY42kです。しばらく仕事もブログ作りも苦戦しそうです。

電話での個別相談大歓迎なのですが、たくさんお電話いただいているため、折り返しが難しい状況です。適宜かけ直していただけると助かります。

ケーブタウンに本社を置く運用会社アラングレイのインターナショナルバージョンである、Orbis Investment Management Limitedは、グローバル株式ファンドの運用がメインです。もっとも南アに居ながらにして割りと日本株贔屓で、日本株ファンドもJPY建ても用意してくれているところが助かります。ただ、オフショアに資金を置いて、しかし円建てで日本株ファンドというのも、南アフリカに住むエクスパット達にはよいかもしれませんが、私達にはさすがにあまりニーズがないような気もします(中でもOrbis SICAV Japan Equity FundはEUR建てもあるので、これはこれで通貨を絡めたニーズはあるとはおもいますが)。

ところが、日本に住む日本人で円建てで運用したいケースでもあるんですね、オルビスには。

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ORBIS ABSOLUTE RETURN FUNDSというシリーズがあるのですが、そのうち、ORBIS OPTIMALというのがそれです。Orbis Optimal (Yen) Fundという円建てクラスがあり、その預かり資産は円建てクラスだけでは19億円ですが、ファンド全体ではUSD4.5Bもあり、典型的な日本人が知らない大型のファンドと言ったところです。なお、円建てクラスはUSDJPYの為替ヘッジをかけているだけで、運用自体は本体のUSDクラスの中で行われています。

パフォーマンスですが、上図のように、リーマン・ショックの下げの影響はほとんどなく、しかし、アベノミクスの押し上げ効果はあまり得られていないません。がそれでも去年は調子がよく、1年間で7.2%上昇させています。

ただ、パフォーマンスだけみても、中身はわかりません。そこで、左表のザックリアロケーションを見ることにしましょう。なるほど、円建てと言っても日本株は2割しかないので、ベンチマークの大きな上昇はアベノミクスではなく、世界株全体の話なのかということがわかります。まぁここまでは普通です。

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しかし、驚きは、その右側の
数字の羅列です。これ見てウォ~と叫ぶ人は、かなりのヘッジファンド通でしょう。ちなみに、この表で()はマイナスという意味です。

株式はロングオンリーだが、何かのショートオンリーを持って、株価の変動をヘッジしているのでは?とわかります。これこそ、まさに正統派ヘッジファンドの戦略です。

となると、地域別だけでなく、一体どんな株式に投資しているのか、どんなヘッジ手法を用いているのかとても気になります。そこでファンドのアニュアル・レポートやクォータリー・レポートうを見てみることにしました。

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上表はマスター・クラスのUSD建ての貸借対照表概要です。これみたら、もう一回ウォ~って叫びたくなります。ロングの方は、自前の株式ファンドに投資する、ファンド・オブ・株式ファンズです。そしてショートの方は、S&P500やTOPIXなどの典型的な各市場インデックスです。

そうです、これは自前の株式ファンド群がベンチマークをアウトパフォームしたら、ファンドがプラスになるように設計され、株価全体の動きは相殺してしまう、究極の自社のファンドマネージャー自画自賛的なヘッジファンドなのです。

日本にもカリスマトレーダーのファンドやアクティブファンドは多くありますが、いずれも株価全体が下がったときは、パフォーマンスが悪くても開き直りになります。しかし、このファンドならば、株価全体が上がったということが一切の救いになりません。純粋にインデックスとマネージャーの実力の差分だけがパフォーマンスに上がってきます。

これって、ものすごくフェアで、本来のヘッジファンドの利用目的に忠実な手法だと思いませんか?アラングレイの実力を信じる信じないはあるとは思いますが、(ロリーヒル氏曰く)なんちゃってヘッジファンドばかりが横行する今の時代、このような古典的かつ王道を行くヘッジファンドがあるというだけで救われた気がします。

アラングレイ系列は直接投資不可です。ラップ口座経由で最低投資額はUSD50k相当額です。

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メイン機のMacBook Proのビデオカードか何かが故障したらしく、修理するしかない状態となりました。HDDは生きてます。アップルストアに修理受付の予約を取るにも、銀座なんて金曜日の夜まで一杯です。渋谷が今日の14時にかろうじて1コマ空いてましたが。修理できるかできないかわかる以前に受付の争奪戦になるとは、ずいぶんととほほな話です。

http://m.c.lnkd.licdn.com/media/p/2/005/040/06f/1d2b203.pngルクセンブルクに本拠を構える、Blackstar Capital Partners S.?.R.L.が運用する、Blackstar Commodities Fundは貿易金融、それもコモディティにアイテムを絞った融資ビジネス系ファンドです。

ファンドの運用開始は2012年5月からですが、このあたりからトレードファイナンスファンドが真っ盛りになってきている理由は今更記述する必要はないでしょう。

銀行の場合、預金を預かって、融資を実行し、その鞘抜きをして収益を得ているわけですが、融資先の業種や資金使途、担保の有無はバラエティに富んでおり、しかも預金保険制度もついていたりしますから、理論上はクレジットリスクがありますが、個人預金者にとって気持ちの上では無リスク資産です。その代わり預金をしていても運用にはなりません。

対して、トレードファイナンスビジネス系ファンドに投資をすれば、融資先の業種や件数は絞られ、また資金使途は限定、担保も限定されますから、そこから得られる収益、つまりファンドの利回り予想はだいたい見えてきます。それは預金よりはるかに高く、右肩上がりになるのが前提であり、ビジネス系ファンドで右肩上がりにならないビジネスモデルを探す方が難しいくらいです。

しかし、融資先の業界は絞られ、融資件数も分散しているとはいうものの、銀行ほどはマクロ的に統計処理することはできませんので、焦げ付きが発生するなどのトラブル発生の際には、解約できない(流動性リスク)、NAVの切り下げ(クレジットリスク)などが顕在化し投資家に大きなインパクトを与えることがあります。

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それでも私は、このようなビジネス系ファンドを投資対象から外すことは一生ないと確信しています。私も代々商売人の一人です。実業こそ収益を生む王道だということをよく知っています。

株式ファンド投資も、株式というものを経由してその企業のビジネスを支援しているわけですから、実質的には同じ活動です。教科書用語みたいになってしまってますが、直接金融、間接金融とはよく言い当てた言葉ですよね。

直接投資も可能で、USD10Kから、手数料は典型的後払いタイプです。

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ダーウィン勉強会の参加予約増えてます。

http://tcaglobalfund.com/wp-content/themes/tca-global/images/logo.png普段からTCAに投資できるまで、イバラの道と書いていますが、そもそも直接投資は一昨年末から可能になっており、最低投資金額USD100kをキッチリ揃えられればすぐにでも投資できるオフショアファンドです(手数料は後払い方式最大5%最長5年の典型タイプ)。これを前提に、ロイアルロンドン360PIMS経由で購入できるようにするため、わざわざTCAに頭下げてBloobberg Ticker Codeを取ってもらいました。今のファクト・シートの一行目を御覧ください。誇らしげにBloomberg: TCAGLCR KYと銘打たれているのはそのためです。

ところが、RL360は各投資家で最低投資金額を満たさないと買わせないなどとわけのわからん理屈で注文を拒否されました(フレンズプロビデントやモーメンタムは何人か集まって合算が最低投資金額に満たせば買ってくれます)。

TCAからRL360に交渉してもらいましたが、全く埒が明きません。そこで、TCAはそのためだけではないですが、USD10kから購入できるフィーダーファンドを開発してくれました。これでオール・クリアかと思いきや、目論見書を見て、そのフィーダーファンドのISINはUSから始まることがわかりました。本邦居住者にとって、アメリカ籍のファンドは実質的にオフショアちゃいまっせ。ということで、またも頓挫しているところです。

その間、USD10kから受けてくれる専用のラップ口座会社を見つけてもいたのですが、結局そこは日本居住者からの口座開設に難色を示したので、土台が崩れてしまいました(海外に赴任されている非居住者の方はOKですよ、投資家紹介できます)。

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繰り返しになりますが、このファンドの平均投資額はUSD800kという非常にアッパー向けの商品で、そう簡単には下には降りては来てくれません。要求一辺倒ではなく、そして投資家=客、という概念を捨て、こちらから様々な提案や根回しをする必要があるのです。またこの努力が逆に小さくてもビジネス・パートナーとして敬意を払ってもらうキッカケになります。欧州の商取引はどんな業界でもそうでしょうね。極論を言えば、この感覚がわかる人だけがオフショア投資で成功するといえるのかもしれません。

オフショア投資も商取引の一種ですから、「アプリシエイト」という言葉がいかに大事かは、それをぞんざいに扱うと後から痛いほど思い知ることになります。

そして、TCAをUSD10kから買えるようにする努力はまだまだ続きます。


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今日は暑いです。運動会のカメラマンなので。

J O Hambroのファンド群の中でも、UK Equity Income Fund、 UK Opportunities Fund、Japan Fundに関しては人気ありすぎでソフトクローズ(新規受付停止、解約受付可能という状態、7月からのダーウィンレジャー施設ファンドと同じステイタス)、とファンド会社へ質問したところ、直接担当の方からそのように聞いておりました。

ところがです。それを知っての上で、わざと投資家仲間の方が、RL360PIMS経由でUK Equity Income Fundの注文を入れてみたところ、素直に1週間で買えたという報告をいただきました。これは驚きです。申込時、ファンドの乗り換え時、なにかと些細なことでモメるRL360が今回ばかりは奇跡を起こしました。そして、その話をJOHCMの担当の方に返したら、「ほ~」ですって。ラップ口座はラップ口座なりに手数料高いだけのメリットがあるのですね。

もっとも、直接投資を行おうとすると、このような奇跡は起こりませんから、欧州株ファンドでは現実的なところで、JOHCM European Select Values Fund、JOHCM UK Growth Fund、JOHCM UK Dynamic Fundの中から選ぶことになります。

http://moneyweek.com/wp-content/themes/moneyweek/assets/img/moneyweek-logo.png?ver=0.40
今日はJOHCM UK Growth Fundにしてみましょう。イギリスの金融新聞と言えば、Financial Timesですが、金融系の週刊誌となれば、Money Weekです。昨年の話ではありますが、この雑誌のファンドマネジャーインタビュー記事MoneyWeek’s top ten tipsters of 2013で一番当てた人としてOHCM UK Growth Fundがトップランキングされています。

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モーニングスターこそ三ツ星ですが、この実績はパフォーマンスを見ればわかります。リーマンショックの損失をいつ取り返したかに注目してみてください。ロンドンオリンピックまでは英株は米株よりも比較的もっさりした動きで、ベンチマークが取り返せたのは2011年前半あたりです。しかし、このファンドあっさり翌2009年央にはブレイクされています。アクティブなロングオンリーの株式ファンドですから銘柄の選球眼が命です。週刊誌の記事にナンバーワンで紹介されるのもこういった土壌があるからなのでしょう。

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直接投資、ネッドバンクを含む各ラップ口座から投資可能で、最低投資金額はGBP1kから、しかし現実的な投資としてはGBP5kくらいからではないでしょうか。

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昨今はマネロンや居住性確認が厳しくなり、住所確認書類において英文残高証明書の原本を求められることがほとんどですが、中には日本の銀行がつかう普通のA4コピー用紙というのが気に入らないから拒否してくるケースが増えてきました。しかし、私達日本人は普通は日本の銀行しか口座を保有していません。しかもゆうちょ銀行をはじめメガバンクなどは世界に冠たる大銀行です。その書面を受け付けない方がナンセンスなのですが、それを言っても水掛け論。

そんなときはどうしましょう。一つの解決策は国際運転免許証です。そんなもん必要ない?ええ、必要ない人の方がいいのです。これを取得して、原本ごと送りつけてやるのです。パスポートを送るなんて絶対できませんが、国際運転免許証なら外国のサラ金で使われることもないでしょう。

1,2ヶ月で原本確認のあと、大抵は返送してくれます(要事前確認)ので、実際に使う可能性のない人はこの荒業を使ってみてもよいかもしれません。

あくまでも裏ワザですので、ご了承を。

レゲアルティスはチューリップトレンドやエーデルワイスボラティリティ、パームトレンドのようなエンジンを外注しているファンドとは異なり、Progressive Capital Partners Ltdが直に運用するファンドです。ですから、プログレッシブとしては本当は一番気合が入っているファンドということになるのですが、その意に反してかファンドサイズはUSD16.4M程度と小型のレベルに留まっています。今となっては順調に積み上げてきているヒルトップのサイズの方が大きくなっていますね。

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上表のパフォーマンスはスイスフラン建てのものです。プログレッシブ自体がスイスのドイツ語圏Baar(チューリッヒからミラノまでドライブする時に高速道路の看板最初にでてくる行き先地名で軽く無視してしまう、関越道でいえば東松山のようなところですが、実は風光明媚らしい)に拠点を構えており、ヘッジファンドの世界ではUSDがメイン通貨ではあるものの、このCHFも気持ち的には力を入れているようです。

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そんなレゲアルティスですが、このファンドそれほど見向きもされないファンドかと思いきや、ナイン、ナイン、これが立派にいや、ほぼ完璧に分散投資されたファンド・オブ・ヘッジファンズなんです。個人投資家が、単品でも買えない機関投資家向けのヘッジファンドをそれこそ30以上も購入しています。その投資しているCTAの戦略のバラエティさをみていただければおわかりになるでしょう。

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ところで、レゲアルティスは株式市場との相関性についてはあまり気にしていないようです。そこが同じファンド・オブ・ヘッジファンズで絶対利益追求型のヒルトップとは対照的になってくる部分です。しかし、サブプライム問題→リーマンショック→ギリシャ危機という希有の下げ局面でも耐え忍んだファンドをしっかり選択しているという点は共通しているようです。

最低投資金額はUSD50k相当から、直接投資も可能です。

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金利スワップ取引の仕組みのイロハという勉強会資料ができあがりました。金利スワップ取引ってなんやねん?というところから始めて、たった3時間でプレーンバニラ円円(変動vs固定)スワップのプライシングがでできるようになるという奇跡が起こります。受講希望の方がいらっしゃったらコメントください。企画します。

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竹の輸出ビジネスを行うPremier Eco Resourcesの業容が順調に拡大しています。同じThe Premier Group (Isle of Man) Limitedが組成しているファンドにイギリスリサイクル施設ファンドのニュー・アースがあり、こちらは上場するか非上場のままファンド形式で続行するのかお得か検証中というくらいのサイズと勢いがあります。そのため、こちらのエコ・リソースもさぞかし大きなファンドかというイメージで捉えがちですが、敢えて言いますが、こちらはちっぽけでハイリスク・ハイリターンです。

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資金の流れは簡単で、ニュー・アースと同じです。EcoPlanet Bambooという主に中米のニカラグアで竹を生産し、それをアメリカに輸出する。一般品質の竹の産地と言えば中国ですが、中国と同じ原価なら船代が安いニカラグアの勝ち、という寸法です。この非上場会社の中小企業であるEcoPlanet Bambooに未公開株式投資するのが、Premier Eco Resources sub-Fundsというわけです。

ニュー・アースと比較するのが良いとは限りませんが、ニュー・アースはイギリスに立派な施設があり、しかも公共事業を手広くやっている感がありますが、こちらは竹林、しかもニカラグアだのアフリカの奥地だのです。パフォーマンスは年間で19.96%とめちゃ高い数字がでていますが、これは流動性リスクあり、カントリーリスクあり、天候リスクあり、さらにはデフォルトリスクもありという、ハイリスクを取った投資家への当然のご褒美とも言える水準だと私は考えます。

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しかし、そんなハイリスクテイカーは日本ではまだ数名ですが、世界中にはたくさんいるものです。順調に資金も確保され、また新たに260ヘクタールの、4つめになる農地確保の準備が動いています。

手数料は後払い方式なので、このファンドも早い者勝ちファンドとして、最初に5%上げさえて元をとっておき、あとは機動的に投資判断というのが定石になるでしょう。有象無象が売り込む前に投資家紹介でジョインし、先駆者利益をとっていくことになります。直接投資でUSD15kから。

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チアシード輸入ビジネス研究会の日程、正しくは6月2日月曜日の18時半から、東京と大阪二元中継会議です。一部のメールで3日と誤ってご案内しています。申し訳ございません。

http://www.frontierim.com/modules/gottexFrontend/images/frontier-gottex.png最近、ご無沙汰になってましたが、過去にはよくFP Frontier MAP Balanced FundやFrontier Multi-Asset Platform (“MAP”) Fundsというのについて調査し、記事にしていました。モダンポートフォリオ理論を忠実に実行している、右肩上がりどうのこうのと浮いた話は一切なしの理詰めオンリー、例え実際に投資まで至らなくても非常に勉強になるファンドだからです。

ただ、ファンド会社を取り巻く環境は劇的に変化しているようです。まず、Frontier Investment Managementという運用会社は、約USD7.0Bの預かり資産を持つ、Gottex Fund Managementに昨年3月に買収され、Frontier Gottexというブランド名で残ることになりました。

Gottexにも何だか面白そうなファンドもたくさんあるようですが、10くらいありそうなので、それは後日の調査にして、今日は旧フロンティアの中心的なファンドであるFRONTIER MAP MODERATE FUNDにします。

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まず、MAPという名前ですが、簡単にいえば、左図のように色んな分野に分散投資してワンストップ投資を完結させるというものです。その時に、あれがよさそう、これも右肩上がり、なんて感覚的に分野やその比率を選択していたのでは、ただの妄想ファンドになってしまいます。そこで、分野別に、リスク(ボラティリティのこと)と期待リターンを計算して、これを巧みに合成すると、期待リターンを下げずに、リスクだけ下げることができます。

と言われてもなんだか難しいですよね。そこでイメージで理解できる簡単な、というよりもはや、乱暴な実験をしてみましょう。

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水をゆっくりゆっくりコップ一杯まで満たしてみると、コップでもなんでも良いのですが、縁が完全に平らな容器の縁よりも少し盛り上がって止まりますよね。これは表面張力で盛り上がっていることはご存知だと思います。今はこの盛り上がりの幅をリスクだと考えてください。

次に同じものを無水エタノール(消毒用エタノールでは最初から薄まっているのでダメです)でやってみてください。水より高さはかなり低くなりますが、それでもほんの少しは盛り上がっています。水でも無水エタノールでも高さは違えど、それなりに表面張力による盛り上がりがあります。

そして、いよいよ、水と無水エタノールを混ぜてみましょう。もし暇なら、水90%、無水エタノール10%の割合から順に11通りやってみて下さい。割合は容量(日本のお酒の濃度表記方法)でも重量でもモルでも構いません。イメージ実験なので温度もテキトーでOKです。

そんなの忙しくてできるかいな。という人は国際法定計量機関からデータを引用することができます。今回は摂氏20度の時のエタノール水溶液重量濃度別のデータですが、上表からわかるように、なんと、一直線にはなりません。

改めて例えですが、今回は水をハイリスク・ハイリターンの金融商品、エタノールをローリスク・ローリターンのそれとして見てください。混ぜても一直線にならないなら、なんとなく30度あたりの混合率(ポートフォリオ)を合成するのがお得な気がしませんか?ローリスクのエタノールが3割しかないのに、リスクは7割程度も落とすことができます。

めちゃめちゃな例えかもしれまんが、これこそがフロンティアポートフォリオ理論の真髄なのです。

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今回の実験は水とエタノールという二つだけの混合液でしたが、実際は、これにクロロホルム、アセトンなどどんどん種類を増やすともう際限なく測定を繰り返さなければならないように、フロンティアポートフォリオ理論でも、左図のような分野別におびただしい数の計算をしなければならないので、コンピュータは必須です。

この地味な努力の末に出した、実績が、一番上のグラフ、株式にたいしMAPはリスクを下げつつ、期待リターンを上げることに成功してまっせという結果につながっています。


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単に二つの点が打ってあるだけの図のように見えますが、中身は相当に詰まっているということですね。直接投資は多分可能で、USD10kから。ラップ口座経由も可能です。

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交流会ではエタノールの濃い方がハイリスク・ハイリターンです。


http://www.dominion-funds.com/Documents/DGT%20Web%20Page%20Assets/Consumer/CONSUMER_logo.png昨年10月時点で観たファンドプロモーションビデオでは、確か、組み入れ銘柄に「ゴージャス」さがあること、が合言葉だったはずです。その割に、投資状況を報告するファクト・シートのデザインは質実剛健な感じで、そのギャップが、ゴージャスなものを買う贅沢な消費者と、その高い粗利を吸い上げる投資家を表しているようで。とても好きでした。

が、最近、ファクト・シート、のデザインを一新し、どちらかと言えばよくある高級ブランドが使いそうな色使いで、全くといってよいほど逆のイメージになっています。合言葉も「シック」に変わりました。

正直、私はファクト・シートがゴテゴテしているのはあまり好きではありません(単に、勉強会の時に印刷すると、徒にトナーがなくなるのが嫌なだけです)が、その組み入れ銘柄の地味さには非常に共感が持てます。

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アパレル、時計、宝石、香水、蒸留酒といった、ドバイ空港の免税店街に並ぶようなラグジュアリー系銘柄に投資するロングオンリー株式ファンドは、JPモルガンやUBSをはじめとする一流ファンド会社でもラインナップしています。ところが、このDominion Global Trends Luxury Consumer Fundの組み入れ銘柄は、ここからさらにIT系、自動車、流通、小売店などにまで範囲を広げ、要するにそのブランド名があることで業界他社より粗利が高いければ投資対象にするというコンセプトで銘柄選択をしていきます。

例えば、アップルが入っているのは合点がいきますが、このファンドではサムスンも入れています。というのも、一般的に日本人にとって、アイフォンなら少々ボラレてるかなぁ~なんて思いながらも買うしかないねというイメージを持っており、アップルが該当銘柄になることはすぐにわかります。一方で、サムスンのスマホなんて機種代無料でも要らんわと思う人も多いでしょうが、国を変えれば、中国では未だにスマホは高嶺の花、アイフォンは宝石なみで一般には最初から手が出るものではなく、よって現実的なサムスンあたりにお金をかけるという構図になります。

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このファンドでも今後のGDP成長率や中産階級(年収でUSD30k稼げる世帯)数の絶対値を考えると、過去よりの有名ブランドだけに投資するよりは、チャイナ向け、インド向けであるそれなりの高級ブランドに投資するのがアウトパフォームさせる一番の早道だと考えています。

なお、このファンドはあくまでも主要国株式ファンド(ロングオンリー、レバレッジなし)です。いわゆるテーマファンドだと考えれば、リスクの取り方もよく見えてくるでしょう。エマージングで荒稼ぎする銘柄に投資しているだけで、エマージング株式ファンドではありません。

また、ファンドマネージャーは投資対象となる約80のシック全銘柄(現保有は37銘柄)に対して、毎営業日朝必ず個々にレビューを行い、バイ、セル、ホールドの判断を行っています。アクティブ系のファンドとも言えますね。

直接投資、ラップ口座経由ともに最低投資金額はUSD10kから、販売手数料は5%ですが、ラップ口座経由では全免です。

毎営業日ベースで売買可能であり、流動性リスクはゼロです。直接投資の場合、本人確認書類としてパスポートのコピー認証、住所確認書類として、英文残高証明書の原本必要です。

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今日の記事執筆は楽でしたわ、何しろ土曜日の英語を聞き取ったメモを清書するだけですから。でも一箇所だけ自分の字が汚すぎて自分で読めなかった部分があり、そこは割愛してあります。その部分は東京、大阪勉強会にご参加いただいた方だけへのとっておき情報ということで。

http://www.orchardwealthmanagement.com/templates/orchard/images/logo.jpgジャージー島に拠点を置くOrchard Wealth Management Ltdは、運用するファンドはOrchard Funds一点ものという専門店です。もうちょっと正確に言うと、Orchard strategyと名付けられた、ブルーチップのオプション取引をロングオンリーで行う投資戦略エンジンメーカーです。ですから、ファンドサイズはGBP43.2Mですが、他のヘッジファンドや期間投資家が、オーチャードストラテジーを採用しているので、全体としてGBP70Mの預かり資産となります。これは先日のチューリップトレンドファンドとトレンストレンドの関係を思い出してもらうとわかりやすいと思います。

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よって、私たちのようなオフショア個人投資家は、アイルランド籍、ダブリン上場のOrchard Fundsに投資することになります。ファンドの投資戦略については、過去より度々調査報告していますし、昨日の英語の勉強会疲れ(正確には3時間も二次会でブレイクしたからだけです)もあって割愛しますが、とにかくパフォーマンスは順調です。ただし、順調と言っても、一般のブルーチップ株式ファンドには負けています。

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ただ、2013年はもちろん、今年も2月あたりの調整局面を除いては株価は一本調子で上昇しているわけで、そんな時はオプションという、言わば株価が下落した時に自分だけ利益を確保できる保険をかけているオーチャードは、普段からプレミアムと呼ばれる保険料を払って入る分だけ割を食います。つまり、一本調子で右肩上がりの局面では、保険をかけている分、ストレートな株式ファンドには勝つことができません。これは宿命です。

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このことは上図を見れば一目瞭然です。オーチャードストラテジーは今年で13年もの継続運用が続いていますが、上表は13年間の実績を月四半期別にしたものです。まず、アップサイド、つまり上昇した四半期を見てみると、ほぼ全てMSCIインデックスの方が勝っていることがわかります。宿命的に保険料の分が割り負けしているからです。

http://www.orchardwealthmanagement.com/templates/orchard/images/factsheet_february.png
次にダウンサイドと見てみてください。オーチャードがインデックスよりもマイナスのパフォーマンスになった月は一つたりともありません。また9.11の時代が特に顕著に見えていますが、インデックスが大きくマイナスであっても、ファンドはプラスだったという四半期もいくつかあります。この棒グラフがオーチャードを投資対象としている理由を端的に物語っています。

直接投資も可能で、最低投資額もGBP10kからなので、分散投資の一環としても入れやすいファンドですね。手続関係はダーウィンと同レベルです。

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ひかりがま農園さんの越中名水赤たまご80個仕入れて毎日卵かけご飯です。中性脂肪値が気になりますが、やめられませんわ。

ということで、新潟は長岡まで胃カメラ検査旅行&勉強会を企画することなりました。もちろん盛大な交流会付きで。

http://www.hansard.com/~/media/Images/H/Hansard-Global/Images/home/hansardlogo.pngハンサードの積立型オフショア投資ラップ口座「アスパイア」でもミラーファンド(ファンドコード: MC129)が購入可能になった、Titan New Worldは最近オフィシャルサイトをリニューアルしています。その新しいデザインについては賛否両論あるところでしょうけど、運用の方針に変化はありません。

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このファンドのストラテジーは単純明快で、株式の時価総額合計の約半分を握るアメリカ(日本やイギリスは1割づつ)がこれからは徐々にそのシェア(別に大きさを争っているわけではありませんが)を落とし、チャイナ、インドをはじめとするエマージング国へシフトしていく。ということです。

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そうです、言われんでもわかっとるわい、ということをちゃんと実行しておきましょう、というスタンスなんですね。

ですから、ファンド・オブ・ロングオンリーエマージング株式ファンズとして、組み入れ銘柄も直球勝負で、リストの中のファンドも聞いたことあるものが多くなっています。

特に、JOHCM Emerging Markets Fundなんて、このタイタンのファクト・シートで名前を知って、直接コンタクトを取ってみたら、抜群のファンドだとわかり、ごめんなさい、結局こちらを直接購入してしまったくらいです。

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ただ、こんな風に、ファクト・シートを投資先ファンド発掘ばかりに使い、しかも、それをブログで紹介してたら、それこそ本家に怒られそうです。なので、一言サポートしておくと、タイタンはあくまでもエマージング株式投資のワンストップファンドであることがメリットです。

最低投資金額USD10kでこの分野へのジェネリックな投資を完結させておいて、中国や韓国はもう興味ないよ、という読者の方はそれこそJOHやインド、タイ、インドネシアなどを個別に買い足して行けばいいのです。

例えば、ガルフエリアに投融資する会社Qannas Investmentsなどは、ロンドン上場銘柄ながらも、自分で直接買うにはどうしてよいかわからないものもあります。タイタンの使い道は王道がゆえに地味ですが、長期投資のツールに向いていることは確かです。ということは、積立型投資に向いているということでもあります。気の利いたファンドをラインナップするハンサードがミラーファンドに組み込んだ理由もわかりますよね。

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ダーウィンレジャーファンドは、こりゃ追加投資しておかねば、というお声が多いです。追加投資の用紙はないので、新規投資の用紙を再度記入します。追加投資に本人確認書類、住所確認書類は基本的に不要ですが、後から求められることがあるようです。

http://www.transtrend.com/img/transtrend_logo.jpgTULIP TREND FUNDは、Transtrend B.V.がエンジンメーカー、Progressive Capital Partners Ltdが車体メーカーとなって組成されている、セクター分散投資、トレンドフォロー戦略、レバレッジありというザ、ヘッジファンドです。

2012年以降は、年間ベースではヒト桁のパフォーマンスで行ったり来たりしてパッとしないように見えますが、そこは3倍レバレッジのチューリップのこと、月次でみるとかなり激しくうごいており、さらにセクターごとにみるとその激しい動きが解析できます。

北米株中心に順調である今のうちに、ベアマーケットへのシフト対策をどう講じておくか、ということをこのブログでも度々テーマにしてきています。このベアマーケット対策を考えた場合、チューリップトレンドファンドはどんな時でも外せない投資対象の一つとなりえます。もっともこのファンドについての研究は、過去より継続して進めてましたので、今日の記事で新しいものは特にありません。

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敢えて、報告しておくなら、ファンドサイズがUSD404Mと随分減った気がします。この2年間はパフォーマンスにさほど変化がないことから、減った原因は単純に「解約」だということになります。3分の1くらいも解約があったのでしょう。これはグッド・ニュースかバッド・ニュースかと言えば、正直どちらでもありません。エンジン本体たるのトランストレンドの預かり資産はUSD5,305Mあり、チューリップのファンドサイズは多い時でも約一割のマイナー勢力です。よってチューリップの預かり資産が200本程度落ちたくらいでエンジンの性能に影響を与えることは全くありません(1本=百万ドル)。

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そして、上表がエンジンで言えば、グロスの性能、つまりファンド化される前のCTAが叩きだした数字そのものの推移表です。このエンジンをチューリップに載せる時には、ファンド組成にかかわるコストが差し引かれるので、エンジンもネットの出力しかでてきません。しかし、上下の表を比べると、チューリップの方がはるかに良く見えます。これは最大3倍のレバレッジがかかっているためです。例えば2014年3月のトランストレンドは1.5%なのに、チューリップは4.5%ではなく、3.60%しかありません。これはいつもいつもフルタイムでレバレッジが3倍かかっているわけでなないのと、運用コストが引かれるために差分がでるのです。

直接購入で最低投資金額USD100kから、販売手数料が最大3%に加えて、解約手数料1%が必ずかかります。エーデルワイスからの乗り換えは1%です。代理店移管はいつでも可能です。RL360を除くラップ口座経由で各ラップ口座基準の最低投資金額で購入可能です。

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がん検診機器メーカーのベンチャー企業、これは過去最高にハイリスク・ハイリターンかも。いや、かも、じゃなく、間違いなく、です。

http://www.amundi.com/static//img/img_fp/caam.gifギョーカイの人なら知らないとモグリか新人さんなのでしょうけど、金融業界に身を置かない日本人にとっての知名度は正直さほど高くはありません。しかし投信会社としてアムンディは日本にも進出しているだけでなく、Amundi Asset Managementはそもそもフランス大手銀行のクレディ・アグリコルとソシエテ ジェネラルの実質子会社だと言われれば、おおそれは御見逸れしやした、となるでしょう。

日本でも数ファンドが窓販されていますが、相変わらずそれらには興味はありませんし、オンショアファンドの解説なら日経ヴェリタスにかないません。オフィシャルサイトでも向かうはInternationalのページです。ファンドの数は正確には数えていませんが100くらいでしょうか。株式ファンドでは特に国別・地域別のエリア別ファンドが充実しています。

また元来、欧州大陸系は債券の取り扱いが得意ですから、EUR777Bある預かり資産(英語ではassets under managementとよびよく頭文字3文字で約されますが、この頭文字が忌まわしいかの旧カルト宗教団体の名前になってしまうので、私は預かり資産だとかファンドサイズだとかいう言葉を使ってます)のうち、半分以上が債券絡みという米系とは一線を画する資産内容となっています。

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債券や株式ファンドの多い、そのAmundi Fundsの中でも異彩を放つのがAbsolute Volatility World Equitiesではないでしょうか。どのような投資をしているのはともかく、まずはパフォーマンスを見てみましょう。上表は最低投資金額USD500kからの機関投資家向けIUクラスのものですが、リーマン・ショックの時には大勝ちだったものの、正直そのあとはさっぱりです。

右肩下がりで魅力なし、と感じた方はおそらく過去に、右肩上がりのファンドを購入したとたん失速してガッカリした経験をお持ちの方でしょう。なぜ右肩上がりなのかを検証しないで購入することは、このファンドがなぜ右肩下がりなのかを検証しないで、スルーさせるのと同じです。しかも私は、よく検討して買ったファンド下がっても後悔しませんが、検証しないで買わなかったファンドが上昇したら後悔するタイプです。ここはしっかりと検証しておくことにしましょう。

といっても、このファンドの投資戦略は、ハッキリ言って、めちゃめちゃ難しいです。とういうのも、名前はボラティリティを売買しているだけのように見えますが、昨年の記事で解説したようにボラティリティといのは元来直接売買できる次元のものではありません。ですから、エーデルワイスボラティリティファンドのように、シカゴでパッケージ化されたS&P500ボラティリティという商品を売買していればいいだけのファンドとは全くフィールド異なることを意味します。ヨーロッパのDJ EUROや日本のNIKKEI225等のマーケットも扱うこのファンドの中身は素人さんにはもはやブラックボックス?かと思えるほどです。
しかし、ブラックボックスなら右肩下がりだけが投資判断となってしまい、有象無象の解説の域を出ません。ここは少々難しくても、初志貫徹で掘り下げる必要があります。さて、掘り下げるにしてもどこから手を付けていいやら。やっぱりファクト・シートかな?と思いますよね。ノンノン、ここは敢えて、アニュアルレポートに手を出します。Brandeauxなどイギリス学生寮ファンドの真髄を理解するにもアニュアルレポートの精読が必須でした。あの経験を活かすのです。

ここで厄介なのは、アムンディのアニュアルレポートは全ファンド共通で300ページを越えます(しかも2011年6月基準という古いものしかダウンロードできない)。
古くても戦略は同じなので、とにかく、ダウンロードしたらAbsolute Volatility World Equitiesで検索して、まずはポートフォリオの中身一覧のページを見つけましょう。大抵のファクト・シートには上位5位とか10位の組入れ銘柄データが記載されていますが、アニュアルレポートを見れば決算書のB/Sと同じなので、ほぼ全ての組入れ銘柄が記載されています。

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すると147ページあたりにでてきました。一覧を見ると、目眩がするくらいおびただしい数のディールが組まれています。

大項目でLong positions USD1,527M(オプションの買い+預かり資産を債券等でキープしている分)とShort positions -USD221M(オプションの売り)に別れており、預かり資産の安全運用分USD798Mを除くとロングのポジションはUSD694Mとなり金額的にはざっくりロングがショートの3倍程度という感じです。

これは、イメージ的なものですが、DJ EUROやS&P、そしてNIKKEI225が荒れたら儲かる可能性が高いと考えてもさほど乱暴な発想にはなりません。

そして、上のアニュアルレポートの切り抜きを一行単位で御覧ください。その銘柄名を見てもマニアでない限り全くピンときませんが、それでも右側から3つめの2,200.0等の数字は行使価格、2つめの日付は限月、そして一番右はコールかプットかを明記されていることくらいはわかります。しかも想定元本も微妙にかえてあります。そうです、これはファンドマネージャーが思うまま、バラバラといろいろな銘柄を物色して買い進めた(上図ならショートの部分の切り抜きなので売り進めた)わけではなく、どうやら必死でシュミレーションして得た結果であろう、この複雑なセットを一括または、仕込みと利益確定(または損切り)の二段階して売ったり買ったりなにかのリスクを軽減しつつ、利益追求をしているのかなぁ、くらいの想像はできます。

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と、ここまでは正直、ただの想像の世界を膨らませてきただけですので、いよいよ、その想像が合っているのかを検証してみたいと思います。ファクト・シートを見ると、ファンドの売買戦略は3つに分かれておこなわれており、毎月のパフォーマンスはその足し算であることがわかります。

それぞれのエンジンを
  • Directional 1: Calculated monthly as follows: (Implied Volatility End – Implied Volatility Start ) * Average Vega
  • Vol of Vol 2: Calculated monthly as follows: Gross Return – Engine 1 - Engine 3. Includes replication and carry costs. 
  • Geo 3 : Calculated monthly separately against a weighted-average using internal model
と記載されていますが、どれをとっても中身は全く想像つきません。やはり、ここでこの3つのエンジンの出力方法を調査するのはやめておきましょう。なぜなら、今日はこのファンドとの付き合いの初日ですから、エンジンの設計図よりも出来上がったものの馬力やトルクを知るほうが重要です。

では、何がどうなったとき、このエンジンは買ったり売ったり、または様子見したりするのでしょうか?そのキーワードはファクト・シートにありました。

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Vaga ベガ 

という言葉です。左表を見る限り、このエンジンの投資戦略において、ものすごくこのベガを気にしていることはわかります。
 
で、ベガってなんやねん?なのですが、教科書的に言うと、ボラティリティ変化とプレミアム変化の関連性のことです。

数式になおしても簡単で、オプション価格の変化額をボラティリティの変化幅で割っただけです。

では、どうして、このベガが売買判断の役にたつのでしょうか?ベガが高いということはボラティリティの割に、プレミアムが高いということです。つまり、コールだろうとプットだろうと、オプションの買う時にベガが高いと、プレミアムに割高感が生じている、ということになります。もし、すでにこのファンドのようにロングポジション(買い持ち)をしている最中にプレミアムに割高感があるなら、そのポジションは利益確定しとけ、という判断もあるのですが、一旦利益確定してしまうとオプションの自体の利益も確定されてしまいます。

ここでは割高感になったというその部分だけを利益にしたいだけでオプション取引を止めたいわけではありません。そこで、直近期限で割高感のあるオプションを売ったら、その代わりに、割高感のない少し先の期日で同じ条件のオプションを買い直すということをします。先の、アニュアルレポートの切り抜きに、限月の異なる、似たような条件のオプションがポロポロあるのは、この戦略を実行している最中に構築されたものだと思います。

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となると、このファンドが上表のように、一般人にはまるで縁のない、ベガの推移表なんかを大きく載せている理由が少しは見えてくると思います。

例えば、アメリカのシニアな人が自分のかけている生命保険の会社の格付けが上がり、ライフセトルメント系ファンドに売り飛ばす時の値段が上がったとしましょう。しかし、売っただけでは生命保険自体も失ってしまいますので、自分の寿命と相談して、格付けの低い保険会社で生命保険を入り直す。なんてことが実際にあったら、きっとその人はベガバアなどと異名を取るはずです。

日本に進出しているファンド会社なので、もちろん直接投資は不可。最低投資金額は表記がありません。フレンズプロビデントプレミアならミラーファンドリストはR86です。各ラップ口座経由どこでも買えるとは思います。

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どうしてばあさんとわかるかって?

織姫だから。

http://m.c.lnkd.licdn.com/media/p/4/000/13e/3fe/2f97706.pngKestrel Partners LLPについては過去の記事である程度まで調査は及んでいますが、その社名についてふと気になったので調べてみました。どうやら日本名はチョウゲンボウという小さいはやぶさの一種で、日本にもたくさん住んでいる野鳥のようです。会社のロゴの右上にKが横倒しになっているマークがありますが、これってイニシャルだけでなく、枝にとまったチョウゲンボウが羽根を伸ばしている様子なのかもしれませんね。

ひょっとして、この茶色系のロゴやKestrel Global Portfolioファクト・シートの色調もチョウゲンボウの色合いからきているのかもしれません。いや、この感じ、間違いなくそうでしょう。

さて、ケストレルはワンストップ型のファンド・オブ・ファンズですが、運用にかかわるコストについてもかなり気にかけています。と、その観点からトップ5の組み入れ銘柄をみたところ、でました、ヴァンガード。上位をほぼ独占です。なるほど、ヴァンガードは機関投資家にとってもコスト圧縮に一役買っているというわけです。

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ただ、ケストレルは、株式インデックス連動のETFだけ買っているわけではなく、ヘッジファンドはもちろんのこと、他にも未公開株式あり、不動産あり、コモディティあり、ですからパフォーマンスは昨今の株価の上昇がそのまま反映されるわけではありません。どちらかと言えば元気がないくらいで、株に対してある程度ベア局面対応しているファンドであるとも言えます(だからこそワンストップ型なんでしょうけど)。

直接購入、ラップ口座経由ともに可能で、最低投資金額はGBP10kからですが、上表のパフォーマンスは最低投資金額GBP10Mからの機関投資家向けクラスですので、これよりはパフォーマンスはざっくり年率換算0.75%くらい下がるものと思われます。

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勉強会の最終案内は今日中にメールします。BCCで送るので、届かなかった方はご連絡お願いします。

http://www.darwinleisurepropertyfund.com/templates/tpl-darwin/i/logo-darwin-fund.gif嗚呼、ついに現実となってしまいました。2月に行われたバンコク勉強会でのDarwin Property Investment Management Ltd からのサプライズ発表がありました。内容としては、イギリスしかもイングランドにほぼ限定したレジャー施設を運営するビジネスという性格上、GBP300Mを越える資金は不要かつ、パフォーマンス低下を招くだけなので、これ以上人気がでたら、新規・追加投資の受付を一旦停止する(解約申込手続は停止されません、、というものです。


機関投資家からの大口投資を受けたあとの数字でしたので、その時は単純計算で今年の10月頃にその時がやってくると予想しましたが、しかし、受付をクローズすると聞けば、駆け込み需要が増加してその時期が早まります。そして、いよいよ正式な通達がでてしまった。というのが経緯です。
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ファンド会社の広報部門たるディストリビュータからの通達によれば、6月いっぱいの申込み+着金、つまり7月運用開始分を以って締め切る予定だとしています。7月以降は絶対買えないというわけではありませんが、最低投資金額もおそらくGBP50kに上がるでしょうし、順番待ちとなってかなり困難です。

日本に住むオフショア投資家が6月中に購入手続を完了させるには、少なくとも6月20日には申込書を記入して投函し、かつ外国送金を完了させておく必要があります。しかも購入には本人確認としてのパスポートコピー認証と住所確認書類としての英文残高証明書原本等が必要になります。

もう5月も半ば過ぎています。すぐに投資家紹介を受けて、準備を始めたほうがいいでしょう。

直接投資、Momentumを含むラップ口座経由で最低投資金額GBP10kから投資可能、手数料は後払い方式最大5%です。

なお、ダーウィンは外国送金しても着金連絡はありません。その月末に締めきった分を翌月初日から運用をスタートさせます。スタートした月の中旬頃にコントラクトがメールできますが、それまでは無連絡です。

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最新のファインワインのプライスもらいました。今まではボルドー以外は投資対象にあらずと考えていましたが、逆にボルドーは相場体系が完璧に構築されているので、サヤ取りはまず不可能です。そこで矛先を変えて、Vaga Sicillia や Sassicalaなど、一般でも頑張れば手の届きそうなラベルを在庫してそもそも元がとれるのかを検討しています。


http://m.c.lnkd.licdn.com/media/p/5/000/1c3/0ba/1aeb6d3.png
AHLと冠のついたMan Investmentsのオフショアファンドは、今でもファンドサイズがUSD855Mもある大型のMan AHL Diversified plcをはじめ、Man AHL Diversified (Guernsey)(ファンドサイズはUSD236M)などが日本だけではなく、世界的に有名です。伝統あるADPなんて、1996年4月運用開始(テスト期間を含む)で、私がようやくポケベルからPHSに乗り換えた頃です(で、電話番号は2年おきに変われど今も頑なにPHSですが)。

ところがよく調べてみると、AHLの発祥はMan AHL Diversified plcではなく、さらに古く1993年8月から運用を開始(テスト期間を含む)しているファンドがあったのです。これは私も知りませんでした。その名はMan AHL Currency Fund。ただ、ファンドサイズはUSD16.8Mしかない、MANの中でも小型なファンドです。となるとなぜにこのファンドが他と統合されたり、運用中止にならずに20年の時をまたいで脈々と続いているのかが気になります。


さて、このファンド、名前がカレンシーファンドと言っても、決してマネーファンドではありません。通貨取引、つまり今で言うFXマージン取引の事を指します。しかも、デイトレードあり、恐ろしくオシレーター系のモーメンタム分析(テクニカル分析手法の一つ)あり、キャリー・トレードあり、通貨スワップ・オプションありときて、オマケにファンダメンタルズ分析に基づく取引まで行います。各分野のでの毎月の損益は下右図で色別に表示されています。

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う~ん、これにはマイッタという感じですね。個人にFX取引が定着するはるか10年以上前から、(今風でみて)極めて一般的な手法で、しかも分散投資をしています。AHL恐るべし、もはや尊敬すべきレベルです。

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パフォーマンス表も凄い量です。数字をみても総じてどうだったのかよくわかりませんが、よく見ると、毎月の変動率は結構激しく、例えば今年1月には10.4%上昇していたりして、MAN AHLは持っていても退屈だなんてイメージを完璧に覆してくれています。

左表は直近のFX取引における主要な通貨ペアですが、これまた日本人素人FXトレーダーにはUSDJPYしかマネのできないものばかり並んでます。米ドル対ノルウェークローネなんかは原油価格を見通してのファンダメンタルズ分析に基づいて取引しているのかもしれませんね。

いすれにせよ、これは非常に興味深いファンドです。

直接投資はもちろんできませんが、ラップ口座経由もやってみないとMANがOKするかどうかわかりません。月に1回の売買タイミングで最低投資金額はUSD30kとなっています。RL360PIMS経由ならUSD30kで発注するしかありませんが、フレンズプロビデントリザーブ等なら試しにUSD10kとかで実験的に入れてみても面白いでしょう。

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今週土曜日の勉強会の後の交流会も英語アリになりました。その分、費用負担減となるかもしれません。いつもの中華料理店ですが、人数を確定させておきたいので、勉強会にでて、交流会に参加されない方はご連絡ください。早退の方と、交流会のみ参加の方のご事情はすでに伺っています。

http://www.vam-funds.com/imgs/right2.jpgアメリカのマイクロ株ファンド(小型株よりももっと時価総額の小さいベンチャー企業的な銘柄に投資するもののこと)や、DRIEHAUS FUNDのようなカリスマトレーダー系のファンドにも投資できる、北米株ならなんでもござれのVAM Fundsは、先々月より「会社の経営方針の変更」を理由として日本からオフショア直接投資を受け入れてくれなくなりました。

直接投資の門戸が閉ざされたことは確かに残念ですが、世はRL360PIMSなどの一括投資型ラップ口座経由での投資にへトレンドは移りつつあり、オフショア投資家にとって外堀も内堀も埋まりつつある状況のなかで、はやめに身の丈に合ったラップ口座を一つ見つけておくのも手でしょう。

そのVAMは、意外にもフレンズプロビデントプレミアのような積立型ラップ口座にミラーファンドの作成を許容しているファンド会社でもあります。

ミラーファンドを持っているのは
  • Friends Provident International Funds (IOM)
  • Scottish Provident International Life Assurance Funds
  • Hansard International Limited
  • Old Mutual International と Royal Skandia
(上記全て移管可能)がいずれもドライハウスを中心に提供しています。得のロイアルスカンディアは充実していて、マイクロ株はありませんが、小型株、中型株ファンドなら行けます。

さて、VAMが直近(といっても去年の11月)で立ち上げたファンドは、さぞかしユニークなものかと思いきや、意外にもAMERICAS ALL CAP FUNDというその名の通りスタンダードなものでした。

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しかも上図の通り、ベンチマークであるS&P500をはるかに下回り、今年2月に米株が1割調整した時期をのぞけばほぼ完敗です。となると、なんだか余計にその存在意義がきになりますよね。

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北米株という得意中の得意なエリアで、今までほぼアラカルトメニュー専門店だったのが、この時期に急に定食Aセットを出してきたわけですから。このファンドはNewscape Capital Group Ltdというこれまたなぜかロンドン拠点のエンジンメーカーを使っているので、かつファンドマネージャーは株式の絶対利益追求型ロングショート戦略で鳴らした人物のようですので、このあたりにカギがありそうですね。

この先も調べていく価値がありそうです。
先の通り、直接投資の道はなくなりましたので、Momentum(一部のみ)、ネッドバンクを含めた、各ラップ口座から購入することになります。

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6月の勉強会予定がまだ全くたっていませんが、今後の情勢の変化に対応して柔軟に対応したいと考えています。

Rudolf Wolff Income Fund Limitedは、イギリスの債券に限定し、かつ、レバレッジこそ使っていない(目論見書上はレバレッジをかける可能性が明記されています)ものの、債券ならばどんな形態のものでも投資対象として検討していく取引方針です。

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そもそもスペイン国債ですらもはや4%しかでない時代に、信託報酬差し引き前とはいえ、利回り換算で5%から7%を叩き出そうというのですから、当然ながら債券ファンドというカテゴリの中では最もハイリスク・ハイリターン型のファンドだということになります。

それは、左図の下から二番目、もっともウエイトの高い銀行の発行するPerpetual bonds with call or conversion provisionsというのを調べればすぐにわかります。このペルペチュアルボンドは日本語では無期限債券とか永久債とか言われ、イギリスでは割りとメジャーな存在で、イギリス国債の中にも一部ペルペチュアル形態のものも発行されています。銀行が発行する永久債。もうピンときましたね。ここでまたもやバーゼル規制の登場です。償還しない債券=返済しなくてよい借金=株式の発行と同じ効果。つまり銀行の自己資本比率増強策の一環として発行されているものです。

ってことは、すなわち銀行の株式を買うのと同じ?答えはYesとして間違いはありません。ってことはこのファンドを債券ファンドのカテゴリとしていいの?って議論にも発展しそうですが、それはOKだと私は考えます。というのもペルペチュアルボンドはれっきとした債券だからです。でもそれはあくまでも形式論の話。実質的には株式、しかもオプションの売りと同じ経済効果が内包されています。そして、肝心なことは、このことはこのファンドを検討または保有している投資家が「当然に」知っていなければならない知識なのです。つまり、この知識がない人はこのファンドへの投資適合性がない、ということになりますね。

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しかし、これをしって、ますます投資してみたくなるツウの方も多いでしょう。この仕組を理解するには勉強会に1回参加するだけで十分です。そして私もその一人です。が、このファンドは数多ある仕組債との比較検討の上で、投資するしないの判断になることも付け加えておきます。

直接投資は可能で、最低投資金額GBP10kから。

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セントリーセーフの手提げ金庫SCB-8を購入しました。色々な国の紙幣が楽に収納できる大きさのものです。これで、勉強会も明朗会計です。

http://prosperityfund.co/wp-content/themes/prosperityforpensions/images/logo.pngオーストラリア、ニュージーランドはもう古く、昨今では、いまどきはマレーシアやタイあたりでも海外不動産物件が数多く出回っています。海外不動産を購入するにあたり、自分で移住するためのものなのか、純粋な収益物件なのかによってその考え方は全く違ってきます。それは都内のマンションを自分用なのか、収益物件だと割り切るのかによって全く違ってくる感覚と同じです。

かなり乱暴な言い方になりますが、私は、不動産投資とファインワイン投資はウンチク言わないほうが最終的に儲かると考えています。自分の好みとマーケットのトレンドとは違いますからね。マーケットの需給が自分のニーズに合わせてくれることは絶対にありません。

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私は、そのマインドセットというか頭の切り替えは得意な方だと自負しています。何しろ、大学入学時にも山登りが大好きなのにも関わらず、立ち上げたのは敢えてテニスサークルですから。そしてそのテニスサークルも四半世紀の歴史を越えて脈々と後輩たちが引き継いでくれています。そうです、世に何かを残すつもりなら、自分の趣味趣向なんてどうでもいいのです。資産を残したいなら、自身の趣味趣向は捨てて、しっかりとマーケットの需給のバランスを見極めることが必要であることを、私はしっかりと学んでいます。

で、山登りはどうしたのかって?いえいえ、180名もサークルの会員がいれば、山登りしてみたい人~って連絡網回せば、これを機会にと数人は集まります。こうやって毎年10月には富士山頂まで往復してました。よっぽどワンゲルサークルを直に作るよりたくさん人が集まってくれたりして(良い意味で)皮肉な現象です。

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話を本題に戻しましょう。ロンドンと東京を比べると、相場はざっくり2倍はします。都内の新築ワンルームマンションで収益物件用のものはだいたい2千万円ちょっと越えるくらいではないでしょうか?

私の物件も仕入れ値はやはり2千万円といったところです。で、このままロンドンに進出しようとすると、1軒あたり4千万円はするわけで、LAV7割まで借金できたとしても、空室リスクも2倍になり、正直、私はかなり怖気づくことになります。そこでのソリューションはストアファーストになるわけですが、これはあくまでも貸し倉庫であって、住める物件ではありません。値が張っても住める物件(ワンルームマンションに相当するもののことを向こうではスタジオタイプと言います)にこだわりたいなら、ロンドンからは離れるしかありません。

ちなみに、どうして収益物件についてはイギリスに拘るのかと言われれば、答えは簡単です。カントリー・リスクがゼロだから。情勢が変化しても土地建物を持って逃げることはできませんからね。ただし、住みたいから買う物件がマレーシアやタイにあることについて否定しているわけではありませんので、為念で。

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私達は日本に住む日本人ですから、どうしても日本の究極の一極集中型の感覚で考えてしまいがちです。しかしイングランドの地方はなだらかに何となく町が点在していて、その町の中で何となく経済が成り立っている部分があります。今の日本のように、東京は景気回復、地方はボロボロというコントラストの強い現状を見せられている私達には、このなだらかさに違和感を覚えますが、ヨーロッパ各国は意外と地方は地方でなんとかなっているもののようですよ。


そこで、地方にアパートを建てて、スタジオタイプや1DKレベルの収益物件を開発しているProsperityに行き着くことになります。過去の実績をみても、まぁ完璧に地方の田舎町ばかりですが、それでもしっかりと売り切っているところが凄いです。今、売り出し中(まもなく完売)のVictoria Mill, Draycott, Derbyshireなんて、ロンドンのセント・パンクラス駅から実に2時間半もかかる距離です。ですが、こんな田舎でもしっかりと入居者は着くんですよね。それも日本人感覚では驚きです。

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収益シュミレーションに関しては、英語か日本語かの違いだけで、考え方は全く同じです。イギリスの場合、不動産取得税はかかりませんが、印紙税が結構かかります。売却時に不動産譲渡課税の制度はありません。短期譲渡でも長期譲渡でも、売った時にイギリスに払う税金は今のところゼロです。

日本に持とうとイギリスに持とうと、不動産所得についての確定申告方法は同じです。よって本邦居住者がイギリスの不動産を取得し、家賃収入を得た場合でも、確定申告は国内物件同様に不動産所得に計上しますし、当然経費も計上します。減価償却もありますし、建物部分についての借入金利息も経費、現地視察や契約に関わるコスト、借入するならそのコストも経費です。

なお、借入する銀行は日本の銀行で対応できるわけはなく、Prosperityに紹介を依頼することになりますが、現地の銀行だけではなく、意外にも東南アジア本拠の銀行がポンと貸してくれるそうです。イングランドの不動産担保はカントリー・リスク無しである、ということが効いているのです。借入のために、香港、シンガポール、またはKLあたりに渡航し、それも全て経費となるわけです。

つまり、この記事を読んでヨダレが出るほど美味しいと思う読者の方は、お子さんが大学生になるか、ご結婚など何か入用になるまで10年から15年程度の目標がある、またはサラリーマンか自営でも一定の年収が継続して上がってくるために累進課税で頭がでてしまっている、など、都内収益物件の購入ニーズとほぼ被ってきます。これにイギリスに渡航するニーズや、お子さんをイギリスに進学させたいニーズなどが加われば最高ですよね。

詳しくシュミレーションや情報と取りたくなったら、投資家紹介もしますが、
からiPhoneアプリでチェックすることもできます。

Victoria Mill, Draycott, Derbyshireは残り少ないそうですが、まもなく次の開発案件が出てくるそうです。そちらにも期待してみましょう。

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あじさいの葉っぱって、何となく大葉に似てませんか?どうせ食べない刺し身の下敷きにするならあじさいの葉でも代用できたりして。


前回のイギリス不動産投資にかんする勉強会でテストした結果、東京の内容をSkypeビデオチャットでも十分なクオリティで大阪に届けられることがわかりました。前々回は1対多でやろうとして音声だけ、かつ音質も悪くなりましたが、1対1なら大丈夫です。そこで大阪にも勉強会会場を借りて2会場同時勉強会を実行することにしました。



テーマ:ヒルトップ非相関性ファンド、ドミニオンGTコンシュマー(ゴージャス)ファンド研究

日時 5月17日(土曜日)9時半から11時半まで 
講演は英語です。時々日本語で解説します。資料は当日配布します。
参加費 お一人1,000円または米ドル10㌦など相当の外貨紙幣なんでも
お子様連れ歓迎
訴訟対策ファンドの情報整理を軽くやります。


東京大井町

場所 東急大井町線大井町駅から15分程度の場所
定員 20名(どなたでも参加できます。残り席12名)
そのあと、昼食交流会あり。予算は3千円、昼食交流会だけの参加歓迎


大阪中之島

場所 大阪市役所近く(淀屋橋、北浜、なにわ橋から徒歩10分程度)
定員 10名(どなたでも参加できます。残り席8名)
そのあと、昼食交流会あり。予算未定、昼食交流会だけの参加歓迎
9時20分以降にお越しください。



http://www.dominion-funds.com/Documents/DGT%20Web%20Page%20Assets/Consumer/CONSUMER_logo.png
筆記用具、辞書、飲み物はご自身でご用意ください。
参加希望の方はbyh00122@yahoo.co.jpまで題名に「勉強会」をいれ、実名、当日の連絡先を添えてメールしてください。

お名前の自己紹介程度はしていただきますが、参加者どおしの名刺交換は強要しません。
今回は会場の都合で定員厳守です。またいっぱいになっても広い会場に替えることができません。

はじめて参加の方へ、実名とお住まいの都道府県、当日の連絡先(携帯電話など)、簡単な自己紹介をご連絡いただいた時点で参加受付とさせていただきます。
参加希望の方はメールください。


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イギリスポンドがじり高で気がつけば1.7近辺まで回復しているではありませんか。

バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社という名前で日本にも運用会社として進出を果たしているVangard Groupですが、このファンド会社、なにが有名かって、そのコストの安さです。このファンド会社、国内なら窓販する銀行や証券会社、外国ならIFAに、「ヴァンガードからは一切のバックマージンを支払わない、手数料は投資家と販社との契約の中で取れ」と宣言している奇特な会社で、そのため、信託報酬が非常に安く、安いから資金が集まり、今では160ものファンドをラインナップし、総預かり資産がなんとUSD2T(つまり200兆円!)という好循環を繰り返しています。

ただ、このヴァンガード方式とも言えるやり方は、今年から、「イギリス国内のIFAはファンド会社から一切のバックマージンを受け取ってはいけない」とルール化されたように、ある意味時流に乗っていると言えます。ただ、オンショア、つまり日本国内で認可されているファンドに関してはざっくりあと30年は厳しいでしょうね。こういう気の利いた運用会社が日本から撤退してしまわないように頑張って欲しいものです。日本でもこのファンド会社の名前と仕組みの知名度がなるべく上がらないように祈っている窓販業者も多いことでしょう。

ところで、このヴァンガードにはもう一つ、捻った部分があります。それはファンドの資金の一部が必ず自社株を組み入れているということです。アメリカでは株主への利益還元が何においても優先されます(嫌味です)から、各ファンドが株主になることで、ひらすら配当金を要求してくる株主を排除できる仕組みになっています。なかなかよく考えてありますよね。

さて、このヴァンガードを私達のようなオフショア投資家がどのように利用するか?が本題となります。例えば、ヴァンガードの中でも最も古く1929から運用が続き、当然のごとくモーニング・スターは五ツ星、ファンドサイズもUSD89Bという、超大型バランス型のVanguard Wellington Fund Admiral Sharesの信託報酬は、最低投資金額がUSD50kからという高めのクラスであるAdmiral Sharesで、わずかに年率0.18%となっています。

http://m.c.lnkd.licdn.com/media-proxy/ext?w=180&h=110&f=c&hash=cZ9VSIYobzjnAH81GvLg4AMvSFE%3D&ora=1%2CaFBCTXdkRmpGL2lvQUFBPQ%2CxAVta5g-0R6pkgkfxw4yrriAo0il5VVDC4HTDy_nDHb7uIDVIjT2IJqOLufiuwBHJkNezmthILLoBXS0UI3ma90
このことから、ローコストファンドメーカーなので、信託報酬は安いがファンドサイズが大きくなる。という特徴を捉えると、ブルーチップ系、インデックス系、はたまた、ETFが向いていることになります。数多あるカリスマ系ファンドとは対局な存在ということですね。

実際に購入するには、もちろんオフショア一括型ラップ口座経由になります。フレンズプロビデントリザーブにしても、ネッドバンクにしても、大抵の前払い手数料を設定している投信の購入については、もともと販売手数料は全免かそれに近い料率になります。ですから、販売手数料に関して、例えば同じアメリカのフィデリティやフランクリン・テンプルトン等他の大手ファンド会社に比べてさほどメリットはありません。あくまでも、どのファンド会社でも大差ないと思われるETFやインデックスファンドの購入において、信託報酬狙いとしてのメリットが出てきそうです。大抵のヴァンガードのファンドにはBloombergにもVWELX:USというティッカーコードはありますので、RL360PIMS経由でも発注してみる価値はあるでしょう。

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オーストラリアの工場によると、チアシードの賞味期限は3年に設定しているとのことです。3年あれば多少の在庫を抱えることになってもなんとかなりそうですね。

http://www.aberdeen-asia.com/aam.nsf/Logo/AAMPlusShadingSingapore/$File/bgLogo.jpg?OpenElementロンドン拠点の大手投信会社Aberdeen Asset Managementの運用するファンドには、実はアジア各国別ファンドも充実しています。中でもシンガポール拠点の東南アジアファンドはホームページも別のアドレスが用意されており、特にインドネシア、インド、マレーシア、タイ、シンガポールは国別の株式ファンドで運用されています。下表のように一覧で見ることができます。また通貨で言えば、読者の方の中ではあまりニーズはないかもしれませんが、大部分のファンドでシンガポールドル建てクラスも用意されています。


Select Fund Share Class Nav % Nav Change
Aberdeen American Opportunities FundSGD Class0.97200.1959
Aberdeen Asian Smaller Companies Fund †SGD Class1.95990.3019
Aberdeen Asian Smaller Companies FundUSD Class2.44000.4115
Aberdeen China Opportunities Fund †SGD Class2.82420.1702
Aberdeen China Opportunities FundUSD Class2.40000.0000
Aberdeen European Opportunities Fund †SGD Class1.3802-0.1880
Aberdeen Global Emerging Markets Fund †SGD Class1.89330.2170
Aberdeen Global Emerging Markets FundUSD Class2.44000.4115
Aberdeen Global Opportunities Fund †SGD Class1.0555-0.1325
Aberdeen Global Opportunities FundUSD Class2.08000.0000
Aberdeen Global Technology FundSGD Class0.5677-0.3336
Aberdeen India Opportunities Fund †SGD Class2.25940.2529
Aberdeen India Opportunities FundUSD Class3.49000.2874
Aberdeen Indonesia Equity Fund †SGD Class5.9129-0.4059
Aberdeen Indonesia Equity FundUSD Class5.4400-0.1835
Aberdeen Japan Equity FundSGD Class0.98431.0264
Aberdeen Japan Equity FundUSD Class0.98001.0309
Aberdeen Malaysian Equity Fund †SGD Class4.5799-0.1221
Aberdeen Malaysian Equity FundUSD Class3.76000.0000
Aberdeen Malaysian Equity FundUSD Class I0.98000.0000
Aberdeen Pacific Equity Fund †SGD Class4.99720.2286
Aberdeen Pacific Equity FundUSD Class3.14000.3195
Aberdeen Singapore Equity Fund †SGD Class4.94040.2537
Aberdeen Singapore Equity FundUSD Class2.27000.4425
Aberdeen Singapore Equity FundUSD Class I1.03000.0000
Aberdeen Thailand Equity Fund †SGD Class9.70350.1269
Aberdeen Thailand Equity FundUSD Class4.39000.2283
こうやって、国別のリストを見せられると、ついついマレーシアあたりのファンドの調査に走ってしまう癖がありますが、今日は敢えて、東南アジア株式ワンストップでありながら、一捻りして一段高いリストを取ることができるファンドサイズSGD242.5MのAberdeen Asian Smaller Companies Fundにします。

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ちなみに、このファンドでいう小型株とは時価総額がUSD2.5BからUSD5.0B程度のサイズの会社を言うそうです。例えば、ナンバーワン組入れ銘柄はAeon Co (M) Berhadの3.3%ですが、イオンもマレーシアでは小型株扱いかもしれませんが、グループ全体でみたらご存の通り、スーパーブルーチップの超大型株です。

そんなこんなで、Smaller Companiesと言っても、ベンチャー企業的マイクロ株がたくさん入っているという意味ではなく、どちらかと言えばOCBCとかDBSとか大きすぎる銘柄は入ってませんよ、くらいの意味で捉えてみてください。ですから、リスクも一段上、という表現は我ながらマトを得ていると思います。

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パフォーマンスに関して、ロングオンリーの東南アジア株(韓国、中国、台湾少なめ型)、かつ毎日激しくディールせずにじっくりと長く持つタイプの株式投信として、あまりコメントは必要ないでしょう。マンスリーレポートをみても、There were no major changes to the portfolio in Marchの一言で終わってます。

直接投資は無理なので、Momentumやネッドバンクを含むラップ口座経由になります。各ラップ口座ではシンガポールドルクラスの購入もできると思います。最低投資金額はUSD5kまたはSGD1kから(数字の入り繰りではありません、SGDだとえらく低い金額から)購入できます。

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5月17日勉強会の後は、訴訟対策ファンドの状況アップデートも含めて、中華でランチ交流会(予算:ワリカンで3千円程度)やります。ご期待ください。勉強会のテーマ、前半ヒルトップ、後半にゴージャスの順でやります。


IQS Capital Management Limitedがエンジンメーカーとなっているファンドは、個人のオフショア投資家が購入できるものとして結局、ロンドンに拠点を置くRudolf Wolff(RW)が組成している、IQS FUTURES FUNDだけとなってしまいました。ファクト・シートにもThe IQS Futures Fund is the only fund currently managed by IQS Capital Management Limited.と高々と看板が掲げられています。


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また、RWがファンドの完成品メーカーとしてオフショア個人投資家に向けて販売を開始したのは最近ですが、IQSはCTAと呼ばれるいわゆるエンジンメーカーとしては1995年から運用が継続していますので、これはバックテストではなく、実績だと考えて間違いにはなりません。

パフォーマンスは2005年のようにハリケーン・カトリーナの来襲で倍になったりという武勇伝が少々過去のものになりつつありますが、ただ、その激しい集中投資をかけるようなプログラムやパラメータは一切変更することなく健在です。

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1年で倍にも半分にもなっていいくらいの資金で取り組むのが基本です。直接投資は可能ですが最低投資金額がUSD100kとなるため、なかなか適合性のある投資家は少ないと思います。ただ、ラップ口座経由だとUSD10kから可能であるため、お試し買いも可能になりますね。Bloombergのティッカーコードもあるので、RL360PIMS経由でも行けそうです。

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嗚呼、うちにもANAダイナースクラブカードの値上げ通知書がきました。改定後の年会費は27,000円(税抜き)。マイル貯めることと本末転倒にならないよう冷静に見直す時期がきましたね。エアアジア使えば、(手荷物のみなら)2年に1回バンコク勉強会に行ける値段ですから。

http://www.1cornhill.com/images/logo.pngCornhill Managementの自社ファンド群ランキングを久しぶりにみてみました。このブログではコーンヒルが建付けのよいファンド会社だというだけでなく、エマージング各方面に加えてシャリアファンド(イスラム教徒でも購入可能というお墨付きのあるファンドのこと)などもあって、世界の株式でどのあたりが最もホットな地域になっているかがその自社ファンド群ランキングを見るとわかること多く、とても便利なのでよくチェックしています。

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リーマン・ショック明けのブラジルラテン・アメリカの後は、ロシア東欧系が盛り上がりましたし、その後は中近東やサブサハラ、そして東南アジアと順繰りに巡って、見ているだけでも楽しいだけでなく勉強になりました。さらてに、時々忘れたころにインドなんかが顔を出してきたりして、その存在感を思い出さされたりもます。

ただ、最近はパキスタンファンドの運用中止を余儀なくされたりと、ちょっと寂しいニュースもありましたよね。

さて、とかく米株が中心というか牽引役になっている2013年以降のパフォーマンスが反映されると、果たしてどうなっているでしょう。な~んと、というかやっぱりというか、オーソドックスなWSF Global Equity Fundが一番になっています。コーンヒルの場合、ファンドごとにファンドマネージャーをいわゆる外注している形をとるのですが、このファンドはCogent Asset Management Ltdという会社が担当しています。

http://www.1cornhill.com/documents/pictures/Cogent_Logo.jpg
ただ、へ~オーソドックスね、なんてスルーするのはちょっと失礼というか、もったいないファンドかもしれません。3年連続でモーニング・スター五ツ星を維持しているのですから、それなりの理由があるはずです。もちろん、それはパフォーマンスがよければOKってものでもありません。現に最近1年間のパフォーマンスは20.5%の上昇となっており、米株中心のファンドであれば、ほぼ当たり前と呼べるような水準です。現にベンチマークで19.4%もありますし。

http://nebula.wsimg.com/fcbff2bc3c8da601830bbd0fa79a2970?AccessKeyId=A786E93CE2C89717B4C4&disposition=0&alloworigin=1
まぁ、ミシュラン・ガイドと同様に、なぜこの星の数なのかを知ることはできませんし、星の数に投資判断が左右されるものでもありません。

ただ、他のロングオンリーのグローバル株式ファンドを研究していて、何か比較の対象が欲しくなったときは、真っ先にWSF Global Equity Fundの状況をチェックするようになるかもしれませんね。五ツ星の貫禄として。



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直接投資でも、ラップ口座経由でも可能です。最低投資金額はEUR200相当からとか非常に少額になっていますが、これは積立型商品へも門戸を開いているだけなので、現実的にはUSD10k程度は用意したほうがいいでしょう。









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増税前に注文してとりあえず支払いだけ済ませておいた。ノーマルタイヤを1ヶ月経ってようやく交換してきました。この夏日にスタッドレスタイヤはいててもカッコ悪いだけでなく、いい加減タイヤによくないですからね。

http://www.columnafund.com/img/COLUMNA_logotype_high2.pngルクセンブルク籍のColumna Commodities Fundについてブログの記事にするのは2月に続いて2回めです。投資戦略はほぼ前回の調査で完了していますが、2013年9月スタートから半年以上経過して実績も積み上がってきましたので、このあたりで情報更新しておきましょう。

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ところでコルムナって何?と思いませんでしたか?直訳すると「柱」です。ロゴもそのままやん、って感じですね。三本の柱で安定しとりますよ。ということを言いたいのでしょう。

まぁ今のコモディティ、特にゴールドなどの貴金属相場と鉱山関連銘柄を取り巻く環境は、ボラティリティが激しい割に厳しいものがありますから、3つのピラーに分けて持つという戦略は理に適っていると思います。


パフォーマンスは、どうしてもKijaniと比べてしまいます(もちろん一概に比べられるものではありません)が、3分の1は貴金属延べ棒現物持ちであり、ピラー1は今のところ確実に足を引っ張っています。しかし、ピラー2とピラー3は思い切りビジネス系ファンドですから、クレジットリスクも流動性リスクも存在します。

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最低投資金額がEUR125k相当額からというのがネックではあります。もう少し小さい金額からそろそろっと始めたいタイプのファンドでもありますから。RL360、Momentumを除くラップ口座
からEUR10kで始められる可能性がありますので、フレンズプロビデントリザーブやハンサードUPPをお持ちの方は、お試し発注してみても面白そうですね。

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投資家仲間の皆さんからLINEで相談をお受けすることを検討しましたが、そもそも私がスマホもってませんのでボツになりました。

http://www.groupfirst.com/images/store.jpg前回の不動産勉強会でも話にでたように、海外不動産の場合、保有期間は半永久となりますから、その街がバブっているかどうかというよりも、とにかく避けなければならないのがカントリー・リスクだということがわかりました。日本人から見て、正直不動産投資においてのカントリー・リスクが無い国はG7各国かスイスなどそれに準ずる国しかありません。次に税制面などを勘案するとやはりイギリスが最終候補として残るのも合点がいきますよね。

ところが、イギリス、特にロンドンの物件は高すぎて手が出ません。たとえ手がでてもかなりの集中投資になってしまいます。そこで郊外や地方都市に目を向けるわけですが、それはProsperityのスキームが画期的だったので、この研究を進めて、後日の記事にします。しかしそのProsperityも2年間で最終的に2千万円相当額くらいの投資または銀行借入が必要になります。

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もっと安価で、それこそオフショア投資信託の最低投資金額なみに買える不動産はないものかと探していたところ、ありましたよ。凄いのが。住居でも店舗用でもなく倉庫スペースです。イギリスでは大手レンタル倉庫・スペース会社のStore Firstは、投資したいニーズと借りたいニーズとを巧みにマッチングさせています。倉庫部分をマンションの区分所有と同じ原理で切り売りして、駐車場や休憩スペースなどを共用部分として自社が管理する。というスキームです。これならストアファーストは設備資金を直接調達できるので、倉庫建築に銀行借入をする必要がありません。買い手は細切れなので、マンション管理組合などの組織があってもストアファーストの言いなりです。

http://www.s1.co.uk/wp-content/themes/store-first/images/brochures/investment/thumbs/SF_Investment_20_020.jpg
これはうまく考えましたよね。これなら、買ってもすぐにストアファーストが最初の2年間8%の利回りでリースを保証してくれても自然です。だって、設備資金を銀行から調達しなくていいのですから、ストアファーストも増やせば増やすほど儲かる仕組みです。

区画は細切れで、広さも様々ですから、先に投資額を決めて、ストアファーストに相談すると、適当にあてがってくれます。ちなみに、ロンドン市内には殆どありません。大抵は空港とか田舎の高速道路インターチェンジの近くにあります。

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何度も記述しますが、これは投資信託でなく不動産の購入です。たとえ金額は1百万円相当そこそこであってもです。買ったら、たまには視察にも行かないといけないでしょうし、イギリスまでの交通費は不動産所得から経費計上されるべきものでしょう。この意味がおわかりの給与所得や年金、事業所得のある方、または国内の不動産所得が投資期間が長くなり黒字になってしまっている方だけ、投資家紹介にて飛びつけばよろしいかと。

最低購入金額はGBP3,750からですが、あまり小さい物件だと、3年め以降は空室リスクが発生するので、標準的な広さ50平方フィートGBP7,500のもの、または複数区画購入するのが無難です。それにあまり投資額が低いと、飛行機代10万とか20万とかかかることが、その事業サイズに比べて不自然だと捉えられかねませんのでご注意を。

買い方は至って簡単です。byh00122@yahoo.co.jpまで投資家紹介のメールいただければ紹介します。そこで予算を決めて、空き物件の中から組み合わせを選択し、売買契約書、本人確認書類、住所確認書類の用意と共にイギリスのロイズTSB銀行に外国送金すれば、後日UK Land Registryに所有権移転登記(と同等のもの)され完了です。

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さすがに倉庫でシェアハウスはできません。管理人が247でしっかり常駐しとります。

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