これからの時代グローバル投資は必須 ひたすらオフショアファンド!規制や英語にめげずに海外投資、不動産、FX 調査と経験の全記録

2013年09月

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今日の記事は題名だけで解説がすべて終わってしまった感じもします。当のFMGもザックリと箇条書きだけでアフリカを語っています。

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  •   An abundance of commodities
    •   Excellent demographics
    •   Low levels of sovereign debt
    •   Major steps forward in education and technology
    •   Superior GDP growth

と言われれば、それまでです。何しろゼロからのスタートですから。携帯電話が普及したただけもGDBは激増します。

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グローバル株式投資を主要国、エマージング国、フロンティア国と3種類に分散投資しようとすると困るのが、フロンティア国投資のファンドを何にするかだと思います。主要国へのグローバル株式は日本国内のオンショアファンドですら星の数ほどありますし。エマージング国への投資ならBRICsファンドだってよりどりみどりです。しかしフロンティアとなると、秀逸なファンドはオフショアに求めざるをえないのが現状でしょう。

もちろん、ハイリターンを望むならハイリスクはつきものです。FMGもアフリカ株に対するリスクを以下のように整理しています。

  • A multitude of cultures and boundaries;

  • Political risks are higher than average albeit improving;

  • Disease and famine remains an issue in some countriesbut many improvements have been made;

  • Lack of infrastructure leads to higher transportation costs;

  • Stock markets are less liquid than developed andemerging markets;

  • Transparency and accounting standards are relativelylow but improving. 

一般的な論述にすぎませんが、やはり政情の問題は気になるところでしょう。中長期的に株価に影響してきます。治安の問題はあまり考慮しなくてもいいと思います。悲しいかな、株式市場に関係できる社会的地位のある人達と、治安の悪い地区とは距離があります。
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こんなときに、イラクまで行くのはちょっとという向きにも合うのがこのファンドです。これと中近東系のファンドを併せ買いしておけばフロンティアへの分散投資はほぼ完了。ですね。

最低投資額はUSD10k。直接投資、各ラップ口座経由とも可能です。

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スイスに数多くあるプライベート・バンク。スイスにあるだけで安泰、経営も盤石だと思っていませんか?またはそのような甘いセールストークを受けていませんか? もちろんUBS、CSなど大銀行は別ですが、中小に関しては、イメージに乗せられるとこの先、えらい目にあうかも。ひょっとしたら7千人ものスイス国内のプライベートバンカーが職を失うような番狂わせもアリです。

新規・解約の受付を一時停止する措置を発動したファンドばかり毎日並べると、なにかことさらにビジネス系ファンドの不安の煽っているように感じるかもしれませんので、最初に明記しておきますが、決してそうではありません。ではなぜ毎日、この話ばかりになるのでしょうか?答えは簡単、一人でそんなにいろいろ調べてられるかいな、ってことです。一つのテーマを集中して調べておかないとどんどん後ろ倒しになってしまいますからね。特に今日のような記事はHOTなうちにお届けしておかないと。

ロイアルスカンディアからの情報によりますと、すでに解約停止中の不動産ファンド、マン島籍のFrontier Commercial Property Fund Plcが投資家全員投票に向けて動き出しているようです。オフィシャルサイトには新規投資家からの受付は終了しましたとだけ記載されていまんが、ファクト・シートには解約も停止中と明記してあります。それはともかく投資のコンセプトは面白そうですね。ドバイ・ショックの前なら私も触手が伸びたに違いありません。

このファンドは単なるファンド・オブ・リートだけでなく、半分はドバイなどの不動産にも投資する、流動性リスクの存在するファンドでしたので、ドバイ・ショックなどがあれば、解約用資金はどうしても枯渇してしまいます。流動性リスクについて勉強するには非常に参考になるケーススタディといえるでしょう。

勘所としては、単純に流動性の問題ですから、EEAやBrandeaxu, Clubeasyに似ています。トラブルに巻き込まれているAxiomやLMとはタイプが異なると考えてください。

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それでも私はビジネス系ファンドの存在に重きをおいていますし、これからも気の利いたビジネスモデルを持つファンドはどんどん発掘していきます。

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あまり意識してなかったGBPUSDが意外と上昇しているんですね。いざ、平板アンテナ購入資金を用意しようと手持ちのUSDをGBPに交換したときちょっとビビリました。逆に訴訟対策ファンドのAPPS成功ボーナスはGBP建てなので、こちらは嬉しささらにプラスです。

すでに、そのことの重大さから、LMIMとその運用する二つの旗艦ファンドMPF、AIF関する情報はブログでもメルマガでもなく、実投資家だけのメーリングリストで交換しています(情報交換している読者の方は今日の記事は無視していただいて結構です。これは5月くらいのかなり古い情報です)。ただでさえ人のカネをおもちゃにするハイエナにたかられて、爆発寸前な上に、野次馬にまであれこれクズコメント入れられては踏んだり蹴ったりですからね。

しかし、中には真摯なオフショア投資家が真にリスクのケーススタディとして知っておきたいという場合もあるでしょう。そのため、投資家仲間限定の勉強会ではこういった辛い話も積極的に議論はしています。

さらに、一般読者の方のなかにも同じ想いをされている方もいらっしゃるはずです。そこで公開情報については内輪で囲う必要も筋合いもないので、ここで整理だけしておきたいと思います。

http://u.b5z.net/i/u/10199052/i/FTI_Logo_cmyk_100-55-10-48.jpg
LIMIMの管財人に指定されているのはFTI Consultingという会社です。
この会社がオフィシャルな情報や裁判所からの決定事項などをアップしているサイトがあります。
ひとまず、これがオフィシャルな情報としていただいていいでしょう。私とていくら実投資家とはいえ、裁判所マターになっているものをブログでとやかくコメントすることはできません。
ともかく、実投資家の皆さんは、このサイト、要ブックマークです。

もちろん、実投資家でない一般の方もケーススタディとして参考になります。ただ、LMIMの場合、昨日まで論じている流動性リスクが顕在化したというよりも、ビジネスモデルが持つ本質的な事業リスク(今回は乗っ取り屋からの攻撃を受けるというケース)が顕在化してしまったものです。昨日の記事にでたBrandeauxやEEA等のように流動性リスクについての話とは異質であることを承知しておかなければなりません。


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まもなく受領書とコントラクトノートのメールでいくそうです。バカ息子と一緒に首を長くして待っとれ

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ビジネス系ファンドに流動性リスクはつきもの。流動性リスクとはそれすなわち、突然、新規解約受付の一時停止措置をとることがあるということです。これはビジネス系ファンド全般にある一般的なリスクで、もはや投資家にとっても既知の事実として扱われています。

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もちろん、いつでも停止措置がとれる旨、規約や目論見書に明記されているからといって、これはバンバン乱用するようなものではありません。まず、乱用すると評判が下がります。今やビジネス系ファンド真っ盛り。似たようなビジネス系ファンドは星の数ほどあり、一度、評判が下がってライバルファンドに資金を持って行かれたら復活の目処はありません。ファンド会社にしてみたら、飯のタネがなくなるわけですから当然ですが、既存投資家にとってもこの風評リスクというのは最も怖い存在なのです。

そこで、停止措置というのはその評判低下を織り込んでもなお、ここで実行しなければ、果てはファンド全体が回復不能なまでの痛手を受けると判断されるとこに行う、ワイルドカード、つまり最終手段です。

停止措置を実行するからにはそれなりの重大な理由があるべきです。例えばEEA(詳しくはブログでは書きません)もUKFSAという、EEAや私達オフショア投資家にとっては勝ち目のない「敵」からの奇襲によって、まさに停止措置するしかないという状況でした。「所論に理由がある」とはまさにことのことです。しかもEEAはホウレンソウ(相談はありませんけど)がしっかりしており正確な情報が逐一入ってきます(有象無象経由で購入した投資家はざんね~ん)。こういったファンドは、心の底では信頼したいという気持ちが根付いているため、今は傷ついていてもいつかは復活するだろうという期待感が持てます。それが既存投資家にとっての一筋の光明になるわけです。



ではBrandeauxはどうでしょうか?これで停止措置を発動したのは二回目の常習犯です。が一回目はさすがによしとしましょう。何しろリーマン・ショックでしたから。先手を打とうが、解約を受け付けて流動性が枯渇してから措置という後手に回ろうが、あの時期にこの手のビジネス系ファンドが受ける影響は誰にも止めることはできませんでした。そう、あの時ばかりはファンド会社からろくすっぽ説明がなくてもその状況を受け入れるしかなかったのです。そして、その後、Brandeauxはしれっと停止措置を解除していますが、この行動も当時の環境下では不自然さは全くありませんでした。

では、今回7月の停止措置。これを既存投資家が黙って受け入れることができるでしょうか?Brandeauxから杓子定規なコメントはでていますが、通り一遍でまるで役に立ちません。グローバル株式ファンドのマーケットコメントならともかく、ビジネス系ファンドのくせして諸般の事情なんてセリフ聞きたいですか?なわけないですよね。またBrandeauxはこの日から、投資家をはじめ、アドバイザー、はてはラップ口座会社ともメールの交換を一切シャットアウトし、オフィシャルな杓子定規を眺めてろの一点張りです。

そして、今月のレポートはこれだけ。

The Student Funds
Room occupancy in the Brandeaux portfolio for the 2013/14 university year is back to 99%, resuming our track record prior to the hiatus of last year which followed the increase in tuition fees and changes to A level grade re-evaluation.

The directors are actively continuing the process for the creation of liquidity through property sales although the timeframe for such sales is, at present, unknown. There remains uncertainty within the investment market for purpose built student accommodation due to the excess level of properties currently in the market for sale. The interest from institutions for the Opal property portfolios is encouraging, although to date no transactions have been completed and therefore there is no indication of prices achieved.

The net asset value of the Student Funds from which the monthly share price is derived is based principally on the monthly property valuation by the independent valuers, Savills (UK) Limited. Their property valuation for 31 August reflects a small decline in value from their 31 July valuation taking into account current market conditions. The net asset value of Brandeaux Student Accommodation Fund (Sterling) Limited at 31 August reduced by 4% from 31 July which is reflected in the 31 August share price.

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ダブリン上場投資信託、2012年末までの財務内容は良好、その後の資金流入も月間GBP2M程度のペースで継続、不動産の評価は複数の独立系評価会社を使って厳正に管理、空室率も3%未満。それはようわかります。そんなことは数年前から勉強会でも分析済です。いくら優良ファンドだからって偉そうに黙って待ってろ、はないでしょう。

この環境下ですから、不動産の評価を見なおしてNAVが2012年8月の水準まで切り下げられたことには不自然さはありません。どうせ解約できないのですから、Momentumなどラップ口座に払う口座維持手数料のことを考えると、最後に切り下げるより、最初に切り下げておいてくれた方が費用負担が少しでも減ります。

気に入らないのはとにかくホウレンソウ(相談はありませんが)が不親切なこと。これがない会社はいずれ投資家の信頼を失います。乗っ取られて火中のLMですら、元ロンドン支社長をはじめ、現場はホウレンソウ(相談はありませんが)をしてこようと必死で頑張ってます。AXIOMも各弁護士とオーディターが報告をこまめに入れてきます。

もちろんLMやAXIOMはもう自分の管財人の元に一切の権限は移行されているので、管財人としては報告もビジネスの一環として手数料を取って行なっているだけです。ですから、これらと、EEAやBrandeaux、Clubeasyのように会社自身は健全である事業体と直接的に比較はできません。ですが、身内ファンドのClubeasyはともかく、EEAとくらべてもまるでペラペラな報告しかしてこないBrandeauxに対しては、今日のような論調で書くこともやむを得ないとの判断です。

これは誹謗中傷ではありません。警告です。評判が下がれば下がるほど、解約意向の投資家の割合が増える。解約意向が増えると、再開に備えて、手持ちの寮のFire Saleつまり、損切りが増える。損切りが増えるとNAVが下がる。NAVが下がると評判が下がる。この連鎖発生で一番困るのは、長期投資を見据えて資金を置いている投資家です。これは長期投資を行う投資家からの負の連鎖断ち切るため、評判を下げるようなマネをするなという警告なのです。

なお、ファンドが親切な報告をよこさないことを指摘しているだけで、ファンドの中身が悪化しているわけではありません。自ら評判を落とすようなことをするなと指摘しているだけで、評判が落ちていると言っていません。これらは別問題で私のブログの論点ではありません、為念。

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平板衛星アンテナ屋さん、あと1週間で実質募集締切です。CCD監視カメラ屋さんももう終りに近づいている様子です。

これでファンドサイズがUSD13.7Mというのが信じられません。もったいないの一言に尽きますね。宣伝してないからかしら?それともどうしてもチューリップに目が向いてしまうのかしら?

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以前からレバレッジ3倍チューリップのローラーコースター的パフォーマンスに疲れたときにこのレゲアルティスを使うと良いとしてきました。エーデルワイスがでてきましたし、手数料は1%(つまり、もともとかかるチューリップの解約手数料1%と同じ)でチューリップからレゲアルティスだけでなくエーデルワイスにもスイッチングが可能になりましたので、折角ならエーデルワイスに行ってみようかという投資家仲間の方の相談がめちゃ増えてます。

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ところで、エーデルワイスはフレンズプロビデントリザーブ内で乗り換える時にもリスク承知念書を要求されるくらい、チューリップに負けず劣らずハイリスク・ハイリターン型のファンドです。上述の、ジェットコースターばかり乗ってたのではお疲れ、ちょっと観覧車で休憩したいよという方には向きません。

ですから、その適合性を勘案すると、エーデルワイスのだけでなく、レゲアルティスに関しても引き続き記事にしていかなければならないなと感じています。やはり、マクロ的にみてもエーデルワイスよりレゲアルティスに投資適合性のある投資家の方が多いはずですから。

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このように、私のブログは、読者の方の投資判断の一助となるように調査・分析したことを記事にしており、投資家にはすべて個々の事情があるとの観点から、自己の相場観を押し付けるような、ステレオタイプな購入、解約、乗換推奨は一切しません。しかし、それではじゃあ私はどうしたらいいの?と置いてきぼり感がでてしまうので、勉強会を頻繁に行ったり、どなたにでも個別の相談はよろこんでお受けしているわけです。

一番大事なことは、ファンドの推奨なんではなく、自身の投資適合性を明確に認識しておくということです。こういう方にはこういうファンドは合わないというセオリーはこれからもハッキリと記述していきます。

最低投資金額はUSD50kから直接投資、ラップ口座経由可能。チューリップからの乗換は、既定のチューリップ解約手数料と同じ1%がかかります。新規購入の場合、販売手数料は3%です。何れにしても将来、レゲアルティスを解約、またはチューリップ等に乗り換えるときにも1%がかかります。ちなみに、通貨を変更するのも手数料は1%です。

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EEAライフセトルメントファンドを保有されている方の個別相談はお早めに。これは非常に重要です。期限があるので、はやいところまずは連絡くださいね。

http://www.avivainvestors.sg/internet/images/AvivaInvestorsWebsiteLook/img/global/logo.jpgブログネタっていうでしょうか。ここで言えばオフショアファンド情報ですね。投資家仲間にも恵まれ、皆さんからこんなファンド調べてなんてリクエストも多くいただき、ネタは尽きないのですが、時々アテが外れることがあります。それは、時間を調べていると、最後に記事にするのも恥ずかしいファンドだったことがわかってボツ。というときです。

そのボツになる瞬間とはどんな時でしょうか?MANしかり、JPモルガン、HSBCしかり、大手のファンド会社ならその建付けを疑う余地はありません。私達個人投資家が疑ったところで、そりゃもう大きなお世話となります。こういった(日本で無名かどうかではなく)有名な運用会社の場合、その資料だけで投資判断するのが一般的です。なぜなら、これらのファンドには流動性リスクはなく、価格変動リスクしかありませんから、価格変動リスクについての検証はファクト・シートからだけでも十分判断ができるというわけです。そもそもそんなところに突撃質問したところで門前仲町が関の山ですよね。

しかし、ビジネス系ファンドには流動性リスクがあるため、またビジネスモデルに自体にどんなリスクが秘めているかファクト・シートからだけではわからないことも多いため、やはりファンド会社かディストリビューターに直接質問攻撃するのが一番でしょう。相手も中堅中小サイズのファンド会社であることが多く、社員も数名から十数名というのが一般的で、興味を持って接してくる投資家を邪険には扱いません。

ここまで書く勉強会などにも参加いただいている常連読者様ならお気づきでしょう。上述の、一番がっかりと没ネタになってしまう時、それはファンド会社に連絡したら、業者だと思って、バックマージンの話をいきなり切り出してきて、それが非常識に高いケースです。

オフショアファンドの販売の媒介をすれば、本邦内の業者であろうと、香港あたりの海外の業者であろうと、必ず後からバックマージンは出ます。必ずでる話ですから抵抗はありませんし、投資家とてそれくらいのことは知っていることとして許せる範囲です。ただ、最悪なのはオフショアファンドであるにも関わらず日本人が有象無象業者向けの営業をかけてきたなんてケースです。こういうファンドをよろこんで扱っている有象無象がいるかと思うとゾッとしますね。

なお、今日、こんなことがあったわけではありません。今日の話を今日書いたら、足がついてしまいます。有象無象は必死でこのブログを読んで勉強してますから。って今日は前置き長すぎ。

http://www.avivainvestors.sg/internet/groups/internet/documents/webattachment/jpg_024928.jpg
そんなガックリなことを思い出してブルーになった時には、気分転換に門前仲町で建付けの良いファンドでも記事にしておきましょう。ネタ元は大手生命保険会社のAvivaが運用しているミラーファンドリストです。この中から年初来の変動率を基準にしてピックアップしてみました。なお、ファンドリストはオフィシャルサイトから誰でもアクセスできます。

ピックアップした上昇第一位は例のフランクリンテンプルトンのバイオ株ファンドFranklin Biotechnology Discovery Fundで44%上昇。これはすでに記事にしました。他方、下落第一位のブラックロックのワールドゴールドファンドはきっと名前の通りの運用方針のファンドで記事にするにはパンチ力がありません。

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そこで第二位-32%下落のDWS Noor Precious Metals Securities Fundにしてみました。これは名前から貴金属鉱山関連株式ファンドかなと推察はできますが、問題はファンド会社名です。DWS Noorってなんでしょうか?聞いたことがありません。しかしアビバがミラーに使うくらいですから有力に決まってます。ということは、今日まで知らぬは当座の恥。今日から知ればいいだけのこと、早速見てみることにしましょう。

http://www.dws.com.sg/media/style/logo_dawm.png
ということで、DWS Investmentsを検索するとなんと簡単な。かのDeutsche Asset Managementのことでした。ドイチェアセットのシンガポールが運用するファンドのうち、DWS Noor Precious Metals Securities Fundを含む幾つかの投信は、イスラミックファンド(ハラールつまり、イスラム教徒の方が買っても問題ないというお墨付きがあるファンド)になっています。
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イスラミックにするだけで、マレーシアやインドネシア、はたまたドバイあたりからの投資を呼び込むことができます。しかも貴金属関連ですから、豚肉や酒タバコを扱うこともありません。貴金属関連株はハラール認定を受けやすい銘柄なのかもしれませんね。

もっともパフォーマンスはダダ下がりです。が、よく見るとリーマン・ショック後の底値でレジスタンスされてますね。よい兆候と捉えてみても面白いのではないでしょうか。

シンガポール籍なので直接購入は無理だと思いますので、各ラップ口座経由で最低投資額USD1kから購入可能です。

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リビングのエアコンが故障しました。冷房だけ効きません。それにしても、一年で一番良いタイミングですよね。猛暑を乗り切ってくれたダイキンには感謝感激です。早速、ヤマダ電機をのぞいたら旧モデルの処分市真っ盛り。冬物が出回る前に仕込まないとですね。

http://www.victus-capital.com/wp-content/themes/victus/images/logo.pngMansion Student Accommodation Fundもこのブログで調査し始めた頃は、新進気鋭の言わば「掘り出し物」だったのですが、今やすっかり中堅どころにまで成長しています。ただ、ビジネ系ファンドの最大の特徴は、新しいビジネスモデルが生まれるところはもちろん、二番煎じであっても場所を変えれば生まれます。それが商売の面白いところでもありますし、商売に直結しているビジネス系ファンドに投資をする醍醐味でもあります。

そんな観点から二番煎じ探しの過程の中で見つけてきたのが、このVictus European Student Accommodation Fund IC Limitedという何番煎じかのファンドです。実際、私もまだどんどん買って行けるかとうかの自信はありません。できたてのファンドですから当然です。仮に私達がこのファンド会社の社長やファンドマネージャーを良く知る、シードマネーならさっさと投資して、不動産ビジネス系ファンドが持つ「必ず」ロケットスタートになる、初期の高パフォーマンスを享受していることでしょう。しかし私達はあくまでも一般の投資家です。シードマネーが受けるメリットを望んではいけません。

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それはともかく、ビジネスモデルが安定化し、私達一般のオフショア投資家が入れるようになったと判断するタイミングは、それこそ人それぞれです。今と思うかもしれませんし、もう1年待つかと思うかもしれません。このブログではそのタイミングを図るための判断材料を調査していると考えていただくとわかりやすいでしょう。

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前回のブログから四半期経過して、保有している学生寮も4棟に増えました。そして公約通り、ついにドイツでベッド数178、HERMANN-EHLERS-HAUSという名の学生寮の経営が始まっています。この寮の評価は完成時GBP12Mになると値踏みされていますが、現状ではまたGBP4.99Mしか資産に組み入れられていません。この寮が順調に稼働するだけで、GBP7Mの時価評価益が望めるという寸法です。

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ベンチャー企業の衛星通信平板アンテナの会社、締切を前にかなりご機嫌なニュースもでてきています。あの、超有名、有力企業から飛行機用平板アンテナ開発資金の提供を受けることが決定しました。こりゃ勝ち馬に乗った方がいいかしら。

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十数名の投資家仲間うちで細々投資先を探していた3年前とは異なり、最近の私のブログで一つの運用会社の記事が一日おきでることはありませんので、今日のようにPrestige Asset Managementという一つの運用会社の商品で次々と記事になるケースは懐かしい感じすらします。

フレンズプロビデントと袂を分かったのが主因でしょうか。そんなこともないでしょうけど、農機具リースファンドのPrestige Alternative Financeがフレンズプロビデントリザーブ経由で購入できなくなったと、事前の打ち合わせなしに一方的に発表されたことはかなり根に持っていることは確かです。もっともLM Managed Paformance Fundを、過去最高の資金流入を記録したその翌月に解約停止に追い込んだ、つまり引き金を引いたのは紛れも無くフレンズプロビデントの取り扱い停止の通告なし発表です。LMにはLMの要因や事情がありますし(これはメルマガメンバーの方にしか配信しません)、プレステージとは別会社です。ファンド会社としては同業、つまりライバルであり、LMが居なくなってもプレステージには関係のないことかもしれません。しかし、プレステージも同業他社として、LMが解約停止になった経緯もよく知っているでしょうから、普通は腹立つでしょうね。投資家はもっと腸煮えくり返ってますが。

LMの情報交換は実投資家のメルマガメンバーだけで行い、話を元に戻すと、プレステージが意欲的になっていることは確かです。それは腹立ち紛れかのような書き方もしてみましたが、冷静に考えてもノンバンクビジネスファンドはこれから伸びる。という相場観に基づき事業拡大を行なっているのが本当のことでしょう。

TCAしかり、キジャニしかりで、バーゼルIIIがある限り、ノンバンク系ビジネスファンドは衰えずといったところでしょう。現に金融業者の人材面でもリーマン・ショックで4割の銀行員がカナリー・ワーフから去ったと言われてますが、この人材が回ってきていることがノンバンク系ビジネスファンド発展の下支えになっていることは事実です。

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そんな中、Commercial Finance Opportunitiesは流行りに乗り遅れるな的にポッとでてきたファンドではありません。そこはプレステージ、しっかり仕込んでましたね。感服です。
Methexis Capital Advisors LLPという名のグループ会社を設立して、シードマネー、つまり立ち上げの段階から資金を供給してくれるパトロン、タニマチがどうなるかもわからんままポンと出してくれたお金を使って、イギリスの中小企業融資ビジネスを開始し、1年間の実績を積んだところでデビューするというしっかりとした段取りを踏んでいます。

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ですから年率換算リターンも5.28%という実績を引っさげての登場と相成ったわけです。

ここで、ノンバンクの融資とはどんなものか整理しておきましょう。プレスリリースによると次のような種類の融資に乗り出しているとのことです。

Factoring
Purchasing businesses’ account receivables at a discount. The lender will be receiving thepayments on the invoices directly from customers and repays the remaining value of theinvoices to the borrower minus a fee.
Invoice Discounting
This is similar to factoring but the credit control and follow-ups are done by the borrowingcompany instead of the lender.
Bridge Financing
Loans guaranteed by assets such as real estate, publicly traded stock, machinery andequipment, royalties and account receivable.
Trade and Commodity Financing
Financing of pre-export commodities.
Inventory Financing
Loans made to manufacturers using inventory as collateral.
Floor Plan Financing
Credit is provided to purchase high-priced goods, the loan will be secured by the product ‘on thefloor’. 


直接投資は可能ですが、最低投資額がEUR125kからになります。ラップ口座(フレンズプロビデントはダメでしょうけど)経由ならEUR10kからと下がるので、ロイアルロンドン360のPIMS(ファンドがBloomberg ティッカーコードを取ってないみたいなので、根回し必要)で当たるか、Momentumの取り扱いを待つかというのが順当な作戦になりそうです。
手数料は後払い方式のみで最大5%、5年でゼロになるいつもの仕組みです。

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御礼遅くなり失礼いたしております。ご相談を受けた実投資家の方々から、岡山のマスカット、佐賀の梨(豊水)につづいて、ただ茶豆(枝豆)をいただきました。すべてご贔屓にされている農園から直送で、めちゃ美味しくすべて即完食(子供らが)でした~。

http://www.premiernewearthfund.com/cms/images/12.JPGイギリスの清掃工場を経営するビジネス系ファンドのNew Earth Solutions Recycling Facilities Investment Sub-Funds。その利権もあって一度工場が稼働すれば、大過なく運営される限りは極めて安定したビジネスモデルだと言えます。運用会社のThe Premier Group (Isle of Man) Limitedはどちらかと言えばファンドを組成している側で実際の経営はNew Earth Solutionsが行なっています。ファンド全般リサイクル施設会社自身と二つの似て非なるオフィシャルサイトが存在するのはそのためです。投資するならこの両方をさらっとでもチェックしておく必要があります。

このところ、Mansion Student Accommodation Fundなどがローリスク・ローリターン化してきたこともあって、ビジネスモデル的にもハイリスク・ハイリターンであるこのニューアースへの資金流入が続いています。有象無象業者も最近の実績が年率6%台というより、13%台の方が圧倒的に売り込み易いということもあるでしょう。どうせ右肩上がりの安定型でリスクなしと説明するなら、直近実績の高い方が食いつきがいいですから。

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ファンド会社にしてみたら、リスクを承知している資金かどうかは関知しませんので、入ってきたお金を早期に適正な使途で運用するしかありません。その点、大手の業況悪化で若干荒れている(といっても雰囲気だけの問題ですが)学生寮ファンド業界よりも、利権があってライバルが居ない、正確には落札した段階でライバルは蹴落とされている清掃工場の運営は、ある意味安定したビジネスモデルです。

もっともビジネスモデルが安定していることと、流動性リスクのが潜在していることとは全く次元が異なります。ニューアースも公言しているように資金が集まれば設備を増やす計画になっています。そのプランもしっかりファクト・シートに記載されています。これは新規資金の流入があれば、即、運用に回し、キャッシュ保有はしませんよ、ということを意味します。

これは、なにかのはずみで解約が殺到(恐らく全体の1割内外)すれば、即、新規解約停止措置をとる、つまり流動性リスクが顕在化することを意味します。またそのビジネスモデルが故、資産の処分は極めて困難でしょう。

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知り合いのイギリス人アドバイザーには、定量化できない流動性リスクを持つビジネス系ファンドは一切紹介しないという信念を持っている人もいます。それもまた極端ですが、流動性リスクとはなにかを知らないで投資するのは極端を越えて論外だということを十分認識しておかなければなりません。

http://www.newearthsolutions.co.uk/wp-content/gallery/avonmouth-mbt-facility/aerial-april-13-sml.jpg
その点、ニューアースは事業計画を明らかにし、新規プラントの進捗状況を事細かに報告していますから、自らが持つ流動性リスクについて投資家が検証できる材料をしっかり提供してくれている、非常に親切なファンド会社だと言えるでしょう。

GBP10kから直接、または各ラップ口座経由可能です。手数料は後払い方式のみ。このファンドは業種柄、流動性リスクが顕在化することを嫌うため、早期解約のペナルティは極めて高く設定されていますので、基本的に5年は投資を継続するつもりで行わないと元がとれません。

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私募債はもう大詰めを迎えていますね。3連休あけたら9月も残り5営業日です。


これは驚きです。商品開発職人魂でしょうか、意地でしょうか。農機具リースファンドでよく取り上げているプレステージ。フレンズプロビデントが融資やリースに投資するノンバンク系ビジネスファンドへの乗換を一律排除してから約4ヶ月。グループ会社Prestige International Marketing Services Limitedでなんとラップ口座を開発しました。確かにこれならくだらない一律審査の風評被害は無関係です。

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15年満期の学資積立プランから一括投資まで一通り揃っていますので、これからコストなどの調査にはいりますが、まずは今日は驚いたというところまでお伝えいたします。朝から勉強会の準備してたのですが、これはスクープ?速報?としてお伝えしたくなりとりあえずブログ書いてます。

また、取り扱いファンドですが、もちろんプレステージのファンドだけではありません。他社のものの取り扱いもあります。が、出来立てラップ口座らしく、まだ、20~30程度です。リスト化されていないので、どんなファンドがあるかはオフィシャルサイトをみてみてください。iSharesでETFもいくらか買えるので、簡易版ラップ口座といったところでしょう。

農機具リースファンドはUSD100kからなので、このラップ口座経由なら最低投資額が下がるかもしれませんね。これは調査のしがいがあります。

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東京オリンピック効果で不動産価格上昇だとテレビや雑誌が煽ってますが、不動産価格の波に乗るのに自宅を買うって発想はないですよね。都内不動産を買うなら、自宅は慎ましく抑え、購入する投資用物件は多少初期コストが高くても都心限定で入居率を下げない。これが鉄則です。
自分は四畳半風呂なしの月3万円に住み、しかし築浅ワンルームマンションを数部屋山手線から外に向かって電車10分圏内で確保しておく。これが究極の東京オリンピック対策です。

http://www.vam-funds.com/imgs/logo2.jpgFRBバーナンキ議長の声明はマーケットに大きなサプライズを与えました。なんて、そのへんのマーケットレポートみたいな書き方はやめておきます。オレも若い頃は~なんてやってるようなもので、みっともないですからね。

だた、日本人にとってはいわゆるアメリカのゼロ金利政策終えんのシナリオは伸び伸びになることくらい織り込んでいて当然です。ゼロ金利政策は日本のお家芸ですよ。解除を早まって失敗して余計長い期間量的緩和政策をせざるを得なくなったのも日本しか経験していません。当時のグリーンスパンさんも明言していましたが、アメリカも金融政策判断において先輩となる日本のことをよく勉強しており、勇み足すると後の痛手が大きいことくらいよく研究しています。そろそろっと延期されるのもある意味、日本人に感覚からすればシナリオ通りだったと言えるでしょう。

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ゼロ金利政策の究極の目的は、景気浮揚策であり株価上昇策です。よってゼロ金利政策が長引いてくれれば(長すぎても日本のように効果もゼロになりますが)、一番恩恵をうけるのは株式、それも実態景気を反映する大手小売店などよりも、ビジネスアイデアを先取りするようなベンチャー企業的要素の強いマイクロ株(小型株よりさらに時価総額の小さいものという意味)への投資家ということになります。

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米小型株、マイクロ株と言えば思い出すのはVAM Fundsでしょう。私のブログの記事の出し方に問題があるのかもしれませんが、冬の時代で耐えぬくファンドを調査して、春になることには頻度が下がり、気がつけば真夏になってました。という例が多くあります。

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投資している銘柄の平均時価総額がなんとUSD797Mしかないという、超小型株ファンド US MICRO CAP GROWTH FUNDも冬に散々取り上げておいて、気がつけば夏の悪しき典型例です。本当に申し訳ございません。ゼロ金利政策を謳歌して年初来35.39%の上昇を見せています。

USD10kから直接購入できますが、メジャーなファンド会社なのでフレンズプロビデント、ロイアルロンドンはじめどこのラップ口座でも大抵購入することができます。ラップ口座経由の方が販売手数料5%が全免になるので、機動的に追いかけることができるでしょう。


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訴訟対策ファンド、既存投資家だけには良いニュースが届いています。良いと言っても勝ったわけではなく大物が釣れそうという話です。馬インフル以来の臨場感のある事案がでました。情報メールは転送も不可ですので、本来なら既存投資家でなければ知りえないのですが、投資検討中の方には、勉強会なら口頭、つまり独り言という扱いで詳しく説明できます。明日の勉強会も乞うご期待ですよ。申込はメールで。


良縁祈願といっても、なにも独身男女のためのものだけではありません。よく考えたらこのブログを通じて知り合いになった投資家仲間の皆さんとも良縁であることはもちろん、直接乗り込んだり、電話したりしているファンド会社の人たちとも良縁で結ばれているわけです。良縁がなければ、これだけの調査できませんでしたし記事も続かず、読者の皆さんからの信頼も得られなかったでしょう(まだまだ頑張らないといけませんけど)。

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そんな良縁について考えてみると、そう、ひごろは日参するほど熱心ではないもの、たまにはその感謝の気持ちを表すのも必要かもしれません。日本古来の文化に触れるためにも、神社でお祓い、玉串拝礼、そして祝詞を読み上げてみるのも良い経験になるでしょう。外国のファンド会社の人と話す時、きっかけネタにもなります(ってやっぱり下心かいな)。

とはいえ、普段は神社もやはり敷居の高い存在ですし、おいくらまんえん包むんですか?という悩みもでてきます。そんな敷居をぐっと下げて、門戸を開けてくれているのが、この芝東照宮 良縁祈願祭です。どなたでも参加できますし、会費制。これは便利です。

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日本人なら信心深いわけではなくても、町内会のお祭りやら、会社の新年祈願やら、社会的儀礼としてお参りすることも多いはず。ここで体験しておけば、お宮参りや新車購入のお祓いなど、たまにしか行かない神社で、そのお作法でまごつくこともありません。

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日時 2013年10月20日日曜日13時から
場所 芝東照宮(港区芝公園内)
会費 3,500円
主催 株式会社BUAホールディングス

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老若男女問わず定員は30名ですが、もう予約で半分は埋まっているそうです。チアも訴訟対策ファンドCA4も祝詞体験も物事の決断はお早めに。ですね。

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投資家紹介ならチューリップからエーデルワイスの乗換が1%、エーデルワイスの新規購入が3%でできることって何か凄いことなんでしょうか?この手数料体系が良縁をたくさん生んでいます。

http://www.premierecoresourcesfund.com/cms/images/B.jpgアメリカ人にしてみると竹は神秘的な木材に見えるのでしょうか。外国に留学や赴任を一切したことはありませんし、英会話スクールにも通ったことのない私には西洋の文化的なことは全くわかりません。ただ、日本のように材木としての竹の用途とその供給量が太古の昔からバランスしてしまっている日本の感覚からすれば、アメリカでの使用量は、神秘的であろうと実需ベースのみであろうと、まだまだ少ないのかもしれません。

同じだけ手を入れて育てた良質な木材どうしが産地競合すれば、ブランド力があるなどの要因を除けば、それは運賃が安い方が勝ることになるでしょう。とすれば、高級品である日本産は別として、中国産よりもニカラグア産の方が、アメリカにとっては安って有利、という論法は単純でわかりやすいです。

プランテーションは二箇所あり、いずれもニカラグアのKukra Hillという村です。
Kukra Hill, Autonomous Region of the Southern Atlantic, Nicaragua
でグーグル地図検索するとあらかたの場所はわかります。が衛星写真は粗いので竹かジャングルからの区別はつきません。

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運用開始して、また1年も経過していませんが、年率換算すると+19.79%と森林ファンドなりのパフォーマンスが出ています。リサイクル施設ファンドを手がけてきた実績のあるプレミアファンドがファンド化していますので、土台はしっかりしており、大過なく過ごしてくれれば当面、この水準のパフォーマンスは期待できるものと思います。

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このファンド自体でプラントの土地を買ったり、栽培したりしているわけではありません。プラントごとに農業法人を設立しています。プランドが多くなれば、法人の数も増えます。無駄なようですが、独立採算制を明確に維持するにはこの方法が一番で、Mansion学生寮ファンドも同じ方法で寮ごとに子会社化し、子会社ごとに銀行から融資を受けています。

一方、ファンドは資金を、ERF Limitedという名前にマン島籍特定目的会社に一旦資金をプールしておきます。ERFはこれらの法人に年率12%の金利で融資したり、出資したりして利益を得、これを口数ごとに計算してERFがファンドのパフォーマンスとして還元する仕組みになっています。これはニューアースのリサイクル施設ファンドとほぼ同じ建付けです。よって事業拡大がない時期に資金が大量に流入するとパフォーマンスは下がってしまう、また解約が殺到すると、融資中、あるいは出資中の資金を回収できるはずもないので、流動性リスクが顕在化するというのが宿命です。

ニューアース同様、リスクの種類と度合い、それとパフォーマンスとを天秤にかけて投資判断をしなければならないことにはかわりありません。

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ヘッジファンドやCTAの新たな分析ツール、それは優秀なクォンタム数理学者?ではなく、偵察用衛星写真です。今日の記事の通り、無料のグーグルアースではよくわかりませんが、大金を払えば北朝鮮のミサイル発射台のように鮮明にしかもリアルタイムに近い環境が得られます。例えば、コーンなどのコモディティ価格は、産地によって価格が異なるので、各産地の生育状況を見ながら、オクラホマは売りだの、満洲は買いだのと裁定取引をしているCTAもあります。中には、ウォルマートの発表する業績予想IRよりも、駐車場の満車率や納品トラックの台数から業績を正確に予想できる辣腕アナリストもいるそうで。

銀行の貿易金融業務には、当然のことですが輸入サイドと輸出サイドがあります。銀行における輸入サイドのメインビジネスは、誰でもよくきくL/C(Letter of Credit)、信用状発行業務です。取引のある輸入業者が決済不能に陥ったときはそのLC発行銀行が肩代わりするわけですから、取引相手としては安心して輸出できます。また銀行は肩代わりするという保証業務を行うわけですから、万が一の焦げ付きには気をつけなければなりませんが、普段は発行手数料ガッポリです。

輸入業者と銀行との取引関係は明快です。LC発行ができる相手か否か?それだけにかかってくると言ってもいいでしょう。しかもLC発行に懸念があれば預金担保でもなんでも入れさせればいいのです。

ところが輸出業者と銀行との関係はちょっとわかりづらいかもしれません。輸入業者が自分の銀行に発行してもらったLCを持って、輸出業者と最終契約書類が交わされます。この時点で、LCは輸出業者の手にわたります。輸出業者はLCに記載されている条件通りの品物数量、運搬方法、決済方法で引き渡しをするわけですが、LC発行銀行はLC記載の条件通りに債務履行されなければ、絶対に資金を払ってはくれません。LCの現物は手渡ししている、無条件で知はらうでは、LC発行銀行はヤラレっぱなしになります。

そこで輸出業者にしてもLC発行銀行が決済してくれるまでは、仕入れ資金や船賃、諸々の費用が必要になってきます。ここで輸出業者にも運転資金を融資してくれる銀行が必要になるのです。もちろん輸出業者に自己資金があったり、無担保で融資をうけることができるくらいの信用力があれば、さっさと解決してます。しかし輸出業者がエマージング国やフロンティア国の業者だとそうもいきません。結局L/Cを持っている、この通りやればLC発行銀行が必ず払ってくれるということを頼りに融資をうけなければならなくなります。このように輸出業者が事情を説明して銀行に頭を下げに言った時に、銀行がとる対応がLC買取という業務です。LCが唯一の信用力なら、それを譲渡担保に、業者から取り上げとけというわけです。

http://www.belvederemgt.com/images/our_group.jpg
仕組みがわかったところで、ここからが真骨頂です。輸入サイド、輸出サイド、両方の銀行の回収不能時の対応を考えてみてください。輸入サイドの方はLC発行する代わりに預金でも上場株式でも土地建物でもなんでも担保にとれます。コケたら、担保物件を処分して回収すればいいので、バーゼル基準に則ったリスクウエイトは自分でコントロールできます。ウエイトを下げたければ、預金担保を取ればいいし、リスクウエイトを気にしないのであれば無担保のまま発行すればいいのです。

ところが輸入サイドの銀行は、リスクウエイトをゼロにはできません。買い取ったLCを譲渡担保としていますが、LC発行銀行がちゃんと決済してくれるかどうかは、輸出業者がLC条件を履行するかどうかにかかってくるので、LC取ったから安心とはいきません。輸出業者が途中でいなくなったらLCもパーになるのです。輸出業者から預金担保を取ればいい?そんなに潤沢に預金があるならLC買い取りの依頼なんて最初から来ません。

貿易というのはLCなくしては始まらない、という業界や業態は多くあるので、輸出業者はいくら資金が潤沢でもLCを発行することは多いのですが、逆に輸出業者はせっかくの商売話があるのに、取引銀行が話をきいてくれないょ~なんてことが、特にリーマン・ショック以降、日常茶飯事になっているのです。

そこで登場するのがキジャニコモディティファンド。コモディティファンドといってもゴールドやシルバーのマーケットで売買するCTAではありません。コモディティ商社金融を行うビジネス系ファンドです。

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ところで、コンサバな銀行にかわって、特に輸出業者へ融資してあげることをどうして商社金融と言うのでしょうか?銀行は商売のことまではわからないので、担保などに拘ります。しかし日本にも名だたる大手商社が多くありますが、彼らはその業者の商売についてよく理解できています。しかも焦げ付いたら、これ幸い、その商売まるごと乗っ取ればいいのです。良い仕入れルートも確立できます。そこで銀行に代わって、LCを買い取って(割引して)資金化させてあげることを商社金融といいます。

もっと突っ込んで、本来の輸出業者から輸出するまえにある程度の値段で買い取ってしまい、商社と輸入業者との間で商売してしまうという、間に入ってしまうこともしばしば。現にキジャニもこの作戦で、他人のビジネスに介入作戦で決済の確実性と収益性の向上を両立させています。


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キジャニのパフォーマンスには何の影響も及ぼしませんが、ゴールド価格が下落しすぎると、鉱山会社は掘るより他から買った方が安いという不味い珍現象が起こってしまいます。コストコミコミのいわゆる損益分岐点のことを英語でAll-In Sustaining Costsと言います。略してAISC。コスト体質に捕まっている金鉱山業者によってはAISCが1,400ドル/オンスまで上がってしまっている様子で、一般の業者でも1,200ではないかと言われてます。零細炭鉱は資金繰りに窮することもあるかもしれませんので、キジャニはビジネスチャンスです。が、一般的にも生産量が減ってくる1,200が底値と考えてゴールドナンピン書いのサインとも取れますね。

明日の渋谷勉強会、2席だけ空いてます。

http://www.orchardwealthmanagement.com/templates/orchard/images/logo.jpgOrchard Wealth Management Ltdの運用するOrchard Funds PLCは、株式ファンドであるにもかかわらず、ベンチマークが50%がMSCI World Equities、50%がCashとなっています。

ところで、日本で売っているオンショアの投資信託でも、英語のファクト・シートしかないようなオフショアファンドでも、その字面を全て読まなくても、どんな運用方針なんだろうかと想像するヒントが隠されています。私もそうですが、細かい英語を老眼鏡かけながら必死で読むより、数字やグラブを見ていた方が簡単です。

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オーチャードを分析するときも、そのような観点から見るとわかりやすいと思います。パッと見ると投資ウエイト上位10銘柄がボーダフォンやウォルト・ディズニーやブリティッシュペトロナス(BP)、P&G、マイクロソフトなど超有名銘柄ばかりなので、いわゆるブルーチップ株式ファンドだなとすぐにわかります。次に国別の円グラフもあるので、米株ではなく主要国グローバル株式に投資するだろうこと、さらにはセクター(業界別)の円グラフもあり、最上位のボーダフォンですら3.8%のウエイトしかないことから、数十銘柄への分散投資タイプだろう。ということとまでは簡単に想像でき、そしてそれは検証しなくても当たりです。

と、前提条件を整理したところで、パフォーマンスのグラフに目を移すわけですが、ここであら?と感じることになります。ブルーチップ専門の株式ファンドなら上述のベンチマークは、常識的には100%グローバル株式のインデックスになります。バランス型ファンドなら50%が株式、50%が債券などと、そのファンドの運用方針に合わせた常識というものがあります。比較検討する意味のないベンチマークを設けたら逆にファンドの信頼を失います。

となるとオーチャードもベンチマークをわざわざ50%株式、50%マネーにしている理由があるはずだと考えなければなりません。仕方ない、ここから目論見書を読むしかないかな。いえいえ、まだまだヒントはあります。ただ、ここからは英単語は1つ2つ読まなければなりません。

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利回り目標が設定されており、6%となっています。これも一般のロングオンリー株式ファンドにしては珍しいですね。普通ならベンチマーク比較+3%とかそんな書き方が多い中で、6%という絶対値を使うのは珍しいです。これで何か他とは違うテクニックを使っているのかな、と想像が膨らみます。

この観点で投資方針を見てみると、with option overlayと書いてありました。株式の個別銘柄のオプション取引も一部利用している、つまり、儲かったら、オプションを買って利益確定しているのではないかと、さらに想像することになります。

ここまできたら、あとは想像が当たっているかどうかは、目論見書を読むなり、ファンド会社からのマーケティング資料に目を通すなりすることになります。こうすることによって同じ退屈な英語を読むのも、自分の想像が当たっていたかどうか確かめるという別の楽しみもあるので、漫然と読むより楽しみが増します。

ファンドサイズはUSD32.1M、直接購入可能、ラップ口座経由可能でUSD10kからです。

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さて、これから町内の祭りの片付け隊です。

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世界の株式市場の中で、主要国とフロンティア国がしっかりしているのにたいし、BRICsのようなエマージング国のそれは年初来2割3割ダウンは当たり前のような元気のない状況が続いています。ただ株価も禍福も糾える縄の如し。安いから怖いとも言ってられません。常にチャンスなのかもと横目でみておかなければならないのです。特に中国は、政治的な問題もあってテレビなどでネガティブイメージを植え付けられてしまっていますから、なお私たちのようなオフショア個人投資家はニュートラルな目でマーケットだけを見ていかなければなりません。

とはいえ、相手は共産圏。GDPをはじめとするいわゆるマクロ指標は、とかくお化粧を施していることが多く、話を割り引いておかなければハシゴをはずされます。では株価収益率(P/E)はどうでしょうか?さすがに国がコントロールできるものでもありませんし、個社別にお化粧したらそれはお化粧ではなく粉飾と言います。

実際にFMGもこのようなリスクを認識しておく必要があると注意書きしています。

  • The Chinese government’s current one child policy will be a drag on the economy as more and more Chinese age;
  • Many of the largest companies are state-owned enterprises. Shareholders may find themselves relegated to second priority behind the government;
  • Corporate governance can also be a problem in China – company accounts may be incomplete or incorrect;
  • Corruption and excessive bureaucracy may slow future growth.

ま、これらのリスクは共産圏なんだから至極当然のことなのです。だからこそ個別株の売買でなく、しっかりしたファンド会社に任せて分散投資するのです。

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しかも私たちのような個別株ではなくファンドで分散投資をしよういう投資家なら、P/Eも個社別ではなく、市場全体のインデックスとして見るわけですから、総じて信用できる指標として採用していいでしょう。FMG Fundによれば上海A株の株価収益率は過去最も安いレベルにまで下がってきているとのことです。セオリー的には低P/Eで買い、高P/Eで売りです。

もちろん、この指標だけをもってこのファンドを買おうという判断にまでは至らないでしょうが、入り口として低P/E、つまり全体がバリュー株だらけというのは支援材料になると思います。
USD20kから直接購入はもちろん、各ラップ口座からも購入可能です。

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ブログの題名、7年伸ばして9年後にしたほうがいいかもしれません。東京オリンピックで気分は延命したわけですし。オフショア投資、してない方が恥ずかしい。という時期は少し遠のきそうです。もちろん日本にとっては悪くない話ですが、私たちにとっては「祭りのあと」に備えて虎視眈々とブログで勉強、言ったところですね。

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地元に誇れる名産品がある町でも、毎日そればっかり食べているわけにはいきません。高岡のみなさんもホタルイカばっかり食べろと言われるのは、京都人の私にしてみたら、餃子の王将や天下一品に毎日行けと言われるようなものでしょう。地元の人はその地元の特産よりも他の名産品を賞味したくなるものです。では富山の方が広島のお好み焼きを食べたくなったらどうするか?

A.サンダーバードに乗ってとりあえず大阪まで行く(大阪にも広島風お好み焼きで美味しい店は結構あります)
B. 万葉線に乗って高岡市民病院前広島風お好み焼き 「やっちん」に行く

の二者択一といっても過言ではないでしょう。C.自画自賛の家に行く があるじゃないかって?うちの家に遊びに来ていただいても京都風のお好み焼きしかお出しできませんので今回は対象外です。なにせ東京に住む私は、ピンクのウィラーバスに乗って広島、ではなく高岡まで食べに行ったくらいです。

行き方は簡単、クルマの方はナビで高岡市民病院を検索するだけ。電車の方や夜行バスの方は高岡駅から路面電車に乗って、高岡市民病院前の電停で降りて、正面入り口を右側です。夜行バスのバス停と万葉線の乗り場はJRを挟んで反対側です。また再開発事業の工事中なので万葉線の乗り場はわかりづらく、迷子になるまえに地元の方に聞いて下さい。

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メニューは豚そば700円を中心に、お好み焼き、焼きそば、一品の焼き物など全て揃っています。また、トッピングとなる具材は、チーズ、納豆、キムチなどが人気ですが、沢山トッピングするとその分、値段も上がるので、オススメがメニューを見ながらご自身のお好みでいいでしょう。またご主人か女将さんに魅惑の組み合わせを聞いてみるというのも手ですね。麺もそばかうどんが選べます。

結局のところ、お好み焼きというのはベースがしっかりしていれば具材はなんでも美味しいんです。ご主人に焼いていただくタイプのお店ですから、失敗はありません。

大病院の目の前ということでかなりの繁盛店で、満席になることも多いですが、地元の方だけでなく旅行中の方も魚介類に飽きたら、ぜひ立ち寄ってみてください。海外投資先生のブログを見て来たと言えば、なにか良いことあるかも?

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渋谷の勉強会は定員5名です。平日午後ですし、少数精鋭でミッチリやりますよ。で、渋谷で話すペース配分を計っておいて、大井町で本番。アットホームな雰囲気重視なら渋谷、話を流暢に聞きたいなら大井町です。内容は同じです。

シャドーバンキングというと中国の地下銀行みたいなダークなイメージがありますが、これは間違いです。シャドーバンクとは銀行以外の金融取引業者で旧来銀行しか行なっていなかったような業務を類似して行なっている会社全体を指します。つまり、ヘッジファンドやノンバンク、果てはクレジットカード会社まで全部をシャドーバンキングと呼びます。BIS(国際決済銀行)によると、世界のデリバティブ取引の半分が銀行以外でシャアを占めているそうです。銀行はバーゼル基準などで、どんどんリスクを取らない体質に変わっていますので、預金を安全に預けておくことはできますが、ビジネスの機会はシャドーバンキングに移行していると言っていいでしょう。私達の資金が銀行預金からオフショアファンドに移行しているのも世界的には標準的な流れに沿っているのだと考えて間違いはありません。もっともこの話、ここの読者以外にはわからんでしょうね。祭りの後になる後7年は。


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それにしてもお腹がすきました。チアシード食べて持ちこたえてみます。

http://www.pinebridge.com/assets/images/2q2013/firm-overview_aum_2q13.jpgどうもこのブログの記事一覧をみていると、地理的にも遠く、どちらかと言えばアメリカの影響を大きく受けるブラジルなどのラテン・アメリカ株式ファンドはおざなりにしてきた気がします。私も気が向くまま、あるいは投資家仲間のみなさんのリクエストにお応えする形で記事を作ってますので、やはり偏りがでてきてしまいます。

そこで今日はラテン・アメリカの株式ファンドでも調べてみようかな、と思い立ったわけですが、いざ調べてみると、ラテン・アメリカってどのファンド会社が得意としているのか想像がつきません。もちろんブラックロックやJPモルガン、シティ、HSBCなどフルラインナップの超大手にラテン・アメリカのファンドは必ずあります。しかし、今日はもうちょっとエマージング専門店で探してみたい気分です。やはりアメリカの会社が南へ向かうでしょうから、イギリス系よりフランクリン・テンプルトンなどのアメリカ系かななどと、思いつつ、チューリッヒのオフショア積立型商品のミラーファンドリストをめくっていたら、ありました。そう言えば今まで記事にしたことないファンド会社が。

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パインブリッジは元々香港やインドなどアジア地区を地盤とするUSD68.4Bを預かる大手の運用会社ですが、出世して、いまではニューヨークが本社です。東京にも事務所があり、オンショアで投資信託も販売していますから、聞いたことある読者の方もいらっしゃることでしょう。

もちろん、日本の銀行や証券会社の窓販で購入できるオンショア投資信託の情報は、直接窓販業者から入手されればいいので、このブログでは記事にしません。

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オフショアで購入できるファンドから探してみると、ありました、モーニングスター三ツ星のPineBridge Latin America Small & Midcap Equityです。ファンド自体がアイルランド株式市場上場投資信託です。約半分はブラジル株ですが、その名の通り中小型株にいくので、ダイナミックな値動きを楽しめるようになってます。

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建値はアメリカドルですが、実際に購入する株式がブラジルレアルなので、ドル高レアル安の影響もうけており、年初来-19.4%と期待通りのダイナミックさです。上表のトップ10保有銘柄をみてもサッパリわかりません。聞いたことない会社ばかりです。フレンズプロビデント、ロイアルロンドン360、ハンサードの一括型ラップ口座やネッドバンクなら各地の上場株式を購入することもできますが、生株投資派の読者の方も、さすがにこれらの銘柄に行き当たることはないでしょう。ここまでくれば信託報酬を年率1.8%払っても投資信託に任せる意義があるというものです。

最低投資金額はUSD1kからですが、ラップ口座の乗り換え手数料などを勘案するとやはりUSD50kくらいからはじめた方がいいと思います。確約もらってませんが、各ラップ口座経由で販売手数料は全免になるはずです。直接投資できません。

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商事系訴訟対策ファンドの新シリーズCA4は3年ものCA3の年率12.95%に対して12%と低下しているように見えますが、その実、事案の処理能力も向上し、ジョイントプロジェクトの比率も増えたので、リスクは軽減されています。単に利回りが下がったのなら幻滅ですが、リスクも軽減していますので、よりオフショア投資初めてという投資家の方でも手がけやすくなったと思います。

http://www.vantagefunds.com/Images/logo_v.pngなぜか名前に親近感を覚えて、ウォッチしているファンドです。ただ、名前が好きというだけでなく、1998年以来続く、ロング・ショート戦略のグローバル株式ファンドでほぼ右肩上がりのパフォーマンスを持っているものはなかなか見つかりませんし、それが故にモーニングスターでも四つ星です。

http://www.vantagefunds.com/dynamic/home-chart.png
いくら魅力的なファンドでも実際に日本人の個人投資家がオフショアで購入できなければ意味がありません。手続きの面でも、ファンドラップ口座のMomentumからも販売手数料全免でUSD10kから購入できるところもメリットです。ちなみに、直接購入はUSD100kからですからかなり重たいですよね。

ロング・ショートといっても、特に今年は米株中心に、順調にリーマン・ショック前の水準に向けて株価は回復してきているわけですから、ロングで保有する銘柄のウエイトとショートで保有する銘柄のウエイトが同じでは、トータル的には負けてしまう確率が高くなります。

マーケット全体が上昇機運なら、ロング・ショート戦略といってもロング保有、つまり一般的な株式ファンドと同じことをしておかなければ、勝てません。どんな銘柄でも右肩あがりならば、ロング・ショートよりロングオンリーの方が良いに決まってます。

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ロングオンリーファンドなら、まぁまぁ有名なファンド会社にでも入れておけばいいか、で済みますが(ほんとは済みませんが)、ロング・ショートを使う株式ファンドは、よりファンドマネージャーの腕が問われると考えるべきでしょう。

その点、長い運用実績のあるファンドの方が投
資判断がしやすいですね。

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ファクト・シートを引用させてもらいましたが、地域別にロング・ショートの割合と、セクター(業界)別にロング・ショート差引後のポートフォリオも表記されています。ちなみに、全体ではロングが77%、ショートが-56%、ネットで21%です。このネットの数字がプラスなら、ファンドマネージャーは全体的にブルマーケットと見ているということが伺えます。債券をショートオンリーにしているところなんて気が利いていると思いませんか?またVantage Horizon FundファンドサイズはUSD218Mと中堅クラスです。

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仕事柄、世界各地にEMSなどで国際郵便することがおおいのですが、EMSは現金だけでなく、切手を貼っても受け付けてもらえます。そこで、登場するのが記念切手。とくにキティちゃんの記念切手をベタバタ貼って香港などに送ると、先方はそれだけ癒され、取引がスムーズにいったりします。ちょっとしたアイデアとメード・イン・ジャパンで、取引相手と人間味有るビジネスコミュニケーションがとれるなんて、日本はまだまだ良い資源を持っていると思いませんか?

年率換算ボラティリティ60%を越えるハイリスク・ハイリターン型運用がウリのIQS、その名前を使っているファンド会社が2社あるので、ややこしい状況になっていることは前からお伝えしていました。この背景について先週の大井町勉強会で解説しましたので、ご参加できなかった読者の皆様にもお伝えできるよう、この話題を選んでいます。

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このCTA(コモディティ・トレーディング・アドバイザー)である、IQS Capital Management Limitedはロンドンの伝統あるコモディティ・ブローカーであるAMT Futuers Ltdと1995年以来、言わば二人三脚で運用を続けてきたのですが、AMT系列のファンド会社CFP FundsがオリジナルのIQSというプログラムを結果的に全て外してしまったため、IQS CMとしては自分のオリジナル商品を扱ってくれるところはないかいな、と探したところ、意気投合したのが、Rudolf Wolff Limitedと2011年11月からオリジナルのプログラムとパラメータを使ったファンドの小売を再開できることに相成ったというわけです。つまり、CFPとRWは無関係な会社であり、エンジンメーカーとしてのIQSとしては、自分のエンジンを積んでくれる車体メーカーを鞍替えした、と考えるとわかりやすいでしょう。

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直接投資も可能ですが、最低投資額はUSD100kになります。ラップ口座経由だとUSD10kからです。販売手数料は未確認です。というのも私もまだこれには投資してないもので。実際に投資家紹介を受けたいという方がいらっしゃれば聞いてみます。私が投資してないうちから投資家紹介ができるかどうかも聞いてみないとですね。

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TNK Fundsのデイリーレポートのリンクが切れて修復するのに時間がかかっていたようです。システム的な問題でしたが、なかんとか修復できたみたいです。ちなみに、運用は継続しています。トレーダーも変わっていませんし、そのスタイルも変わっていません。8月は為替の動きが弱いので収益機会も薄くなっているだけでしょう。ま、普通のトレーダーなら夏とクリスマスは休みを取りますけど、TNKは一応全営業日で収益機会を伺うというのが取引方針になってます。去年なんてロンドンオリンピックで換算とした相場でも見た目は頑張ってました。

http://www.leonteq.hk/filedb/deliver/xuuid/l001c69a30b25b414f71baeac074c2caff97共産圏である中国、スキミングなど端末を不正私用するのが当たり前のロシアを除いて、今やインドや、ブラジル、東南アジア、中近東はおろか、アフリカにまでクレジットカード決済の波は押し寄せています。この波は押し寄せても引くことはありません。一旦、網が張られれば、決済網をもつビザ、アメックス、マスター3社の独壇場です。

この人達はクレジットカードにマーク貼ってもらっているだけでの決済システム会社です。実際にクレジットカードを営業して、審査して、発行するのは、銀行なりデパートなりの発行会社で、焦げ付きのリスクは発行会社が負っています(アメックスのように両方の商売をしている会社もあります)。もちろん大きく儲かるのは、発行会社です、が焦げ付きリスクがあります。決済会社は小銭しか稼げませんが、それでも確実に稼げます(ロシアの加盟店と契約してしまい、えらい目に遭うリスクはあります、これをフラウドリスクと呼び、決済会社とて、ノーリスクで商売しているわけではありません)。

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小銭を確実にチャリンチャリン稼ぐ会社の最大の強みはなんでしょうか?ずばり株価の安定性です。だって、業績が大きく上下にブレませんから。強大な利権をもつシェルやエクソンですら、原油価格などの影響をうけます。しかしこのクレジットカード決済業界はそんな外部的変動要因もないと言っていいでしょう。

このチャリンチャリン系の会社の儲けに、個人投資家がコバンザメするにはどうすればいいでしょうか?答えは簡単、

18 MONTHS TRIO PLUS BARRIER REVERSE CONVERTIBLE ON VISA INC, AMERICAN
EXPRESS CO, MASTERCARD INC

これです。3年ものの年率8%固定の仕組債、株価のバリアは4割ダウンまでOK。です。しかもヨーロピアンタイプなので、3年間のうち一瞬でもダウンしたらおしまいというノックアウト型ではありません。判定日のみの判定です。

この3社の倒産は考える必要はないと断言できます。とすれば、あとは株価の安定推移を見守るのみ、ということになりますね。
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8%の3年間、合計24%分は確実にもらえますから、ギリギリのバリア割れなら傷は浅くてすみますから、これはどちらかと言えば仕組債初心者向けになるでしょう。発行体もEFG Financial Products Holding AGというスイス上場の債券発行アレンジ会社で、与信リスクも心配ありません。

直接購入、ラップ口座経由とも購入可能、最低投資額は応相談ですが、USD10kないと厳しいでしょう。

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独自路線を貫くエミレーツのマイル。救済子会社化したカンタスを除いてはまるで融通がききません。全く興味もありませんでしが、折角、家族5人で4フライト、のべ20フライトも乗ったものですから、申込書だけは書いてみました。作ってみてビックリ、マイルの付与率も高く、家族間はもちろん他人にも譲渡可能、マイルを買い足すことも可能、ドイツを中心にカジュアルな口調の店員さんの多いSIXTレンタカーも割引。ネット上のではエミレーツマイラーもかなりいるようですが、なんかこれちょっと私もマニアの仲間入りしてしまいそうです。金持ちドバイのコバンザメになっときましょ。

TRZ Funds BVという会社がファンド・マネジャーである、市場間価格裁定取引ファンドのイグジゴが、いよいよバックテストと現実の取引機会のギャップを埋めつつあるようです。また、いままで他にもいくつかのファンドと同系列であろうことがファクト・シートの図柄などから想像できたものの、その関係がイマイチはっきりしませんでした。が、ここにきて、ようやくアポロファンドやマグマファンドとも、ディストリビューターであるSATORI Consultancyという会社によって体系的にウェブサイトを閲覧できるようになりました。本社はKLにあるみたいですから、近々にコンタクトを試みたいと思っています。

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このディストリビューターのお陰かどうかはわかりませんが(多分そうでしょうけど)、ファクト・シートも改善され、裁定取引といっても一体どんなアービトラージなの?という疑問に少しでも応えようとする姿勢が伺えるようになりました。

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彼らはアービトラージ戦略をDeterministic ArbitrageとStatistical Arbitrageに分けて取引していると明記するようになりました。

ディタミニスティックは前からの記事で調査報告している、複数の市場で上場しているブルーチップなグローバル企業銘柄の一瞬の価格差を狙った裁定取引です。この手法は、これまた、言うはヤスシ行うはキヨシでバックテストという理想に、取引という現実がどこまでついていけるのかをこのファンド運用開始以来、ウォッチしてきたところでもあります。

もう一つの、スタティスティカルというのが字面だけではよくわかりません。統計的?なんじゃそら?です。そんな時は、ファンド会社の定義をそのまま引用してみましょう。

Statistical Arbitrage is where there is a statistical mispricing of one or more assets basedon the expected value of these assets. In other words, statistical arbitrage conjecturesstatistical mispricings of price relationships that are true in expectation, in the long run whenrepeating a trading strategy. These positions are entered into when divergence occursbetween a correlated pair of stocks e.g. Shell & Exxon 

ということだそうです。では、また明日。なんてやったら読者の皆さんからお叱りのメール300通はいただくでしょうね。読んでもサッパリわからんぞ、と。はい、私もサッパリわかりません。
なぜわからないかというと、先のディタミニスティックの発想が引きずっているからです。

ディタミニスティックは、今どき市場間価格差なんてExigoでなくても、だれでもみんなコンピュータを駆使して狙っているわけで、なかなかチャンスに恵まれないとはいうものの、取引機会さえあれば基本的には損はでません。もちろん、2つの売りと買いを同時に実行するわけですから、その瞬間に値が飛んだりして片方しか取引が成立しなかったら、、というのが最大のリスクです。Exigoはもちろんこのリスクを認識しており、文字通り片手落ちが起こることのないように、細心の注意を払っています。このように片手落ちがない限り、ディタミニスティックは儲けがないかもしれないけど損もないという手法なのです。

ところが、スタティスティカルは違います。10年以上の膨大なデータを解析して、ほとんど同じような値動きをするシェルとエクソンの株価に、統計的に異常な乖離が生じた時に、低めにでている株を買って、高めにでている株を売る、という手法です。でもこれってヘッジファンドの原点の取引手法と同じです。元祖ヘッジファンドはGMを買って、フォードを売るというようなヘッジ取引を長期的に保有していましたが、Exigoでは1ヶ月から6ヶ月という短い期間で決着をつけるというだけで、古典的なヘッジ取引手法そのままです。

ですからディタミニスティックの先入観をもって、スタティスティカルの英語を読んでも話が飛び過ぎてついていけないことになります。

このスタティスティカルは取引機会は多いものの、損がでる確率もあるということを認識しておかなければなりません。全体の2割とはいえ、スタティスティカルが入ったことで、このファンドに投資するか否かの判断が変わってくると思います。

以前、キジャニコモディティファンドの目論見書の内容が大きく変わって、有象無象が混乱していたようですが、中身を読めば、投資判断が大きく変わるような内容ではない、ということがありました。逆に、このケースでは何気ない記述ですが、私は大きく投資判断に影響すると思います。この対照的な事象を感じてもらいというのが、今日の記事のメッセージです。

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投資家仲間交流企画、来年1月に乾季で絶好調のタイまでゴルフに行こうという企画が持ち上がってます。もちろんゴルフしない方も、その日は観光とかマッサージとかで楽しめるようにします。予算に合わせて5つ星に泊まるのもよし、私のようにシングル1泊1500円WiFi付きに泊まるのもよし、飛行機も自由です(つまり現地集合現地解散ということ)。コア日程を10月中には決めたいと思いますので、乞うご期待。

USD18.57Bを預かる大型のヘッジファンド会社、Millennium Managementに個人投資家が直接入れるのは敷居が高いようです。そこででてくるのかフィーダーファンド。本家のパフォーマンスより1%から3%程度劣るのが通例ですが、本家の最低投資金額がUSD1Mなどからに対し、ミレニアムだとUSD50kからと、それでも比較的小さい最低投資金額からブランド物が手に入る喜びにはかわりありません。

ブランド物が要る要らないは、個々の価値観の問題なので、ブログで議論はしません。欲しいという人が、実際に投資家紹介で買える手段を見つけることができるかどうかこれるかについて議論するのがこのブログの役目です。

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そして、この、全部株式投資ではないためにボラティリティ4%台に抑えている安定カリスマブランド、ミレニアムにも、しっかりとした筋のフィーダーファンドが存在しており、実際に直接購入できることがわかっています。本家がアメリカの運用会社だと税法上の問題があって、投資してもメリットなかったということになりかねないので、その辺りをしっかりクリアできているオフショアフィーダーファンドであり、かつオフショアでありながらアメリカの本家にちゃんと100%投資できるか、というのは言うは易く行うは難しなんです。このあたりが金融商品開発の難しさでもあります。

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ですから、本家より、フィーダーが仮に3%パフォーマンスが低くても特に抜かれているなという感覚は持ちあわせていません。むしろそれくらいで抑えてしっかりやっているなというイメージです。アメリカの居住者でもないのに、アメリカに投資するだけでアメリカの税金をたらふく取られるより、フィーダーファンド会社に手間賃払った方が、お金の使い方としてははるかに建設的です。

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今夜の勉強会、最終案内をメールでお届けしていますが、万が一きてないというからはご連絡願います。初めての方はわかりづらい場所です。

今日は、積極的に資産を殖やしたいという話ではなく、現状の資産を最低限守りたいという次元の話です。題名も適当ですわ。なんとなくグーグル検索でヒットしそうな単語並べてみただけです。



①デフレ環境下では預金していても、何も殖えない。②ハイパーインフレ下では物価がどんどん上がって紙幣が紙くず同然に。というのは間違いではありませんが、正解でもありません。

①モノの値段がどんどん下がっており、物価がマイナスの状態だと、ゼロ金利であっても実質的に資産は殖えています。②元々、現金というのは物々交換では近代経済が発展しないために、決済手段として登場した道具です。殖やす機能ははじめからありませんから、使わない道具大事にタンスにしまっておいたことで、将来、紙くず同然になろうとそら自分が道具の使い方間違っているだけでしょ、となり誰からも同情されません。

②の例は、このブログの読者には関係のない世界の話でしょう。要は①の中で、インフレ率すなわち、A.消費者物価指数と個人投資家にとっての安全資産である B.定期預金金利(ここでは1年ものにしておきましょう)とを比較してBが勝っていたら、リスク商品に手を出さずとも資産を守ることができる。Aが勝っていたら、リスクをとらないとジリ貧で資産は朽ち果てる。と決まっています。そうこれは絶対原則です。

ということは、総務省統計局のデータにもあるように、2009年から2013年前半まで、のように指数がマイナスなら、ゼロ金利であっても定期預金に寝かしておくだけで、守るべき資産は守れるということ意味します。

ところが、これには裏があります。デフレは国力を弱めます。しかも知らぬ間にジリジリと。デフレ環境下では今日買うより、来月まで我慢したほうが安くなるかもしれないという思惑が働き、買い控えが起こり、国全体の経済サイズが縮小します。また固定収入のある人は、もっと働かないと、出世しないと良い生活ができないなという意識が欠落するため、国全体として労働の質も量も落ちます。そしてなにより税収が減ります。デフレの国の通貨は短期的には強くなります、デフレ通貨高、インフレ通貨安はセオリーです。すると輸入物価がさがるので、さらにデフレが加速します。輸出関連に従事していた人はリストラされたり大変ですが、それとは無縁の人は安い海外旅行を謳歌したりします。国民全体に同時に痛みが伴わないので、日本の中では皆が勝ち組気分、しかし世界れべるでは皆が負け組であることに気が付かないという、危機感なき衰退を見ることになります。

でも、いいじゃないですか。世界に劣後してようと、島国なんですから。島の中が平和で、スマホさえあればクルマはなくても人生幸せです。

ここにトドメを刺すのがガソリン価格などの輸入物価の上昇、そして消費税増税です。消費税分を加味した物価上昇率A’は確実にBに勝るでしょう。そしてBとA'の差が少ないうちはいいのですが、もしこれが数%にまで開いたら果たしてどんだけ負けていくのかきになりませんか?

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ということで、1年複利で仮定したシュミレーションをお見せします。漠然と雪だるまだぁ~とみるのではなく、Bが2%しかなく、A'が8%まで行ったらこれだけ差がつくのか、いくら一定の給与所得があっても10年続くと不味いな~と感じてみて下さい。

デフレは自覚症状のない虫歯と同じです。どこかで自分を律し時間を作って歯医者さんに行かないと、最後にはどうなるか。

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商事系訴訟対策ファンド勉強会、とりあえず、仮で9月18日水曜日午後から渋谷で練ってます。年率12%の3年ものの元本確保型。まだ募集開始したばかりですが、特に新規投資家の方はそろそろ勉強を始めておかないといけませんからね。

再起動してから、私としてはちょっと勝率高すぎるかも、もうちょっとパフォーマンスが悪くてもいいよ、と思っていました。FX証拠金取引なんて、投資ではなく投機です。もっともレバレッジを最大でも2倍に抑えているので、強い投機性はありませんが、それでもやはりが、日々の取引はジャンケン勝負です。理想的な勝率は5割5分、6割ならもう高すぎだと考えています。

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TNKが再起動したときは信用もゼロ、事情をよく知っている、私やごく一部の奇特な投資家の支援?による資金だけだったので、「身内ファンド」としてある程度大きな勝負にもでていましたが、いまやすっかり半人前。これから、一人前になるための大きなプロジェクトを控えて、絶対にコケるわけにはいきません。すると期せずしてか、なるべくしてか私の理想とする勝率はに近づいてきます。

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先月ははじめて8勝9敗と負け越しました。が、単月で彼らを評価しているわけでもなく、しかもTNKは投資信託でなく大人の遊び場であるため、当然、信託報酬などはありませんから、ビッグサイズ投資信託にありがちな時間稼ぎ(投資家はトントンのパフォーマンス、しかしファンド会社には信託報酬が日割りで転がり込む)はしません。単月の負け越しがあってもそれはむしろ自然なこと。特段の心配はないでしょう。

信用力が半人前のTNKの立て付けが、実は投資家とベクトルが同じ方向を目指している。なんだか不思議な感覚です。リスクを軽減しない分、コストは軽減できる。派生的なリスクを無くしたいならそれだけコストがかかる。ある意味、経済原理にはかなっているとも言えますね。

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数えきれませんが、ざっとのべ5千種類はあろう投資家紹介が可能なファンド、クラス、通貨のうち、唯一、いわゆる投資信託の体をなしていないのにブログで記事にしているのはこのTNKだけです。それはこの会社と数年来の付き合いでなんだかんだ事情を知っているから、だけではありません。読者のみなさんに「投資信託への投資」と「事業法人への貸付」との違いを実感してもらうためにもあるのです。これらは出来上がりの経済効果としては全く同じと言っても良いくらい酷似しています。


が故に、意味合いの違いをしっかり理解するため、TNKの記事は欠かせません。書く限りは投資も続けます。投資する限りは実態確認も含めてコンタクトもしっかり取ります。コンタクトをとると、より相手のことがわかります。すると、事業法人への貸付であっても案外やるね。ということがわかります。大人の遊びにハマる理由がここにあります。

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零人前から半人前、そして一人前に育つまでのパトロン気分で投資、いや融資することになります。そしてTNKがビッグになった暁にはパトロンにもビッグな恩返し?があるかも。ですね。

ところで送金先一覧を記載しておきました。間違ってキプロスに送ることのないように、昔からの投資家で追加融資する方はお気をつけください。

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投資家の方へのコントラクトノートの発行が遅れています。紐付きの商社金融ビジネスがゆえにかコントラクトノートの様式もゼロから手作業で作りなおしているそうで。来週あたり、直接登録したメールアドレスに連絡がいくそうです。これも楽しみですね。


住宅価格の上昇が見込めない日本でマンションを買うにしても一軒家を建てるにしても、住宅ローン特約がつくか確認してからゆっくり売買契約して、ローンの承認がおりてからゆっくり引き渡しして。

東京ではこれでもいいのですが、リーマンショックで撃沈した後、急速に息を吹き返しているロンドンではそんな悠長なことやってる場合じゃありません。とにかく高くても住むところがないのですから、借りるか買うしかありません。借りる人がいれば、収益物件として買う人も現れます。また中小企業はオフィスビルが高いので、都心によくある三階建ての長く連なったアパートの一階を借りて事務所にするのがトレンドになっており、これがロンドン市内の住宅価格を底上げしています。

またイギリスの住宅ローンの融資比率は意外と厳しく、購入価格(あるいは評価額)の何割まで融資してくれるかの割合のことをLTV(Loan To Valuation)といいますが、日本の住宅ローンは100%(バブル期には120%とかありましたね、不要な20%は定期預金に寝かさせたりして、懐かしい)も当たり前ですが、イギリスでは70%が常識レベル、中には60%という厳しいもののあります。日本でも外資系銀行に住宅ローンの申込みに行っても、うちは最大でも80%ですとかキッパリ言われるのは、ガイジンの経営者がLTV100%だすことに対して恐ろしく抵抗するからです。文化の違いとも言えますね。

そんなロンドンでは、モタモタしてるとどんどん値が戻り、リーマンショックでせっかく手が届きそうなところまで降りてきたものが蜘蛛の糸となってしまうという焦りがあります。しかも銀行はあまり個人向け住宅ローンに積極的ではありません。住宅ローン会社は金利が高いです。そこで、多少さらに高利でも一旦、クイックに貸してくれるところから借りて買ってしまい、あとでゆっくり恒久的な融資元を探そうという発想にもいたるというわけです。

http://m.c.lnkd.licdn.com/media/p/7/000/211/271/1b77589.png
GBP300Mの融資残高を持っているMontello Bridging Financeは、そんなロンドンの住宅購入つなぎ融資をメインに行なっているノンバンクです。ノンバンクだけあって即決がウリ。融資仮申込みもオンラインで可能です。1件あたりの融資期間は3ヶ月から7ヶ月ですから、やはりモンテロはつなぎ融資専門会社だと言っていいでしょう。しかし、LTVはやはり固く、最大75%でここだけは(ちょっとしか)譲りません。

そして、融資先があるなら、資金の調達先もあります。それで一部ファンド化し、投資からか資金を募っているというわけです。

最低投資期間 6ヶ月
投資期間は四半期ごと(解約は四半期に一度ということ)
期待年率 8.5%程度
販売手数料、解約手数料 なし

直接投資、ロイアルロンドン360PIMS経由での投資可能

という条件からも、つなぎ融資会社へつなぎ投資しているような感覚です。2010年2月の運用開始以降、大きな焦げ付きはなく、従って元本が欠損したことはありません。ただ、このファンドの安心材料は過去の実績というよりも、その資金の調達元でしょう。GBP300Mの融資をすべて個人投資家から3ヶ月に一度とはいえ、実質的なオーブンエンドで資金を集めていては、1割の現金保有していても流動性リスクを極小化できません。

しかし、モンテロでは、個人投資家からだけではなく、機関投資家からの資金調達も積極的に行なっているため、投資先の分散だけでなく、調達元の分散も行い、流動性リスクを軽減しています。以下がその記事の引用です。

Montello receives a further ?20 million of institutional investment

Tuesday, July 09, 2013

Published by AMY LODDINGTON


London based bridging financier, Montello Bridging Finance, has today signed a funding agreement with an institutional fund manager
The funding gives Montello an additional ?20 million of funding for its short term loan book.

The fund manager providing the funding can not be disclosed due to confidentiality restrictions. However, Montello have confirmed that their new funding partner is an experienced London based fund manager, with over ?300 million under management. Montello have been in discussions with the fund manager for almost a year, and have concluded the agreement and made their first drawdown today.

Montello were advised by Andreas Wesemann, and his team from the Mayfair based boutique investment bank, Ashcombe Advisers.

Montello managing partner, Christian Faes, commented:

"We are excited to have concluded this agreement with our new funding partner. Our two current funds are seeing good net inflows, but generally, the fundraising environment is quite difficult. For us, the challenge is not to simply just accept any funding on any terms. The real challenge is to obtain funding that is flexible, and appropriately priced. With this agreement we feel that we have achieved a very good balance, and it will allow us to continue to grow the Montello brand within the short-term lending market."

Ashcombe partner, Andreas Wesemann, commented:

"We have had a relationship with Montello for quite a while now, and we enjoy working with the partners and their team. We believe that they have a great business, and a very professional approach to what they are doing. Ashcombe have a strong track record and knowledge of the financial services market in the UK, and we look forward to continuing to work with Montello in the future as they grow their business."


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シャルル・ド・ゴール免税店の保管庫に鎮座する一番高いワインは、91年ものシャトー・マルゴーのマグナムサイズ。そのお値段はEUR5,700。あまりに長時間子供らと真剣に眺めていたので、店員さんに声を書けられましたがJust Lookingと返事するしかありません。9歳の次男はすかさず見るより匂い嗅ぎたいと言うので、我が家の在庫は2005年ものだからあと10年は待てとたしなめておきました。

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プレステージの真骨頂は農機具リースビジネス系ファンドのオルタナティブファンドが運用実績も長く安定的です。が、もう一つの融資系ビジネスファンドのセレクトファイナンスもなかなか味のあるファンドです。

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オルタナティブの方は農機具全般リースや季節資金など紐付き融資に特化したノンバンクビジネスなのに対し、セレクトファイナンスの方は、多岐にわたります。

その内容は、
1. Industrial Invoice - Factoring Finance  製造業への売掛金担保融資47%
2. Commercial Invoice - Factoring Finance サービス業への売掛金担保融資20%
3. Legal / Lawyer Finance 法律事務所への訴訟対策融資18%
4. Real Estate - Finance 不動産融資8%
5. Legal / Litigation - Finance 原告への訴訟対策融資7%

となっています。ここで日本でもここのブログの読者だけがお馴染みのLitigation Fundingがでてきています。なお、プレステージでは訴訟対策融資のことを

Insured Litigation - Finance (Lending):
A UK- or US-based commercial lawyer / law firm may be able to provide a third party litigant with additional finance to help progress / conclude a lawsuit in return for a share of any award or settlement. Duration is typically 6-24 months.

と定義しています。現在募集中の訴訟対策ファンドとはATE保険制度の利用が絶対ではないことやアメリカへの投資があることなど建付けが異なります。

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2013年3月スタートの比較的新しいファンドで、アメリカへの融資のウエイトが大きいので、メイン通貨はUSDになっています。オルタナティブファイナンスのメイン通貨はGBPなので、その点も対照的ですね。

最低投資額はUSD100kから、モーメンタムからの投資はリスト外、FPIは杓子定規の融資体系で乗換は不可能でしょう。入り口のハードルが高く、パフォーマンスだけみると、現在募集中の訴訟対策ファンドCA4に投資したほうが年率12%ですので、ちょっと遜色ありますが、ビジネスの内容的には興味の尽きないファンドの一つです。

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エコノミークラスの座席では字を読むには距離が近すぎて困ります。で、カバンから取り出してみると度のないPCメガネ。寝るしかないですね。

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