これからの時代グローバル投資は必須 ひたすらオフショアファンド!規制や英語にめげずに海外投資、不動産、FX 調査と経験の全記録

2013年07月

大口投資家偏重政策らしく、小口の私としては調査対象外としました。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

いよいよチア船は出航です。香港からオーストラリアまで商談に飛んでいます。売り先、買付元は伏せてでいいので、契約のエビデンスでのコピーでも見せてもらおうかしら。

投資対象としてどうかということになったので一旦調査はペンディングにしておきます。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

商事系訴訟対策ファンドから私たちが投資している係争事案についての進捗状況報告メールがありました。ニュースレターなので返信や手続などアクションは不要です。中身?教えたくありません、もったいない。後日メルマガにしておきますね。

http://www.clubeasyfund.com/Pictures/newSmallLeftBanner.pngクラブイージーは現在、解約新規受付一時停止中のいわゆる流動性リスクが顕在化している学生寮ファンドの一つです。ですが、他とは一線を画するというか同じ流動性リスクの顕在化といってもBrandeauxなどとは事情が異なります。

そもそも、学生寮業者の中では突出して業歴の長い、クラブイージーは本来は自力で資金繰りを回せるような不動産屋さんです。

そんな中、2000年以降、Brandeauxなどの直接金融で寮の購入資金を調達するようなスキームがでてきたので、「波に乗り遅れないように、我が社もファンドを作っておきましょう」的な副業的な感覚で行なっているようです。ファンドサイズもGBP6M程度と小型で、学生を募集しているオフィシャルサイトをみてもわかるように、寮も5棟しか保有していません。本業は大家さんと提携して、シェアハウスをしたいと考えている学生を、提携先に送り込むという仲介ビジネスがメインです。

手広く集めて、どんどんベッド数を増やすファンドと異なり、ほどんど身内でやっているような学生寮ファンドなのです。

ですから、たまたま大きな解約があると、その5棟のうちの1つを売ればいいわ、とはいかず、結果解約新規一時停止となってしまいました。小さいことが悪いこと、と言えるような事象が起ってしまったのです。

ところが、解約新規停止になってみて、小さいことは良いこと、と言えるような事象が起こります。ファンド会社はそのアドバイザーを完全に把握していますし、そのアドバイザーを通じて全投資家とも意思疎通ができるような状況にあったため、流動性リスクについて聞かされてないリテラシーの低い投資家というのが存在せず、我先に解約させてくれみたいなパニック的なクレームが1件もなかったそうです。

関係者全員が冷静であるということはとても重要です。問題解決に向けて、投資家、アドバイザー、ディストリビュータ、ファンドマネージャー等各利害関係者全てのベクトルが同じ方向を目指すことができるからです。

クラブイージーは不幸中の幸いで、このベクトルは完全に一致していると言って過言ではありません。盛業中、しかし5つしかない寮を1つでも手放したくはないので、流動性を確保するまでにはもう少々時間がかかります。が、11月にはかなり明確な方針を打ち出せるようにしたいとインベストメントアドバイザー会社のStillwater Investment Enterprise Limited(ヴァージン島籍、オフィシャルサイトは無し)は明言しています。つまり9月、10月の新入生刈り取りの時期は待ってくれということでしょう。ビジネス系ファンドに投資している限り、そのかきいれ時には、そっと見守るというか、むしろ応援するのが投資家としての責任かもしれませんね。もちろん、学生寮ファンド業界全体が荒れているという外部的要因も加味してのことです。

ディストリビュータのコメントの要点は次の通りです。
  • The security and profitability of the Fund assets remains unchanged and stand to provide security and a positive return to all investors before re-commencement of trading
  • The liquidity issues are being worked on and these are likely to take a few months to complete as they require the completion of accounts and finalisation of the management restructure
  • There is significant interest in the ClubEasy Group, including the Fund's assets.
  • The fund's assets are continuing to provide steady rental income and management profits
  • Liquidity issues within the Funds control have now been addressed. External liquidity issues are being worked on
  • Fund assets are largely comprised of houses in multiple occupation (HMO) and unlike purpose built on campus blocks can be let to others in the case of voids.

ところで、全てのビジネス系ファンドで言えることですが、流動性リスクが顕在化した時、投資家は待つことしかできません。何もできない、それが流動性リスクです。その待ち方を安心して待てるのか、ヤバいと思って固唾を飲むのか、の違いは、正しい情報を得られるかどうかにかかってきます。そんな時にネットを検索しても無駄です。値打ちのある情報はタダでネットには転がっていません。私ですら、ブログとメルマガに分けて情報レベルを明確に区別しているくらいですから。

以上、昨日の勉強会の復習でした。


オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

楽天市場で買ったチーアシードが届きました。まだ開封していませんが、あとでおやつの時間に食べて本当に満腹感が得られるか試してみます。見た目はどうみても鳥の餌です。が、楽天の小売末端価格はUSD50/kgです。私たちの投資した案件で仕入れる価格がUSDX/kgですので、年率15%なんてもらって当然という気になりますね。訴訟対策ファンドでもそうですが、ビジネスのスキームがわかれば期待リターンが過剰でも過少でもないことがよくわかります。


農機具リース、融資関連ビジネスファンドのプレステージ・オルタナティブ・ファイナンス。2013年もちょうど半年を経過して3.05%の上昇と順調に推移しています。イギリス・ポンドの短期金利水準もさらなく低下、そして低水準継続が予想されますから、ここ2,3年に出していた6%台前半のパフォーマンスから若干(といってもコンマ数%でしょうけど)低下はやむをえないところです。リースや融資のビジネスを行うファンドの短期金融市場に対する金利感応度は高いですし、その短期金利の環境の変化はファンドマネージャーのせいでも投資家のせいでもありません。中央銀行は決める世界です。よって投資家が落胆する必要のない要因です。

イメージ 1

フレンズプロビデントは、その審査部の判断により、リザーブのようなラップ口座からプレステージやTCAのような融資系のファンドを購入することを一律停止しました。このように個々の中身を見ない融資審査は金融機関として恥ずべき判断でしょう。ただ、買えないものは買えない、これはフレンズプロビデントリザーブ投資家にとっては従わざるを得ません。ロイアルロンドン360など他社はこのような動きはありませんが、一方でRL360はBloombergティッカーコードがないと購入できない等と、それもまた自身の管理システムの不備を投資家にそのまま押し付けるようなプアな方針を打ち出しています。ラップ口座はフレキシブルとはいえ、一長一短、千差万別です。

このあたりのと付き合い方の常に勉強会の話題にもあがるところで、ファンドのパフォーマンスやリスクとともに投資テクニックについても調査をしていかなければなりません。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

今日の千里中央勉強会、最終案内メールが届いてない方が数名いらっしゃいました。水曜日に送っていますが、届いてない方はお電話ください。もう東京から移動中でメール受け取れないとおもいますので。

Montreux Capital Managementが運用する、イギリスのケア施設経営ビジネス系ファンドのモントレー。最近は大きな動きがなかったためブログに出番がなかなか回ってきませんでしたので、このあたりでパフォーマンス調査報告だけでもしておきましょう。

イメージ 1


結論から言えば、順調です。年率換算で7%から8%程度ですから、この手のビジネスとしてはほぼ予想通りです。Linden Houseという新しい施設が無事オープンし、入居も順調とのことです。この次のプロジェクトとしてはWesterhamの増床がありますし、年末にはロンドン近郊に進出も予定されています。

有象無象の売り込みで資金の動きが激しい学生寮ファンドの分散投資対象として、レジャー施設ファンドのダーウィンとともに入れ込んでいく作戦は「アリ」ですね。RL360からGBP10kで入ります。FPIからは最近の審査の雑な動きで入れられるかどうかは実際に注文してみないとわかりません。直接投資も本人確認書類、住所確認書類のコピー認証があれば、かなりいけるような気がしてきてます。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

XJR400のマフラーが外れました。歩道の縁石にヒットしたら、結管部分がすこしズレたのですが、意外と硬くてなおりません。しかたなくそのまま乗ってますが、400CCとはおもえない良い音、しかも下からの吹き上がりが格段によくなりました。わざとそのまま乗ってみようかしら。

きましたねー。別世界ファンドと言い続けてやは2年。こんな時に上がってくれるのがイラクファンドの真髄です。その理由は過去のブログを読んでみてください、なるべくしてなってということがわかります。ってFMGイラクファンドばかりを押しているわけではないですが、これも究極の分散投資手法の一つだということを教えてくれるといういみでフォーカスしています。

イメージ 1

イメージ 2
イラクのような復興途上にある国において、まず投資すべきは金融セクターです。大戦後の復興とは違い、現代ではやなりスピード感が違います。30年かけて、ようやく政権樹立なんて世界ではありません。しかもイラクは世界第二位の産油国だったわけですから、復興、即第二位に復帰という可能性を秘めているポテンシャルの極めて高い国です。このような国の復興途上において投資するとすれば、それは原油採掘関連ではなく、むしろ金融関連、もっと具体的には銀行株でしょう。

実際FMGイラクファンドのポートフォリオは半分以上金融関連株で占めています。これがパフォーマンスの上昇と共に徐々に減少し、例えば本来の資源株や、コンシュマー(個人消費)関連株にポートフォリオが以降し、さらに十分に利が乗った時が売りどきです。その売りどきはやはり最低でも5年はかかるでしょう。

これぞ究極の超長期フロンティア株式投資と言えそうです。分散投資の観点からも投資経験を積むという観点からも少し入れておくことは意義深いことと言えるでしょう。


オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

香港へ31日に着金厳守が前提です。

ついついチアシードを楽天市場で注文してしまいました。自分が投資するものを食べたことないというのもシックリきませんからね。もっとも裁判を起こしたことはないものの訴訟対策ファンドには投資していますが。そういえば、イラクにも行ったことないけど投資してますね。とはいえ、何事も経験、そして投資で一番大事なことは臨場感です。自分事として身近においておかなければ、定額貯金か塩漬けの日本株と同じになってしまいます。特にオフショア投資は遠くてわからない世界ですから、少しでも身近に置くために、チアシードも試食してみたいと思っています。大阪から帰ったころには届いているかな。

一方で、エーデルワイスやチューリップのようなトレンドフォロー型のマネージドフューチャーズに投資すると臨場感もなにもありません。機械にお任せだからです。こういったファンドに投資する時はビジネス系のような臨場感というよりも、とことんその金融の仕組みについて理解をし実際の個々の取引をイメージすることです。これは勉強会の話題にしておきましょう。

イメージ 1

とにかく、実際に購入できるようになってまだ一ヶ月ですから、まずは送金という投資家の方ばかりでしょう。そこで今日は送金先を整理しておきます。

送金額は他のファンドとことなり、手数料が外付けです。

販売手数料は3%(自身で計算して申込書に記載した投資金額に上乗せなければなりません)
解約手数料は1%(勝手に引かれて返金されます)

USD25,000.-を投資する場合、USD25,750.-です。これに中継銀行手数料のことを考えて数十ドル多めに送金するといいでしょう。たとえ多めに送っても着金金額から販売手数料を引いた金額が全て投資に回ります。なお、その運用に回る金額から管理会社がマネーロンダリング確認料なるものをUSD150相当額程度差し引くようです。

クラスD USD建ての場合
受取銀行: UBS AG
支店住所:Zurich Switzerland
SWIFT :UBSWCHZH80A
受取人名義: Edelweiss Volatility Fund Ltd USD
受取人住所:Swiss Financial Services (Ireland) Ltd. Block 4B, Cleaboy Business Park
Old Kilmeaden Road, Waterford, Ireland
受取人電話:+353 51 351 180
口座番号:CH49 0020 6206 1554 2161 R
国名: アイルランド
目的: 投資

クラスF JPY建ての場合
受取銀行: UBS AG
支店住所:Zurich Switzerland
SWIFT :UBSWCHZH80A
受取人名義: Edelweiss Volatility Fund Ltd JPY
受取人住所:Swiss Financial Services (Ireland) Ltd. Block 4B, Cleaboy Business Park
Old Kilmeaden Road, Waterford, Ireland
受取人電話:+353 51 351 180
口座番号:CH87 0020 6206 1554 2163 G
国名: アイルランド
目的: 投資


オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

沖縄にお住まいの方の読者の方からブルーシールアイスクリーム頂きました。これは本当に美味い。子供らに全部取られないよう、いくつか冷凍ギョーザの下に隠しておきました。キッチリとした相談相手にもなれなかったのに、お気遣いありがとうございます。

イギリスの債券ファンドではあるものの、一般的な国債や適格社債ではなく、住宅抵当証券や劣後債、優先株など、一捻りしたスキームを使ったものに投資し、一般的な債券ファンドよりもハイリスク・ハイリターンで臨むランドルフ・フォルフ・インカム・ファンド。

イメージ 1

それだけのリスクを踏んでいるが故、パフォーマンスは期待通りです。だた、偶然でしょうか、5月だけは若干のマイナスになっています。
イメージ 2
もっともいくらスーパーハイイールド債に投資するとはいえ、建付けは債券ファンドですから、完全無欠を見せられるよりは安心できます。レバレッジも一切かかっていない、ロングオンリー債券(一部優先株などのスキームも利用)ファンドですから。

そもそもこのファンド、年間の上昇目標は5%から7%というコンサバな設定です。去年のパフォーマンスだけみて浮かれてはいけないということでしょう。


http://www.co-operativebank.co.uk/assets/images/bank/banklogo.gif
それにしても5月のマイナスは偶然なのでしょうか?

やはり、ただの偶然のようです。どうやら、マンチェスターの地銀、The Co-operative Bankの経営破綻にともなって、保有していた少額の債券を損切りしたことによる模様です。このこともこのファンドが決して完全無欠ではないということを証明してくれる予防接種、つまり少額の損失によって、リスクを良く知るという参考事例になってくれています。5月のマイナスによって、むしろ投資対象として健全なものと考えることができるようになりました。

これを知った上で、直接投資GBP10kから投資が可能になりました。売買のタイミングは毎月1回、販売手数料はこれから調査します。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

昨日の勉強会で最後に話題になった、ロングオンリーのすごい奴。株式だけでなく、コモディティも債券も使い、しかも機械シグナル売買ですので、部類としてはマネージドフューチャーズでした。もちろんロングオンリーにはかわりませんが、トレンドフォロー型ではありません。

http://www.tcaglobalfund.com/images/home-photo2.jpgアメリカとイギリスの中堅企業に融資するノンバンク系ビジネスファンドのTCA。6月の結果がでました。全ての融資先が健全でパフォーマンスにも問題なしとのことです。

TCAは運転資金などの事業融資であり、その融資先の一部は、プレスリリースで公表もされていますので、その融資先の業況を常にチェックしていれば、不良債権化の可能性を少しは探ることはできます。しかし融資先が非上場の中堅企業が多いため、私たちのような一般人がその会社の業況をリアルタイムで探ることは困難でしょう。とすると、周辺調査を進めてみても、投資判断の最後はやはりTCAの融資マンとしての腕が頼りになります。

イメージ 1

こういったノンバンクの重要度が増してきている背景は、今日の勉強会でもお伝えしましたが、キジャニしかりこういった業態のファンドと、分散投資しながらもいかに付き合っていくかを常に考えておかなければなりませんね。継続的な調査をしていきたいと思います。

本当のところ、融資稟議書のひな形やある一社の審査記録を特別に見せてはもらっています。ブログにだせないのはもちろんですが、紳士協定でその場で破棄しています。英語で融資稟議書、血が騒ぎますね。今の英語力なら書けるかも。

最低投資額の件も調査進めてます。とりあえず、フレンズプロビデントリザーブ経由がいけるかどうかもうすぐ確定します。ロイアルロンドン360PIMS経由はイニシャルUSD100kが必要なことがわかっています。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

フレンズプロビデントリザーブのポートフォリオ相談に乗らせていただいた都内の読者の方からえらく立派なマスクメロンをいただきました。本当にありがとうございます。まずは(冷蔵庫で冷やした後に)神棚に飾ってから有難く頂戴したいと思います。

http://www.thesynergypartnership.com/newversion/images/Hilltop.jpgピュアアルファと呼ばれる絶対利益追求型のファンド・オブ・ファンズ・オブ・ヘッジファンズ。絶対利益追求型ですから、毎月のパフォーマンスが大人しいのは納得です。しかし、大人しいのは良いのですがそのパフォーマンスが心なしか薄い気がしませんか?

これはリアルタイムバックテストが「看板に偽りあり」だったわけではなく、むしろ順調に機能はしているものの、そのファンズサイズの小ささが頭打ちの原因となっています。というのも現在のファンドサイズはUSD7Mと小型ファンドの域を超えていません。これを十数のファンド・オブ・ヘッジファンズに分散投資すると、一つ一つは個人の余裕層レベルの金額になってしまいます。かといってもうちょっと集まるまでは投資対象を絞っておく、なんてことをするとリアルタイムバックテストと投資方針が変わってしまい、連続性が失われます。

例えば、エーデルワイスにしてみても、一般投資家向けのクラスはUSD25kから購入できますが、信託報酬や成功報酬は高めです。一方、機関投資家向けのクラスはUSD1Mからの購入で、信託報酬も安くなってます。販売手数料に関してはヒルトップは小さくても機関投資家ですからもともとゼロです。つまり機関投資家がファンドを運用するための経費として、販売手数料はもともと関係ないとしても、信託報酬や成功報酬はファンド・オブ・ヘッジファンズであるかぎりどうしてもかかってしまうので、金額をまとめてコストダウンするしかないのです。

イメージ 1

では、具体的にどのレベルに到達したら、コストダウンに成功して、本来のパフォーマンスを叩きだすことができるのでしょうか?それはザックリUSD10Mです。こうなると、たいていの投資先が機関投資家クラスで入れることができますし、パフォーマンスが改善されれば、さらにファンドサイズは増え、例えば、15に分散している対象すべてがUSD1Mになってくれればヒルトップもファンドとして一人前、ということになります。

イメージ 2
毎月約USD1Mファンドへの資金流入のペースからしてパフォーマンスの機能改善は年末あたりになるでしょう。それまでには私もしっかり入れておきたいところです。

もっともファンドサイズに関わらず、世界株式市場との相関性のなさはしっかり機能しています。小型であってもポリシーを貫く、これが投資を成功に導く秘訣でしょうね。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

明日の勉強会&交流会は朝から食事飲み物付きです。キャンセルは今日までにお願いします。ようやく話すことまとまってきました。もちろん隠し球もありますよ。

This article was removed due to copy right issue

このブログを見て、怪しい連中だなと疑いつつも、メールをいただき、そして勉強会に参加されて、すっかり友人になってしまった方は多くいらっしゃいますが、はじめてお越しいただき、投資家仲間に入られた方、去年は関西が多かったのに、最近は東京に集中してます。たまたまかもしれませんが、時期的に地域差がありますね。名古屋も盛り上がってます。

7月以降の勉強会の日程、確定分です。


東京 渋谷
日時 7月21日(日曜日)9時半から12時まで
場所 レストランラルシェ 渋谷駅5分 渋谷マークシティからすぐ
テーマ 非公開
定員 20名(残り席0)
会費 2,000円(ランチ・飲み物込み)
この勉強会&交流会は招待制です。一般の読者の方の応募はできません。




大阪 千里中央
日時 7月28日(日曜日)13時半から16時半まで
場所 千里中央駅前
テーマ 2013年後半の注目ファンド検証 イギリス学生寮ファンドのリスク検証
定員 30名(残り席23席) 



名古屋 丸の内
日時 8月4日(日曜日)7時から9時まで
場所 地下鉄丸の内駅徒歩
テーマ 2013年後半の注目ファンド検証 イギリス学生寮ファンドのリスク検証
定員 10名(残り席0席) 



東京 大崎
日時 9月6日(金曜日)18時半から20時半まで
場所 JR大井町駅から10分
テーマ テーマ募集中
定員 30名(残り席29)


さらに大型企画
久しぶりに、海外よりファンドマネージャー、ディストリビュータを招へいしての勉強会を開催します。9月28日大阪、29日東京の予定であけておいてください。

私の主催する勉強会、交流会はすべて、ご家族、お子様連れでのご参加が可能です。そもそも家族あってのオフショア投資ですから。


メルマガ読者の方は、メルマガを御覧ください。今回から申し込み手順を変えます。
初めて参加の方はbyh00122@yahoo.co.jpまで実名、当日連絡先、自己紹介を添えてメールください。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

色々慌ただしいですね。

http://www.premierecoresourcesfund.com/cms/images/A.jpg竹は強いですよね。しかも資材としても有用。そしてエジソン博士だけでなく、竹からできる天然炭素素材は魅力的です。あとは気候などの環境だけ。

ところで四川省や雲南省を旅行したことある方ならお気づきかもしれませんが、日本の竹はものすごく高品質で均一です。京都には四角い竹なんかもあります。

その日本に負けない高品質の竹を、アメリカに近いところで栽培しようというのが、このファンドのビジネスモデルです。

森林ビジネスファンドはどうもわからないイメージが先行する中で、ビジネスモデルとサイクルがハッキリしているものは買いやすいでしょう。サイクルがハッキリしないならせめて何か特徴が欲しいものです。このエコリソースファンドならアフリカで竹。とハッキリとしたコンセプトがあるので、共感が持てます。
イメージ 1

パフォーマンスはファンドが立ち上がってから1年経っていませんが。ニューアースよりもハイリスク・ハイリターン型のイメージで推移しています。どんな投資対象を持っているのでしょうか?

今日はあまり時間がないので、原文そのまま引用しておきます。

Two properties at Kukra Hill, Rass, Nicaragua comprising of approximately 127 acres of land and planted bamboo; 

A further 1,124 acres of land at Rio Siquia in El Rama, to establish a bamboo plantation; and

The purchase secured of 3,436 acres at Finca San Jose, located 11km east of Rama to establish another plantation.

という感じで、ニカラグアに投資していることだけはぱっと見でわかります。ニカラグアからならなんとかアメリカまで運んでも元がとれそうですよね。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

CA2がどういうステイタスなのか聞いてませんでしたので、ちょっと聞いてみます。

チューリッヒに所在するCTA、ecamos Investment AGが投資判断をし、プログレッシブキャピタル社が運用をする、エーデルワイスボラティリティファンド。その中身は見た目のパフォーマンスと異なり、決して安定的なものではありません。ボラティリティを売買するわけですからゼロサム・ゲームです。先日の伏線記事でこの点は十分承知之助との前提で調査を進めています。

CTAとして実際に運用はされていたプログラムですが、エーデルワイスとしては発売まなしなので、パフォーマンス云々よりも技術的なところを押さえておきましょう。以下の諸条件はあくまでも投資家紹介によって、まずは自分でやるという意気込みの有る方のものです。業者からフルサービスを受けたいなら、それなりの別途手数料を払うことになります。
エーデルワイスを購入するには、1.新規購入、2.チューリップからの乗換の2ケースが考えられます。

1. 新規申込
  最低投資額USD25k相当額より 送金の方法によって投資可能 
投資金額にかかわりなく、購入手数料3%、解約手数料1%


2. チューリップからの乗換申込 
最低投資額USD25kより、部分乗換の場合、一部解約後のチューリップの最低投資額USD100kを満たすようにする
乗換金額にかかわりなく、乗換手数料1%、解約手数料1%
乗換まで1ヶ月無運用期間ができる


共通の注意事項
解約時毎月末付け取引、その20営業日後に返金処理開始
追加投資はUSD10kから、将来部分解約する際、一部解約後の資金がUSD25kを維持しなければならない
通貨の変更は1%の手数料、1ヶ月の無運用期間

といったところです。
これに第三者コピー認証の入った本人確認書類、住所確認書類を揃えれば、投資家紹介で誰でも購入できます。



オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

今日、明日は職場事務所の引越し日なので、手をとめてブログ書いている場合じゃないのですが、でもお伝えしたい情報は山ほどあり、折り合いつけるのが大変です。

http://www.orchardwealthmanagement.com/templates/orchard/images/logo.jpgロングオンリー、レバレッジなし、グローバル株式のしかもブルーチップのみに投資。そして投資戦略は安値で仕込むバリュー系ではなく、どちらかと言えば配当金狙いのインカム系ファンド。そして毎営業日売買可能。シンプルすぎる?いえいえ、これこそ資本主義経済に生きる私たちが投資する基本中の基本です。

イメージ 1

ただ、こうもシンプルで基本すぎると、今度はオフショアでやる意味があるのかという話になります。確かに基本中の基本ファンドなら日本の銀行や証券会社の窓販で購入することができます。ただ、オンショアファンドはほとんどが円建てですから、オーチャードのようにオフショアファンドであれば、GBP, USD, EUR, CHFと日本円建てでない主要通貨で購入することができます。


10k通貨単位から購入でき、直接購入、各ラップ口座経由での購入が可能です。ただし、Momentumはリストにありません。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

ノンアルコールチューハイって炭酸清涼飲料水とどうちがうのでしょうか?値段?

本来、オフショア投資は自分で英語の目論見書やファクト・シートなどを読み、英語の契約書を記入して、その他必要書類を用意して、出来上がった書類を自分で海外に送るものです。
最初からできるかどうかはともかく、これが常識なんだと思って投資をはじめなければなりません。そこでまず立ちはだかるのかA.言葉の壁とB.情報に対する判断です。

A.については、海外勤務されたり、堪能な方も多いのですし、また目論見書の読み方などもコツがあり、慣れればさほど難しくはありません。ただ、一般的な英語と金融英語は違います。英語が堪能な読者の方でもこの部分の軌道修正が必要です。勉強会などを通じて投資家仲間と情報交換されるのがよいでしょう。

B.に関して、たとえ金融業界に勤務した経験があっても分野が全く違うと情報も入ってはきません。オフショア投資に限らず、正確な情報というのは業界関係者であっても積極的に収集しなければ、何も入ってはきません。片や専門的な情報を整理する立場にある業界関係者においても、スキル的にもっとも頂点に立つであろう、大手金融機関勤務の優秀な人材に限って「業として販売の媒介」ができない海外オフショア金融商品のサポートビジネスなどには手を出しません。すると優勝な人材の空白地帯をなった本邦のオフショア投資サポートビジネスは有象無象ばかりとなり、年会費だのサポート料だの、成功報酬だのを払って依頼するはめに、しかも知らないうちに利益相反行為的なバックマージンの二重取りされていたということになります。

ただ、ハッキリさせておきますが、私はそういった有象無象業者の存在を否定しているわけではありません。それは、運転免許を更新するだけで鮫洲や二俣川の代書屋さんに依頼するなんてどうかしている、といっているようなものです。もちろん代書屋さんには資格がありますが、海外投資サポートには本邦においては資格は不要です。自分でさっさとできる人、お金払っても人に任せて安心したい人、色々なニーズがあるから資本主義社会は面白いのです。

そこで、このブログを通じて知り合ったオフショア投資家仲間の行う対策は、

A、極力、英語の原本を読むクセをつける。ただ、闇雲に読んでもピンと来ないので、ブログで調査した記事をの中から気になるもののファンドがあったら、まずブログの記事を読んで予習してからその資料を英語で読んでみるという対策を立てています。このために勉強会もあります。また日本の窓販をしている投資信託の目論見書をなんでもいいからひと通り精読してみるのも手です。読んでも借字定規なことばかり書いてあることに気がつくでしょう、オフショアファンドでもだいたい同じです。コツがつかめれば要らない部分は読み飛ばせるようになります。

B、私なりの幹事役の投資家がとにかくファンド会社に直接問い合わせて、メール、電話、場合によっては直接訪問して確かめる。アドバイザーはイギリス人やオーストラリア人など、その国でIFA資格が実質的に国家資格化されている国で、その資格も保有している人としか話さない。仕入れた情報は、メルマガや勉強会で披露する。という形式をとっています。代書屋さんには依頼しないで、自分の資産は自分で守るをコンセプトに集っている投資家仲間に向けて書いているのがこのブログですから、これくらいの対策は当然といえばそれまでですね。



そんな私たちにとって、その他必要書類を具備する上で、とても大事なことがあります。それは本人確認書類(ID)と住所確認書類(PoA)を用意することです。

本人確認書類、住所確認書類がコピーだった場合、そのコピーが真正なオリジナルからコピーされたものかを第三者が証明しなければなりません。その第三者はファンド、もっと正確にはその所在する国の規制によって異なります。

共同名義で申込の場合、それぞれ必要です。

本人確認書類(ID)
パスポートの写真のページ全面

これは原本を提出することはできませんから、どうしてもコピーして認証が必要になります。
パスポート以外に、例外的に運転免許証や住基カードを認めてくれるファンド会社もあります。
ですが、第三者の翻訳証明が必要にったときはコストは数万円になりますから、渡航の予定がなくともさっさとパスポートを取得するのが早道です。

住所確認書類(PoA)
銀行の英文ステートメント(月間取引明細書のこと)
銀行の英文残高証明書
いずれも発行から3ヶ月以内、住所がはいっている郵便物であること
ネットからのPDFダウンロードは原本としては認めれません

が代表的なものです。まずは原本を提出することを心がけましょう。原本ならとにかく後述のコピー認証が不要だからです。

日本語のPoAは翻訳に関しても追加的に第三者証明が必要になるので、東京電力の請求書や住民税決定通知書などを使用しようとすると、そのコストだけで数万円になります。さっさと英文残高証明書を手配した方が安いでしょう。
ちなみに、シティバンク銀行ならコールセンターに電話すればすぐに日本語から英語に換えてくれます。くだらないDMも来なくなるので、いますぐ英語にすることをオススメします。


日本でこの証明ができる有資格者は、行政書士、弁護士、公証人、大使等です。ただし、この証明は業として行なっている人の証明である必要はありません。知り合いや友人が個人的に認証がしてくれてもよいのです、個人的に認証ができる人とは、司法書士や警察官、金融取引業者勤務の管理職、他に税理士など公的な職業に就いていれば誰でも構いません。ただし、その身分証明書のコピー、認証した人のパスポートのコピーの提出も必要になります。いくら友人だからといって警察手帳をコピーさせてもらえるかどうか、その頼み方は考えた方がいいでしょう。

次にコピー認証の方法です。

以下は最も厳しい例です。逆に言えば、これをやっておけばどのファンドでも書面を受け入れてくれます。エーデルワイス、キジャニ、ダーウィンキャンプ場、アストラ、マンション学生寮、アルキティアフリカ などがこの最も厳しい基準で申し込まなければなりません。

本人確認書類(パスポートのコピーのこと)
I certify this to be a True Copy of the original document which I have seen, and that the photograph is a true likeness of the individual concerned who I have met.

そのコピーと同一紙面上に、上記文言と第三者認証者の氏名、会社名、肩書き(会員番号などを含む)、日付をローマ字で明記します。さらには、その認証者の本人確認書類、行政書士など有資格者ならばそれを証明するIDを添付します。例えば、行政書士ならば行政書士連合会のウェブサイトアドレスも同一紙面上に記載し、例え日本語オンリーであっても、会員番号検索によって、その行政書士の氏名(彼らは漢字が読めなくても字体で照合しています)がでてくるよう案内までしなければなりません。

住所確認書類(銀行のステートメントや残高証明書など)
I certify this to be a True Copy of the original document, which I have seen.
ここで問題となるのは公共料金請求書など日本語しか記載されていない公的郵便物です。ローマ字に直さなければならないのですが、このローマ字に直す翻訳者をさらに別の人物でないと認めないというケースがあります。しかも有資格者でないとダメというファンドまで。こうなると弁護士か領事に依頼するしかなく、コスト面でももはやお手上げです。
こんな時はどうすればいいでしょうか?簡単です。原本を提出すればいいのです。コピーだから真正たる認証が必要になるだけで、原本を提出すればそれも不要です。本人確認書類つまり、パスポートの原本を郵送することはできませんから、こちらは認証が必須ですが、住所確認書類は英文の銀行月間取引明細書か、英文の残高証明書(住所が入っていること、英語日本語併記可、発行から3ヶ月以内)を提出すれば完結です。


オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

毎回、IDとPoAのことを考えるとやはりラップ口座ですよね。

イメージ 1ロシアをはじめとするエマージング国株式ファンド、そしてさらにその先のアフリカなどフロンティア国株式ファンドを運用している、エマージング、フロンティア専業ファンド会社のFMG Fund

JPモルガンなどが主要国からフロンティアまで全てを揃えるデパートなら、FMGは専門店みたいなものです。
イメージ 2

そのファンドラインナップの中でも特に異色なのは、イラクをおいて他にありません。せっかくオフショアファンド投資するのですから、国内の銀行や証券などの窓販で購入することのできないユニークなファンドを見つけたい、という願望を完璧に満たしてくれるファンドでもあります。

イメージ 3

ではイラクの将来がどうなるのか?と言われても正直わかりません。だって、視察したくても入国もできないのですから。ところが自分の身体は入国できなくても資産は入れることができる。と聞けば、いわゆるファンダメンタルズ分析もなにもなく、ならば入れてみようという好奇心にかられます。この好奇心さえあれば、もはや投資適合性があると言ってもいいでしょう。

イメージ 4
冷静にマーケット分析をして投資判断をする、リスク適合性をチェックする。分散投資。これがオフショアファンド投資の大原則ですが、原則には例外があります。イラクファンドはその例外の一つでしょう。気概や気合いで投資する。そんなワイルドさが、投資の臨場感を増し、投資家のリテラシー向上に繋がったりもします。

USD10kから直接投資はもちろん、各ラップ口座から投資可能です。本人確認書類のコピー認証不要です。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

アレルギー耐性検査のベンチャー企業投資、購入できた投資家と惜しくもウェイティングリストで終わってしまった投資家にわかれてしまったのは残念です。これという銘柄にはその日に反応しなければならないということを身にしみて思い知らされました。

アメリカQE(量的緩和策)が終わりを迎えようとしていることは確かですが、マーケットは短期的な材料を求めて、ことさらFRBやECB、BoEの一挙一動を大きく取り上げようとしています。この話題は先日の勉強会でも取り上げましたし、もっと正確なレポート類が各シンクタンクからでていますので、割愛します。この一挙一動の影響を一番受けているのはエマージング国市場でしょう。

BRICsを中心としたエマージング国株式市場の動向をザックリ指標を使ってみてみましょう。著作権の関係でブログには貼り付けられませんから、Bloombergのサイトを見てください。

イメージ 1

Alquityのレポートから引用した、インデックスとアフリカファンドのパフォーマンス比較チャートで見ると、先月比-6.1%の下落とはいえ、それでも結構頑張っている感じがします。このファンドの国別組み入れは22%の南アを除けば、ナイジェリア41%、ケニア16%など、ベタベタのフロンティア国です。そこでフロンティア国株式市場の指標もみてみましょう。

イメージ 2
こちらはラッセルのリンクを用意してみました。

フロンティア国で大型株となると、やはり中近東中心となってしまいがちです。が、ナイジェリアはしっかりトップに入っているのでこの点はアフリカファンドとかなり被ってくれるでしょう。


イメージ 3
という感じでフロンティアの方が明らかにしっかりしています。簡単に言えば、元々のパイが小さいほうが、アメリカの影響を受けづらいということでしょう。となると気になるのはFMG Iraq Fundですよね。 今日はてんてこ舞いなので、このへんで手を抜いて明日に続くことにしましょう。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

久しぶりに会社の登記簿謄本の写を取りに法務局に行ったらシステムが変わってました。端末に印鑑カードを差し込んで、3つ4つタッチパネルするだけで完了。どうやらそのまま自動でプリントアウトされているようで、印紙買う時間の方がかかりました。法務局もやりますね~ 決済システムまで無理に持たせようとしなかったところが勝因でしょう。

イメージ 1世界の株式市場複数に上場しているブルーチップ銘柄の、各市場でのプライスを通貨の違いも含めて、つねにコンピュータに監視させておき、値段の開きがわずかでも出れば、売りと買いを両方同時にいれてサヤ取りをするファンドです。

このような手法をアービトラージ取引といいます。だた、サヤ取り取引全般のことをアービトラージといいますので、世の中にはExigo Fundのやっているような、市場間のアービトラージだけでなくても、サヤ取りなら全部アービトラージです。商社金融ファンドのKijaniも金融マーケットではありませんが、サヤ取りしているのでアービトラージ取引の一種だとファクトシートには明記されます。そう言えば、アストラもサヤ取りの一種ですね。

Exigoの投資戦略を聞いて、まず眉唾ものだというイメージで見る投資家は、誤解を恐れず表現すれば、正しい目を持っていると言っていいでしょう。特にFXを使ったアービトラージ云々という業者はほしの数ほどいて、その殆どが理想と現実のギャップに苛まれています。

当然、私もExigoのストラテジーをまずは疑いを持って、接していました。というのもこのファンドが実際にスタートしたのは、2012年の5月です。この時期からブルーチップ銘柄はどれも凪の状態から、一本調子の上昇で、アービトラージできる場面がまるでなかったからです。アービトラージするには多少のパニックと言わないまでも需給バランスに歪みが必要です。でなければ、市場間で値段の開きは生じません。

イメージ 2

2013年の春先までは、こんな状態ですから、サヤ取りコンピュータが機能しているけど、チャンスがないだけ、なのかコンピュータが機能していないことををチャンスが無かったことを良いことにごまかしているだけ、なのか判断がつきませんでした。

疑いを持つというのはこのことです。まだ出番の来ない代打選手の論評をするようなものですね。

そして、出番が回ってきたところでいきなりクリーンヒット連発といったところでしょう。
マーケットが少々荒れれば、このプログラムは機能するということが、4月5月で証明できました。つまり疑いは晴れ、そう、晴れて投資対象をなったことを意味します。

イメージ 3

それぞれ投資対象は異なりますが、エグジゴ、キジャニ、アストラあたりが、アービトラージファンドだと覚えておいてください。アービトラージファンドの特徴は、ビジネス・チャンスが全くないと、信託報酬分だけマイナスになってしまうということです。

直接投資可能、Bloomberg Ticker Codeがあるのでロイアルロンドン360PIMS経由でも投資可能ではないかと思われます。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

今度のベンチャー企業投資案件は、なんとプロモーションビデオを観るだけでも事前に守秘義務契約が必要という厳戒態勢です。これはブログで書いたら怒られるで済まなさそうですね。ということで、21日のメルマガ会員限定勉強会だけで披露したいと思います。

http://www.upp-ltd.com/images/upp-logo.pngこのブログで記事にし始めた頃は、UNITEUPP、Brandeauxなどに追いつき追い越せの新進気鋭ベンチャー企業的要素のあるイギリス学生寮ファンドとしての位置づけでした。が今や、すっかり業界上位となっています。

ユナイトは上場企業ですからREITに投資するようなものです。UPPは主に公募債の方式をとっています。となると、業界大手でMansionが追いつき追い越せの目標にしていたのは他でもなくBrandeauxということになります。

イメージ 1特に直接投資を受け入れているMansionの毎月のファンド購入金額は凄まじいものがあり、先月の新規購入金額もとどまるところを知らずGBP7.40Mとなっています。こうなると、少なくとも1年以上前から購入していた投資家と、新規参入組の投資家とで明らかな利益相反が起ってしまいます。

学生寮ファンドのようなオープンエンド型の不動産ビジネスファンドで最も大事なことは流動性つまり不動産に投資しないで解約に備えて、現金を用意しておく割合を何%にセットするかということです。ファンドにとって現金はパフォーマンスの足を引っ張るお荷物です。しかし、預かった資産を全部投資して、大口の解約があったらとたんに流動性リスクが顕在化してしまいます。

イメージ 2

Mansionも立ち上げた頃はこの一般的な悩みを抱えながら、毎月を過ごしてきたはずです。ところが、最近は全く逆の現象が起ってしまっているのです。BrandeauxもMansionも購入金額が多すぎて、かつそんなにバンバン投資対象物件が見つかるはずもないことから、現金がジャブジャブ。これによって、不動産からの収益も不動産評価額洗い替えによる含み益も、投資家平等の原則に従って、利益がうすーくなってしまっているのです。

Mansionもダラダラと資金は入ってくるのを放っておくわけにもいかず、必死で新規の対象物件を物色しており、なんとかLINCOLNに200ベッドの施設をゲットすることができました。ただ、これも実稼働は9月以降です。パフォーマンスの回復は9月以降のお楽しみにということになるでしょう。

もう一つのMansionのとった対策は、銀行借入分の返済です。Mansionの特徴は銀行借入とファンド投資を半々にすること、ギアリングレシオを50%程度にしておくことで、物件の評価額の上乗せ額はすべてファンド側に寄せて評価益を2倍にレバレッジすることができます。現金がジャブジャブで引き潮になる様子もありませんから、現金があるのに借金しておく必要はなく、一部返済に回します。これで銀行借入の金利負担5%から6%は軽減できますが、ギアリングレシオは38%台まで落ちています。

イメージ 3

ギアリングレシオが下がることによって、よりローリスクローリターンのファンドにシフトしていってしまったのです。

リスクは同じなのに期待リターンが下がるという、ファンドマネージャーの腕が鈍ったというケースではなく、Mansionの場合、期待リターンもリスクも下がるというファンドの運用形態が変わってしまったというケースに該当します。

ここで既存投資家として判断すべきことは、自身がもともとハイリスク・ハイリターン型を志向していたのに、思いと違う。という考えれば解約するのがよいでしょう。

有象無象に定期預金の代わりですみたいな売り方をされ、理解が至らないまま購入した投資家にしてみたら、今こそホールドすべきでしょう。自身の身の丈に合ったリスク志向にファンド方から変わってくれたのですから、奇跡的な出来事です。こんなラッキーなことはありません。

GBP10kから直接投資できます。が、本人確認書類、住所確認書類のコピー認証からはじまり、書類のやり取りでモメるケースが多いですから、Momentumなどのラップ口座経由で購入した方が、結果的に気分よく投資ができると思います。


オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

12日が着金期限の訴訟対策ファンドCA3、そろそろ着金確認メールがきてない方は問い合わせた方がいいですよ。

マネージドフューチャーズというのは、数ある投資戦略の中でも、個人投資家が最もパフォーマンスだけで品評してしまうというワナに陥りやすいファンドの種別です。なにしろ売買はコンピュータ任せ、数十のセクターに分散投資、となれば、中身のチェックはできませんから、過去のパフォーマンス以外、気の利いた論評ができなくなるのも仕方のないことです。

しかし、機械任せであろうとファンドマネージャーが人の手で発注していようとも、またトレンドフォロー戦略であろうと、ディレクショナルであろうと、結局は当たるか外れるかの賭けの繰り返しです。個人でFXマージン取引をするのと、MANがAHLを運用しているのとのでは同じ先物市場を使いますから、その取引に本質的に違いはありません。先物取引においては、素人の一個人でも大手のMANでも、たった二種類、つまりロングかショートかしかないのです。両者の決定的な違いは、取引の数、そしてその組み合わせの数、これが桁違いなのです。

取引の数の観点からみてみましょう。

素人の一個人は、ポジションを入れて、待ち凹んだら塩漬け、儲かるまで待ち。というスタイルが一般的です。損切りする度胸もルールもないし、凹んでいる間の時間は何日でも気にならないので、とにかく待ちます。ちょろちょろ儲かっている時は頻繁に取引しても、凹んでいるときに待つ時間が長いので、例えば一ヶ月間の述べ回数で見るとかなり少数です。

一方、MANのような機関投資家はファンドの方針にもよりますが、毎日夕方には必ずポジションクローズしなければならないものもあります。それでなくても、ストップロス、ストップゲインの幅も明確化される上、コンピュータがシグナルを発すれば、その場でポジションクローズです。これらのファンド取引方針はもちろんコンピュータに全てプログラミングされていますし、コンピュータは1件1件の勝ちの快感を求めませんから、冷静に(って感情があるわけないですね)取引を積み上げていきます。

次にペア数の観点から。

http://www.bis.org/img/logo_bis.gif
素人の一個人は、FXといえばUSDJPYです。残念ながら。FXの主戦場はEURUSDで、その出来高はBISによるとざっと2倍はあるのにもかかわらず、、、です。ただ、私は個人FX投資家にもウォッチするペア数を増やせとは言いません。だって、脳みそCPUは1つなんですもん。どんな天才でも限界があります。

イメージ 3
その点、コンピュータはペア数を選びません。お金さえかければいくらでも処理能力を上げることができます。雑な言い方ですが、AHLやIQS、トランストレンド、ウイントンのようなCTAが販売している取引ブログラムのセールス・ポイントはシグナルの出し方もさることながら、データの処理能力が肝になっています。あらゆるマーケットのプライスを瞬時に処理できなければ意味がありません。売買シグナルは生モノです。資金力のあるCTAが良いプログラムを作れるというわけです。

余談ですが、FXマージン取引を行なっている、TNK Fundsはそもそも人力なのでトレンドフォロー戦略もディレクショナルもへったくれもありません。人力です。プログラムを作る金はありませんし、投資家はそんなところにコストをかけて欲しいとも思っていません。朝から夕方までじっと人がウォッチする。夕方の動く時間帯に、指標の発表なども鑑みて、人がポジションを入れる。入れたら、ストップゲインかストップロスに達するまでじっと待つ。ストップレベルに達したら、自動でif Doneクローズ。レンジ相場のまま推移してしまったら、帰宅前に人が人力でクローズ。をしているだけです。これがお金をかけずにFXで勝つ可能性を持たせる最善の方法というわけです。

イメージ 1
取引数も多く、ペア数も多い。すると何が起こるでしょうか?これにより、「正規分布」を活かせることができるのです。活かせるとどうなるでしょうか?フロンティア理論等を用いたポートフォリオのリスク管理を厳格に行なっている年金基金のような運用資金も投資対象として認めてもらえることになります。

左図はMan AHL Diversified (Guernsey)のUSDクラスの月別パフォーマンスの分布図です。これくらいのファンドになると取引量が多いので、毎週ベースでも、毎営業日ベースでも分布図は綺麗な正規分布曲線に沿ったものになるのでしょうが、MANでは毎月ベースしか図示していませんので、これを引用します。もちろん毎週ベースの方が綺麗な曲線に沿った形になるでしょうし、そもそもこのファンドは毎週ベースで売買が可能ですので、そのほうが理想的でしょう。しかしレポートが煩雑になりすぎるのでMANは月間ベースで公表しているものと思われます。

理想的な正規分布曲線に沿った棒グラフで、且つ左右が対照だったとします。するとその平均値をみて、プラスであれば、買って待つ、それだけでOKでしょう。ところが、残念ながら、このファンドは左右対称ではなく、左側が膨らんでいます。平均値は0%-2%なのでOKですが、左側が膨らんでいる分割り引かなければなりません。

さて、ここでもう一つ、発想の転換をしなければなりません。それは一つ一つの取引の勝ち負けは他の取引に影響しないということです。やはりTNKの取引手法で説明するのがシンプルでわかりやすいでしょう。毎日一回ロングだかショートだかEURUSDだかGBPUSDだかのFX取引をして、その取引明細は毎月ブログの記事にもしていますが、今日の勝ちが明日の勝敗の行方を決めることはありません。極論を言えば、取引ごとの勝ち負けとその度合を時系列に並べる意味はないのです。マネージドフューチャーズも、このような無関係な取引を数多くしたものの積み上げですから、本質的には時間軸を使うのではなく、上図のような分布図からそのファンドの性能を云々すべきと考えます。

私は、この考えを量子論にまで発展させた論文を書いたことがあり、この論文が認められて国際検定テクニカルアナリストに認定されました。それはインターバンク為替市場のスポット取引において、通貨ベアはUERUSDでもUSDJPYでも何でもいいのですが、どれか一つをサンプルに一週間5営業日のうちの月曜日から木曜日までだけの、FXのティック何万個のデータを集めて分布図にします。それを適当なパラメータを用いて作った干渉波を理想に、分布図の棒グラフに重ね合わせると、不思議と図に足りない部分が透けて見えてきます。週の最後の金曜日はこの足りない部分を埋めるようにティックが入ると予想し、その干渉波の頂点をストップゲインの目標に、隣の頂点をストップロスのポイントにおいてポジションを入れると勝率が6割台を目指せるというものでした。

イメージ 2


Man AHL Diversified (Guernsey) USDほどの大型ファンドなら正規分布に従うはず、正規分布に従うなら、理想の曲線に足りない部分、すなわち上図なら+2%から+4%までの分布と+4%から+6%までの分布を埋めるような月間パフォーマンスがでる確率が高い。 とするとホールドまたは買いの判断が下せる。となります。こういったファンドはぜひポートフォリオに加えておきたいタイプのファンドですね。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

カレンダーを見ていた嫁に、つい、「今日って仏滅だっけ?、大吉だっけ?」と聞いてしまいました。

http://www.iveaghltd.com/assets/right-advert3.pngバッキンガム宮殿からもロンドン塔からも徒歩5分、Iveagh Limitedという運用会社。

伝統と格式があるということは、無茶しないということ、流行りを追わないといういうことです。決して投資対象の良し悪しを今、下がっているからダメ、数年間全部プラスだったからOKなんて判断はしません。巷で噂の取引手法がでたからホイホイと、なんてことも一切ありません。そんな運用方針をギネス本家が聞きたいはずもないからです。

資産を何代も先まで増やしつつ残していく、そのためには今日明日流されない強い気持ちが必要です。そういった空気を味わうためにも、私たちはこのようなファンドもしっかり研究しておくべきでしょう。

イメージ 1

イーバーファンド群も数多くありますが、せっかくですので、Momentumからも購入できるものから選んでみましょう。それは Iveagh Global Strategies PLC Wealth Fund Dollar Accumulating Classです。ただし販売手数料1%の減免措置はありません。

イメージ 2

このファンド、よく見ると投資対象は何でもアリです。ファンド・オブ・ファンズだったりバニラな米国債を買ったりしますがウエイトも全てお任せです。つまり、このファンドを買うか買わないか以外、投資家は何も選択肢がありません。つまりギネス家の末裔に完全に一任勘定をしてもらっているのと同じです。それで信託報酬が年率2.07%ってえらく安く感じるのは私だけでしょうか。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

ロイアルロンドン360 PIMSからTCA Fundを購入している投資家は誰もいないということが判明しました。つまりヒルトップ同様、投資家の誰かが、合計USD100k集めないと投資がスタートしないということです。ヒルトップのUER50kといい、頑張って仲間を集めないといけませんね。

インプライド・ボラティリティを売買する。この感覚は個人投資家には非常にイメージしずらいものになっています。それはなぜでしょうか? 

例えば、クルマやバイクを運転しているとします。時速60kmで走ることに対してのイメージがありますか?と質問されれば普段ドライブしている人なら大抵の人ははいと答えることができるでしょう。マイカーで、同じ道を同じ時間帯に同じ天候で走ったとすれば、慣れればメーターを見なくてもたいがい今何キロで走っているかわかるものです。ところが、速度ではなく、加速度のイメージはありますか?と聞かれたらどうでしょうか。先の条件で、信号が赤から青になりスタートしてから時速60kmになるまでの秒数がどれくらいかかっているか意識しているドライバーはまずいないでしょう。時速30kmから60kmまで一定のペースで20秒で加速してと言われても相当な練習をしないと成功しません。

このように、数学的な単語を使えば、「一回微分」されると私たちはとたんにイメージをしにくくなります。

蛇足ですが、クルマやバイクならスロットルのレスポンスが良いので、一瞬で一定の加速度を得ることができます。しかし、それが電車だと重いので加速度が一定になるまでにすら相当な時間がかかります。そんな時は「二回微分」して加速度の変化の度合いまでも計算しなければなりません。速度を一回微分すると速度の変化の度合い、つまり加速度。さらにもう一回微分すると、加速度の変化の度合いになります。N700A系の定速走行プログラムはもちろん加速度の変化の度合いまで計算されているはずです。

話を元に戻しましょう。インプライド・ボラティリティを算出する最も有名な公式はブラック・ショールズ・モデルです。ブラック・ショールズ式によって、インプライド・ボラティリティがわかればオプションのプレミアムが算出でき、逆に実際に市場で売買されているオプションのプレミアムからインプライド・ボラティリティを算出することができます。株式でも為替でもオプションのプレミアムとボラティリティは日経新聞にも掲載されており、ブラック・ショールズをエクセルなどの表計算ソフトで再現すれば、検算することもできます。

ここではあえて公式はだしません。たとえ公式をだしても読者の方で検算したい人はいないはずです。なぜならそんなことまで知らなくてもオフショア投資はできるからです。ですが、興味本位で公式を覗いてみる(ウィキペディアじゃ雑な説明でサッパリわかりません、ちゃんとした学術書を買いましょう)と、ザックリですが、オプションのプレミアムとか現値とかストライクレートとか金利差とか期間とか入力して、一回微分するとインプライド・ボラティリティが算出でき、逆にインプライド・ボラティリティを一回積分する過程を経てオプションプレミアムを算出していることがわかります。

微分積分の関係だけで比較すると、現値やプレミアムが速度なら、ボラティリティは加速度です。私たちにとって、現値やプレミアムは実際に売買したり支払ったり受け取ったりするものですからイメージしやすいでしょう。反面、インプライド・ボラティリティを売買ってどういうこと?になるのはこのためです。

ところで、ひとくちにオプションの売買といっても、その種別がコールだのプットだのと2種類あるだけでなく、ストライクや期間は理論上は無限段階、現実的に考えても10から20段階あり、その組み合わせは最低でも数百通りになります。どの組み合わせが一番お買い得か、一番高値がついているかを計算してアービトラージ(裁定取引)するのが数理系トレーダーの醍醐味でもあるのでしょうが、それではポートフォリオが細かくなりすぎて、専業でないトレーダーはわけがわからなくなります。

良く考えてみたら、オプショントレーダーの売買対象となっているオプションのプレミアムは、ブラック・ショールズを介してインプライド・ボラティリティと連動しているわけです。ですから、いちいちオプションのプレミアムを売買しなくても、その元になっているボラティリティを売買しておけば、トレーダーにとって同じ効果が得られることに気が付きます。
もちろんこのことは80年代からとっくに気づいていた話であり、為替の世界においてもオプションを売買するのではなく、ボラティリティを売買してしまうという手法がインターバンク市場では定着していました。

ただ、厄介なのは期間(限月といいます)。これは特に債券先物取引で起こる問題です。ボラティリティを売買してしまうという発想はよいのですが、ブラック・ショールズの中には期間(限月)という要素が含まれています。例えば、買ったボラティリティの期間が6ヶ月であれば、宿命的にそのポジションを6ヶ月以上持てなくなります。

そこで、限月が近くなってきたものは早めにポジションクローズして、次の限月に取引を移行させなければなりません。これは個人投資家にとって辛い作業です。思わぬ損がでることもあるでしょう。

そこで、登場するのが指数化という商品です。債券先物指数がその走りで、指数は一定のルールに基づいてどんどん限月を先送り、価格の連続性を保ってくれます。これによって限月を気にせず買い持ちや売り持ちができるようになります。個人投資家がボラティリティ自体を売買するにもこの限月先送りをしてくれるシステムが必要で、それを実現させたのがCBOEなのです。皆が使う指数になれば出版社は儲けもの。メンテだけで一生メシが食えるという寸法です。

http://www.cboe.com/images/new/CBOE_logo2.pngVIX指数(Volatility Index)は、CBOE (Chicago Board Options Exchange) が作って売っている「商品」の一つです。日経平均株価は日本経済新聞社(日経クイック)が作って売っている「商品」であることと同じです。指数を営利目的で使う時は商標を使用する権利、いわば著作権を買わなければなりません。このブログのように指数を非営利で使用している分にはいくらでも(個人使用目的の範囲で)記載できます。しかし、日経平均株価連動ファンドだとか、日経平均株価が12000円になったら元本が半分になります、みたいな仕組預金を作ったら、それはすなわち営利目的になるので、使用者は事前に日本経済新聞社に著作権料としての料金を払わなければなりません。同じ要領で、TOPIXを使えば東証に、FTを使えばFTに、S&Pを使えばS&Pにそれぞれ支払います。

CBOEのオフィシャルサイトを訪問すれば、右側の目立ったところに自社商品を並べています。それだけではユーザーが物足りなさを感じるでしょうから、他社商品であるS&Pやダウも並べています。ここで、VIXはS&P500のボラティリティ指数ですから、CBOEとてS&Pにお金を払っているんだろうなと余計な想像もできます。

VIXは、http://www.cboe.com/Strategies/VIXProducts.aspxに定義されています。意味不明な日本語のサイトをサーフィンするより、本家サイトの英語を頑張って読んだほうがよっぽど理解が進むでしょう。何しろ指数を作って売っている出版社本人が書いているのですから。

つづく(好評なら)


オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

三男が作っているレモンビネガー第二弾が1週間寝かせて出来上がりました。味見させてもらいましたが、確実に進化しています。わずかにビネガー多めの、氷砂糖少なめ、それに生姜を少々。東京炭酸水で割って絶品、売り物になります。

Royal London 360 PIMS Flexibleに申込書を入れると手数料などが明記されたイラストレーションという6ページの書類が届きます。この書類の下部余白それも全てのページにパスポートサインを入れて、現物を返送すると、いよいよ外国送金が可能になります。ここまでは以前の記事でお伝えしました。

現物ファンドの組み込みはRL360がやってくれますが現金での投資部分は自身で外国送金しなければなりません。申込書に記載した通貨でなくても送金は受け入れてくれます。申込書に記載した金額と正確に一致しなくても、金額が多い分には多少は融通がきかせてくれます。あまりに少ないとイラストレーションをやり直しになる可能性があるので、申込書に記載の金額以上になるように送金した方がいいでしょう。

送金先は通貨ごとにことなります。

共通項目
受取人名義 Royal London 360 Insurance Company Limited
受取人住所 Cooil Road, Douglas, Isle of Man, IM2 2SP, British Isles
受取人電話 +44 (0)1624 681681
国名 イギリス
目的 投資

JPY建て
受取銀行名 Citibank
支店名・住所 London Canada Square, Canary Wharf, London, E14 5LB, UK
口座番号 GB26CITI18500813141500
スイフト CITIGB2L
国内振込では受けてもらえません。必ず外為窓口から外為円決済を利用して送金します。

USD建て
受取銀行名 Citibank
支店名・住所 London Canada Square, Canary Wharf, London, E14 5LB, UK
口座番号 GB54CITI18500813141578
スイフト CITIGB2L


EUR建て
受取銀行名 Citibank
支店名・住所 London Canada Square, Canary Wharf, London, E14 5LB, UK
口座番号 GB20CITI18500813141802
スイフト CITIGB2L

AUD建て
受取銀行名 Citibank
支店名・住所 London Canada Square, Canary Wharf, London, E14 5LB, UK
口座番号 GB45CITI18500813141934
スイフト CITIGB2L

CHF建て
受取銀行名 Citibank
支店名・住所 London Canada Square, Canary Wharf, London, E14 5LB, UK
口座番号 GB26CITI18500813141888
スイフト CITIGB2L

GBP建て
受取銀行名 Citibank
支店名・住所 London Canada Square, Canary Wharf, London, E14 5LB, UK
口座番号 GB34CITI18500813142035
スイフト CITIGB2L


HKD建て
受取銀行名 Citibank
支店名・住所 London Canada Square, Canary Wharf, London, E14 5LB, UK
口座番号 GB10CITI18500813141691
スイフト CITIGB2L

もし、ソートコード(Sort Code, イギリスの銀行支店コードのこと)が必要なら18-50-08です。



入金と移管処理が完了すると、ポリシー(証券)が発行されます。PM10001XXX というようなPMから始まって8桁の数字で表されます。
これを持って、まずはRL360のオフィシャルサイトを訪問します。

イメージ 1

以前に、商品情報やファンド情報を取るにはアドバイザーサイトへ行くのが良いとお伝えしましたが、今回は既存投資家なので真ん中の灰色丸を選択します。

イメージ 2

すると、レジスターするか、ログインするか聞いてきますので、初めて訪問した方はレジスターします。

I am a Policy Holderをクリックします。

すると各情報を入力する画面になりますので、指示通りの情報を入力します。



イメージ 3
すると、レジスターが完了します。

ログインしても現在のポートフォリオが閲覧できるだけで、乗換注文はできません。注文はすべて紙ベースです。アドバイザー経由で行うのが間違えもなくてよいのですが、あくまでも自身で直接RL360に発注することができます。契約当事者は投資家とRL360です。

投資家紹介があれば、無駄な年会費やサポート料を完全に節約することができる。というのはこういうことです。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

TCAについて、直接購入できるのはUKパスポート保有者のみであることが判明しました。私たちオフショア投資家はやはり何かのラップ口座をスルーさせる必要あります。そこで、TCAを投資するための簡便なラップ口座会社を当たっています。このラップ口座会社、ネットもなし、紙のみという、ホンマモンの簡便さでTCAにスルーさせることができそうですが、やはりコストはゼロではありません。そのあたりを調査して勉強会とメルマガで報告したいと思います。

http://www.ascentainternational.com/templates/rt_syndicate/images/logo/dark/logo.png
Ascenta Asset Management Ltdが運用しているのはコモディティファンドとコモディティ関連株ファンド。しかも、ロングオンリーのレバレッジなしですから、今年に入ってからの戦況は容易に想像ができます。
特に、コモディティ関連株ファンドのAscenta Special Situations Resource Fundは発祥のファンドですから、年初来-18%は投資家にとっても、ファンド会社にとってもキツイものがあります

イメージ 2
ところで、コモディティ関連株といってもどんな銘柄に入れているのかみてみましょう。左表を見ると、アスセンタの組入れ銘柄は意外と少数へ集中投資型のように見えます。これはどういうことなのでしょうか?確かに左表では上位5銘柄で投資中ポートフォリオの半分を占めていると表示されています。しかし、これは預かり資産全体の半分ではなく、現金保有分を除いた金額の半分という意味です。

このファンド、今は逃げの一手ですからポートフォリオ全体に現金保有が占める割合は実に4分の3。殆どMMFのような状態になっています。この残り4分の1の内の半分が上位5銘柄で占めているということですから、全体では8分の1しか占めていないことになりますね。再びブル方針に転換したときは、もっと組入銘柄数が増えていくことでしょう。

このマインドではなかなか、このファンドに投資する気にはなれないでしょうが、しかしいつまた日は昇る時のためにしっかり横目で見ておきたいとおもいます。何しろ各ラップ口座からUSD10kで購入できる利便性の高いファンドですから。
イメージ 1

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

月曜日の勉強会は満席予約御礼です。ベンチャー企業ビデオの字幕も完成しました。こちらもお楽しみに。

http://www.newearthsolutions.co.uk/wp-content/gallery/avonmouth-mbt-facility/thumbs/thumbs_optical-sorting.jpg
ついに待望の、リサイクル施設、工場見学会が開催されます。今回開放されるのは、New Earth Avonmouth Waste and Power facilityという旗艦工場。

日程は来週7月11日現地時間午前11時現地集合です。今回は実投資家でなくても、投資家紹介があれば参加可能です。(多分)参加定員なんてないと思います。何人でも参加できます。

投資中、または投資を検討されている方は来週Bristol(ロンドンから真西へ電車で1時間半、クルマでは200km弱)にGOですよ。そのリサイクル技術はニューアースの技術部門子会社NEAT Technology Group Ltd公式サイトで公開されています。


来週、イギリスまで渡航するのはちょっと、、という方は上のビデオを御覧ください。

イメージ 1

New Earth Solutionsの次の戦略は海外です。例えば、写真のようなマニラに点在するゴミの山。こういったものはニューアースの進出でたちどころに解決してしまえます。もちろん日本でいうところのODAとセットになるでしょうし、ますます利権の絡む世界ですが、金は無いけどモラルはある~という国にはローコスト経営のニューアースは商機あり、なのでしょう。

GBP10kから直接投資はもちろん、各ラップ口座経由投資可能です。Momentum不可です。当たり前のことですが、投資家紹介で、サポート料、年会費、成功報酬など一切の無駄な費用は発生しません。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

いよいよ、募集中の訴訟対策ファンドは明日締切になります。期限を明日に迎えてさすがにもう投資家紹介依頼はありませんが、次に大事なのは送金です。これも12日香港必着ですから、今週中に取り組んておくのがいいでしょう。

http://www.cfpfunds.com/logo.php?name=iqs_96The Currencies and Financial Products Performance Fund Limited、略してCFP Fundsの中の一つ、といっても旗艦ファンドはCFLであり、IQSPerformance Fundはより刺激を求めるハイリスク・ハイリターン志向の投資家向けに組成されているサブファンドです。こちらもチューリップ同様、荒波に着かれたらCFLへの無料乗換、そして再参戦が可能です。

とはいえ、ゴールドはショート、エナジーはロング!みないにこれほど単純明快な戦略を投資家へコミュニケーションしてくるCTA(コモディティトレーディングアドバイザー)も珍しいですから、上がっても下がっても潔い、ボラティリティ年率56%はまさに男前ファンドです。

イメージ 1

ですから、先月の結果が10.59%上昇したからと言って一喜一憂しているわけにはいきません。一喜一憂してよいのは先月で解約や乗換の申込書を出した投資家だけです。今日の今もファンドの資金は荒波の中にいるわけですから。

イメージ 2
ところで、このCTA、シグナルは人間の判断は介在せず、完全にコンピュータまかせです。ですから、すべてテクニカル分析手法によるもので取引されています。ならば、パフォーマンスチャートにテクニカル分析を取り入れて今後IQSが上昇するか否かをチェックしてみても面白いのではないでしょうか? 上図はファクトシートに適当なトレンドラインを引いてみたものです。真ん中の右肩上がり線を下方ブレイクしてから悲惨な結果を辿ったことがよくわかりますが、今、底打ち感が見えていることも確かです。問題は右肩下がりのレジスタンスをうまくブレイクしてくるかどうか。NAVで言えば、USD300の今から仕込んで、USD400あたりの上昇を目指し、そこでSAV等に乗り換えるかどうか検討するというのが戦略になるでしょう。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

来週月曜日の大崎勉強会、最終案内は明日メールする予定です。また8月4日の名古屋早朝勉強会予約殺到で残席1です。名古屋の夏は暑いですから7時から勉強会して正解ですね。ちなみに夜行バスの席も予約しました。

久しぶりに月明けすぐにTNKの報告できる記事が回ってきました。月末月初の大事なニュースは全てメルマガ配信にしてしまいましたので、寝不足もあってブログのほうは比較的ごゆっくり~なモードです。
「大人の遊び」というキャッチが似合うTNK Fundsは、その投資家が全員とことんリスクを承知して融資しているわけです。その点、TNKとしては間口が狭い分、普段は無用なトラブルになる可能性が低いため、意外と気が楽です。そんな零細企業(って言ったら失礼か)で投資信託でもないスキームを信頼してもらっている奇特な投資家さんを大事にするためにやること、それはたった一つであることを知っています。粛々と運用すること。そう、それだけです。

イメージ 1
6月は久しぶりに、いや初めてかもしれませんが勝敗では負け越しました。

五分五分ならストップロスの幅よりストップゲインの幅を少し広くとってあるので、損益的にはプラスになる確率が高くなります。

先月は8勝9敗で負け越しましたが、その幅の取り方に助けられ、パフォーマンスは僅かプラスで着地しています。

イメージ 2

毎月同じセリフを繰り返していますが。私にとってはとても心地よいパフォーマンスです。まぁ今どきFXの世界で絶対勝ちますなんて行って資金を集めるファンド会社も居ないでしょうが、TNKは絶対のないFXの世界で常識的な勝負を積み重ねており、身の丈に合わせた運用を堅持しているところがお気に入りの理由なわけです。

イメージ 3
イメージ 4

ところで、TNKは証拠金をUSDで集めることを前提としてシステム開発を行いました。正直マルチ通貨対応ではありません。各通貨対応させるだけで数百万円の開発コストアップに繋がるからです。しかし、TNKの取引銀行であるCCBはブルガリアの自国通貨レフBGNをはじめ、EURはもちろん、GBP、CHFそして欧州通貨以外では唯一JPYも預金として受け入れてくれます。

口座があるならJPYのまま受けてもTNKにしたら実害ありません。強いていうなら預金金利がつかないので副収入が減るくらいです。ですから投資家にしてみたらJPYのまま、SMBCを中継銀行に使ってブルガリアCCBに外国送金してしまえば、JPYのまま証拠金として留置してもらえるというわけです。

しかし、TNKはシステムをUSDでしか持っていませんし、開発する予算もありません。そんな予算があったら、投資信託として正式登録する方に回した方がコストの使い道としては効果的です。よって、JPYの証拠金は毎日CCBが適当に決めたレートでUSDが換算した口座情報を基に算出しています。例えば、昨日はTNKが勝った、でも円安が進行してUSDで見たら負けてるように見えた。なんてことも起こりえます。

イメージ 5
がこの減少は投資家サイドが受忍するしかありません。私の証拠金も左表のようにJPYとUSDが混在していますが、毎日のパフォーマンスと自身の損益は合っていません。でもこれは仕方のないことなのです。問題を解決するためにはUSDで証拠金を置くしかない。というのが現状です。エアアジアに乗って水くれ、というようなものです。それもお付き合いと思って私と一緒に我慢することにしましょう。

JPY、USD共通

受取人名義 TNK Capital Management (UK) Ltd.
受取人住所 Canary Wharf 25 Canada Square, Level 33London E145LQ UK
受取人電話 44(0)20 7084 6365
送金先銀行 Central Cooperative Bank PLC 支店名: Sofia Center
スイフト CECBBGSF
銀行住所 Sofia 1086, Georgi S. Rakovski Street 103, Bulgaria
銀行電話 02/ 9266107  送金国名 イギリス
受取人口座番号 IBAN: BG21CECB979010D3253100
中継銀行(銀行に要求されたら)
JPYならSumitomo Mitsui Banking Corporation, Tokyo Eigyobu
USDならDeutsche Bank Trust Company Americas, New York
メッセージ 不要(ただし自身のTNKの口座番号を書くと親切)
送金目的 貸付金


オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

夏、炭酸水の季節再来です。去年の緑色ボンベはまだなくなりません。2,000円で一体何百リットルの炭酸水を作れるのでしょうか?もはやカウントしてません。さて、せっかくの東京炭酸水、もっと美味しく飲むにはどうすればいいか考えました。それはレモンビネガーです。レモン、氷砂糖、酢とすべて同量まぜて、軽くシャカシャカし、1週間まつだけです。腐っても困るので、毎週こわけにして作ってます。コストコでハインツのビネガーが5L500円前後で売っていますので。お酢はタダみたいなものです。レモンは定休日まえの八百屋さんに夕方に行って調達します。あとはどれだけ氷砂糖を少なくするかだけが腕の見せ所。今週はしょうがのスライスを数枚入れて隠し味にしてみました。よければレモンスカッシュ&ジンジャーエールの出来上がりです。

http://www.tcaglobalfund.com/images/logo-white.png月初からグッド・ニュースが舞い込んできました。エーデルワイス解禁?いえいえ、それを差し置いてこちらが一面トップです。これで読者の方の中には分散投資戦略を修正しなきゃと慌てる方も多いのではないでしょうか。もちろん私もその一人です。

とにかく、ノンバンク系融資ファンドですから恐る恐る行きたいところ、最低投資額がUSD100k以上と敷居が高いTCA Global Credit Master Fund, L.P.。これまではフレンズプロビデントリザーブ経由のみUSD10kから購入できましたが、それ以外は全てUSD100kからとテイスティングができないファインワインみないな状態が続いていました。

ところがこれを一気にUSD10kまで引き下げてくれたのです。これで直接投資はもちろん、直接投資ができるわけですから、ロイアルロンドン360PIMS経由などでも可能になります。

ファンドサイズはUSD130Mまで成長してきており、融資案件に見合うAUMを確保しています。ここにきてなぜ最低投資金額を下げたのでしょうか?投資家からのリクエスト。お試し投資家に知ってもらうこと。つまりTCAの認知度を上げること。でしょうか?もちろん、資金が集まらないから最低投資額を下げた、というチープな発想ではありません。しかし、このご時世QROP対策しておかないと、投資家のすそのが広がらないという面もあり、中途半端に下げるなら最低追加投金額のUSD10kまでさげてまえ~というのが事情なのでしょう。

このファンドはキジャニと同じステージを突く、いわば金融の隙間産業です。バーゼルIIIさま様といったところでしょう。が、LC(Letter of Credit、輸入信用状)などの担保を押さえてユーザンス(商社金融)を組んでいるキジャニと異なり、こちらは無担保で当座貸越枠を供与するというコテコテのノンバンクです。融資先もIPOなどで資金調達ができれば高利貸しのTCAから借りてくれることもなくなります。常に伸び盛りでしかし上場手前くらいの融資対象を発掘していかなければならないところがTCAビジネスの難しいところです。

イメージ 1

融資ビジネスですから焦げ付きがなければ、上表のようなパフォーマンスは当たり前のように享受できます。リスクとリターンの性質がとてもわかりやすいファンドの一つと言えるでしょう。

直接投資で手数料前払い5%です。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

債券のブローキングビジネス、アストラファンド。これまでUK国外からの投資家から資金を集めてこなかったようで、オフショア投資家から資金を受ける銀行口座を申込書に明記していませんでした。そんな優雅なファンドがあるのかと驚きでしたが、GB69MGCO060926502454957で口座はしっかりあるそうです。

このページのトップヘ