これからの時代グローバル投資は必須 ひたすらオフショアファンド!規制や英語にめげずに海外投資、不動産、FX 調査と経験の全記録

2012年06月

ペットボトルのキャップにバルブを埋め込むというアイデアはこのブログの古くからの読者さんのアイデアなのですが、5年経ってすっかり日本中に拡散してしまってます。とりあえず、この記事が本家本元だと主張だけしておきます。



生ビール用の炭酸ガスボンベ(みどボン)を使って、水道水からソーダ水を大量生産できる方法を構築しました。
以前、コラムでの呼びかけに応じてくださったブログの読者であり投資仲間の方との共同開発です。二人で様々な部品も無駄買いしながら進め、ようやく完璧なプロセスが完成しました。

これを使えば、どれだけ作ってもタダ同然、しかも市販のソーダ水なみに美味しいです。タダ同然ですから洗顔に使ってもいいでしょう。これを水道局の方も飲んだらさぞかりびっくりでしょうね。今日からアルプスの天然水、富士山の湧き水ってなに?って感じです。東京の水道水はすごいです(工夫すれば)。

まず、酒のカクヤスなどの専門店で、生ビール用の炭酸ガスボンベをかってきます。これは誰にでも小売してもらえるもので、ボンベの保証金5,000円込みで7,310円です。つまりガス代は2,310円です。

イメージ 1炭酸ガスボンベの圧力は新品だと75気圧以上ですから、当然専用の減圧装置を取り付けないとバルブをひねっても安全装置が働いてガスはでません。この高圧力を、程々(4気圧程度)に下げてくれる機械をレギュレーターと言います。これを通販なりコーナンなりで購入します。水草栽培用のレギュレーターが比較的安価で入手できます。もちろん食品添加用として使用しても問題ありません。


レギュレーターをつけるとこんな感じで、なんか本格的な工業機械っぽくなりました。
どんなレギュレーターでもいいのですが、今回はHARU DESIGNさんからR5という品番のレギュレーターを購入しました。

左側が一時圧力、つまりボンベ内にどれくらい炭酸ガスが残っているかも示しています。写真では70気圧程度を指しています。これが1気圧まで下がると、もう空ということです。

右側のメータは二次気圧、つまりどれくらいの圧力で炭酸ガスが射出されているかを示しています。写真では4気圧をさしていますが、完全に栓をしめているので、炭酸ガスは栓の前で溜まってます。よって安全に減圧した最高圧力が示されていることになります。開栓するとどっとメーターが下がり、ペットボトルないの圧力が高まるとそれに伴ってメーターが4まで上がってきます。

なお、市販の炭酸水の気圧は4だと言われていますので、二次圧力が4に満たなければ、強い炭酸水はできません。タンクは大気圧と同じ1になったら空になりますが、今回は4未満になると用をなさなくなるということですね。
料金は8,300円+送料でした。

次に用意する部品関係があります。

耐圧ホース(内径4ミリ、外形6ミリ) 適宜の長さ
日東工器 マイクロカプラチューブフィッター付きプラグ MC-06PC 1個
日東工器 マイクロカプラ ソケット(メネジ取付用) 生産したいだけ(とりあえず4個買いました)
M5 ステンレスナット  生産したいだけ
炭酸飲料だったペットボトル 生産したいだけ

これらはだいたい4~5千円くらいでアマゾンでも購入できます。コーナンでもエアー用品のコーナーで売ってましたが、通販のほうが安そうです。耐圧ホースはコーナンで1m105円と安価です。
必要に応じて逆止弁や分岐コネクタなどあってもいいかもしれませんが、まずは上述の基本セットでOKです。

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ペットボトルは炭酸飲料用でなければ危険です。コンビニなどでみていただくとわかりますが、炭酸飲料はすべて丸筒型になってます。お茶などは四角型もありますが、炭酸飲料は耐圧を考慮していることがわかります。さらにペットボトルの蓋も注意が必要です。蓋も炭酸飲料用でなければなりません。ここに一番応力集中しますから。

蓋の見つけ方ですが、下から覗きこんで、水色の内蓋がついているものは避けたほうがいいでしょう。分厚くなりすぎて、あとでネジが止まらないくなります。色々買ってみましたが、ウイルキンソン炭酸水の蓋が最高です。コカ・コーラの蓋は乳白色の内蓋がついていますが、薄いのでなんとかなります。



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ペットボトルの蓋の真ん中に、キリで穴をあけます。穴があいたら、プラスドライバーなどでこじ開けます。あまり太くあけてしまうと空気が漏れるので。マイクロカプラのネジの部分の直径を照らし合わせながら穴を広げてください。写真では上から開けてますが、ほんとは内側からあけると、バリをカッターで切り落とすときに便利です。

開けたら、マイクロカプラを取り付けて、ステンレスネジで締め付けます。思い切りやるとペットボトルの素材を潰してしまうので、程々のトルクでいいでしょう。ガス漏れしたら、締め直せばいいだけです。
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この要領で、大量生産したいだけ、セットを作ります。ペットボトルの大きさは全く問いませんから、作りたいものに合わせて、500mlから1.5lまで用意しておくといいでしょう。

炭酸水にしたい水は予め冷やしておかないといけませんので、冷蔵庫のキャパも考えておいてください。

























イメージ 8次に、レギュレーターと耐圧ホースを接続し、ガスが吹き出す方には、マイクロカプラチューブフィッター付プラグをセットします。これはねじ込むだけの超簡単セットです。ガスの圧力自身で抜けなくなるようなしくみになっています。

























水を入れます。ここであまり水を入れすぎるとガスと試料の割合が悪くなるので、半分か、2/3くらい入れるのがいいでしょう、入れすぎると小刻みガスを注入する必要がでてきます。
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炭酸水生成の効率を高めるためには、空気は邪魔です。左の写真のようになるべく空気を抜いて、蓋をすると効果的にです。














ペットボトルとマイクロカプラをカチッと接続したら、ボンベの栓を勢い良く開栓して吹き込みます。初めて使用するときは、耐圧ホース内の空気を抜くために、すこしガスを空吹きしたほうがいいでしょう。
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騙し騙し吹きこむと、栓の抵抗があって、二次側のメータが実際より高く表示されてしまいます。思い切り吹き込んで、4気圧まできたら、ぱっと止めるとメリハリある炭酸水ができます。

4気圧までくると押してもパンパンで凹みません。市販の炭酸水ペットボトルを押してもパンパンですが、あの感覚まで潔く注入します。

万が一を考えて顔を覗きこまないように。














イメージ 3そしたら、思い切り振ります。10秒かそれ以上。すると不思議なことにパンパンだったペットボトルが凹むくらい柔らかくなります。
炭酸ガスが溶け込んだ証拠です。そしたら、また思い切りよくバルブをひねって4気圧になるまで吹き込みます。

これを3,4回くりかえし、最後に、もう一度4気圧になるまで吹き込んでから、カプラを外します。




















イメージ 4あとは冷蔵庫にいれて、落ち着かせます。何しろ思い切り振った食後ですから、そんな時に開栓したらどうなるかはおわかりですよね。
1時間以上は冷蔵庫で落ち着かせましょう。

最後に出来上がりのイメージ映像を御覧ください。水道水がシュワっとしているのがおわかりになれると思います。





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めいらくの10%果汁グレープフルーツジュースをやったらあのキリンメッツグレープフルーツ味ができあがりました。これって魔法でしょうか。

民事系の事案をバルクで扱う訴訟対策ファンド、Taylor Moor Internationalも投資するときの、送金指示がややこしくなっています。日本人はFurther Credit to(FFCと省略します)という送金指示の方法に慣れていないので、つい戸惑いがちですが、外国送金の方法としては一般的です。
ただ、Further Creditの内容はメッセージ欄に記入することになり、しかも日本の銀行はどこもそのメッセージ欄が非常に小さいので書いてはいけないのかと思わせがちですが、必要事項を一字一句省略せずに記入しないと、送金が途中で止まるというトラブルに巻き込まれます。受取銀行がその資金を適切に転送するための大切な情報ですから、省略せずに記入しなければなりません。

スイフト仕様
受取銀行:Deutsche Bank AG, London
銀行住所:1 Great Winchester Street EC2N 2DB LONDON, GREAT BRITAIN
Tel: +44 20 754 58000 
スイフト:DEUTGB2L
受取人名義:  Deutsche Bank International Limited
受取人住所:PO Box 424, Lefebvre Court Lefebvre Street St Peter Port Guernsey GY1 3WT Channel Islands, UK
受取国名:イギリス
受取人電話番号:+1 345 949 8244
口座番号:  31135700
メッセージ: FFC: DB Cayman, A/C 220019 JP SPC 1 Axiom Legal Fin. A/C:692193

ソートコード仕様
受取銀行:  Deutsche Bank International Limited
受取銀行住所:PO Box 424, Lefebvre Court Lefebvre Street St Peter Port Guernsey GY1 3WT Channel Islands, UK
英国ソートコード:  23-97-97
受取人:  Deutsche Bank (Cayman) Limited
受取人住所:Boundary Hall, Cricket Square 171 Elgin Avenue PO Box 1984 Grand Cayman KY1-1104, UK
受取国名:イギリス
受取人電話番号:+1 345 949 8244
口座番号:  00220019
メッセージ: FFC: JP SPC 1 Axiom Legal Fin. A/C:692193 Ref:AXIOMA KY
目的:投資

となります。この資金を受け取った受取人たるドイチェ銀行のケイマンはメッセージ欄をみて、Deutsche Cayman Axiom Account に転送すべきものと判断するのです。
テイラームーアの購入締め日は毎月一回です。次回は7月25日必着で、8月1日からのスタートです。慌てず、確実に送金して、実行にもちこみたいですよね。

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MacBook Air納品されました。普通の仕事かばんに忍ばせて持ち歩けます。電車で移動中もブログが書ける。これはすごいですね。

イメージ 13Aコモディティとも同系列でチューリッヒとロンドンに上場しているファンド・オブ・ヘッジファンズのALTIN AGはそうはいっても復調モードで手堅く推移している方ではないかと思います。そもそも2011年に-7.52%しか下げなかったわけですから。

ダブル上場しているからさぞかし大型ファンドかと思いきや、サイズはUSD251Mと案外小回りが効くサイズです。私のブログでは超大型ファンドや誰でも買える超有名銘柄はあまり記事にしないようにしています。他でも情報が入手できるわけですから。

ここでは誰でも知ってるファンドを掘り下げることより、日本人があまり知らないファンドを見つけてくることを主眼においてます。もちろん投資対象にならないものは最初から記事にしないので、調査しただけ骨折り損というのが、このブログを書く時間以上に使ってます。

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このファンドは上場していますから、他ファンドのように直接購入云々ではなく、株式として購入するだけです。香港あたりに株式ラップ口座を開設すれば、ETFやリートを同じく簡単に購入することができます。

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明日MacBook Air が上海から納品です。重量1キロ。これで腰の心配をせずに関西勉強会に行けます。

仕組債のリスク・リターンについては前々記事にしてきましたが、今日は仕組債の中でもコーラブル債に的を絞って解説します。仕組債の中のコーラブル債とは、自分では中途解約できないが、発行体は中途償還することができるという、期限の利益を放棄する権利を有しています。

ところで、期限の利益とは一般的にお金を借り手にとっては最大の利益のはずなので、その利益を放棄するというのは不思議な感じですが、それがデリバティブの面白さともいえるでしょう。デリバティブでなくても、身近にあるもので例えると定期預金や定額貯金があります。10年定額貯金を預金者から8%で預かっていたものを、3年経ったところでバブルがはじけて不経理になり、郵便局からこの定額貯金は途中で終わりにしますので預金は全額返します、となったら預金者としてはたまりませんよね。お金を預かった方(借りた方)から約束を反故にできないのが常識ですが、その常識を反転させるというデリバティブを使っているのがコーラブル債なのです。

コーラブル定期預金というのももちろん存在します。が、一般預金者が(勝手に)混乱するするので、日本ではあまり一般化していません。その点仕組債だと称すると、怖いものというイメージが先行して(勝手に)逃げていきますから、真の利便性は世間には伝わらなくても、無用なトラブルは避ける事ができます。

日本で「元本保証」という言葉は、預金商品ににだけ使用を許されています。いくら安全な債券や保険商品があってAAA格の会社が保証していても、元本保証という言葉は使えません。その代わり「元本確保」という言葉を使います。このことによって誰がどんな手段で確保してるんだ?と投資家に注意喚起をしているのです。一方で元本保証と聞くと、投資家はクレジットリスクについては考慮する必要がないという意味になります。
銀行預金以外の金融商品に元本保証という言葉を使っているような有象無象は、その育ちを露呈させているようなものです。

さて、一昔前まではこれでめでたしでした。預金=元本保証でしたから。ところが、ペイオフの問題がその根底を覆してしまいました。そもそも、銀行(当時の郵便局も含む)だけに、元本保証という言葉の使用を許した背景には、銀行が元本を保証しているという裏に預金保険機構を通じて、国が預金保険法で保証しているという事実があります。直接保証しているのは銀行自身ですが、結果的には国がその保証をしているため、すなわちクレジットリスクについては考慮不要だったわけです。ところが、ペイオフ制度の導入によって、全ての預金が預金保険機構の対象ではなくなりました。元本保証商品の一部は銀行の保証にすぎなくなったのです。

1. 預金保険機構保証付き、元本保証預金
2. 預金保険機構保証なし、元本保証預金
3. 元本確保型債券、保険など

の3種類になってしまいました。ここにコーラブル債やコーラブル預金がはいってくると、

4. 元本保証なし預金
5. 元本確保なし債券、保険など

のカテゴリが増えてきます。1は別格ですが、2と3、4と5にはクレジットリスクの観点から上下関係はありません。ところが、このブログの読者層にもならない一般の人は、この序列をイメージに植え付けられているので、発想の転換をすることができません。下手すると3と4は順位が逆と思っている人も多いでしょう。何しろ預金ですから。このことからコーラブル預金が発展しない理由が見えてくると思います。

そして本題ですが、リスクを承知した勉強熱心な投資家だけが、5のメリットに気がつくはずです。まともな金融商品ならリスクが高い分、期待リターンも多くあるわけですから。
では先に説明したなんだか不平等条約みないな条件は、投資家にとって有利に働くのでしょうか?
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過去の状況からみて、かなり機能していると結論づけることができます。中途償還(コールといいます)されるということは、これ以上もうそんな高いクーポン払えない、元本返すから契約打ち切らせて。というギブアップのサインです。つまり投資家にしても最初からコール狙いで買い込んでいき、思惑通りコールされたら、素晴らしい利回りが、逆にコールされずに満期まで持ち込まれると大きな損失が発生するリスクを抱えます。

コーラブル債は条件をみてコールされる自信があれば、買うというのが半ば鉄則です。コーラブル債を買って、めでたくコールされたもののリストをみれば一目瞭然ですね。コーラブル債に分散投資するファンドがある程度一定のパフォーマンスで回るのも合点がいきます。

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自宅サーバーMac Miniのメモリを4GBから8GBまでアップしました。多少なりともさらに動作は良くなると期待してます。

http://www.premiercru.com/assets/images/header_02.jpgやっとでてきました、ファインワインの出物です。2ヶ月ぶりです。手放した相手は明かせませんがBerry Bros & Ruddレベルの業者からの買い取りで、保存状態はもちろん完璧なものです。
今回はシャトーマルゴー1ケース一発きりという超ファインワインクラスではなく、1本くらいなら多少の手の届くクラスのものです。このクラスのほうが、却って高級ホテルでの消費需要があるため、ある程度までの値上がりが期待できます。超ファインワインは実需無視の一発系に対して、ファインワインはある程度実需を見越した堅実系の仕入れになります。もっともファインワインの売値はグローバル景気に左右されます。これらのファインワインの最終消費地は古来よりニューヨークはもちろん、モナコや新しいところではドバイなど。一方で銀座は太古の昔に絶滅です。これに中国の成金がどれだけ絡んでくるかが値段を決めています。

今回は4銘柄、合計4ケースのセット販売です。セットにしないとリーズナブルすぎて卸業者との取引金額に至らないからです。

CH. LATOUR 2004
1st Cru Classe Pauillac

CH. MONTROSE 2003
2nd Cru Classe St.Estephe

CH. MONTROSE 2000
2nd Cru Classe St.Estephe

CH. LYNCH-BAGES 2000
5th Cru Classe Pauillac

http://www.netwave.or.jp/~sake-ml/w-ldm-04.jpg
合計、初年度倉庫料、管理料、税込GBP9,444.22です。
ご興味有る方、メールをいただければ、明細をお送りします。何セット持っているのか教えてもらえませんでしたが、経験則から蒸発まで1週間、送金は待たせて2週間以内という感じでしょう。

これらの保管は、すべて、いつものストーン・ヘンジです。セット売りだと他が値上がりしたところで、シャトー・ランシュ・バージュだけ引き取りに行って自分で賞味するなんてこともできそうですね。数年後に金婚式、銀婚式、還暦予定の方、投資用&自分用になんて洒落てるとおもいます。

1本づつの引き取りはできません。ケースの封印を破るとその時点で値打ちはなくなります。ファインワインの値打ちはワインの銘柄のうんちくではなく、保存状態のお墨付きが命です。
根本的に楽天の1本売りは個人で楽しむための小売であり、今回のようにプロに混じって卸を在庫するのとは主旨が全く異なります。くれぐれも日本のものと価格ドットコムしても比較はできませんから悪しからず。

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明日は長男のパスポート更新に有楽町に行ってきます。子供の有効期限5年というのは何とかならないでしょうかね。残存半年ないと普通はどこの国も入れてくれないですから、期間は正味4年半しかないんですけど。半年前に更新したら、更新した日から5年と、どんどん縮んでいくもの理不尽です。

http://www.alquity.com/wp-content/themes/alquity/images/logo.pngアフリカ株式ファンド専門店のAlquityは、その名の通りAfriva Fundのみを運用しています。アフリカファンドに関してはFMGやWIOFも記事にしてきましたが、エマージングより、フロンティアよりという観点からみると、一番エマージングよりがWIOF、真ん中がこのALquity,、もっともフロンティアはFMGというイメージです。もっとも3ファンドとも注目はナイジェリアとの意見で一致しています。とはいえ、現実に突っ込み具合がことなるので、上述のような投資傾向に差がでてきます。

http://www.alquity.com/wp-content/uploads/alq-15-170.jpg
ナイジェリアに1/4、南アに1/4というウエイトになっているAlquityは多少なりともなりとも資源関連株全体の影響を受けやすくなります。しかも5月は欧米株も散々でしたから、-前月比8.8%の下落で済んでまだよかったと考えてもいいかもしれません。グローバル株式の影響をうけて下げたわけですが、アフリカ域内個別の事情を考えると、主因はエジプトの政治的な混乱によってギリシャの株価は思わしくありません。また組み込んでいるポートフォリオの観点からみると、2番目にウエイトの高いイギリスの石油会社Tullow Oil の株価が原油価格の下落伴って7.3%下落したのも大きく影響しています。

ところで、アフリカなどの途上国ではenvironmental, social and governance (ESG)問題というのがつきまといます。このESGというのは国連が提唱しているもので、途上国に対して資金を入れる時は、このESGに反するような類のものには入れないでおこうという取り組みをしています。ESGというのは突き詰めると国としての体をなして、成長してもらうということです。このことこそ、結果的には長期的に投資効果が得られるわけで、途上国側としても、投資家側としても利害は一致します。
そのESG運動に参加している金融機関や投資会社は国連の関連サイトに掲載されており、このAlquityももちろんリストアップされています。Alquityにしたら投資金額に応じて参加費を支払わなければなりませんし、それはファンド投資家の受益者負担となるわけですが、自分たちは中国系などにありがちな乱開発投資家ではないこと、国連と足並みを揃えてアフリカ社会に貢献する投資しか行なっていないということを証明できることから、The Principles for Responsible Investmentに参加しています。

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みどボンを使った炭酸水大量生産プロセス実験のための試料を業務スーパーで買い込んできました。炭酸飲料に耐えうるペットボトルが欲しいがために、わざわざ炭酸水ペットボトルを買いました。アップル・ジュース、うめ酒、それにスーパーで一番安かったサントリーのロゼワインボトル375円。なにしろ炭酸ガス吹き込んで思い切り振りますから、秘蔵のシャトーマルゴーはとても使えません。

今日は香港の新聞の報道から引用です。2012年5月29日付け南華早報インターネット英語版から

INVESTORS TO MISS OUT IN NEW CLASS ACTION SYSTEM
A public consultation on law reforms aimed at making it easier for litigants to combine in class action law suits in Hong Kong has ended in disappointment for investors.
The Law Reform Commission announced yesterday that in the initial implementation stage of the class action system, only consumers would be able to combine to take multi-party complaints to court. It did not give a timeline for the eventual inclusion of investors. But the commission also suggested the establishment of a class action fund, as well as an expansion of legal aid schemes and the Consumer Legal Action Fund, which would help investors.
David Webb, a veteran corporate governance activist, said he was disappointed with the outcome of the consultation, adding that an effective class action system supported by different sources of funding would be the most effective way to keep a check on banks and companies, since they would bear in mind the risks of being sued if they behaved unethically.
That would be far more effective, he said, than the proposal by the Securities and Futures Commission of possible jail terms and fines for sponsors of initial public offerings who misled investors, since the investors would have to rely on the SFC to pursue an action. What was more, in the case of a successful prosecution the SFC, rather than the aggrieved investors, would collect the proceeds of any fine.
Webb was also concerned about the amounts that might be injected into a class action fund, as well as the existing consumer fund and legal aid schemes.
There was less than HK$20 million in the consumer fund, he said, when a single class action lawsuit could run up costs of millions of US dollars.
Jeffrey Maddox, Hong Kong-based partner at Cadwalader, Wickersham & Taft LLP, said funding was a core issue yet to be resolved by the commission.
The proposed legal aid system and consumer legal action fund would mean that troubled consumers would have to go through a process of screening and approval, as opposed to allowing market mechanisms to function, he said.
Peter Chan Kwong-yue, former chairman of the Alliance of Lehman Brothers Victims, said he was happy that Hong Kong was taking steps towards the implementation of a class action litigation system, although he was aware it could be many years before it was implemented.
It might be too late for investors in those Lehman minibonds, he said, noting that the alliance was in the middle of a class action lawsuit against the US office of HSBC. But it was not fair to expect fully-fledged class actions such as those available in the US to be launched in Hong Kong, Chan said. We have different judiciary systems. I only hope that in the future both consumers and investors are better protected by law.

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朝からくら寿司に行ってきました。普段は混んでるうえに、携帯予約がどんどん割り込んできて、とても行く気がしない店ですが、週末は10時20分から開店しているので、朝寿司は快適です。災害時に強いPHSですが、開店寿司屋の予約には弱いもので。

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Ashton Advisorsが運用するAshton Select, Ashton Performanceの5月結果はほぼ横ばいでした。しかしGold Classだけは1割の落ち込みです。このファンドは北米中心の株式ファンドですが、アメリカドル建てだけではなく、ユーロ、イギリスポンド、オーストラリアドルの各通貨建てで投資ができます。そこまでなら他のファンドでも多くあります。しかしこのファンドはゴールド建てで投資もできるのです。仕組みは簡単で、まずアメリドルで資金を入れて、それをFX証拠金取引市場などでもメジャー化しているXAUUSDのスワップ取引を行えばいいだけです。簡単に言えば、北米株とゴールドのダブルリスクがとれるというものです。
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すると5月はUSD建てのパフォーマンスとXAU建てのパフォーマンスを見比べて、株はトントン、ゴールドでヤラレだとわかるわけです。
この仕組み、どこかで聞いたことないですか?そう有名なカリスマファンドマネージャー、Paulsonのファンドでも取っている手法です。そうAshtonこそが、ポールソンファンドを小売している唯一のファンド会社であり、その手法をポールソンマネージメントのファンドだけでなく、オリジナル商品でも利用しているというわけです。
ポールソンは解約に1年かかるという条件が付されているので、足を早く抜けたいという場合、あえてポールソンでなく、その亜流たるアシュトンで行くというのも手ですね。ただし、ポールソンはファンドマネージャー頼み、アシュトンはそれを分散化してマルチストラテジーになってます。

ちなみに、ポールソンのファクトシートは門外不出、私がブログに乗せるなんてもってのほかです。メールでやり取りしているお友達にしかおすそ分けできませんわ。

調べた限り直接購入は無理のようです。FPIリザーブ、Momentum、ロイアルロンドン360 PIMSフレキシブル経由で購入できます。
Momentumの中で、GBP建てBrandeauxとXAU建てAshtonなんてなんか究極の分散投資ですね。

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新しくなったMacbook Air 11inch (core i7, 8GB, 256GBにカスタマイズ)を申込入れました。勉強会の度に腰が壊れそうだったもので。というが嫁へのいいわけです。

イギリスのリサイクル施設運営ファンドのNew Earth Solutions Recycling Facilities Investment は特に大きなニュースはなく、順調に稼働しているようです。ファンドサイズもGBP119Mにまで積み上がってきました
このニュー・アースはロンドン北部、東京からみた群馬栃木のような町のCentral Bedfordshire Councilがプロジェクト化しているリサイクル施設建設の競争入札の過程で2社のうちの1社というところまで勝ち残っています。これに勝てば、Dunstableという町の近郊に、4つの家庭用ゴミ焼却場の建設・補修に携われます。
この前に投資するか、でかい話が決まってから投資するか、悩ましいところですね。


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炭酸ガスボンベとペットボトルをつなぐのに結構苦労しています。いろんな種類の部品を買うハメになってますが、これも実験です。

イギリス金融庁による攻撃も、一旦鞘に収める形で決着し、ファンド新規購入・解約手続きの再開が待たれるEEA Life Settlement Fundですが、再開して投資家に不利な影響がでてはいけませんから、慎重に進めているようです。もっとも、閉鎖された世界での運用は継続していますから、現金化された資金の再投資が出来ない分、理論上過去よりもパフォーマンスは若干下がるととはいうものの、年率7%程度は確保できるペースで進んでいます。

Share Class
1st November 2011
1st June 2012 Provisional
Price Movement since suspension
USD Fund Class ‘X’
$166.50
$175.00
+ 5.11%
EUR Fund Class ‘X’
€155.07
€166.37
+ 7.29%
GBP Fund Class ‘X’
?141.67
?149.36
+ 5.43%
SEK Fund Class ‘X’
SEK 107.50
SEK 114.44
+ 6.46%
 
 
Share Class
1st November 2011
1st June 2012 Provisional
Price Movement
USD Fund Class ‘Acc’
$120.88
$127.04
+ 5.10%
EUR Fund Class ‘Acc’
€108.62
€115.32
+ 6.17%
GBP Fund Class ‘Acc’
?154.25
?162.95
+ 5.64%
 
Share Class
1st November 2011
1st June 2012 Provisional
Price Movement
USD Fund Class ‘Dist’
$102.89
$108.31
+ 5.27%
EUR Fund Class ‘Dist’
€102.83
€110.51
+ 7.47%
GBP Fund Class ‘Dist’
?102.82
?108.61
+ 5.63%
(Please note that there will be NO dividend declarations for the duration of the fund suspension)
 
Share Class
1st November 2011
1st May 2012 Provisional
Price Movement
€ Y
€101.58
€108.91
+ 7.22%
 
長期投資をしている人にとっては焦って再開して貰う必要はないのです。というのも、慌てて解約する人が多いと、ロスがでる可能性がありますから。しかしあまり長期に亘ると今度は次の保険商品に再投資できない足かせが大きくなって、徐々にパフォーマンスが3%程度にまで下がりますから、ある程度の妥協点で再開をしてもらうというのがベストシナリオです。
もっとも、メールでご相談をうけている方からは再開したら買いたいという相談しかありません。

7月22日に大阪でLM勉強会企画します。4月には東京でしか開催できなかったので、関西のみなさんからヤイヤイ言われてましたから。豊中とかでどっか良い公共会議室ありませんか?

http://www.1cornhill.com/image.php?file=documents%2Fpictures%2Floga%2FCornhill-logo-center-POZ-RGB.jpgCornhill Management, o.c.p., a.s., はもともとSFM Groupという社名だった1,999年設立のスロバキアの運用会社です。チェコとは離縁したのはいいけれど、独自産業や観光資源に乏しく、金融にも力をいれなかれば、東欧の小国として取り残されるという危機感があったのでしょう。
投資信託と保険商品の販社から成長し、2008年には証券会社にまで出世しています。本社はもちろん、ブラチスラヴァ。家族旅行したことがありますが、やはり小ぢんまりとした街で、プラハやウィーンから足を伸ばす観光客も少なく、ブダペストまで素通りという感じ、好みの街でした。

そういう会社は往々にして負けん気が強いので、ついブログでも記事にしたくなりますね。
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http://www.1cornhill.com/documents/pictures/WIOF_logo_text.jpgそんなファンド会社のことですから、投資先に東欧や旧ソ連ファンドを主力においていいます。しかも大抵のファンドはチェココルナやポーランドズロチ建てで購入できますから、東欧通貨そのもので投資ができる希少ファンドといえるでしょう(スロバキア・コルナはユーロに組み込み済み)。WIOFとはWorld Investment Opportunities Fundsの略です。
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もっとも最近は東欧や旧ソ連の株式自体が元気がないので、年率換算ランキングでも例の東南アジアかアフリカが上位にでてきます。WIOFのアフリカかFMGに比べてコンサバティブです。南アが半分も入ってますので。同じアフリカファンドといってもWIOFはエマージングファンド、FMGのそれはフロンティアファンドと言えるでしょう。


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向こう側に行った人たちは二度とこちらに帰ってくることはできません。

イメージ 1先週金曜日の勉強会に向けて、詳細に調査したばかりのファンドで、記事も書きやすいような、タダで書くのはもったいないような気分です。全体的に元気がなさそうに見えますが、その中でもBRICの下げがきつく、フロンティアのほうが傷が浅そうです。

FMGは他ファンドより手数料が2%高いので、敬遠されがちですが、一度投資してしまうと、FMGの中で乗換は無制限無料です。エマージング、フロンティアファンド群として考え、時々乗換すると、コストかも元とれるのではとおもいます。
また、侮れないのが、Topachです。これだけは毛色が全くことなり、プログラム売買システムの小売です。エマージング、フロンティア全体にベアな相場観のときはこのTapachを使うと面白いでしょう。
Topach については以前のブログ記事を参照にしてください。

自分もチャンス作って、今のうちにイラクには行っておきたいですね。投資でも旅行でも。







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京都勉強会ご参加いただいた皆様、遅くまでお付き合いありがとうございました。今日は予定をはやめてもらって、正常ダイヤのうちに新幹線に乗ってます。

Policy Selection Limitedは年末に、すべての保有保険証券の棚卸しを厳格に行い、リスクウエイトを最大まで引き上げた結果、基準価額は3割強も下がってしまいました。PSL Assured Fundにとって、2012年はまさに出直しの年になっています。
ファンドサイズはUSD274Mまで減少してしまいましたが、一方で受取が期待されている保険金総額はUSD688Mと4割程度にまで下がりました。以前は6割程度で、これはEEAも同じです。割合が低いほど優良なライフセトルメント系ファンドになります。NAVの大鉈を振りと引き換えに財務内容は良くなっていますから、銀行経営でいえば、不良債権を償却し大赤字を出して株価は下がったが、自己資本比率はアップして財務体質は改善された。というのと同じです。被保険者の平均年齢も85歳2ヶ月まであがってきてますので、ファンドのいうように3,4年で復活させるというシナリオは荒唐無稽なものではないとおもいます。

ファクトシートの中で、PSLは興味深い分析をしてきました。保険証券の買い取りですから、性別年齢の分散投資ももちろんですが、EEAでは州(投資対象はアメリカだけです)も分散化していると言っていました。PSLでは既往歴も分散化していると言うのです。平均年齢85歳の方の生命保険ですから、大抵なにかの病気や手術歴もあるでしょうし、そもそもその既往歴があっても保険がカバーされていなければ意味がありません。そういう意味では既往歴別に分散化しているというのは好感材料ですね。
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大宮勉強会の夜に盗まれたサンヨーの電動アシストサイクル、エナクルエイト。もう出てこないかもしれないので、バッテリーが同じものを使用するママチャリタイプの乗ったママ充電エナクル中古をヤフオク落札で買いました。売主さんのところまで引取りにいくと、そこはハーレダビットソン正規ディーラー。10台もの真っ黒ハレーの横にちょこんとエナクルが並んでるではありませんか。あやうくエナクルの隣を衝動買いしそうになりました。ちなみに価格はエナクル100台分です。自動二輪免許は大型でなくてよかった。

チャイナA株投資ファンド、マルコポーロは0.73%の上昇で5月も小じっかりと推移しています。マルコポーロはもともと他のA株ファンドとことなり、中小型株へ投資するアグレッシブなファンドでしたが、リーマン・ショック以降、リスク回避のために大型株へ逃避、これが不幸中の幸いとなり、去年の下げも3割強で済み、一命を取り留めた感のあるファンドです。
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ただ、ここにきて、大型:中型:小型の割合を5:4:1まで中小型株シフト体制を戻しつつあります。アグレッシブなマインドを忘れたわけではありません。先月の企業訪問件数をみても17件と抜群に増えてます。これ私だったら体力的にもしんどいですね。中国は広いし、交通機関も辛いですから。しかも初回訪問がさらに多くなってます。投資対象を積極的に探している雰囲気が伝わってきますね。海外のファンドなのに、国内で売っているA株ファンドよりよっぽど動きが見えてきます。足で稼ぐことを忘れない商売をしている人に共感を感じるのは私だけではないでしょう。
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直接投資以外にもMomentumやFPIリザーブから購入できます。

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フロンティア国投資。イラクとモンゴル、たった二カ国(ナイジェリアのおまけ付き)だけで2時間たっぷりかかるとは思いませんでした。奥が深い。

勉強会がバラバラに案内されていたので、ちょっと整理したいと思います。

日時 6月15日(金) 18:30 - 20:30
場所 JR大崎駅から徒歩圏
テーマ FMGとフロンティア投資ファンドの考え方
オフショアファンドラップ口座の存在意義
費用 500円
持ち物 筆記用具、弁当持ち込み可能、ただしお酒の持ち込みは禁止です。


日時 6月16日(土) 13:30 - 16:00
場所 JR大崎駅から徒歩圏
テーマ オフショアファンドラップ口座の存在意義
費用 500円
持ち物 筆記用具、飲み物、電子辞書あると便利です。


日時 6月18日(月) 20:00 - 22:00
場所 JR京都駅ちかくの居酒屋
テーマ オフショアファンドラップ口座の存在意義 といっても要するに飲み会
費用 飲食代のワリカン
持ち物 筆記用具。



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突然六本木ヒルズで会議はいりました。(勉強会に)間に合わないのでこうなったらバイクとばします。

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Lancelot Investments SARLの開発した、市場間の出来値の差が生じた時にすかさず売買同時取引を行い、非常に細かい取引を積み重ねて利益を出して行こうというファンドです。
この考え方はマーケットというものが設立された太古の昔からありましたが、手ベースで取引していた、戦後魔もない頃ならともかく、今は実行は容易いものではないとされてきました。
それを最近のCPUの計算速度の劇的な向上によって、再び可能になったとしています。ただ、本当に利益がでるかどうかはわかりません。この裁定取引といいう手法は金融経験の豊富なファンドマネージャーの仕事ではなく、もはや計算速度と注文システムの確実性という100%ITの世界になっています。
ですから、その理想に近づくためにはそれこそ数億円から十数億円のシステム投資が必要で、果たして採算とれるのかどうか誰にもわかりません。そういう意味で、このファンドが果敢に挑戦するというのですから、投資しるしないに関わらず、これは見ものです。
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バックテストの結果は上表のように、輝かしく、鳴り物入りのデビューとなります。問題はバックテストどおりうまくいくかどうかです。まずは数ヶ月様子みてお手並み拝見いたしましょう。


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明日、明後日の勉強会の最終案内が、遅くなりました。まだメールで会場などの案内が届いてない方はご連絡をお願い致します。

イギリス学生寮ファンドの老舗、Brandeauxはもともと一般住居ファンドがはしりです。都内の収益物件を保有している私としては海の向こうの同業者?なのです。もっとも私は、徒に高い金利の銀行から借りてますが、Brandeauxはファンドから調達してますし、私は簿価評価ですが、彼らは時価評価です。
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時価評価であれば、リーマン・ショック後の不動産価格大幅下落はファンド価額に反映すみということですから、今が底値をみたら、買いといえます。何しろロンドンの不動産現物を買うには相当な周辺コストもかかりますし、Ground Rent Fundは同じくラップ口座からのみとはいえ、Student Accommodation Fundと違って初期手数料1.5%がかかりません。モノは使いようというわけです。

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6月22日夜にも有志で東京ミニ勉強会やろうかという話がでてます。

それでもMANは一流です。しかし、日本に進出(オンショア化)する代わりに、オフショアでの新規購入やファンドの乗換を停止されても困ります。中には困らない人、むしろ有難がっている人も多いでしょう。オンショアでMANが買えるなら目論見書も担当者の説明も日本語ですし、ちょっと下がっただけで、証券会社や銀行の担当者に騙されただのなんだのと、投資判断の誤りと他人のせいにできます。

一方でオフショア投資は、バックパッカー旅行のようなもの。アドバイザーが日本人であっても、それはしょせんアドバイスができるだけで、契約の当事者は投資家本人とMAN Investmentsです。フルパッケージのツアコンは付かないので、本来的には自身で、英語の契約書を読み、理解して投資判断します。アドバイザーは読み方を指南しているだけで、代わりに日本語で契約してくれるわけでないのです。

しかし、コスト面から見ると、当然、オンショアのほうが高くなります。ブルークレストにしても、オンショアの投資信託はブルークレスト(現GLG)本体に投資するベビーファンドですから、当然、間に信託報酬だけなく、固定経費も抜かれてます。当然ですが、日本語化のコストは受益者負担なのです。iPhoneというもの自体を気に入って高い契約料払っても、その一部がくだらない犬のコマーシャルの経費に落ちているかと思うと寒気がします。が、受益者負担とはそういうものです。

もっとも、それでもオンショアが安心なんて人はこのブログを読みには来ませんから、オフショア志向のみで話を進めましょう。ともかくも、現状ではオンショアのためにオフショアを切ったMANに対する興味は薄れてきています。何しろ直接購入ができないのですから。

そして話を、最初に戻します。それでもMANのファンドはラインナップも充実しているし、老舗として一流なんです。買えなくなったからと言って、投資対象から外れたわけではありません。例えば下図のMan AHL Diversified (AUD)は直近こそ、成績は優れませんが、オーストラリアドル建てのMFとして貴重な存在ですし、AHLのプログラムが機能不全に陥っているとはとても思えません。何しろ去年はたった-2.9%のロスで事なきを得ているわけですから。
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こうなると、これから新規で購入したい投資家はもちろん、現保有している既存投資家にとっては非常に切実な問題になります。というのも解約して売り切ってしまうのはもったいない可能性があるからです。

その解決策を見つけてくるのが、このブログの価値です。もちろん、ありません、ただしコストは時価の1%かかります。
解決できる対象のMAN銘柄は以下のとおりです。
  • Man AHL Diversified AUD Limited
  • Man AHL Diversified Futures Limited
  • Man AHL Diversified Markets EU Tranche A
  • Man AHL Diversified PCC Limited AHL Diversified (Guernsey) Class AA
  • Man AHL Diversified PCC Limited AHL Diversified (Guernsey) Class AB
  • Man AHL Diversified PCC Limited AHL Diversified (Guernsey) Class BA
  • Man AHL Diversified PCC Limited AHL Diversified (Guernsey) Class BB
  • Man AHL Diversified plc
  • Man AHL Diversified Strategies Ltd. Tranche A USD Guaranteed BondsMan AHL Gold AUD Limited
  • Man AHL Guaranteed Futures Limited (18-10-2006)
  • Man AP Enhanced Series 2 Ltd - EUR Class
  • Man AP Enhanced Series 2 Ltd - USD Class
  • Man AP Spectrum Series 2 Ltd - Euro Class A
  • Man AP Unison Series 1 Ltd - EUR Class
  • Man GLG Investment Strategies Limited Class A Man GLG Multi-Strategy SharesMan Global Strategies Diversified Ltd - EUR Class
  • Man Global Strategies Diversified Ltd - USD Class
  • Man Investments Man-Glenwood Multi Strategy Fund
  • Man IP 220 International Ltd - EUR Class
  • Man IP 220 International Ltd - USD Class
  • Man IP 220 Limited - EUR Class Bonds
  • Man IP 220 Limited - USD Class Bonds
  • Man IP 220 Series 4 Ltd - EUR Class
  • Man IP 220 Series 4 Ltd - USD Class
  • Man IP 220 Series 6 Ltd - USD Class
  • Man MGS Access - EUR Class Bonds (10-10-2006)
  • Man MGS Access Series 2 Ltd - EUR Class Bonds Tranche AMan Multi-Strategy Series 4 Ltd - USD Class
  • Man OM-IP 130 Plus (AUD)
  • Man OM-IP 140 Plus (AUD)
  • Man OM-IP 220 2008 Limited
  • Man OM-IP 220 Series 10 Limited (AUD)
  • Man OM-IP 220 Series 6 Limited (AUD)
  • Man OM-IP 220 Series 7 Limited (AUD)
  • Man OM-IP 2AHL Limited
  • Man OM-IP 3AHL Limited
  • Man OM-IP 3Eclipse
  • Man OM-IP AHL 2010
  • Man OM-IP AHL Limited
  • Man OM-IP Eclipse
  • Man OM-IP Eclipse 2010 Limited
  • Man OM-IP Essential
  • Man OM-IP Global Ltd AUD 
  • Man RMF Multi-Style Ltd - USD Class USD 
  • Man RMF Umbrella SICAV Man AHL Diversity GBP Class D GBP  
  • Man RMF Umbrella SICAV Man AHL Diversity GBP Class DB GBP  page26image38016 
  • Man Synergy Limited USD Guaranteed Bonds Tranche B USD 
  • Man Synergy USD Income Bonds Tranche B USD 
  • Man Vision Limited Tranche A USD 
続きは今週の金曜の勉強会で。

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ついに炭酸ガスボンベからソーダ水を製造するノウハウを取得しました。実験でかなりのCO2を地球に放出してしまいましたが、一方でみどボンは大気中の空気を冷却して二酸化炭素を抽出しているので、ゼロ・エミッションのはずです。

これまでは、北米の資源株ファンドAscenta Special Situations Resource Fund できたAscentaですが、Bullion Plus Fundをローンチすると発表がありました。Bulionとは簡単に言うと金の延べ棒のことです。御徒町に行くと、これをモジッた名前のお店が目に付くことでしょう。つまりゴールドに投資するということです。それにPlusが付いているので、シルバーやプラチナという貴金属系かなと想像できます。そして想像通りの投資対象です。

ただ、延べ棒という現物に投資しても意味ないですから、プレシャスメタル個々の価格に連動するものに投資します。最も手近で取引コストもかからず、流動性も確保されているのはETFです。そこで、ファンドでは以下の2通りの取引手法を用いる方針としています。

  • un-hedged and unleveraged ETF’s covering Gold, Silver, Platinum and Palladium
  • highly risk-managed selection of large capitalisation metals mining companies 

つまり、ETFだけではなくAscenta得意の資源関連株も使っていくというものです。いずれもアウト・オブ・ザ・マネーのカバード・コールをかけつつ、下値のリスクにはヘッジをかけていく方針です。もっともアクティブでなければ、我々個人投資家が直接バニラなゴールド絡みのETF買えばいいだけですから、そこはAscentaのノウハウでアクティブ運用してもらいたいものです。

Paulsonはゴールドの値動きに連動するか、それ以上のボラティリティを得られる資源関連株の売買を手がけていますが、こちらはどちらかと言えば、Paulsonよりは大人しめのゴールドなど貴金属の動きに近いものになるでしょう。

ローンチ日は未発表ですが、すでに申込可能な状況です。USD10,000.から直接購入ないしはFPIリザーブ、Royal London 360 PIMS経由で買えます。
販売手数料は後払い方式のみの1年以内解約4%、以降1年ごとに1%づつ下がり、4年後には0%になる体型です。
また毎営業日、解約新規とも受け付けますから、資金繰りの足は早いですね。

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訴訟対策ファンドの中でも、ストラタム3,4,5あたりを中心に私にも投資が割り振られている事案、コードATEARGO98が敗戦濃厚になりました。ヨーロッパですからイギリスとてバカンス前の決着が望まれます。他の事案も4つか5つほど、そろそろ決着に向かった動き始めているようです。負けるとわかったら、さっさと次の事案にいけるのも一つの特徴です。まだ投資期間は2年弱ありますから。

東京の勉強会の日程が16日ですから、ここで、関西でも様々な債券の詳細を知って、既存投資家さん達と交流して情報交換しようと思います。なんとか出張にこじつけて、18日の夕刻から大阪梅田近辺で勉強会をするよう図ってみました。

月曜の夜ですし、急な話なので、いつものように20名、30名の大人数にはならないでしょうから、会議室ではなく、半個室の居酒屋かどこかで、小ぢんまりと、しかしじっくりとやりたいとおもいます。

6月18日(月曜日)20時ごろから
京都駅近辺
参加費はいただきまませんが、飲食費実費ワリカン願います。
内容はのりできめましょう。

参加ご希望の方は、実名フルネームと連絡先を添えてメールでお願いします。



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PHILIPSのブルーレイプレーヤー欲しい方、輸入代行します。

2004年創業でストックホルムに本社をもつ、Systematic Capital Nordic ABというプログラム運用のの会社は、TOPACHという独自のコンセプトをもっています。、あくまで株式の売買にこだわりつつも100%システムでアセットアロケーションから組み上げますので、人間の思惑は一切絡みません。この運用会社は2005年以降、ローボラティリティを主眼においたTopach Coreというプログラムを運用しており、下表の通り、Wintonよりも安定的なパフォーマンスを出しているため、知る人ぞ知るプログラムとなっていました。過去に一度だけブログの記事にもしましたが、このTopach Coreを直接購入する手立ては見つかっていません。
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そして、2011年12月からはこれでは安定すぎて、抑揚がないという人向きに、リスクリターンを高めた、Topach Explorerを走らせています。エクスプローラはレバレッジを1.35から1.70程度にまで高め、ボラティリティを確保しようとしています。またあくまで世界株式が中心ですが、ウエイトは激しく変化させます。

左図からはキャッシュが半分を占めており、極端なベア対応となっています。ところが、2011年11月現在のアロケーションを見ると、なんと株式6%、債券10%、ヘッジファンド6%、キャッシュ78%という究極のベアシフトをとっており、昨年と比較するとこれでも攻めに転じつつあることがわかります。
バックテストも含めたアロケーションの変化を時系列でみてましょう。
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ロング・ショートで戦略はとらないので、ロングか様子見かの判断になります。題名はもちろん煽りでですが、投資手法から考えて、本来的にはウイントンやMAN AHLとの比較ではなく、個人の株式投資でつい塩漬けしてしまうクセのある人が、自身の株式売買戦略と分散投資に使うのがいいと思います。FX証拠金取引でデイトレードを行なっている投資家が、分散投資のためにTNK Fundsを当馬にするのと同じ考え方です。

Topach ExplorerはFMG Fundsを通じて直接購入することができます。FPIリザーブやRL360 PIMS経由でも購入できます。Momentumは購入できません。

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中国からPHILIPSのリージョンフリーのブルーレイプレイヤー(中国語で蓝光3D光盘播放)BDP5200K/93を輸入しました。無線LANも装備してLAN内のメディアプレイヤーにもアクセス可能で、ブルーレイは3D対応、もちろんHDMIから1080p出力です。NTSCだけでなくPALのブルーレイ、DVDも設定不要で観れます。これで送料込みでも円換算2万円切ってますからね。国内で買うよりよっぽどいいです。

仕組債シリーズも随分回を重ねてきたので、読者のみなさんにもかなり理解が深まったとのメールをいただいてますので、これからも続けます。下表は最近、ウリダシ中の仕組債のリストですが、この表でも大きく3つにカテゴライズされていますね。このうち、Capital ProtectedとIncome, Autocallで大きく2つにわかれます。利回り確定か元本確保かという二律背反のどちらをとるかで決まってきます。前者は利回り確保を捨てて、元本確保を取るタイプ。後者は利回りを確保して、元本確保を捨てるタイプです。さらにAutocallでは、両方捨てるケース、期間固定を捨てるケースと、どんどん各種リスクを取ることで、期待リターンも高まります。

肝心なのは、リスクの高い低いではなく、自身が取れるリスクなのかどうかをしっかり理解すること。国内では、金商法と施行規則をよく読むと、このような複雑な金融商品を販売するときにはプロとアマとに線引きして、アマには吐き気がくるくらいの細かいリスク説明を義務化して、しかもそのリスクの度合いを説明されることはありませんから、無視できるものも重要なものの同列に説明されてしまい、また販売担当者も大方理解していないので、その説明から重要度の温度差を感じることができず、投資家は混乱します。つまり面倒だからアマには売るなということでしょう。

オフショアの金融商品を投資家がご自身で買いにいく場合、当然金商法はその適用の範疇から外れます。よってそのような無味乾燥な契約締結前交付書面と抑揚のなりリスク説明はありません。となると、しっかりとした商品理解を得られるか、半ば騙されて買うかは付き合ったアドバイザー次第になります。これはアドバイザーが英語できるできないの問題ではありません。英語力とリスクをしっかり説明できる金融マンとしてのセンスは別次元ですから。

逆に、国内の金融商品販売において、契約締結前交付書面を馬鹿にする金融マンとは絶対に付き合わないほうがいいでしょう。それは、施行令に沿った無味乾燥な書面をフル活用して、しっかりとしたリスク説明を私はできない三流ですと言っているようなものです。

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今日は、上表の中で、一番うえの、元本確保、利回り不確保のタイプを見てみましょう。
3年満期で、中途償還はなく、元本確保型でです。発行体から信用リスクはほぼないと見ていいでしょう。
では利回りはどうか?
まず、仕組債は変化が起こる、大元の指標があります。これをアンダーライイングといいます。

今回のは株価です。その銘柄は次のとおりで、
  • HSBC
  • Vodafone
  • GlaxoSmithKline
  • BAT
  • BHP Biliton
  • AstraZeneca
  • Reckit Benckiser Group
  • Tesco
  • Unilever
  • Centrica
  • SSE
  • BT Group
  • BAE Systems
  • National Grid
  • British Sky Broadcasting group
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と、UKマーケットのブルーチップ15銘柄です。
これらを年に一回、利払日にチェックし、各銘柄の増減率を個別に計算します。一つ不利な条件がついており、7%以上上昇している銘柄あっても、それは7%上昇とみなします。
それぞれの上昇率の平均をとり、この平均値が年利換算利回りになります。
全銘柄が下落していても利回りはマイナスにならず、ゼロです。
つまり元本確保するために利回りの下限をゼロに抑える(フロアをかけるといいます)代わりに、最大7%というキャップがかかるのです。
となります。いずれにせよ元本確保は3年後に償還しますから、1年ごとに3回勝負で、ゼロか7%というデジタルな利回りになります。

確かに株価は低い水準だ、しかし二段底も怖い、となるとこの手の仕組債の出番になります。

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酒のカクヤスで生ビールサーバ用の二酸化炭素ボンベ5kg買ってきました。あとはレギュレータの到着を待つだけです。実験用のペットボトルも着々とかき集めてます。今日は、細かいアワアワのノンアルコールビールが飲めるかな。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a4/Hurricane_Katrina_August_28_2005_NASA.jpg/200px-Hurricane_Katrina_August_28_2005_NASA.jpgハリケーン、カトリーナと荒廃したニューオリンズを題材にした映画は「バッド・ルーテナント」など多くありますが、これによるコモディティ市場の混乱からグルーンバックを根こそぎ持って行ったのがIQSファンドでした。IQSプログラムはたった1つのセクターに集中投資しても構わないファンドでしたから、これに乗じて、アグリ系に集中し当てたことで一躍有名になったのです。このハリケーンカトリーナの来週は2005年8月のことです。当月のパフォーマンスは49.76%。翌年2006年はその後は原油価格のフィーバーもあり、現在1バレル100ドルが当たり前ですが、当時の70ドル台のほうが、アメリカにとっては打撃で、プリウスがリッター3キロのアメリカンマッスルを絶滅させたのもこの時期です。
ことろがリーマン・ショックが全てを変えたといってもいいでしょう。リーマン・ショックの前後では同じようなコモディティ市場の乱高下といっても商いの大きさや流動性が全く違います。とにかく薄いのです。世界中にマネーが枯渇しているわけですからね。
となれば、集中投資は万が一の損切りができなくなり、流動性リスクからして、得策でない、せめて30セクターくらいには分散化しておこうとIQ-Cに変更されたわけです。
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イメージ 3これは私も、折角ハイリスクを取り、残念ながら下がったところで、いきなりコンサバになられても復活の目がなくなるやないかという考え方に至ったものです。ところが先月後半にディストリビュータのSynagy Partnersだけでなく、運用会社のAMTの担当者にまで突撃取材したところ、そうでもないことがわかりました。30に分散化されたので、4月、5月のように
打ち消し合う場面もあるものの、各セクターでは十分なリスクテイクをしていると言うのです。例えば30のうち米債と大豆は1割以上上げてます。他が動きなかったので、平均化して、1.66%になっているだけなのです。もし、全セクタで動けば、もちろんカトリーナレベルのリスクを取れるという寸法です。
それではIQ-Cだけのパフォーマンスを見てみましょう。一部バックテストも入っています。
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そうか、と気が付きます。2011年はIQSが集中投資して外した部分が、分散投資しているIQ-Cでは外すにも外せないので、5割近いロスがありません。これでカトリーナ一発はなくなりましたが、コモディティ全体にトレンドが形成されれば、トレンドフォロー戦略のIQ-Cは全体的に底上げしてくる可能性があるということになります。
上図のようにカトリーナ来襲の時のIQSの劇的上昇の可能性と引き換えに、IQ-C の底堅さを手に入れたというのも、見方によっては悪くない話ですね。

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17日から19日の午後まで関西個別相談会、募集してます。


昨年、内部告発をキッカケにFSA検査が入ったことから、相次いで取扱を撤退したCastlestoneですが、私のブログでは当時、そんなもん、どっちの見方していいのかなんてわからないのだから、運用がしっかり続いている限りはホールドすべきとの見解を明記し、有象無象業者がこれに乗じて乗り換え営業をする中、相談者の方は今でもホールドして助かったとの声をいただいています。それを助長すた主因にフレンズプロビデントのプレミアがファンドリストからキャッスルストーンを外したということがありますが、いまから考えればそれも当然で、FPIプレミアはミラーファンドですから、万が一新規解約取引中断となれば、ミラーすることができす、FPIのリスクとなるわけですから、早々に降りただけのことです。これが現物ファンド主義なら、中断リスクは全て投資家サイドにあるわけですから、このようなリスト削除にはならなかったでしょう。厳に現物主義のMomentumはNext11はおろか主要なCastlestoneのファンドを全て通常取引可能リストに載せたまま一年間走ってます。

Momentunのラップ口座経由で購入が可能ならば、直接購入も可能なのでは?コンセプトのしっかりしているNEXT11は買ってみたいという相談も多いので、やはり調べてみるしかありません。そして、結果は?
すみません、先方からの回答まちです。わかり次第、メルマガの方でお知らせします。

さて、そのパフォーマンスですが、今年はやはり小じっかりのイメージでエマージング株式投資らしい動きをしています。
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ただ、このNext11、エマージング株式ファンドといっても、BRICs+アルファではありません。
ブラジル、ロシア、中国、南アは全く入っていないのです。つまり、BRICsの次の11カ国という意味です。
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よくある、BRICsはもう持っている、または楽しみが少ない、でもイラクやモンゴルまでのフロンティアまではまだちょっという、その間をうまくそしてバランスよく埋めてくれるファンドとして有用です。
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この中で再注目はナイジェリアでしょう。何しろ人が多い。人が多ければ、中国やインドのようにどうなろうととりあえず発展が期待できます。ナイジェリアの投資信託もボチボチでてきてはいますが、現地ファンド会社に任せるのが果たして問題ないのかどうかはわかりません。外貨規制がどうなるかわからないからです。ナイジェリアへの投資はキャッスルストーンなり、FMGなりのガイジン用のファンド会社経由で行ったほうが無難でしょう。

もし直接購入、追加購入の手立てが失われていたとしても、既存ファンドをMomentumに組み込んでから追加するという方法もあります。これなら、組み込みコストも安く、乗り換えの融通もきくようになりますね。

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勉強会準備のためにFMGに質問責めにしてたのですが、アジア地区担当者が24日まで早い夏休みになってしまいました。ピンチ。他の地区の担当者紹介してもらってます。

3A Commodity Fund (USD) は3A Asia (Cayman) Limitedという会社が運用しています。これはスイスのプライベートバンクSTZ & COの運用会社部門OYSTER Fundsの一部ですが、一つだけケイマン籍になっているので、オイスターの名前を使っていません。もちろんオイスターとは実質同一体です。
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イメージ 2ファンドのパフォーマンスは2010年以降、コモディティはある意味稼ぎ時だったにもかかわらず、期待はずれの成績で推移しています。もちろん、良い時悪い時がありますし、投資のストラテジーとしては誤っているわけではありません。最近悪いから投資する価値のないファンドだなんて、ド素人評論をするつもりはないのですが、私が一番気になるのは、そのファンドサイズです。
このファンドについては去年の記事でもファンドが減少しているものの、運用には影響のない範囲だと、していました。ところが、今月のファクト・シートを見ると。

2010年5月 USD44.6M
2011年5月 USD36.1M
2012年4月 USD22.3M


オフショア投資信託の世界にはファンドサイズに関して二種類の想定がなされています。ケイマンやモーリシャスなどオフショアファンドの戸籍は偏りがあります。それはファンドを設立したり、維持したりするには経費がかかるため、タックスヘイブンなのは当たり前で、実はそのコストをなるべく抑えておきたいとう思惑もあるのです。そこで、ファンドを設立するためのコストの安いところに戸籍が集中するのです。タックスヘイブンというだけならもっといっぱいありますよね。
もう一つは想定するファンドサイズというのがあって、MANなどでも大型ファンドを目指している銘柄ではファンド経費は固定費が多く張られています。ファンドサイズが大きいと、投資家数も資金の出入りも多くなるので、その分のコストを見越しておかないといけないからです。逆にファンドサイズが小さいものを想定しているときはさほど固定費は取れません。投資家一人あたりの負担が大きくなるからです。小型のものはWIOFのようにシリーズ化し、乗り換え自由にして、ファンドマネージャーを競わせたりして、ファンド全体をサイズアップを狙う戦術をとります。

日本で窓販している投資信託はオフショアから見ると、全てが大型か超大型ばかりを想定しています。目論見書の簡素化などの整備も進んではいますが、弁護士費用等も考えると投資信託一つを立ち上げる、または外投を輸入するだけでも10百万円はかかります。この初期コストを吸収するためには、大型を想定するしかなく、そこでファンドが立ち上がるたびに、営業マンから乗り換え攻勢がかかるという寸法です。

小型は小型でうまく回る理由があるのです。とすると、この3A Commodityはもともとどちらかと言えば中型から大型を想定して設定されていますので、ファンドサイズの減少が中型レベルからついに小型レベルにまで縮小したことには懸念を持つべきだと考えます。残って頑張っている投資家の負担が大きいかもしれないからです。

ファンドの投資対象が元気なくてパフォーマンスがでないなら我慢もできますが、固定費負担が大きくてなかなかパフォーマンスがでていないのであれば、英断も必要になってきますね。既存投資家さんの相談はよろこんでメールで。


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二酸化炭素ボンベのレギュレータ見つけました。届き次第、酒のカクヤスでボンベ買ってきます。

梅雨で他に遊びにいくより勉強だということで。今回はダブルヘッダーでやります。もともと計画していた、イラク、モンゴル、パキスタンなどへのFMGを中心にWIOFなどのフロンティア国投資について、に加えて話題自由のウォークアバウトタイムも設けます。ご期待ください。

場所 JR大崎駅から徒歩圏

日時 6月15日(金) 18:30 - 20:30
テーマ FMGとフロンティア投資ファンドの考え方
オフショアファンドラップ口座の存在意義
費用 500円
持ち物 筆記用具、弁当持ち込み可能、ただしお酒の持ち込みは禁止です。


日時 6月16日(土) 13:30 - 16:00
テーマ 
オフショアファンドラップ口座の存在意義
費用 500円
持ち物 筆記用具、飲み物。

メールで実名フルネームと当日連絡先(携帯番号)をそえて、メールで予約してください。今回の部屋は狭く既にメルマガメンバーで席は半分以上埋まってます。定員以上ははいれませんので、予約先着順とさせていただきます。また、コメント、メッセージでの参加受付はしていません。これらには返信もしておりませんのでご了承ください。

今回、関西では勉強会ではなく、個別相談会というのスタイルを模索してます。お一人3千円を負担いただき、相談内容、時間自由にして何名かの方をハシゴするというものです。私の出張ついでだと、費用負担は軽くなりますが、どうしても時間的に融通がききませんから、この作戦ならかなり集中できるとおもいます。日程があえば、3千円だしても相談うけたいという方はご連絡ください。その件数によって企画倒れか、実現か決めます。



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イギリス学生寮ファンドの勉強会準備のことを考えると、またフロンティアファンドの準備でも徹夜でしょう。

アポロファンドは、これ一つの投資しておけば、株式、債券をはじめ、各種オルタナティブ、不動産にいたるまで、ほぼ全てを網羅し、このファンドに投資すれば、一発で分散投資が完了するという、総花ファンド、言い換えればワンストップファンドです。

このようなワンストップファンドでは、過去のパフォーマンスも大事ですが、過去だけを見ても来月のパフォーマンスは予想できません。つまりどんなアロケーションをしているかが重要なのです。それが自分の好みに会っていれば、投資する。合っていなければ、やらない。ワンストップがゆえ、簡単な投資判断です。

そこでアポロのアロケーション詳細を見てみましょう。
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アロケーションはそれその趣味もありますから、私がとやかく評論することはできません。で終わらせるとブログの質が下がりますので、一つだけ。通貨ウエイトに着目してください。GBPのウエイトが高いことが一目瞭然です。つまり、このファンドはイギリス育ちで、どちらかと言えば、イギリス系を投資家のターゲットとしていることが伺えます。ということは、このファンドはUSDより、GBP建てで投資したほうが、素直なパフォーマンス測定ができるということになります。最近のユーロをみて少々不安(私は全く不安視してませんが)だという方には、ちょっと矛先を逸らせて、Brandeauxなどのイギリス学生寮ファンドあたりが候補になるのでしょうけど、ビジネス系でなく金融マーケット系で総花となるとこのファンドあたりが候補にでてくるのでしょう。


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6月の東京勉強会は、15日の夜、16日の朝にエマージング、フロンティアファンド探求やろうと思います。

FXマージン取引一任勘定会社のTNK Fundsが5月に行った全取引を一挙公開します。

多少の利益は出ていますが、私はそんなことは気にしていません。問題は取引振りです。プログラムがちゃんと機能しているのか、プログラムが出すサインの中で、実際に取引に入るマネージャーの判断はしっかりなされているか、ということを来にしています。それから勝率。程よく負けているかです。FXの世界では勝率が高いのは危険です。

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これをみると、1営業日にせいぜい2,3往復のディールであり、ディトレードとしては非常に手堅いというかコンサバな取引に徹していることがわかります。去年までの、トレンドレスになったら、何度もポジションオンオフしてしまい、結局ジリ貧となった反省が活かされています。

表だけ見ても漠然としているでしょうから、5月最後のディールだけチャートで見てみましょう。GBPUSDのショートを張って、利益を出しています。表だけみたら、ああ、よかったね。で終わる話ですが、チャートから見ると非常に興味深いものがあります。
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GBPUSD相場はすでに3日間続落(ポンド安ドル高傾向)しており、そろそろ買い意欲も出てくるかなという状況でした。そんな中、TNKは朝から様子見を決めこみ、夕方まで、ほぼボーッと画面でも眺めていたのでしょう。何の取引もしていません。

去年のプログラムなら、遊んでいることが罪のような感じで、とにかく細かいシグナルでも出たら取引をいれ、疑心暗鬼で、撤退、そしてまた再参入を繰り返していました。朝から晩まで忙しく働いているが、実ななんの役に立ってないサラリーマンをいっぱい見てきましたが、まさにそれと同じです。

夕方になり、ここで今年は違うぞという、ディールがでます。一旦持ち上がった相場が、何かのニュースでもあったのでしょうか(テクニカル分析なのでわざとこんな書き方です、ご了承ください)、下げの勢いが強まります。そして、直近安値をブレイクしたと見るや、ショートを張ってきました。日本人の素人ならギリギリまで待ってロングをいれたくなる相場です。ポジションを張れば、即座にストップロス、ストップゲインのレベルがきまります。ストップロスの目処は、ちょっと持ち上がった高値が更新したら、あとは上へ一本調子でしょうから、更新する手前で損切りというのはセオリー通りでしょう。

ストップロスの目処が決まれば、ストップゲインの目処も決まります。通常は、ポジションを作ったレベルと、ストップロスの幅より、ちょっとだけ広く取ります。意味はないですが、そこは欲ばっていいでしょう。そしてめでたく、ストップゲインのレベルに到達し、利益確定。後は野となれ山となれですが、結果的に大底ちょい上で、勝って胸をなでおろすという状況でした。

私は、去年の素人っぽいディール手法から、昼間遊んで夕方勝負というプロっぽい手法に変わったことで、このTNKに何か見いだせるものがあるのではと考えています。

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特に初めての方からのメールが多いので、この感じ、またも瞬間蒸発でしょうか。

イギリスやオーストラリアでは、原告に対し裁判費用や弁護士費用を融資し、一連の法的アクションを全面支援、勝ち得た賠償金から製法報酬を取り、それをファンドのパフォーマンスに充てていくというLitigation Fundingという名のビジネススキームがあります。原告(になり得る人)の持ち込んできた事案の勝算と、賠償金額、そして被告(になり得る相手)の支払い能力など全般的な審査を行い、2年から3年の期間で決着がつくような事案に融資します。

十分な利回りが確保できると見た時点で、裁判ではなく、多少賠償金を値引きしても速攻で決着する示談ですませようとしますし、そもそも得た賠償金の半分はもっていきます。これを弱者救済ファンド等と誤訳している輩もいるようですが、日本語でより正確に表現するなら、訴訟対策ファンドとか司法制度融資ファンドとかでしょう。いずれにしても、日本にその制度はないわけですから、日本語はありません。となれば、私が日本名をつけるしかないでしょう。

上述のような裁判沙汰となれば、まず思いつくのが、離婚問題や相続がらみ等の民事訴訟でしょう。これは以前から紹介しているAixiomが広く手がけています。民事系の利点は、それこそ事案がいくらでも転がっていること。ファンドマネージャーが選ぶ立場にある買い手市場なのです。デメリットは、憎しみが交錯すること。目的がお金でなく、いわゆる権利のための闘争になるケースが多く、また相手の抵抗もつよいため、勝つにしても取れるまで思わぬ長期戦になる可能性があることです。訴訟対策ファンドの場合、長期化は不利です。賠償金の半額を返済金の原資としているので、融資期間中はいくら高い金利で原告に利払いをさせているとはいえ、最終的に賠償金がはいるまでの期間でパフォーマンスが大きく左右されます。そこでAixomではなるべく多くの事案を扱い、マクロ的統計的に事案を処理することで、パフォーマンスを一定化させる努力をしています。これにより年率11%くらいの利回りはだせるという寸法です。


では、これによりもよいパフォーマンスを出すにはどうしたらいいでしょうか。まず、民事に一切手をださず、融資する事案を、業務請負契約違反や株主代表訴訟など商事系でかつ大型のものに特化します。商事系のメリットはサイスが大きいこと、そして目的は失った利益を取り返すことですから、最終的にはお金で決着します。また被告になり得る相手が大法人であれば、例え相手に(そんなに)非がなくとも、ある一件が裁判に発展することで他の裁判を呼ぶリスクを避けるために示談で済ませるケースがあります。また地方公共団体を相手にした場合、例え行政側が100%悪くても陳情しているだけでは賠償金は支払ってくれません。裁判しなければ行政も払う理由がないのです。原資は税金ですから。このような場合、裁判まで行ってすぐに決着という流れになります。
デメリットもあります。そんなに事案が転がってないこと。良い事案は他のLitigation Funding会社と競争になること。事案のサイズが大きいので審査も慎重に行わないといけないこと。万が一負けた時のために元本確保保険をかけておかないといけませんが、その保険料が恐ろしく高いこと。マクロ的に処理できないので、オープン・エンド型ファンドにはできない(したら利回りはAxiomと同じ程度まで下がるだろう)ことなどです。


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炭酸ガスボンベの購入の考えています。飲食店の厨房によく置いてあるあのグリーンのタンクのことです。レギュレーター(タンクにつなぐ圧力をちゃんと調整してくれるコックのこと)が高そうですが、これからの季節、自宅で簡単にミネラルウォーターが炭酸水になったら夢のようだと思いませんか。

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