BMO Global Asset Managementは母体がカナダ五大銀行の一角、Bank of Montrealだの運用部門子会社です。そのBMOに買収されたF&C Fundsの中から今でもしっかり運用が継続しているファンドを取り上げます。

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F&C Asset Managementもユニークなオフショアファンドを数多くラインナップしていて、一昔前はMAN Investments と共に、オフショア個人向けヘッジファンド投資の代表格だったのですが、いざ直接投資で売買してみると、手続が煩雑かつ徒に処理時間がかかって、ファンドのパフォーマンスでないところでガッカリだったなんて経験をお持ちの読者の方も多いと思います。

結局、大手銀行傘下の運用会社になりましたから、直接投資はほぼ不可能です。が、ラップ口座経由では、今でも数多くのファンドがF&Cの名前を残したまま運用されており、F&C Property Growth and Income Fundもそのうちの一つです。

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このファンド、不動産ビジネス専業の会社に投資をしているだけあって、さすがにBrexitの時は一時的に混乱しましたが、それをしっかり乗り越えたあとは、順調にパフォーマンスを出しており、年間+10%は当たり前という伸びです。

投資通貨はイギリス・ポンドですが、イギリスの不動産には44%しか投資しておらず、残りはフランス、スウェーデンなど大陸欧州に分散されています。さらに、投資している不動産は工場、倉庫などのインダストリアルなものに2割入れており、その点が長いスパンでみたら、安定している一つの要因となっているようです。


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テームズリバーからF&Cになり、さらにBMOになって、なんとなく消えゆくブランド名のような気がしますが、運用がしっかり続いているものと、実質終了なものとが混在していますので、すでにテームズリバー時代から直接投資しているという投資家は相談が必要でしょう。

直接投資ルートはないとおもいます、ラップ口座経由で購入したほうが簡単です。

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