Orchard Fundsというたった一つだけのファンドを運用しているイギリス領ジャージー島の専門店だったOrchard Wealth Management Ltd。ファンドサイズ、GBP72Mというファンド、それだけを維持するにはコストがコストがかかりすぎるようです。MIFID IIの影響もあるのかもしれませんね。MitonOptimal Groupの傘下に入りました。


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このファンドのウォッチもかれこれ6年になりますが、ミトンオプティマルの中に入っても、運用方針はかわりません。

過去の時期でも度々説明している通り、個別株オプション取引を使ったロングショート戦略でボラティリティも低めの設定です。

そのパフォーマンスは一般的なグローバル大型株ファンドと比較してもどうしても控えめになってしまいますが、それでも2001年の運用開始(ファンドとしては2003年スタート)以来、リーマンショックも含めて2回しか年間通じてマイナスの成績を残しておらず、まさに米株が調整局面に入ったときの傷口を和らげる、レイニーデイ(雨の日に備える)ファンドと言えるでしょう。

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いわゆるオルタナティブ投資の一種です。株式市場との相関性はやはり高くなりますから、分散投資の大黒柱にはなりません。ですが、株式などで攻めすぎても怖いという時に、安パイとして入れておけるファンドです。

ポートフォリオ理論的にも、ボラティリティを抑えつつ、リターンの向上に成功しているファンドの一つです。

直接投資もGBP10k相当額から可能ですし、各ラップ口座経由でも可能です。ただし販売手数料は全免ではなく、1%はかかります(投資元本の99%で運用がスタートするしくみです)。

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夜行バスに乗る時の快適グッズは色々ありますが、色々ありすぎで荷物がジャラジャラと多くなり昼間のカバンの重いこと。