UBSの運用部門UBS Asset managementセクションが運用しているアイルランド籍のオフショアファンドシリーズ、UBS (Irl) Investor Selection。さぞかしたくさんのファンドがあるのかと思いきや、このシリーズでは6つしかなく非常にシンプルです。そしてその中でもロング・ショート戦略を使うヘッジファンドは、UBS (Irl) Investor Selection - Global Equity Long Short Fundだけになっていますので、今日はこれを取り上げることにしましょう。

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このファンドはユーロ建てが投資通貨になっていますが、各主要通貨でヘッジしているクラスがありますから、アメリカドルなどで買ってもよいでしょう。

パフォーマンスはヘッジファンドですから、二桁上昇は目指せません。4~5%程度ので比較的安定推移しています。

週末だし、英語の勉強を兼ねて投資戦略を原文ママで引用してみることにします。

The Fund uses bottom-up stock picking expertise to aim to deliver equity-like returns with less volatility than equity markets.

The Fund is managed using a distinctive ‘multi-sleeve’ approach, which aims to:
  • leverage our substantial resources: global sector analysts propose individual sleeves of best ideas in their specialist sectors to the portfolio manager
  • maximise uncorrelated sources of returns: a large and diverse set of bottom-up stock theses helps keep volatility, and correlation to overall equity markets, low
  • minimise drawdowns: an explicit risk policy is designed to diversify sources of risk as far as possible
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ということで、ロングオンリーレバレッジなしのバニラなグローバル株式ファンドよりも、適宜ショートポジションを入れることによって、トータル的にボラティリティを下げてリスクヘッジしようというものです。

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まず、人の頭脳で銘柄選択するアクティブなボトムアップ・アプローチで、1.25倍から2倍程度のレバレッジをロングにもショートにもかけてゆき、それを相殺して結果的にはロングちょい強めのポートフォリオを組んでいます。


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ちゅうか、その横で売っていた洗濯機を置く大きなパンが6千円することでなお驚きでした。そりゃ戸建てもマンションも建築費高くなるはずです。