ファインワインの仕入先、Amphora Portfolio Managementはロンドンに本社を置く、ファインワインの専門店です。ワインの専門店といってももちろん飲むためのワインを用意しているわけではありません。もちろん私も自分がここで買ったワインを自分で飲むなんてことは未来永劫ありません。これはビジネスの一種ですから、大事な自身の在庫に手を付けるビジネスパーソンなんていないという常識と同じです。

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もし、投資目的でファインワインを購入する場合(それ以外の目的の場合はご相談くださいね)、まだ若いビンテージ、つまり値上がりを始める前のファインワインをひとたび買ってしまうと、最低5年、長ければ20年はひたすら商品在庫することになります。

そこで、その長い在庫期間のあいだ、安定的な経営をなされている会社から買う、そして絶対的にセキュアされている保税倉庫に保管されているということが絶対条件になってきます。

買ったファインワインは日本になんか取り寄せたらそれだけで値打ちはなくなってしまいます。イギリス国内の専門の保管会社に置いておかなければ、最終消費地であるドバイなどにさばくことはできません。ですから私は、そのためには仕入れ値が少々高くなってもいっこうに構わないと考えています。金融商品でも同じことが言えますが、特にワインや不動産のような現物を投資するつもりで仕入れるのなら、しっかりとした出口戦略を用意しておかなけれは意味がありません。その出口の時に、わずかでも余計なキズ物になってしまうリスクがあるならそれは入口の段階で徹底的に排除しておかなければならないのです。

ファインワインといっても様々なクラスがあるので、仕入れの予算も下限はそれこそ30万円程度から購入することができ、上限は無限です。この予算からでもワインファンドなんぞと違って、自身で個別の在庫を持つことになりますから、コルク?を開けてみたら実態のな詐欺話だったなんてことは起こりえません。ただ、ファンドと異なり、あくまでも自身のワインとして一流のセラー会社に長く保管することになりますから、その長期的なランニングコストなども勘案すると、効率的な予算は最低1百万円程度になってくると思います。

ただ、ファインワインは不動産賃貸物件のオーナーと同様に高価なものを所有しているという満足感も得ることができますから、実質的な利回りよりも、満足感を優先するなら、例えば不動産なら白金とか高輪とか、所有する別件所在地の町名にこだわりをいれるように、五大シャトーなどワインの銘柄にこだわりをいれることになるでしょう。

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逆に、何年もののどこの地方のワインが当たり年だとかなんとか、そんな一銭の儲けにもならないうんちく話よりも、効率よく投資効果を得たいという場合は、APMの発表している投資対象ワインの価格動向インデックスを参考にするといいでしょう。ワインもある意味、ゴールドのようなコモディティの一種だというふうに括ることもできますが、だとすると、価格動向にも全体的な地合いというものがうまれてきます。一度買ったファインワインをジャンジャン辺り構わず買ってくれるお客さんは、ファインワインを1本買うのに何十万時間もかけるワインマニアではなく、結局のところドバイあたりのお金持になるわけですから、うんちく話よりもグローバル的な需給のバランスを気にするほうが正しい投資判断を得ることができるというのも合点がいきます。

詳しい内容はオフィシャルサイトをご覧ください。購買担当者を紹介することはできます。ただ、ワインの銘柄の話は私にはしないでください。私はファインワインは金のなる木としか考えていない投資効率至上主義者です。

理屈はわかったけど、実際にどんな値段で買えるの? が私たちに取って一番聞きたい質問かも知れませんね。そこでアンフォラに直接聞き込んできました。

Chateau Margaux 2014 がGBP3,500.近辺で。
Mouton Rothschildなら2009年でGBP5,600.、これが予算超えなら、2014年でGBP3,500.。

スーパーセカンドの中でも殆どファーストクラスと変わらない値段まで上昇している、La Mission Haut Brionは、まだ少し割安の2014が仕込み時です。


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