1804年創業、ロンドン上場の運用会社シュローダーSchroders plcのファンドシリーズSchroder International Selection Fundはルクセンブルク籍のオフショアファンドがメインです。

今日はその中から、2002年6月スタート、ファンドサイズCHF268M、モーニングスター社二つ星のSwiss Small & Mid Cap Equityをチョイスしてみました。選んだ理由はもちろん、フランス、ドイツときたら、今日はスイスでしょ、ってだけのように思えますが、そうではありません。

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ファンドが秀逸だからということです。マイナス金利になっているスイス・フラン建ての投資の選択肢は限られており、またスイスの大型株はすでにスイスというより世界の会社となっている一流どころばかりですから、ある意味スイスらしさを求めるなら中小型株狙いというは正しい選球眼、というわけです。

また、中小型株といっても、ボラティリティは14%台であり、さほど大きなリスク・リターンがあるわけではありません。これで、過去3年間で1.5倍というパフォーマンスをあげているのですから、これは大したものです。

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また、中小型株といっても、スイスにある会社なわけですから、セクター(業種、業界)別にみても、ふつうにスイスらしさがでている割り振りとなっています。スイスってIT関連が少ないんですね。ヘルスケアも少し少ない気がします。

トップ10個別銘柄投資先リストも少しみておきましょう。中小型株だから私達の知らない銘柄ばかりかと思えばそうでもなく、結構メジャーブランドが多いことにも驚かされます。

ロジテック、シンドラー、スウォッチと日本人でもみんな知っているブランドだけでも3つありますし、Sonova Internationalは補聴器のフォナックの持株会社です。それ以外にもサンライズは地元で2番のケータイ会社だったりなので、要するに中小型株と言ってもベンチャー的な企業ではなく、メジャーな会社が揃っているということが言いたいわけです。

RL360 PIMSなどラップ口座を経由して購入することになります。

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上水と羅湖の間たった1駅で20香港ドルかかるのはどうしても腑に落ちません。