フランクリン・テンプルトン・インベストメンツ、Franklin Templeton Investmentsは日本にも進出している大手運用会社ですので、オフショアファンドに直接投資はできません。

ところで、フランクリンとテンプルトンの両方のファンドシリーズは、ともに伝統あるアクティブなものがウリだったわけですが、最近の時流に乗ってどんどんETFに投資資金が流れているという苦しい展開が続いています。

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ただ、オフショア投資家の私達にしてみたら、なんでもかんでもパッシブ運用、ETFというのもまたあり得る話ではなく、やはりプロであるファンドマネージャーに積極運用をしてもらうアクティブなファンドについて常日頃から吟味しておく必要があります。

じゃあ、資金の流出が続くフランクリン・テンプルトンの中で、どんなファンドが注目を集めて、ファンドサイズを増やしているのかを調べてみたところ、Franklin Templeton Series II Fundsというシリーズにある、Franklin Floating Rate II Fundというファンドが浮上していきたので、今日の記事にしてみます。

このファンドの特徴はもちろん、フローティングレート、つまり変動金利型の債券に投資すると決めていることです。ですからファクトシートにはデュレーションの表記はなく、ただ、満期までの平均期間は4.25年だと記載されているだけです。

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そして、投資先はバリバリのハイイールド、平均格付けはBBと昔の呼び方ではジャンク債、保有している債券のクーポンも4%超えしています。

つまり、債券ファンドといえども、ここまで突っ込んだ投資をするなら、やはり人の手を借りて売買するしかなく、よってこのようなファンドマネージャーが誰か顕名して運用しているアクティブファンドに資金が集まるということなのでしょう。

各生保系ラップ口座を経由して購入します。

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LOYS AGがEUR100Mに到達するので、ソフトクローズ(解約があったときだけ、その分新規投資を受け付ける)すると通知がありました。ですが、ドイツ語なので、いまいち定かではありません。