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イギリスにJust Cash Flow plc (JCF)というロンドンに本社を置くノンバンクがあります。中小企業向けの融資専門の上場会社で、1件あたりの融資金額はGBP10kという当座の支払いに必要な経費目的からGBP500kと比較的まとまった運転資金まで、中小企業への融資なら何でもご相談ください、という仕事ぶりです。

利息はどうやら、日利0.05%という私も今まで聞いたことのない利息計算の体系を使っているようです。ちなみに、日本の銀行をはじめ、銀行はどこも年利で計算することを大原則としており、ノンバンクは慣習的に月利を使っています。

おそらく江戸時代には日利という世界もあったのかもしれませんが、現代において、そんな制度があると知っただけでもなんだか勉強になったなぁ~という気分です。

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ノンバンクである限り、融資先もあれば、調達先もあります。日本のノンバンクは大抵、メガバンク等から融資という形で調達して、それを個人にカードローンなどの形で融資しています。大手のノンバンクがどこもメガバンクの傘下に入っているのは、その融資を受けやすくするという目的もあります。

が、ノンバンクの方も、調達ルートは多様化しておきたいもの。商売人なら広範に仕入先との関係を保っておきたいと思うのと同じです。そこででてくるのが、直接調達という手段です。

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公募債を作ってウリダシすればいいのです。これはシンプルな債券ですから、特に難しい商品ではありません。発行体の信用度をチェックして与信できると思えば投資する、それだけです。いつも難しい仕組債などばかりを記事にしていたので素直な債券が出てくると逆に悩んでしまいますね。

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VIXは売り一辺倒の様相。