オランダのハーグに本店を構える、地元密着型の大手銀行ASN Bank。この銀行は日本で言うところの、ろうきん、つまり中央労働金庫のような形態とゆうちょがミックスしたようなビジネスモデルとなっており、要するにコテコテに地元密着なんです。ですから、公式サイトのどこを見渡しても英語とかドイツ語とかフランス語とかのページはありません。完全にオランダ語オンリーで勝負しています。 

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となれば、私達も受けて立とうじゃありませんか。ギルダーに両替しつつ、ユトレヒトまでナビなし、地図なし、現金なしでバックパックしていた時代とは違い、いまはグーグルがあります。オランダ語からドイツ語なら本当に綺麗に翻訳がでますし、英語へも正確ですから、何の心配もありません。

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ファンドリストの中でも一番私が気になった、ASN-Novib Microkredietfondsなんて、翻訳すらいらないじゃないですか。ASNとNovibは社名だし、Microkredietfondsなんてなんとなくドイツ語っぽく発音してみたら、マイクロクレジットファンドだってすぐわかります。そうです、お馴染みのノンバンク系融資ビジネスファンドです。

ここで、私がわざわざオランダのファンドを取り上げた理由がおわかりいただけたことでしょう。オランダでは銀行がノンバンク系融資ビジネスファンドを取り扱っている、という事実を伝えたかったのです。ビジネスファンドは解約停止措置が発動されることがあるため、流動性リスクが存在し、よって大手の金融機関がラインナップするファンドには馴染まない、というのが定説です。

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これを打ち破った例がある、ということが言いたかったわけです。でもパフォーマンスは年率2-3%とかなりおさえ気味になっていますし、現金の保有率も11.8%もあって、解約のための準備金も潤沢に備えています。しかも1996年から運用は続いています。

融資先もジョージア(グルジア)やコスタリカだったりしますし、ローカルなファンドなににもかかわらす、非常にグローバルなスケールで運用されています。すが大英帝国と並ぶ海の覇者だけあって、侮れませんね~。

直接投資は無理でしょう。ラップ口座経由でもよくわかりませんが、少なくともオランダ籍のオンショアファンドであることを示すISINはあるので、発注してみるだけの価値があると思います。

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街でもマンモスマークのMAMMUTのザックをよく見かけるようになりました。造りが機能的でカッコいいですよんね。でも私はやっぱりkarrimor派です。