Pioneer Global Asset Management も有名どころなので、会社の説明は飛ばします。が、ファンドとしては、北米株債券だけでなく、欧州方面や、アブソリュートリターン、マルチストラテジー、ターゲットリターンなどのオルタナティブや分散投資を完結できるものも数多く揃っているのが特徴です。中には3つだけですが、ハンガリーフォリント建てのファンドのあったりして異彩を放ちつつ、すべての投資エリアをおさえています。

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今日は敢えて、それでもアメリカが世界経済の牽引役、アメリカの景気がよくなければ、日本やその他外需に頼る国も成り立たないでしょ、という投資家のために、Pioneer Funds ²U.S. Fundamental Growthを取り上げました。

もう名前の通りで、ベンチマークをRussell 1000 Growthとして、ラッセルのインデックスからファンドマネージャーの意向で濃淡を付けるアクティブな株式ファンドです。

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ロングオンリー、レバレッジなし、モーニングスター社は4つ星、ファンドサイズはUSD2,607Mとクジラ級でその存在感はパイオニアファンドの中でも大きいです。

そんなアメリカ株ファンドですから、ここ1年間のパフォーマンスについては、あまり多く語る必要はありません。+10.54%はほぼ期待通りと言ってよいでしょう。ただ、ベンチマークにはアンダーパフォームしているのが玉にキズという感じですね。

ルクセンブルク籍ということもあり、直接投資は多分無理なので、各ラップ口座を経由して購入することになります。

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欧米の金融機関はたいがい12月が決算なので、ファンドマネージャーへのボーナスは浴2月から3月に支給されるケースが多く、よって、この時期はどれくらいボーナスがでたのか、あるいは年収はアップした?みたいな記事がでてきます。ご多分に漏れずファンドマネージャーのお給料やボーナスは軒並みダウンで、-15%のカットは当たり前の状況です。
一つは、貰いすぎやろ~という外圧。もう一つはアクティブファンドからETFなどローコストファンドへのシフトで、ファンドマネージャーの脳みそが不要になりつつある、ということです。
私は業界のFin Tech化、つまり金融のIT化が進んで、人の要らない業界になりつつあるということが根底にあると考えています。