カザフスタン共和国。行ってみたいですよね。お仕事とはいえ、安倍総理や小泉さんが羨ましいです。って、ゆっくり観光もできないから一長一短でしょうかね。

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それはさておき、一般の日本人はわかってなくても、我が国の政府は十二分に理解しているカザフスタンという国の重要性。それは資源や交易の面だけではありません。地政学的リスクです。要するに、中央アジアにおいて、とにかく平和なんですよ。確かにイランは対内的には極めて平和で特にテヘランなんて治安もよいのですが、対外的には摩擦もあり、国境近くは安全ではありません。内外で平和を維持しているシルクロードの国ってかこのカザフスタン以外、あまりないんですよね。

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そして、カザフスタンはソ連崩壊、独立後の急ピッチな整備が奏功し、投資対象としての金融面のインフラ整備が進んでいます。首都アルマトイにあるKazakhstan Stock Exchangeは株式だけでなく、1993年の設立以来、外国為替や債券も取り仕切る総合金融市場として確立されています。とはいえ、冒頭にお話ししたとおり、渡航するとなると北京・上海(私なら断然ウルムチ)経由とかになり何かと費用の面でも言語の面でも大変ですから、直接投資するのは困難で割が合いません。

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そこで、約4割をカザフスタンの株式に投資している、STURGEON CENTRAL ASIA EQUITIES FUNDに入れておけば、周辺国への分散投資もできるしで、全て解決というわけです。確かにカザフスタン株式市場は年初来ざっくり60%上昇しています。対してスタージョンファンドは+29%(機関投資家向けクラスのパフォーマンス)で半分です。が、いいじゃないですか。それも分散投資です。

というのも、カザフスタンの場合、株価がノリノリでも同時に為替をしっかり見ておかなければ意味がありません。株価はカザフスタンの通貨テンゲ (KZT)建てですから、テンゲが対ドルで安定してなければ、株で勝っても為替でヤラレます。

昨年の原油安をきっかけとする対ドル通貨ペッグの断念から、十分に通貨の切り下げは進行していますので、為替の観点からもここが買い時ということを示しています。

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直接投資の最低投資額はUSD10kですが、ルクセンブルク籍なので、無理せずRL360 PIMSなどラップ口座経由がよいでしょう。このファンドは投資家の99%が機関投資家で、私のように個人投資家クラスで投資している人は1%しかいません。なのでファクト・シートも機関投資家向けにしか発行されてないんです。

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昨日晴れているからって、こたつ布団を干しっぱなしにしてたら日が暮れて、余計湿っぽっくなりました。こたつ布団なのだから、こたつで使って熱乾燥させればよいのかな。