エネルギー関連銘柄テーマファンドが十八番のGuinness Asset Managementがチャイナ株ファンドも運用する。手を広げすぎなんちゃうの? と思うかもしれませんが、よくよく考えると、アメリカはともかく、資源を一番消費しているのはまさに中国です。

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原油にしても天然ガスにしても、生産される場所があれば、必ず消費される場所があります。資源関連株ファンドのアナリストも当然ながら、需要と供給の両面から分析しているわけで、資源関連株をやればチャイナのこともよく見えてくるというのは、かなり理屈に合ってると思います。

Guinness Best of China Fundの投資対象はGreater China、つまり、大陸だけでなく香港株や台湾株も入ってきます。10年前ならA株と言うだけで夢中になっていた日本人投資家が多くいましたが、これだけ上海または深センと香港との壁が低くなってきた今日このごろ、むしろA株にまで行かんでも、同じもん買えるやったら香港でええやん、という考え方も熟成してきた気もします。

台湾は地政学的リスクのヘッジだけでなく、その銘柄自体がピカピカってのもありますからね。台湾も重視せざるを得ない理由は、いちいちブログで説明するまでもないでしょう。

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パフォーマンスの方は、まずまずですね。2015の-7.1%を今年、取り返してくれて、来年に期待、とったところです。

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今年は、イギリスとアメリカで年に2回も珍事件が起こりましたが、それも短期的な材料としてもてはやされているだけという側面も多いです。長期的、マクロ的に見て、一番怖い(影響が大きいという意味な)のは、実はチャイナ経済だという説に私も賛同しています。

ギネスにかぎらず、チャイナ株ファンドに対して、全体のポートフォリオの中で少しは引っ掛けておいて、いわゆる「私(ポートフォリオの中で)の知らない世界」しないことが肝要だと思います。

USD10kから直接投資もできるのではないかと思いますが、試してないのでまだ断定はできません。RL360 PIMSなどラップ口座経由ならほぼ確実に仕込めます。


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