日本ではフレンズプロビデントやロイアルロンドン360の知名度が高く、Scottish Widowsあたりはあまり知られていない存在かもしれません。それは、単に日本人の有象無象が売り込んでいるか否かだけのことであって、このスコティッシュ・ウィドーズは、業歴200年以上、そしてあのロイズ銀行の子会社です。といえば、その信用力と知名度の説明は終了です。

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ただ、いかんせん、運用しているファンドの方がどうも、他から買いたいと思わせるほどのものが見当たらないんです。ラップ口座会社としての枠組みが完璧で、ミラーファンドも数百あるですけど、問題は自前のファンドなんですよ。

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例えば、Scottish Widows UK Equity Income Fund。その名前の通り、イギリス株の配当関連銘柄に投資するロングオンリーレバレッジなしのファンドです。ということは、コンベティター(競合相手、ライバルのこと)も多いはずで、かなりしのぎを削る世界のはずです。


が、上図のように、ベンチマークとなる、インデックスIA UK Equity Incomeの青色線に対して、ファンドのパフォーマンスである赤色線は、かなり沈んでおり、その差は、ぱっとみても3割程度もあります。

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でもです。運用開始は驚く事なかれ、1970年のスタートで45年以上ものトラックレコードを持っていますし、ファンドサイズもGBP582Mあり、かなりの投資家がそれでも投資を続けているということです。

これって、(このブログを見てない)日本人にとって理解できない難しい話じゃないでしょうか。右肩上がり大好き、過去の実績が凄いファンドが良いファンドみたいな判断基準が主流を占めてますからね。若しくは、私もまだこのファンドの良さを理解できていないだけなのでしょうか?

イギリス籍なので直接投資はできませんが、スコティッシュ・ウィドーズ以外のラップ口座からでも投資はできます。

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干し臭い防止のため、すすぎだけして布団を干したら、またも昼間から夕立。でも今度は失敗せず取り込みました。学習効果。