Darwin Leisure Property Fund。イギリス国内(主にイングランド南部の海沿い)のキャンプ場、いやいまでは立派なレジャー施設を経営するビジネスファンドです。
国民投票の結果Brexitとなり、大手の不動産ビジネスファンドがパニック予防のため、軒並み解約一時停止措置を発動してました。停止措置が発動されると、余計パニックに火が付くんですよね。オープンエンド形投資信託の宿命とはいえ、個人投資家の弱さを露呈する一面でもあります。

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ダーウィンレジャー施設ファンドは、キャンプ場やレジャー施設を経営するビジネスファンドです。でもどんな田舎だとはいえ、土地の値段がゼロってことはないので、広い意味では不動産ビジネスファンドです。

ですから、ファンドサイズがGBP453Mから少しは減るのかと思ったのですが、なんだか全く減ってません。パニック売りがでなかったのだから良いファンドなんじゃないの? はい、そのとおりです。

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、余分な現金保有が減ってくれると、パフォーマンスが上がるんですよね。今年の夏も不況型ビジネスのキャンプ場は予約でいっぱいです。
そろそろ早期解約手数料もかからなくなるほど長く、このファンドを保有していますが、一度も投資家に割引料金での宿泊のオファーはありません。どころか、一般客を優先させたいから、11月の平日なら泊めてあげてもいいよ。と言われる有様。

商売はこっちでしっかりやっとくから、投資家は黙って待ってろ、といかにも頼もしいファンドなのですが、泊めてももらえないなんて、ちょっとさみしい気もします。

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そう言えば、ファインワインは、保有しているとはいえ、それはあくまでも売り物ですから、セラーに行っても見るだけで飲めませんし(飲みたいなら楽天で買えば、安いのがいくらでも手にはいりますし、管理状態の担保されている、自身で保有する「筋の良い」のワインは、自分で飲んだら損です)。

オーパース・セラーの超高級不動産ファンドは最低投資金額がGBP50kからで、これまた高くて手がでません。

投資と消費は完全に切り分けるというイギリス流の考え方に徹することができれば、自身も一流のオフショア個人投資家になったということなのでしょう。

ダーウィンレジャー施設ファンドはGBP10kから直接投資できますが、解約待ちのなが〜い行列ができています。既保有者にはFATCA関連でうっとおしい書類を要求されはじめていますから、今のうちにモーメンタムなどラップ口座に組み込んでおいた方がよいでしょう。

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イギリスの株価はFTSE250ですら、国民投票の前の水準に戻してしまいました。自己評価通貨がポンドであるイギリス人にしてみたら、自国通貨安、自国株式高、とアベノミクスの出足の頃のような好環境です。かたや日本は、、、、ですね。