2013年にスイスの運用会社、Gottex Fund Managementの傘下入りしているFrontier Investment ManagementのFrontier MAP Funds。こちらも今年に入って、パフォーマンスはかなり落ち着いてきました。

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金融市場に投資する、ワンストップ型のファンド群ですから、投資家仲間の方の中にもこれをメインとして、長期投資している方も多いので、こちらも爆上げは必要ないものの、毎年、しっかりとしたパフォーマンスを継続することが望まれます。昨年はマーケットが荒れましたから、上表の通り、全てのクラスでマイナス(赤い字はネガティブという意味)になっています。

まずは、これを取り返して、水面下からの浮上を期待したいですね。

ところで、いつもこのフロンティアマルチアセットファンドを取り上げるにつけ、困ることが起こります。と言うのも、パフォーマンスの報告以外に書くことが殆どないんですよ。なにしろフロンティアポートフォリオ理論に基づいて、数学的に完璧な分散投資がなされていますし、これでパフォーマンスが上下してもそれは確率論でしかなくなります。

アクティブなファンドと違って、ファンドマネージャーの見立てはこうだとか、今回は裏目にでたとか大当たりだったとか、そういった素人論評で記事を埋めることができません。かといって、フロンティアポートフォリオ理論の講釈をはじめると、ブログの文字数上限5000文字なんて簡単に突き抜けてしまいます。

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ということで、今日は終わりにしまよう。ってわけにもいかないので、小ネタ的にひとつだけ。2015年のヤラレはどこが主因だったのかだけ、検証しておきましょう。上右図でハッキリわかりますが、資源関連株と、資源関連のコモディティ相場です。

ってことは、今年はこのファンド行けるかも、と期待してしまいますね。USD10kから月2回の売買タイミングで直接投資はできないことないしれませんが、きっと書類は大変だと思うので、取り敢えず、RL360 PIMS経由にしておきましょう。

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