今、為替相場の中でも一番面白いのはイギリスポンド対アメリカドルの相場展開ではないでしょうか。重くのしかかかっていた右肩下がりのレジスタンスラインを、今回は軽々とブレイクしてしまいました。

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ただ、月初に一度は、引っ込んで再びレジスタンスラインを下回ってしまったため、これはダマシだったかと思いましたが、今回、これだけハッキリとトレンドの転換が見られれば、いわゆる、トレンドフォローするのが順当な考え方になります。あとは具体的にどこまでの上昇(ポンド高ドル安方向のこと)を予想するかですね。

上の目標は、リーマン・ショックの時に付けた最高値と最安値を上下に取ったフィボナッチの38.2%戻しラインである、1.64近辺かなと考えています。その上は2014年央につけた1.70を超えたあたりになり、それを超えると、あまり確固たる自信はありませんが、フィボナッチの61.8%戻しの1.82までが来年前半を目処に想定することができます。

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さて、ここからはテクニカル分析とは話が全く逸れてしまう、完全な余談です。読者の皆さんのなかには、今年3月、4月には日本円やアメリカドルから期せずしてイギリス・ポンドへの交換を余儀なくされた方も多かったと思いますが、今のところ、途中経過オーライになっています。

が、難しいのは、マイナンバー前に外貨投資を済ませておきたいとお考えの投資家でしょう。春先には、ドル高円安でドルは手が出しにくくてもポンドには割安感がたっぷりあるとお伝えしていましたが、上図を見てもおわかりの通り、黒い色のチャートGBPJPY相場がオレンジ色のチャートUSDJPY相場に急速に追いついてしまっている様が見て取れます。

すなわち、春先にはよろこんで、買えたポンドもその割安感がなくなってしまい、ドルを買うのと同じだけの「度胸」が必要になってしまっているのです。

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となると、次のターゲットはもちろんユーロしかありません。そのユーロ(上図のオレンジ色のチャート)の割安感も徐々に消えつつあり、黒い色のドル円チャートに追い付きつつありますから、2015年はいろんな意味で先手必勝な年になりそうです。


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欧米の株価が上昇し、銀行の業績も回復基調にありますが、BIS規制上のリスク資産を増やしたくない銀行は、なかなか中堅中小企業への融資を拡大したがりません。銀行のなかには、株主代表訴訟などリーマン・ショック時代の負の遺産もまだ残っていたりしますから拡大路線に走れないのも当然です。

しかし実体経済が回復すれば、設備投資や増加運転資金のニーズは高まる一方で、そのギャップを埋める大事な役割を、ノンバンク系ビジネスファンドが担っており、ファンドの数もこの2年間で欧米ともに倍増しています。

この環境下、一度、株式や債券市場に調整が入るとなると、益々ビジネス系ファンドの活躍が全面にでてくることでしょう。ノンバンク融資ビジネスファンドは実体経済が立ち上がりを見せ、しかし景気先行指標でもある株価の調整があった時などに最もその真価を発揮するタイプのものです。

メイン投資である、株債券に「雰囲気」が反比例しますので、それがオルタナティブ投資と言われる所以でもあります。