http://www.samaif.com/images/logo.gifThe Swiss Asset Micro Assist Income Fund (SAMAIF)についても1年くらい間があいてしまったようなので、そろそろ情報更新の意味合いも含めて記事にしておきます。

マイクロファイナンスと呼ばれる、個人向け小口融資、つまりエマージングやフロンティア国のサラ金業者十数社へ融資するファンドです。主にフィリピン、ガーナや南米のスリナムで活動しています。よって貸し付け先がデフォルトでも起こさない限りはパフォーマンスは必ず右肩上がりに成長します。この仕組みを利用して、有象無象があたかも定期預金かのような、しかも複利がどうちゃらと意味不明な売り込みの材料にされてしまいやすいファンドでもあります。まぁそんなトークをする業者にひっかかる投資家はこのブロクには辿り着かないでしょうし、辿り着いても読まないでしょう。このブロクは字数が多いですから、依頼心ばかりが強い投資家には不向きです。


そんなこんなでパフォーマンスは確かに、右肩上がりになっており、トラブルもないとのことで順調です。ただ、これも融資先の業者名が明かされることはないので、そこはブラックボックスであり、見える化という意味では一歩後退を余儀なくされます。もっともそこがこのファンドのノウハウでもありますから、投資する上では受け入れざるを得ないリスクと言えるでしょう。ちなみに、エンドユーザーの融資金利は、常識的に考えて、担保付き融資でも年率30%程度はあると思いますので、多少の焦げ付きがあっても十分に対応できるバッファがありますね(つまり普段は相当抜かれてるってことです)。

海外渡航不要の投資家紹介にて直接投資は可能ではありますが、実例はまだありませんので、申し込んでみないと買えるかどうかはまだわかりません。が直接でも最低投資金額はUSD10kから購入できます。ビジネス系ファンドにしては珍しく手数料は前払い方式で3%です。そのほうが引き際の判断も冷静に行えるので、私個人としてはこのファンドが前払いを採用したのも悪い話ではないと思います。

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もちろんe-TAX対応です。そのために一昨年には佐賀と岡山の読者の方にWin XP、Vistaマシンを1台づつ2台もご寄付いただいたわけですから。ことしもめちゃ順調ですよ。ありがとうございます。青色申告だけの特化すれば、別にマイクロソフトのサポートも要りませんし、スタンドアロンであと10年くらい使えそうな気がします。税務署のサイトの対応次第ですね。