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イギリスをはじめとする旧大英連邦諸国地域、例えはオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、UAE、ケニア、ジンバブエ、香港などで発展しているIFA制度は、ファンド会社は大企業、IFAは中小企業や個人事業主という形態がゆえに、宿命的に移管という仕組みが必須となっています。移管にかかる費用は無料で何度でもどこの国のIFAにでもできるのが原則です。

ファンド会社がメーカーなら、ブローカーやIFAは卸業者や小売店にあたり、殆どの家電製品が買ったお店でなくても修理相談を受けてくれるのとほぼ同じ感覚です。

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そんなIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)を変更することは通常は私製に手紙をフレンズプロビデントや、ロイアルロンドン360、ハンサードなどにペロッと出すだけで完結しますが、そんな手紙をしかも英語で書いたことのあるオフショア投資家もまずいないでしょうから、そういった相談はメールbyh00122@yahoo.co.jpでお受けしています。

但し、いわゆる一任勘定の相談は受けていません。あくまでも一切の費用はかけず、自身の大切な資産は自身で守って殖やしたいという方のみ相談をうけています。最初から人任せにしようという発想の方は、それなりの費用をかけてそれなりの業者を頼った方がいいでしょう。

プレミアやアスパイア、クォンタムなどの積立投資ファンドのミラーファンドの数は、多くてもせいぜい約200種類です。このリストから自身の方針にあったファンドを選択できるようになるまで、勉強会なら2時間、個別の相談なら1時間もあれば十分です。

IFA移管は、メーカー側、つまり保険会社やラップ口座が断ってくることはまずありません、メーカー側からの費用請求もありません。移管後でも、顧問料や年会費などの名目でIFAから請求されることもないのが、日本以外のIFAの世界では常識です。

また、移管手続がいきなり中断されることもありえません。中断されるとすれば、それはメーカー側から卸としての資格を取り上げられたなど個別の事情があるのでしょう。

一昔前のフレンズプロビデント・プレミアのように、不誠実なリスク説明しかしない、ヒューマンネットワークを使ってねずみ講まがいの販売を繰り返したりすると、日本だろうと香港だろうとIFA代理店資格は予告なくある日突然に剥奪されます。保険会社にとっても投資家とは20年、30年の付き合いになりますから、それなりの気概を持って、そして責任を負っています。が、その間にはいるIFAが最初から売り逃げするつもりであれば、投資家はもちろんですが、保険会社から見てもたまったものじゃない、ということなのです。

移管後の新しいIFAとの付き合い方のコツは一つです。関係を末永く対等に保つことです。マトモなIFAは積極的に移管を勧誘することがないのはもちろんですが、たとえ気が合って、移管した後もよもや乗り換え勧誘と取られかねないような言動を取ることはありませんが、移管投資家の個別相談を嫌がったり、投資家からの問いかけに無視することはありあません。。末永く、かつローコストでオフショアファンドやラップ口座の維持管理を継続させたいという投資家にニーズを叶えるためには当然のことでしょう。



ここまで書いてハタと気がついたのですが、オフショア投資で代理店に恵まれない投資家がいるなら、有象無象の下で働き、履歴書を汚してしまったというIFAもいるはずです。海外投資とは関係ありませんが、リーマンショックの後、突然のリストラから這い上がった経験のある小生が相談相手としておやくに立てるかもしれません。そんな我こそはマトモなIFA、金融マンだったという方からの個別の相談(再就職支援ではありません、メンタルトレーニングです)も受け付けてみようと思います。


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元ゴールドマン・サックスンのカリスマトレーダーが立ち上げたヘッジファンドが軒並み調子を崩しているそうです。FT誌によるとかつて預かり資産USD2Bを誇ったEdoma Capital Partnersは結局MANの傘下に入ったりしていますが、今回、5月末でUSD510Mの預かり資産を持つKKR Equity Strategy Fundが事業を終了しファンドは解散しています。