http://www.mitongroup.com/themes/mam/images/logo.gifMiton Asset Management Limitedは、GBP3.1Bを預かるロンドン株式市場上場の運用会社です。このブログを立ち上げた頃からミトンのファンドは追いかけていましたが、最近、調査対象が色々増えすぎて出番が減ってました。このブログで個々にオフショアファンド名を出しているのは、私や投資家仲間の皆さんが投資対象として研究しているというレベルであって、投資対象として箸にも棒にもかからないものは最初からボツ。調べていくうちに外れてきたものはいつの間にかフェードアウトになってます。また、商事系訴訟対策ファンドのように、業種柄、もう2年前からブログやサイトなど公の媒体に書き込むことを禁じているファンドもあります。そのため私も情報レベルを、いわば書きっぱなしと受け取られても一向に構わないというスタンスでブログを、しっかり最後まで追いかけるスタンスでの勉強会またはメルマガとの二段階に分けているのです。

イメージ 1

ただ、ミトンの場合、ただ出番が減ってるだけですので、このあたりで一度は記事をいれておきましょう。ひさしぶりなので、今日はミトンの看板ファンドである、CF MITON SPECIAL SITUATIONS PORTFOLIOにしてみます。

イメージ 3
このファンドだけでサイズはGBP741Mもあり、ミトンの旗艦ファンドと言ってもいいでしょう。内容はオーソドックスなファンド・オブ・ファンズで分散投資を完結させるワンストップ型のオフショアファンドです。ただ、オーソドックスと言ってもイギリス人にとってオーソドックスなだけで、上表をみていただくと、そうなんです、米株抜きなんです。

そして、米ドル建てもありますが、やはりメインはイギリスポンド建て。そんなにアメリカが嫌いなん?これじゃまるで、吉野家で並の肉抜きを注文するようなものです。

イメージ 2
しか
し、そこはイギリスの運用会社。イギリス版401kの個人年金をターゲットとしているようで、イギリス株のウエイトはもちろん高く、そして意外にもミトンは昔から日本株好きでこれを入れることで、世に数多ある、米株中心のグローバル株式ファンドのオルタナティブ(代替案)にしようというコンセプトなのでしょう。ということは厳密には完全に分散投資が完結するワンストップ型ではないかもしれません。もっともワンストップ型ファンドなんて言葉を作ったのが私なので、どう定義しようと勝手ですが。

直接投資できるかもしれませんが、最近は連絡とってないので、規制基準がかわっているかもしれません。各ラップ口座からの購入はまず問題ありません。フレンズプロビデントやハンサードも積極的にミラーファンドに取り入れています。最低投資金額はGBP1kから。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

今日の研究会は、なんの下調べもない本当にゼロからのスタートです。おそらく調べることが山積みになります。WiFiありますので、ラップトップやタブレットの持参をよろしくお願いします。