http://www.barings.com/ucm/fragments/internet_20_images/bam-award-logo.jpgまだまだ超有名どころのファンド会社でもブログの記事にしきれてないものがありました。 今はマスミューチュアル生命保険(Massachusetts Mutual Life Insurance Company (MassMutual))の子会社ですが、元々はロンドンに1762年創業の、それはもう最上格の一流銀行でした。が、この名前を、1995年に超大型破綻したというニュースではじめて知ったという読者の方も多いでしょう。あれだけの金融大事件ですから、その伝統ある銀行部門は当然に解体され、INGを経てマスミューチュアルに流れ着いています。が、ファンド運用会社であるBaring Asset Management Limitedだけは、その名を受け継ぐ会社としては唯一健全な経営が続いています。投資信託の完全分別管理黄金則が活かされたもっとも良い例だと言えますね。

30種類近くのファンドラインナップがありますが、全て株式・債券へのストレートなロングオンリーのレバレッジなし、つまりメイン投資用のファンドで、どれもUSD500Mクラスのファンドサイズを持つ大型のものばかりです。そこで今日は、ブログでもめったに調査してない、ラテン・アメリカのものを選んでみました。BARING LATIN AMERICA FUNDというものです。運用開始日は1993年4月ですから、ベアリングス破綻前から継続して運用はされており、ファンドサイズもUSD479M、モーニングスターは三ツ星です。

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パフォーマンスですが、2013年はブラジル、メキシコなど中南米株式市場の軟調さを反映して、-11.9%とぱっとしませんでしたが、一方で2009年は+100.4%と倍増させた経歴も持ちあわせています。

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日本人にとってチャイナは良くも悪くも気になりますが、ブラジルなど中南米はノーマークだったりするのが悪い癖なので、時々はこういったファンドを研究してアップデートしておきたいところですね。

ベアリングスは日本にも進出しているファンド会社なので、直接投資はできません。ラップ口座経由のみです。Momentumなら販売手数料5.25%が0%になります。

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保有しているワンルームマンションの空きがでました。一つは浅草花やしきのすぐ近く築5年、もうひとつは両国から5分築6年です。どちらもワンルームにしてもちょっと広めの24平米でフローリングがカッコいいです。ブログの読者様には礼金敷金ともにゼロにいたします。両物件とも前回募集時は2週間で埋まった物件なので、ご興味のあるかたはお早めに。