http://www.ashburtoninvestments.com/SiteImages/ashburton_log.jpgよく日本の金融業界は外国に比べて遅れていると言われますが、私は決して遅れているとは思っていません。日本の携帯電話と同じで、国内では極めて便利だが、ただただ海外では恐ろしく料金が高いか何の役にも立たないというだけです。

その点、南アには、私たちのようなオフショア投資家、つまり南アの人たちからみたらガイジンにとって、本当に面白い運用会社があります。南アの運用会社は南アの人だけを相手にしていても商売に限りがありますかね。・アラングレイでもそうでしたが、常にオンショア用とオフショア用のファンドを2本立てで用意してくれています。ヨハネスブルグ上場、南アの金融コングロマリットであるファーストランドグループの運用会社であるこのアッシュバートンもキッチリオンとオフを作ってくれています。

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Momentumのラップ口座がRMBISという名で経営されていた頃はFirstRandグループのまさに兄弟会社だったことになり、そのよしみでかMomentumに買収されてもAshburtonのファンドラインナップは販売手数料無料で購入することができます。

25のファンドを用意しており、その中にはもちろんアフリカファンドもあります。ただ、今日はあえて、まずはメイン投資の王道系Ashburton Multi Asset Aggressive Fundから調査報告していきたいと思います。

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ざっくりですが主要国株式7割、債券2割、あとはちょこっと不動産系やオルタナティブというものです。名前がアグレッシブなので、えらいハイリスク志向なのかとおもいきや、ボラティリティはわずかに8.66%と、株式をメインとするファンドとしては極めてコンサバで、債券ファンドよりはアグレッシブですよという意味のようです。

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また南アの運用会社は宗主国であるイギリスの通貨ポンド建てのクラスが充実しています。訴訟対策ファンドあたりをポンド建てで運用している、意外とポンドの残高が積み上がってきてしまいます。またGBPUSDの地合いもよくなってきているので、下手に米ドルに戻すのももったいない気もしますから、ラップ口座の中にポンドが余剰なら、こういったメイン投資でポンド建てというファンドに目を付けるのがいいでしょう。

直接投資は不可、Momentumや各種ラップ口座、ネッドバンクからのみ購入可能です。

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タイへのおみやげはやはり日本酒。他にはポッキーなど日本のナショナル・ブランドのお菓子が好まれます。特に東京ばな奈は大人気、またはキットカットなどようなものでも抹茶味のものならなんでもブームです。