http://www.iveaghltd.com/assets/barrels-21-355x158.pngギネス家御用達の運用会社、イーバーも2013年の結果が出揃いました。イーバーには取り敢えず、ワンストップで投資を完結させるタイプでMomentumなどのラップ口座も好んで契約しているTHE IVEAGH WEALTH FUNDと、6つのサブファンドを従えて、リスク・リターンの度合いから選択できるようにしているThe Iveagh Core Fundsの二種類があります。大抵のオフショア個人投資家はワンストップで終わらせればいいだけなので、イーバーウエルスを選択してあとはお任せとなるはずです。

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しかし、どこかにニーズはあるからこそ、6つに細分化しているイーバーコアファンドをわざわざ運用しているのでしょう。

ここからは想像ですが、きっと現実です。

こういったニースは、富裕層個人というより、もっとアッパーな、例えば、財団化しているような資金にあると想像できます。それらの資金運用担当者は資産やステイタスを形成した偉い人の血縁者でもないでしょうから、いわゆる「言い訳」が必要になります。こういった財団等に雇われている運用担当者は無理して成功しても決して褒められません、それより失敗してクビになることを恐れます。伝統のある財団などの巨額資金の資金運用担当者はほぼ100%減点主義の中で生きていますから、彼らの椅子を守ってあげるためにも、こういった6段階の選択肢が必要になるのです。わざわざ使いもしない6速ミッションを用意しておいて理事会にかけ、自身に責任のないように真ん中の4速か、すこし強気5速ギアを選ばしておくのです。

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もし皆さんが運用担当者なら、数年後の理事会で上図でもさらっと見せておけば、たとえ少々下がっていても4速か5速でなぁなぁにできそうな気がしません?世の中そんなもんです。

一方で、ファンド会社としては、どのサブファンドに入っても資金手配にかかる手間は同じです。それに、サブファンド内はいつでもスイッチングを受ける体制を整えていますから、品揃えを置いておくだけで売れるならそれはそれに越したことはない営業手法の一種になりますもんね。

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ということで、私達のような余裕層のオフショア個人投資家は細かいギアは選ばなくてもざっくり
THE IVEAGH WEALTH FUNDでいいと思います。

最低投資額はGBP1k(現実的にはGBP10kくらい)から直接投資可能で、本人確認書類はコピー認証が必要、住所確認書類は英文残高証明書の原本必要です。ロイアルスカンティア経由の購入は実績あるようですが、他はやってみてになります。

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狭い事務所に、石油ファンヒーター、ガスストーブ、そしてエアコン、電気ストーブと4つも暖房機器があります。この相場環境でもっともコスパがいいのは一体どれなんでしょう。悩み多いまま春を迎えてしまいそうです。