題名のネタが古すぎてこれではSEO対策にはならないかしら。

HSBC投信、オンショアのファンドはいくつもの銀行や証券会社の店頭でポスターを見かけますが、ここではそんなものに興味はありません。HSBCのファンドで最も定評あるのが、Global Asset ManagementのファンドシリーズGIF。当時のHSBCプレミア日本からも店頭で購入することはできましたが、オフショアファンドです。JPモルガンしかり、HSBCしかり、良いファンドはオフショアでないと買えないなんて、なんて日本人は不幸なのでしょう。って、オフショアで買える術があれば外国送金手数料がかかるくらいで、大した不幸でもなんでもないですが。

HSBC GIFもモーメンタムを経由させれば、当時のHSBCプレミア経由で購入するより手数料がやすかったりします(モーメンタムには別途年間口座維持手数料がかかるので、これを込めて超長期投資すると負けます)。

ですから、HSBCの冠がついてはいるものの、HSBCプレミア日本が遅ればせながらGIFの扱い始めて、いつの間にか勝手に撤退していっただけのことで、私にとっては、HSBC GIFとの付き合い方が、特に過去から変わったわけではありません。HSBC GIFに投資するなら一貫してオフショアというわけです。

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今日はその中でも注目の、1996年から運用の続くIndian Equityについて、調査してみました。S&P500が一本調子で上昇し、ボラティリティも12%台と平和を謳歌しているのに反比例するかのようにBRICsは厳しさのしわ寄せが行ってます。

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インド株の下落に加え、ルピーも対ドルで最安値ですから、USD2,701Mものファンドサイズを持つインディアエクイティのパフォーマンスも推して知るべし、年初来約2割の下落です。しかもこれは6月末の数字であり、最新の8月8日付の数字をみるとさらに5分ほど下げてます。

ここは苦しくても、むしろナンピン買いをいれるような覚悟で臨むかですね。

このように一括投資で運用している人には悩ましいBRICsの扱いですが、逆にフレンズプロビデントプレミアのような積立型投資で運用している人には千載一遇のチャンスです。この安値を逆手にとって低い基準価額のうちにどんどん積立しておくのがいいでしょう。どうせ、20年、30年解約できない、したらペナルティのかかる商品です。このような長い期間、最初から塩漬けの運命が決まっているなら、その中でどうするのが最善か?と考えた場合、将来性があるのに今は安い、つまりバリューで買うのが本筋になります。

今のインド株の動きは、一括と積立で付き合い方が変わるという勉強材料には最適の環境です。またチャイナやロシアのように共産圏ではありませんから政治的な要因もなく、アメリカやヨーロッパの下請けとしてグローバル経済の動向に左右されるインドの状況は、個人投資家としても常に横目でみておく必要がある国だと言えるでしょう。

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新しいタックスフレンドリーヘイブンとして注目されはじめているのが(一応?)中国に属するチベットです。それも富士山より高い、ラサとブータンとの間にある山南地方の話。中国の通常の法人税25%に対して15%の軽減税率を適用できるようです。30万人の人口、うち9割のチベット族の雇用を確保するのが狙いなのかも。