http://www.ashtoncapital.com/wp-content/themes/twentyeleven/images/logo.jpg暴落という言葉はSEO対策ですから無視しておいてください。たまには有象無象が使う雑な単語も入れておかないと、悲しいかなネットの世界では言葉持つ重みとか値打ちまでは検索で反映されないもので。

ともかく、ゴールドの下げは多少なりとも気になります。その内容は明後日の神戸元町勉強会で詳しくお話したいと思いますが、私が気になるのは、昨日今日の急落の話ではなく、ピークからの下げ幅です。ゴールドは2011年9月にUSD1,920.のピークを打ってからの下げ幅は約27%と大きなように思えますが、工業金属であるカッパーは2011年2月のUSD10,190をピークにすると約31%下げており、原油に至っては2008年7月のUSD147.5から約33%の下げ幅でむしろゴールドも他のコモディティと比較すればまだマシなほう、追随しただけと捉えることもできます。

一方で、このブログの読者の方なら、ご自身のゴールドの相場観とは別に、分散投資の観点からゴールド価格に影響をうけるようなファンドも多くお持ちです。IQSであったりPalmであったりはロング・ショートですから、ゴールドの急落が即パフォーマンス悪化につながるとは限りません。しかもゴールドへのポーションも一部です。

またキャッスルストーンのゴールドブリオンファンドはほぼ完全連動なので、もはやチェックするまでもなく動向はわかります。


動画がうまく見えない場合は、こちら

そこで、今日は、株式ファンドでありながら建値をゴールド建てにするというユニークな戦略で見事に復活した、というより九死に一生を得たカリスマトレーダーのジョン・ポールソン氏が運用するPaulson Recovery Fund (AUX)等を取り上げたいのですが、このファクト・シートは門外不出であり当然ブログには出せません(どうしても見たい方は勉強会などでチラ見してください)。そこで、よく似たファンドとしてASHTON PERFORMANCE FUND (GOLD SHARE CLASS)と題材にしておきます。

イメージ 1

もっともパフォーマンスは月次ですから、今回のゴールドの急落の影響度合いを見れるのは来月になります。その前に先月までのパフォーマンスを整理しておきましょう。

イメージ 2

このファンドのパフォーマンスはこれまで完璧で全く文句ないものです。だからこそ来月の動きをチェックするための良い教材になるでしょう。株高が勝るかゴールド安が足を引っ張るか、注目です。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでぜひクリックしてみてください。 ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリストなどについてはメールで(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。気に入った記事にはナイスボタンお願いします。その話題を優先的に取り上げます。

神戸元町勉強会申込を締め切り、最終の案内メールをお送りしています。万が一届いてない場合、ご連絡お願いします。もちろん、夜行バスでいきますよ。