Next 11など比較的気の利いたファンドの多い、Castlestone Management Inc.のファンド群ですが、その中においてリーマン・ショックでファンド価額を実に8割ダウンさせ、預かり資産もわずかUSD5Mしか残っていなかったEMERGING MARKETS GROWTH AND INCOME FUNDが今月末で運用を廃止することになりました。
理由として、この環境下ではバニラなエマージングファンドへの資金流入はまず見込めないこと。当該ファンドを悲観視している既存の投資家から解約がバラバラでていること。との2点を挙げています。ファンド保有者は単純に解約するか、キャッスルストーンの他の銘柄に乗り換えるしかありません。

ただ乗り換えるといってもIFAは手数料を取ってくる可能性がありますから、ファンド保有者には乗り換え勧誘に注意です。

それよりも、キャッスルストーンの場合、個別ファンドの動静よりも、金融庁検査を受けてその後体制がどうなっているのかの方が気になります。この肝心な情報に関してはまだ何も入ってきていません。
ただ、本人たちは強気で、通常通り直接購入を受け付けています。その一方でフレンズプロビデントやロイアルスカンディア等ファンドプラットフォームは、リスク回避のため、一斉に新規購入は差し控えるように通達をだしていますから、乗り換え勧誘の餌食になっています。

そしてNext11ですが、預かり資産がUSD10Mになっています。水準としてはまだ十分維持できるものと思われますが、今後はこの預かり資産を横目でみながらのパフォーマンスチェックになりそうです。


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