http://www.multi-asset.co.uk/images/aim-banner.pngArmstrong Investment Managers LLPという運用会社がロンドン(モーリシャス籍)にあります。もちろん社長の苗字はアームストロングですが、アポロに続き宇宙船とは全く関係はありません。もちろんアポロとも全く別の運用会社です。名前が紛らわしいだけです。いや、私が勝手に紛らわしく書いているだけです。
さて、ここの経営者は2名いて二人ともアームストロングさんなので、夫婦ではないかと思われますが、二人してその経歴がすごいです。
女性のアナさんは、UBSのプライベートバンキング部門でポートフォリオ構築のヘッドだったり、ロイアルバンク・オブ・スコットランドでUSD2Bの運用担当だったり、数量経済学の修士ももっているようです。一方、男性のパトリックさんはドイチェバンクでは株式アナリスト、UBSでは残高USD6Bの一任勘定を投資先選定するヘッドだったようです。その他7名ほどのブレインを束ねてファンドは2010年1月からスタートさせています。そのため、さすがにマーケットレポートが極めて洗練されており参考になります。

イメージ 1
この会社が運用する二つのファンドのうち、Diversified Dynamic Solution (DDS) Fundが主力ファンドで、得意のマクロ的成長分野発掘戦略を使って、株式、コモディティ、オルタナティブ等まんべんなく分散投資を行なって、投資目標8年という長期スパンでの上昇を目指すことを標榜しています。最低投資額がEUR100,000.-からと大口投資家向けです。一方、若干保守的な運用で、USD10,000.-小口から投資できるのが、Diversified Real Return Plus (DRR+) Fundで、信託報酬1.75%に成功報酬なしとお手軽になっています。ただ、2010年以降ですから、この保守的な方がパフォーマンスが若干良いという皮肉な結果にはなっています。

このようにファンドマネージャーのキャリアと実績を売り物にしているファンドは、なんだかお高くとまっている感じもするのですが、ビジネス系のファンドと異なり、金融マーケットへ投資するファンドならば、ファンドマネージャーのキャリアと、もう一つ装置が大事です。例えばMansionやBrandeaux、Clubeasyならイギリス不動産業界だけでなく、教育業界のことに精通していることはもちろん、学生の動向データベースや補修等のタイミングがすべてシュミレーションできる装置があることが安心材料になるでしょう。このファンドならば、金融マーケット全般に、トレーダーとして、アナリストとして、精通しているだけでなく、Open Bloomberg や Reutersなどマーケットを分析する装置と使いこなせるスキルがなければなりません。しかし金融マーケットの業界が狭すぎるので、精通するには一流どころのそれなりの部署のそれなりの役職についていないと本物の経験はできないのです。ファンドマネージャーにしてもIFAにしても「育ち」が大事なんです。三流経験しかない金融マンは独立してもしょせん三流です。
もっともファンドの場合、キャリア一流+最新装置とパフォーマンスはリンクしませんので、投資家としても各種に分散投資が必要になるわけですね。
イメージ 2

直接購入あるいは、フレンズプロビデントリザーブ経由で購入できます。ただし、リザーブ経由でも販売手数料がかかる可能性があるようです。

オフショア投資ブログのランキング。面白いのでクリックしてみてください。同じ業者がいろんな名前で機械生成でアクセス作っているので上位には上がれませんが、それでも一時一位になってたこともあります。INという数字と OUTという数字が酷似しているサイトはそれぞれ同一の業者がわざわざ別々に立てているブログです。